JPWO2014080462A1 - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リアクトルの放熱効果と振動抑制効果とを得る電力変換装置を提供することを目的とする。【解決手段】電力変換装置1において、電力の流れるリアクトルACL、DCLと、電力変換装置1の筐体10にリアクトルACL、DCLを当該筐体10と隙間14を設けて配置すると共に、少なくとも隙間14に熱伝導性を有する液状の樹脂15を介在させた後当該樹脂15を硬化させてリアクトルACL、DCLの発熱を筐体10へ伝達させることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、電力変換装置に関する。
従来より、太陽電池、蓄電池、或いは燃料電池等の出力電力を交流に変換して負荷へ供給する電力変換装置が提供されている。電力変換装置は、直流電力の電圧を昇圧する昇圧回路、昇圧後の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路、インバータ回路の後段に設けられインバータ回路の出力に含まれる高周波成分を除去するフィルタ回路などを有している。
昇圧回路やフィルタ回路には、リアクトルが設けられており、これらのリアクトルは流れる電流量に応じて発熱する。
また、昇圧回路やインバータ回路は、スイッチ素子をON/OFF駆動することにより直流電力の昇圧や交流電力への変換を行う。この際リアクトルのコイルに直流電力が間欠通電されることによってコイルが振動する。出力が4kw〜6kw程度の一般的な電力変換装置1でさえ、コイルには10A以上もの大きな電流が流れることになり振動も大きなものとなる。
特許文献1には、リアクトルのコイルとヒートシンクとの間に柔軟性の熱伝導シート及び電気絶縁シートを挟み込んでコイルをヒートシンクに押し付けて固定する電力変換装置が開示されている。これにより、特許文献1の電力変換装置では、熱伝導シートを介してリアクトルの発する熱をヒートシンクに伝えて効率よくリアクトルの熱を放熱している。また、特許文献1の電力変換装置では、リアクトルのコイルが柔軟性の熱伝導シートに押し付けられることによりリアクトルの振動を抑制している。
また特許文献2には、リアクトルを予めケース内に収納しこのケース内を樹脂で充填する電子部品収容筐体が記載され、このリアクトルを収納した電子部品収容筐体を固定用部材に取り付けるものが記載されている。このような電子部品収容筐体を用いることによってリアクトルの振動の伝播を抑制できるものであった。
特開2012−165597号公報 特許第4816490号公報
しかしながら、特許文献1の電力変換装置では、コイルが熱伝導シートに押し付けられた状態で振動するため、熱伝導シートに強い力がかかって熱伝導シートが破れコイルとヒートシンクがショートしてしまうという問題があった。また、逆に熱伝導シートにコイルを押し付ける力を弱くすると、コイルが十分に熱伝導シートと接触せず十分に放熱効果が得られないという問題があった。
特許文献2に記載の電子部品収容筐体は単一の部品として用いられるものであり、電力変換装置等に組み込む際には別途筐体への取り付け構造が必要であり、この取り付け構造によっては筐体に放熱効果や振動抑制効果を持たせることが充分にできない場合があった。
本発明は上述の問題に鑑みて成された発明であり、筐体にリアクトルを熱伝導性のある樹脂で取り付けることによってリアクトルの放熱効果と振動抑制効果とを得る電力変換装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電力変換装置は、電力変換装置において、電力の流れるリアクトルと、前記電力変換装置の筐体に前記リアクトルを当該筐体と隙間を設けて配置すると共に、少なくとも前記隙間に熱伝導性を有する液状の樹脂を介在させた後当該樹脂を硬化させて前記リアクトルの発熱を前記筐体へ伝達させることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の他の電力変換装置は、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置において、前記直流電力が流れる直流リアクトルと、前記交流電力が流れる交流リアクトルと、前記直流リアクトル及び前記交流リアクトルが夫々の隙間を有して配置される筐体と、前記夫々の隙間に液体で介在した後硬化して前記直流リアクトル及び前記交流リアクトルの放熱を前記筐体へ伝達させる熱伝導性を有する樹脂とを有し、前記直流リアクトル及び交流リアクトルを電装基板の両側に配置させることを特徴とする
