JPWO2013190911A1 - 空気調和システム - Google Patents
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Abstract
Description
また、従来の空気調和システムは、空気調和機に設けられた人感センサの検知結果と、予め設定された運転スケジュールとに基づいて、空気調和機が制御されている(例えば、特許文献2参照)。
また、従来の空気調和システムは、部屋に設けられた人感センサの検知結果に基づいて、空気調和機が制御されている(例えば、特許文献3参照)。
このため、エネルギー消費量を低減させつつ、空気調和された空間を快適な状態にすることができない虞があった。
このため、空気調和される空間に対して、人の存否を確認するセンサを必要な台数分だけ配置させることができない虞があった。
このため、空気調和された空間に対して、人の存否を確認するセンサを的確な位置に配置させることができない虞があった。
図1は、本発明の実施の形態1におけるビル1に設けられる空気調和システム11の概略構成の一例を示す図である。
図1に示すように、ビル1は、地上6階建てであり、ビル1に空気調和システム11が設けられている。
具体的には、ビル1は、1階の構成として空間21aを形成し、2階の構成として空間21bを形成し、3階の構成として空間21cを形成し、4階の構成として空間21dを形成し、5階の構成として空間21eを形成し、5階の構成として空間21fを形成している。
なお、空間21a〜21fを特に区別しないとき、空間21と称する。
空間21bには、居室空間22bと、屋根裏空間23bとが形成される。
空間21cには、居室空間22cと、屋根裏空間23cとが形成される。
空間21dには、居室空間22dと、屋根裏空間23dとが形成される。
空間21eには、居室空間22eと、屋根裏空間23eとが形成される。
空間21fには、居室空間22fと、屋根裏空間23fとが形成される。
なお、居室空間22a〜22fを特に限定しないとき、居室空間22と称する。
また、屋根裏空間23a〜23fを特に区別しないとき、屋根裏空間23と称する。
熱源側ユニット41は、例えば、ビル1の屋上に設置されている。
負荷側ユニット42aは、例えば、屋根裏空間23aに設置されている。
負荷側ユニット42bは、例えば、屋根裏空間23bに設置されている。
負荷側ユニット42cは、例えば、屋根裏空間23cに設置されている。
負荷側ユニット42dは、例えば、屋根裏空間23dに設置されている。
負荷側ユニット42eは、例えば、屋根裏空間23eに設置されている。
負荷側ユニット42fは、例えば、屋根裏空間23fに設置されている。
なお、負荷側ユニット42a〜42fを特に区別しないとき、負荷側ユニット42と称する。
また、熱源側ユニット41の台数及び負荷側ユニット42の台数については、特に限定するものではない。
リモートコントローラ73aは、有線媒体又は無線媒体を介して、負荷側ユニット42aと論理的な接続関係が形成される。
リモートコントローラ73bは、有線媒体又は無線媒体を介して、負荷側ユニット42bと論理的な接続関係が形成される。
リモートコントローラ73cは、有線媒体又は無線媒体を介して、負荷側ユニット42cと論理的な接続関係が形成される。
リモートコントローラ73dは、有線媒体又は無線媒体を介して、負荷側ユニット42dと論理的な接続関係が形成される。
リモートコントローラ73eは、有線媒体又は無線媒体を介して、負荷側ユニット42eと論理的な接続関係が形成される。
リモートコントローラ73fは、有線媒体又は無線媒体を介して、負荷側ユニット42fと論理的な接続関係が形成される。
なお、リモートコントローラ73a〜73fを特に区別しないとき、リモートコントローラ73と称する。
例えば、居室空間22bに、複数のリモートコントローラ73が設けられていてもよい。この場合、各リモートコントローラ73は、例えば、居室空間22bを形成する壁ごとに設けられるものであってもよい。
また、空気調和機は、熱源側ユニット41及び負荷側ユニット42を備える。
すなわち、空気調和システム11は、空気調和機及びリモートコントローラ73等を備える。
熱源側ユニット41は、メイン回路として、圧縮機51、四方弁52、熱源側熱交換器53、アキュムレータ54、及び開度可変の第2絞り装置60を備え、これらを順に接続したものである。
負荷側ユニット42aは、負荷側熱交換器55aと開度可変の第1絞り装置59aとを有している。
負荷側ユニット42fは、負荷側熱交換器55fと開度可変の第1絞り装置59fとを有している。
なお、負荷側ユニット42b〜42eについての説明は省略するが、負荷側ユニット42a及び負荷側ユニット42fと同様の構成とする。
なお、バルブ61a、61bを特に区別しないとき、バルブ61と称する。
また、図2に示す第1接続配管56及び第2接続配管57は、図1に示す冷媒配管31に収納されるものである。
なお、「第1絞り装置59a〜59f」及び「第2絞り装置60」は、本発明における「膨張手段」に相当する。
負荷側熱交換器55a〜55fには、空気を送風するファン58a〜58fが設けられている。
ファン58a〜58gは、DCモータ(図示せず)によって駆動される遠心ファンや多翼ファン等から構成されており、送風量を調整することが可能になっている。
なお、ファン58a〜58gを特に区別しないとき、ファン58と称する。
バルブ61a、61bは、例えば、ボールバルブや、開閉弁、操作弁等の開閉動作が可能な弁により構成されている。
要するに、ヒートポンプ式の空気調和機であれば、特に限定するものではない。
要するに、それぞれの負荷側ユニット42の容量については、特に限定するものではない。
なお、本実施の形態1では、第2絞り装置60及び液管圧力センサ87(後述する)を、熱源側ユニット41に内蔵する構成として説明するが、本発明は特にこれに限定するものではない。
第2絞り装置60及び液管圧力センサ87は、第1絞り装置59a〜59fから熱源側熱交換器53に至る流路の間に設けられていればよい。例えば、バルブ61bと負荷側ユニット42a〜42fとを接続する第2接続配管57の流路の間に設ける構成としてもよい。
なお、本実施の形態1では、四方弁52を設けて暖房運転と冷房運転とを切り換え可能な冷媒回路12を構成する場合について説明するが、本発明は特にこれに限定するものではない。例えば、四方弁52を設けずに、暖房運転(送風運転を含む)のみを行うようにしてもよい。また、本実施の形態1では、余剰冷媒を貯留するアキュムレータ54を設ける場合について説明するが、本発明は特にこれに限定するものではなく、アキュムレータ54を設けない構成としてもよい。
圧縮機51の吐出側には冷媒の温度を検出する吐出温度センサ84が設置されている。
アキュムレータ54の入口側にはアキュムレータ54に流入する冷媒の温度を検出する吸入温度センサ85が設置されている。
吐出温度センサ84及び吸入温度センサ85は、冷媒配管に接するか、又は、冷媒配管に挿入するように設けられ、その冷媒配管を流れる冷媒温度を検出するものである。
負荷側熱交換器55a〜55fが設置されることになる屋根裏空間23a〜23fの周囲空気温度、すなわち、負荷側熱交換器55a〜55fが熱交換する空気の温度は、空気温度センサ83a〜83fによって検出される。
第2絞り装置60とバルブ61bとの間の冷媒配管には、第2絞り装置60に流入する冷媒の圧力を検出する液管圧力センサ87が設置されている。
ここで、吸入温度センサ85の位置をアキュムレータ54の入口側とした理由は、アキュムレータ54の入口側の冷媒過熱度を制御することにより、液冷媒がアキュムレータ54に戻らない運転を実現するためである。
