JPWO2014068923A1 - 固体電解コンデンサ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

固体電解コンデンサは、コンデンサ素子(1)と、陽極引出し構造体(3)と、陰極引出し構造体(4)と、第1異方性導電層(6)とを備えている。コンデンサ素子(1)は、陽極部材、陰極部材、及び誘電体部材を有している。陽極引出し構造体(3)及び陰極引出し構造体4はそれぞれ、コンデンサ素子(1)の陽極部材及び陰極部材に電気的に接続されている。第1異方性導電層(6)は、複数の導電性粒子(8)を含み、コンデンサ素子(1)の陽極部材と陽極引出し構造体(3)との間に介在している。そして、コンデンサ素子(1)の陽極部材と陽極引出し構造体(3)とは、これらの接続面間に導電性粒子(8)が介在すると共に、その接続面に略垂直な方向においては導電性粒子(8)が1つだけ介在した状態で、互いに電気的に接続されている。

Description

本発明は、絶縁基板にコンデンサ素子が配された固体電解コンデンサに関する。
図19は、従来の固体電解コンデンサの一例を示した断面図である(例えば、特許文献1参照)。図19に示す様に、この固体電解コンデンサは、コンデンサ素子101と、絶縁基板102とを備えており、絶縁基板102の上面にコンデンサ素子101が配されている。絶縁基板102は、その全体が平坦である。コンデンサ素子101は、陽極部材である陽極リード103及び陽極体113と、陰極部材である陰極層104及び電解質層114と、陽極部材と陰極部材との間に介在した誘電体部材115とを有している。絶縁基板102の上面には、陽極接続部材105と陰極接続部材106とが互いに離間した位置に配されている。絶縁基板102の下面には、陽極端子107と陰極端子108とが互いに離間した位置に配されている。更に絶縁基板102には、上面から下面へ貫通する孔に導電性材料を充填することにより構成された陽極導電ビア109と陰極導電ビア110とが形成されている。陽極導電ビア109は、陽極接続部材105と陽極端子107とを互いに電気的に接続し、陰極導電ビア110は、陰極接続部材106と陰極端子108とを互いに電気的に接続している。そして、陽極接続部材105と陽極リード103とが、これらの間に枕部材111を介在させることにより、互いに電気的に接続されている。又、陰極接続部材106と陰極層104とが、これらの間に導電性ペースト112を介在させることにより、互いに電気的に接続されている。コンデンサ素子1は、絶縁基板102の上面上にて外装体116により被覆されている。
図19に示す枕部材111は、絶縁基板102の上面にコンデンサ素子101を配置する前に、陽極接続部材105の表面に設置される。このとき、枕部材111は、導電性接着部材117により陽極接続部材105に接着される。
特開2010−123728号公報
しかしながら、従来の技術では、枕部材111と陽極接続部材105とを導電性接着部材117により接続する際に、枕部材111の位置が、枕部材111が配置されるべき所定位置からずれ易かった。近年、固体電解コンデンサの小型化に伴い、枕部材111も小型化する必要があり、この様な位置ずれが顕著になってきている。このため、絶縁基板102の上面にコンデンサ素子101を配置したときに、陽極リード103と陽極接続部材105との間に電気的な接続不良が生じ易くなっている。
枕部材111を用いずに、陽極リード103を陽極接続部材105に直接的に溶接することが考えられる。しかし、絶縁基板102を備える固体電解コンデンサにおいては、溶接時に生じる熱により絶縁基板102が変形する虞があるため、陽極リード103と陽極接続部材105との間に十分な溶接処理を施すことが出来ない。従って、これらの間に十分な接続強度を得ることが出来ず、その結果、陽極リード103と陽極接続部材105との間に電気的な接続不良が生じ易くなる。
溶接に代えて銀ペーストを用いることにより、陽極リード103と陽極接続部材105とを接続することが考えられる。しかし、銀ペーストでは、陽極リード103と陽極接続部材105との間に生じる電気抵抗が大きくなり、その結果、固体電解コンデンサのESR(等価直列抵抗)が大きくなってしまう。
そこで本発明の目的は、電気的な接続不良が内部に生じ難く且つESRが小さい固体電解コンデンサ及びその製造方法を提供することである。
本発明に係る固体電解コンデンサは、コンデンサ素子と、陽極引出し構造体と、陰極引出し構造体と、第1異方性導電層とを備えている。コンデンサ素子は、陽極部材、陰極部材、及び誘電体部材を有している。陽極引出し構造体及び陰極引出し構造体はそれぞれ、コンデンサ素子の陽極部材及び陰極部材に電気的に接続されている。第1異方性導電層は、複数の導電性粒子を含み、コンデンサ素子の陽極部材と陽極引出し構造体との間に介在している。そして、コンデンサ素子の陽極部材と陽極引出し構造体とは、これらの接続面間に第1異方性導電層の導電性粒子が介在すると共に、その接続面に略垂直な方向においては導電性粒子が1つだけ介在した状態で、互いに電気的に接続されている。
第1異方性導電層は、コンデンサ素子の陽極部材と陽極引出し構造体との接続面間において、接続面に略垂直な方向については導電性を有する一方で、接続面に沿う方向については電気絶縁性を有している。即ち、第1異方性導電層は、その導電性について異方性を有している。
上記固体電解コンデンサにおいては、コンデンサ素子の陽極部材と陽極引出し構造体との間に、コンデンサ素子の陽極部材から導電性粒子を介して陽極引出し構造体へ至る複数の陽極電流路が形成される。そして、各陽極電流路には、1つの導電性粒子だけが存在することになる。従って、コンデンサ素子の陽極部材と陽極引出し構造体とを銀ペースト等の導電性ペーストによって接続した構成に比べて、陽極部材と陽極引出し構造体との間に生じる電気抵抗は小さい。よって、上記固体電解コンデンサのESRは小さい。
