JPWO2014050768A1 - ホットランナ成形装置とホットランナノズル - Google Patents

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Abstract

ホットランナ成形装置100は、ホットランナノズル13と、ホットランナ成形型として機能するホットランナブッシュ16と、ランナユニットとして機能する可動側ベース18とを有している。ゲート穴部31aから複数のランナー溝部24に溶融樹脂が均等に分配されるように、複数の樹脂流出孔部15の位置は、ランナ溝部24の位置に対して回転対称に配設される。

Description

本発明は、溶融樹脂をホットランナでキャビティに射出し、光学素子などの成形品を得る射出成形におけるホットランナ成形装置とホットランナノズルとに関する。
一般的に、樹脂製の光学素子は、例えばデジタルカメラ、内視鏡、顕微鏡、携帯電話などで使用される小型レンズとして機能する。このような樹脂製の光学素子は、一般的に、射出成形によって成形される。最近では、環境負荷低減のために、また、光学素子用の樹脂材料は一般的な構造部品に用いられる材料と比較して高価であることから廃棄材料を削減するために、ホットランナを用いて光学素子が成形されている。ホットランナは、射出成形機から射出された溶融樹脂を、高温に維持した樹脂流路を通してキャビティに送り込むため、廃材となる樹脂流路の量を削減することができる。このため、現在では、様々な形態のホットランナが数多くのメーカーから提案されている。
特許文献1は、たとえば、オープントーピードタイプのホットランナを開示している。このオープントーピードタイプのホットランナにおいて、ホットランナノズルの先端に配設されているトーピード部がノズル孔の中心部で加熱する。ノズル孔は成形型に設けられており、樹脂を冷却している。このため、ノズル先端の樹脂の流動制御性が高く、ノズルを大きくした場合の洟垂れや糸曳き現象と、ノズルを小さくした場合に樹脂が詰まって射出できなくなるゲート塞がり現象とが発生しにくくなる。このため、このホットランナは、外観品質や形状精度が厳しい精密部品を成形することに適している。また、溶融樹脂は、ノズル先端付近まで1本の流路で送られ、ノズル先端において複数の孔によって分岐する。これにより、樹脂流路の管路抵抗が少なくなり、低圧で樹脂の射出が可能となる。
ノズルを有する先端チップは、チップホルダに対して交換可能となっている。交換によって樹脂や製品形状によってその形状がかわり、流路面積を変化させたりすることができるものが提案されている。交換において、チップホルダは、先端チップが嵌め込まれるねじ穴を有している。また先端チップは、先端チップの基端部に形成され、ねじ穴に螺着する雄ねじ部を有している。
特開平7−232353号公報
多数個取りの成形型に、特許文献1に開示されているホットランナの先端チップを採用することが考えられている。この場合には、特許文献1に開示されているホットランナの先端チップと、成形型に設けられたノズル孔との間において、射出ゲートが規定される。そして、複数のランナーが射出ゲートから分岐し、それぞれのランナーの先端にキャビティが配設される。ここで、先端チップが螺着によって交換可能に取り付けた場合には、先端チップの軸回り方向の取り付け位置を高精度に位置決めすることが難しい。このため、ホットランナの先端チップに設けられた樹脂通路用の孔と、ランナーとをそれぞれ1対1に対応させることが難しくなる。つまり孔と、ランナーとの相対位置の調整が難しい。そして、孔の位置とランナーの位置とが互いに対応していない場合、孔からランナーを介してキャビティに向けて射出された樹脂が流れ込む速度に差がつく。結果として、キャビティにおける成形品の形状精度に差が発生する可能性がある。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目的は、多数個取りの成形型に適用した場合でも簡単な部材構成でキャビティ間の充填差を解消することができ、キャビティ差のない高品質な樹脂製の光学素子などの成形品を成形可能なホットランナ成形装置とホットランナノズルとを提供することにある。
本発明のホットランナ成形装置の一態様は、ホットランナノズルの中心軸上に配設され、溶融樹脂が流れる軸心流路部と、前記軸心流路部から前記軸心流路部の側方に複数分岐するようにホットランナノズルの先端部に配設され、前記溶融樹脂が流出する複数の流出孔部を有する流出流路部と、を有するホットランナノズルと、前記ホットランナノズルの先端部の外周面とホットランナ成形型の内周面との間に配設され前記流出孔部と連通する流路部と、前記外周面の先端部と前記内周面の先端部との間に配設され前記流路部と連通するゲート穴部とが形成されるように、前記ホットランナノズルの前記先端部が挿入される筒状のホットランナ成形型と、前記ゲート穴から放射状に分岐する複数のランナーを有し、複数の成形品を同時に成形する複数個取りのランナユニットと、を具備し、前記ゲート穴部から前記複数のランナーに前記溶融樹脂が均等に分配されるように、前記複数の前記流出孔の位置は、前記ランナーの位置に対して回転対称に配設されている。