なお、吸入圧センサ82の位置については特に図2で示した位置に限定するものではなく、四方弁52から圧縮機51の吸入側に至るまでの区間であれば、どの場所に設けられてもよい。
また、吐出圧センサ81の圧力を飽和温度に換算することにより、冷凍サイクルの凝縮温度を求めることも可能である。
なお、空気温度センサ83a〜83gを特に区別しないときは、空気温度センサ83と称する。
また、熱交温度センサ86a〜86fを特に区別しないときは、熱交温度センサ86と称する。
また、図3においては、熱源側制御部71に接続されるセンサ類やアクチュエータ類等の接続構成も示されている。
熱源側制御部71は、空気調和機全体を制御するものであり、例えば、熱源側ユニット41に内蔵され、測定部91、演算部92、駆動部93、及び記憶部94から構成されている。
演算部92は、測定部91により測定された測定結果に基づいて、比較や判定等の演算処理を行うものであり、適宜、演算処理で得られた演算結果を記憶部94に供給する。
駆動部93は、例えば、演算部92による演算結果に基づいて、圧縮機51、第2絞り装置60、ファン58g等の駆動を制御する。
駆動部93は、また、例えば、詳細については後述する出力部96を介して、後述する負荷側制御部72a〜72fに制御指令を供給することにより、負荷側制御部72a〜72fに接続されている各種機器、例えば、第1絞り装置59a〜59fやファン58a〜58f等の駆動を制御する。
なお、記憶部94は、例えば、半導体メモリ等により構成されるものであるが、特にこれに限定するものではない。
また、出力部96は、熱源側制御部71による各種処理結果から変調した変調データを出力し、図示しない電話回線、LAN回線、及び無線等の通信手段に供給することにより、その各種処理結果を遠隔値へ供給する出力インターフェースである。
また、入力部95は、基板上の各種スイッチ類(図示せず)からの操作入力情報をコード変換して熱源側制御部71に供給する入力インターフェースである。
また、入力部95は、図示しない電話回線、LAN回線、及び無線等の通信手段から供給されてくる各種通信データを復調して熱源側制御部71に供給する入力インターフェースである。
なお、「熱源側制御部71」は、本発明における「空調制御部」に相当する。
また、図4においては、負荷側制御部72a〜72fに接続されるセンサ類やアクチュエータ類等の接続構成も示されている。
負荷側制御部72aは、サブ制御部として空気調和機を制御するものであり、例えば、負荷側ユニット42aに内蔵され、測定部101a、演算部102a、駆動部103a、及び記憶部104aから構成されている。
演算部102aは、測定部101aにより測定された測定結果に基づいて、比較や判定等の演算処理を行うものであり、適宜、演算処理で得られた演算結果を記憶部104aに供給する。
駆動部103aは、例えば、演算部102aによる演算結果に基づいて、第1絞り装置59a及びファン58a等の駆動を制御する。
駆動部103aは、また、例えば、詳細については後述する入出力部105aを介して、前述した熱源側制御部71から供給された制御指令により、負荷側制御部72aに接続されている各種機器、例えば、第1絞り装置59a〜59fやファン58a〜58f等の駆動を制御する。
また、記憶部104aは、詳細については後述するリモートコントローラ73aからの各種信号を蓄積するものである。
なお、記憶部104aは、例えば、半導体メモリ等により構成されるものであるが、特にこれに限定するものではない。
また、入出力部105aは、負荷側制御部72aによる各種処理結果から変調した変調データを出力し、図示しない電話回線、LAN回線、及び無線等の通信手段に供給することにより、その各種処理結果を遠隔値へ供給する入出力インターフェースである。
また、入出力部105aは、前述した熱源側制御部71を介して送信されてきた各種制御指令を復調して負荷側制御部72aに供給する入出力インターフェースである。
また、入出力部105aは、基板上の各種スイッチ類(図示せず)からの操作入力情報をコード変換して負荷側制御部72aに供給する入出力インターフェースである。
また、入出力部105aは、図示しない電話回線、LAN回線、及び無線等の通信手段から供給されてくる各種通信データを復調して負荷側制御部72aに供給する入出力インターフェースである。
また、入出力部105aは、リモートコントローラ73aからの各種信号を受信してコード変換することにより、負荷側制御部72aにその変換された各種信号を供給する入出力インターフェースである。
なお、ここでは、入出力部105aは、リモートコントローラ73aからの各種信号を受信する一例について説明したが、特にこれに限定するものではない。例えば、リモートコントローラ73b〜73fの何れかの各種信号を受信し、上記の処理を実施してもよい。
なお、負荷側制御部72a〜72fを特に区別しないとき、負荷側制御部72と称する。
部屋111aは、居室空間22a内に設けられたものである。具体的には、部屋111aは、居室空間22aから特定の空間を割り当て、割り当てた空間に対して複数の壁が設けられ、複数の壁のうちの一部の壁に、出入口112aが設けられたものとなっている。
なお、他の居室空間22b〜22f内にも、同様に、部屋111b〜111fが設けられている。
また、部屋111a〜111fを特に区別しないとき、部屋111と称する。
また、出入口112a〜112fを特に区別しないとき、出入口112と称する。
また、部屋111aには、机121a〜121cが配置され、机121aには、人131aが着席し、机121bには、人131bが着席し、机121cには、人131cが着席している。
なお、机121a〜121cを特に区別しないとき、机121と称する。
また、人131a〜131cを特に区別しないとき、人131と称する。
人感センサ401は、検知範囲141の機能を備えるものである。すなわち、人感センサ401は、検知範囲141内において、人を検知する。
部屋111dには、一部の壁側にリモートコントローラ73dが設けられ、また別の一部の壁側にも同様のリモートコントローラ73dが設けられている。
また、部屋111dには、机121d〜121iが隣接配置されることで机群151が形成され、机121d〜121iのそれぞれに、人131d〜131iが着席している。
また、部屋111dには、机121j〜121oが隣接配置されることで机群152が形成され、机121j〜121oのそれぞれに、人131j〜131oが着席している。
なお、机121j〜121oを特に区別しないとき、机121と称する。
また、人131j〜131oを特に区別しないとき、人131と称する。
一方の人感センサ401は、検知範囲141の機能を備え、もう一方の人感センサ401は、検知範囲142の機能を備えるものである。すなわち、人感センサ401は、検知範囲141や検知範囲142内において、それぞれ人を検知する。
例えば、図5に示すように、少人数の人131a〜131cが部屋111aに在室することが想定されているのであれば、リモートコントローラ73aを部屋111aに1台設けておけば、十分に人の動きや出入りを検知することができる。
また、例えば、図6に示すように、比較的大人数の人131d〜131oが部屋111d内でグループ毎に離れて在室することが想定されているのであれば、リモートコントローラ73dを部屋111dに複数台、例えば、2台設けておけば、十分に人の動きや出入りを検知することができる。
すなわち、リモートコントローラ73に人感センサ401を設ける構成にしておけば、検知範囲を満たす位置に必要な台数分のリモートコントローラ73を設けるようにすることで、人の存否を確認するセンサとしての人感センサ401を必要な台数分で的確な位置に配置させることができる。