本発明によれば、リアクトルの放熱効果と振動抑制効果とを得る電力変換装置を提供することができる。
第1の実施形態の電力変換装置の回路図である。 第1の実施形態の電力変換装置の分解斜視図である。 第1の実施形態の電力変換装置の平面図である。 リアクトルの斜視図である。 図3のA−A断面図である。 第2の実施形態の図3のA−A断面図である。 変形例の図3のA−A断面図である。
(第1の実施形態)
以下、図面に基づき本発明の第1の実施形態を詳述する。図1に示すように、電力変換装置1は、例えば太陽電池2(直流電源)の出力電力(直流電力)を商用電力系統3に同期した交流電力に変換した後商用電力系統3に重畳する。具体的には、電力変換装置1は、昇圧回路41、インバータ回路42、及びフィルタ回路43を有している。尚、直流電力は太陽電池から得られるものに限るものではなく、風力発電や水力発電など交流電力を出力する発電器から得られる交流電力を整流平滑した直流電力を用いてもよい。
昇圧回路41は、スイッチ素子S1、直流リアクトルDCL、ダイオードD1、及びコンデンサC1からなる非絶縁型の昇圧チョッパを構成している。昇圧回路41は太陽電池1に接続され、スイッチ素子S1をONデューティの制御された周期的なパルスでパルス駆動することにより直流電力をを昇圧してインバータ回路に供給する。そして、この際に、直流電力が直流リアクトルDCLに流れてこのリアクトルが発熱し、スイッチ素子S1がON/OFFして直流リアクトルDCLに流れる電流が変動しリアクトルのコイルから生じる磁界の変動によってこのコイルが振動し、直流リアクトルの振動につながる。
インバータ回路42は、スイッチ素子S2〜S5を単相フルブリッジ状に接続してなり、スイッチ素子S2〜S4をPWM制御(搬送波を変調波で変調して得られるスイッチング信号)によりON/OFFすることで昇圧回路41から供給される直流電力を商用電力系統3に同期した疑似正弦波の交流電力に変換する。
フィルタ回路43は2つの交流リアクトルACLとコンデンサC2により構成され、インバータ回路42で変換された疑似正弦波に含まれる高周波成分を減衰する。この際交流リアクトルは、インバータ回路42の出力電力が流れて発熱し、疑似正弦波の高周波成分により振動する。
このような電力変換装置1を構成する回路(昇圧回路41、インバータ回路42、及びフィルタ回路)は、直流リアクトルDCL、交流リアクトルACL、スイッチ素子S1〜S5及びダイオードD1をまとめて構成したスイッチモジュールIPM、及びその他の部品が実装される電装基板12などを配線により適宜接続することにより得られる。
次に電力変換装置1の具体的な構造について述べる。図3(a)は電力変換装置1を下側壁W2側から見た側面図であり、図3(b)は、電力変換装置1を前面カバー13側から見た正面図である。図3(b)は説明を容易にするため、前面カバー13、直流リアクトルDCL及び電装基板12を取り除いている。図2、図3に示すように、電力変換装置1は、直流リアクトルDCL、交流リアクトルACL、スイッチモジュールIPM及び電装基板12を収容する筐体10を具えている。
筐体10は、前面に開口を有する箱形の直方体形状をしている。具体的には、筺体10は、四方を上側壁W1、下側壁W2、右側壁W3、左側壁W4で囲むと共に、背面部材11を有している。筐体10は側壁W1〜W4及び背面部材11をアルミニウム合金(他の金属また他の合金を用いてもよい)でダイカスト加工して一体に成形している。
筺体10の開口から直流リアクトルDCL、交流リアクトルACL、及び電装基板12等が組み入れられる。この筐体10の開口は前面カバー13により閉じられ、電力変換装置1は筺体10の背面部材11を建屋の壁に取り付けて利用する。また、下側壁W2には、配線孔24が開いておりここから太陽電池の出力電力を入力するための配線や、交流に変換した太陽電池の出力電力を出力するための配線が筺体10内に引き込まれる。尚、施工時にはパテ等で防水処理される。
筺体10の側壁W1〜W4から背面部材11に掛けて幾つかの補強リブ22が成形され、その補強リブ22には一体化され電装基板12を取り付ける取付スペーサ21が成形されている。取付スペーサ21にはネジ穴が設けられており、電装基板12はこの取付スペーサ21にネジ止めして固定される。