また本発明のホットランナノズルの一態様は、ホットランナの中心軸上に配設され、溶融樹脂が流れる軸心流路部と、前記軸心流路部から前記軸心流路部の側方に分岐するようにホットランナノズルの先端部に配設され、前記溶融樹脂が流出する複数の流出孔部と、を具備し、前記ホットランナノズルの先端部の外周面とホットランナ成形装置の内周面との間に配設され前記流出孔部と連通する流路部と、前記外周面の先端部と前記内周面の先端部との間に配設され前記流路部と連通するゲート穴部とが形成されるように、前記ホットランナノズルの前記先端部が筒状のホットランナ型に挿入され、前記ゲート穴部から、前記ゲート穴から放射状に分岐するランナユニットの複数のランナーに前記溶融樹脂が均等に分配されるように、前記複数の前記流出孔の位置は、前記ランナーの位置に対して回転対称に配設されている。
本発明によれば、多数個取りの成形型に適用した場合でも簡単な部材構成でキャビティ間の充填差を解消することができ、キャビティ差のない高品質な樹脂製の光学素子などの成形品を成形可能なホットランナ成形装置とホットランナノズルとを提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態のホットランナ成形装置を示す縦断面図である。 図2は、第1の実施の形態のホットランナ成形装置のホットランナノズルを示す要部の縦断面図である。 図3Aは、第1の実施の形態のホットランナ成形装置のホットランナノズルの樹脂流出孔の配置状態を示し、図1中の矢印A方向から見た平面図である。 図3Bは、ホットランナ成形装置の可動型のランナーの配置状態を示し、図1中の矢印B方向から見た平面図である。 図4Aは、第1の実施の形態のホットランナ成形装置の第1の変形例を示し、ホットランナノズルの樹脂流出孔の配置状態を示す平面図である。 図4Bは、第1の変形例を示し、ホットランナ成形装置の可動型のランナーの配置状態を示す平面図である。 図5Aは、第1の実施の形態のホットランナ成形装置の第2の変形例を示し、ホットランナノズルの樹脂流出孔の配置状態を示す平面図である。 図5Bは、第2の変形例を示し、ホットランナ成形装置の可動型のランナーの配置状態を示す平面図である。 図6Aは、第1の実施の形態のホットランナ成形装置の第3の変形例を示し、ホットランナノズルの樹脂流出孔の配置状態を示す平面図である。 図6Bは、第3の変形例を示し、ホットランナ成形装置の可動型のランナーの配置状態を示す平面図である。 図7Aは、第1の実施の形態のホットランナ成形装置の第4の変形例のホットランナノズルの樹脂流出孔の配置状態を示す平面図である。 図7Bは、図7AのVIIB−VIIB線断面図である。 図8は、第1の実施の形態のホットランナ成形装置の第5の変形例のホットランナノズルの樹脂流出孔の配置状態を示す平面図である。 図9は、本発明の第2の実施の形態のホットランナ成形装置を示す縦断面図である。 図10は、第2の実施の形態のホットランナ成形装置のホットランナノズルの樹脂流出孔の配置状態を示す図9中の矢印A方向から見た平面図である。 図11は、第2の実施の形態のホットランナ成形装置の可動型のランナーの配置状態を示す図9中の矢印B方向から見た平面図である。
発明を実施するため形態
[第1の実施の形態]
(構成)
図1と図2と図3Aと図3Bとは、本発明の第1の実施の形態を示す。図1は、本実施の形態の射出成形として機能するホットランナ成形装置100の構成図を示す。本実施の形態のホットランナ成形装置100は、複数の成形品を同時に成形する複数個取りの成形装置100である。本実施の形態では、一例として4個取りの成形装置である。ホットランナ成形装置100は、固定側金型(以下、固定型1と称する)と、この固定型1に対して開閉可能に対向配置された可動側金型(以下、可動型2と称する)とを有する。
[固定型1]
固定型1は、固定側プラテン3に取り付けられた固定側ベース4を有する。固定側ベース4は、固定側ベース4の中心部に配設されているホットランナ取り付け孔部5を有している。また固定側ベース4は、このホットランナ取り付け孔部5の周囲に配設されている固定側入れ子挿入穴部6を有している。固定側入れ子挿入穴部6は、可動型2との接合面(パーティング面)側に同時に成形される成形品の取り数と同数配設されている。このため、本実施形態では、固定側入れ子挿入穴部6は、4つ配設されている。固定側入れ子挿入穴部6同士は、互いに等間隔離れて配設されている。また固定側ベース4は、各固定側入れ子挿入穴部6に挿通される例えば円柱状の固定側入れ子7を有している。この固定側入れ子7は、固定側入れ子7の先端部に配設され、成形キャビティの光学成形面を形成する固定側成形部7aを有している。この固定側入れ子7は、固定側入れ子挿入穴部6に組み付けられている。