図7に示すように、リモートコントローラ73は、合成樹脂等により略四角形状の筐体に成型してあり、表示部201、操作部301、及び人感センサ401を備える。
なお、リモートコントローラ73の奥行きについての図示は省略する。
なお、表示部201は、液晶表示装置等で構成されるだけでなく、他の表示装置で構成されていてもよい。
操作部301は、受け付けた命令に基づいた所定のコードを生成することにより、運転操作信号を生成したり、スケジュール操作信号を生成したりする。
操作部301は、生成された運転操作信号やスケジュール操作信号等を後述するプロセッサ601に供給する。
なお、図7においては、各種操作釦は略四角形状で図示されているが、特にこれに限定するものではない。
例えば、運転/停止釦301cと、タイマー入切釦301gとが同時に長押しされたとき、表示部201にスケジュール設定メニューが表示されるようにしてもよい。
また、例えば、運転/停止釦301cと、点検釦301nとが同時に長押しされたとき、表示部201に人感センサ設定メニューが表示されるようにしてもよい。
いずれにせよ、スケジュール設定メニューや人感センサ設定メニューに画面が遷移したときには、設定温度減少釦301a、設定温度増加釦301b、運転/停止釦301c、フィルター釦301d、上下風向釦301e、風速釦301f、タイマー入切釦301g、タイマーメニュー釦301h、運転切換釦301i、時間設定減少釦301j、時間設定増加釦301k、ルーバー釦301l、換気釦301m、点検釦301n、及び試運転釦301oの何れかに異なる機能を割り当てさせることにより、それらの設定が可能となるようにすればよい。
また、「設定温度減少釦301a」、「設定温度増加釦301b」、「運転/停止釦301c」、「フィルター釦301d」、「上下風向釦301e」、「風速釦301f」、「タイマー入切釦301g」、「タイマーメニュー釦301h」、「運転切換釦301i」、「時間設定減少釦301j」、「時間設定増加釦301k」、「ルーバー釦301l」、「換気釦301m」、「点検釦301n」、及び「試運転釦301o」の何れかの釦、又は、この中の複数の釦は、本発明における「センサ関連操作部」に相当する。
また、スケジュール関連操作部が操作されたとき、スケジュール操作信号が生成される。
また、センサ関連操作部が操作されたとき、センサ操作信号が生成される。
なお、操作部301が、釦で構成される一例について説明したが、特にこれに限定するものではない。例えば、操作部301は、タッチパネルで構成されてもよい。
要するに、操作部301は、入力インターフェースの機能を有するものであり、その実施形態は特に限定するものではない。
このとき、作動を有効にする設定に関する釦が押下されると、操作部301は、作動有効情報が入力されたと判定し、人感センサ401の作動を有効にする設定指令をプロセッサ601に供給する。
また、作動を無効にする設定に関する釦が押下されると、操作部301は、作動無効情報が入力されたと判定し、人感センサ401の作動を無効にする設定指令をプロセッサ601に供給する。
例えば、人感センサ401は、放射エネルギーから換算される温度が、予め設定された閾値以上のとき、監視対象である物体の存在を示す存否検知信号を生成し、後述するプロセッサ601に供給する。
また、例えば、人感センサ401は、放射エネルギーから換算される温度が、予め設定された閾値未満のとき、監視対象である物体の不在を示す存否検知信号を生成し、後述するプロセッサ601に供給する。
焦電センサは、監視対象である物体から発する赤外光を圧電セラミックが吸収する。圧電セラミックは、赤外光を吸収することにより温度変化が生じ、この温度変化によって電荷が生じる。
このように、焦電センサは、温度変化によって電荷が生じる焦電効果の物理特性を持つ圧電セラミックを利用することにより、監視対象である物体、例えば、人の動きを検知するセンサである。
赤外線センサは、サーモパイル(熱電堆)が、例えば、64個それぞれ独立に駆動するように構成されたものである。
断熱部は、断熱材のことであり、例えば、発泡系断熱材が、赤外線センサの周囲を取り囲んで形成される。
回路基板は、サーモパイルで検知した赤外光の熱エネルギーを電気信号に変換し、適宜、温度換算する。
この場合には、例えば、CCDイメージセンサを制御する回路基板が備えるモーションキャプチャー機能等を利用することにより、人の動きの変位を演算し、演算結果に基づいて人の動きを判別すればよい。
図8に示すように、表示部201には、スケジュール設定メニューが表示されており、画面タイトルとして、例えば、「週間スケジュール設定」が表示されている。
表示部201は、各種表示領域を設けており、それぞれ該当する内容を表示し、その該当する入力がなされたときには、各表示領域において、その入力結果が反映される。
また、例えば、パターン操作領域212には、入力した各スケジュールをパターン1〜4で命名させた結果が表示される。
また、例えば、時刻操作領域213には、スケジュール開始時刻が入力された結果が表示される。
また、例えば、運転/停止操作領域214には、スケジュールの稼働状態が運転であるか、又は停止であるかを入力された結果が表示される。
また、例えば、設定温度操作領域215には、設定された温度が表示される。
また、例えば、設定更新釦報知領域216には、設定更新を決定するか否かの最終判断釦の押下を促進させる旨が表示される。
また、例えば、カーソル操作領域217には、カーソル操作を促進させる旨が表示される。
また、例えば、内容操作領域218には、操作項目の選択を促進させる旨が表示される。
図8の一例においては、パターン1として、曜日は毎週木曜日であり、スケジュール開始時刻が午後11時35分であり、そのときの稼働状態は運転であり、そのときの設定温度は28(℃)であるスケジュールが入力された結果が表示されている。
つまり、毎週木曜日の午後11時35分に28(℃)の設定温度で空調運転が実施される予定が入力された結果が表示されている。
なお、上記で説明した表示例は一例を示すものであり、特にこれに限定するものではない。
図9に示すように、リモートコントローラ73は、表示部201、操作部301、メモリ501、プロセッサ601、送受信部701、及び人感センサ401を備える。
操作部301は、各種操作釦が押下されると各操作釦に対応したコードが生成され、生成されたコードがリモートコントローラ73の内部制御を行うプロセッサ601に入力される。
プロセッサ601は、操作部301で人感センサ401の設定を変更する指令がされたときには、その指令を人感センサ401に送信することで人感センサ401の設定を変更する。
送受信部701は、負荷側ユニット42から受信した受信信号を復調処理して、その復調された復調信号をプロセッサ601に供給する。
なお、「プロセッサ601」は、本発明における「制御部」に相当する。
例えば、リモートコントローラ73と、負荷側ユニット42とが、ワイヤード接続されていてもよい。
また、例えば、リモートコントローラ73と、負荷側ユニット42とが、無線接続され、アドホックネットワークが形成されていてもよい。
また、例えば、リモートコントローラ73が、赤外線信号で空気調和機を操作するワイヤレスリモートコントローラであってもよい。この場合、送受信部701の信号は、図示しない発光部内のLEDに供給され、LEDから負荷側ユニット42に所定の信号が送信されればよい。
いずれにしろ、リモートコントローラ73と、負荷側ユニット42とは、相互通信可能であればよい。
スケジュール状態が、運転モードのスケジュール実行中のとき、制御パターンは、パターン1−1又はパターン1−2となる。