上記固体電解コンデンサの好ましい具体的構成において、第1異方性導電層は、電気絶縁性の接着層を更に含み、コンデンサ素子の陽極部材と陽極引出し構造体とは更に、それらの接続面間に接着層が介在することにより、互いに機械的に接続されている。
上記固体電解コンデンサの好ましい他の具体的構成において、固体電解コンデンサは、第2異方性導電層を更に備えている。第2異方性導電層は、複数の導電性粒子を含み、コンデンサ素子の陰極部材と陰極引出し構造体との間に介在している。そして、コンデンサ素子の陰極部材と陰極引出し構造体とは、これらの接続面間に第2異方性導電層の導電性粒子が介在すると共に、その接続面に略垂直な方向においては導電性粒子が1つだけ介在した状態で、互いに電気的に接続されている。
第2異方性導電層は、コンデンサ素子の陰極部材と陰極引出し構造体との接続面間において、接続面に略垂直な方向については導電性を有する一方で、接続面に沿う方向については電気絶縁性を有している。即ち、第2異方性導電層は、その導電性について異方性を有している。
より好ましくは、第2異方性導電層は、電気絶縁性の接着層を更に含み、コンデンサ素子の陰極部材と陰極引出し構造体とは更に、それらの接続面間に接着層が介在することにより、互いに機械的に接続されている。
上記固体電解コンデンサは、上面及び下面を有する絶縁基板を更に備えていてもよい。この構成においては、陽極引出し構造体は、絶縁基板の上面に形成された第1陽極接続部材と、絶縁基板の下面に形成された陽極端子と、第1陽極接続部材と陽極端子とを互いに電気的に接続する第2陽極接続部材とから構成される。陰極引出し構造体は、絶縁基板の上面に形成された第1陰極接続部材と、絶縁基板の下面に形成された陰極端子と、第1陰極接続部材と陰極端子とを互いに電気的に接続する第2陰極接続部材とから構成される。コンデンサ素子は、絶縁基板の上面に配される。そして、第1異方性導電層は、コンデンサ素子の陽極部材と第1陽極接続部材との間に介在する。又、第2異方性導電層は、コンデンサ素子の陰極部材と第1陰極接続部材との間に介在する。
この構成において、絶縁基板の上面のうち、第1陽極接続部材の形成領域及び第1陰極接続部材の形成領域の何れとも異なる領域に、第1異方性導電層の一部又は第2異方性導電層の一部が存在していてもよい。尚、その一部においては、導電性粒子が、接着層によって外部から電気的に絶縁されていることが好ましい。
上記固体電解コンデンサの製造過程において、コンデンサ素子の陽極部材と陽極引出し構造体とを互いに接続する場合、先ず、これらの接続面間に、複数の導電性粒子を含む異方性導電材料を介在させる。次に、コンデンサ素子の陽極部材と陽極引出し構造体とに圧力を付加することにより、接続面間に介在させた異方性導電材料に含まれる導電性粒子を、陽極部材と陽極引出し構造体とに接触させる。
又、上記固体電解コンデンサの製造過程において、コンデンサ素子の陰極部材と陰極引出し構造体とを互いに接続する場合、先ず、これらの接続面間に、複数の導電性粒子を含む異方性導電材料を介在させる。次に、コンデンサ素子の陰極部材と陰極引出し構造体とに圧力を付加することにより、接続面間に介在させた異方性導電材料に含まれる導電性粒子を、陰極部材と陰極引出し構造体とに接触させる。
本発明に係る固体電解コンデンサ及びその製造方法によれば、固体電解コンデンサの内部に電気的な接続不良が生じ難く、且つ固体電解コンデンサのESRが小さくなる。
本発明の一実施形態に係る固体電解コンデンサを示した断面図である。 実施形態に係る固体電解コンデンサの製造方法にて実行される配線基材形成工程の説明に用いられる上面図である。 配線基材形成工程の説明に用いられる(a)上面図及び(b)断面図である。 (a)実施形態に係る固体電解コンデンサの製造方法にて実行される異方性導電フィルム貼付工程の説明に用いられる上面図、及び(b)異方性導電フィルムの一部を拡大して示した上面図である。 実施形態に係る固体電解コンデンサの製造方法にて実行される素子搭載工程の説明に用いられる断面図である。 実施形態に係る固体電解コンデンサの製造方法にて実行される加圧工程の説明に用いられる断面図である。 実施形態に係る固体電解コンデンサの製造方法にて実行される外装体形成工程の説明に用いられる上面図である。 固体電解コンデンサの第1変形例を示した断面図である。 第1変形例に係る固体電解コンデンサの製造方法にて実行される異方性導電フィルム貼付工程の説明に用いられる上面図である。 第1変形例に係る固体電解コンデンサの製造方法にて実行される素子搭載工程の説明に用いられる断面図である。 第1変形例に係る固体電解コンデンサの製造方法にて実行される加圧工程の説明に用いられる断面図である。 固体電解コンデンサの第2変形例を示した断面図である。 第2変形例に係る固体電解コンデンサの製造方法にて実行される異方性導電フィルム貼付工程の説明に用いられる上面図である。 第2変形例に係る固体電解コンデンサの製造方法にて実行される素子搭載工程の説明に用いられる断面図である。 第2変形例に係る固体電解コンデンサの製造方法にて実行される加圧工程の説明に用いられる断面図である。 固体電解コンデンサの第3変形例を示した断面図である。 第3変形例に係る固体電解コンデンサの他の例を示した断面図である。 固体電解コンデンサの他の変形例を示した断面図である。 従来の固体電解コンデンサの一例を示した断面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る固体電解コンデンサを示した断面図である。図1に示す様に、固体電解コンデンサは、リードタイプのコンデンサ素子1と、絶縁基板2と、陽極引出し構造体3と、陰極引出し構造体4と、外装体5と、第1異方性導電層6とを備えている。
コンデンサ素子1は、陽極体11と、陽極リード12と、誘電体層13と、電解質層14と、陰極層15とを有している。陽極体11は、導電性を有する多孔質焼結体から構成されている。陽極リード12は、導電性を有するワイヤから構成されている。陽極リード12は、陽極体11に植立されており、陽極リード12の一部(引出し部12a)が陽極体11の外周面から引き出されている。
