JP2017224715A - リアクトル構造体 - Google Patents

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裕志 橋本
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俊平 林
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Abstract

【課題】ポット型リアクトルが発生する振動は受け部材に可及的に伝播させない一方で、リアクトルが発生する熱は積極的に伝達させる。【解決手段】リアクトル構造体2は、ポット型のリアクトル20と、リアクトル20が取り付けられるヒートシンク3と、リアクトル20とヒートシンク3との間に介在される伝熱部材4とを備える。リアクトル20は、フラットワイズコイルからなるコイル21と、コイル21を包み込む圧粉コア22とを含む。リアクトル20の底面202には、平面部23と、この平面部23から下方に向けて突設された中心凸部24とが備えられている。ヒートシンク3は、リアクトル20が載置される対向面33を有する。対向面33は、中心凸部24の頂面が接触し、且つ、平面部23と微小な隙間Gを置いて対向する。隙間Gには、伝熱部材4が介在されている。【選択図】図2

Description

本発明は、コイルを圧粉コイルで包皮してなるポット型リアクトルと、該リアクトルが取り付けられる受け部材とを備えたリアクトル構造体に関する。
リアクトルは種々の電気回路に適用される。例えば、ハイブリッド自動車の電動機を駆動するインバータには、バッテリー電圧を昇圧する昇圧回路が付設される。リアクトルは、前記昇圧回路に適用され、インバータ入力電圧を昇圧する機能を果たす共に、リップル電流を平滑化する機能を果たす。
リアクトルは、当該リアクトルが搭載される機器に備えられている何らかの受け部材に取り付けられる。一方、リアクトルは、コア部品間の電磁吸引力やコアも磁歪によって振動が生じる。本出願人は先に、リアクトルが発生する振動が可及的に前記受け部材へ伝播させないようにし、低騒音化(低振動化)を図る取り付け構造を提案している(特許文献1参照)。
特許第5557797号公報
リアクトルには、振動対策だけでなく、放熱対策も求められる。リアクトルは、コイルの巻線抵抗によって発生するジュール熱や、コアに交流磁場が印加されることによる磁気的な損失等に起因して、発熱する。とりわけ、ポット型リアクトルでは、コイルが圧粉コイルで包まれているため、コイルの放熱(冷却)という点では構造的に不利であり、より効率的な放熱構造を適用することが求められる。
本発明は、上記の問題に鑑みて為されたものであり、ポット型リアクトルが受け部材に取り付けられてなるリアクトル構造体において、リアクトルが発生する振動は受け部材に可及的に伝播させない一方で、リアクトルが発生する熱は積極的に伝達させ得る構造を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係るリアクトル構造体は、コイルと、該コイルを包み込む圧粉コアとを含むポット型のリアクトルと、前記リアクトルが取り付けられる受け部材と、前記リアクトルと前記受け部材との間に介在される伝熱部材と、を備え、前記リアクトルは前記受け部材への取り付け面となる第1面を備え、前記受け部材は前記第1面と対向する第2面を備え、前記第1面は、第1平面部と、該第1平面部から突設された凸部とを含み、前記第2面は、前記凸部と接触し、且つ、前記第1平面部と隙間を置いて対向する第2平面部を含み、前記伝熱部材は、前記隙間に介在されていることを特徴とする。
このリアクトル構造体によれば、リアクトルが受け部材と直接接触するのは、第1平面部から突設された凸部のみとなる。従って、リアクトルから受け部材への振動の伝播を抑制することができる。一方、第1平面部と第2平面部との間の隙間には伝熱部材が介在される。このため、リアクトルが発する熱は、前記凸部に加えて、前記伝熱部材を通して前記受け部材に伝達される。従って、リアクトルが発する熱を、受け部材に向けて積極的に逃がすことができる。
上記のリアクトル構造体において、前記コイルは、帯状の絶縁導体を渦巻き状に巻回してなるフラットワイズコイルであって、前記第1平面部は、前記フラットワイズコイルのコイル中心軸と直交する方向に延びる面であり、前記受け部材はヒートシンクであることが望ましい。