パターン1−1のとき、人の存否確認については、有り(在室)の状態が割り当てられる。この状態は、空気調和機が運転中、人の検知が一定時間の間に有った場合に相当する。
なお、図10においては、空気調和機を空調機と記載している。
パターン1−1において、人の存否確認が有りの場合、制御内容としては、空調制御の変更をせず、運転モードのスケジュール実行を継続することが設定される。
パターン1−2において、人の存否確認が無しの場合、制御内容としては、次に示すように3つの場合の何れかが設定される。
一つ目は、人の存否判定後、30分間、人の検知が無い場合として、設定温度を省エネ側に変更(上書き)して空気調和機の運転を継続する。ただし、設定温度は、スケジュールの設定基準温度に変更する設定を行う。
二つ目は、人の存否判定後、60分間、人の検知が無い場合として、30分間、人の検知が無い場合の制御内容に対し、更に設定温度を省エネ側に変更(上書き)して空気調和機の運転を継続する設定を行う。
三つ目は、人の存否判定後、人の検知が有った場合、スケジュールの設定温度の運転に変更する。
パターン1−3において、人の存否確認が有りの場合、制御内容としては、検知回数が規定回数(X)であり、かつ、検知時間が規定時間(Y)内である場合、空調運転を次のスケジュールの設定温度で行うことが設定される。
パターン1−4において、人の存否確認が無しの場合、制御内容としては、空調制御の変更をせず、停止モードのスケジュール実行を継続することが設定される。
熱源側制御部71は、スケジュール実行中であるか否かを判定する。
熱源側制御部71は、スケジュール実行中であるとき、ステップS102へ進む。一方、熱源側制御部71は、スケジュール実行中でないとき、処理を終了する。
熱源側制御部71は、スケジュール実行状態が、運転中であるか、停止中であるかを判定する。
熱源側制御部71は、スケジュール実行状態が、運転中のとき、ステップS103へ進む。一方、熱源側制御部71は、スケジュール実行状態が、停止中のとき、ステップS109へ進む。
熱源側制御部71は、人の検知が有ったか否かを判定する。
熱源側制御部71は、人の検知が有ったとき、ステップS104へ進む。一方、熱源側制御部71は、人の検知が無かったとき、ステップS108へ進む。
なお、ステップS108へ進む処理は、上記で説明したパターン1−1に相当する。
熱源側制御部71は、タイマーカウントXの値が次の何れであるかを判定する。
熱源側制御部71は、タイマーカウントXの値が、30分未満のとき、ステップS102に戻る。
熱源側制御部71は、タイマーカウントXの値が、30分以上かつ60分未満のとき、ステップS105へ進む。
熱源側制御部71は、タイマーカウントXの値が、60分以上かつ90分未満のとき、ステップS106へ進む。
熱源側制御部71は、タイマーカウントXの値が、90分のとき、ステップS107へ進む。
熱源側制御部71は、省エネ運転1を実施し、ステップS102に戻る。具体的には、熱源側制御部71は、スケジュール設定されている設定温度に対して、省エネとなる設定温度に変更して運転し、ステップS102に戻る。
熱源側制御部71は、省エネ運転2を実施し、ステップS102に戻る。具体的には、熱源側制御部71は、省エネ運転1よりさらに省エネとなる設定温度に変更して運転し、ステップS102に戻る。
熱源側制御部71は、空調機を停止し、ステップS102に戻る。
熱源側制御部71は、スケジュール実行状態を継続し、ステップS102に戻る。
なお、ステップS104〜ステップS107の処理が、上記で説明したパターン1−2に相当する。
熱源側制御部71は、人の検知が有ったか否かを判定する。
熱源側制御部71は、人の検知が有ったとき、ステップS110へ進む。一方、熱源側制御部71は、人の検知が無かったとき、ステップS113へ進む。
なお、ステップS110へ進む処理は、上記で説明したパターン1−4に相当する。
また、ステップS113へ進む処理は、上記で説明したパターン1−3に相当する。
熱源側制御部71は、検知回数が規定回数であるか否かを判定する。
熱源側制御部71は、検知回数が規定回数Xに等しいとき、ステップS111へ進む。一方、熱源側制御部71は、検知回数が規定回数X未満のとき、ステップS102へ戻る。
熱源側制御部71は、検知時間が規定時間内であるか否かを判定する。
熱源側制御部71は、検知時間が規定時間Yより長いとき、ステップS102へ戻る。一方、熱源側制御部71は、検知時間が規定時間Y以下のとき、ステップS112へ進む。
熱源側制御部71は、運転を実行する。具体的には、熱源側制御部71は、次のスケジュールの設定温度で運転し、ステップS102へ戻る。
熱源側制御部71は、スケジュール実行状態を継続し、ステップS102へ戻る。
パターン2−1のとき、人の存否確認については、有り(在室)の状態が割り当てられ、このときの制御内容としては、実行時刻までは、快適運転(予冷/予熱運転)を行うことが設定される。
パターン2−2のとき、人の存否確認については、無し(不在)の状態が割り当てられ、このときの制御内容としては、実行時刻までは、何もせず、現在の運転状態を継続することが設定される。
パターン2−3のとき、人の存否確認については、有り(在室)の状態が割り当てられ、このときの制御内容としては、次のスケジュールを実行するまで、何もせず、現在の運転状態を継続することが設定される。
パターン2−4のとき、人の存否確認については、無し(不在)の状態が割り当てられ、このときの制御内容としては、人の在室検出をするまで、省エネ運転(定期的に設定温度を変更)を実行することが設定される。
パターン2−5のとき、人の存否確認については、有り(在室)の状態が割り当てられ、このときの制御内容としては、次のスケジュールを実行するまで、何もせず、現在の運転状態を継続することが設定される。
パターン2−6のとき、人の存否確認については、無し(不在)の状態が割り当てられ、このときの制御内容としては、次のスケジュールを実行するまで、何もせず、現在の運転状態を継続することが設定される。
パターン2−7のとき、人の存否確認については、有り(在室)の状態が割り当てられ、このときの制御内容としては、検知回数が規定回数(X)であり、かつ、検知時間が規定時間(Y)内である場合、空調運転を次のスケジュールの設定温度で行うことが設定される。
パターン2−8のとき、人の存否確認については、無し(不在)の状態が割り当てられ、このときの制御内容としては、次のスケジュールを実行するまで、何もせず、現在の運転状態を継続することが設定される。
熱源側制御部71は、スケジュール実行前後であるか否かを判定する。
熱源側制御部71は、スケジュール実行前後であるとき、ステップS202へ進む。一方、熱源側制御部71は、スケジュール実行前後でないとき、そのまま処理を終了する。
熱源側制御部71は、人の検知が有ったか否かを判定する。
熱源側制御部71は、人の検知が有ったとき、ステップS203へ進む。一方、熱源側制御部71は、人の検知が無かったとき、ステップS211へ進む。
熱源側制御部71は、人検知時刻確認判定として、スケジュール時刻の近辺(Y分前後内)であるか否かを判定する。
熱源側制御部71は、スケジュール時刻の近辺であるとき、ステップS204へ進む。一方、熱源側制御部71は、スケジュール時刻の近辺でないとき、ステップS202へ戻る。
熱源側制御部71は、人検知時刻を判定する。
熱源側制御部71は、人検知時刻が運転モードのスケジュール実行前のとき、ステップS205へ進む。
なお、ステップS205へ進む処理が、上記で説明したパターン2−1に相当する。
熱源側制御部71は、人検知時刻が運転モードのスケジュール実行後のとき、ステップS206へ進む。
なお、ステップS206へ進む処理が、上記で説明したパターン2−3に相当する。
