JPH05203216A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH05203216A
JPH05203216A JP4010617A JP1061792A JPH05203216A JP H05203216 A JPH05203216 A JP H05203216A JP 4010617 A JP4010617 A JP 4010617A JP 1061792 A JP1061792 A JP 1061792A JP H05203216 A JPH05203216 A JP H05203216A
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JP
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timer
time
air conditioner
person
control device
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JP4010617A
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Masahiko Kagami
雅彦 香美
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入りタイマ運転による無人状態での運転を最小
限にとどめ電気エネルギーの節約、機器寿命の延長、入
りタイマセットの操作性向上を図る。 【構成】入りタイマ手段13はあらかじめ設定された時刻
に毎日運転を開始する。入りタイマ手段13による運転開
始後、平均経過時間演算手段19から出力される過去数回
の入りタイマ運転後の人検知迄の時間をもとに判定時間
決定手段20が決定した判定時間迄に人検知手段16が人の
在室を検出しない場合、運転を停止する。また運転を停
止するとともに入りタイマリセット手段14により、入り
タイマ動作を取り消す。また入りタイマ取り消し状態で
人検知手段16が人の在室を検出した場合は、入りタイマ
セット手段15は入りタイマ設定を取り消し前の状態に再
設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毎日設定された時刻に
運転を開始する入りタイマ機能を有する空気調和機の制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気調和機においては、
図4のフローチャートに示す通り一度入りタイマの時刻
を設定すれば、毎日同時刻に運転を開始し、運転スイッ
チがオフされるまで運転を継続するものであり、たとえ
ば冬期においては、毎日入りタイマ時刻を設定しなくて
も朝の起床時にあらかじめ部屋を暖房しておくことがで
きるというものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、数日間
家を留守にする場合など、いちいち入りタイマを取り消
してから外出する必要があり非常に面倒であった。また
入りタイマを取り消すのを忘れて外出した場合は無人の
留守宅で空気調和機が運転し続けることになり、電気エ
ネルギーが無駄に使用されるだけでなく、ユーザが使用
できる空気調和機の信頼性期間を無意味に短くするとい
う問題があった。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、人が在室しない状態での運転をできる限り少なく
して電気エネルギーの無駄使いを防止し、機器の寿命を
確保すると同時に入りタイマの操作性を向上した空気調
和機の制御装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の制御装置は、あらかじめ設定された時刻に毎
日運転を開始する入りタイマ手段と、人の在室を検知す
る人検知手段と、入りタイマ手段により運転開始後、過
去数回の入りタイマ運転後の人検知迄の時間を基に判定
時間決定手段が決定した判定時間迄に人検知手段からの
出力が無い場合運転を停止する手段を備えたものであ
る。
【0006】また運転を停止するとともに入りタイマ動
作を取り消す入りタイマリセット手段を備え、さらに、
入りタイマ取り消し状態で人検知手段が人の在室を検知
した場合は、入りタイマ設定を、取り消し前の状態に再
設定する入りタイマセット手段を備えたものである。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成によって、入りタイマに
よる運転開始後、判定時間がたっても人検知手段からの
出力がない場合、運転を停止し、入りタイマ設定状態を
取り消す。その後人検知手段が人の在室を検知した場合
は、入りタイマ設定を、取り消し前の状態に再設定し、
次回の設定時刻から毎日、運転を開始する。また、判定
時間は、生活パターンの変化などにより判定時間が短か
くなって早く停止してしまうような事態になるのを避け
るために、過去数回の入りタイマによる運開始時刻から
人検知手段が最初に出力を出す(人を検知)までの時間
を基に決定する。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の一実施例における空気調和機
を制御する制御装置の機能ブロック図、図2は同制御装
置を用いた空気調和機の構成図である。
【0009】図2において、空気調和機は圧縮機1、四
方弁2、室外熱交換器3、減圧装置4、室内熱交換器5
を順次連通して構成され、さらに室内熱交換交換器5に
送風する室内送風機6と室外熱交換器3に送風する室外
送風機7と制御装置8とリモートコントローラ9を備え
ている。リモートコントローラ9は運転・停止スイッチ
10、時刻設定スイッチ11と入りタイマセットスイッチ12
を有している。
【0010】図1において、制御装置8は、入りタイマ
手段13、入りタイマ手段13をリセットする入りタイマリ
セット手段14、入りタイマ手段13をセットする入りタイ
