JP6213825B2 - 走行台車及び軌道式車両 - Google Patents

走行台車及び軌道式車両 Download PDF

Info

Publication number
JP6213825B2
JP6213825B2 JP2013246037A JP2013246037A JP6213825B2 JP 6213825 B2 JP6213825 B2 JP 6213825B2 JP 2013246037 A JP2013246037 A JP 2013246037A JP 2013246037 A JP2013246037 A JP 2013246037A JP 6213825 B2 JP6213825 B2 JP 6213825B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
guide device
arm
turning
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013246037A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015101320A (ja
Inventor
雪秀 矢延
雪秀 矢延
浩幸 河野
浩幸 河野
章央 川内
章央 川内
耕介 片平
耕介 片平
宗 田村
宗 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2013246037A priority Critical patent/JP6213825B2/ja
Priority to PCT/JP2014/077808 priority patent/WO2015079826A1/ja
Priority to US15/031,528 priority patent/US9919720B2/en
Publication of JP2015101320A publication Critical patent/JP2015101320A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6213825B2 publication Critical patent/JP6213825B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61FRAIL VEHICLE SUSPENSIONS, e.g. UNDERFRAMES, BOGIES OR ARRANGEMENTS OF WHEEL AXLES; RAIL VEHICLES FOR USE ON TRACKS OF DIFFERENT WIDTH; PREVENTING DERAILING OF RAIL VEHICLES; WHEEL GUARDS, OBSTRUCTION REMOVERS OR THE LIKE FOR RAIL VEHICLES
    • B61F5/00Constructional details of bogies; Connections between bogies and vehicle underframes; Arrangements or devices for adjusting or allowing self-adjustment of wheel axles or bogies when rounding curves
    • B61F5/38Arrangements or devices for adjusting or allowing self- adjustment of wheel axles or bogies when rounding curves, e.g. sliding axles, swinging axles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61BRAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61B13/00Other railway systems
    • B61B13/04Monorail systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61FRAIL VEHICLE SUSPENSIONS, e.g. UNDERFRAMES, BOGIES OR ARRANGEMENTS OF WHEEL AXLES; RAIL VEHICLES FOR USE ON TRACKS OF DIFFERENT WIDTH; PREVENTING DERAILING OF RAIL VEHICLES; WHEEL GUARDS, OBSTRUCTION REMOVERS OR THE LIKE FOR RAIL VEHICLES
    • B61F3/00Types of bogies
    • B61F3/16Types of bogies with a separate axle for each wheel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61FRAIL VEHICLE SUSPENSIONS, e.g. UNDERFRAMES, BOGIES OR ARRANGEMENTS OF WHEEL AXLES; RAIL VEHICLES FOR USE ON TRACKS OF DIFFERENT WIDTH; PREVENTING DERAILING OF RAIL VEHICLES; WHEEL GUARDS, OBSTRUCTION REMOVERS OR THE LIKE FOR RAIL VEHICLES
    • B61F5/00Constructional details of bogies; Connections between bogies and vehicle underframes; Arrangements or devices for adjusting or allowing self-adjustment of wheel axles or bogies when rounding curves
    • B61F5/02Arrangements permitting limited transverse relative movements between vehicle underframe or bolster and bogie; Connections between underframes and bogies
