JP2002307486A - 射出装置 - Google Patents
射出装置Info
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Abstract
がないようにする。 【解決手段】シリンダ部材と、シリンダ部材の前端に取
り付けられ、内側に第1の成形材料流路が形成された筒
状部26と、内側に第2の成形材料流路が、前端にノズ
ル口24が形成された蓋(ふた)部27と、筒状部26
と蓋部27との間に配設され、内側に第3の成形材料流
路が形成された挿入体とを有する。そして、第3の成形
材料流路の内周面に、第3の成形材料流路の断面積を連
続的に変化させることによって、成形材料の分断を促進
する分断促進部が形成される。型開きが行われて可動金
型が後退させられたときに、射出ノズル21の温度の設
定が高く、成形材料の温度が高くなっても、シリンダ部
材側の成形材料とスプルー16側の成形材料との分断が
促進される。
Description
ものである。
の加熱シリンダ内において加熱され溶融させられた成形
材料としての樹脂を、射出して金型装置内のキャビティ
空間に充填(てん)し、該キャビティ空間内において冷
却して固化させることによって成形品を得ることができ
るようになっている。
射出装置を有する。そして、前記金型装置は固定金型及
び可動金型を備え、前記型締装置によって前記可動金型
を進退させることにより、型閉じ、型締め及び型開きが
行われる。また、前記射出装置は、加熱シリンダ、及び
該加熱シリンダ内において回転自在に、かつ、進退自在
に配設されたスクリューを備える。そして、該スクリュ
ーを前進させることによって、加熱シリンダの前端に取
り付けられた射出ノズルから樹脂が射出され、前記キャ
ビティ空間に充填されるようになっている。
フレーム上に支持され、駆動源を駆動することによって
進退させられ、射出ノズルの前端に形成されたノズル口
が前記固定金型に対して接離させられる。
引き現象を説明する図、図3は従来の射出成形機におけ
る樹脂の流出を説明する図、図4は従来の射出成形機に
おける樹脂のノズル詰まりを説明する図である。
ンダの前端に取り付けられた射出ノズル、12aは射出
ノズル本体、12bは該射出ノズル本体12aの周囲に
取り付けられたヒータ、13は前記射出ノズル11の前
端に形成されたノズル口、15は固定金型、16は該固
体金型15に形成されたスプルーである。前記固定金型
15は、図示されない固定プラテンに取り付けられる。
ない型締装置によって、金型装置の型閉じ及び型締めが
行われた後、溶融させられた樹脂が、前記射出ノズル1
1から射出され、前記スプルー16を通って金型装置内
の図示されないキャビティ空間に充填される。続いて、
前記金型装置が冷却されることによって、キャビティ空
間内の樹脂が冷却され、固化させられて成形品14にな
る。また、前記スプルー16内に残留した樹脂は、同様
に、冷却され、固化させられてスプルー部17になる。
示されない可動金型が後退させられるのに伴って、前記
成形品14及びスプルー部17が後退(図における左方
に移動)させられる。このとき、射出ノズル11の温度
は樹脂の融点以上に設定されているので、樹脂は、溶融
状態にあり、射出ノズル11と固定金型15との境界部
分で切れる。
いエジェクタピンが前進させられ、前記成形品14及び
スプルー部17が突き落とされ、取り出される。
来の射出成形機においては、射出ノズル11の温度の設
定が高いと、前記境界部分で樹脂が切れなくなることが
あり、その場合、糸引き現象が発生してしまう。その結
果、図2に示されるように、スプルー部17の先端に糸
状の樹脂18がスプルー部17と一体に形成されてしま
う。そして、前記樹脂18は、前記成形品14及びスプ
ルー部17を取り出す際に、金型装置の型閉じが行われ
るのに伴って可動金型と固定金型15との間に挟まり、
金型装置を傷つけてしまう。また、図3に示されるよう
に、射出ノズル11内の溶融させられた樹脂は、温度の
設定が高いとノズル口13からスプルー16内に流出し
やすいので、次の成形サイクルにおいて射出を円滑に行
うことができず、成形品14の品質が低下してしまう。
を低くすることが考えられるが、射出ノズル11の温度
の設定を低くすると、図4に示されるように、射出ノズ
ル11内の樹脂が固化しやすくなるので、ノズル口13
においてノズル詰まりが発生してしまう。その場合、次
の成形サイクルにおいて射出を円滑に行うことができ
ず、成形品14の品質が低下してしまう。
ン等の閉鎖部材を配設し、該閉鎖部材によって成形サイ
クルごとにノズル口13を開閉するようにした射出成形
機が提供されている。
内に配設すると、樹脂流路が複雑になり、樹脂が滞留し
やすくなって、樹脂の焼け、すなわち、樹脂焼けが発生
してしまう。また、射出ノズル11内において前記閉鎖
部材を移動させるために、射出ノズル11外に配設され
た操作部と閉鎖部材とを連結部材によって連結する必要
があるので、連結部材を貫通させて形成された孔を介し
て、樹脂の漏れ、すなわち、樹脂漏れが発生してしま
う。