このリアクトル構造体によれば、帯状の絶縁導体の幅広方向がコイル中心軸の方向と一致するので、前記中心軸方向への伝熱性が良好となる。そして、前記第1平面部は、前記中心軸方向と直交する方向に延びる面であるので、当該第1平面部は良好にリアクトルが発生する熱が伝達される面となる。このような第1平面部から、伝熱部材を介してヒートシンクへ伝熱されるので、リアクトル構造体の放熱性が良好となる。
上記のリアクトル構造体において、前記凸部が、前記第1平面部において前記コイル中心軸が通る中心領域に突設されていることが望ましい。
このリアクトル構造体によれば、リアクトルとヒートシンクとが中央領域の凸部で直接接触する共に、当該凸部の周囲が伝熱部材で囲まれることになる。従って、リアクトルをヒートシンクにバランス良く固定し、且つ伝熱性を良好とすることが可能となる。
上記のリアクトル構造体において、前記凸部が、前記第1平面部においてコイル外周部側に対応する周辺領域に突設されていることが望ましい。
このリアクトル構造体によれば、リアクトルが、当該リアクトルの径方向の中心領域において比較的大きな振動が発生する特性を有する場合に、その振動のヒートシンクへの伝播を抑制することができる。他方、両者間の伝熱は、周辺領域以外の領域に介在される伝熱部材によって確保することができる。
上記のリアクトル構造体において、前記伝熱部材は、前記第1平面部上に担持された流動性を有する部材からなり、前記周辺領域の凸部は、コイル巻回方向に沿って間欠的に突設された複数の凸部片からなり、これら凸部片の間の領域が、前記リアクトルの前記ヒートシンクへの取り付け時における前記伝熱部材の逃がし流路となることが望ましい。
このリアクトル構造体によれば、リアクトルの第1面とヒートシンクの第2面とを組み付ける際に、第1平面部上に担持された伝熱部材が圧迫された場合、前記逃がし流路に前記伝熱部材の一部を積極的に逃がすことができる。従って、前記凸部と前記第2平面部との接触面に、流動性を有する伝熱部材が入り込まないようにすることができ、両者の組立精度を確保することができる。
上記のリアクトル構造体において、前記凸部が、前記第1平面部において前記コイル中心軸が通る中心領域に突設された第1凸部と、前記第1平面部においてコイル外周部側に対応する周辺領域に突設された第2凸部とを備えることが望ましい。
このリアクトル構造体によれば、リアクトルとヒートシンクとが中央領域の凸部で直接接触すると共に、周辺領域でも直接接触する。このため、リアクトルとヒートシンクとを強い取り付け強度で組み付けることができる。他方、両者間の伝熱は、中央領域と周辺領域との間の領域に介在される伝熱部材によって確保することができる。
上記のリアクトル構造体において、前記隙間が、前記第1平面部においてコイル外周部側に対応する周辺領域が最も大きく、前記コイル中心軸に向かうほど小さくなるように設定されていることが望ましい。
このリアクトル構造体によれば、リアクトルの第1面とヒートシンクの第2面とを組み付ける際に、伝熱部材に対してリアクトルの径方向外側に向かう力が作用し易くなる。従って、両者の組み付け性を良好なものとすることができる。
本発明によれば、ポット型リアクトルが受け部材に取り付けられてなるリアクトル構造体において、リアクトルが発生する振動は受け部材に可及的に伝播させない一方で、リアクトルが発生する熱は積極的に伝達させ得る構造を提供することができる。
図1は、本発明に係るリアクトル構造体の適用例の一つである駆動装置の回路図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係るリアクトル構造体の断面図である。 図3は、第1実施形態のリアクトルの底面図及び側面図である。 図4(A)は、第1実施形態のリアクトルのヒートシンクへの取り付け構造例を示す断面図、図4(B)はその上面図である。 図5は、本発明の第2実施形態に係るリアクトル構造体の断面図である。 図6は、第2実施形態のリアクトルの底面図及び側面図である。 図7は、本発明の第3実施形態に係るリアクトル構造体の断面図である。 図8は、第3実施形態のリアクトルの底面図及び側面図である。 図9(A)は、第3実施形態のリアクトルのヒートシンクへの取り付け構造例を示す断面図、図9(B)はその上面図である。 図10(A)は、第3実施形態のリアクトルに伝熱部材が塗布された状態の底面図、図10(B)は、リアクトルがヒートシンクに取り付けられる状態を示す断面図。図10(C)は、前記伝熱部材の流動状態を示す前記リアクトルの底面図である。 図11は、本発明の第4実施形態に係るリアクトル構造体の断面図である。 図12は、第4実施形態のリアクトルの底面図及び側面図である。 図13は、本発明の第5実施形態に係るリアクトル構造体の断面図である。 図14は、第5実施形態のリアクトルの底面図及び側面図である。 