    • B61F5/14Side bearings
    • B61F5/148Side bearings between bolsterless bogies and underframes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61FRAIL VEHICLE SUSPENSIONS, e.g. UNDERFRAMES, BOGIES OR ARRANGEMENTS OF WHEEL AXLES; RAIL VEHICLES FOR USE ON TRACKS OF DIFFERENT WIDTH; PREVENTING DERAILING OF RAIL VEHICLES; WHEEL GUARDS, OBSTRUCTION REMOVERS OR THE LIKE FOR RAIL VEHICLES
    • B61F5/00Constructional details of bogies; Connections between bogies and vehicle underframes; Arrangements or devices for adjusting or allowing self-adjustment of wheel axles or bogies when rounding curves
    • B61F5/38Arrangements or devices for adjusting or allowing self- adjustment of wheel axles or bogies when rounding curves, e.g. sliding axles, swinging axles
    • B61F5/46Adjustment controlled by a sliding axle under the same vehicle underframe

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Description

本発明は、走行台車及び軌道式車両に関する。
バスや鉄道以外の新たな交通手段として、ゴムタイヤからなる走行輪によって軌道上を走行する軌道系交通システムが知られている。この種の軌道系交通システムは、一般に、「新交通システム」や「APM(Automated People Mover)」等と呼ばれている。軌道系交通システムでは、車両の両側部などに配された案内輪が、軌道に沿って設けられたガイドレールによって案内される。
上述した軌道系交通システムの車両において、走行輪や案内輪は、車両の下部に配された走行台車に設けられている。走行台車には、車両が曲線部分を通過する際に、案内輪がガイドレールに押し付けられる力(反力)を利用して、走行輪(操舵輪)を操舵する機構を備えたものがある(例えば特許文献1参照)。特許文献1には、案内輪を有し、車両に対して旋回可能に取り付けられた案内装置と、案内装置の旋回に応じて操舵輪を操舵する操舵機構(タイロッド、タイロッドアーム)と、を備えた走行台車が開示されている。
特開2010−195310号公報
近年では、車両の耐荷重の増加や、軌道系交通システムの高速化などが求められており、これに伴って、幅広の走行輪を使用することが考えられている。
しかしながら、操舵輪の幅寸法が大きくなると、操舵輪と軌道との摩擦力、キングピンオフセット量、セルフアライニングトルク等が大きくなるため、操舵輪の操舵に要する力が大きくなる。すなわち、操舵輪を操舵する際に案内装置がガイドレールから受ける反力が大きくなってしまう。
その一方で、案内装置やガイドレールの強度や耐久性には制約があるため、操舵輪を操舵する際に案内装置がガイドレールから受ける反力を大きくすることが困難である。
本発明は、上述した事情に鑑みたものであって、案内装置が受ける反力を小さく抑えながら、幅広の操舵輪を操舵することが可能な走行台車及び軌道式車両を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の走行台車は、軌道に沿って設けられたガイドレールに案内されて走行する走行台車であって、操舵輪と、前記操舵輪を支持する台車本体と、前記台車本体に対して旋回可能に支持されて、前記ガイドレールからの反力を受けて旋回する案内装置と、前記案内装置が受けた反力を利用して前記操舵輪に操舵力を付与する操舵機構と、前記操舵機構による操舵力を補助する補助操舵力を前記操舵輪に付与するアシスト機構と、を備え、前記アシスト機構が、前記操舵輪と共に該操舵輪の操舵方向に回動する第一操作アームと、前記台車本体に対して回転軸回りに回転可能に取り付けられると共に、前記案内装置に連結され、前記案内装置の旋回に応じて前記回転軸回りに回転する第二操作アームと、前記第一操作アーム及び前記第二操作アームに連結され、前記第一操作アーム及び前記第二操作アームの相対的な距離の変化に伴って弾性変形可能な弾性変形部と、を備え、前記第二操作アームにおいて前記回転軸から前記案内装置との連結部分までの距離が、前記回転軸から前記弾性変形部との連結部分までの距離よりも長いことを特徴とする。
上記構成の走行台車が軌道の曲線部分を走行する際には、案内装置がガイドレールに押し付けられることで、案内装置がガイドレールからの反力を受けて旋回する。また、操舵機構によって前述の反力を利用した操舵力が操舵輪に付与されることで、操舵輪を軌道の曲線部分に沿う走行台車の進行方向に向けることができる。
そして、上記構成の走行台車では、操舵機構により操舵輪が操舵される際に、案内装置の旋回に伴って第二操作アームが回転軸回りに回転する。これにより、第二操作アームには、これを回転軸回りに回転させる力(回転力)が付与される。ここで、第二操作アームと案内装置との連結部分から回転軸までの距離は、第二操作アームと弾性変形部との連結部分から回転軸までの距離よりも長い。このため、第二操作アームが回転して第一操作アームとの相対的な距離が変化した際には、弾性変形部に上記回転力よりも大きな力が作用し、弾性変形部が弾性変形する。そして、弾性変形した弾性変形部の弾性力が、第一操作アームに伝達されることで、補助操舵力として操舵輪に付与される。また、第二操作アームが弾性変形部から受ける補助操舵力(弾性力)の反力は、第二操作アームの回転軸を介して台車本体で受けるため、案内装置がガイドレールから受ける反力を減らしながら、補助操舵力を効率よく操舵輪に付与することができる。