熱源側制御部71は、人検知時刻が停止モードのスケジュール実行前のとき、ステップS207へ進む。
なお、ステップS207へ進む処理が、上記で説明したパターン2−5に相当する。
熱源側制御部71は、人検知時刻が停止モードのスケジュール実行後のとき、ステップS208へ進む。
なお、ステップS208へ進む処理が、上記で説明したパターン2−7に相当する。
熱源側制御部71は、スケジュール実行まで、予冷/予熱運転を実行し、ステップS202へ戻る。
熱源側制御部71は、次のスケジュールを実行するまで、現在の運転状態を継続し、ステップS202へ戻る。
熱源側制御部71は、次のスケジュールを実行するまで、現在の運転状態を継続し、ステップS202へ戻る。
熱源側制御部71は、検知回数が規定回数であるか否かを判定する。
熱源側制御部71は、検知回数が規定回数Xであるとき、ステップS209へ進む。一方、熱源側制御部71は、検知回数が規定回数X未満のとき、ステップS202へ戻る。
熱源側制御部71は、検知時間が規定時間内であるか否かを判定する。
熱源側制御部71は、検知時間が規定時間Yより長いとき、ステップS202へ戻る。一方、熱源側制御部71は、検知時間が規定時間Y以下のとき、ステップS210へ進む。
熱源側制御部71は、運転を実行し、ステップS202へ戻る。具体的には、熱源側制御部71は、次のスケジュールの設定温度で運転し、ステップS202へ戻る。
熱源側制御部71は、人検知時刻を判定する。
熱源側制御部71は、人検知時刻が運転モードのスケジュール実行後のとき、ステップS212へ進む。
なお、ステップS212へ進む処理が、上記で説明したパターン2−4に相当する。
熱源側制御部71は、人検知時刻が運転モードのスケジュール実行後以外のとき、ステップS213へ進む。
なお、ステップS213へ進む処理が、上記で説明したパターン2−2、2−6、及び2−8に相当する。
熱源側制御部71は、人の在室検出をするまで、省エネ運転を実行し、ステップS202へ戻る。
熱源側制御部71は、次のスケジュールを実行するまで、現在の運転状態を継続し、ステップS202へ戻る。
図14に示すように、パターン2−1の場合の処理の詳細が設定されている。
ここでは、暖房運転が実行されることになっており、暖房運転がスケジュール開始時刻に開始される前に、予熱運転が実行される場合を想定する。
検知時刻が10分前のとき、稼働状態は運転ONであり、このときの設定温度は26(℃)である。
検知時刻が5分前のとき、稼働状態は運転ONであり、このときの設定温度は27(℃)である。
検知時刻が実行時刻のとき、稼働状態は運転ONであり、このときの設定温度は28(℃)である。
図15に示すように、時間の経過と共に、設定温度が段階的に上げられていく。
なお、上記では暖房運転の場合について説明したが、冷房運転の場合には、予冷することになる。
このため、暖房運転のときとは逆に、設定温度が段階的に下げられていけばよい。
図16に示すように、パターン2−4の場合の処理の詳細が設定されている。
検知時刻が5分後のとき、稼働状態は運転ONであり、このときの設定温度は27(℃)である。
検知時刻が10分後のとき、稼働状態は運転ONであり、このときの設定温度は26(℃)である。
つまり、検知時刻のときに、人が不在であれば、設定温度を時間の経過と共に段階的に下げる処理が実行される。
ここでは、スケジュール実行時刻が9時であり、9時に設定温度が28(℃)の暖房運転が行われるようにスケジュール設定された場合を想定する。
図17に示すように、スケジュール実行前には、図14、15で説明した予熱運転を行い、スケジュール実行後には、図16で説明した省エネ運転を行う。
なお、上記では暖房運転の場合について説明したが、冷房運転の場合には、これとは逆に、検知時刻のときに、人が不在であれば、設定温度を時間の経過と共に段階的に上げる処理が実行されればよい。
ここでは、設定温度28(℃)を想定している。
この場合においては、実行時間を基準に不在時間の経過毎に空調機の運転を変更する。
例えば、第1チェックポイントとしては、10分経過後も不在の場合であり、この場合には、27(℃)の設定温度に変更される。
また、例えば、第2チェックポイントとしては、20分経過後も不在の場合であり、この場合には、26(℃)の設定温度に変更される。
また、例えば、第3チェックポイントとしては、30分経過後も不在の場合であり、この場合には、空調機の運転を停止する。
なお、在室を検出した場合、設定温度28(℃)で運転が実行される。
ここでは、設定温度28(℃)を想定している。
この場合においては、在室検知時間を基準にスケジュール実行時間経過まで段階的に空調機の運転を変更する。
例えば、第1チェックポイントとして、スケジュール実行20分前に在室検知した場合であり、この場合には、26(℃)の設定温度に変更される。
また、例えば、第2チェックポイントとして、スケジュール実行10分前の場合であり、この場合には、27(℃)の設定温度に変更される。
また、例えば、第3チェックポイントとして、スケジュール実行時の場合であり、この場合には、28(℃)の設定温度に変更される。
ここでは、設定温度28(℃)を想定している。
この場合においては、人の検知有り時でも、何もせず、現在の運転状態が継続される。
この場合には、人の検知をしないので、何もせず、停止の状態が維持される。
この場合には、停止モードのスケジュール実行前の在室検知であり、停止モードのスケジュール実行後には在室検知をしていないため、何もせず、スケジュール通りとなる。
この場合には、停止モードのスケジュール実行後に在室検知をしているため、在室検知したときから停止モードをやめ、空調機の稼働状態を運転状態に変更する。
実施の形態2においては、実施の形態1で説明した構成を前提にして、人の行動パターンを学習することにより、スケジュールを修正する処理について説明する。
なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
また、実施の形態1と同一の機能や構成についての説明は省略する。
図24に示すように、在室パターンの学習ルールとして、2つのパターンが設定される。
一つ目は、条件として、10分以内に変化を3回検知した場合、該当する在室パターンとして、在室が定義される。
二つ目は、条件として、10分以内に変化を3回検知した以外の場合、該当する在室パターンとして、不在が定義される。
このような在室パターンの学習ルールに基づいて、リモートコントローラ73はスケジュールを修正する。
プロセッサ601は、スケジュール開始時刻、空気調和機の設定温度、及び空気調和機の稼働状態である運転状態や停止状態等の設定情報が更新されるつど、スケジュール操作信号をメモリ501に供給する。
プロセッサ601は、予め定めた期間、存否検知信号をメモリ501に供給し続ける。
プロセッサ601は、このようにしてメモリ501に格納された存否検知信号及びスケジュール操作信号に基づいて、スケジュール開始時刻を修正する。
プロセッサ601は、修正したスケジュール開始時刻に基づいてスケジュール操作信号を更新し、更新結果を、送受信部701を介して空気調和機に送信する。
熱源側制御部71は、リモートコントローラ73から供給される各種指令に基づいて、スケジュール及び人の動きに合わせた空調制御を行い、ステップS302へ進む。
熱源側制御部71は、スケジュールが実際の人の動きに合っているか否かを判定する。
熱源側制御部71は、スケジュールが実際の人の動きに合っているとき、ステップS301に戻る。一方、熱源側制御部71は、スケジュールが実際の人の動きに合っていないとき、ステップS303へ進む。