固定側プラテン3は、固定側プラテン3の中央部に装着される図示しない射出成形機の射出ノズル8を有している。なお、射出ノズル8には、射出ノズル8のプランジャ8aが配設される。固定型1は、ライザーパッド9を介して固定側プラテン3に取り付けられているマニホールド10を有している。ライザーパッド9は、断熱性の高いセラミックからなる。マニホールド10は、マニホールド10全体を加熱可能な加熱ヒータ11を有している。またマニホールド10は、射出ノズル8と連結するようにマニホールド10の中央部に配設されている樹脂流路部12を有している。
ホットランナ成形装置100は、射出ノズル8と反対側に配設されるようにマニホールド10に配設されている例えば円筒状のホットランナノズル13を有している。ホットランナノズル13の基端部は、ホットランナノズル13がホットランナ取り付け孔部5に挿入された状態で、マニホールド10に取り付けられている。ホットランナノズル13は、ホットランナノズル13の中心軸上に配設され、溶融樹脂が流れる軸心流路部13aを有している。軸心流路部13aは、孔として機能する。軸心流路部13aの基端部は、樹脂流路部12の下流側の開口部に連結されている。ホットランナノズル13は、軸心流路部13aの周囲に配設され、軸心流路部13aを流れる樹脂を含むホットランナノズル13を加熱するホットランナヒータ13bを有している。ホットランナノズル13の基端部は、ホットランナホルダ13cを介してマニホールド10に取り付けられている。
図2に示すように、ホットランナノズル13は、ホットランナノズル13の先端部に着脱自在に取り付けられる先端チップ14を有している。先端チップ14がホットランナノズル13の先端部に取り付けられた際に、先端チップ14の中止軸は、ホットランナノズル13の中心軸と同軸となる。ここで、軸心流路部13aの先端部は、ねじ穴部13dを有している。また、先端チップ14は、先端チップ14の基端部に配設されている円筒部14aを有している。この円筒部14aは、円筒部14aの外周面に形成され、ねじ穴部13dに螺着される雄ねじ部14bを有している。そして、雄ねじ部14bがねじ穴部13dに螺着された状態で、軸心流路部13aと円筒部14aの内腔とが互いに連通される。
またホットランナノズル13は、先端チップ14がホットランナノズル13の先端部に取り付けられた際に軸心流路部13aと連通し、先端チップ14の中心軸上且つ内部に配設される軸心流路部14dと、軸心流路部14dと連通し、軸心流路部14dから軸心流路部14dの側方に複数に分岐するようにホットランナノズル13の先端部である先端チップ14の先端部の内部に配設され、軸心流路部14dから溶融樹脂が流れる複数の流出流路部14eとを有している。流出流路部14eは、軸心流路部14dから分岐しており、ホットランナノズル13の中心軸に対して斜行している。
また、先端チップ14は、先端チップ14の先端部に配設されているほぼ円錐形状のチップ頭部14cを有している。このチップ頭部14cは、チップ頭部14cの外周面に形成され、溶融樹脂が外部に流出する樹脂流出孔部15を有している。樹脂流出孔部15は、流出流路部14eの一部として機能し、流出流路部14eと連通している。樹脂流出孔部15は、同時に成形される成形品の取り数と同数配設されている。このため、本実施形態では、図3Aに示すように、樹脂流出孔部15は、4つ配設されている。図3Aに示すように、樹脂流出孔部15同士は、互いに等間隔離れて配設されている。前記は、流出流路部14eについても同様である。流出流路部14eと樹脂流出孔部15とは、後述するランナー24と同数配設されている。ホットランナノズル13の先端において、溶融樹脂は、1つの軸心流路部14dから4つの流出流路部14eに分岐され、各樹脂流出孔部15から外部に射出される。このため、本実施の形態のホットランナノズル13は、樹脂流路がホットランナノズル13の先端において4つ分岐されたオープントーピードタイプとして機能する。
またホットランナ成形装置100は、ホットランナ取り付け孔部5に装着されるほぼ円筒状のホットランナブッシュ16を有している。ホットランナブッシュ16は、ホットランナ成形型として機能する。このホットランナブッシュ16は、ホットランナノズル13および先端チップ14の外周面を所定の間隙を介してカバーする状態で組み付けられている。ホットランナブッシュ16は、ホットランナブッシュ16の先端部の内周面として機能し、ホットランナノズル13の先端チップ14の円錐形状に沿って配設されている円錐形状の先細のガイド面16aを有している。このガイド面16aと、先端チップ14の外周麺との間には空間部が形成され、この空間部はリング状樹脂流路部31として機能するそして、リング状樹脂流路部31の先端部に配置されるホットランナブッシュ16のガイド面16aの先端部と、先端チップ14の先端部との間にリング状のゲート穴部(射出ゲート)31aが形成されている。ゲート穴部31aの中心は、ホットランナノズル13の中心軸上に配設される。