陽極体11及び陽極リード12を構成する導電性材料には、同種又は異種の材料が用いられる。導電性材料としては、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、アルミニウム(Al)、ニオブ(Nb)等の弁金属が用いられる。特に、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、アルミニウム(Al)、及びニオブ(Nb)は、それらの酸化物(誘電体層13)の誘電率が高いので、使用する材料として適している。尚、導電性材料には、2種類以上の弁金属から成る合金や、弁金属と他の物質から成る合金等、弁金属を主成分として含む合金を用いてもよい。
誘電体層13は、陽極体11を構成する導電性材料の表面に形成されている。具体的には、誘電体層13は、陽極体11を構成する導電性材料の表面を酸化させることにより形成された酸化被膜である。従って、誘電体層13は、陽極体11の最外周面、及び陽極体11に存在する微細な孔の内周面に形成されている。尚、図1では、誘電体層13のうち、陽極体11の最外周面に形成されている部分のみが、模式的に示されている。
電解質層14は、誘電体層13の表面に形成されている。具体的には、電解質層14は、誘電体層13の最外周面、及び陽極体11に存在する微細な孔の内側に形成されている。電解質層14を構成する電解質材料には、二酸化マンガン等の導電性無機材料、TCNQ(Tetracyano-quinodimethane)錯塩や導電性ポリマー等の導電性有機材料が用いられる。尚、電解質材料には、これらの導電性無機材料や導電性有機材料に限定されない種々の物質を用いることが出来る。
陰極層15は、電解質層14の最外周面に形成されている。具体的には、陰極層15は、電解質層14の最外周面に形成されたカーボン層(図示せず)と、該カーボン層の外周面に形成された銀ペイント層(図示せず)とから構成されている。尚、陰極層15はこれに限らず、集電機能を有するものであればよい。
斯くして、陽極体11及び陽極リード12によりコンデンサ素子1の陽極部材が構成され、電解質層14及び陰極層15によりコンデンサ素子1の陰極部材が構成され、誘電体層13によりコンデンサ素子1の誘電体部材が構成されている。
絶縁基板2は、ポリイミドやガラスエポキシ等の電気絶縁性材料から構成された基板であり、後述する外装体5とは別体に構成されたものである。絶縁基板2は、その全体が平坦であり、上面2aと下面2bとを有している。そして、コンデンサ素子1は、陽極リード12の延在方向91が上面2aと平行になる様に、上面2a上に配されている。
陽極引出し構造体3は、陽極リード12に通じる陽極電流路を絶縁基板2の下面2bに引き出す電極構造体である。具体的には、陽極引出し構造体3は、第1陽極接続部材31と、陽極端子32と、第2陽極接続部材33とを有している。第1陽極接続部材31は、絶縁基板2の上面2aに形成されている。又、陽極端子32は、絶縁基板2の下面2bに形成されている。尚、第1陽極接続部材31及び陽極端子32はそれぞれ、銅などの金属材料から構成された金属箔、金属板、又はメッキ層などである。
第2陽極接続部材33は、絶縁基板2をその上面2aから下面2bへ貫通した陽極導電ビアであり、第1陽極接続部材31と陽極端子32とを互いに電気的に接続している。具体的には、第2陽極接続部材33は、絶縁基板2をその上面2aから下面2bへ貫通する第1貫通孔21と、該第1貫通孔21に充填された導電性材料36とにより構成されている。そして、この導電性材料36が、第1陽極接続部材31の下面31bと、陽極端子32の上面32aとに接触している。尚、第2陽極接続部材33は、第1貫通孔21の内面に形成されたメッキ層などの導電性部材により構成されていてもよい。又、陽極導電ビアに代えて、絶縁基板2の側面に形成されたメッキ層などの導電性部材により、第2陽極接続部材33が構成されていてもよい。
陰極引出し構造体4は、陰極層15に通じる陰極電流路を絶縁基板2の下面2bに引き出す電極構造体である。具体的には、陰極引出し構造体4は、第1陰極接続部材41と、陰極端子42と、第2陰極接続部材43とを有している。第1陰極接続部材41は、第1陽極接続部材31から離間した位置にて絶縁基板2の上面2aに形成されている。陰極端子42は、陽極端子32から離間した位置にて絶縁基板2の下面2bに形成されている。尚、第1陰極接続部材41及び陰極端子42はそれぞれ、銅などの金属材料から構成された金属箔、金属板、又はメッキ層などである。
第2陰極接続部材43は、絶縁基板2をその上面2aから下面2bへ貫通した陰極導電ビアであり、第1陰極接続部材41と陰極端子42とを互いに電気的に接続している。具体的には、第2陰極接続部材43は、絶縁基板2をその上面2aから下面2bへ貫通する第2貫通孔22と、該第2貫通孔22に充填された導電性材料36とにより構成されている。そして、この導電性材料36が、第1陰極接続部材41の下面41bと、陰極端子42の上面42aとに接触している。尚、第2陰極接続部材43は、第2貫通孔22の内面に形成されたメッキ層などの導電性部材により構成されていてもよい。又、陰極導電ビアに代えて、絶縁基板2の側面に形成されたメッキ層などの導電性部材により、第2陰極接続部材43が構成されていてもよい。
コンデンサ素子1は、陽極引出し構造体3及び陰極引出し構造体4に対して次の様に接続されている。即ち、陽極リード12の引出し部12aが屈曲しており、これにより引出し部12aの先端部12bが第1陽極接続部材31の上面31aに近接している。そして、その先端部12bと第1陽極接続部材31とが、これらの間に第1異方性導電層6を介在させることにより、互いに電気的に接続されている。又、陰極層15と第1陰極接続部材41とが、これらの間に銀ペースト等の導電性ペースト70を介在させることにより、互いに電気的に接続されている。尚、陽極リード12の先端部12bは、第1陽極接続部材31との接続面積が大きくなる様に、断面形状が偏平したものや、接続面に平坦な面を有したものであることが好ましい。