このような判定は、例えば、スケジュール実行による運転中、常に人が不在であった事例があったときに、熱源側制御部71は、スケジュールが実際の人の動きに合っていないと判定する。
つまり、非省エネであったり、非快適であったりした場合、熱源側制御部71は、スケジュールが実際の人の動きに合っていないと判定する。
熱源側制御部71は、リモートコントローラ73に指令を送り、リモートコントローラ73に搭載されている人感センサ401により人の動きを調査し、ステップS304に進む。
例えば、熱源側制御部71は、リモートコントローラ73に対して、特定の各曜日ごとに調査を実施させ、各曜日の調査結果をデータとしてメモリ501に格納させておく。
そして、熱源側制御部71は、リモートコントローラ73に対して、メモリ501に格納させた各曜日の調査結果に基づいて、各曜日の時間帯ごとに検知回数をカウントさせる。
熱源側制御部71は、人感センサ401の検知結果をスケジュールに反映する。
例えば、熱源側制御部71は、より人の動きに合わせた時刻にスケジュール開始時刻等を再設定する。
これにより、熱源側制御部71は、より省エネかつより快適に空気調和機を制御することができる。
実施の形態3においては、実施の形態1、2で説明した構成を前提にして、部屋111に人が存在するか否かを判定する処理について、具体例を用いて説明する。
なお、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態1、2と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
また、実施の形態1、2と同一の機能や構成についての説明は省略する。
図26に示すように、人感センサ401を用いた入退室の判定ルールが設定される。
つまり、入室又は退室の判定ルール、言い換えれば、在室又は不在の判定ルールが以下に示すように設定される。
判定要素としては、次の3つが設定されている。
一つ目は、スケジュールに関する項目として、所定の範囲の設定時刻である。
二つ目は、スケジュールに関する項目として、空気調和システム11が運転の状態又は空気調和システム11が停止の状態である。
三つ目は、人感検知時刻である。
上記の判定要素を用いた判定パターンとしては、次の2つが設定されている。
一つ目は、条件として、所定の範囲の設定時刻であり、空気調和システム11の運転中に人感検知した場合、該当する人の存否確認パターンとして、退室が定義される。
二つ目は、条件として、所定の範囲の設定時刻であり、空気調和システム11の停止中に人感検知した場合、該当する人の存否確認パターンとして、入室が定義される。
上記で説明したルールを適用した事例について図27〜32を用いて説明する。
図27に示すように、部屋111の出入口112付近にリモートコントローラ73が設けられ、部屋111では、空気調和システム11がスケジュール実行されており、運転中であると想定する。
このとき、人が、出入口112から部屋111の外に出たとする。
人が、出入口112を通過する際、リモートコントローラ73は、図示しない人感センサ401を利用することにより、人感検知する。
この結果、検知は有りという状態であり、退室ということになる。
このため、人が不在の部屋111をスケジュール通りに運転するのは、人の活動実態に合っていないため、制御としては、空気調和システム11を停止するか、又は、空気調和システム11の設定温度を省エネとなるように、消費電力を低減させる値に設定する。
例えば、空気調和システム11は、暖房運転中のとき、設定温度を下げ、冷房運転中のとき、設定温度を上げる制御を実行する。
このようにすると、出入口112からやや離れた位置に設けられた人感センサ401から、出入口112の近傍に設けれた人感センサ401へと人感検知した場合、人の動きが部屋111の外に向かっていることを検知できる。
この場合には、退室と判定可能である。
つまり、検知は有りという状態であり、退室ということになる。
図28に示すように、部屋111の出入口112付近にリモートコントローラ73が設けられ、部屋111では、空気調和システム11がスケジュール実行されており、運転中であると想定する。
このとき、人が、出入口112から部屋111の中に入ったとする。
人が、出入口112を通過する際、リモートコントローラ73は、図示しない人感センサ401を利用することにより、人感検知する。
そこで、リモートコントローラ73に複数の人感センサ401を地面に対して平行に横一列に設ける。
このようにすると、出入口112の近傍に設けれた人感センサ401から、出入口112からやや離れた位置に設けられた人感センサ401へと人感検知した場合、人の動きが部屋111側に向かっていることを検知できる。
この場合には、入室と判定可能である。
つまり、検知は有りという状態であり、入室ということになる。
このため、人が在室する部屋111をスケジュール通りに運転するのは、人の活動実態に合っているため、制御としては、現状維持として、空気調和システム11をそのまま稼働させ、制御の変更は実施しない。
図29に示すように、部屋111の出入口112付近にリモートコントローラ73が設けられ、部屋111では、空気調和システム11がスケジュール実行されており、運転中であると想定する。
このとき、人が、部屋111の中に在室しているとする。
つまり、人が部屋111の中に在室しており、人がリモートコントローラ73の近傍を通過しないため、人感センサ401が人を検知することがない。
この結果、検知は無しという状態であるが、入室していることになる。
このため、人が在室する部屋111をスケジュール通りに運転するのは、人の活動実態に合っているため、制御としては、現状維持として、空気調和システム11をそのまま稼働させ、制御の変更は実施しない。
つまり、人感センサ401で人を検知しないときには、スケジュール通りの運転が実行されることになる。
図30に示すように、部屋111の出入口112付近にリモートコントローラ73が設けられ、部屋111では、空気調和システム11がスケジュール実行されており、停止中であると想定する。
このとき、人が、出入口112から部屋111の外に出たとする。
人が、出入口112を通過する際、リモートコントローラ73は、図示しない人感センサ401を利用することにより、人感検知する。
そこで、リモートコントローラ73に複数の人感センサ401を地面に対して平行に横一列に設ける。
このようにすると、出入口112からやや離れた位置に設けられた人感センサ401から、出入口112の近傍に設けれた人感センサ401へと人感検知した場合、人の動きが部屋111の外側に向かっていることを検知できる。
この場合には、退室と判定可能である。
つまり、検知は有りという状態であり、退室ということになる。
このため、人が不在の部屋111をスケジュール通りに停止するのは、人の活動実態に合っているため、制御としては、現状維持として、空気調和システム11をそのまま停止させ、制御の変更は実施しない。
図31に示すように、部屋111の出入口112付近にリモートコントローラ73が設けられ、部屋111では、空気調和システム11がスケジュール実行されており、停止中であると想定する。
このとき、人が、出入口112から部屋111の中に入ったとする。
人が、出入口112を通過する際、リモートコントローラ73は、図示しない人感センサ401を利用することにより、人感検知する。
このため、人が存在する部屋111をスケジュール通りに停止するのは、人の活動実態に合っていないため、制御としては、空気調和システム11を稼働させて運転状態にしつつ、省エネを実現するため、空気調和システム11の設定温度は省エネよりで運転を実施させる。
このようにすると、出入口112の近傍に設けれた人感センサ401から、出入口112からやや離れた位置に設けられた人感センサ401へと人感検知した場合、人の動きが部屋111の中に向かっていることを検知できる。