このようにホットランナノズル13の先端部であるチップ頭部14cの外周面とホットランナブッシュ16の内周面であるガイド面16aとの間に配設され樹脂流出孔部15と連通するリング状樹脂流路部31と、外周面の先端部と内周面の先端部との間に配設されリング状樹脂流路部31の先端部と連通するゲート穴部31aとが形成されるように、ホットランナノズルの先端部が挿入される筒状のホットランナ成形型を、ホットランナ成形装置100は有している。
[可動型2]
また、可動型2は、固定型1に対向して開閉自在に配置され、可動プラテン17に取り付けられた可動側ベース18を有する。可動側ベース18は、固定型1のホットランナ取り付け孔部5と対向する位置に配設されているセンターピン取り付け孔19を有している。可動側ベース18は、センターピン取り付け孔19に配設され、センターピン取り付け孔19を摺動自在なセンターピン20を有している。
さらに、可動側ベース18は、固定側ベース4の4つの固定側入れ子挿入穴部6と対向する位置に配設されている4つの可動側入れ子挿入穴部21を有している。可動側ベース18は、4つの可動側入れ子挿入穴部21に配設され、固定側入れ子7と対向し、可動側入れ子挿入穴部21を型締め方向に摺動自在な可動側入れ子22を有している。可動側入れ子22は、可動側入れ子22の先端部に配設され、成形キャビティの光学成形面を形成する可動側成形部22aを有している。固定側入れ子7と可動側入れ子22との間、詳細には、固定側成形部7aと可動側成形部22aとの間には、成形品の形状のキャビティ23が形成される。
また、ランナユニットとして機能する可動側ベース18は、可動側ベース18の固定側ベース4に接触する面に配設され、ゲート穴部31a(センターピン取り付け孔19)から放射状に分岐する4本の直線溝であるランナー溝部24を有している。図3Bに示すように、4本のランナー溝部24は、互いに等間隔離れて配設されており、例えば十字を形成するように配設されている。このため、ランナー溝部24は、互いに直交している。可動側ベース18は、4つのランナー溝部24の先端に配設され、キャビティ23に連通するゲート25を有している。
可動側ベース18は、4つのランナー溝部24にそれぞれ連通する4つのエジェクタピン26を有している。エジェクタピン26は、開閉方向に摺動自在となっている。さらに、センターピン20と、4つの可動側入れ子22と、4つのエジェクタピン26とは、同じ1つの突き出し板27に取り付けられている。なお突き出し板27は、突き出し板27を型開き方向に付勢するばね部材28を有している。そして、突き出し板27は、図示せぬアクチュエータによってばね部材28のばね力に抗して型閉じ方向に駆動される。4つのランナー溝部24内の残留物は、4つのエジェクタピン26によって突き出される。これにより、この4つのランナー溝部24内の残留物と一体的にキャビティ23内の成形品が突き出し可能になっている。
(作用)
次に、上記構成による本発明のホットランナ成形装置100の作用について説明する。本実施の形態のホットランナ成形装置100の使用時(溶融樹脂の充填時)において、射出ノズル8から射出された溶融樹脂は、マニホールド10の樹脂流路部12を通り、軸心流路部13aから軸心流路部14dを介して4つの流出流路部14eと4つの樹脂流出孔部15まで、ほとんど冷却されること無く流れる。
さらに、溶融樹脂は、樹脂流出孔部15から、ホットランナブッシュ16におけるガイド面16aとホットランナノズル13の先端チップ14との間に形成されるリング状樹脂流路部31に流入する。溶融樹脂は、その後、リング状樹脂流路部31からリング状樹脂流路部31の先端に配設されるリング状のゲート穴部31aに流れる。そして溶融樹脂は、ゲート穴部31aから4本のランナー溝部24をそれぞれ経由して4つのキャビティ23に充填される。
ここで、ホットランナノズル13の軸心流路部13aから先端チップ14に流入した溶融樹脂は、4つの流出流路部14eで4方向に分岐する。このとき、各樹脂流出孔部15は、ホットランナノズル13の中心軸を中心として対称に配設されている。この点は、ランナー溝部24も同様である。そして樹脂流出孔部15の位置は、ランナー溝部24の位置に対して回転対称に配設されている。このため、4つの樹脂流出孔部15からリング状樹脂流路部31に流入した溶融樹脂は、ゲート穴部31aから4本のランナー溝部24の全てにそれぞれ同じ速度で流れる。したがって、その後、4本のランナー溝部24をそれぞれ経由して4つのキャビティ23に均等に分配され、各キャビティ23に充填される。
(効果)
そこで、上記構成のホットランナ成形装置100にあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態では、ゲート穴部31aから4つのランナー溝部24に溶融樹脂が均等に分配されるように4つの樹脂流出孔部15の位置を4つのランナー溝部24の位置に対して回転対称となるように配設されている。ここで、樹脂流出孔部15の数は、ランナー溝部24と同数に配設されている。これにより、ホットランナノズル13から射出される樹脂が4つの樹脂流出孔部15から4つのランナー溝部24およびゲート25を通り成形品キャビティ23に至るまでの流路は全てのキャビティ23で同じになる。このため、全てのキャビティ23で充填速度が同じになり、形状精度の高い光学素子などの成形品を得ることが可能になる。