以上のように、アシスト機構の補助操舵力が操舵輪に付与されることで、案内装置がガイドレールから受ける反力を小さく抑えながら、操舵輪を操舵することが可能となる。
そして、前記走行台車においては、前記第二操作アームにおける前記弾性変形部との連結部分が、前記第二操作アームにおける前記案内装置との連結部分及び前記回転軸の間に位置してもよい。
上記構成によれば、第二操作アームの長さを短く設定して、アシスト機構のコンパクト化を図ることができる。
また、前記走行台車においては、前記案内装置が、前記台車本体に対して旋回軸回りに旋回可能に取り付けられる旋回アームを備え、前記旋回アームにおいて前記旋回軸から前記第二操作アームとの連結部分までの距離が、前記旋回軸から前記操舵機構との連結部分までの距離よりも長くてもよい。
上記構成の走行台車によれば、旋回アームの旋回角度に対する第二操作アームの動き(回転角度)が操舵機構の動きよりも大きくなるため、アシスト機構による補助操舵力をより大きく設定することが可能となる。したがって、案内装置がガイドレールから受ける反力をさらに小さく抑えながら、操舵輪を操舵できる。
さらに、旋回アームの旋回角度に対する操舵機構の動きが小さくなることで、操舵輪の操舵角度を精度よく調整することも可能となる。
さらに、前記走行台車において、前記弾性変形部は、直進状態からの前記操舵輪の操舵角度が所定角度以下である場合に弾性変形しないとよい。
上記構成の走行台車によれば、走行台車が軌道の直線部分を走行する際に案内装置がガイドレールから微小な反力を受け、これに伴う操舵輪の操舵角度が所定角度以下であれば、第二操作アームが回転軸回りに回転しても弾性変形部は弾性変形しないため、操舵輪には補助操舵力が付与されない。このため、走行台車が軌道の直線部分を走行する際に案内装置が反力を受けて操舵輪が操舵されても、操舵輪をセルフアライニングトルクによって速やかに直進状態に戻すことが可能となる。したがって、走行台車は軌道の直線部分において安定した状態で走行することができる。
さらに、前記走行台車においては、前記操舵機構が、前記操舵輪と、前記案内装置とを連結する弾性変形可能な弾性部材を備えてもよい。
上記構成の走行台車によれば、アシスト機構を構成する第二操作アームの動き(回転)が操舵機構によって拘束されることを抑制するため、アシスト機構の補助操舵力を効果的に操舵輪に付与することができる。
また、前記走行台車は、前記案内装置を直進状態に戻す方向に付勢する旋回ばね、及び、前記旋回ばねによる前記案内装置の旋回方向への揺動を減衰させる旋回ダンパを備えてもよい。
この場合、走行台車が軌道の直線部分を走行する際に案内装置が反力を受けて旋回しても、旋回ばね及び旋回ダンパによって案内装置をさらに速やかに直進状態に戻すことができる。したがって、走行台車は軌道の直線部分においてより安定した状態で走行することが可能となる。
そして、本発明の軌道式車両は、前記走行台車と、該走行台車に支持される車体と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、案内装置がガイドレールから受ける反力を小さく抑えながら、幅広の操舵輪を操舵することが可能となる。
本発明の第一実施形態に係る軌道式車両を示す正面図である。 図1の軌道式車両を示す上面図である。 図1,2の軌道式車両に備えるアシスト機構の弾性変形部を示す拡大断面図である。 図3の弾性変形部の弾性力特性を示すグラフである。 図1,2の軌道式車両が軌道の曲線部分を走行している状態を示す正面図である。 図1,2の軌道式車両が軌道の曲線部分を走行している状態を示す上面図である。
以下、図1〜6を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1,2に示すように、本実施形態における軌道式車両1(以下、単に車両1と称す)は、軌道2の幅方向両側部に設けられた、いわゆるサイドガイド型のガイドレール3によって案内されて軌道2の走行路4上を走行する。
車両1は、車体5と、走行台車6とを備える。車体5は、走行方向の前後に長い略直方体の中空形状をなしている。この車体5の内部には、乗客を収容可能な空間が形成されている。
走行台車6は、車体5を下方から支持し、軌道2上を走行するものである。走行台車6は、車体5の前部及び後部の下方に配置されている。各走行台車6は、車体5の前部に配置されるか、後部に配置されるかの違いだけであるため、以下の説明においては、前部に配置される走行台車6についてのみ説明する。
走行台車6は、台車本体11と、操舵輪12と、案内装置13と、操舵機構14と、を備える。台車本体11は、車体5を下方から支持するものである。台車本体11は、台車枠16と、緩衝装置17と、車軸18と、を備える。
緩衝装置17は、車体5と台車枠16との間に設けられている。緩衝装置17は、走行路4の路面上の凹凸などによる振動が車体5に伝わることを防止する。緩衝装置17は、例えばばね部材19を備える。ばね部材19は、例えば車体5の車幅方向に互いに間隔をあけて二つ配されている。ばね部材19は、例えば空気ばねであってもよい。
車軸18は、台車枠16に支持されている。車軸18は、車幅方向の中央部に配されたギヤボックス20から車幅方向両側に延びている。ギヤボックス20には、モータ等の動力源(図示せず)からの回転動力を車軸18に伝達するディファレンシャルギヤなどの機構が収容されている。図示例では、ギヤボックス20が台車枠16の下側に固定されることで、車軸18がギヤボックス20を介して台車枠16に支持されているが、これに限ることはない。
操舵輪12は、ゴムタイヤが装着された所謂タイヤ付ホイールである。操舵輪12は、車幅方向両側に延びる各車軸18の両端に接続され、車軸18と共に車軸18を中心に回転可能とされている。これにより、車両1が軌道2の走行路4上を走行することができる。また、操舵輪12は、台車本体11に対して車軸18の車幅方向両側の端部に配された操舵軸O1(例えばキングピン)回りに回動可能とされている。操舵輪12が操舵軸O1回りに回動することで、車両1の進行方向の向きを変えることができる。
案内装置13は、台車本体11の下方に配され、台車本体11に対して上下方向に延びる旋回軸O2回りに旋回可能に支持されている。案内装置13は、ガイドレール3からの反力を受けて旋回するものである。案内装置13は、案内枠21と、案内輪22と、を備える。
