JPWO2014115707A1 - プラズマ生成装置、及び内燃機関 - Google Patents

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Abstract

本発明は、電磁波を放射することにより電磁波プラズマを生成するプラズマ生成装置において、複数の電源、複雑なシステム等を必要とせず、必要な電力量を低減し、プラズマの発生、拡大及び維持を効率よく行えるプラズマ生成装置の供給を課題とする。本発明は、電磁波を発振する電磁波発振器、及び上記電磁波発振器を制御する制御装置を備えるプラズマ生成装置であって、上記電磁波発振器から発振される電磁波を共振させて高電圧を発生させる昇圧回路と、上記昇圧回路により発生した高電圧を放電させる放電電極とを備えることを特徴とする。

Description

本発明は、プラズマ生成装置及びそのプラズマ生成装置を備えた内燃機関に関する。
従来から、対象空間に電磁波を放射して電磁波プラズマを生成するプラズマ生成装置が知られている。例えば特開2009−38025号公報及び特開2006−132518号公報には、この種のプラズマ生成装置が記載されている。
特開2009−38025号公報には、スパークプラグの放電ギャップでスパーク放電を生じさせると共に、その放電ギャップに向けてマイクロ波を放射してプラズマを拡大するプラズマ生成装置が記載されている。このプラズマ生成装置では、スパーク放電により生成されたプラズマがマイクロ波パルスからエネルギーを受ける。これにより、プラズマ領域の電子が加速され、電離が促進されて、プラズマの体積が増大する。
また、特開2006−132518号公報には、電磁波放射器から燃焼室内に電磁波を放射することによりプラズマ放電を発生させる内燃機関の点火装置が開示されている。ピストンの上面には、ピストンから絶縁された点火用電極が設けられている。点火用電極は、その近傍にて燃焼室内の電磁波の電界強度を局所的に高める役割を果たす。これにより点火用電極の近傍にてプラズマ放電が生成される。
特開2009−38025号公報 特開2006−132518号公報
しかし、特開2009−38025号公報に記載のプラズマ生成装置では、スパークプラグにおいて放電を起こさせるための高電圧電源、及びマイクロ波を放射するための高周波電源の少なくとも2つの電源が必要となる。例えばプラズマ生成装置を自動車エンジン等の燃焼室に用いる場合には設置スペースに限界があるため、このように複数の電源を要するプラズマ生成装置では設置場所を確保することが難しいという不都合がある。また、このようなプラズマ生成装置における伝送システムとしては、従来のスパークプラグに対する高電圧配送システムと電磁波配送システムの双方が必要とされるため、高度に複雑化される。一方、特開2006−132518号公報に記載のプラズマ生成装置は、電磁波のみを用いてプラズマを生成するため、電源は1つしか必要ないものの電磁波のみで着火及び燃焼反応を起こさせるためには、高周波電源から多量の電力を供給する必要がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、対象空間に電磁波によりプラズマを生成するプラズマ生成装置において、複数の電源、複雑なシステム等を必要とせず、さらには、必要な電力量を低減し、プラズマの発生、拡大及び維持を効率よく行うことができるプラズマ生成装置を供給することである。
上記課題を解決するためになされた発明は、
電磁波を発振する電磁波発振器、及び上記電磁波発振器を制御する制御装置を備えるプラズマ生成装置であって、
上記電磁波発振器から発振される電磁波を共振させて高電圧を発生させる昇圧回路と、
上記昇圧回路により発生した高電圧を放電させる放電電極とを備えることを特徴とするものである。
本発明のプラズマ生成装置は、電磁波のみでプラズマを生成、拡大、維持させることができるため、電源は一つで足りる。さらに当該プラズマ生成装置は、電磁波を共振させる昇圧回路を含むことで高電圧を発生させることができ、電磁波のみで効率よくスパークを起こしプラズマを発生させることができる。
上記昇圧回路は、上記電磁波発振器と容量結合した共振回路を含むことが好ましい。当該プラズマ生成装置は、上記共振回路を含むことで、効率的に高電圧を発生させることができ、それにより電磁波のみで安定してスパークを生じさせることができる。