を解決して、型開きに伴って、糸引き現象を発生させる
ことがなく、成形材料が金型装置を傷つけることがな
く、成形品の品質を向上させることができるとともに、
成形材料の焼け及び成形材料の漏れが発生するのを防止
することができる射出装置を提供することを目的とす
る。
出装置においては、シリンダ部材と、該シリンダ部材の
前端に取り付けられ、内側に第1の成形材料流路が形成
された筒状部と、該筒状部に取り付けられ、内側に第2
の成形材料流路が、前端にノズル口が形成された蓋(ふ
た)部と、前記筒状部と蓋部との間に配設され、内側に
第3の成形材料流路が形成された挿入体とを有する。
に、第3の成形材料流路の断面積を連続的に変化させる
ことによって、成形材料の分断を促進する分断促進部が
形成される。
に、前記分断促進部は、成形材料の流れ方向における上
流側から下流側にかけて第3の成形材料流路の断面積を
連続的に小さくする絞り部を備える。
らに、前記挿入体は複数の副挿入体に分割される。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
射出成形機の要部を示す断面図である。
部材としての加熱シリンダの前端に取り付けられた射出
ノズル、22は射出ノズル本体、23は該射出ノズル本
体22の外周に取り付けられた加熱手段としてのヒー
タ、24は前記射出ノズル21の前端に形成されたノズ
ル口、15は固定金型、16は該固定金型15に形成さ
れたスプルーである。前記固定金型15は、図示されな
い固定プラテンに取り付けられる。
ンダの前端に取り付けられた筒状部26、該筒状部26
の前端に取り付けられた蓋部27、及び筒状部26と蓋
部27との間に配設された糸引き防止手段及び挿入体と
しての環状のリング28を備える。そして、前記筒状部
26は前端の近傍に小径部25を備え、該小径部25の
外周面に雄ねじが、小径部25の内側に、第1の成形材
料流路としてのテーパ状の樹脂流路36が形成される。
また、前記蓋部27は、スカート部31、及び該スカー
ト部31の前端に形成された頭部32を備え、前記スカ
ート部31の内周面に雌ねじが、前記頭部32の内側
に、第2の成形材料流路としての円筒状の樹脂流路37
が形成される。そして、前記リング28の内側に、第3
の成形材料流路としての樹脂流路38が形成される。し
たがって、前記雄ねじと雌ねじとを螺(ら)合させるこ
とによって、リング28を保持した状態で筒状部26に
蓋部27を取り付けると、樹脂流路36〜38が互いに
連通させられる。なお、筒状部26に蓋部27を取り付
けたときに前記リング28を収容するための収容室が形
成されるように、小径部25の前端面、及び頭部32の
後端面に凹部が形成される。また、前記リング28は厚
さが2〜3〔mm〕の金属板によって形成される。
ない型締装置によって、金型装置の型閉じ及び型締めが
行われた後、溶融させられた成形材料としての樹脂が、
前記射出ノズル21から射出され、前記スプルー16を
通って金型装置内の図示されないキャビティ空間に充填
される。続いて、前記金型装置が冷却されることによっ
て、キャビティ空間内の樹脂が冷却され、固化させられ
て成形品14になる。また、前記スプルー16内に残留
した樹脂は、同様に、冷却され、固化させられてスプル
ー部17になる。なお、樹脂に代えて他の成形材料、例
えば、ガラス等を使用することもできる。
示されない可動金型が後退させられるのに伴って、前記
成形品14及びスプルー部17が後退(図における左方
に移動)させられる。このとき、射出ノズル21の温度
は樹脂の融点以上に設定されているので、樹脂は、溶融
状態にあり、射出ノズル21と固定金型15との境界部
分で切れる。
いエジェクタピンが前進させられ、前記成形品14及び
スプルー部17が突き落とされ、取り出される。
高い場合、溶融状態における樹脂の粘性が低い場合等に
おいて、前記境界部分で樹脂が切れなくなることがあ
り、その場合、糸引き現象が発生してしまう。
ズル21内にリング28が配設され、該リング28の樹
脂流路38の内周面に樹脂の分断を促進する図示されな
い分断促進部が形成される。該分断促進部は、樹脂流路
38の入口の面積と異なる断面積を有する部分によって
形成され、樹脂の流れ方向における上流側から下流側に
かけて断面積が連続的に変化させられ、本実施の形態に
おいては、連続的に小さくなる絞り部を少なくとも備え
る。なお、樹脂の流れ方向における上流側から下流側に
かけて断面積が不連続に小さくなる絞り部は、樹脂を滞
留させるので好ましくない。
退させられたときに、射出ノズル21の温度の設定が高
く、樹脂の温度が高くなっても、前記分断促進部、特
に、絞り部によって、加熱シリンダ側の樹脂とスプルー
16側の樹脂との分断が促進されるので、糸引き現象が
発生することがない。
脂が金型装置を傷つけることがない。また、射出ノズル
21内の溶融させられた樹脂がノズル口24からスプル
ー16内に流出することがなくなるので、次の成形サイ
クルにおいて射出を円滑に行うことができ、成形品14
の品質を向上させることができる。
ら下流側にかけて断面積が連続的に変化させられるの