第1異方性導電層6は、電気絶縁性の接着層61と、接着層61中に点在する複数の導電性粒子8とから構成されている。そして、陽極リード12の先端部12bと第1陽極接続部材31とは、これらの接続面間に導電性粒子8が介在すると共に、その接続面に略垂直な接続方向94においては導電性粒子8が1つだけ介在した状態で、互いに電気的に接続されている。従って、第1異方性導電層6は、先端部12bと第1陽極接続部材31との接続面間において、接続方向94については導電性を有する一方で、接続面に沿う方向については電気絶縁性を有している。即ち、第1異方性導電層6は、その導電性について異方性を有している。
導電性粒子8には、銅粒子やニッケル粒子等の導電性粒子にメッキ処理を施したもの、電気絶縁性粒子にメッキ処理を施したものなど、導電性を有する粒子が用いられる。又、陽極リード12の先端部12bと第1陽極接続部材31とを電気的に接続する場合、導電性粒子8の粒径は3〜30μmであることが好ましい。
陽極リード12の先端部12bと第1陽極接続部材31とは更に、これらの接続面間に接着層61が介在することにより、互いに機械的に接続されている。尚、接着層61は、熱硬化性の樹脂材料から構成されていることが好ましい。
外装体5は、絶縁基板2の上面2a上にてコンデンサ素子1を被覆している。その一方で、外装体5は、絶縁基板2の下面2bには形成されていない。この様にして、陽極端子32の下面32b及び陰極端子42の下面42bにより、固体電解コンデンサの下面電極が構成されている。尚、外装体5は、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂等、封止材として機能する電気絶縁性材料から構成されている。
次に、本実施形態に係る固体電解コンデンサの製造方法について具体的に説明する。本実施形態においては、配線基材形成工程と、異方性導電フィルム貼付工程と、素子搭載工程と、加圧工程と、外装体形成工程と、切断工程とが、この順に実行される。配線基材形成工程は、コンデンサ素子1を搭載するための配線基材50(図3(b)参照)を形成す
る工程である。
図2及び図3(a)は、配線基材形成工程の説明に用いられる上面図である。又、図3(b)は、図3(a)に示されるIII−III線に沿う断面図である。配線基材形成工程では先ず、図2に示す様に、全体的に平坦な絶縁基材51を用意し、この絶縁基材51に対して、絶縁基板2となる基板形成領域52を複数設ける。このとき、基板形成領域52が所定方向92において等間隔で配列される様に、基板形成領域52を設ける。図2では、基板形成領域52が2列に分けて設けられた場合が示されている。
次に、各基板形成領域52に対して、陽極引出し構造体3及び陰極引出し構造体4を形成する。具体的には先ず、図3(b)に示す様に、絶縁基材51の下面51bにおいて、各基板形成領域52に陽極端子32及び陰極端子42を形成する。このとき、陽極端子32及び陰極端子42は、所定方向92に対して略垂直であって且つ絶縁基材51の下面51bに沿った方向93において互いに離間する様に形成される。又、陽極端子32及び陰極端子42はそれぞれ、下面51bに金属箔や金属板を貼り付けることにより、或いは下面51bにメッキ処理を施すことにより形成される。
次に、絶縁基材51に対してエッチング処理を施すことにより、各基板形成領域52に第1貫通孔21及び第2貫通孔22を形成する。その後、第1貫通孔21及び第2貫通孔22を導電性材料36によって充填することにより、各基板形成領域52に第2陽極接続部材33及び第2陰極接続部材43をそれぞれ形成する。
更にその後、絶縁基材51の上面51a及び導電性材料36の表面にメッキ処理を施すことにより、図3(a)及び(b)に示す様に、各基板形成領域52に、第1陽極接続部材31及び第1陰極接続部材41となるメッキ層を形成する。このとき、第1陽極接続部材31及び第1陰極接続部材41は、方向93において互いに離間する様に形成される。この様にして、配線基材50を形成する。尚、第1陽極接続部材31又は第1陰極接続部材41として、絶縁基材51の上面51aに金属箔や金属板を貼り付けてもよい。この様に、上述した方法に限定されない様々な方法を用いることにより、絶縁基材51に対して、陽極引出し構造体3及び陰極引出し構造体4を形成することが出来る。
図4(a)は、異方性導電フィルム貼付工程の説明に用いられる上面図である。図4(a)に示す様に、この貼付工程では、配線基材50に第1異方性導電フィルム53を貼付する。このとき、所定方向92において複数の基板形成領域52に跨ると共に、各基板形成領域52に形成された第1陽極接続部材31に重なる様に、第1異方性導電フィルム53を配置する。ここで、第1異方性導電フィルム53は、図4(b)に示す様に、接着剤を主成分として含む接着フィルム53aと、接着フィルム53a中に点在する複数の導電性粒子8とから構成されている。又、第1異方性導電フィルム53においては、導電性粒子8は、その表面が接着フィルム53aによって覆われており、従って外部から電気的に絶縁されている。尚、第1異方性導電フィルム53の貼付に代えて、異方性導電ペーストを塗布してもよい。異方性導電ペーストは、接着剤を主成分として含んだペースト中に複数の導電性粒子8を点在させたものである。異方性導電フィルム及び異方性導電ペーストの何れを用いる場合においても、それらに含まれる接着剤は、熱硬化性の樹脂材料から構成されたものであることが好ましい。