上記昇圧回路は、上記共振回路を複数含むことが好ましい。当該プラズマ装置は、上記昇圧回路が複数の共振回路を含むことで、より高い電圧を発生させることが可能となるため、電磁波のみでより安定してスパークを生じさせることができる。
上記共振回路の少なくとも1つは、並列共振回路であることが好ましい。当該プラズマ生成装置は、上記並列共振回路を含むことで、より効率的に高電圧を発生させることができるため、電磁波のみで安定してスパークを生じさせることができる。
また、上記並列共振回路より放電電極側に、さらに直列共振回路を備えることができる。直列共振回路を備えることで、放電電極からプラズマが発生し、低抵抗になっても電磁波発振器との整合を維持し、電磁波の反射を低減する。この場合、並列共振回路と直列共振回路の共振周波数は略同一とすることが好ましい。
上記制御装置は、上記放電電極においてスパーク放電を引き起こす条件の電磁波パルスと、上記スパーク放電により生じたプラズマを拡大・維持させる条件の電磁波パルスとを含む発振パターンに従って発振するよう上記電磁波発振器を制御することが好ましい。
当該プラズマ生成装置は、スパーク放電を起こす条件の電磁波パルスと、この電磁波パルスよりも低い電力を用い、生じたプラズマを拡大・維持させる条件の電磁波パルスとを含む発振パターンを用いることで、プラズマの生成、拡大、維持を効率よく行うことができ、その結果としてトータルの消費電力を低減することができる。
上記発振パターンは、上記スパーク放電を引き起こす条件の電磁波パルスの前に、非平衡プラズマを生成させる条件の電磁波パルスをさらに含むことが好ましい。本発明のプラズマ生成装置は、スパーク放電の前に非平衡プラズマを生成させることで、スパーク放電の際に必要な電力をより低減することができる。
上記非平衡プラズマを生成させる条件の電磁波パルスは、ストリーマ放電を起こす条件の電磁波パルスであることが好ましい。上記ストリーマ放電は、例えば1マイクロ秒未満の短パルス電圧を印加することで、簡便に非平衡プラズマを生成することができる。
本発明のプラズマ生成装置は、内燃機関用として好適に用いられる。当該プラズマ生成装置は、電磁波のみで効率良くプラズマを生成、拡大、維持する事ができるため、内燃機関に用いた場合に、燃焼効率をより向上することができる。
本発明は、上述の本発明のプラズマ生成装置と、燃焼室が形成された内燃機関本体とを備える内燃機関も含む。
本発明の内燃機関は、電磁波のみで効率良くプラズマを生成、維持、拡大する事ができる上述のプラズマ生成装置を備えているため、燃焼効率により優れる。
本発明のプラズマ生成装置は、電磁波を共振させる昇圧回路を含むことで高電圧を発生させることができ、電磁波のみでスパークを起こすことができる。そのため、当該プラズマ生成装置においては、電源が一つで足り、複雑な伝送線路等を必要としない。また、当該プラズマ生成装置は、スパーク放電を起こす条件の電磁波パルスと、生じたプラズマを拡大・維持させるための放電を起こす条件の電磁波パルスとを含む所定の発振パターンを用いる。そのため、電磁波のみによってもプラズマの生成、拡大、維持を効率よく行うことができ、消費電力を低減することができる。
実施形態1のプラズマ生成装置のブロック図である。 実施形態1に係る内燃機関の縦断面図である。 実施形態1に係るプラズマ生成装置の縦断面図である。 実施形態1に係るプラズマ生成装置の等価回路である。 実施形態1に係るプラズマ生成装置の電磁波発振パターンの一例である。 実施形態1の変形例1に係るプラズマ生成装置の電磁波発振パターンの一例である。 実施形態1に係るプラズマ生成装置の別の縦断面図である。 実施形態1に係るプラズマ生成装置の別の等価回路である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
<実施形態1>プラズマ生成装置
本実施形態1は、本発明に係るプラズマ生成装置である。当該プラズマ生成装置は、図1に示すように、電磁波用電源2、電磁波発振器3、昇圧回路6、放電電極5及び制御装置4を備えている。
電磁波用電源2は、制御装置4から電磁波発振信号(例えばTTL信号)を受けると、所定のデューティー比、パルス時間等を設定したパターンで電磁波発振器3にパルス電流を出力する。
