JPWO2014041881A1 - 複動型押出プレス - Google Patents

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Abstract

管状製品を得る複動型押出プレス(10)であって,コンテナ(20)が押出方向に移動するときコンテナシリンダ(24)から作動油が排出される側のシリンダ室受圧面積とピアサシリンダ(23)のロッド側室受圧面積とが同一に設定されており,ピアシング完了後に押出ステム(14)によりビレット(22)を押出すに際して,コンテナシリンダ(24)から作動油が排出される側のシリンダ室(32)とピアサシリンダのロッド側室(31)とが油圧管路で接続されて連通される,複動型押出プレス。

Description

本発明は、メインラム内部に設けたピアサシリンダのシリンダロッド先端に取り付けたマンドレルを、前記メインラムに連結したメインクロスヘッドの中で軸方向に移動可能に設け、押出途中で前記ピアサシリンダのロッド側室に圧油を導入して前記マンドレルの前進移動を防止し、管状の押出製品を得る複動型押出プレスに関する。
従来、例えば銅、アルミニウム及びその合金等を用いて複動押出方法により管状製品の押出加工を行う押出プレスは、シリンダプラテンとエンドプラテンが対向して配置され、シリンダプラテンにはメインシリンダ、メインラム、押出ステム及びマンドレルが、エンドプラテンにはダイスが設けられ、押出ステムとダイスとの中間にはコンテナシリンダにより進退自在とするコンテナを有した公知の構成となっている。
押出ステムは、その先端にダミーブロックを配し、シリンダプラテンに設けられたメインシリンダ内に組み込まれたメインラムに、メインクロスヘッドを介して取り付けられるものであり、前記押出ステムの中心位置にはマンドレルがピアサシリンダロッドとともに、押出ステムと同行及び進退自在に配設される。そして、押出ステムに対向してダイスがエンドプラテンに取り付けられている。
押出ステムとダイスの中間には、進退自在にコンテナが配設され、そして、コンテナ内にビレットが収納される。コンテナ内に収納されたビレットに対し、押出ステムがダイス側へ移動することによってビレットが押圧されてアプセットが完了する。アプセット後にマンドレルが前進してビレットに対するピアシングが行われ、マンドレルはダイスの所定の前進位置で停止するとともに、押出ステムが再び前進することにより、ビレットは管状製品として複動押出される。
複動型の押出プレスでは、マンドレルの先端部をダイスのベアリング部の所定位置に停止させて製品を押出すに際し、マンドレルとダイスのベアリング部との相対位置が製品に引っ張られても停止位置がズレないようマンドレルの位置が保持される構成となっている。
特許文献1には、メインシリンダ内に設けたピアサシリンダと、押出プレス軸芯から外れてマンドレルと強制的に連結された止め金具とを備え、この止め金具は油圧パイロット弁に作用して、ダイスのベアリン部の所定の軸方向位置(停止位置)を保持するようにピアサシリンダのロッド側室へ一定量の圧油媒体を供給することを開始させる。そして、圧油媒体の供給量が、マンドレルが静止しかつメインラムが前進する際のピアサシリンダロッド側室の容積増大量に一致するようにして位置保持制御する複動型の押出プレスが開示されている。
ところで、前記従来型の複動型の押出プレスでは機械的に止め金具と連接棒を介して油圧パイロット弁を切り替え、一定量の圧油媒体を供給することにより、マンドレルをダイスのベアリング部の所定位置に保持する構成となっているので、油圧パイロット弁のスプールのランドに相当する移動ストローク分だけ制御に遅れが生じ、押出成形中にマンドレルの先端部が所定の停止位置に対し数ミリメートル前後動することになる。
さらに、マンドレルの先端位置を変更する場合や、押出速度を変更した場合には、止め金具の位置調整及びピアサシリンダのロッド側室に供給する油量と圧力をその都度調整する必要があった。
