JPWO2013065407A1 - 集塵装置および集塵装置における火災検出方法 - Google Patents

集塵装置および集塵装置における火災検出方法 Download PDF

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Abstract

内部で火災が発生した場合に、迅速かつ確実に火災を検知することができる集塵装置および集塵装置における火災検出方法を提供することを目的とすること。
粉塵を含む含塵空気をブロアによって吸引しフィルタを通過させることで含塵空気から粉塵を分離する集塵装置1であって、吸引された含塵空気が導入される含塵空気室10と、フィルタ4を含む隔離手段によって含塵空気室から隔離され、フィルタによって濾過された清浄空気が導入される清浄空気室16と、清浄空気室側に配置された粉塵検出センサ24と、を備えていることを特徴とする集塵装置。

Description

本発明は、集塵装置および集塵装置における火災検出方法に関し、詳細には、集塵装置内部で火災が発生した際、その火災の検出を迅速かつ確実に行うことができる集塵装置および集塵装置における火災検出方法に関するものである。
乾燥した環境下で集塵が行われる乾式集塵装置では、火の粉等の高温物質を含んだダストが吸い込まれると、内部で火災が発生する可能性がある。このような火災を予防するため、集塵装置の前段に火の粉等を払い落とす装置を設ける、あるいは火の粉等を検出するセンサを設けて火の粉が検出された際には集塵装置を停止させるなどの措置が講じられている。
しかしながら、上記措置を講じても、集塵装置内での火災を完全に予防することは困難であるため、発生した火災を迅速かつ確実に検出することが求められている。
ここで、集塵装置内で発生した火災を検知する方法として、センサを使用する方法が一般的である。このようなセンサとして、集塵装置内の温度を検出する温度センサ、または煙センサが用いられている。
しかしながら、火災初期は、集塵装置の空気の温度上昇が小さいため、集塵装置内の温度を検出する温度センサでは、火災初期の温度上昇を検出することができない。この結果、集塵装置内の温度を検出する温度センサでは、集塵装置内の火災を早期に検出することができない、という問題点がある。
また、煙センサは、検出部に光電センサが配置されているが、光電センサは少しの汚れでも感度が低下してしまう。このため、煙センサを正常に作動させるためには、検出部を定期的に清掃する必要性がある。この結果、煙センサには、メンテナンスに手間がかかるという問題がある。
一方、温度センサと煙センサとを使用した集塵装置(特許文献1)も知られているが、両センサを搭載してもお互いの欠点を完全に補完することができず、有効な手段ではなかった。
特開2004−202005号公報
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決し、内部で火災が発生した場合に、迅速かつ確実に火災を検知することができる集塵装置、および集塵装置における火災検出方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、
粉塵を含む含塵空気をブロアによって吸引しフィルタを通過させることで前記含塵空気から前記粉塵を分離する集塵装置であって、
前記吸引された含塵空気が導入される含塵空気室と、
前記フィルタを含む隔離手段によって前記含塵空気室から隔離され、前記フィルタによって濾過された清浄空気が導入される清浄空気室と、
前記清浄空気室側に配置された粉塵検出センサと、を備えている、
ことを特徴とする集塵装置が提供される。
上記構成の集塵装置では、集塵装置が正常であれば、フィルタの下流側に位置する清浄空気室内には粉塵は存在していない。しかしながら、集塵装置内で火災が発生すると、火災によりフィルタが焼損する等して、フィルタの下流側にある清浄空気室内に粉塵が流れ込むことになる。
上記構成を有する本願発明では、空気清浄室側に配置された粉塵検出センサによって、粉塵が検出されたときには、この粉塵は、火災によりフィルタが焼損した結果、生じたものであると判断することにより、火災の発生を早期に検知することができる。この結果、延焼による被害を最小限に抑えることもできる。
本発明の他の好ましい態様によれば、
前記粉塵検出センサが、摩擦電荷方式、光散乱方式、および光透過方式から選択された何れかの一の方式で粉塵を検出するセンサである。
このような構成によれば、使用するセンサが、粉塵による感度低下が少ないため、煙センサ方式のような頻繁なメンテナンスが不要となる。
本発明の他の好ましい態様によれば、