電磁波発振器3は、例えば半導体発振器である。電磁波発振器3は、電磁波用電源2に電気的に接続されている。電磁波発振器3は、電磁波用電源2からパルス電流を受けると、昇圧回路6にマイクロ波パルスを出力する。
昇圧回路6は、図3に示すように、入力部の中心電極53、出力部の中心電極56、結合部の電極54、接地コイル55及び絶縁体59を備える。中心電極53は、電磁波発振器3から入力部52を介してマイクロ波プラズマプラグ50内に設置され、結合部の電極54と絶縁体59を介して容量結合している。出力部の中心電極56の一方の端部は結合部の電極54に直結している。出力部の中心電極56のもう一方の端部は放電電極5となっている。出力部の中心電極56の放電電極5以外の部分は絶縁材59で覆われており、その周囲に接地コイル55のコイル構造が形成されている。接地コイル55の一方の端部は結合部の電極54に接続しており、もう一方の端部は放電電極付近で接地している。接地コイル55と外ケース51との浮遊容量、及び結合部の電極54と外ケース51との浮遊容量が共振することで高電圧を発生する構造になっている。接地コイル55のコイル構造部分は、絶縁材59中に埋め込まれる構造となっている。発生した高電圧は、放電電極5からその近傍の接地電極57に向かって放電される。なお、昇圧回路6は、図3に示すようにマイクロ波プラズマプラグ50に内蔵されている。
昇圧回路6の等価回路を図4に示す。昇圧回路6は、電磁波発振器3と容量結合した、コイルL1とコンデンサC2とからなる並列共振回路を含んでいる。さらに、電磁波発振器3と容量結合した、コイルL2とコンデンサC3とからなる共振回路を含んでいる。上記並列共振回路の周波数に対する上記共振回路の周波数の比は、0.80以上1.20以下であることが好ましく、0.90以上1.10以下であることがより好ましく、0.95以上1.05以下であることがさらに好ましく、1.00であることが最も好ましい。
また、並列共振回路より放電電58極側に、さらに直列共振回路を備えることができる。この場合の昇圧回路60を図6に、昇圧回路60の等価回路を図7に示す。この昇圧回路60は、コイルL1とコンデンサC2とからなる並列共振回路より放電電極58側に、コイルL2とコンデンサC4とからなる直列共振回路を備えている。具体的には、図6に示すように、コイルL2を兼ねる放電電極58の末端が結合部の電極54と分離し、放電電極58の末端部分と電極54との間でコンデンサC4を構成する。直列共振回路を備えることで、放電電極からプラズマが発生し、低抵抗になっても電磁波発振器との整合を維持し、電磁波の反射を低減する。この場合、並列共振回路と直列共振回路の共振周波数は略同一とすることが好ましい。
−プラズマ生成装置の動作−
プラズマ生成装置1のプラズマ生成動作について説明する。プラズマ生成動作では、放電電極5からの放電により、放電電極5の近傍にプラズマが生じる。
具体的なプラズマ生成動作では、まず制御装置4が、スパーク放電を起こす条件の電磁波発振信号を出力する。電磁波用電源2は、制御装置4からこのような電磁波発振信号を受けると、所定のデューティー比で所定の設定時間に亘ってパルス電流を出力する。電磁波発振器3は、設定時間に亘って電磁波パルスを所定のデューティー比で出力する。電磁波発振器3から出力された電磁波パルスは、昇圧回路6により、接地コイル55と外ケース51との浮遊容量、及び結合部の電極54と外ケース51との浮遊容量が共振することで高電圧となり、放電電極5から接地電極57に向かって放電が起こり、スパークを生じさせる。このスパークにより放電電極5の近傍のガス分子から電子が放出され、プラズマが生成される。
引き続き制御装置4は、上記プラズマを維持・拡大する条件の電磁波発振信号を出力する。電磁波用電源2は、制御装置4からこのような電磁波発振信号を受けると、所定のデューティー比で所定の設定時間に亘ってパルス電流を出力する。電磁波発振器3は、設定時間に亘って電磁波パルスを所定のデューティー比で出力する。電磁波発振器3から出力されたマイクロ波(アシストのマイクロ波)は、昇圧回路6を経て放電電極5から放電される。これにより、スパーク放電によって生じたプラズマを維持・拡大させることができる。