特公昭49−26188号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、押出中にダイスのベアリング部で前後移動することなく所定の停止位置を保持して、マンドレルの先端位置が変動することを抑制するマンドレル保持手段を備えた、管状製品を得る複動型押出プレスを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の複動型押出プレスは、メインシリンダにより軸方向に押動自在に設けられ、先端に押出ステムを配したメインクロスヘッドと、マンドレルを前記押出ステム及び前記メインクロスヘッドの中で摺動可能とする前記メインシリンダ内に設けたピアサシリンダと、ビレットを収納したコンテナを軸方向に移動自在とするコンテナシリンダと、前記コンテナに挿通されるとともに、前記押出ステムに対向して設けられ先端にダイスを配したダイステムと、を備えた複動型押出プレスにおいて、前記コンテナが押出方向に移動するとき前記コンテナシリンダから作動油を排出する側のシリンダ室受圧面積と前記ピアサシリンダのロッド側室の受圧面積とを同一に設定し、ピアシング完了後に前記押出ステムにより前記ビレットを押出すに際して、前記コンテナシリンダから作動油を排出する側の前記シリンダ室と前記ピアサシリンダのロッド側とを油圧管路で接続して連通するようにしたことを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の複動型押出プレスは請求項1に記載の発明において、前記連通した油圧管路に圧油を供給する圧油の供給手段を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の複動型押出プレスは請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記押出ステムの先端にラムノーズを設け、前記ビレットを押出すときに前記ラムノーズを介してコンテナを押動することを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の複動型押出プレスは、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、押出ステムとマンドレルの各位置を計測する手段を持ち、押出中に押出ステムが移動する間、マンドレルの押出開始時の位置を押出終了まで維持するように制御することを特徴とする。
コンテナが押出方向に移動するときコンテナシリンダが作動油を排出する側のシリンダ室受圧面積と、ピアサシリンダのロッド側室受圧面積とを実質的に同一とし、押出中に押出ステムと同調するコンテナに連結したコンテナシリンダから排出される作動油を、油圧管路を介してピアサシリンダのロッド側室に供給する構成としたので、押出中のマンドレル先端位置を所定の一定位置に保持することができ、マンドレル位置保持の制御が容易に行えるとともに、位置精度の向上を図ることができる。
押出操作中に押出速度を変更しても、ピアサシリンダのロッド側室に供給する作動油圧力や油量をその都度調整する必要がなく、操作性が向上する。
連通したコンテナが押出方向に移動するとき作動油を排出する側のシリンダ室と、ピアサシリンダのロッド側室とに圧油の供給手段により圧油を供給する構成としたので、両シリンダの漏れ量や圧力低下が補償され、マンドレルの保持位置制御が向上する。
押出ステムの先端にラムノーズを配し、前記ラムノーズを介して押出ステムでコンテナを押動する構成としたので、コンテナシリンダへの圧油の供給が不要で、コンテナの前進速度と押出ステムの前進速度が同調するようにする速度の設定操作も不要となり、操作性及び制御性が向上する。
押出ステムとマンドレルの各位置を計測する手段を持ち、押出中に押出ステムが移動する間、マンドレルの押出開始時の位置を押出終了まで維持するように制御する構成にしたので、マンドレルの慣性による位置変動、また押出ステムの負荷変動によるマンドレルの位置変動に対して、さらには両シリンダの漏れ量や圧力低下が補償され、マンドレルの保持位置制御が向上する。