図15(A)は、第5実施形態のリアクトルのヒートシンクへの取り付け構造例を示す断面図、図15(B)はその上面図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき詳細に説明する。まず、図1に基づき、本発明に係るリアクトル構造体の適用例を示す。図1は、リアクトル構造体の適用例の一つである駆動装置1の回路図である。駆動装置1は、電動機11を用いた動力源装置であり、この電動機11は、直流電源12、インバータ13及び昇圧回路14を備えている。電動機11は、例えばハイブリッド自動車に搭載され、当該自動車の走行アシスト及び発電を行う発電電動機である。この場合、直流電源12は当該自動車に搭載されるバッテリーである。
インバータ13は、直流電源12が発する直流電圧を交流電圧に変換し、電動機11へ駆動用の交流電圧を供給する。昇圧回路14は、直流電源12の直流電圧を所定電圧まで昇圧するチョッパ方式のDC−DCコンバータであり、スイッチ素子15、リアクトル16及び制御部17を含む。制御部17は、出力直流電圧に応じた所定のデューティサイクルでスイッチ素子15のON/OFFを制御する。リアクトル16は、スイッチ素子15のON/OFF動作により磁気エネルギーの蓄積/放出を行うことによって、直流電圧を昇圧する。また、リアクトル16は、この電圧変換の際に発生するリップル電流を平滑化する機能も果たす。
リアクトル16は、当該リアクトルが搭載される機器に備えられている何らかの受け部材に取り付けられる。ハイブリッド自動車であれば、例えばパワーユニットの基板又はケーシング等にリアクトル16は固定される。一方、リアクトル16は、コア部品間の電磁吸引力やコアも磁歪によって振動が生じる。また、リアクトルは、コイルの巻線抵抗によって発生するジュール熱や、コアに交流磁場が印加されることによる磁気的な損失等に起因して、発熱する。その発熱量は、電流の約2乗に比例すると共に、交流磁場周波数の1.7乗〜2乗に比例する。ハイブリッド自動車の駆動用リアクトルの場合、発電電動機に大電流を流すことから発熱量は大きくなるが、他方で小型軽量化の要請があり、放熱性能の確立が難しい。とりわけ、リアクトル16がポット型リアクトルである場合、コイルが圧粉コイルで包まれているため、コイルの放熱が構造的に難しい。
以上の背景より、振動対策と放熱対策の双方を満たすことのできるリアクトル構造体が求められている。すなわち、ポット型リアクトルが受け部材に取り付けられてなるリアクトル構造体においては、リアクトルが発生する振動は前記受け部材に可及的に伝播させない一方で、リアクトルが発生する熱は前記受け部材に積極的に伝達させて放熱させ得る構造が求められている。以下、振動面及び放熱面の双方の要請を満たすリアクトル構造体の各種実施形態を示す。
[第1実施形態]
図2は、本発明の第1実施形態に係るリアクトル構造体2の断面図である。リアクトル構造体2は、ポット型のリアクトル20と、リアクトル20が取り付けられるヒートシンク3(受け部材)と、リアクトル20とヒートシンク3との間に介在される伝熱部材4とを備える。図3は、上記リアクトル20の底面図(上側の図)及び側面図(下側の図)である。ここでは、受け部材の一例としてヒートシンク3を示すが、リアクトル20を載置可能な平面部を有する限りにおいて、各種部材を受け部材として使用することができる。
リアクトル20は、図1に示したリアクトル16に相当する電気部品であり、コイル21と、コイル21を包み込む圧粉コア22とを含む。コイル21は、帯状の絶縁導体を、コイル中心軸Aを中心として渦巻き状に巻回してなるフラットワイズコイルである。前記絶縁導体は、例えば銅やアルミニウム、又はこれらの合金からなる帯状導体と、この帯状導体の外周を覆う絶縁層とからなり、一対の幅広の主面と一対の幅狭の側面とを有している。コイル21は、フラットワイズコイルであるので、前記絶縁導体の前記幅広の主面がコイル中心軸Aに沿うように巻回されることによって形成されている。
圧粉コア22は、電気絶縁皮膜で被覆された磁性体粉末が固められることによって形成されている。圧粉コアは、複数枚の電磁鋼板の積層体からなるコアに比べて気密性が高く、渦電流の発生を抑制でき、さらに、形状の自由度が高いという利点がある。前記磁性体粉末としては、強磁性の金属粉末が好適に用いられ、例えば純鉄粉、鉄基合金粉末(Fe−Al合金、Fe−Si合金、センダスト、パーマロイ等)およびアモルファス粉末を用いることができる。これら金属粉末の表面を被覆する電気絶縁皮膜は、例えばリン酸系化成皮膜である。コイル21は、圧粉コア22によって周囲を完全に覆われている。