図5は、素子搭載工程の説明に用いられる断面図である。素子搭載工程では先ず、第1陰極接続部材41の上面41aに、銀ペースト等の導電性ペースト70を塗布する。その後、図5に示す様に、各基板形成領域52上にコンデンサ素子1を搭載する。このとき、コンデンサ素子1の姿勢を、陽極リード12の延在方向91が方向93と平行になる様に調整する。この様にして、陽極リード12の引出し部12aを、第1陽極接続部材31上の位置に配置する。又、陰極層15を、第1陰極接続部材41上にて導電性ペースト70に接触させる。
図6は、加圧工程の説明に用いられる断面図である。加圧工程では先ず、加圧装置54を用意する。加圧装置54は、加圧対象に対して上下から圧力を付加することが可能な第1加圧治具541及び第2加圧治具542を有している。次に、配線基材50を第2加圧治具542の上面に載置する。そして、陽極リード12の先端部12b及び陽極引出し構造体3を加圧対象として、これらに対して、第1加圧治具541と第2加圧治具542とにより上下から圧力を付加する。
これにより、陽極リード12の引出し部12aを屈曲させて先端部12bを第1異方性導電フィルム53に接触させると共に、第1異方性導電フィルム53を、先端部12bと第1陽極接続部材31とによって挟圧する。この様にして、第1異方性導電フィルム53に含まれる導電性粒子8を、接着フィルム53aの表面に露出させ、これにより導電性粒子8を、陽極リード12の先端部12bと第1陽極接続部材31とに接触させる。又、接着フィルム53aにより、陽極リード12の先端部12bを第1陽極接続部材31に接着させる。その結果、接着フィルム53aは、先端部12bと第1陽極接続部材31との接続面間において接着層61となる。
引出し部12aの表面に薄い自然酸化膜が形成されている場合、加圧工程においては、導電性粒子8が自然酸化膜を突き抜ける様に、先端部12b及び陽極引出し構造体3に圧力を付加することが好ましい。或いは、加圧工程の前に、引出し部12aの表面から自然酸化膜を除去する工程を実行してもよい。この様な工程として、引出し部12aの表面を研磨する処理等が挙げられる。
尚、本実施形態においては、引出し部12aの屈曲と、先端部12bと第1陽極接続部材31との接続とが、1つの工程にて行われる。しかし、これに限らず、引出し部12aの屈曲と、先端部12bと第1陽極接続部材31との接続とは、別個の工程にて行われてもよい。又、第1異方性導電フィルム53は、上述した構成に限らず、狭圧されることにより接続方向94において導電性が生じるものであればよい。更に、第1異方性導電フィルム53を挟圧する際に、先端部12bと第1陽極接続部材31とに付加する圧力を効率良く第1異方性導電フィルム53に集中させるべく、先端部12bの接続面に凹凸を形成してもよい。先端部12bと第1陽極接続部材31とを確実に接続するという観点からは、凸部が平坦な面を持つ様に、先端部12bの接続面に凹凸を形成することが好ましい。
図7は、外装体形成工程の説明に用いられる上面図である。図7に示す様に、エポキシ樹脂等の樹脂を用いて絶縁基材51の上面51a上に外装体56をモールドする。具体的には、エポキシ樹脂(主剤)、イミダゾール化合物(硬化剤)、及びフィラーとしてのシリカ粒子を含む封止材を用い、トランスファーモールド法により外装体56を形成する。これにより、外装体56によって全てのコンデンサ素子1を被覆する。尚、エポキシ樹脂に代えて、シリコーン樹脂を封止材として用いてもよい。
その後、切断工程において、図7に示される切断線C1及びC2に沿って絶縁基材51を切断することにより、絶縁基材51から各基板形成領域52を切り離す。このとき、外装体56も、切断線C1及びC2に沿って切断する。更に、第1異方性導電フィルム53も、切断線C1に沿って切断する。これにより、図1に示される固体電解コンデンサが完成する。
上記固体電解コンデンサにおいては、陽極リード12と第1陽極接続部材31との間に、陽極リード12から導電性粒子8を介して第1陽極接続部材31へ至る複数の陽極電流路が形成される。そして、各陽極電流路には、1つの導電性粒子8だけが存在することになる。従って、陽極リード12と第1陽極接続部材31とを銀ペースト等の導電性ペーストによって接続した構成に比べて、陽極リード12と第1陽極接続部材31との間に生じる電気抵抗が小さい。よって、上記固体電解コンデンサのESRは小さい。
又、上記固体電解コンデンサにおいては、接着層61により、陽極リード12と第1陽極接続部材31との間の機械的な接続強度が高められる。従って、陽極リード12と第1陽極接続部材31との間において、導電性粒子8による電気的に良好な接続状態が維持され易い。よって、陽極リード12と第1陽極接続部材31との間に電気的な接続不良が生じ難い。
又、固体電解コンデンサの製造過程においては、上述した様に、第1異方性導電フィルム53の貼付及び加圧といった簡単な方法により、陽極リード12と第1陽極接続部材31とを確実に接続することが出来る。
図8は、固体電解コンデンサの第1変形例を示した断面図である。図8に示す様に、上記実施形態に係る固体電解コンデンサにおいて、陰極層15と第1陰極接続部材41との間には、導電性ペースト70に代えて第2異方性導電層7が介在していることが好ましい。
第2異方性導電層7は、電気絶縁性の接着層71と、接着層71中に点在する複数の導電性粒子8とから構成されている。そして、陰極層15と第1陰極接続部材41とは、これらの接続面間に導電性粒子8が介在すると共に、その接続面に略垂直な接続方向95においては導電性粒子8が1つだけ介在した状態で、互いに電気的に接続されている。従って、第2異方性導電層7は、陰極層15と第1陰極接続部材41との接続面間において、接続方向95については導電性を有する一方で、接続面に沿う方向については電気絶縁性を有している。即ち、第2異方性導電層7は、その導電性について異方性を有している。
陰極層15と第1陰極接続部材41とは更に、これらの接続面間に接着層71が介在することにより、互いに機械的に接続されている。尚、接着層71は、熱硬化性の樹脂材料から構成されていることが好ましい。
