JP4317836B2 - 軌道系車両の台車構造 - Google Patents
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Description
このような案内軌道には、側方案内方式と呼ばれるものと、中央案内方式と呼ばれるものとがある。
この特許文献1の第2図、第3図に示されている台車構造について、第13図、第14図を参照して説明する。なお、これは1車軸分を示している。
図示されない電動機の出力軸が、車軸本体010に支持された差動装置012に入力され、差動装置012の出力軸は車軸本体010に内蔵された図示しないアクスルシャフトおよび自在継ぎ手を介してゴムタイヤの左右の走行輪014、014を駆動するようになっている。
そしてフレーム018と車両019の台枠022との間に懸架用空気ばね024が設けられて上下方向に支持している。
このため、台車構造を簡素化し、軽量化するための構造、さらにはメンテナンス性のよい構造が望まれていた。
このため、車両の下部と案内軌道との間のスペースが、一層狭いものとなっても車両の下部に案内輪等の必要な機構を収納することができ、軽量で、かつ、メンテナンス性のよい、新たな案内輪機構を備えた台車構造が要望されていた。
また、案内輪およびアーム部材が取り付けられた案内輪支持ブラケットを車軸または台車枠に取り付けるだけでよいため、台車枠の構造を変更することなく、既存の側方案内方式で使用した台車をそのまま共用できる。
さらには、アーム部材と案内輪と案内輪支持ブラケットとによってユニット化されて構成されているため、定期点検、部品交換等のメンテナンスの際の作業性、また、台車の組み立て作業性を向上することができる。
また、アーム部材回動支持部を車軸の差動機構部分の下方に配設したことによって、前記請求項2と同様に、アーム部材の回動範囲に障害物による規制を受けることがない。
また、アーム部材回動支持部を車軸の差動機構部分の下方に配設したことによって、前記請求項2と同様にアーム部材の回動範囲に障害物による規制を受けることがない。
なお、実施の形態の説明中、左右方向は車内から車両進行方向を見た状態での方向を示す。
本発明の第1実施形態を図1〜図3に示す。軌道系交通システムに用いられる車両10は1車両あたり4輪を備え、軌道12に沿って走行する。この軌道12の略中央部には、断面形状がU字状の案内軌道14が路面16に対して溝状をなして設けられている。このU字状の案内軌道14は、U字形鋼を路面6に敷設することによって形成されている。
図1〜図3に示す台車構造18は、車両10の前後部分にそれぞれ配設され、左右にゴムタイヤの前車輪20a、20bを備える。車両前輪側と、後輪側との台車構造は同様の構造からなるため、ここでは車両前方部分に配置される台車構造18について説明する。
なお、台車枠26は、車両前後方向に延びる左右のサイド台車枠28、28と、左右のサイド台車枠28、28の前端部間を連結したセンタ台車枠30とから構成されている。左右のサイド台車枠28、28の上面に、図2に鎖線で示すように空気ばね30、30が、左右2個ずつ懸架用のばねとして設けられ、車両10を防振的に支持している。
また、前輪20a、20bは、図示しない中子式のゴムタイヤが装着されて構成され、また前輪20a、20bの内部には基礎ブレーキ装置38が装備されている。
また、ステアリングアーム40の前端部は、案内アーム(アーム部材)48の前端部と、連動ロッド(旋回連動部材)50で連結されている。
さらに、案内輪51の材質は、防振性と耐磨耗性の高いウレタンゴム、または、ゴムタイヤなどに用いられるスチールベルトを用いた素材などを使用するのが望ましい。また、通常、案内輪51は案内軌道14の側壁に対して所定の隙間(例えば、0mm〜100mm程度)に設定されている。
また、車両下方から支持ブラケット本体58に取り付けられた保護枠57を取り外すことができるため、案内アーム48のメンテナンスも行ないやすい。
次に、第2実施形態について図4〜図6を参照して説明する。第2実施形態は、第1実施形態の案内輪支持ブラケット52の変形例を示すものであり、第1実施形態と同一の要素については、同一符号を用いて説明を省略する。
さらに、案内アーム48と案内輪51、51と案内輪支持ブラケット60とによってユニット化されて構成されているため、車両下方から案内支持ブラケット60の取り外し、組み付けが容易にできるようになる。
また、保護枠57も車両下方から取り外し作業ができるため、案内アーム48等の定期点検、部品交換等のメンテナンスの際の作業性を向上することができる。
次に、第3実施形態について図7〜図9を参照して説明する。第3実施形態は、第2実施形態の案内輪支持ブラケット60の変形例を示すものであり、第2実施形態と同一の要素については、同一符号を用いて説明を省略する。
次に、第4実施形態について図10〜図12を参照して説明する。第4実施形態は、第3実施形態の案内輪支持ブラケット70のさらなる変形例を示すものであり、第3実施形態と同一の要素については、同一符号を用いて説明を省略する。
12 軌道
14 案内軌道
18 台車構造
22 車軸
26 台車枠
28 サイド台車枠
30 センタ台車枠
34 差動機構部分
36 車軸本体部分
48 案内アーム(アーム部材)
50 連動ロッド(旋回連動部材)
51 案内輪
52、60、70、80 案内輪支持ブラケット
54、72 アーム部材回動支持部
56 回動支軸
Claims (6)
- 予め定められた軌道に沿って走行する軌道系車両の台車構造であって、
前記軌道に設けられた案内軌道と、該案内軌道に接触して該案内軌道に沿って移動可能な案内輪と、該案内輪を取り付けたアーム部材と、該アーム部材を車両左右方向に回動自在に前記車両の車軸の下方に支持する案内輪支持ブラケットと、前記アーム部材の前記回動を左右輪に連動させる旋回連動部材とを備え、
前記アーム部材は車両前後方向に延びて形成され両端部に前記案内輪が装着され中央部が前記案内輪支持ブラケットに支持され、前記案内輪支持ブラケットはアーム部材回動支持部を前記車軸の中央部に配置された差動機構部分の下部下方に支持するとともに、前記アーム部材の回動を左右輪に連動させる連動ロッドおよびタイロッドを前記車軸より下方に配置し、さらに、前記アーム部材および前記案内輪が前記案内輪支持ブラケットに取り付けられてユニット化されるとともに、該ユニット化された案内輪支持ブラケットが前記車軸または車両の台車枠に取り付けられて構成されることを特徴とする軌道系車両の台車構造。 - 前記案内輪支持ブラケットは、アーム部材回動支持部を前記車軸の差動機構部分の下方に支持して前記台車枠に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の軌道系車両の台車構造。
- 前記案内輪支持ブラケットは、アーム部材回動支持部を前記車軸の差動機構部分の下方に支持して前記車軸の車軸本体部分に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の軌道系車両の台車構造。
- 前記案内輪支持ブラケットは、アーム部材回動支持部を前記車軸の差動機構部分の下方に支持して前記車軸の差動機構部分の底部に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の軌道系車両の台車構造。
- 前記アーム部材回動支持部は、前記アーム部材を前記案内輪支持ブラケットに片持支持された回動支軸によって支持するように構成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の軌道系車両の台車構造。
- 前記アーム部材回動支持部は、前記アーム部材を前記案内輪支持ブラケットに両持支持された回動支軸によって支持するように構成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の軌道系車両の台車構造。
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