したがって、本実施の形態では簡単な部材構成で1つのホットランナノズル13から先端チップ14の4つの樹脂流出孔部15およびリング状のゲート穴部31aを経て4本のランナー溝部24に射出される樹脂の流路を同じ形状にすることにより、それぞれのランナー溝部24を流れる樹脂の速度差をなくし、4つのキャビティ23で各キャビティ23毎に差のない形状精度のよい光学素子などの成形品を成形可能なホットランナ成形装置100を提供することができる。
また本実施の形態では、先端チップ14は、着脱自在である。これにより取り数の異なる成形型でも、先端チップ14のみを交換することで、ホットランナノズル全体を交換することなしに樹脂流出孔部15とランナー溝部24の数との関係を対応させることが可能となる。
また本実施の形態では、流出流路部14eは、軸心流路部14dから分岐しており、ホットランナノズル13の中心軸に対して斜行している。これにより、流出流路部14eがホットランナノズル13の中心軸に沿って直線状に配設されている場合に比べて、流路部の長さが長くなる。このため、流出流路部14eを流れる溶融樹脂をより長い時間加熱でき、溶融樹脂の流動性御性を高めることができる。そして、樹脂流出孔部15が大きい場合における洟垂れや糸曳き現象と、樹脂流出孔部15が小さい場合に樹脂が樹脂流出孔部15に詰まって射出できなくなるゲート塞がり現象とが発生することを防止できる。また管路抵抗が少なくなり、低圧で溶融樹脂を射出できる。
[第1の実施の形態の第1の変形例]
(構成)
図4Aと図4Bとは、第1の実施の形態のホットランナ成形装置100の第1の変形例を示す。図4Aは先端チップ14の樹脂流出孔部15の配置状態を示す平面図、図4Bは可動型2のランナー溝部24の配置状態を示す平面図である。なお、図4Aと図4Bとにおいて、第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本変形例では、先端チップ14に4つの樹脂流出孔部15が配設され、可動側ベース18に4つのランナー溝部24が配設されている。つまり樹脂流出孔部15の数は、ランナー溝部24と同数に配設されている。さらに、図4Aに示す4つの樹脂流出孔部15は、図4Bに示す4つのランナー溝部24の配設方向と同方向に位置合わせした状態でそれぞれ配置されている。
(作用・効果)
本変形例では、4つの樹脂流出孔部15の位置と、4つのランナー溝部24の位置とはホットランナノズル13の中心軸から周方向に向けて同じ角度となる位置関係に配置されている。これにより、4つの樹脂流出孔部15から射出された樹脂の射出抵抗による圧力損失が無く、4つのランナー溝部24に樹脂が円滑に流れる。このため、射出圧力が低減できる。よって、4つのキャビティ23の全てで充填速度が同じになり、キャビティ23毎の充填速度差を一層、効果的に低減することができる。この結果、4つのキャビティ23で各キャビティ23毎に差のない形状精度のよい光学素子などの成形品を成形可能なホットランナ成形装置100を提供することができる。さらに、本変形例では樹脂流路が最短となり、圧力損失が減ることにより、低負荷で応答性があがり、さらに形状精度の良い成形品を得ることが可能となる。
なお、本変形例では、ホットランナノズル13の樹脂流出孔部15の数と、ランナー溝部24の数はそれぞれ4個としているが、それ以外でも均等にあるいは対称に配置し、それぞれの樹脂流路が同じ形状、あるいは対称形状になっていればよい。
[第1の実施の形態の第2の変形例]
(構成)
図5Aと図5Bとは、第1の実施の形態のホットランナ成形装置100の第2の変形例を示す。図5Aは先端チップ14の樹脂流出孔部15の配置状態を示す平面図、図5Bは可動型2のランナー溝部24の配置状態を示す平面図である。なお、図5Aと図5Bとにおいて、第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本変形例では、先端チップ14に3つの樹脂流出孔部15が配設され、可動側ベース18に3つのランナー溝部24が配設されている。つまり樹脂流出孔部15の数は、ランナー溝部24と同数に配設されている。さらに、図5Aに示す3つの樹脂流出孔部15は、図5Bに示す3つのランナー溝部24の配設方向と同方向に位置合わせした状態でそれぞれ配置されている。
(作用・効果)
本変形例では、等分に設けた3つの樹脂流出孔部15の位置と、3つのランナー溝部24の位置とはホットランナノズル13の中心軸から周方向に向けて同じ角度となる位置関係に配置されている。これにより、3つの樹脂流出孔部15から射出された樹脂の射出抵抗による圧力損失が無く、3つのランナー溝部24に樹脂が円滑に流れる。このため、射出圧力が低減できる。よって、3つのキャビティ23の全てで充填速度が同じになり、キャビティ23毎の充填速度差を低減することができる。この結果、3つのキャビティ23で各キャビティ23毎に差のない形状精度のよい光学素子などの成形品を成形可能なホットランナ成形装置100を提供することができる。