前記粉塵検出センサが、火災で焼損したフィルタの煤、またはフィルタが捕捉していた粉塵を検出するセンサである。
本発明の他の好ましい態様によれば、
前記集塵装置が、濾過された空気を排出する排出口に接続された排気ダクトを備え、
前記粉塵検出センサが、前記排気ダクト内に配置されている。
このような構成によれば、粉塵濃度が均一化される排気ダクト内に配置されているので、粉塵濃度の偏り影響を受けることなく、安定した検出が可能となる。
本発明の他の好ましい態様によれば、
前記ブロアが前記清浄空気室内に配置され、
前記粉塵検出センサが、前記ブロアに取付けられている。
本発明の他の好ましい態様によれば、
前記集塵装置が、前記粉塵検出センサによる火災検出を表示する表示手段、または前記粉塵検出センサによる火災検出により作動する警報手段を、備えている。
本発明の他の態様によれば、
粉塵を含む含塵空気をブロアによって吸引しフィルタを通過させることで前記含塵空気から前記粉塵を分離する集塵装置における火災検出方法であって、
前記フィルタを含む隔壁によって粉塵を含む含塵空気が導入される含塵空気室から隔離された清浄空気室に配置された粉塵検出センサによって粉塵を検出することにより、集塵装置内での火災を検出する、
火災検出方法が提供される。
本発明の他の好ましい態様によれば、
前記粉塵検出センサにより火災を検出したのち、集塵装置の運転を停止させ、かつ不活性ガスを装置内に吹き込む。
このような構成によれば、内部で火災が発生した場合に、迅速かつ確実に火災を検知することができる集塵装置、および集塵装置における火災検出方法が提供される。
本発明の第1実施態様の集塵装置の構成を示す模式的な図面である。 図1の集塵装置に使用される粉塵検出センサの一例を説明する図面である。 図1の集塵装置に使用される粉塵検出センサの他の例を説明する図面である。 図1の集塵装置に使用される粉塵検出センサの他の例を説明する図面である。 図1の集塵装置の応用例を示す模式的な図面である。 本発明の第2実施態様の集塵装置の構成を示す模式的な図面である。 本発明の第2実施態様の集塵装置におけるセンサ取付け位置を説明するためのブロア部分の模式的な平面図である。 本発明の実施例で使用した集塵装置の構成を示す模式的な図面である。 本発明の実施例の結果を示すグラフである。
以下に、図面に沿って、本発明の第1実施形態の集塵装置について説明する。
図1は実施形態の火災検出機能を備えた集塵装置1の模式的な図面である。
集塵装置1は、内部に、ブロア2およびフィルタ4が収容された筐体6を備えている。
筐体6の内部空間を2分割するセルプレート8を備えている。セルプレート8の周縁は、筐体6の内壁面と気密状態に接続されている。
セルプレート8の下方側の空間10は、フィルタ4を収容するとともに、吸気口12および吸気口12に取付けられた吸気ダクト14によって外部空間に連通している。
一方、セルプレート8の上方側の空間16は、ブロア2を収容するとともに、排気口18および排気口18に取付けられた排気ダクト20によって外部空間に連通している。
集塵装置1では、フィルタ4は、紙または布などの可燃性の材料により構成された筒状フィルタであり、上端が、セルプレート8に形成された開口に気密状態に接続されることによって、セルプレート8の下方側の空間10内に垂下するように配置されている。集塵装置1では、セルプレート8の下方側の空間10とセルプレート8の上方側の空間16とが、フィルタ4とセルプレート8で構成される隔離手段によって、気密的に隔離されている。そして、筒状のフィルタ4は、外周面がセルプレート8の下方側の空間10に面し、内周面側の空間がセルプレート8の上方側の空間16に連通することになる。
集塵装置1では、ブロア2内のインペラ翼2’がモータ22によって回転駆動されると、粉塵を含んだ外気である含塵空気が、矢印Aで示されるように、吸気ダクト14および吸気口12を介してセルプレート8の下方側の空間10に導入され、矢印Bで示されるように、フィルタ4を外周面側から内周面側に通過し、フィルタ4によって濾過される。
さらに、この濾過された清浄空気は、矢印Cで示されるように、フィルタ4の内部空間からブロア出口2aを通り、セルプレート8の上方側の空間16に導入され、最終的には、矢印Dで示されるように、排気口18および排気ダクト20を通って、集塵装置1外に排出される。
この結果、セルプレート8の下方側の空間10が粉塵を含む含塵空気が導入される含塵空気室10となり、セルプレート8の上方側の空間16がフィルタ4で濾過された清浄吸気が導入される清浄空気室16となる。
さらに、集塵装置1は、排気ダクト20内に配置された粉塵検出センサ24を備えている。