本発明の複動型押出プレスを概略的に示す断面図であって、押出開始前の状態を示す断面図である。 本発明の複動型押出プレスを概略的に示す断面図であって、ビレットがコンテナに収容された状態を示す断面図である。 本発明の複動型押出プレスを概略的に示す断面図であって、マンドレルがビレットを挿通した状態を示す断面図である。 本発明の複動型押出プレスを概略的に示す断面図であって、押出完了後の状態を示す断面図である。 本発明の実施形態を示す説明図である。 マンドレル先端をダイスのベアリング部に位置させた押出状態を示す説明図である。 本発明の他の実施形態を示す説明図である。 本発明の別の実施形態を示し、押出ステムの先端にラムノーズを配した説明図である。
以下に、本発明に係る複動型押出プレス10を、図1(a)〜図1(d)を用いて説明する。図1(a)は押出開始前の状態を、図1(b)はビレットをコンテナに収納した状態を、図1(c)はビレットにマンドレルを挿通した状態を、図1(d)は押出完了後の状態をそれぞれ概略的に示している。
図1(a)に示すように複動型押出プレス10は、エンドプラテン11とシリンダプラテン12が対向して配置され、エンドプラテン11にはダイステム16が、シリンダプラテン12にはメインシリンダ12aとメインラム13、押出ステム14が設けられ、ダイステム16と押出ステム14との中間にはエンドプラテン11に配したコンテナシリンダ24により進退自在とするコンテナ20を有した構成となっている。
押出ステム14は、その先端にダミーブロック17を配し、シリンダプラテン12に設けられたメインシリンダ12a内に組み込まれたメインラム13に、メインクロスヘッド18を介して取り付けられるものであり、前記押出ステム14の中心位置にはマンドレル15がピアサシリンダロッド19とともに、押出ステム14と同行及び進退自在に配設される。押出ステム14と対向するダイステム16はエンドプラテン11に取り付けられ、前記ダイステム16の先端にはダイス21を有する構成となっている。符号23は、メインラム13内に設けたピアサシリンダである。
そして、符号22は、ビレットであり、コンテナ20と押出ステム14の間にダミーブロック17とともに図示しないビレットローダにより供給される。
図1(b)に示すように、押出ステム14及びダイステム16の両ステムの中間には、コンテナ20がコンテナシリンダ24により進退自在に配置され、ビレット22はダミーブロック17とともに、押出ステム14の前後移動とコンテナ20の後退移動によりコンテナ20内に収納される。その後、コンテナ20内に収納されたビレット22に対し、コンテナ20と押出ステム14がダイステム16側へ移動することによって両ステムに押圧されてアプセットが完了する。
アプセットの完了後、図1(c)で示すようにマンドレル15が前進してビレット22に対するピアシング行われ、マンドレル15は所定の前進位置に停止するとともに、押出ステム14及びコンテナ20が同一速度で前進移動することにより、図1(d)に示すようにビレット22は管状の押出製品26として押出される。
マンドレル15の停止位置は、ダイス21の端面から所定の寸法Sに設定される。
次に、本発明に係る複動型押出プレス10の実施形態について、図2、3を用いて詳細に説明する。図2は本発明の実施の形態を示し、符号11はエンドプラテン、12はエンドプラテンに対向して設けたシリンダプラテン、13はメインシリンダ12aに摺動自在に取り付けたメインラム、18はメインラム13に連結したメインクロスヘッドであり、メインクロスヘッド18は図示しないマシンベース上を摺動させるように配置してある。なお、エンドプラテン11とシリンダプラテン12は、同じく図示しないタイバーにより所定の間隔で保持可能な構成となっている。
また、メインラム13内にはピアサシリンダ23が設けられ、ピサシリンダロッド19の先端には図示しないマンドレルホルダを介してマンドレル15が螺着されている。そして、マンドレル15は、メインクロスヘッド18の先端に取り付けた押出ステム14の中を摺動自在に装着されている。
一方、エンドプラテン11には、先端部にダイス21を備えたダイステム16がコンテナ20のビレット収納穴に挿通自在に設けられている。ビレット22を収納するコンテナ20は、エンドプラテン11に設けた複数のコンテナシリンダ24により進退可能に配されている。符号17は、押し出しステム14の先端に配したダミーブロックである。