リアクトル20は、大略的に扁平な円柱型の外形形状を有しており、上面201と、ヒートシンク3への取り付け面となる底面202(第1面)と、両者間の側周面203とを備えている。底面202には、平面部23(第1平面部)と、この平面部23から下方に向けて突設された中心凸部24(凸部)とが備えられている。平面部23は、コイル中心軸Aと直交する方向に延びる円形の平面である。中心凸部24は、平面部23においてコイル中心軸Aが通る中心領域に突設された、扁平な円柱状の凸部であり、その頂面は平面である。つまり、底面202には、平面部23と中心凸部24の頂面とによって高さの異なる2つの平行な平面が存在し、これにより凹凸が形成されている。
ヒートシンク3は、リアクトル20を支持すると共に、リアクトル20が発生する熱を放熱させる機能を有する。ヒートシンク3は、放熱性に優れるアルミニウム等の金属からなり、リアクトル20が載置される表面31(第2面)と、その反対側の裏面32とを有している。裏面32には、放熱性を高めるための図略の放熱フィン等が設けられる。
表面31は、リアクトル20の底面202と対向する面であって、平坦な面である。表面31のエッジ周辺を除く部分は、リアクトル20が載置される対向面33(第2平面部)である。対向面33は、リアクトル20が載置された状態において、コイル中心軸Aと直交する方向に延びる平面である。対向面33は、中心凸部24の頂面が接触し、且つ、平面部23と微小な隙間Gを置いて対向する。つまり、リアクトル20とヒートシンク3とが直接接触している部分は、中心凸部24の頂面と対向面33との接触部分だけである。また、平面部23と対向面33とは、隙間Gを隔てた互いに平行な面である。
伝熱部材4は、平面部23と対向面33との間の隙間Gに介在され、両者間における熱伝達を促進させる部材である。伝熱部材4としては、ポリカーボネート、炭素強化繊維プラスチック(CFRP)等の熱伝導性に優れる樹脂や、シリコーン樹脂やナイロン樹脂等のベース樹脂に熱伝導性を高める充填材を含有させた複合樹脂などを用いることができる。なお、リアクトル20が発生する振動をヒートシンク3へ可及的に伝播させないよう、伝熱部材4は振動減衰させ得る弾性部材であることが望ましい。
伝熱部材4を隙間Gに介在させる方法は特に限定はない。例えば、伝熱部材4を、流動性を有する状態(ペースト状)で準備し、リアクトル20のヒートシンク3への組み付け時に、ペースト状の伝熱部材4を平面部23上に塗布する方法が例示できる。この方法によれば、中心凸部24の突出高さに相当する量の伝熱部材4を平面部23に塗布しておけば、リアクトル20をヒートシンク3上に載置することによって、自ずと隙間Gに伝熱部材4が介在されることになる。その後、伝熱部材4は、加熱や紫外線照射等によって強制固化させるか、或いは自然固化される。この他、予め隙間Gの形状に合わせてワッシャー状の伝熱部材4を成型し、これを組み付け時に平面部23と対向面33との間に挟み込むようにしても良い。
図4(A)は、第1実施形態のリアクトル20のヒートシンク3への取り付け構造例を示す断面図、図4(B)はその上面図である。ここでは、1本の固定ネジ5を用いた取り付けを例示している。固定ネジ5は、リアクトル20とヒートシンク3とが直接接触部分となる中心凸部24において両者を締結固定している。固定ネジ5は、コイル中心軸Aの軸上に配置され、そのネジ部51が中心凸部24を上下方向に貫通し、ヒートシンク3の表面31側に螺合されている。固定ネジ5のネジ頭52は、リアクトル20の上面201に接している。
以上説明した第1実施形態のリアクトル構造体2によれば、リアクトル20が受け部材としてのヒートシンク3と直接接触するのは、平面部23から突設された中心凸部24のみとなる。従って、リアクトル20からヒートシンク3への振動の伝播を抑制することができる。一方、リアクトル20の平面部23と、ヒートシンク3の対向面33との間の隙間Gには伝熱部材4が介在される。従って、回路駆動時においてリアクトル20が発する熱は、中心凸部24に加えて、伝熱部材4を通してヒートシンク3に伝達される。従って、リアクトル20が発する熱を、ヒートシンク3に向けて積極的に逃がすことができる。
また、リアクトル20のコイル21は、帯状の絶縁導体を渦巻き状に巻回してなるフラットワイズコイルである。つまり、帯状の絶縁導体の幅広方向がコイル中心軸Aの延びる方向と一致するので、コイル中心軸A方向への伝熱性が良好となる。そして、平面部23は、コイル中心軸Aと直交する方向に延びる面であるので、当該平面部23は良好にリアクトル20が発生する熱が伝達される面となる。このような平面部23から、伝熱部材4を介してヒートシンク3へ伝熱されるので、リアクトル構造体2の放熱性が良好となる。