で、樹脂をキャビティ空間に充填する際に樹脂の流れを
円滑にすることができる。また、絞り部において、樹脂
の流れ方向における上流側から下流側にかけて樹脂流路
38の断面積が連続的に小さくされるので、樹脂が滞留
するのを防止することができる。したがって、樹脂焼け
が発生するのを防止することができるので、成形品14
の品質を向上させることができる。また、可動金型を後
退させるときに、スプルー部17が後退させられるのに
対して、加熱シリンダ側の樹脂は、絞り部が抵抗になり
停止させられ、スプルー部17と共に後退させられるの
が阻止される。したがって、加熱シリンダ側の樹脂とス
プルー16側の樹脂との分断が一層促進される。
を低くする必要がないので、射出ノズル21内の樹脂が
固化しやすくなることがなく、ノズル口24においてノ
ズル詰まりが発生するのを防止することができる。した
がって、次の成形サイクルにおいて射出を円滑に行うこ
とができ、成形品14の品質を向上させることができ
る。
ン等の閉鎖部材を配設する必要がないので、樹脂流路を
簡素化することができ、樹脂が滞留しやすくなることが
なくなり、樹脂焼けが発生するのを防止することができ
る。さらに、前記閉鎖部材を配設する必要がないので、
樹脂漏れが発生するのを防止することができる。
するほど樹脂を分断を促進する効果は高くなるが、断面
積が小さすぎると樹脂に加わる抵抗及び圧力損失が大き
くなる。そこで、蓋部27を筒状部26から外し、リン
グ28を樹脂流路38の形状、寸法等が異なるものに交
換することによって、樹脂の種類、特性等に容易に対応
させることができる。
リングの横断面図、図6は本発明の第1の実施の形態に
おけるリングの配設状態を示す図である。
グ、32は頭部、36〜38は樹脂流路、39は樹脂流
路38の入口、40は樹脂流路38の出口、51は分断
促進部、52は絞り部である。
進部51が形成され、該樹脂流路38の断面積は、入口
39から中央にかけて連続的に小さくされ、中央から出
口40にかけて連続的に大きくされる。そして、前記樹
脂流路38の内周面は、縦方向の断面において弧状の形
状を有する。
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
リングの配設状態を示す図である。
脂流路38の断面積は、入口39から中央にかけて連続
的に小さくされ、中央から出口40にかけて連続的に大
きくされる。そして、前記樹脂流路38の内周面は、縦
方向の断面において二等辺三角形の形状を有する。
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
リングの横断面図、図9は本発明の第3の実施の形態に
おけるリングの配設状態を示す図である。
脂流路38の断面積は、入口39から中央にかけて連続
的に大きくされ、中央から出口40にかけて連続的に小
さくされる。そして、前記樹脂流路38の内周面は、縦
方向の断面において弧状の形状を有する。
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
るリングの配設状態を示す図である。
脂流路38の断面積は、入口39から中央にかけて連続
的に大きくされ、中央から出口40にかけて連続的に小
さくされる。そして、前記樹脂流路38の内周面は、縦
方向の断面において二等辺三角形の形状を有する。
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
るリングの配設状態を示す図である。
てのリング28は二つの副挿入体としての副リング5
3、54に分割される。そして、第3の成形材料流路と
しての樹脂流路38の断面積は、入口39から中央にか
けて連続的に小さくされ、中央から出口40にかけて連
続的に大きくされる。また、前記樹脂流路38の内周面
は、縦方向の断面において二等辺三角形の形状を有す
る。
54を互いに入れ替えることによって、樹脂流路38の
内周面の形状を変更して、図7に示されるような形状に
したり、図10に示されるような形状にしたりすること
ができる。
ては、樹脂流路38の横方向の断面は円形の形状を有す
るが、樹脂流路38の横方向の断面を他の形状にするこ
ともできる。
形状にした第6〜第10の実施の形態について説明す
る。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものに
ついては、同じ符号を付与することによってその説明を
省略する。
るリングの横断面図、図13は本発明の第7の実施の形
態におけるリングの横断面図、図14は本発明の第8の
実施の形態におけるリングの横断面図、図15は本発明
の第9の実施の形態におけるリングの横断面図、図16
は本発明の第10の実施の形態におけるリングの横断面
図である。
の樹脂流路38の内周面は横方向の断面において六角形
の形状を、図13において分断促進部51における樹脂
流路38の内周面は横方向の断面において星形の形状
を、図14において分断促進部51における樹脂流路3
8の内周面は横方向の断面において楕(だ)円の形状