第1変形例に係る固体電解コンデンサを製造する場合、異方性導電フィルム貼付工程では、図9に示す様に、第1異方性導電フィルム53に加えて、第2異方性導電フィルム55を配線基材50に貼付する。このとき、所定方向92において複数の基板形成領域52に跨ると共に、各基板形成領域52に形成された第1陰極接続部材41に重なる様に、第2異方性導電フィルム55を配置する。ここで、第2異方性導電フィルム55は、接着剤を主成分として含む接着フィルム55aと、接着フィルム55a中に点在する複数の導電性粒子8とから構成されている(図4(b)参照)。又、第2異方性導電フィルム55においては、導電性粒子8は、その表面が接着フィルム55aによって覆われており、従って外部から電気的に絶縁されている。尚、第2異方性導電フィルム55の貼付に代えて、異方性導電ペーストを塗布してもよい。
素子搭載工程では、図10に示す様に、各基板形成領域52上にコンデンサ素子1を搭載する。このとき、陽極リード12の引出し部12aを、第1陽極接続部材31上の位置に配置する。又、陰極層15を、第1陰極接続部材41上にて第2異方性導電フィルム55に接触させる。
加圧工程では、図11に示す様に、加圧装置54は、第1加圧治具541の加圧対象とは別の対象を、第2加圧治具542との間で上下から加圧することが可能な第3加圧治具543を更に有している。そして、陽極リード12の先端部12b及び陽極引出し構造体3に対して加圧するのと同時に、コンデンサ素子1の本体部分10及び陰極引出し構造体4を別の加圧対象として、これらに対して、第3加圧治具543と第2加圧治具542とにより上下から圧力を付加する。ここで、本体部分10は、コンデンサ素子1のうち引出し部12aを除いた部分である。ここでは、第1加圧治具541と第3加圧治具543との加圧タイミングを一致させているが、これに限られるものではなく、加圧タイミングをずらせてもよい。
これにより、第2異方性導電フィルム55を、コンデンサ素子1の本体部分10と第1陰極接続部材41とによって挟圧する。この様にして、第2異方性導電フィルム55に含まれる導電性粒子8を、接着フィルム55aの表面に露出させ、これにより導電性粒子8を、陰極層15と第1陰極接続部材41とに接触させる。又、接着フィルム55aにより、陰極層15を第1陰極接続部材41に接着させる。その結果、接着フィルム55aは、陰極層15と第1陰極接続部材41との接続面間において接着層71となる。尚、第2異方性導電フィルム55は、上述した構成に限らず、狭圧されることにより接続方向95において導電性が生じるものであればよい。
第1変形例に係る固体電解コンデンサにおいては、陰極層15と第1陰極接続部材41との間に、陰極層15から導電性粒子8を介して第1陰極接続部材41へ至る複数の陰極電流路が形成される。そして、各陰極電流路には、1つの導電性粒子8だけが存在することになる。従って、陰極層15と第1陰極接続部材41とを導電性ペースト70によって接続した構成(図1参照)に比べて、陰極層15と第1陰極接続部材41との間に生じる電気抵抗は小さい。よって、第1変形例に係る固体電解コンデンサのESRは、図1に示される固体電解コンデンサのESRよりも小さい。
又、第1変形例に係る固体電解コンデンサにおいては、接着層71により、陰極層15と第1陰極接続部材41との間の機械的な接続強度が高められる。従って、陰極層15と第1陰極接続部材41との間において、導電性粒子8による電気的に良好な接続状態が維持され易い。よって、陰極層15と第1陰極接続部材41との間に電気的な接続不良が生じ難い。
更に、第1変形例に係る固体電解コンデンサによれば、陽極リード12の先端部12bと第1陽極接続部材31との接続、及び陰極層15と第1陰極接続部材41との接続を、異方性導電フィルム貼付工程から加圧工程まで並行して又は同時に行うことが出来る。又、第1陰極接続部材41の上面41aに、銀ペースト等の導電性部材を塗布する必要がない。従って、従来の固体電解コンデンサ(図19参照)に比べて、製造過程を簡略化することが出来る。
従来の固体電解コンデンサ(図19参照)においては、コンデンサ素子101の小型化に伴い、導電性部材である導電性ペースト112の塗布領域や塗布量の制御が困難になる。一方、第1変形例に係る固体電解コンデンサによれば、その様な導電性部材を塗布する必要がなく、配線基材50に対して、第2異方性導電フィルム55を、複数の基板形成領域52に跨ると共に各基板形成領域52に形成された第1陰極接続部材41に重なる様に貼付するだけでよい。よって、従来の固体電解コンデンサに比べて、製造過程で必要とされる制御を簡略化することが出来る。
図12は、固体電解コンデンサの第2変形例を示した断面図である。図12に示す様に、上記第1変形例に係る固体電解コンデンサにおいて、第1異方性導電層6の一部又は第2異方性導電層7の一部が、絶縁基板2の上面2aのうち、第1陽極接続部材31の形成領域r1及び第1陰極接続部材41の形成領域r2の何れとも異なる領域Rに存在していてもよい。第2変形例においては、第1異方性導電層6と第2異方性導電層7とは、互いに繋がることにより一体化されている。そして、領域Rにおいて、導電性粒子8は、その表面が接着層61又は71によって覆われており、従って外部から電気的に絶縁されている。
第2変形例に係る固体電解コンデンサを製造する場合、異方性導電フィルム貼付工程では、図13に示す様に、面積が大きい1枚の第1異方性導電フィルム53を配線基材50に貼付する。このとき、第1異方性導電フィルム53によって全ての基板形成領域52が覆われる様に、第1異方性導電フィルム53を配置する。尚、第1異方性導電フィルム53の貼付に代えて、異方性導電ペーストを塗布してもよい。
素子搭載工程では、図14に示す様に、各基板形成領域52上にコンデンサ素子1を搭載する。このとき、陽極リード12の引出し部12aを、第1陽極接続部材31上に配置する。又、陰極層15を、第1陰極接続部材41上にて第1異方性導電フィルム53に接触させる。