案内枠21は、横梁23A,23Bと、縦梁(旋回アーム)24と、を備える。横梁23A,23Bは、操舵輪12よりも車幅方向の両外側まで延びて形成されている。また、横梁23A,23Bは、操舵輪12の走行方向の前方および後方にそれぞれ配置されている。縦梁24は、操舵輪12の走行方向に延びており、前後一対の横梁23A,23B同士を車幅方向の中間部分において接続している。縦梁24は、その延在方向の中間部分において台車本体11に対して旋回軸O2回りに旋回可能に取り付けられている。
案内輪22は、軌道2の車幅方向両側に配置されたガイドレール3によって案内される。案内輪22は、各横梁23A,23Bの両端部に取り付けられ、上下方向に延びる軸線O3回りに回転自在とされている。案内輪22は、車両1が軌道2上を走行する際に、ガイドレール3に当接することでガイドレール3に沿って転動する。
この案内装置13において、横梁23A,23Bの延在方向に沿う案内装置13の幅寸法は、ガイドレール3間の寸法よりも小さく設定されている。また、案内装置13では、一部の案内輪22がガイドレール3に押し付けられることで、ガイドレール3からの反力を受けて旋回する(図6参照)。
操舵機構14は、上記した案内装置13が受けた反力を利用して操舵輪12に操舵力を付与するものである。操舵機構14は、案内装置13及び操舵輪12の操舵軸O1を相互に連結して、案内装置13が旋回した際に、操舵輪12を操舵軸O1回りに案内装置13の旋回方向と同じ方向に回動させるものである。操舵機構14は、操舵輪12毎に設けられている。各操舵機構14は、第一連結アーム25と、第二連結アーム26と、を備える。
第一連結アーム25の長手方向の第一端は、操舵輪12と共に操舵軸O1回り(操舵輪12の操舵方向)に回動可能に取り付けられている。
第二連結アーム26は、第一連結アーム25と、案内枠21の縦梁24とを連結する。第二連結アーム26の長手方向の第一端は、第一連結アーム25の第二端に回転自在に連結されている。第二連結アーム26の第二端は、案内枠21の縦梁24に回転自在に連結されている。縦梁24における第二連結アーム26との連結部分は、旋回軸O2と、縦梁24の端部(横梁23A,23Bとの接続部分)との間に位置している。図示例では、第一、第二連結アーム25,26の連結部分が操舵軸O1よりも車両1(走行台車6)の走行方向の前方側に位置し、かつ、縦梁24における第二連結アーム26との連結部分が旋回軸O2よりも車両1(走行台車6)の走行方向の前方側に位置しているが、これに限らない。例えば、第一、第二連結アーム25,26の連結部分が操舵軸O1よりも車両1(走行台車6)の走行方向の後方側に位置し、かつ、縦梁24における第二連結アーム26との連結部分が旋回軸O2よりも車両1(走行台車6)の走行方向の後方側に位置してもよい。
また、一方(図2において左側)の操舵機構14Aでは、第二連結アーム26Aが弾性変形可能な弾性部材となっている。第二連結アーム26Aの弾性率は、案内装置13の旋回角度に対する操舵輪12の操舵角度が一義的に定まるように、大きく設定されることが好ましい。また、第二連結アーム26Aの弾性率は、後述するアシスト機構の弾性変形部の弾性率よりも大きく設定されるとよい。
上記構成の操舵機構14では、案内装置13がガイドレール3からの反力を受けて旋回軸O2回りに旋回した際に、第二連結アーム26が変位し、さらに第一連結アーム25が操舵軸O1回りに回動することで、操舵輪12が案内装置13の旋回方向と同じ方向に操舵される(図6参照)。すなわち、操舵機構14は、案内装置13が受ける反力を利用して操舵輪12に操舵力を付与することで、操舵輪12を案内装置13の旋回方向と同じ方向に操舵する。
上記のように操舵輪12と案内装置13との間に操舵機構14を設けた構成では、縦梁24において旋回軸O2から横梁23A,23Bとの接続部分までの第一距離L1、縦梁24において旋回軸O2から第二連結アーム26(操舵機構14)との連結部分までの第二距離L2、第一連結アーム25において操舵軸O1から第二連結アーム26との連結部分までの第三距離L3が、以下の関係を満たしている。
L1>L2
L2>L3
さらに、走行台車6は、上記した操舵機構14による操舵力を補助する補助操舵力を操舵輪12に付与するアシスト機構15を備える。アシスト機構15は、第一操作アーム31と、第二操作アーム32と、弾性変形部33と、を備える。
第一操作アーム31の長手方向の第一端は、操舵輪12と共に操舵軸O1回りに回動可能に取り付けられている。第一操作アーム31は、車両1の走行方向に関して操舵軸O1から操舵機構14の第一連結アーム25と逆向きに延びるように設けられている。
第二操作アーム32は、台車本体11に対して上下方向に延びる回転軸O4回りに回転可能に取り付けられている。本実施形態では、第二操作アーム32の長手方向の第一端が回転軸O4回りに回転可能に取り付けられている。
第二操作アーム32は、案内装置13の旋回に応じて回転軸O4回りに回転するように、案内装置13に連結されている。本実施形態では、第二操作アーム32の第二端が案内枠21の縦梁24に連結されている。さらに、本実施形態では、第二操作アーム32の第二端が、第三操作アーム34を介して縦梁24に連結されている。第三操作アーム34の第一端は、第二操作アーム32の第二端に回転自在に連結されている。第三操作アーム34の第二端は、縦梁24に回転自在に連結されている。
縦梁24における第二操作アーム32との連結部分は、旋回軸O2と、縦梁24の端部(横梁23A,23Bとの接続部分)との間に位置している。また、縦梁24における第二操作アーム32との連結部分は、縦梁24における第二連結アーム26との連結部分との間に旋回軸O2が配されるように位置している。
弾性変形部33は、第一操作アーム31及び第二操作アーム32に連結されている。弾性変形部33は、第一操作アーム31及び第二操作アーム32の相対的な距離の変化に伴って弾性変形する。
弾性変形部33の長手方向の第一端33aは、第一操作アーム31の第二端に回転自在に連結されている。弾性変形部33の第二端33bは、第二操作アーム32のうち回転軸O4から離間した部分に回転自在に連結されている。本実施形態では、第二操作アーム32における弾性変形部33との連結部分が、第二操作アーム32における縦梁24との連結部分と回転軸O4との間に位置している。
また、本実施形態の弾性変形部33は、直進状態からの操舵輪の操舵角度が所定角度以下である場合に、第一操作アーム31及び第二操作アーム32の相対的な距離の変化に関わらず弾性変形しないように構成されている。