を、図15において分断促進部51における樹脂流路3
8の内周面は横方向の断面において十字形の形状を、図
16において分断促進部51における樹脂流路38の内
周面は横方向の断面において二つ重ねの扇状の形状を有
する。
いては、入口39(図11)の断面積と出口40の断面
積とが等しくされるが、出口40の断面積を入口39の
断面積より小さくすることもできる。
積より小さくした第11及び第12の実施の形態につい
て説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有す
るものについては、同じ符号を付与することによってそ
の説明を省略する。
けるリングの配設状態を示す図、図18は本発明の第1
2の実施の形態におけるリングの配設状態を示す図であ
る。
促進部51における第3の成形材料流路としての樹脂流
路38の断面積は、入口39から中央にかけて連続的に
小さくされ、中央から出口40にかけて連続的に大きく
される。また、前記樹脂流路38の下半部の内周面は、
縦方向の断面において二等辺三角形の形状を、上半部の
内周面は直角三角形の形状を有する。
成形材料流路としての樹脂流路38の断面積は、入口3
9から出口40にかけて連続的に小さくされる。また、
前記樹脂流路38の内周面は、縦方向の断面において直
角三角形の形状を有する。
て、分断促進部51は、樹脂流路38の内周面に形成さ
れるようになっていて、樹脂流路38の軸心部分には形
成されていないが、樹脂流路38の軸心部分に分断促進
部51を形成することもできる。
部51が形成された第13〜第15の実施の形態につい
て説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有す
るものについては、同じ符号を付与することによってそ
の説明を省略する。
けるリングの横断面図、図20は本発明の第13の実施
の形態におけるリングの縦断面図、図21は本発明の第
13の実施の形態におけるリングの変形例を示す縦断面
図、図22は本発明の第14の実施の形態におけるリン
グの横断面図、図23は本発明の第14の実施の形態に
おけるリングの縦断面図、図24は本発明の第14の実
施の形態におけるリングの変形例を示す縦断面図、図2
5は本発明の第15の実施の形態におけるリングの横断
面図、図26は本発明の第15の実施の形態におけるリ
ングの縦断面図、図27は本発明の第15の実施の形態
におけるリングの変形例を示す縦断面図である。
進部51は第3の成形材料流路としての樹脂流路38を
二つの小室61、62に分割するように配設される。図
20に示される樹脂流路38の場合、断面積は、入口3
9から中央にかけて連続的に小さくされ、中央から出口
40にかけて連続的に大きくされ、前記分断促進部51
は、縦方向の断面において楕円形の形状を有する。そし
て、図21に示される樹脂流路38の場合、断面積は、
入口39から出口40にかけて連続的に小さくされ、前
記分断促進部51は、縦方向の断面において半楕円形の
形状を有する。
51は第3の成形材料流路としての樹脂流路38の中央
において、樹脂流路38の半分を占めるように配設され
る。図23に示される樹脂流路38の場合、断面積は、
入口39から中央にかけて連続的に小さくされ、中央か
ら出口40にかけて連続的に大きくされ、前記分断促進
部51の外周面は、縦方向の断面において弧状の形状を
有する。そして、図24に示される樹脂流路38の場
合、断面積は、入口39から出口40にかけて連続的に
小さくされ、前記分断促進部51の外周面は、縦方向の
断面において直角三角形の形状を有する。
51は樹脂流路38を四分割するように配設される。図
26に示される樹脂流路38の場合、断面積は、入口3
9から中央にかけて連続的に小さくされ、中央から出口
40にかけて連続的に大きくされ、前記分断促進部51
の外周面は、縦方向の断面において楕円形の形状を有す
る。そして、図27に示される樹脂流路38の場合、断
面積は、入口39から出口40にかけて連続的に小さく
され、前記分断促進部51の外周面は、縦方向の断面に
おいて半楕円形の形状を有する。
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
れば、射出装置においては、シリンダ部材と、該シリン
ダ部材の前端に取り付けられ、内側に第1の成形材料流
路が形成された筒状部と、該筒状部に取り付けられ、内
側に第2の成形材料流路が、前端にノズル口が形成され
た蓋部と、前記筒状部と蓋部との間に配設され、内側に
第3の成形材料流路が形成された挿入体とを有する。
に、第3の成形材料流路の断面積を連続的に変化させる
ことによって、成形材料の分断を促進する分断促進部が
形成される。
退させられたときに、筒状体、蓋体等によって構成され
る射出ノズルの温度の設定が高く、成形材料の温度が高
くなっても、前記分断促進部によって、シリンダ部材側
の成形材料とスプルー側の成形材料との分断が促進され
るので、糸引き現象が発生することがない。
形材料が金型装置を傷つけることがない。また、溶融さ
せられた成形材料がノズル口からスプルー内に流出する
