JPH05338534A - 専用軌道走行車両用の案内装置 - Google Patents

専用軌道走行車両用の案内装置

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Publication number
JPH05338534A
JPH05338534A JP15064292A JP15064292A JPH05338534A JP H05338534 A JPH05338534 A JP H05338534A JP 15064292 A JP15064292 A JP 15064292A JP 15064292 A JP15064292 A JP 15064292A JP H05338534 A JPH05338534 A JP H05338534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
guide wheel
wheel
knuckle
traveling
Prior art date
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Pending
Application number
JP15064292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroo Sakamoto
博夫 坂本
Susumu Ogawa
進 小川
Yozo Fukumoto
陽三 福本
Kosuke Katahira
耕介 片平
Shoji Onouchi
昌二 尾之内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Engineering Co Ltd
Nippon Sharyo Ltd
Kobe Steel Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
Nippon Sharyo Ltd
Kobe Steel Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Niigata Engineering Co Ltd, Nippon Sharyo Ltd, Kobe Steel Ltd, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Niigata Engineering Co Ltd
Priority to JP15064292A priority Critical patent/JPH05338534A/ja
Publication of JPH05338534A publication Critical patent/JPH05338534A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Steering Controls (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 案内輪の上下変動がなく、安全性が高く、案
内輪の摩耗が少なく、ステアリング感度の高い専用軌道
走行車両用の案内装置を提供すること。 【構成】 アクスル1 に案内機構用ブラケット2 を介し
て固定され、かつ、路面に対して垂直に取り付けられた
案内機構用ピン3 と、この案内機構用ピン3 を軸として
路面に水平な面内で揺動可能な如く案内輪アーム4 、6
を介して取付けられた案内輪7 と、前記アクスル1 の両
端にナックル10を介して取付けられた走行車輪14と、こ
の走行車輪14を前記ナックル10のナックルアーム11、12
の回動操作により操舵操作する手段と、前記案内輪アー
ム4 、6 と前記ナックルアーム11、12とを連結し、前記
案内輪アーム4 、6 の揺動を前記ナックルアーム11、12
に伝えて走行車輪14の自動操舵を行なわしめる自在リン
ク8 とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガイドウェイバス等の
専用軌道走行車両に装備される車両用案内装置に関し、
特に案内輪と走行車輪との連動機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】専用軌道走行車両用の案内装置は、ガイ
ドウェイバス等の車両が案内壁を有する専用軌道を走行
する場合の案内用(自動操舵用)の装置である。図4及
び図5は従来のこの種の車両用案内装置の概略的構造を
示す正面図及び平面図である。
【0003】走行路15の案内壁16は進路の曲線変化
に対応して走行路両側に設置されている。案内輪7は案
内壁16に接触しており、これが案内壁16により押し
返されると、アーム6及びアーム4を介し、キングピン
9を中心としてナックル10が揺動し、ナックル10に
取り付けられた走行車輪14の向きが変えられ、自動操
舵されるものとなっている。車両が一般道路を走行する
場合は、案内輪7及びアーム6は車体内側(図5中一点