図2において、符号31はピアサシリンダ23のロッド側室を示し、その受圧面積はA平方センチメートルに設定されている。符号32はコンテナシリンダ24のコンテナ20が押出方向に移動するときに作動油が排出される側のシリンダ室を示し、図2では2本のコンテナシリンダ24を設ける構成としたので、実質的同一となる各シリンダの受圧面積はピアサシリンダ23のロッド側室の受圧面積A平方センチメートルの二分の一(1/2A平方センチメートル)に設定されている。図2では、コンテナシリンダ24をエンドプラテン11に設ける構成としたので、コンテナ20が押出方向に前進移動するときの作動油の排出側はシリンダのヘッド側となる。コンテナシリンダ24を4本用いる構成の場合では、その受圧面積はA平方センチメートルの四分の一(1/4A平方センチメートル)に設定される。
本発明のマンドレル保持手段は、ビレット22を押出す際にピアサシリンダ23のロッド側室とコンテナシリンダ24が前進移動するときに作動油が排出される側、即ち図2においては、コンテナシリンダのヘッド側室とを連通することで構成される。複動押出方式の押出プレスでは、押出ステム14とコンテナ20とが同調して前進移動(同行)するので、連通することによりコンテナシリンダ24から排出される作動油がピアサシリンダ23のロッド側室へ供給される。このため、押出ステム14が前進移動してもマンドレル15の先端は移動をすることなく相対移動を行い、図3に示すようにダイス21の端面からの所定の停止位置Sを保持し、マンドレルの先端部位置は規制される。
図3において、符号26はダイス21から押出される管状の押出製品を、21aはダイスのベアリング部を示す。
図2を参照して本発明に係るマンドレル保持手段の油圧回路40の構成について説明する。符号48及び42は可変吐出型油圧ポンプで、図示しない電動機により駆動される。可変吐出型油圧ポンプ48、42は図示しない公知の圧力調整弁等を備え、圧力が調整され、各シリンダに圧油を供給する。符号43はピアサシリンダ23を、44はコンテナシリンダ24を動作させる電磁弁で、符号45、46及び47は、ピアサシリンダ23のロッド側室とコンテナシリンダ24が前進移動するときに作動油が排出される側であるコンテナシリンダのヘッド側室とを連通するときに操作する電磁弁である。
上記のように構成された複動型押出プレス10の動作について説明する。ビレット22はダミーブロック17とともにビレットローダに載置されて押出中心位置に供給され、メインラム13を前進させて押出ステム14の先端をダミーブロック17の端面に接触させてダイステム16との間で挟持した状態で、コンテナ20のビレット挿通孔へコンテナ20を移動させてビレット22を装入し、次いでアプセットを行う。アプセットの後、電磁弁43のSOLbを励磁してピアサシリンダ23のピストンヘッド側室に圧油を導入し、マンドレル15を前進しながらビレット22を穿設し、マンドレル15の先端を図3で示す、ダイス21のベアリング部21aの所定の位置に停止(S)して位置保持するよう電磁弁43のSOLbを消磁する。
マンドレル15の図3に示す所定の停止位置保持は(事前にマンドレル15とダイス21との相対位置は測定して決定しておく)、メインクロスヘッド18及びピアサシリンダロッド19に予めスケールセンサ51,52を取り付けておき、押出ステム14の押出方向移動長さとマンドレル15の反押出方向移動長さとを検出し、出力信号をコントローラの制御手段より可変吐出型油圧ポンプ42に出力することによりできる構成となっている。
マンドレル15の先端部がダイス21のベアリング部21aの所定の停止位置に設定されるものであれば、これに限定されるものではなく、別の方法で相対位置を決定しても良い。
また、前記スケールセンサ51,52として、例えば、検出用マグネットの位置を検出して、位置情報を出力する、磁歪式直線変位センサを用いることができる。