背面部材11はダイカスト加工されたアルミ合金であり、熱伝導性に優れ筐体内の熱を外部に容易に放熱する作用を有している。本発明はこの背面部材11の外側にフィン11a〜11cを成形しさらに放熱作用を高めている。背面部材11には2つの窪み17a、17bが成形され夫々直流リアクトルDCLと交流リアクトルACLとが配置される。窪み17a、17bの外側にフィン11a、11bが夫々複数成形されている。また、背面部材11の2つの窪み17の間にはスイッチモジュールIPMが配置され、スイッチモジュールIPMが配置される背面部材11の外側の2つの窪み17a、17bの間には複数のフィン11cが成形されている。これにより、直流リアクトル及び交流リアクトルは電装基板12の両側に配置される。
フィン11a〜11cは、上側壁W1から下側壁W2へ延在するように設けられ、複数のフィン11a〜11cの間には下側壁W2から上側壁W1へ向けて冷却用の空気が流れる風路が構成されている。フィン11a、11bが夫々交流リアクトルACLと直流リアクトルDCLの放熱を主に行う放熱部に相当し、フィン11cがスイッチモジュールIPMの放熱を主に行う。これら窪み17a、17b、放熱部、フィン11a〜11c、及び背面部材11はダイカスト加工で一体に成形されているので、放熱に際しては全体が相互に放熱作用に寄与し、部分毎にリアクトルACL、DCLやスイッチモジュールの専用放熱部として作用することはない。例えば直流リアクトルDCLの温度が特に高くなった際には窪み17aのフィン11aのみならずこの窪み17aの周辺の背面部材11が放熱作用に寄与するものである。また、筐体11内の雰囲気温度が高くなった際には筐体11全体が放熱作用に寄与するものである。
直流リアクトルDCLは、図4(a)に示すように、四角い輪の形状を有する芯材(鉄心)31の左右にコイル32が巻回されて成る。また、直流リアクトルDCLは、直流リアクトルDCLを筺体10へ取り付けるための取付部材33を有している。取付部材33は、上側部材33aと下側部材33bとに分かれており、上側部材33aを芯材31の上側に、下側部材33bを芯材31の下側に設けて長ネジ25で連結することにより芯材31に取り付けられる。また、取付部材33は金属製の板部材を曲げ加工したものを用いているため、芯材31と取付部材33との間の絶縁性を保つために芯材31と取付部材33との間を絶縁性の接着剤などにより接着している。下側部材33bには、直流リアクトルDCLを筺体10にネジ止めするためのネジを通す貫通孔34が設けられており、直流リアクトルDCLは、直流リアクトルDCLを配置する筺体10の配置面に対して芯材31(コイル32)が垂直になるように取り付けられる。
また、直流リアクトルDCLは、図4(b)に示すように、取付部材33を用いてリアクトルDCLを配置する筺体10の配置面に対して芯材31(コイル32)が水平に取り付けられるようにしても良い。この取付部材33は、芯材31に巻回されたコイル32と略平行に設けられ筺体10に取り付けられる取付部33cと、取付部33cから垂直方向に曲げられて芯材31を左右から挟み込んで支持する支持部33d、33eとを有している。取付部33cにはネジを通す貫通孔34が設けられており、ネジ止めにより筺体10へ固定される。また、支持部33d、33eには凹みが設けられており、この凹みに芯材31が嵌めこまれて芯材31が支持部33d、eに支持される。また、取付部材33の取付部33cとコイルとの間に隙間を設けると良く、取付部材33の取付部33cとコイル33との間の距離が近くなる場合は、取付部材33とコイルとの間に熱伝導性を有する絶縁シートを挟んでおいても良い。
交流リアクトルACLについては、直流リアクトルDCLが1つのコイルを芯材に巻回しているのに対して、2つのコイルを芯材に巻回している点で異なるだけであり、その他の構成は同様の構成を用いることができるので説明を省略する。
尚、コイルの巻き方及び芯材の形状は実施例に限るものではなく、例えばE字型やトロイダル型のコアを用いることも可能であり、種々の変形に対しても同様の作用効果を得ることができるものである。
次に、窪み17a、17bについて説明する。図5(a)は、図4(a)に示すリアクトルACL、DCLを窪み17a、17bに配置したときの図3のA−A断面図である。図5(b)は、図4(b)に示すリアクトルACL、DCLを窪み17a、17bに配置したときの図3のA−A断面図である。図5は窪み17aのA−A断面図を示すものであるが、窪み17bにつても同様の構成を有するため図示を省略する。
