JP5836073B2 - ボギー台車及びこれを備えた軌道系車両 - Google Patents
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Description
ここで、ボギー台車は一般に種々の構造を有するものが知られており、案内輪が設けられた案内枠と走行輪が設けられた車軸と台車枠とが一体で、車体に対して旋回するもの(例えば特許文献1)や、台車枠は車体に旋回不能に固定されて、車軸と案内枠とが台車枠の下部で一体に旋回するもの(例えば特許文献2)がある。
また、案内枠のみが旋回した後に、案内枠と車輪との間に設けられた操舵機構によって、車軸は旋回させずに、案内枠の旋回に連動して、キングピンに支持された車輪のみの操舵を行なうステアリングボギー台車も知られている。(例えば特許文献3)さらにステアリングボギー台車には、案内枠が左右に分割され、それぞれの案内枠の旋回に応じて車輪が旋回するものも知られている。(例えば特許文献4)
即ち、本発明に係るボギー台車は、車両本体を支持するとともに軌道上を走行可能とするボギー台車であって、台車枠と、前記台車枠に車軸又はキングピンにより回転可能に支持された走行輪と、前記車軸の前後両側それぞれで、幅方向両側に設けられ、前記台車枠に支持された案内輪とを備え、前記車軸の前後方向の一方側の前記案内輪は、前記幅方向の衝撃を緩衝する緩衝装置を介して前記台車枠に支持されているとともに、前記車軸の前後方向の他方側の案内輪は、前記台車枠と前記幅方向に剛に連結されており、前記台車枠は、前記幅方向に作用する力に対する剛性が、前記車軸の前記前後方向の一方側よりも前記前後方向の他方側の方が高くなっていることを特徴とする。
また、前後方向の他方側の案内輪には緩衝装置が設けられていないため、軌道幅方向からの荷重を直接受けることになる。これに対して、本発明では、前後方向の他方側の台車枠の剛性を増加させることによって、台車枠が幅方向から受ける荷重に対する耐久性を増大させることができ、ボギー台車の耐久性を向上できる。
軌道系車両1Aは、軌道2の両側部に設けられたガイドレール3によって案内されて軌道2上を走行する軌道系交通システムの車両である。
図1に示すように、軌道系車両1Aは箱状をなす車両本体11と、車両本体11の下方に設けられる2つのボギー台車12A、12Bとを備えている。
車両本体11は、内部が乗客を収容する収容空間とされた例えば中空の直方体形状をなしている。
そして、それぞれのボギー台車12A、12Bは、フレームである台車枠21と、台車枠21に回転可能に車軸25によって支持された走行輪22と、車軸25に対して走行方向の前後において緩衝装置41を介して台車枠21に支持されて軌道2の幅方向の左右両側でガイドレール3に対向する案内輪23a、23bとを有している。
緩衝装置41は、台車枠21における案内フレーム31の横梁34Aの両端において、案内輪23aとの間に設けられるものである。この緩衝装置41は、例えばバネ部材や、空圧及び油圧等のシリンダによって構成されており、ガイドレール3と案内輪23aとが接触することで該案内輪23aがガイドレール3からの荷重を受けた際には、これらバネ部材や、空圧及び油圧等のシリンダが衝撃を緩衝するように軌道2の幅方向に伸縮する。なお、このような緩衝装置41としては、既に公知となっている種々の構成のものを使用することができる。
なお、第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
図2に示すように、本実施形態では、案内フレーム71及び緩衝装置61の構成が第一実施形態とは異なっている。
即ち、案内フレーム71は、前側のボギー台車52Aにおいては、走行方向の後側に幅方向に延在して配置される横梁34Bと、走行方向の前側に延在して配置される可動横梁64と、これら横梁34Bと可動横梁64とを幅方向の左右両側で結合する側梁35とを有することで、井桁構造をなしている。
なお、第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態では走行方向の前側のボギー台車82Aにおいては、前側の案内輪23aの方が後側の案内輪23bよりも幅方向外側に配置されている。また、走行方向の後側のボギー台車82Bにおいては、後側の案内輪23aの方が前側の案内輪23bよりも幅方向外側に配置されている。
なお、第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態では、前側のボギー台車102Aにおいては、前側の案内輪23aは、後側の案内輪23bと比べて、回転軸33からの走行方向の距離が大きくなっている。また、後側のボギー台車102Bにおいては、後側の案内輪23aは、前側の案内輪23bと比べて、回転軸33からの走行方向の距離が大きくなっている。
例えば、緩衝装置41は、上述の実施形態で説明したボギー台車12A、12B、52A、52B、82A、82B、102A、102Bに適用することに限定されず、種々の公知のボギー台車に適用可能であり、また、キングピンによって支持された走行輪を操舵するステアリング機構を有するステアリングボギー台車にも適用できる。
Claims (5)
- 車両本体を支持するとともに軌道上を走行可能とするボギー台車であって、
台車枠と、
前記台車枠に車軸又はキングピンにより回転可能に支持された走行輪と、
前記車軸の前後両側それぞれで、幅方向両側に設けられ、前記台車枠に支持された案内輪とを備え、
前記車軸の前後方向の一方側の前記案内輪は、前記幅方向の衝撃を緩衝する緩衝装置を介して前記台車枠に支持されているとともに、
前記車軸の前後方向の他方側の案内輪は、前記台車枠と前記幅方向に剛に連結されており、
前記台車枠は、前記幅方向に作用する力に対する剛性が、前記車軸の前記前後方向の一方側よりも前記前後方向の他方側の方が高くなっていることを特徴とするボギー台車。 - 前記車軸の前記前後方向の一方側の前記案内輪は、前記前後方向の他方側の前記案内輪よりも剛性が高くなっていることを特徴とする請求項1に記載のボギー台車。
- 前記台車枠は、前記前後方向及び幅方向に直交する高さ方向に延在する回転軸を中心に回転可能とされ、
前記前後方向の一方側の前記案内輪は、前記前後方向の他方側の案内輪と比べて、前記幅方向の外側に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のボギー台車。 - 前記台車枠は、前記前後方向及び幅方向に直交する高さ方向に延在する回転軸を中心に回転可能とされ、
前記前後方向の一方側の前記案内輪は、前記前後方向の他方側の案内輪と比べて、前記回転軸からの前記前後方向の距離が大きくされていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のボギー台車。 - 車両本体と、
前記車両本体を支持する少なくとも1つのボギー台車とを備え、
少なくとも1つの前記ボギー台車のうち、前記車両本体の最も前側に位置する該ボギー台車は、請求項1から4のいずれか一項に記載のボギー台車であり、前記車軸の前後方向前側の前記案内輪と前記台車枠との間に前記緩衝装置が設けられていることを特徴とする軌道系車両。
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