加圧工程では、図15に示す様に、第2変形例で用いた加圧装置54と同じ装置を用いる。そして、陽極リード12の先端部12b及び陽極引出し構造体3を加圧対象として、これらに対して、第1加圧治具541と第2加圧治具542とにより上下から圧力を付加する。これと同時に、コンデンサ素子1の本体部分10及び陰極引出し構造体4を別の加圧対象として、これらに対して、第3加圧治具543と第2加圧治具542とにより上下から圧力を付加する。ここでは、第1加圧治具541と第3加圧治具543との加圧タイミングを一致させているが、これに限られるものではなく、加圧タイミングをずらせてもよい。
これにより、第1異方性導電フィルム53を、先端部12bと第1陽極接続部材31とによって挟圧する。この様にして、第1異方性導電フィルム53に含まれる導電性粒子8を、接着フィルム53aの表面に露出させ、これにより導電性粒子8を、陽極リード12の先端部12bと第1陽極接続部材31とに接触させる。又、接着フィルム53aにより、陽極リード12の先端部12bを第1陽極接続部材31に接着させる。その結果、先端部12bと第1陽極接続部材31との接続面間において、接着フィルム53aは接着層61となり、第1異方性導電層6が形成される。
加えて、第1異方性導電フィルム53を、コンデンサ素子1の本体部分10と第1陰極接続部材41とによって挟圧する。この様にして、第1異方性導電フィルム53に含まれる導電性粒子8を、接着フィルム53aの表面に露出させ、これにより導電性粒子8を、陰極層15と第1陰極接続部材41とに接触させる。又、接着フィルム53aにより、陰極層15を第1陰極接続部材41に接着させる。その結果、陰極層15と第1陰極接続部材41との接続面間において、接着フィルム53aは接着層71となり、第2異方性導電層7が形成される。
一方、第1異方性導電フィルム53のうち領域Rに存在する部分には、圧力が付加されない。このため、領域R上においては、導電性粒子8は、その表面が接着フィルム53aによって覆われたままであり、従って外部から電気的に絶縁されている。よって、領域R上に存在する導電性粒子8は、電極間の電気的な短絡を招くことがない。
尚、第1異方性導電フィルム53は、上述した構成に限らず、狭圧された部分において導電性が生じる一方で、圧力の付加がなかった部分においては導電性を生じないものであればよい。この様な異方性導電材料であれば、その一部が領域Rに存在する場合でも、電極間の電気的な短絡を招くことがない。
第2変形例に係る固体電解コンデンサによれば、その製造過程において、配線基材50に対して、面積が大きい1枚の第1異方性導電フィルム53を、全ての基板形成領域52が覆われる様に貼付するだけでよい。従って、第1変形例に係る固体電解コンデンサに比べて、製造過程及びその過程で必要とされる制御をより簡略化することが出来る。
図16は、固体電解コンデンサの第3変形例を示した断面図である。図16に示す様に、上記実施形態に係る固体電解コンデンサにおいて、絶縁基板2には、リードタイプのコンデンサ素子1に代えて箔タイプのコンデンサ素子1Aが配されていてもよい。尚、上記第1変形例及び第2変形例に係る固体電解コンデンサにおいても、リードタイプのコンデンサ素子1に代えて、箔タイプのコンデンサ素子1Aを用いることが出来る。
コンデンサ素子1Aは、陽極箔81と、誘電体層82と、電解質層83と、陰極層84とを有している。誘電体層82は、陽極箔81のうち端部81a以外の部分において、陽極箔81を構成する導電性材料の表面に形成されている。電解質層83は、誘電体層82の表面に形成されている。陰極層84は、電解質層83の最外周面に形成されている。斯くして、陽極箔81によりコンデンサ素子1Aの陽極部材が構成され、電解質層83及び陰極層84によりコンデンサ素子1Aの陰極部材が構成され、誘電体層82によりコンデンサ素子1Aの誘電体部材が構成されている。
そして、コンデンサ素子1Aは、陽極引出し構造体3及び陰極引出し構造体4に対して次の様に接続されている。即ち、陽極箔81の端部81aと第1陽極接続部材31とが、これらの間に第1異方性導電層6を介在させることにより、互いに電気的に接続されている。又、陰極層84と第1陰極接続部材41とが、これらの間に銀ペースト等の導電性ペースト70を介在させることにより、互いに電気的に接続されている。
図17は、第3変形例に係る固体電解コンデンサの他の例を示した断面図である。図17に示す様に、複数のコンデンサ素子1Aが、絶縁基板2の上面2a上にて積層されていてもよい。この構成において、陽極箔81の端部81aどうしが、これらの間に第1異方性導電層6を介在させることにより、互いに電気的に接続されていてもよい。
尚、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。上記実施形態においては、陽極体11の外周面のうち陽極リード12が植立された端面11aにおいて、その中央又はその付近から陽極リード12の一部(引出し部12a)が引き出されている(図1参照)。しかし、本発明において、コンデンサ素子1の構成はこれに限定されるものではない。例えば、図18に示す様に、陽極体11の端面11aのうち、下端縁11bに近い位置から陽極リード12の一部が引き出されていてもよい。この構成によれば、その製造過程において、陽極リード12の引出し部12aを屈曲させる必要がなくなるか、又は屈曲の程度が小さくなる。
1、1A コンデンサ素子
2 絶縁基板
2a 上面
2b 下面
3 陽極引出し構造体
4 陰極引出し構造体
5 外装体
6 第1異方性導電層
7 第2異方性導電層
8 導電性粒子
11 陽極体
12 陽極リード
13 誘電体層
14 電解質層
15 陰極層
21 第1貫通孔
22 第2貫通孔
31 第1陽極接続部材
32 陽極端子
33 第2陽極接続部材
36 導電性材料
41 第1陰極接続部材
42 陰極端子
43 第2陰極接続部材
50 配線基材
51 絶縁基材
52 基板形成領域