さらに、中心凸部24が、平面部23においてコイル中心軸Aが通る中心領域に突設されている。このため、リアクトル20とヒートシンク3とが中央領域の中心凸部24で直接接触する共に、当該中心凸部24の周囲が伝熱部材4で囲まれることになる。従って、リアクトル20をヒートシンク3にバランス良く固定し、且つ伝熱性を良好とすることができる。
[第2実施形態]
図5は、第2実施形態に係るリアクトル構造体2Aの断面図、図6は、リアクトル構造体2Aに適用されるリアクトル20Aの底面図及び側面図である。第2実施形態において、第1実施形態と同一部分には同一符号を付しており、これらの部分については説明を省略乃至は簡略化する(以下の実施形態でも同じ)。リアクトル20Aは、フラットワイズコイルからなるコイル21と、コイル21を包み込む圧粉コア22Aとを含み、上面201と、ヒートシンク3への取り付け面となる底面202とを扁平な円柱体である点で、第1実施形態のリアクトル20と同じである。
第1実施形態と相違する点は、底面202の平面部23から突設される凸部として、中心凸部24(第1凸部)に加えて環状凸部25(第2凸部)を具備する点である。環状凸部25は、平面部23において環状のコイル21の外周部側に対応する周辺領域に突設されている。第2実施形態では、図5に示すように、平面部23のコイル21の中空部に対応する領域(コイル中心軸Aが通る中心領域)において中心凸部24が突設され、コイル21の最外周部よりも径方向外側であって圧粉コア22Aの最外周部分(側周面203の近傍領域)に環状凸部25が突設されている。中心凸部24及び環状凸部25の、下方への突出高さは同じである。従って、リアクトル20Aがヒートシンク3に組み付けられた状態では、対向面33には、中心凸部24及び環状凸部25の各頂面が接触する。
平面部23は、第1実施形態と同様にコイル中心軸Aと直交する方向に延びる平面であるが、本実施形態では底面202において中心凸部24と環状凸部25との間で環状に凹没した領域となる。このような平面部23と、ヒートシンク3の対向面33との間の隙間Gには、伝熱部材4が介在されている。伝熱部材4は、平面部23及び対向面33に接し、両者間の熱伝達を促進する。伝熱部材4として、組み付け時に流動性を有する部材が用いられる場合は、凹没した平面部23を埋めるように、当該伝熱部材4が塗布(充填)される。
第2実施形態のリアクトル構造体2Aによれば、リアクトル20Aとヒートシンク3とが中央領域の中心凸部24で直接接触すると共に、周辺領域の環状凸部25でも直接接触する。このため、例えば図4に示した固定形態を採った場合に、リアクトル20Aとヒートシンク3との接面状態が安定し、両者を強い取り付け強度で組み付けることができる。この場合でも、リアクトル20Aとヒートシンク3とが直性接触する部分は中心凸部24及び環状凸部25に制限されるので、リアクトル20Aからヒートシンク3への振動の伝播を抑制することができる。他方、両者間の伝熱は、中央領域と周辺領域との間の平面部23の領域に介在される伝熱部材4によって確保することができる。
[第3実施形態]
図7は、第3実施形態に係るリアクトル構造体2Bの断面図、図8は、リアクトル構造体2Bに適用されるリアクトル20Bの底面図及び側面図である。リアクトル20Bは、フラットワイズコイルからなるコイル21と、コイル21を包み込む圧粉コア22Bとを含み、上面201と、ヒートシンク3への取り付け面となる底面202とを扁平な円柱体である点、及び、底面202における平面部23の中心領域及び周辺領域に各々凸部を有する点において、上述の第2実施形態のリアクトル20Aと同じである。
第2実施形態と相違する点は、環状のコイル21の外周部側に対応する周辺領域に突設される凸部が、環状凸部25ではなく、コイル21の巻回方向(圧粉コア22Bの円周方向)に沿って間欠的に突設された複数の外周凸部26(凸部片)からなる点である。図8では、4つの外周凸部26が、前記円周方向に90度ピッチで配列されている4分割タイプを例示している。これら外周凸部26は、コイル21の最外周部よりも径方向外側であって圧粉コア22Bの最外周部分に突設されている。このような外周凸部26の配列は一例であり、2又は3分割タイプ、或いは5分割以上の多数分割タイプの外周凸部26としても良い。但し、複数の外周凸部26は、等ピッチで環状に配列されることが望ましい。