本実施形態のプラズマ生成装置1における、スパーク放電を起こす条件の電磁波パルスと、生じたプラズマを維持・拡大させる条件の電磁波パルスとを含む所定の発振パターンの一例を図5に示した。すなわち、放電電極5においてスパーク放電を起こし、プラズマを発生させるためには、ある一定以上の電力のマイクロ波を放射することが必要である。このようなマイクロ波としては、一回のパルスであってもよいし、必要に応じて所定のデューティー比、所定の設定時間に亘る複数回のパルスであってもよい。その後、生じたプラズマに対して、所定のデューティー比で所定の設定時間に亘ってマイクロ波を発振することで、プラズマを維持・拡大させることができる。このプラズマの維持・拡大のために必要な電力は、スパーク放電を起こすのに必要な電力よりも低く抑えることができる。
なお、上述のように、スパーク放電を起こすことによりプラズマが発生すると、生じたプラズマが抵抗として機能するため電圧が低くなる。そのため、スパーク放電を起こす条件の電磁波パルスの発振を継続した場合であっても、スパークによりプラズマを生じさせた後自然に制御がかかり低電圧となり、プラズマを維持・拡大させることも可能である。
電磁波発振信号の立ち上がり時点から所定の設定時間が経過すると、マイクロ波パルスの発振が停止され、マイクロ波プラズマが消滅する。
−実施形態1の効果−
本実施形態1のプラズマ生成装置1は、電磁波を共振させる昇圧回路6を含むことで高電圧を発生させることができ、電磁波のみでスパークを起こすことができる。そのため、対象空間において、電磁波のみでプラズマを生成、維持、拡大させることができ、電源は電磁波用電源2のみで足り、複雑な伝送線路等を必要としない。さらには、スパーク放電を起こす条件の電磁波パルスと、生じたプラズマを拡大・維持させる条件の電磁波パルスを含む所定の発振パターンを用いるため、電磁波のみによってもプラズマの生成、拡大、維持を効率よく行うことができ、トータルでの消費電力を低減することができる。また、出力部の中心電極56が接地コイル55のコイル構造部分の内部を通る構造となっていることで、マイクロ波プラズマプラグの径をより細くすることも可能となる。
−実施形態1の変形例1−
実施形態1の変形例1では、実施形態1とはプラズマの生成動作が一部異なる。すなわち、図6に示すように、まず制御装置4が、スパーク放電を起こす条件の電磁波発振信号を出力する前に、非平衡プラズマを生成する条件の電磁波発振信号を出力する。これにより、電磁波用電源2は、所定のデューティー比で所定の設定時間に亘ってパルス電流を出力する。出力されたパルス電流により電磁波パルスが発振され、高圧回路6を経て放電電極5から放電される。この放電により対象空間のガス分子から電子が放出され、非平衡プラズマが生成される。この非平衡プラズマにおいては、放出される電子温度のみが高くなり、粒子温度は低温に保たれる。そのため、この条件においては、スパークを生じることはない。しかし、対象空間のガス分子のエネルギー状態が高くなっているため、引き続き行われるスパーク放電のために必要な電力を低減することができる。これらの結果として、本発明のプラズマ生成装置において、全行程において必要とされる電力の合計量を低減させることができる。また、スパーク放電において用いられる電圧を低減させることができるため、放電電極5の摩耗を防止することもできる。
このような非平衡プラズマを生成させる条件の電磁波パルスとしては、ストリーマ放電を起こす条件の電磁波パルスが好ましいものとして挙げられる。
−実施形態1の変形例2−
実施形態1の変形例2では、マイクロ波プラズマプラグ50の放電電極5の近傍に誘電体バリア放電用電極(図示省略)をさらに備える。この誘電体バリア放電用電極は絶縁体で覆われている。この誘電体バリア放電用電極からの放電により、対象空間において非平衡プラズマが生成される。上記誘電体バリア放電用電極からの放電も、マイクロ波プラズマプラグ50と同様に制御装置4により制御される。
引き続き、放電電極5においては、スパーク放電及び上記アシストの放電を起こす。なお、本変形例における絶縁体で覆われている上記電磁波放射アンテナの設置位置としては、本発明の効果を妨げない限り特に限定されないが、マイクロ波プラズマプラグ50の放電電極5近傍に位置し、スパーク放電をおこす領域において誘電体バリア放電を起こすよう配設されていることが好ましい。また、本変形例における電磁波の発振パターンの一例としては、図6に示すパターンが挙げられる。