図3(b)、図5に示すように、窪み17a、17bはリアクトルACL、DCLが中に全部収まる深さを有している。窪み17aは略4角形の開口を有し内壁W5、W6、W7、W8と底面W9とから構成されている。窪み17a、17bの底面W9からリアクトルACL、DCL側へ向かって突出し、窪み17a、17bの底面W9には内壁W5側から内壁W6側へ向かって延在する複数のリブ16a〜16c(突出部)が設けられている。リブ16aの内壁W7側及びリブ16c内壁W8側にはリアクトル取付スペーサ23がリブ16に一体的に成形されている。また、窪み17a、17bの内壁W7、W8からリアクトルACL、DCL側へ向かって突出し、窪み17a、17bの内壁W7、W8には夫々底面W9側から窪み17a、17bの開口へ向かって延在する複数のリブ18a、18b(突出部)が設けられている。リブ16a〜16c、18a、18bはこのような形状に限定されるものではなく、円柱状、円錐状、多角柱状、多角錐状、半球状など種々の形状が可能であり、またこれらの形状もしくはリブを連続配置した構造も可能である。これらのリブ16a〜16c、18a、18bは後に注入され硬化する樹脂と密着し、樹脂15と底面W9(放熱部)との熱伝導性を高める作用を有する。
リアクトル取付スペーサ23にはネジ穴が設けられており、リアクトルACL、DCLの下側部材33bの貫通孔をこのネジ穴に合わせてネジ止めする。このようにすることにより、リアクトルACL、DCLの取付部材33と底面W9との間に隙間14を成すと共にコイル32と底面W9との間に所定間隔を成すようにリアクトルACL、DCLがネジ止め固定される。また、リブ16の高さとリアクトル取付スペーサ23の高さが同じ高さに成形されているため、リアクトルACL、DCLの取付部材33はリブ16と接して配置されることになる。
この窪み17a、17bには、リアクトルACL、DCLが配置された後に、電気絶縁性及び熱伝導性(少なくとも空気の熱伝達率以上の熱伝導性)を有する液状の樹脂15が注入される。この樹脂15は、窪み17a、17bにリアクトルACL、DCLのコイル32の高さ以上まで注入される。第1の実施形態では、図5(a)、図5(b)に示すように、芯材31及びコイル32が完全に樹脂15に埋め込まれている。この液状の樹脂15は窪み17a、17bの内壁W5〜W8とリアクトルACL、DCLとの間に気泡など樹脂15が回り込まない所ができないように注入し、またリアクトルのコイルの隙間14にも樹脂が入り込むように注入することが好ましい。樹脂15の粘性が高い場合は、注入に際して窪み17a、17bを囲っての加圧注入も可能である。注入後の液体の樹脂15は所定の恒温庫で熱硬化(樹脂の種類によっては紫外線硬化)させる。窪み17a、17bを樹脂15で埋めることによって、樹脂15を介してリアクトルACL、DCLの発熱を窪み17a、17b、放熱部、背面部材11へ放熱させることができる。リアクトルACL、DCLの発熱はリブ16a〜16c、18a、18bを介して窪み17a、17b、放熱部、背面部材11への放熱も行われ、発熱が樹脂15を伝達する距離が短くなる分放熱効率が良くなる。すなわち、リブ16a〜16c、18a、18b(本実施例ではアルミ合金)が樹脂の熱伝達率より良くリアクトルの放熱に寄与する。
以上のように、第1の実施形態の電力変換装置1によれば、空気よりも熱伝導性が良い樹脂15を介してリアクトルACL、DCLの熱を放熱部11へ伝えることができるためより良い放熱効果を得ることができる。また、絶縁性を有している樹脂15がコイル32と底面W9との所定間隔に回り込んでいるためリアクトルACL、DCLと筺体10との電気的なショートを抑制することができる。
また、第1の実施形態の電力変換装置1によれば、リアクトルACL、DCLが窪み17a、17b内で樹脂15により一体に硬化されているので、リアクトルACL、DCL自体の振動が抑制される。またこのリアクトルACL、DCLを窪み17a、17bの底面W9に固定する取付部材33bやネジ止め箇所も樹脂15に埋め込まれ一体に硬化されているのでリアクトルACL、DCLからの振動が底面W9へ伝わるのを抑制している。また、窪み17a、17b自体の振動も樹脂15によって抑制される。
また、第1の実施形態の電力変換装置1によれば、リアクトルACL、DCLの取付部材33は、リブ16と接して配置されている。このため、直接リアクトルACL、DCLの熱が底面W9に伝えられることになる。これにより、リアクトルACL、DCLのより良い放熱効果を得ることができる。
また、第1の実施形態の電力変換装置1によれば、リアクトルACL、DCLは内壁W5〜W8にも熱を伝えて放熱することになるのでより良い放熱効果を得ることができる。
また、第1の実施形態の電力変換装置1によれば、ネジ止めによりリアクトルACL、DCLが固定されている。これにより、リアクトルACL、DCLが振動により樹脂15から剥離したとしても、リアクトルACL、DCLをその場所に固定し続けることができる。このため、樹脂15から剥離したリアクトルACL、DCLが振動により動いて他の部品に接触することを抑制することができる。