中心凸部24及び各外周凸部26の、下方への突出高さは同じである。従って、リアクトル20Bがヒートシンク3に組み付けられた状態では、対向面33には、中心凸部24及び4つの外周凸部26の各頂面が接触する。一方、隣り合う外周凸部26の間の領域は、リアクトル20Bのヒートシンク3への取り付け時における伝熱部材4の逃がし流路27となる。逃がし流路27は、平面部23と面一の面である。つまり、隣り合う外周凸部26の間には、凹没した領域としての逃がし流路27が存在する。
平面部23は、コイル中心軸Aと直交する方向に延びる平面であり、第2実施形態と同様に、底面202において中心凸部24と環状に配列された外周凸部26との間で環状に凹没した領域である。図8の底面図に示すように本実施形態では、環状の平面部23の外周に、4つの逃がし流路27が周方向に等ピッチで連設された態様の凹没領域が、リアクトル20Bの底面202に形成されている。伝熱部材4は、このような平面部23及び逃がし流路27の凹没領域に充填されている。
図9(A)は、第3実施形態のリアクトル20Bのヒートシンク3への取り付け構造例を示す断面図、図9(B)はその上面図である。ここでは、5本の固定ネジ5を用いた取り付けを例示している。固定ネジ5は、リアクトル20Bとヒートシンク3との直接接触部分となる中心凸部24と、4つの外周凸部26とにおいて両者を締結固定している。前記中心領域において、固定ネジ5は、そのネジ部51が中心凸部24を上下方向に貫通し、ヒートシンク3の表面31側に螺合されている。また前記周辺領域において、4つの固定ネジ5は、各々そのネジ部51が外周凸部26を上下方向に貫通し、ヒートシンク3の表面31側に螺合されている。5つの固定ネジ5のネジ頭52は、いずれもリアクトル20の上面201に接している。
続いて、第3実施形態のリアクトル20Bの組み付け態様を説明する。図10(A)は、リアクトル20Bに伝熱部材4が塗布された状態の底面図、図10(B)は、リアクトル20Bがヒートシンク3に取り付けられる状態を示す断面図。図10(C)は、伝熱部材4の流動状態を示すリアクトル20Bの底面図である。ここでは、リアクトル20Bのヒートシンク3への組み付け時に、伝熱部材4が適度な流動性を有する状態であることを前提にした例を示す。
先ず、図10(A)に示す通り、リアクトル20Bの底面202の平面部23、つまり中心凸部24と環状に配列された4つの外周凸部26との間の環状凹部に、伝熱部材4が塗布(担持)される。この塗布は、伝熱部材4が平面部23を覆い、中心凸部24及び外周凸部26の突出高さをやや超える程度の肉盛りとなるような塗布とされる。
続いて、図10(B)に示す通り、伝熱部材4を担持したリアクトル20Bの底面202を、ヒートシンク3の表面31に対向させる。そして、底面202を、表面31に設定された対向面33に位置決めした状態で、リアクトル20Bをヒートシンク3上に載置させる。これにより、中心凸部24及び4つの外周凸部26の各頂面が対向面33に接面する。この際、平面部23上に肉盛りされた伝熱部材4は、上下方向(コイル軸方向)の圧縮力を受ける。
図10(C)は、前記圧縮力を受けたときの伝熱部材4の挙動を示している。中心凸部24及び外周凸部26と対向面33とが接面し、平面部23の凹状空間に圧力が加わると、隣り合う外周凸部26間の逃がし流路27が前記圧力の解放経路となる。このため、リアクトル20Bがヒートシンク3上に載置されると、平面部23上の伝熱部材4は、図10(C)に矢印で示す通り、逃がし流路27を通ってコイル21の径方向外側へ流出するようになる。従って、伝熱部材4は、中心凸部24及び外周凸部26と対向面33とが接面される際に、これらの接触面に入り込むことはない。また、逃がし流路27から溢れ出す伝熱部材4は、平面部23の凹状空間の容積を超過する分であるため、隙間Gは伝熱部材4で満たされる。
第3実施形態のリアクトル構造体2Bによれば、リアクトル20Bとヒートシンク3とが中央領域の中心凸部24で直接接触すると共に、周辺領域の外周凸部26でも直接接触する。このため、例えば図9に示した固定形態を採った場合に、リアクトル20Bとヒートシンク3とを強い取り付け強度で組み付けることができる。この場合でも、リアクトル20Bとヒートシンク3とが直性接触する部分は中心凸部24及び外周凸部26に制限されるので、リアクトル20Bからヒートシンク3への振動の伝播を抑制することができる。他方、両者間の伝熱は、中央領域と周辺領域との間の平面部23の領域に介在される伝熱部材4によって確保することができる。