次いで、メインラム13を再び前進させて押出ステム14を移動させ、ダイス21から所望の均一な肉厚を有した管状の押出製品26を得る。押出中は電磁弁44のSOLaを励磁してコンテナシリンダ24のロッド側へ圧油を供給するとともに、コンテナ20を押出ステム14の前進速度に同調させる。また、電磁弁45〜47のSOLbを励磁してコンテナシリンダ24のヘッド側室31とピアサシリンダ23のロッド側室32とを連通させる。前述したように、コンテナシリンダ24のヘッド側室受圧面積とピアサシリンダのロッド側室受圧面積を実質的に同一面積としたので、コンテナシリンダ24から排出される作動油によりピアサシリンダロッド19はコンテナの前進速度と同調して相対移動を行う。このため、ダイス21のベアリング部21aの所定の停止位置にあるマンドレル15の先端面は常に所定の停止位置で保持されることになる。押し出し中にマンドレル15の先端位置がダイス21に対して一定に維持されるための、押出ステム14とマンドレル15の位置制御は、メインクロスヘッド18及び前記ピアサシリンダロッド19に予め取り付けたスケールセンサ51,52の出力信号をコントローラ53の制御手段より可変吐出型油圧ポンプ42に出力することにより行うとともに、ピアサシリンダ23及びコンテナシリンダ24両シリンダからの漏れや圧力、容積効率等に起因するズレの補正を、可変吐出型油圧ポンプ42から圧油を両シリンダ室に供給することによって行う。
そして、押出の終了時には、励磁した電磁弁のSOLを消磁する。
押出終了後、メインラム13を前進側に押圧する圧油を降圧して排出するとともに、メインラム13のロッド側に圧油を導入してメインラム13を縮退させて、メインクロスヘッド18を後退させると、押出ステム14が後退する。次いで、ピアサシリンダ23のロッド側室31へ圧油を供給してマンドレル15を後退移動させ、ビレット22の押残しから引き抜く。この後、コンテナ20を更に前進させてコンテナ20からディスカードを切断除去し、更にコンテナ20を前進移動させてダイス21を回収する。
ダイス21を回収後は、コンテナ20を僅かに後退移動させて新たなダイス21を装入し、ビレットローダによりビレット22とダミーブロック17をコンテナ20と押出ステム14との間に供給し、ダイス21の端面と押出ステム14先端面とでビレット22及びダミーブロック17を挟持した状態でコンテナ20を後退移動させてビレット22を装填する。ビレットの供給後は同一動作の繰り返しとなる。
図4は、本発明の他の実施形態を示す。図2との違いは、コンテナシリンダ24をメインシリンダ12に設ける構成としたことで、コンテナシリンダ24が前進移動する時の作動油の排出側がシリンダのロッド側室となることであり、それ以外の構成は前述した図2と同じ構成となっている。したがって、押出中はコンテナシリンダ24のロッド側室受圧面とピアサシリンダ23のロッド側室受圧面とが連通し、その受圧面積は実質的同一に設定される。
図5は、本発明の別の実施形態を示し、押出ステム14の先端とダミーブロック17との間にラムノーズ41を設ける構成とした。ラムノーズ41は前部が小径でコンテナ内に挿入されて先端面でダミーブロック17と当接し、後部は大径であり段部でコンテナ20の端面と、後端面で押出ステム14と当接する。押出ステム14が前進移動すると、ラムノーズ41を介してコンテナ20が前進移動し、ダミーブロック17を介してコンテナ20内に挿入されたビレット22を押圧する構成となっている。
図5では、ラムノーズ41とダミーブロック17及び押出ステム14をそれぞれ独立して設ける構成としたがこれに限定されるものではなく、ラムノーズ41とダミーブロック17又はラムノーズ41と押出ステム14若しくはラムノーズ41とダミーブロック17及び押出ステム14を一体とする構成が用いられても良い。
上述した発明の実施形態では、ピアサシリンダロッドの先端部に図示しないマンドレルホルダを介してマンドレルを設ける構成としたが、この構成に限られるものではない。例えば、ピアサシリンダロッドの先端部にマンドレルホルダを介してマンドレルを設けたピアサクロスヘッドを取り付け、該ピアサクロスヘッドをメインクロスヘッドの中で軸方向に移動可能とする構成を用いても良い。また、マンドレルを回動する回動手段をピアサクロスヘッドに設ける構成であっても良い。