ことがなくなるので、次の成形サイクルにおいて射出を
円滑に行うことができ、成形品の品質を向上させること
ができる。
続的に変化させられるので、成形材料をキャビティ空間
に充填する際に成形材料の流れを円滑にすることができ
る。したがって、成形品の品質を向上させることができ
る。
る必要がないので、射出ノズル内の成形材料が固化しや
すくなることがなく、ノズル口においてノズル詰まりが
発生するのを防止することができる。したがって、次の
成形サイクルにおいて射出を円滑に行うことができ、成
形品の品質を向上させることができる。
の閉鎖部材を配設する必要がないので、成形材料流路を
簡素化することができ、成形材料が滞留しやすくなるこ
とがなくなり、成形材料の焼けが発生するのを防止する
ことができる。さらに、前記閉鎖部材を配設する必要が
ないので、成形材料の漏れが発生するのを防止すること
ができる。
に、前記分断促進部は、成形材料の流れ方向における上
流側から下流側にかけて第3の成形材料流路の断面積を
連続的に小さくする絞り部を備える。
料流路の断面積が連続的に小さくされるので、成形材料
が滞留するのを防止することができる。したがって、成
形材料の焼けが発生するのを防止することができるの
で、成形品の品質を向上させることができる。
らに、前記挿入体は複数の副挿入体に分割される。
されるので、該副挿入体を互いに入れ替えることによっ
て、第3の成形材料流路の内周面の形状を変更すること
ができる。
の要部を示す断面図である。
説明する図である。
る図である。
を説明する図である。
断面図である。
設状態を示す図である。
設状態を示す図である。
断面図である。
設状態を示す図である。
配設状態を示す図である。
配設状態を示す図である。
横断面図である。
横断面図である。
横断面図である。
横断面図である。
の横断面図である。
の配設状態を示す図である。
の配設状態を示す図である。
の横断面図である。
の縦断面図である。
の変形例を示す縦断面図である。
の横断面図である。
の縦断面図である。
の変形例を示す縦断面図である。
の横断面図である。
の縦断面図である。
の変形例を示す縦断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)シリンダ部材と、(b)該シリン
ダ部材の前端に取り付けられ、内側に第1の成形材料流
路が形成された筒状部と、(c)該筒状部に取り付けら
れ、内側に第2の成形材料流路が、前端にノズル口が形
成された蓋部と、(d)前記筒状部と蓋部との間に配設
され、内側に第3の成形材料流路が形成された挿入体と
を有するとともに、(e)前記第3の成形材料流路の内
周面に、第3の成形材料流路の断面積を連続的に変化さ
せることによって、成形材料の分断を促進する分断促進
部が形成されることを特徴とする射出装置。 - 【請求項2】 前記分断促進部は、成形材料の流れ方向
における上流側から下流側にかけて第3の成形材料流路
の断面積を連続的に小さくする絞り部を備える請求項1
に記載の射出装置。 - 【請求項3】 前記挿入体は複数の副挿入体に分割され
る請求項1に記載の射出装置。
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---|---|---|---|
JP2001117641A JP2002307486A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 射出装置 |
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JP2001117641A JP2002307486A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 射出装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002307486A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013237227A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 射出成形機 |
JP2014177132A (ja) * | 2014-05-28 | 2014-09-25 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 射出成形機 |
JP2017136765A (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | 剛 河田 | 射出ミキシングノズル |
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2001
- 2001-04-17 JP JP2001117641A patent/JP2002307486A/ja active Pending
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