さらに、隣り合う外周凸部26間には、平面部23と面一の逃がし流路27が設けられている。このため、リアクトル20Bがヒートシンク3へ組み付けられる際に、平面部23上に担持された伝熱部材4が圧迫された場合でも、逃がし流路27に伝熱部材4の一部を積極的に逃がすことができる。従って、伝熱部材4は、中心凸部24及び外周凸部26と対向面33との接触面に入り込まないようにすることができ、リアクトル20Bとヒートシンク3との組立精度を確保することができる。
[第4実施形態]
図11は、第4実施形態に係るリアクトル構造体2Cの断面図、図12は、リアクトル構造体2Cに適用されるリアクトル20Cの底面図及び側面図である。リアクトル20Cは、フラットワイズコイルからなるコイル21と、コイル21を包み込む圧粉コア22Cとを含み、上面201と、ヒートシンク3への取り付け面となる底面202とを扁平な円柱体である点で、第1実施形態のリアクトル20と同じである。
第1実施形態と相違する点は、底面202に傾斜面からなる平面部23Cが備えられている点である。中心凸部24は、平面部23Cにおいてコイル中心軸Aが通る中心領域に突設された、扁平な円柱状の凸部であり、その頂面は平面である。一方、平面部23Cは、コイル中心軸Aの側からコイル21の径方向外側に向けて、徐々に上方に向かうように傾斜したテーパ面である。このテーパ面は、平面、或いは凸曲面又は凹曲面であっても良い。図12の側面図(下側の図)には、水平線Lが描かれており、平面部23Cは該水平線Lに対して所定の傾きを持っている。なお、中心凸部24の頂面は、水平線L上にある。
リアクトル20Cがヒートシンク3に組み付けられた状態では、対向面33には、中心凸部24だけが接触する。そして、平面部23Cと対向面33との間の隙間Gは、平面部23Cにおいてコイル21の外周部側に対応する周辺領域、つまりリアクトル20Cの側周面203の位置において上下幅が最も大きく、コイル中心軸Aに向かうほど上下幅が小さくなる。つまり、隙間Gの上下幅が、コイル21の径方向外側に向かうに連れて拡張している。伝熱部材4は、このようなテーパ状の空間からなる隙間Gに充填されている。
第4実施形態のリアクトル構造体2Cによれば、リアクトル20Cとヒートシンク3とが直接接触する部分は中心凸部24のみであるので、リアクトル20Cからヒートシンク3への振動の伝播を抑制することができる。他方、両者間の伝熱は、中央領域と周辺領域との間の平面部23Cの領域に介在される伝熱部材4によって確保することができる。
さらに、平面部23Cと対向面33との間の隙間Gの上下幅が、コイル21の径方向外側に向かうに連れて拡張しているので、伝熱部材4を径方向外側に逃がし易くなる。すなわち、伝熱部材4として流動性を有する部材が用いられ、該伝熱部材4が平面部23Cに塗布された状態で、リアクトル20Cがヒートシンク3へ組み付けられる場合を想定する。この組み付けの際、平面部23C上に担持された伝熱部材4が圧迫されると、隙間Gの径方向内側は高圧力となり、径方向外側は低圧力になることから、伝熱部材4は径方向外側に向かって逃げるようになる。従って、伝熱部材4は、中心凸部24と対向面33との接触面に入り込まないようにすることができ、リアクトル20Cとヒートシンク3との組立精度を確保することができる。
[第5実施形態]
第5実施形態は、上述の第3実施形態の変形例である。図13は、第5実施形態に係るリアクトル構造体2Dの断面図、図14は、リアクトル構造体2Dに適用されるリアクトル20Dの底面図及び側面図である。リアクトル20Dは、フラットワイズコイルからなるコイル21と、コイル21を包み込む圧粉コア22Dとを含み、上面201と、ヒートシンク3への取り付け面となる底面202とを扁平な円柱体である点、及び、底面202における平面部23の周辺領域に4分割タイプの外周凸部26を有している点において、上述の第3実施形態のリアクトル20Bと同じである。
第3実施形態と相違する点は、平面部23に中心凸部24が突設されていない点である。このため平面部23は、底面視において環状ではなく、円形の形状を有している。伝熱部材4は、環状に配列された外周凸部26の内側に形成される円形状の凹没部分からなる平面部23に充填される。隣り合う外周凸部26間には、平面部23と面一の逃がし流路27が設けられているので、リアクトル20Dがヒートシンク3へ組み付けられる際に、余剰の伝熱部材4を逃がし流路27から逃がすことができる。なお、本実施形態において、4分割タイプの外周凸部26に代えて、図5及び図6に示した環状凸部25を平面部23から突設させるようにしても良い。