以下、本実施形態の弾性変形部33の具体的な構成について説明する。
弾性変形部33は、図3に示すように、ケース35と、ピストンロッド36と、ばね部材37A,37Bと、クッション材38を備える。ケース35は筒状に形成されている。ケース35の軸方向の第一端は、例えば弾性変形部33の第一端33aをなしている。
ピストンロッド36はケース35の第二端から突出している。ピストンロッド36はケース35に対して伸縮可能に設けられている。ピストンロッド36の突出方向の先端は、例えば弾性変形部33の第二端33bをなしている。ケース35内部に位置するピストンロッド36の基端には、ケース35の内部空間をケース35の軸方向に分割する仕切り板39が設けられている。
ばね部材37A,37Bは、例えばコイルばね等のように弾性率が一定の線形ばねである。ばね部材37A,37Bは、仕切り板39によって分割されたケース35の各空間部35A,35Bに一つずつ配されている。ただし、各ばね部材37A,37Bの両端はケース35の内面や仕切り板39に固定されていない。
クッション材38は、その弾性率がばね部材37A,37Bと比較して非常に小さく、外力を付与しても弾性力をほとんど生じない特性を有する。クッション材38は、例えば低反発ウレタン材などからなる。クッション材38は、仕切り板39に対向するケース35の内面と各ばね部材37A,37Bとの間に一つずつ配されている。
以上のように構成される本実施形態の弾性変形部33は、図4に示す弾性力特性を有する。以下、図3,4を参照して具体的に説明する説明する。
例えば、ピストンロッド36をケース35に対して伸ばす方向に所定の変位x1まで変位させた際には、第一ばね部材37Aとケース35内面との間のクッション材38のみが圧縮変形し、第一ばね部材37Aは弾性変形しない。そして、ピストンロッド36を所定の変位x1よりも大きく変位させると、クッション材38が完全に潰れて圧縮変形しないため、第一ばね部材37Aが圧縮され、弾性変形する。この際、第二ばね部材37Bは弾性変形しない。これにより、弾性変形部33には第一ばね部材37Aの弾性変形に伴って、ピストンロッド36を縮める方向への弾性力が発生する。
一方、ピストンロッド36をケース35に対して縮める方向に所定の変位−x1まで変位させた際には、第二ばね部材37Bとケース35内面との間のクッション材38のみが変形し、第二ばね部材37Bは弾性変形しない。そして、ピストンロッド36を所定の変位−x1よりも大きく変位させると、クッション材38が完全に潰れて圧縮変形しないため、第二ばね部材37Bが圧縮され、弾性変形する。この際、第一ばね部材37Aは弾性変形しない。これにより、弾性変形部33には第二ばね部材37Bの弾性変形に伴って、ピストンロッド36を伸ばす方向への弾性力が発生する。
上記した弾性変形部33の弾性力は、第一操作アーム31を介して操舵輪12に伝えられ、補助操舵力として操舵輪12に付与される。
上記特性を有する弾性変形部33の変位は、直進状態とされた操舵輪12の向きを基準とした操舵輪12の操舵角度に対応するように設定されている。すなわち、操舵輪12が直進状態である場合には、弾性変形部33の変位が0となるように設定されている。また、操舵輪12の操舵角度が所定角度である場合には、弾性変形部33の変位が所定の変位x1、−x1となるように設定されている。
本実施形態では、上記構成のアシスト機構15が、一方(図2において左側)の操舵輪12と案内装置13との間のみに設けられている。ただし、弾性変形部33の補助操舵力は、一方の操舵輪12に連結された操舵機構14A、縦梁24、及び、他方の操舵輪12に連結された操舵機構14を介して、他方の操舵輪12にも付与される。
以上のようにアシスト機構15を設けた走行台車6では、図2に示すように、縦梁24における第一距離L1及び第二距離L2、第一連結アーム25における第三距離L3、第一操作アーム31において操舵軸O1から弾性変形部33との連結部分までの第四距離L4、縦梁24において旋回軸O2から第二操作アーム32との連結部分までの第五距離L5、第二操作アーム32において回転軸O4から縦梁24との連結部分までの第六距離L6、第二操作アーム32において回転軸O4から弾性変形部33との連結部分までの第七距離L7が、以下の関係を満たしている。
L3>L4
L1>L5
L6>L7
L7>L4
L2<L5
さらに、本実施形態の走行台車6は、旋回ばね41及び旋回ダンパ42を備える。旋回ばね41は、台車本体11と案内装置13(案内枠21)との間に設けられ、案内装置13を直進状態に戻す方向に付勢するものである。旋回ばね41は、案内装置13が台車本体11に対して旋回した際に弾性変形することで、案内装置13を直進状態に戻す方向に付勢する。旋回ダンパ42は、台車本体11と案内装置13(案内枠21)との間に設けられ、旋回ばね41による案内装置13の旋回方向への揺動を減衰させるものである。
本実施形態の走行台車6では、旋回ばね41及び旋回ダンパ42の長手方向の各第一端が台車本体11に回転自在に連結されている。旋回ばね41及び旋回ダンパ42の各第二端は、案内装置13のうち旋回軸O2から離れた部分に回転自在に連結されている。
図示例では、旋回ばね41、旋回ダンパ42の各第二端が縦梁24に連結されているが、例えば横梁23A,23Bに連結されてもよい。また、図示例では、案内装置13と旋回ばね41、旋回ダンパ42の各第二端との連結部分が旋回軸O2よりも車両1(走行台車6)の走行方向の前方側に位置しているが、例えば旋回軸O2よりも車両1(走行台車6)の走行方向の後方側に位置してもよい。さらに、図示例では、旋回ばね41が縦梁24に対して車幅方向の一方側に配されると共に、旋回ダンパ42が縦梁24に対して車幅方向の他方側に配されているが、例えば旋回ばね41及び旋回ダンパ42の両方が縦梁24に対して車幅方向の一方側あるいは他方側に一括して配されてもよい。
次に、上記のように構成される本実施形態の車両1の動作について説明する。
車両1が、図5,6に示すように、軌道2の曲線部分を走行する際には、案内装置13の案内輪22が、曲線部分の外軌側に配されるガイドレール3から、主に前方の外軌側の案内輪22が車幅方向外側からの反力Fを受ける。この反力Fに基づいて、案内装置13は、案内装置13の前方側(横梁23A側)が内軌側のガイドレール3に近づくように旋回軸O2回りに旋回する。また、案内装置13の旋回に伴い、操舵機構14により前述の反力Fを利用した操舵力が操舵輪12に付与されて、操舵輪12が操舵軸O1回りに案内装置13の旋回方向と同じ方向に操舵される。すなわち、操舵輪12を軌道2の曲線部分に沿う車両1の進行方向に向けることができる。これにより、車両1が軌道2の曲線部分に沿って走行する。