この場合には、入室と判定可能である。
つまり、検知は有りという状態であり、入室ということになる。
図32に示すように、部屋111の出入口112付近にリモートコントローラ73が設けられ、部屋111では、空気調和システム11がスケジュール実行されており、停止中であると想定する。
このとき、人が、出入口112付近であり、かつ、部屋111の外に存在するとする。
人が、出入口112を通過しないため、リモートコントローラ73は、図示しない人感センサ401を利用したとしても、人感検知しない。
このため、人が存在する部屋111をスケジュール通りに停止するのは、人の活動実態に合っているため、制御としては、現状維持として、空気調和システム11をそのまま停止させ、制御の変更は実施しない。
実施の形態1〜3との相違点は、人感センサ401により存否検知信号が生成されるのではなく、照度センサ801により存否検知信号が生成される点である。
これから説明する照度センサ801を用いた存否確認については、照度センサ801単体で実施してもよく、また、実施の形態1〜3で利用されている人感センサ401と併用して実施してもよい。人感センサ401と併用した場合、人感センサ401の検知結果と、照度センサ801の検知結果との両方により存否確認が実施されるため、より正確な存否確認が可能となる。
なお、本実施の形態4において、特に記述しない項目については実施の形態1〜3と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
また、実施の形態1〜3と同一の機能や構成についての説明は省略する。
なお、フォトダイオードは、光エネルギーを電流や電圧に変換するセンサであり、光の強度変化を検知するセンサである。
すなわち、照度センサ801は、フォトダイオードで検知した光エネルギーを電流値や電圧値に変換する変換回路を備えており、この変換回路で変換された電流値や電圧値と、予め設定された閾値とを比較することで、照度レベルが一定値に達しているか否かを判定する。
なお、ここでは、照度センサ801が、リモートコントローラ73の右上隅に設けられる一例について説明したが、特にこれに限定するものではない。
例えば、リモートコントローラ73の中央下方に設けられていてもよい。
つまり、照度センサ801から供給される検知結果は、プロセッサ601に供給され、プロセッサ601から所定の制御信号が、照度センサ801に供給される。
つまり、入室又は退室の判定ルール、言い換えれば、在室又は不在の判定ルールが以下に示すように設定される。
判定要素としては、次の3つが設定されている。
一つ目は、スケジュールに関する項目として、所定の範囲の設定時刻である。
二つ目は、スケジュールに関する項目として、空気調和システム11が運転の状態又は空気調和システム11が停止の状態である。
三つ目は、照度レベルである。
上記の判定要素を用いた判定パターンとしては、次の2つが設定されている。
一つ目は、条件として、所定の範囲の設定時刻であり、空気調和システム11の運転中に照度レベルが下降した場合、該当する人の存否確認パターンとして、退室が定義される。
二つ目は、条件として、所定の範囲の設定時刻であり、空気調和システム11の停止中に照度レベルが上昇した場合、該当する人の存否確認パターンとして、入室が定義される。
また、照度センサ801は、図示しないフォトダイオードで検知した光エネルギーから変換された電流値や電圧値に基づいて換算された照度が、予め設定された閾値未満のとき、人の不在を示す存否確認信号を生成する。
このようにして、照度センサ801は、人の存否確認を実施する。
実施の形態5においては、人感センサ401の作動条件が設定可能である点について説明する。
これから説明する人感センサ401の作動条件の設定処理は、上記で説明した実施の形態1〜4の何れにおいても適用可能なものである。
なお、本実施の形態5において、特に記述しない項目については実施の形態1〜4と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
また、実施の形態1〜4と同一の機能や構成についての説明は省略する。
プロセッサ601は、人感センサ設定モードであるか否かを判定する。
プロセッサ601は、人感センサ設定モードであるとき、ステップS402へ進む。一方、プロセッサ601は、人感センサ設定モードでないとき、ステップS401へ戻る。
プロセッサ601は、自動設定モードであるか否かを判定する。
プロセッサ601は、自動設定モードであるとき、ステップS403へ進む。一方、プロセッサ601は、自動設定モードでないとき、ステップS405へ進む。
ここで、自動設定モードでない場合とは、手動設定モードである場合を意味するものとする。
プロセッサ601は、登録されたスケジュールから就寝中の時間帯を判別する。
例えば、プロセッサ601は、登録されたスケジュールのうち、夜中に比較的長い時間にわたって同一の温度設定がされているとき、その時間帯を就寝中と判別する。
また、例えば、プロセッサ601は、登録されたスケジュールのうち、就寝中に相当するフラグが立っている時間帯があるとき、その時間帯を就寝中と判別する。
なお、上記の説明においては、就寝中の判別方法の一例について説明したが、特にこれに限定するものではない。
プロセッサ601は、判別した就寝中の時間帯については、人感センサ401の作動を無効にする設定を行い、処理を終了する。
なお、人感センサ401の作動を無効にする設定がされているとき、人感センサ401は、存否検知信号を生成しない。
これにより、リモートコントローラ73から負荷側制御部72に存否検知信号が送信されることがないため、熱源側制御部71が負荷側制御部72を介して存否検知信号を受信することがない。
よって、熱源側制御部71は、人感センサ401を考慮しない空調制御を行う。
例えば、人感センサ401に供給する電源を遮断することにより、人感センサ401そのものを作動させないようにしてもよい。
また、例えば、人感センサ401と、プロセッサ601との間で形成される閉回路を開回路の状態に変更することにより、プロセッサ601へ人感センサ401で生成される存否検知信号が供給されないようにしてもよい。
プロセッサ601は、人感センサ401の設定メニューを判別する。
プロセッサ601は、人感センサ401の設定メニューが作動時間帯であるとき、ステップS406へ進む。一方、プロセッサ601は、人感センサ401の設定メニューが作動可否であるとき、ステップS408へ進む。
プロセッサ601は、人感センサ401の作動時間帯が入力されたか否かを判別する。
プロセッサ601は、人感センサ401の作動時間帯が入力されたとき、ステップS407へ進む。一方、プロセッサ601は、人感センサ401の作動時間帯が入力されないとき、ステップS406へ戻る。
つまり、設定メニューが作動時間帯の入力メニューであるため、作動時間帯が入力されるまで待機状態となる。
なお、フローチャートの記載については省略したが、予め定めた待機時間を経過したとき、処理を終了することとする。
また、操作部301に設けられた任意の釦が、作動時間帯の入力を受け付ける。例えば、時間設定減少釦301j及び時間設定増加釦301kが押下されることにより、作動時間帯が入力されてもよい。時間設定減少釦301jや時間設定増加釦301k等の釦が押下され、操作部301に設けられた任意の釦により、入力された作動時間帯の決定が確定されたとき、有効時間帯情報や無効時間帯情報が形成され、それらに基づいたセンサ操作信号が生成される。
プロセッサ601は、入力された作動時間帯については、人感センサ401の作動を有効にする設定を行い、処理を終了する。