すなわち、制御装置4は、まず誘電体バリア放電により非平衡プラズマを生成する条件の電磁波発振信号を出力する。これにより、電磁波用電源2は、所定のデューティー比で所定の設定時間に亘ってパルス電流を出力し、上記誘電体バリア放電用電極からの放電を促す。この放電により対象空間のガス分子から電子が放出され、非平衡プラズマが生成される。引き続き制御装置4が、スパーク放電を起こす条件の電磁波発振信号を出力する。電磁波用電源2は、制御装置4からこのような電磁波発振信号を受けると、所定のデューティー比で所定の設定時間に亘ってパルス電流を出力する。電磁波発振器3は、設定時間に亘って電磁波パルスを所定のデューティー比で出力する。電磁波発振器3から出力された電磁波パルスは、昇圧回路を経てスパーク放電を生じさせる。このスパーク放電により対象空間のガス分子から電子が放出され、プラズマが生成される。
次に制御装置4は、上記プラズマにエネルギーを与え、このプラズマを拡大・維持する条件の放電を起こすような電磁波発振信号を出力する。電磁波用電源2は、制御装置4からこのような電磁波発振信号を受けると、所定のデューティー比で所定の設定時間に亘ってパルス電流を出力する。電磁波発振器3は、設定時間に亘って電磁波パルスを所定のデューティー比で出力する。電磁波発振器3から出力されたマイクロ波(アシストのマイクロ波)は、昇圧回路を経て放電電極5より放電され、スパーク放電によって生じたプラズマにエネルギーを与え、プラズマを拡大・維持させることができる。
本変形例においては、誘電体バリア放電により対象空間のガス分子のエネルギー状態を高くすることができるため、スパーク放電のために必要な電力を低減することができる。これらの結果として、本発明のプラズマ生成装置において、全行程において必要とされる電力の合計量を低減させることができる。また、スパーク放電において用いられる電圧を低減させることができるため、放電電極5の摩耗を防止することもできる。
<実施形態2>内燃機関
本実施形態2は、本発明に係るプラズマ生成装置12を備えた内燃機関10である。プラズマ生成装置12は、燃焼室20を対象空間としてマイクロ波プラズマを生成する。内燃機関10は、図2に示すように、直噴式のガソリンエンジンである。内燃機関10は、内燃機関本体11とプラズマ生成装置12とを備えている。
内燃機関本体11は、シリンダブロック21とシリンダヘッド22とピストン23とを備えている。シリンダブロック21には、横断面が円形のシリンダが複数形成されている。各シリンダ24内には、ピストン23が往復自在に設けられている。ピストン23は、コネクティングロッドを介して、クランクシャフトに連結されている(図示省略)。クランクシャフトは、シリンダブロック21に回転自在に支持されている。各シリンダ24内においてシリンダ24の軸方向にピストン23が往復運動すると、コネクティングロッドがピストン23の往復運動をクランクシャフトの回転運動に変換する。
シリンダヘッド22は、ガスケット18を挟んで、シリンダブロック21上に載置されている。シリンダヘッド22は、シリンダ24及びピストン23と共に、燃焼室20を区画している。
シリンダヘッド22には、各シリンダ24に対して、マイクロ波プラズマプラグ50が1つずつ設けられている。マイクロ波プラズマプラグ50の先端部分50aは、放電電極として機能する。本実施形態では、マイクロ波プラズマプラグ50が、プラズマ生成装置12の一部を構成している。マイクロ波プラズマプラグ50は、従来の自動車エンジンのスパークプラグと同一形状であり、電磁波発振器3及び放電電極5を内蔵している。
シリンダヘッド22には、各シリンダ24に対して、吸気ポート25及び排気ポート26が形成されている。吸気ポート25には、吸気ポート25を開閉する吸気バルブ27が設けられている。一方、排気ポート26には、排気ポート26を開閉する排気バルブ28が設けられている。
シリンダヘッド22には、各シリンダ24に対して、インジェクター29が1つずつ設けられている。インジェクター29は、2つの吸気ポート25の開口の間から燃焼室20に突出している。インジェクター29は、複数の噴口から互いに異なる方向へ燃料を噴射する。インジェクター29は、ピストン23の頂面に向かって燃料を噴射する。