また、第1の実施形態の電力変換装置1によれば、窪み17a、17bは、窪み17a、17bにコイル32が収まる深さを有しており、樹脂15はコイル32の高さ以上窪み17a、17bに注入されている。これにより、コイル32での発熱が樹脂15を伝って窪み17a、17bの内壁W5〜W8及び底面W9に伝わることになるため、より良い放熱効果を得ることができる。
また、第1の実施形態の電力変換装置1によれば、直流リアクトルDCL及び交流リアクトルACLを電装基板12の両側に配置している。このため、熱源が分散して互いの熱により互いが干渉しづらくなるのでより良い放熱効果を得ることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について述べる。第1の実施形態では、リアクトルACL、DCLを窪み17の底部にネジ止めしたが、第2の実施形態では、図6(a)、図6(b)に示すように、リアクトル取付スペーサ23を窪み17の外に設け、取付部材33をこのリアクトル取付スペーサ23にネジ止めして固定している。図6(a)は、筺体10への配置面に対して芯材31(コイル32)が略垂直になるようにリアクトルACL、DCLを窪み17a、17bに取り付けた図である。図6(b)は、筺体10への配置面に対して芯材31(コイル32)が略平行になるようにリアクトルACL、DCLを窪み17a、17bに取り付けた図である。
この際に取付部材33は、芯材31及びコイル32が窪み17の中に宙づりになるような形状になっている。これ以外は、第1の実施形態と同様の構成を有しているため説明を省略する。
この様にしても、リアクトルACL、DCLの取付部材33と底面W9との間に隙間14を設けると共にコイル32と底面W9との間に所定間隔を隔てるようにリアクトルACL、DCLがネジ止め固定される。また、この際にはリブ16とコイル32との間に隙間があるようにすると良い。
この様な状態で樹脂15を窪みの中に充填しても、空気よりも熱伝導性を有する樹脂15を介してリアクトルACL、DCLの熱を窪み17a、17bへ伝えることができるため良い放熱効果を得ることができる。また、コイル32と窪み17a、17bが所定間隔を隔てるようにリアクトルACL、DCLを窪み17にネジ止めしている。このため、コイル32と窪み17a、17bとのショートを抑制することができる。
また、第2の実施形態の電力変換装置によれば、背面部材11は、窪み17a、17bの開口を完全に覆うものではなく、窪み17aの開口に対して隙間を有して開口の前に配置されることになる。例えば、取付部材33をリアクトル取付スペーサ23に取り付けた場合に、窪み17aの開口の一部(ここでは窪み17a、17bの内壁W5、W6側)が取付部材33により覆われないで隙間を有している。また、例えば、図6(a)、図6(b)に示すように、リアクトル取付スペーサによって取付部材33を背面部材11(窪み17a、17bの開口面)から浮かして隙間を設けて取り付けている。
これにより、これらの隙間から取付部材33と樹脂15との間に冷却用の空気が流れ込み、取付部材33と樹脂15との間からこれらの隙間へと流れ込んだ空気が抜ける風路が構成される。このため、樹脂15、取付部材33の内側(芯材31やコイルの取付側)、或いは樹脂15から露出している芯材31やコイル32を冷却することができるので放熱効果を上げることができる。冷却用の空気は自然対流により流れる空気を利用しても良いが、筺体10内は密閉した空間になるため、筺体10内にファン等を設けて強制的に空気を循環させるとより良い放熱効果が得られる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、以上の説明は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
例えば、本実施形態では、窪み17にリアクトルACL、DCLを設け、リアクトルACL、DCLが完全に埋まるように樹脂15を注入したが、窪み17aを有さなくとも良いし、リアクトルACL、DCLが完全に埋まるまで樹脂を注入しなくても良い。例えば、隙間14が埋まる程度或いはそれ以上に樹脂を注入すれば、コイル32の発熱が芯材31や取付部材33を介してして樹脂15に伝わり、樹脂15から底面W9にこの熱を伝えることができるためより良い放熱効果を得ることができる。