上記のように車両1が軌道2の曲線部分を走行する際、操舵される操舵輪12の操舵角度は、所定角度以上となる。軌道2の曲線部分において操舵輪12が操舵される際には、アシスト機構15による補助操舵力も操舵輪12に付与される。以下、具体的に説明する。
案内装置13がガイドレール3からの反力Fを受けて旋回した際には、第二操作アーム32に、これを回転軸O4回りに回転させる力(回転力)が付与される。ここで、第二操作アーム32における第六距離L6は、第二操作アーム32における第七距離L7よりも長い。このため、第二操作アーム32が回転して第一操作アーム31との相対的な距離が変化した際には、弾性変形部33に上記回転力よりも大きな力が作用し、弾性変形部33が弾性変形する。これにより、弾性変形した弾性変形部33の弾性力F1は、第二操作アーム32に作用する回転力よりも大きくなる。すなわち、第二操作アーム32は、所謂「てこ」を構成している。第二操作アーム32において、回転軸O4が「てこ」の支点、案内装置13との連結部分が「てこ」の力点、弾性変形部33との連結部分が「てこ」の作用点となっている。
そして、弾性変形部33の弾性力F1は、第一操作アーム31に伝達される。ここで、操舵輪12は前述のように操舵機構14によって操舵されるため、これに伴って第一操作アーム31も操舵軸O1回りに回動するが、第一〜第七距離L1〜L7が適宜設定されることで、弾性変形部33の弾性力F1は、操舵輪12の操舵方向に作用する。すなわち、弾性変形部33の弾性力F1は、補助操舵力として操舵輪12に付与される。
以上説明したように、本実施形態の走行台車6及びこれを備える車両1によれば、操舵機構14によって操舵輪12が操舵される際に、アシスト機構15による補助操舵力も操舵輪12に付与されるため、操舵輪12が幅広であっても、案内装置13がガイドレール3から受ける反力を小さく抑えながら、操舵輪12を操舵することが可能となる。したがって、耐荷重の増加や、軌道系交通システムの高速化に対応可能な車両1を提供することができる。
また、第二操作アーム32が弾性変形部33から受ける補助操舵力(弾性力F1)の反力は、第二操作アーム32の回転軸O4を介して台車本体11で受けるため、案内装置13がガイドレール3から受ける反力を減らしながら、補助操舵力を効率よく操舵輪12に付与することができる。
さらに、本実施形態の走行台車6及び車両1によれば、第二操作アーム32における弾性変形部33との連結部分(「てこ」の作用点)が、第二操作アーム32における案内装置13との連結部分(「てこ」の力点)と回転軸O4(「てこ」の支点)との間に位置する。このため、「てこ」の支点が作用点と力点との間に位置するように第二操作アーム32と弾性変形部33、案内装置13とをそれぞれ連結した構成と比較して、第二操作アーム32の長さを短く設定して、アシスト機構15のコンパクト化を図ることができる。
また、本実施形態の走行台車6及び車両1によれば、縦梁24における第五距離L5が第二距離L2よりも長いため、縦梁24の旋回角度に対する第二操作アーム32の動きが操舵機構14の動きよりも大きくなるため、アシスト機構15による補助操舵力をより大きく設定することが可能となる。したがって、案内装置13がガイドレール3から受ける反力をさらに小さく抑えながら、操舵輪12を操舵できる。
さらに、縦梁24の旋回角度に対する操舵機構14の動きが小さくなることで、操舵輪12の操舵角度を精度よく調整することも可能となる。
また、本実施形態の走行台車6及び車両1では、走行台車6が軌道2の直線部分を走行する際に案内装置13がガイドレール3から微小な反力を受け、これに伴う操舵輪12の操舵角度が所定角度以下であれば、第二操作アーム32が回転軸O4回りに回転しても弾性変形部33は弾性変形しないため、操舵輪12に補助操舵力が付与されない。このため、車両1が軌道2の直線部分を走行する際に案内装置13が微小な反力を受けて操舵輪12が操舵されても、操舵輪12をセルフアライニングトルクによって速やかに直進状態に戻すことが可能となる。したがって、車両1は安定した状態で軌道2の直線部分で走行することができる。
さらに、本実施形態では、一方の操舵機構14Aの第二連結アーム26Aが弾性部材となっていることで、アシスト機構15を構成する第二操作アーム32の動き(回転)が操舵機構14によって拘束されることを抑制するため、アシスト機構15の補助操舵力を効果的に操舵輪12に付与することができる。
また、本実施形態の走行台車6及び車両1は、旋回ばね41及び旋回ダンパ42を備えるため、走行台車6が軌道2の直線部分を走行する際に案内装置13が反力を受けて旋回しても、旋回ばね41及び旋回ダンパ42によって案内装置13をさらに速やかに直進状態に戻すことができる。したがって、走行台車6は軌道2の直線部分においてより安定した状態で走行することが可能となる。
以上、本発明の詳細について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、アシスト機構15は、一方の操舵輪12と案内装置13との間のみに設けられることに限らず、両方の操舵輪12と案内装置13との間にそれぞれ設けられてもよい。
また、アシスト機構15において、第二操作アーム32における弾性変形部33との連結部分の位置は、上記実施形態のように設定されることに限らず、少なくとも第二操作アーム32における第七距離L7が第六距離L6よりも短くなるように、例えば、第二操作アーム32における縦梁24との連結部分の間に回転軸O4が配される位置に設定されてもよい。
さらに、直進状態からの操舵輪12の操舵角度が所定角度以下である場合に弾性変形しない特性を有する弾性変形部33は、上記実施形態のように構成されることに限らず、任意に構成されてよい。
また、弾性変形部33は、直進状態からの操舵輪12の操舵角度が所定角度以下である場合に弾性変形しないように構成されることに限らず、例えば、操舵輪12が直進状態から操舵された際に弾性変形するように構成されてもよい。この場合、弾性変形部33は例えばクッション材38を省いて構成されればよい。また、弾性変形部33は、例えば一つのコイルばね等のばね部材のみにより構成されてもよい。