−内燃機関の動作−
本実施形態の内燃機関におけるプラズマ生成動作について説明する。本実施形態の内燃機関では、放電電極として機能するマイクロ波プラズマプラグ50の先端部分50aから放電することによりプラズマが生成される。
まず制御装置4が、スパーク放電を起こす条件の電磁波発振信号を出力する。電磁波用電源2は、制御装置4からこのような電磁波発振信号を受けると、所定のデューティー比で所定の設定時間に亘ってパルス電流を出力する。電磁波発振器3は、設定時間に亘って電磁波パルスを所定のデューティー比で出力する。電磁波発振器3から出力された電磁波パルスは、マイクロ波プラズマプラグ50に内臓された昇圧回路6により高圧となり、マイクロ波プラズマプラグ50の先端部分50a近傍においてスパーク放電を生じさせる。このスパーク放電により反応室20内の燃料ガス分子から電子が放出され、プラズマが生成される。
引き続き制御装置4は、上記プラズマにエネルギーを与え、このプラズマを拡大・維持する条件の電磁波発振信号を出力する。電磁波用電源2は、制御装置4からこのような電磁波発振信号を受けると、所定のデューティー比で所定の設定時間に亘ってパルス電流を出力する。電磁波発振器3は、設定時間に亘って電磁波パルスを所定のデューティー比で出力する。電磁波発振器3から出力された電磁波パルスは、昇圧回路6を経て高圧となり、マイクロ波プラズマプラグ50の先端部分50aにおいて放電を起こし、上記スパーク放電によって生じたプラズマにエネルギーを与え、上記プラズマを拡大・維持させることができる。
本実施形態の内燃機関における、スパーク放電を起こす条件の電磁波パルスと、生じたプラズマを拡大・維持させる条件の電磁波パルスを含む所定の発振パターンの一例としては、実施形態1と同様に図5に示すパターンを挙げることができる。すなわち、反応室20においてスパーク放電を起こし、プラズマを発生させるためには、ある一定以上の電力の電磁波パルスが必要である。このような電磁波パルスとしては、一回のパルスであってもよいし、必要に応じて所定のデューティー比、所定の設定時間に亘る複数回のパルスであってもよい。その後、生じたプラズマを維持・拡大させるためには、所定のデューティー比で所定の設定時間に亘って電磁波パルスが発振される。このプラズマの拡大・維持には、スパーク放電を起こすのに必要な電力よりも低い電力しか必要としない。
−実施形態2の効果−
本実施形態2の内燃機関においては、実施形態1と同様のプラズマ生成装置を用いていることで、高電圧を利用した点火プラグとマイクロ波放射アンテナとを備える従来のプラズマ生成装置を備える内燃機関のように複数の電源を必要とせず、複雑な伝送線路等も必要としない。さらに、本実施形態の内燃機関においては、電磁波発振器3及び放電電極5は、従来の自動車エンジンのスパークプラグと同一形状のマイクロ波プラズマプラグ50に内蔵することができる。そのため、本実施形態のプラズマ生成装置を自動車エンジンに用いる場合には、エンジン自体の構造変更を必要としない。
−実施形態2の変形例1−
実施形態2の変形例1においては、実施形態1の変形例1と同様のプラズマ生成装置を備えている。このようなプラズマ生成装置の詳細については、実施形態1の変形例1において詳細に説明したので、ここでの説明を省略する。本変形例の内燃機関においては、このようなプラズマ生成装置を備えていることで、必要な電力の合計量を低減させることができる。
−実施形態2の変形例2−
実施形態2の変形例2では、実施形態1の変形例2と同様のプラズマ生成装置を備えている。このようなプラズマ生成装置の詳細については、実施形態1の変形例2において詳細に説明したので、ここでの説明を省略する。なお、本変形例における誘電体バリア放電用電極の設置位置としては、本発明の効果を妨げない限り特に限定されないが、スパーク放電をおこす領域において誘電体バリア放電を起こすよう、放電電極5の近傍に配設されていることが好ましい。本変形例の内燃機関においては、このようなプラズマ生成装置を備えていることで、必要な電力の合計量を低減させることができる。
<実施形態3>排ガス分解装置