マセット手段15、人が在室するかどうかを検出する人検
知手段16、空気調和機を運転・停止する運転・停止手段
17、入りタイマ手段13および人検知手段16により動作
し、運転開始時刻から最初に人を検出するまでの時間を
演算する経過時間演算・記憶手段18、過去数日間の平均
経過時間を演算する平均経過時間演算手段19、この平均
経過時間演算手段19で求めた過去数日間の平均経過時間
に安全率を掛けて判定時間を決定する判定時間決定手段
20、入力タイマ手段13および人検知手段16と判定時間決
定手段21からの出力により運転・停止手段17を制御する
たとえばマイコンなどからなる制御部21により構成され
ている。
【0011】上記構成において、その動作を図3の制御
手順を示す流れ図を用いて説明する。リモートコントロ
ーラ9の時刻設定スイッチ11を操作して運転を開始した
い時刻を設定し、入りタイマセットスイッチ12をオンに
する。入りタイマセットスイッチ12がオンされ(ステッ
プ31)、設定時刻に達すると(ステップ32)、毎日、圧
縮機1、室内送風機6、室外送風機7の運転を開始する
(ステップ33)。この運転時、運転開始時からの時間カ
ウントを行い(ステップ34)、判定時間内にたとえば焦
電センサからなる人検知手段16からの出力がある(人が
いる)かどうかを判定し(ステップ35)、出力があれば
運転・停止スイッチ10により運転が停止されるまで運転
を継続し、出力がなければ運転を停止する(ステップ3
6)。それと同時に入りタイマリセット手段14により入
りタイマセット状態を解除し(ステップ37)、翌日から
は入りタイマ手段13による運転開始を行わないようにす
る。ただしその後人検知手段16の出力を検知した場合は
(ステップ38)、入りタイマセット手段15により入りタ
イマ手段13をセット状態とし(ステップ39)、翌日から
は入りタイマ手段13による運転を行うようにする。また
判定時間は、生活パターンなどの変化による早動作を防
止しつつ、無人状態での不用な運転を最低限にするた
め、入りタイマ手段13による運転開始時から最初に人検
知手段16が人を検知するまでの時間を経過時間演算・記
憶手段18に蓄積し、過去数日間の平均経過時間を平均経
過時間演算手段19で求め、この結果に安全率を掛けて判
定時間決定手段20で翌日からの判定時間を設定する。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明の空気調和機の制御
装置によれば、あらかじめ設定された時刻に毎日、運転
を開始する入りタイマ手段と、人の在室を検知する人検
知手段と、入りタイマ手段による運転開始後、判定時間
内に人検知手段からの出力が無い場合運転を停止する手
段を備え、さらに入りタイマセット状態をオフにする入
りタイマリセット手段を備えたことにより、たとえば数
日間家を留守にする場合など、万一入りタイマセットス
イッチをオフし忘れても、無人のまま空気調和機が運転
し続けることはなく、無駄に電気エネルギーを消費する
ことを防止できるとともに、ユーザーが使用できる機器
の寿命を無意味に縮めることもなくなる。また、外出か
ら帰宅した場合など人検知センサからの出力があった場
合は、自動的に入りタイマセット手段により入りタイマ
手段をセット状態とすることで、翌日からは通常通り設
定時刻に運転を開始することになり、ユーザーがいちい
ち入りタイマセットスイッチをオン、オフすることなく
上記効果が得られ、操作性の向上も実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気調和機の制御装
置の機能ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における空気調和機の構成図
である。
【図3】本発明の一実施例における空気調和機における
制御装置の流れ図である。
【図4】従来例の空気調和機における制御装置の流れ図
である。
【符号の説明】
8 制御装置 9 リモートコントローラ 11 時刻設定スイッチ 12 入りタイマセットスイッチ 13 入りタイマ手段 14 入りタイマリセット手段 15 入りタイマセット手段 16 人検知手段 17 運転・停止手段 18 経過時間演算・記憶手段 19 平均経過時間演算手段 20 判定時間決定手段 21 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ設定された時刻に毎日、運転
    を開始する入りタイマ手段と、人の在室を検出する人検
    知手段と、入りタイマ手段による運転開始後、判定時間
    内に前記人検知手段からの出力が無い場合運転を停止す
    る手段を備えた空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 入りタイマ手段による運転開始後、人検
    知手段からの出力の有無を判定するまでの判定時間を、
    過去数回の入りタイマ運転開始時刻から人検知手段によ
    る人の在室を検出するまでの時間を基に決定する判定時
    間決定手段を備えた請求項1記載の空気調和機の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 あらかじめ設定された時刻に毎日、運転
    を開始する入りタイマ手段と、人の在室を検出する人検
    知手段と、入りタイマ手段による運転開始後、判定時間
    内に前記人検知手段からの出力が無い場合運転を停止す
    る手段と、前記入りタイマの動作設定状態を取り消す入
    りタイマリセット手段を備えた空気調和機の制御装置。
  4. 【請求項4】 入りタイマ取り消し状態時、前記人検知
    手段が人在室を検知した場合、入りタイマ設定状態を、
    取り消し前の状態に再設定する入りタイマセット手段を
    備えた請求項3記載の空気調和機の制御装置。
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