53 第1異方性導電フィルム
53a 接着フィルム
54 加圧装置
55 第2異方性導電フィルム
55a 接着フィルム
56 外装体
61 接着層
70 導電性ペースト
71 接着層
81 陽極箔
82 誘電体層
83 電解質層
84 陰極層
94、95 接続方向
541 第1加圧治具
542 第2加圧治具
543 第3加圧治具

Claims (9)

  1. 陽極部材、陰極部材、及び誘電体部材を有するコンデンサ素子と、
    前記コンデンサ素子の陽極部材に電気的に接続された陽極引出し構造体と、
    前記コンデンサ素子の陰極部材に電気的に接続された陰極引出し構造体と、
    前記コンデンサ素子の陽極部材と前記陽極引出し構造体との間に介在した第1異方性導電層と
    を備え、前記第1異方性導電層は、複数の導電性粒子を含み、前記コンデンサ素子の陽極部材と前記陽極引出し構造体とは、これらの接続面間に前記導電性粒子が介在すると共に、前記接続面に略垂直な方向においては前記導電性粒子が1つだけ介在した状態で、互いに電気的に接続されている、固体電解コンデンサ。
  2. 前記第1異方性導電層は、電気絶縁性の接着層を更に含み、前記コンデンサ素子の陽極部材と前記陽極引出し構造体とは更に、前記接続面間に前記接着層が介在することにより、互いに機械的に接続されている、請求項1に記載の固体電解コンデンサ。
  3. 前記コンデンサ素子の陰極部材と前記陰極引出し構造体との間に介在した第2異方性導電層を更に備え、
    前記第2異方性導電層は、複数の導電性粒子を含み、前記コンデンサ素子の陰極部材と前記陰極引出し構造体とは、これらの接続面間に前記導電性粒子が介在すると共に、前記接続面に略垂直な方向においては前記導電性粒子が1つだけ介在した状態で、互いに電気的に接続されている、請求項1又は請求項2に記載の固体電解コンデンサ。
  4. 前記第2異方性導電層は、電気絶縁性の接着層を更に含み、前記コンデンサ素子の陰極部材と前記陰極引出し構造体とは更に、前記接続面間に前記接着層が介在することにより、互いに機械的に接続されている、請求項3に記載の固体電解コンデンサ。
  5. 上面及び下面を有する絶縁基板を更に備え、
    前記陽極引出し構造体は、前記絶縁基板の上面に形成された第1陽極接続部材と、前記絶縁基板の下面に形成された陽極端子と、前記第1陽極接続部材と前記陽極端子とを互いに電気的に接続する第2陽極接続部材とを有し、
    前記陰極引出し構造体は、前記絶縁基板の上面に形成された第1陰極接続部材と、前記絶縁基板の下面に形成された陰極端子と、前記第1陰極接続部材と前記陰極端子とを互いに電気的に接続する第2陰極接続部材とを有し、
    前記コンデンサ素子は、前記絶縁基板の上面に配され、
    前記コンデンサ素子の陽極部材と前記第1陽極接続部材との間に前記第1異方性導電層が介在すると共に、前記絶縁基板の上面のうち、前記第1陽極接続部材の形成領域及び前記第1陰極接続部材の形成領域の何れとも異なる領域に、前記第1異方性導電層の一部が存在し、その一部においては、前記導電性粒子が、前記接着層によって外部から電気的に絶縁されている、請求項2に記載の固体電解コンデンサ。
  6. 上面及び下面を有する絶縁基板を更に備え、
    前記陽極引出し構造体は、前記絶縁基板の上面に形成された第1陽極接続部材と、前記絶縁基板の下面に形成された陽極端子と、前記第1陽極接続部材と前記陽極端子とを互いに電気的に接続する第2陽極接続部材とを有し、
    前記陰極引出し構造体は、前記絶縁基板の上面に形成された第1陰極接続部材と、前記絶縁基板の下面に形成された陰極端子と、前記第1陰極接続部材と前記陰極端子とを互いに電気的に接続する第2陰極接続部材とを有し、
    前記コンデンサ素子は、前記絶縁基板の上面に配され
    前記コンデンサ素子の陰極部材と前記第1陰極接続部材との間に前記第2異方性導電層が介在すると共に、前記絶縁基板の上面のうち、前記第1陽極接続部材の形成領域及び前記第1陰極接続部材の形成領域の何れとも異なる領域に、前記第2異方性導電層の一部が存在し、その一部においては、前記導電性粒子が、前記接着層によって外部から電気的に絶縁されている、請求項4に記載の固体電解コンデンサ。
  7. コンデンサ素子と、陽極引出し構造体と、陰極引出し構造体とを備え、前記コンデンサ素子は、陽極部材、陰極部材、及び誘電体部材を有し、前記陽極引出し構造体及び前記陰極引出し構造体はそれぞれ、前記コンデンサ素子の陽極部材及び陰極部材に電気的に接続されている固体電解コンデンサを製造する方法であって、
    (a)前記コンデンサ素子の陽極部材と前記陽極引出し構造体との接続面間に、複数の導電性粒子を含む異方性導電材料を介在させる工程と、
    (b)前記コンデンサ素子の陽極部材と前記陽極引出し構造体とに圧力を付加することにより、前記工程(a)にて前記接続面間に介在させた前記異方性導電材料に含まれる導電性粒子を、前記陽極部材と前記陽極引出し構造体とに接触させる工程とを有する、固体電解コンデンサの製造方法。
  8. (c)前記コンデンサ素子の陰極部材と前記陰極引出し構造体との接続面間に、複数の導電性粒子を含む異方性導電材料を介在させる工程と、
    (d)前記コンデンサ素子の陰極部材と前記陰極引出し構造体とに圧力を付加することにより、前記工程(c)にて前記接続面間に介在させた前記異方性導電材料に含まれる導電性粒子を、前記陰極部材と前記陰極引出し構造体とに接触させる工程とを更に有する、請求項7に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  9. 前記工程(b)と前記工程(d)とが同時に実行される、請求項8に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
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