以上説明したように、本発明の複動型押出プレスは、コンテナが押出方向に移動するとき作動油を排出する側のシリンダ室のシリンダ受圧面積と、ピアサシリンダのロッド側室の受圧面積とを実質的に同一とし、押出中に押出ステムと同調するコンテナに連結したコンテナシリンダから排出される作動油を、ピアサシリンダのロッド側室に供給する構成としたので、基本的に押出中のマンドレル先端位置を所定の一定位置に保持することができ、マンドレル位置保持の制御が容易になるとともに、位置精度の向上を図ることができる。
また、押出速度やマンドレルの先端位置を変更しても、ピアサシリンダに供給する作動油圧力や油量をその都度調整する必要がなく、操作性が向上する。
更に、押出ステムの先端にラムノーズを配する構成では、コンテナ及びコンテナシリンダのピストンロッドが押出ステムに押されて互いが同調して前進移動するので、押出時にコンテナシリンダへの圧油の供給が不要であり、その前進速度を設定する操作を省略できるので作業性が向上する。
その上、メインクロスヘッドとピアサシリンダロッドに予め取り付けた押出ステムスケールセンサとマンドレルスケールセンサとの出力信号により可変吐出型油圧ポンプの吐出量を制御することにより、マンドレルの先端位置が維持できるため、操作性が向上し、更には品質も安定向上する。
なお、本発明について特定の実施形態に基づいて詳述しているが、当業者であれば、本発明の請求の範囲及び思想から逸脱することなく、様々の変更、修正等が可能である。
10 複動型押出プレス
11 エンドプラテン
12 シリンダプラテン
12a メインシリンダ
13 メインラム
14 押出ステム
15 マンドレル
16 ダイステム
17 ダミーブロック
18 メインクロスヘッド
19 ピアサシリンダロッド
20 コンテナ
21 ダイス
22 ビレット
23 ピアサシリンダ
24 コンテナシリンダ
26 管状の押出製品
31 ピアサシリンダロッド側室
32 押出前進時のコンテナシリンダ作動油排出側室
41 ラムノーズ
42 可変吐出型油圧ポンプ
51 押出ステムスケールセンサ
52 マンドレルスケールセンサ
53 コントローラ
S マンドレル先端部の停止位置

Claims (4)

  1. メインシリンダにより軸方向に押動自在に設けられ、先端に押出ステムを配したメインクロスヘッドと、
    マンドレルを前記押出ステム及び前記メインクロスヘッドの中で摺動可能とする前記メインシリンダ内に設けたピアサシリンダと、
    ビレットを収納したコンテナを軸方向に移動自在とするコンテナシリンダと、
    前記コンテナに挿通されるとともに、前記押出ステムに対向して設けられ先端にダイスを配したダイステムと、を備えた複動型押出プレスにおいて、
    前記コンテナが押出方向に移動するとき前記コンテナシリンダから作動油を排出する側のシリンダ室受圧面積と前記ピアサシリンダのロッド側室受圧面積とを同一に設定し、
    ピアシング完了後に前記押出ステムにより前記ビレットを押出すに際して、前記コンテナシリンダから作動油を排出する側の前記シリンダ室と前記ピアサシリンダのロッド側室とを油圧管路で接続して連通するようにしたことを特徴とする複動型押出プレス。
  2. 前記連通した油圧管路に圧油を供給する圧油の供給手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の複動型押出プレス。
  3. 前記押出ステムの先端にラムノーズを設け、前記ビレットを押出すときに前記ラムノーズを介してコンテナを押動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の複動型押出プレス。
  4. 前記押出ステムと前記マンドレルの各位置を計測する手段を持ち、押出中に前記押出ステムが移動する間、前記マンドレルの押出開始時の位置を押出終了まで維持するように制御することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の複動型押出プレス。
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