また、コイル32の少なくとも一部が樹脂15に埋まるようにすれば、直接コイル32の熱を樹脂15を介して底面W9に伝えることができるため、より良い放熱効果を得ることができる。このように、樹脂15を注入する量を減らすと、図7に示すように、窪み17a、17bの深さを低くできるので筺体10の小型化ができる。
また、例えば、窪み17a、17bの内壁W8、W9側及び底面W9側にフィン11a、11bが突出するように設けたが、内壁W5、W6側にも設けても良い。このようにした場合、図5(a)に示すようなリアクトルACL、DCLを固定すると、コイル32が相対向する全ての面にフィンが設けられることになるため効率良くリアクトルACL、DCLを放熱することができる。
1 電力変換装置
2 太陽電池
3 商用電力系統
10 筐体
11 ヒートシンク背面部材
12 電装基板
13 前面カバー
14 隙間
15 樹脂
16 リブ(突出部)
17 窪み(窪み部)
18 リブ
21 電装基板の取付スペーサ
22 補強リブ
23 リアクトル取付スペーサ
24 配線孔
31 芯材
32 コイル
33 取付部材
34 貫通孔
35 長ネジ
41 昇圧回路
42 インバータ回路
43 フィルタ回路
ACL 交流リアクトル
DCL 直流リアクトル
IPM スイッチモジュール

Claims (12)

  1. 電力変換装置において、
    電力の流れるリアクトルと、
    前記電力変換装置の筐体に前記リアクトルを当該筐体と隙間を設けて配置すると共に、
    少なくとも前記隙間に熱伝導性を有する液状の樹脂を介在させた後当該樹脂を硬化させて前記リアクトルの発熱を前記筐体へ伝達させることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記リアクトルは前記筐体の窪み部の中に配置されると共に、前記リアクトルのコイルに前記樹脂が達することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記筐体は前記窪み部が放熱部をかねるように金属材によるダイキャストで一体成形されていることを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記隙間には前記筐体から前記リアクトルへ向かう突出部を有することを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記突出部は前記リアクトルと接することを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置。
  6. 前記窪みは、少なくとも前記コイルが収まる深さを有し、
    前記樹脂内に前記コイルが全て浸ることを特徴とする請求項請求項5に記載の電力変換装置。
  7. 前記リアクトルは、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路の出力側に設けられ、前記インバータ回路の出力する交流電力に含まれる高周波成分を除去するフィルタ回路に用いられることを特徴とする請求項2乃至請求項6の何れかに記載の電力変換装置。
  8. 前記リアクトルは、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路の入力側で前記直流電力の電圧を昇圧する昇圧回路に用いられることを特徴とする請求項請求項7に記載の電力変換装置。
  9. 前記リアクトルは前記筐体にネジ止めされ、前記ネジ止め箇所が前記樹脂に埋め込まれることを特徴とする請求項2乃至請求項6の何れかに記載の電力変換装置。
  10. 直流電力を交流電力に変換する電力変換装置において、
    前記直流電力が流れる直流リアクトルと、
    前記交流電力が流れる交流リアクトルと、
    前記直流リアクトル及び前記交流リアクトルが夫々の隙間を有して配置される筐体と、
    前記夫々の隙間に液体で介在した後硬化して前記直流リアクトル及び前記交流リアクトルの放熱を前記筐体へ伝達させる熱伝導性を有する樹脂とを有し、
    前記直流リアクトル及び交流リアクトルを電装基板の両側に配置させることを特徴とする電力変換装置。
  11. 前記筐体は金属材によるダイキャストで一体に成形されると共に、前記筐体は前記直流リアクトル及び前記交流リアクトルを収納する窪みを夫々有し、これら窪みは少なくとも夫々のリアクトルのコイルが浸かる程度に前記液状の樹脂が供給される深さを有することを特徴とする請求項10に記載の電力変換装置。
  12. 前記窪みは内側に向かって突出する突出部を複数有することを特徴とする請求項11に記載の電力変換装置。

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