また、本発明は、上記実施形態のように軌道2の幅方向両端部に設けられたサイドガイド型のガイドレール3によって案内されて走行する走行台車6に限らず、例えば軌道の幅方向中央部に設けられたセンターガイド型のガイドレールによって案内されて走行する走行台車にも適用可能である。
1…軌道式車両、2…軌道、3…ガイドレール、5…車体、6…走行台車、11…台車本体、12…操舵輪、13…案内装置、14,14A…操舵機構、15…アシスト機構、24…縦梁(旋回アーム)、26A…第二連結アーム(弾性部材)、31…第一操作アーム、32…第二操作アーム、33…弾性変形部、35…ケース、36…ピストンロッド、37A,37B…ばね部材、38…クッション材、L2…第二距離、L5…第五距離、L6…第六距離、L7…第七距離、O2…旋回軸、O4…回転軸

Claims (6)

  1. 軌道に沿って設けられたガイドレールに案内されて走行する走行台車であって、
    操舵輪と、
    前記操舵輪を支持する台車本体と、
    前記台車本体に対して旋回可能に支持されて、前記ガイドレールからの反力を受けて旋回する案内装置と、
    前記案内装置が受けた反力を利用して前記操舵輪に操舵力を付与する操舵機構と、
    前記操舵機構による操舵力を補助する補助操舵力を前記操舵輪に付与するアシスト機構と、
    を備え、
    前記アシスト機構が、
    前記操舵輪と共に該操舵輪の操舵方向に回動する第一操作アームと、
    前記台車本体に対して回転軸回りに回転可能に取り付けられると共に、前記案内装置に連結され、前記案内装置の旋回に応じて前記回転軸回りに回転する第二操作アームと、
    前記第一操作アーム及び前記第二操作アームに連結され、前記第一操作アーム及び前記第二操作アームの相対的な距離の変化に伴って弾性変形可能な弾性変形部と、を備え、
    前記第二操作アームにおいて前記回転軸から前記案内装置との連結部分までの距離が、前記回転軸から前記弾性変形部との連結部分までの距離よりも長いことを特徴とする走行台車。
  2. 前記第二操作アームにおける前記弾性変形部との連結部分が、前記第二操作アームにおける前記案内装置との連結部分及び前記回転軸の間に位置することを特徴とする請求項1に記載の走行台車。
  3. 前記案内装置が、前記台車本体に対して旋回軸回りに旋回可能に取り付けられる旋回アームを備え、
    前記旋回アームにおいて前記旋回軸から前記第二操作アームとの連結部分までの距離が、前記旋回軸から前記操舵機構との連結部分までの距離よりも長いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の走行台車。
  4. 前記弾性変形部は、直進状態からの前記操舵輪の操舵角度が所定角度以下である場合に弾性変形しないことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の走行台車。
  5. 前記操舵機構が、前記操舵輪と、前記案内装置とを連結する弾性変形可能な弾性部材を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の走行台車。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の走行台車と、該走行台車に支持される車体と、を備えることを特徴とする軌道式車両。
JP2013246037A 2013-11-28 2013-11-28 走行台車及び軌道式車両 Active JP6213825B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013246037A JP6213825B2 (ja) 2013-11-28 2013-11-28 走行台車及び軌道式車両
PCT/JP2014/077808 WO2015079826A1 (ja) 2013-11-28 2014-10-20 走行台車及び軌道式車両
US15/031,528 US9919720B2 (en) 2013-11-28 2014-10-20 Bogie and track-type vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013246037A JP6213825B2 (ja) 2013-11-28 2013-11-28 走行台車及び軌道式車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015101320A JP2015101320A (ja) 2015-06-04
JP6213825B2 true JP6213825B2 (ja) 2017-10-18

Family

ID=53198776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013246037A Active JP6213825B2 (ja) 2013-11-28 2013-11-28 走行台車及び軌道式車両

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9919720B2 (ja)
JP (1) JP6213825B2 (ja)
WO (1) WO2015079826A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5669914B1 (ja) * 2013-10-18 2015-02-18 三菱重工業株式会社 走行台車、及び軌道系交通システムの車両
JP6077135B2 (ja) * 2013-11-22 2017-02-08 三菱重工業株式会社 走行台車、及び車両
JP5868930B2 (ja) * 2013-11-28 2016-02-24 三菱重工業株式会社 車両用サスペンション装置、走行台車、及び車両
JP6213825B2 (ja) * 2013-11-28 2017-10-18 三菱重工業株式会社 走行台車及び軌道式車両
JP5730381B1 (ja) * 2013-12-12 2015-06-10 三菱重工業株式会社 案内輪、走行台車、及び車両
CN109835364B (zh) * 2017-11-24 2020-11-27 比亚迪汽车工业有限公司 一种转向架及具有其的轨道交通系统