図15(A)は、第5実施形態のリアクトル20Dのヒートシンク3への取り付け構造例を示す断面図、図15(B)はその上面図である。ここでは、4本の固定ネジ5を用いた取り付けを例示している。固定ネジ5は、リアクトル20Dとヒートシンク3との直接接触部分となる、周辺領域の4つの外周凸部26において両者を締結固定している。4つの固定ネジ5は、各々そのネジ部51が外周凸部26を上下方向に貫通し、ヒートシンク3の表面31側に螺合されている。4つの固定ネジ5のネジ頭52は、いずれもリアクトル20の上面201に接している。
第5実施形態のリアクトル構造体2Cによれば、リアクトル20Dとヒートシンク3とが直接接触する部分は平面部23の周辺領域の4つの外周凸部26だけとなるので、リアクトル20Dからヒートシンク3への振動の伝播を抑制することができる。とりわけ、平面部23の中心領域には凸部が存在しないので、リアクトル20Dの径方向の中心領域において比較的大きな振動が発生する特性を有する場合に、その振動のヒートシンク3への伝播を効果的に抑制することができる。他方、リアクトル20Dとヒートシンク3との間の伝熱は、平面部23の領域に介在される伝熱部材4によって確保することができる。
以上説明した通り、上述の各種実施形態に係るリアクトル構造体2,2A〜2Dによれば、ポット型リアクトル20、20A〜20Dが受け部材としてのヒートシンク3に取り付けられてなる構造を備える場合に、リアクトル20、20A〜20Dが発生する振動はヒートシンク3に可及的に伝播させない一方で、リアクトル20、20A〜20Dが発生する熱はヒートシンク3に積極的に伝達させるようにすることができる。従って、リアクトル構造体2,2A〜2Dが組み込まれる各種車両、機器において低騒音化を達成できると共に、リアクトル構造体2,2A〜2Dの経年熱劣化を抑止することができる。
1 駆動装置
2,2A〜2D リアクトル構造体
20、20A〜20D リアクトル
201 上面
202 底面(第1面)
21 コイル
22 圧粉コア
23 平面部(第1平面部)
24 中心凸部(凸部)
25 環状凸部(凸部)
26 外周凸部(凸部片)
27 逃がし流路
3 ヒートシンク(受け部材)
31 表面(第2面)
32 裏面
33 対向面(第2平面部)
4 伝熱部材
5 固定ネジ
A コイル中心軸
G 隙間

Claims (7)

  1. コイルと、該コイルを包み込む圧粉コアとを含むポット型のリアクトルと、
    前記リアクトルが取り付けられる受け部材と、
    前記リアクトルと前記受け部材との間に介在される伝熱部材と、を備え、
    前記リアクトルは前記受け部材への取り付け面となる第1面を備え、前記受け部材は前記第1面と対向する第2面を備え、
    前記第1面は、第1平面部と、該第1平面部から突設された凸部とを含み、
    前記第2面は、前記凸部と接触し、且つ、前記第1平面部と隙間を置いて対向する第2平面部を含み、
    前記伝熱部材は、前記隙間に介在されている、
    ことを特徴とするリアクトル構造体。
  2. 請求項1に記載のリアクトル構造体において、
    前記コイルは、帯状の絶縁導体を渦巻き状に巻回してなるフラットワイズコイルであって、前記第1平面部は、前記フラットワイズコイルのコイル中心軸と直交する方向に延びる面であり、
    前記受け部材はヒートシンクである、リアクトル構造体。
  3. 請求項2に記載のリアクトル構造体において、
    前記凸部が、前記第1平面部において前記コイル中心軸が通る中心領域に突設されている、リアクトル構造体。
  4. 請求項2に記載のリアクトル構造体において、
    前記凸部が、前記第1平面部においてコイル外周部側に対応する周辺領域に突設されている、リアクトル構造体。
  5. 請求項4に記載のリアクトル構造体において、
    前記伝熱部材は、前記第1平面部上に担持された流動性を有する部材からなり、
    前記周辺領域の凸部は、コイル巻回方向に沿って間欠的に突設された複数の凸部片からなり、
    これら凸部片の間の領域が、前記リアクトルの前記ヒートシンクへの取り付け時における前記伝熱部材の逃がし流路となる、リアクトル構造体。
  6. 請求項2に記載のリアクトル構造体において、
    前記凸部が、前記第1平面部において前記コイル中心軸が通る中心領域に突設された第1凸部と、前記第1平面部においてコイル外周部側に対応する周辺領域に突設された第2凸部とを備える、リアクトル構造体。
  7. 請求項2〜6のいずれか1項に記載のリアクトル構造体において、
    前記隙間が、前記第1平面部においてコイル外周部側に対応する周辺領域が最も大きく、前記コイル中心軸に向かうほど小さくなるように設定されている、リアクトル構造体。
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