鎖線位置)へ反転して格納され、運転手のステアリング
ハンドル操作により運転(操舵)される。車両が専用軌
道の走行路15を走行する場合は、案内輪7は車両の外
側(図5中実線位置)に張り出されて使用される。な
お、13は車両の両サイドに配置された一対のナックル
アーム12の相互間に張架されたタイロッドであり、両
サイドの走行車輪14の操舵角度を同期して変化させる
機能を有している。上記のように構成された案内装置に
よれば、車両は運転手のハンドル操作が行われなくても
目的とする方向に自動的に誘導されて走行することがで
きる。
【0004】しかし、図4及び図5に示す従来の案内装
置は、案内輪7、アーム6及びアーム4等からなる案内
装置本体がすべてナックル10に一体的に固定されてお
り、キングピン9を軸として一体的に回動する。しか
も、キングピン9は、ステアリングハンドルの操作力
(トルク)を軽減させるために、鉛直線に対して所定の
角度(β)だけ傾けて配置されていることから、車両の
旋回角の変動に伴って案内輪7の軌跡が上下することに
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
専用軌道走行車両用の案内装置は、案内装置本体がナッ
クルと一体化しているので、案内輪の軌跡が上下に変動
し易い。案内輪の路面からの高さが低くなった場合には
安全性に支障をきたす上、案内輪の軌跡が上下変動する
ために、案内輪の摩耗が大きい等の問題があった。
【0006】本発明は、上記の事情に基づいてなされた
もので、案内輪が操舵角度の如何にかからわず上下変動
することがなく、安全性が高く、案内輪の上下変動に伴
う摩耗が少なく、加えて従来よりステアリング感度の高
い専用軌道走行車両用の案内装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次のような手段を講じた。
【0008】アクスルに案内機構用ブラケットを介して
固定され、かつ、路面に対して垂直に取り付けられた案
内機構用ピンと、この案内機構用ピンを軸として路面に
水平な面内で揺動可能な如く案内輪アームを介して取付
けられた案内輪と、前記アクスルの両端にナックルを介
して取付けられた走行車輪と、この走行車輪を前記ナッ
クルのナックルアームの回動操作により操舵操作する手
段と、案内輪アームとナックルアームとを連結し、上記
案内輪アームの揺動を前記ナックルアームに伝えて走行
車輪の自動操舵を行なわしめる自在リンクとを備えるよ
うにした。
【0009】
【作用】上記手段を講じた結果、次のような作用が生じ
る。案内輪がアクスルに直結された案内機構用ブラケッ
トを介して路面に対して垂直に取り付けられた案内機構
用ピンを軸として揺動することから、案内輪の軌跡を水
平にすることができる。従って、案内壁に接触する案内
輪の高さ位置が一定になり、かつ、路面高さを安定に保
持できることから、安全性が確保される。また、案内輪
の上下変動が防止されることから、案内輪の摩耗を少な
くすることもできる。
【0010】更に、車両の直進時における案内輪と走行
車輪との進行方向距離よりもステアリング時における案
内輪と走行車輪との進行方向距離が大きくなるため、ス
テアリング感度が良くなり、前輪及び後輪が案内壁に接
近する量が少なく、安全性が向上する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る案内装置の概
略的構造を示す正面図である。図2は直進時の平面図、
図3はステアリング時の平面図である。
【0012】図1及び図2に示すように車両のシャーシ
部分におけるアクスル1に案内機構用ブラケット2が固
定されている。この案内機構用ブラケット2の先端部は
案内機構用ピン3が路面に対して垂直に取り付けられて
いる。上記ピン3を軸としてアーム4が水平面内で回動
可能に取り付けられ、このアーム4の先端に設けられた
ピン5を軸として別
【0013】のアーム6が水平面内で回動可能に取り付
けられている。このアーム6の先端に案内輪7が取り付
けられている。前記アーム4は自在リンク8を介してナ
ックルアーム(一方端)11と連結され、互いに連動し
て動くようになっている。アクスル1の両側にはキング
ピン9を中心にナックル10が回動自在に設けられてい
る。ナックルアーム(他方端)12にはタイロッド13
の一端が結合されている。タイロッド13は車両の両サ
イドの第2ナックルアーム12どうしを連結し、両サイ
ドの走行車輪(タイヤ)14を同期してステアリングさ
せるためのものである。走行車輪14はナックル10に
固定されており、かつ、運転者のステアリングハンドル
操作により向きを変え得るものとなっている。なお、図
2中二点鎖線は、一般道路走行時(案内壁がない場合)
における案内輪7の格納位置を示している。
【0014】次に、上記のように構成された本装置の動
作を説明する。案内輪7は、走行路15の両側面に立設
した案内壁16に接触して転動する。従って、案内輪7
が案内壁16の壁面によって押し返されると、アーム6