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2844626A1 (de) * 1978-10-13 1980-04-24 Daimler Benz Ag Mechanisch spurfuehrbares strassengaengiges fahrzeug
JPS5881857A (ja) * 1981-11-09 1983-05-17 東急車輌製造株式会社 軌道車両における案内装置
AU754922B2 (en) * 1999-03-12 2002-11-28 Bombardier Transportation Gmbh Apparatus and method for steering a guideway vehicle
JP4808507B2 (ja) 2006-02-16 2011-11-02 公益財団法人鉄道総合技術研究所 鉄道車両用軸箱アシスト操舵台車
JP4486695B1 (ja) * 2009-02-20 2010-06-23 三菱重工業株式会社 ガイドレール式車両用台車
JP5107280B2 (ja) * 2009-02-26 2012-12-26 三菱重工業株式会社 軌道系車両用台車
JP5291503B2 (ja) 2009-03-17 2013-09-18 三菱重工業株式会社 軌道系車両用台車
JP4995216B2 (ja) * 2009-03-25 2012-08-08 三菱重工業株式会社 軌道系車両用台車
JP4995217B2 (ja) * 2009-03-25 2012-08-08 三菱重工業株式会社 軌道系車両用台車及び軌道系車両
JP5357696B2 (ja) * 2009-10-21 2013-12-04 三菱重工業株式会社 案内装置を有する軌条式車両
WO2014118880A1 (ja) * 2013-01-29 2014-08-07 三菱重工業株式会社 車両、及び、軌道系交通システム
US9452763B2 (en) * 2013-02-21 2016-09-27 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Guide-rail track vehicle, and method for changing distance between guidance wheels
SG11201505382TA (en) * 2013-02-21 2015-08-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Track-guided vehicle, and car body tilt control method therefor
JP6050155B2 (ja) * 2013-03-11 2016-12-21 川崎重工業株式会社 案内軌条式車両用案内装置、及び案内軌条式車両
JP5669914B1 (ja) * 2013-10-18 2015-02-18 三菱重工業株式会社 走行台車、及び軌道系交通システムの車両
JP5863754B2 (ja) * 2013-11-20 2016-02-17 三菱重工業株式会社 冷却装置、及びこれを備えた走行台車、車両
JP6077135B2 (ja) * 2013-11-22 2017-02-08 三菱重工業株式会社 走行台車、及び車両
JP5868930B2 (ja) * 2013-11-28 2016-02-24 三菱重工業株式会社 車両用サスペンション装置、走行台車、及び車両
JP6222828B2 (ja) * 2013-11-28 2017-11-01 三菱重工業株式会社 走行台車及び軌道式車両
JP6213825B2 (ja) * 2013-11-28 2017-10-18 三菱重工業株式会社 走行台車及び軌道式車両
JP5730381B1 (ja) * 2013-12-12 2015-06-10 三菱重工業株式会社 案内輪、走行台車、及び車両
JP2016055742A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 三菱重工業株式会社 除雪装置、車両、及び軌道系交通システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015101320A (ja) 2015-06-04
US9919720B2 (en) 2018-03-20
WO2015079826A1 (ja) 2015-06-04
US20160257315A1 (en) 2016-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6222828B2 (ja) 走行台車及び軌道式車両
JP6213825B2 (ja) 走行台車及び軌道式車両
KR101252979B1 (ko) 궤도계 차량용 대차
KR101324854B1 (ko) 궤도계 차량용 대차
JP5187311B2 (ja) 鉄道車両用操舵台車、鉄道車両および連接車両
CN102361788B (zh) 轨道引导车辆用台车
US20160272222A1 (en) Steering bogie and vehicle
WO2014141970A1 (ja) 案内軌条式車両用案内装置、及び案内軌条式車両
WO2013094336A1 (ja) 交通システム
JP4808507B2 (ja) 鉄道車両用軸箱アシスト操舵台車
JP4930171B2 (ja) 案内軌条式車両操舵系の振動制御方法及び装置
JPS5827144B2 (ja) 鉄道車輌用の操縦可能な台車
JP3688461B2 (ja) 車両の案内操向装置
US10994753B2 (en) Rail vehicle having guide device
JP2000264198A (ja) モノレール車両用台車及びモノレール車両
JP5836073B2 (ja) ボギー台車及びこれを備えた軌道系車両
JP4877036B2 (ja) 案内軌条式車両の操舵装置
JP6265265B2 (ja) 鉄道車両用台車、及びその台車を備えた鉄道車両
JP6510807B2 (ja) 鉄道車両用の操舵台車
JPH0487874A (ja) 車両用台車
JPH0911899A (ja) 鉄道車両用3軸操舵台車
JPH0790775B2 (ja) 車両用台車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6213825

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350