本発明に係るプラズマ生成装置は、排ガス分解装置として用いることができる。この排ガス分解装置は、電磁波用電源、電磁波発振器、制御装置、昇圧回路及び放電電極を内臓するマイクロ波プラズマプラグ、並びに所定の電磁波帯域を共振するマイクロ波共振空洞(キャビティ)を備える。本発明のプラズマ生成装置は、電磁波のみにより有効なプラズマを生成することができるため、複雑な伝送線路等のシステムが不要であり、さらには使用電力の低減にも資する。
本実施形態の排ガス分解装置においては、有害排出物、化学物質、浮遊粒子状物質、スス等をプラズマによる生成物(OHラジカル、オゾン(O))を利用して化学的に酸化、反応させ、無害化するために、マイクロ波共振空洞(キャビティ)内流体に、効率よくプラズマを発生させることができる。
<実施形態4>オゾン発生・滅菌・消毒装置、消臭装置
本発明のプラズマ生成装置は、オゾン発生・滅菌・消毒装置、消臭装置として好適に用いられる。本発明のプラズマ生成装置を用いると、水分を含んだ高圧蒸気を多量のOHラジカル、Oに効率良く変換することができる。これにより、例えば排気ガスを多量のOHラジカル、Oの強力な酸化力をもって無害なガスに分解するとともに、フロン等で破壊された成層圏のオゾン層修復のために多量のOを発生させることができる。本発明のプラズマ生成装置は、用いる電力に対するプラズマの発生・拡大効率を向上させることができるため、当該プラズマ生成装置を備えるこれらの装置は、より効率よくオゾン発生・滅菌・消毒・消臭を行うこができる。
以上説明したように、本発明のプラズマ生成装置は、電磁波のみでプラズマを生成、拡大、維持させることができるため、電源は一つで足り、複雑な伝送線路等を必要としない。さらには、スパーク放電を起こす条件の電磁波パルスと、生じたプラズマを拡大・維持させる条件の電磁波パルスを含む所定の発振パターンを用いるため、電磁波のみによってもプラズマの生成、拡大、維持を効率よく行うことができ、消費電力の合計量を低減することができる。そのため、本発明のプラズマ生成装置は、自動車エンジン等の内燃機関、排ガス分解装置等に好適に用いられる。
1 プラズマ生成装置
2 電磁波用電源
3 電磁波発振器
4 制御装置
5 放電電極
6 昇圧回路
7 マイクロ波プラズマプラグ
10 内燃機関
12 プラズマ生成装置
20 対象空間(反応室)
50 マイクロ波プラズマプラグ

Claims (10)

  1. 電磁波を発振する電磁波発振器、及び上記電磁波発振器を制御する制御装置を備えるプラズマ生成装置であって、
    上記電磁波発振器から発振される電磁波を共振させて高電圧を発生させる昇圧回路と、
    上記昇圧回路により発生した高電圧を放電させる放電電極と
    を備えることを特徴とするプラズマ生成装置。
  2. 上記昇圧回路が、上記電磁波発振器と容量結合した共振回路を含む請求項1に記載のプラズマ生成装置。
  3. 上記昇圧回路が、上記共振回路を複数含む請求項2に記載のプラズマ生成装置。
  4. 上記共振回路の少なくとも1つが、並列共振回路である請求項2又は請求項3に記載のプラズマ生成装置。
  5. 上記並列共振回路より放電電極側に、さらに直列共振回路を備えた請求項4に記載のプラズマ生成装置。
  6. 上記制御装置が、上記放電電極においてスパーク放電を引き起こす条件の電磁波パルスと、上記スパーク放電により生じたプラズマを拡大・維持させる条件の電磁波パルスとを含む発振パターンに従って発振するよう上記電磁波発振器を制御する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプラズマ生成装置。
  7. 上記発振パターンが、上記スパーク放電を引き起こす条件の電磁波パルスの前に、非平衡プラズマを生成させる条件の電磁波パルスをさらに含む請求項6に記載のプラズマ生成装置。
  8. 上記非平衡プラズマを生成させる条件の電磁波パルスが、ストリーマ放電を起こす条件の電磁波パルスである請求項7に記載のプラズマ生成装置。
  9. 内燃機関用である請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のプラズマ生成装置。
  10. 請求項9に記載のプラズマ生成装置と、燃焼室が形成された内燃機関本体とを備える内燃機関。
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