及びアーム4は案内機構用ピン3を中心に揺動する。ア
ーム4の揺動により、自在リンク8で結合したナックル
アーム11と12が作動(揺動)し、これによってナッ
クル10と一体化された走行車輪14がキングピン9を
中心として所定方向へ回動し、ステアリングされる。
【0015】本実施例における案内装置は、案内輪7、
案内輪アーム6、4等の案内装置本体が案内機構ブラケ
ット2を介してアクスル1にて支持されており、しかも
案内機構用ピン3が路面に対して垂直に設置されている
ため、案内輪7は水平に揺動移動する。このため、案内
輪7の路面からの高さを常に一定にすることができる。
従って、安全性が確保される。また、案内輪7が、上下
に変動しないため、案内輪7の摩耗が少なくなる。
【0016】そして、図2と図3に示すように、車両の
直進時及びステアリング時の案内輪7と走行車輪14と
のそれぞれの進行方向距離L1とL2の関係はL1<L
2となる。従って、その分ステアリング感度が良くな
る。この結果、車両の前輪及び後輪が案内壁16に接近
する量が少なくなるので、より安全となる。本発明は、
上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を
変更しない範囲で種々変形して実施できるのは勿論であ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果が得られ
る。 (1) 案内壁に接触して転動する案内輪の揺動中心と
なる案内機構用ピンが路面に対して垂直に取り付けられ
ているため、案内輪の移動軌跡は水平となる。 (2) このため案内輪の上下移動がなく、安全性が高
い上、案内輪の摩耗が少なくなる。
【0018】(3) 車両の直進状態から最大ステアリ
ング状態まで、走行車輪と案内輪との間の距離が徐々に
大きくなるため、ステアリング感度が良くなり、車両の
前輪及び後輪が案内壁に接近する量が少なくなり、より
安全性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用案内装置の一実施例を示す
正面図。
【図2】本発明に係る車両用案内装置の車両の直進時に
おける一実施例を示す平面図。
【図3】本発明に係る車両用案内装置の車両のステアリ
ング時における一実施例を示す平面図。
【図4】従来の車両用案内装置の正面図。
【図5】従来の車両用案内装置の車両の直進時における
平面図。
【符号の説明】
1…アクスル、2…案内機構用ブラケット、3…案内機
構用ピン、4…アーム、5…ピン、6…アーム、7…案
内輪、8…自在リンク、9…キングピン、10…ナック
ル、11及び12…ナックルアーム、13…タイロッ
ド、14…走行車輪(タイヤ)、15…走行路、16…
案内壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 博夫 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社三原製作所内 (72)発明者 小川 進 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社三原製作所内 (72)発明者 福本 陽三 兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株式会社神戸製鋼所神戸本社内 (72)発明者 片平 耕介 新潟県新潟市秋葉一丁目2番1号 株式会 社新潟鉄工所交通システム事業部技術部内 (72)発明者 尾之内 昌二 愛知県名古屋市熱田区三本松町1番1号 日本車輌製造株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクスルに案内機構用ブラケットを介して
    固定され、かつ、路面に対して垂直に取り付けられた案
    内機構用ピンと、 この案内機構用ピンを軸として路面に水平な面内で揺動
    可能な如く案内輪アームを介して取付けられた案内輪
    と、 前記アクスルの両端にナックルを介して取付けられた走
    行車輪と、 この走行車輪を前記ナックルのナックルアーム回動操作
    により操舵操作する手段と、 前記案内輪アームと前記ナックルアームとを連結し、前
    記案内輪アームの揺動を前記ナックルアームに伝えて走
    行車輪の自動操舵を行なわしめる自在リンクと、を具備
    したことを特徴とする専用軌道走行車両用の案内装置。
JP15064292A 1992-06-10 1992-06-10 専用軌道走行車両用の案内装置 Pending JPH05338534A (ja)

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ID=15501315

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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