[第1の実施の形態の第3の変形例]
(構成)
図6Aと図6Bとは、第1の実施の形態のホットランナ成形装置100の第3の変形例を示す。図6Aは先端チップ14の樹脂流出孔部15の配置状態を示す平面図、図6Bは可動型2のランナー溝部24の配置状態を示す平面図である。なお、図6Aと図6Bとにおいて、第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本変形例では、先端チップ14に4つの樹脂流出孔部15が配設されている。可動側ベース18にはセンターピン取り付け孔19から放射状に4本の直線溝である4つのランナー溝部24が配設されている。これに加えて、各ランナー溝部24の延出端部には、さらに2つに分岐される2つの分岐ランナー溝41がそれぞれ配設されている。2つの分岐ランナー溝41は各ランナー溝部24の中心軸を中心として線対称となる位置関係で配置されている。そして、各分岐ランナー溝41の先端にはキャビティ23につながるゲート25がそれぞれ設けられている。これにより、本変形例では8つのキャビティ23が設けられている。
ここで、ホットランナノズル13の樹脂流出孔部15の数は、ランナー溝部24と同数に配設されている。さらに、図6Aに示す4つの樹脂流出孔部15は、図6Bに示す4つのランナー溝部24の配設方向と同方向に位置合わせした状態でそれぞれ配設されている。
(作用・効果)
本変形例では、等分に設けた4つの樹脂流出孔部15の位置と、4つのランナー溝部24の位置とはホットランナノズル13の中心から周方向に向けて同じ角度となる位置関係に配置されている。これにより、先端チップ14の4つの樹脂流出孔部15から射出された樹脂の射出抵抗による圧力損失が無く、4つのランナー溝部24に樹脂が円滑に流れる。
さらに、2つの分岐ランナー溝41は各ランナー溝部24の中心軸を中心として線対称となる位置関係で配置されている。これにより、4つのランナー溝部24から2つの分岐ランナー溝41にそれぞれ流入される樹脂の射出抵抗による圧力損失の差を無くすことができる。そのため、8つのキャビティ23の全てで充填速度が同じになり、キャビティ23毎の充填速度差を低減することができる。この結果、8つのキャビティ23で各キャビティ23毎に差のない形状精度のよい光学素子などの成形品を成形可能なホットランナ成形装置100を提供することができる。
[第1の実施の形態の第4の変形例]
(構成)
図7Aおよび図7Bは、第1の実施の形態のホットランナ成形装置100の第4の変形例を示す。図7Aはホットランナノズル13の先端チップ14の樹脂流出孔部15の配置状態を示す平面図、図7Bは図7AのVIIB−VIIB線断面図である。なお、図7Aおよび図7B中で、第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本変形例では、チップ頭部14cに8つの樹脂流出孔部15が配設されている。このうちの4つの樹脂流出孔部15は図7Bに示すようにホットランナノズル13の中心軸に沿って樹脂流路の上流側に周方向に等分に配置されている。残りの4つの樹脂流出孔部15はホットランナノズル13の中心軸に沿って樹脂流路の下流側に周方向に等分に配置されている。これら8つの樹脂流出孔部15は流出流路部14eと連通している。
さらに、樹脂流路の上流側の4つの樹脂流出孔部15と、下流側の4つの樹脂流出孔部15とは、ホットランナノズル13の中心軸方向に沿って1対1で対応する同じ位置に配置されている。これにより、8つの樹脂流出孔部15はホットランナノズル13の中心軸を中心として線対称で、かつ点対称となる位置関係で配置されている。
(作用・効果)
本変形例では、等分に設けたホットランナノズル13の先端チップ14の8つの樹脂流出孔部15の位置と、4つのランナー溝部24の位置とはホットランナノズル13の中心から周方向に向けて同じ角度となる位置関係に配置されている。これにより、先端チップ14の8つの樹脂流出孔部15から射出された樹脂の射出抵抗による圧力損失が無く、4つのランナー溝部24に樹脂が円滑に流れる。このため、4つのキャビティ23の全てで充填速度が同じになり、キャビティ23毎の充填速度差を低減することができる。この結果、4つのキャビティ23で各キャビティ23毎に差のない形状精度のよい光学素子などの成形品を成形可能なホットランナ成形装置100を提供することができる。
[第1の実施の形態の第5の変形例]
(構成)