例えば、プロセッサ601は、作動有効フラグを1に設定し、作動有効フラグが1のときに人感センサ401から供給される存否検知信号を受信する。
また、例えば、プロセッサ601と、人感センサ401との間を形成する信号伝送回路が開閉部を備えていると想定した場合、人感センサ401の作動を有効にする設定がされたとき、プロセッサ601の指令により、信号伝送回路が閉回路となるように制御してもよい。
また、例えば、プロセッサ601の制御により、人感センサ401へ供給する電力を制御する構成と想定した場合、人感センサ401の作動を有効にする設定がされたとき、プロセッサ601の指令により、人感センサ401へ作動可能閾値電圧を超える電力が供給されるようにしてもよい。
プロセッサ601は、人感センサ401の作動が許可されたか否かを判別する。
プロセッサ601は、人感センサ401の作動が許可されたとき、ステップS409へ進む。一方、プロセッサ601は、人感センサ401の作動が許可されないとき、ステップS410へ進む。
プロセッサ601は、人感センサ401の作動を有効にする設定を行い、処理を終了する。
例えば、プロセッサ601は、作動有効フラグを1に設定し、作動有効フラグが1のときに人感センサ401から供給される存否検知信号を受信する。
また、例えば、プロセッサ601と、人感センサ401との間を形成する信号伝送回路が開閉部を備えていると想定した場合、人感センサ401の作動を有効にする設定がされたとき、プロセッサ601の指令により、信号伝送回路が閉回路となるように制御してもよい。
また、例えば、プロセッサ601の制御により、人感センサ401へ供給する電力を制御する構成と想定した場合、人感センサ401の作動を有効にする設定がされたとき、プロセッサ601の指令により、人感センサ401へ作動可能閾値電圧を超える電力が供給されるようにしてもよい。
プロセッサ601は、人感センサ401の作動を無効にする設定を行い、処理を終了する。
例えば、プロセッサ601は、作動無効フラグを1に設定し、作動無効フラグが1のときに人感センサ401から供給される存否検知信号を受信しない。
また、例えば、プロセッサ601と、人感センサ401との間を形成する信号伝送回路が開閉部を備えていると想定した場合、人感センサ401の作動を無効にする設定がされたとき、プロセッサ601の指令により、信号伝送回路が開回路となるように制御してもよい。
また、例えば、プロセッサ601の制御により、人感センサ401へ供給する電力を制御する構成と想定した場合、人感センサ401の作動を無効にする設定がされたとき、プロセッサ601の指令により、人感センサ401へ作動可能閾値電圧を下回りつつ、誤動作を防ぐバイアス電圧がかかるようにしておいてもよい。また、全く電力が供給されないようにしてもよい。この場合には、別途、人感センサ401の揺らぎを制御する回路を設ければよい。
Claims (7)
- 空調用リモートコントローラと、
前記空調用リモートコントローラからの指令により制御される空気調和機と
を備え、
前記空調用リモートコントローラは、
前記空気調和機を操作する運転操作信号を生成する操作部と、
人の存否を検知する放射エネルギー測定センサと、
前記運転操作信号を前記空気調和機に送信し、当該空気調和機からの信号を受信する送受信部と、
前記放射エネルギー測定センサ及び前記送受信部を制御する制御部と
を備え、
前記操作部は、
スケジュールに関するスケジュール操作信号を生成する複数のスケジュール関連操作部を有し、
前記放射エネルギー測定センサは、
前記人の存否を検知し、当該人の存否検知結果として存否検知信号を生成し、
前記制御部は、
前記スケジュール操作信号を前記空気調和機に送信し、
前記存否検知信号を前記空気調和機に送信し、
前記空気調和機は、
前記スケジュール操作信号と前記存否検知信号とに基づいて、当該空気調和機の運転を制御する空調制御部
を備えた
ことを特徴とする空気調和システム。 - 前記スケジュール関連操作部は、
前記スケジュールとして、スケジュール開始時刻、前記空気調和機の設定温度、及び前記空気調和機の稼働状態についての設定情報が入力されたとき、当該設定情報から前記スケジュール操作信号を生成し、
前記空調制御部は、
前記空気調和機の稼働状態が前記スケジュール操作信号に基づいて冷房運転中であり、かつ、前記存否検知信号が前記人の不在を示すとき、前記空気調和機の設定温度を時間の経過と共に段階的に上げ、
前記空気調和機の稼働状態が前記スケジュール操作信号に基づいて暖房運転中であり、かつ、前記存否検知信号が前記人の不在を示すとき、前記空気調和機の設定温度を時間の経過と共に段階的に下げる
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。 - 前記操作部は、
前記放射エネルギー測定センサを操作するセンサ操作信号を生成する複数のセンサ関連操作部を備え、
前記制御部は、
前記センサ関連操作部を介して、前記放射エネルギー測定センサの作動を有効にする作動有効情報が入力されたとき、前記放射エネルギー測定センサの作動を有効にする設定を行い、
前記センサ関連操作部を介して、前記放射エネルギー測定センサの作動を無効にする作動無効情報が入力されたとき、前記放射エネルギー測定センサの作動を無効にする設定を行い、
前記センサ関連操作部を介して、前記放射エネルギー測定センサの作動を無効にする無効時間帯として、無効時間帯情報が入力されたとき、当該無効時間帯については、前記放射エネルギー測定センサの作動を無効にする設定を行い、
前記放射エネルギー測定センサは、
当該放射エネルギー測定センサの作動を無効にする設定がされているとき、前記存否検知信号を生成しない
ことを特徴とする請求項2に記載の空気調和システム。 - 前記存否検知信号及び前記スケジュール操作信号を格納する記憶部を備え、
前記制御部は、
前記設定情報が更新されるつど、当該スケジュール操作信号を前記記憶部に供給し、
予め定めた期間、前記存否検知信号を前記記憶部に供給し、
前記記憶部に格納された前記存否検知信号及び前記記憶部に格納された前記スケジュール操作信号に基づいて、前記スケジュール開始時刻を修正し、当該修正したスケジュール開始時刻に基づいて更新した前記スケジュール操作信号を、前記送受信部から前記空気調和機に送信する
ことを特徴とする請求項3に記載の空気調和システム。 - 前記放射エネルギー測定センサは、
人から発せられる放射エネルギーから換算される温度が、予め設定された閾値以上のとき、前記人の存在を示す前記存否検知信号を生成し、
前記人から発せられる放射エネルギーから換算される温度が、前記閾値未満のとき、前記人の不在を示す前記存否検知信号を生成する
ことを特徴とする請求項3に記載の空気調和システム。 - 前記放射エネルギー測定センサは、
照明から発せられる放射エネルギーから換算される照度が、予め設定された閾値以上のとき、前記人の存在を示す前記存否検知信号を生成し、
前記照明から発せられる放射エネルギーから換算される照度が、前記閾値未満のとき、前記人の不在を示す前記存否検知信号を生成する
ことを特徴とする請求項3に記載の空気調和システム。 - 前記空気調和機は、
圧縮機、熱源側熱交換器、膨張手段、及び負荷側熱交換器が冷媒配管で接続され、冷媒を循環させる冷媒回路と、
前記負荷側熱交換器に対して空気を通流させる室内送風機と、
前記熱源側熱交換器に対して空気を通流させる室外送風機と
を備え、
前記空調制御部は、
前記圧縮機、前記室内送風機、及び前記室外送風機の回転数を制御する
ことを特徴とする請求項4〜6の何れか一項に記載の空気調和システム。
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