図8は、第1の実施の形態のホットランナ成形装置100の第5の変形例を示す。図8は、本変形例のホットランナノズル13の樹脂流出孔部15の配置状態を示す平面図である。なお、図8において、第1の実施形態と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本変形例の先端チップ14は、ホットランナブッシュ16の先端部のガイド面16aと、先端チップ14との間のリング状樹脂流路部31と対向する円錐形状のチップ頭部14cの壁面に配設され、樹脂流出孔部15と同数配設され、ランナー溝部24の配設方向と同方向にそれぞれ配設されている面取り部51を有している。面取り部51は、本実施の形態では4つ配設されている。
(作用・効果)
本変形例では、4つの面取り部51が樹脂流出孔部15と同数設けられ、かつ4つの面取り部51が4本のランナー溝部24の配設方向と同方向にそれぞれ配置されている。このため、等分に設けた4つの樹脂流出孔部15および4つの面取り部51の位置と、4つのランナー溝部24の位置とはホットランナノズル13の中心から周方向に向けて同じ角度となる位置関係に配置されている。これにより、ホットランナノズル13から射出される樹脂が4つの樹脂流出孔部15から4つのランナー溝部24およびゲート25を通り成形品キャビティ23に至るまでの流路は全てのキャビティ23で同じになる。そのため、全てのキャビティ23で充填速度が同じになり、形状精度の高い光学素子などの成形品を得ることが可能になる。
[第2の実施の形態]
(構成)
図9と図10と図11とは、本発明の第2の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態のホットランナ成形装置100のホットランナノズル13の構成を次の通り変更した例である。図9は、本実施の形態の射出成形型である4個取りのホットランナ成形装置100の構成図を示す。なお、ホットランナノズル13の変更部分以外の構成は第1の実施の形態と同じである。そのため、図9と図10と図11中で、第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
すなわち、第1の実施の形態では、雄ねじ部14bがねじ穴部13dに螺着される構成を示した。これに対し、本実施の形態では、先端チップ61がマニホールド10に複数のネジ62で直接固定されている。
ホットランナノズル13は、軸心流路部13aと連通し、軸心流路部13aから軸心流路部13aの側方に複数に分岐するようにホットランナノズル13の先端部である先端チップ64の先端部の内部に配設され、軸心流路部13aから溶融樹脂が流れる複数の流出流路部64eを有している。流出流路部64eは、軸心流路部13aから分岐しており、ホットランナノズル13の中心軸に対して斜行している。
本実施の形態の先端チップ61は、ホットランナノズル13の本体に外嵌される円筒部材63を有している。この円筒部材63は、円筒部材63の先端部に配設され、ほぼ円錐形状のチップ頭部64を有している。チップ頭部64は、チップ頭部64の円錐形状の外周面に配設され、溶融樹脂が外部に流出する樹脂流出孔部65を有している。樹脂流出孔部65は、流出流路部64eの一部として機能し、流出流路部64eと連通している。樹脂流出孔部65は、同時に成形する成形品の取り数と同数の複数配設されている。このため、本実施の形態では樹脂流出孔部65は、4つ配設されている。樹脂流出孔部65同士は、互いに等間隔離れて配設されている。前記は、流出流路部64eについても同様である。ホットランナノズル13の先端において、溶融樹脂は、1つの軸心流路部13aから4つの流出流路部64eに分岐され、各樹脂流出孔部65から外部に射出される。また、図10に示す4つの樹脂流出孔部65は、図11に示す4つのランナー溝部24の配設方向と同方向に位置合わせした状態でそれぞれ配置されている。
先端チップ61は、の円筒部材63の基端部に配設され、大径なリング状のフランジ部66を有している。このフランジ部66は複数のねじ挿通孔を有している。各ねじ挿通孔に挿通されたネジ62の先端部がマニホールド10にねじ止め固定されている。これにより、先端チップ61がマニホールド10に複数のネジ62で直接固定されている。
(作用)
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態のホットランナ成形装置100の使用時(溶融樹脂の充填時)には、射出ノズル8から射出された溶融樹脂は、マニホールド10の樹脂流路部12を通り、軸心流路部13aから流出流路部64eを介して樹脂流出孔部65まで、ほとんど冷却されること無く流れる。
さらに、溶融樹脂は、樹脂流出孔部65からホットランナブッシュ16におけるガイド面16aと、ホットランナノズル13の先端チップ61との間の形成されるリング状樹脂流路部31に流入する。溶融樹脂は、その後、リング状樹脂流路部31からリング状樹脂流路部31の先端に配設されるリング状のゲート穴部31aに流れる。そして溶融樹脂は、ゲート穴部31aから4本のランナー溝部24をそれぞれ経由して4つのキャビティ23に充填される。
ここで、ホットランナノズル13の軸心流路部13aから先端チップ61に流入した溶融樹脂は、4つの樹脂流出孔部65で4方向に分岐する。このとき、各樹脂流出孔部65は、ホットランナノズル13の中心軸を中心として対称に配設されている。この点は、ランナー溝部24も同様である。そして樹脂流出孔部65の位置は、ランナー溝部24の位置に対して回転対称に配設されている。このため、4つの樹脂流出孔部65からリング状樹脂流路部31に流入した溶融樹脂は、ゲート穴部31aから4本のランナー溝部24の全てにそれぞれ同じ速度で流れる。したがって、その後、4本のランナー溝部24をそれぞれ経由して4つのキャビティ23に均等に分配され、各キャビティ23に充填される。
(効果)
そこで、本実施の形態のホットランナ成形装置100では、先端チップ61をマニホールド10に複数のネジ62で直接固定する。このため本実施形態では、4つの樹脂流出孔部65と4つのランナー溝部24とを、ホットランナノズル13の中心から周方向に向けて同じ角度となる位置関係で固定できる。これにより、4つのランナー溝部24の方向に先端チップ61の4つの樹脂流出孔部65を確実に配置することができる。よって、4つの樹脂流出孔部65から射出された樹脂の射出抵抗による圧力損失が無く、4つのランナー溝部24に樹脂を円滑に流すことができる。そして、射出圧力が低減できる。このため、4つのキャビティ23の全てで充填速度が同じになり、キャビティ23毎の充填速度差を一層、効果的に低減することができる。その結果、4つのキャビティ23で各キャビティ23毎に差のない形状精度のよい光学素子などの成形品を成形可能なホットランナ成形装置100を提供することができる。さらに、本実施の形態では樹脂流路が最短となり、圧力損失が減ることにより、低負荷で応答性があがり、さらに形状精度の良い成形品を得ることが可能となる。
本発明は、樹脂製の光学素子などの成形品の成形を射出成形によって行うホットランナ成形装置100を使用する技術分野や、樹脂製の光学素子などの成形品を射出成形によって製造する技術分野に有効である。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。

Claims (6)

  1. ホットランナノズルの中心軸上に配設され、溶融樹脂が流れる軸心流路部と、前記軸心流路部から前記軸心流路部の側方に複数分岐するようにホットランナノズルの先端部に配設され、前記溶融樹脂が流出する複数の流出孔部を有する流出流路部と、を有するホットランナノズルと、
    前記ホットランナノズルの先端部の外周面とホットランナ成形型の内周面との間に配設され前記流出孔部と連通する流路部と、前記外周面の先端部と前記内周面の先端部との間に配設され前記流路部と連通するゲート穴部とが形成されるように、前記ホットランナノズルの前記先端部が挿入される筒状のホットランナ成形型と、
    前記ゲート穴から放射状に分岐する複数のランナーを有し、複数の成形品を同時に成形する複数個取りのランナユニットと、
    を具備し、
    前記ゲート穴部から前記複数のランナーに前記溶融樹脂が均等に分配されるように、前記複数の前記流出孔の位置は、前記ランナーの位置に対して回転対称に配設されているホットランナ成形装置。
  2. 前記流出孔部は、前記ランナーと同数に配設されている請求項1に記載のホットランナ成形装置。
  3. 前記流出孔部は、複数の前記ランナーの配設方向と同方向に位置合わせした状態でそれぞれ配置されている請求項1に記載のホットランナ成形装置。
  4. 前記ホットランナノズルは、前記ホットランナノズルの先端部に着脱可能に取り付けられる先端チップを有し、
    前記流出孔部は、前記先端チップに配設され、
    前記流出孔部は、前記ランナーと同数配設されている請求項1に記載のホットランナ成形装置。
  5. 前記先端チップは、前記流路部と対向する壁面に配設され、前記流出孔部と同数配設され、前記ランナーの配設方向と同方向にそれぞれ配設されている面取り部を有する請求項4に記載のホットランナ成形装置。
  6. ホットランナの中心軸上に配設され、溶融樹脂が流れる軸心流路部と、
    前記軸心流路部から前記軸心流路部の側方に分岐するようにホットランナノズルの先端部に配設され、前記溶融樹脂が流出する複数の流出孔部と、
    を具備し、
    前記ホットランナノズルの先端部の外周面とホットランナ成形装置の内周面との間に配設され前記流出孔部と連通する流路部と、前記外周面の先端部と前記内周面の先端部との間に配設され前記流路部と連通するゲート穴部とが形成されるように、前記ホットランナノズルの前記先端部が筒状のホットランナ成形型に挿入され、
    前記ゲート穴部から、前記ゲート穴から放射状に分岐するランナユニットの複数のランナーに前記溶融樹脂が均等に分配されるように、前記複数の前記流出孔の位置は、前記ランナーの位置に対して回転対称に配設されている
    ホットランナノズル。
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