集塵装置1内で火災が発生した場合、粉塵検出センサ24が、清浄空気室16側に流入した、焼損したフィルタ4の煤、またはフィルタ4が捕捉していた粉塵を検出することができるセンサであり、摩擦電荷方式、光散乱方式、光透過方式等の方式のセンサである。
粉塵検出センサ24の一例である摩擦電荷方式の粉塵検出センサ26は、図2に示すように、排出ガス流に含まれる固体粒子が、検出用プローブ26aに接触または通過すると、電荷の移動が発生することを利用している。そして、この電荷量を電流信号に換算し、粉塵量に比例したDC4〜20mAの計装信号を出力するものである。この方式のセンサは近年、非常に小型化され、メンテナンス性、コストパフォーマンスに優れたものである。
粉塵検出センサ24の一例である光散乱方式の粉塵検出センサ28は、図3に示すように、投光部28aからレーザ光線を射し、開口部28bから進入したダストがレーザ光線を横切ると、レーザ光線が分散されることを利用している。
分散された光は、受光部28cに導入され、分散光の強度が測定され、分散光の強度によってダスト濃度が測定される。
粉塵検出センサ24の一例である光透過方式の粉塵検出センサ30は、図4に示すように、投受光器30aから照射した光線を、反射器30bで反射させ、更に、投受光器30aで受光する構成である。そして、この光線の経路にダストが進入すると、ダストにより光線が吸収・分散されて減衰することを利用している。
粉塵検出センサ30は、反射光の減衰率とダスト濃度の相関からダスト濃度を検出するものである。なお、投受光器30aと反射器30bの粉塵通過部との間に透明板を設置することで、センサ汚れによる感度低下を抑えることができる。
このような構成を備えた集塵装置1では、集塵装置1の作動中に火災が発生すると、初期段階で、フィルタ4、あるいは直ぐ上流および下流側が火炎により損傷する。その結果、集塵装置1の含塵空気室10内のダスト、およびフィルタ4が初期の燃焼物となる。さらに燃焼が進むと、フィルタ4が焼損しフィルタ4に穴が開く。この結果、粉塵が存在していない清浄空気室16に、フィルタ4に形成された穴から、フィルタ面に付着していた粉塵、焼損したフィルタ4の煤等が流入する。
清浄空気室16内での空気流によって、排気ダクト20に流れ込む空気中で粉塵や煤は、空気と撹拌混合され、空気中に略均一に分布している。したがって、排出ダクト20内では、場所による粉塵濃度の偏在は少なく、確実に粉塵や煤が確認される。
このため、排気ダクト20に粉塵検出センサ24を設置することにより、確実に安定した火災の検出が可能となる。
このような粉塵検出センサによる方式では、フィルタ破損による微少の粉塵の漏れ、または焼損したフィルタ4の煤を検知することで温度センサのように検出までに多くの時間を要しない。また、粉塵接触により検出感度が鈍ることも少ない。
図5に示すように粉塵検出センサ24により火災が検出されたときには、制御器34を介して接続されたディスプレイ等の表示手段36に火災発生を表示するとともに、ブザーやベル等の警報手段38により警報を発するように構成してもよい。
また、粉塵検出センサ24により火災が検出されたときには、集塵装置の運転を停止し、N2ガスやCO2ガスなどの不活性ガスを集塵装置1内に投入し延焼を防止する構成が好ましい。
次に、本発明の第2実施態様の集塵装置40について説明する。
図6は、本発明の第2実施態様の集塵装置40の構成を示す図1と同様の図面である。
第2実施態様の集塵装置40は、粉塵検出センサ42の設定位置を除き、第1実施態様の集塵装置1と同一の構成を有している。したがって、以下、相違点についてのみ説明する。
図6に示されているように、集塵装置40では、粉塵検出センサ42が、ブロア出口2aの直ぐ下流側に配置されている。
図7に示されているように、インペラ翼2’は上下方向に延びる回転軸を中心に矢印Bで示す方向に回転して、矢印Aで示されるように吸気ダクト14から外気を吸引し、回転するインペラ翼2’の接線方向に水平に延びるブロア出口2aから矢印Cで示す方向に排気を行う。この結果、ブロア出口2aでは、粉塵粒子が、遠心力によって、ブロア出口2aの半径方向外方側に偏在する。
このため、粉塵検出センサ42は、回転するインペラ翼2’の接線方向に水平に延びるブロア出口2aの径方向外方側位置に取付けられる。この場合、粉塵検出センサ42として、摩擦電荷方式センサが用いられる。
このような構成にしたがってブロア出口2aの直ぐ下流側に粉塵検出センサ42を設置することにより、確実に安定した火災の検出が可能となる。
次に、本発明の実施例として行った火災実験について説明する。
図8は、実験に使用した集塵装置50の図1と同様の図面である。集塵装置50は、基本的な構成は第2実施態様の集塵装置40と同一であるが、ブロア出口2aの直ぐ下流側に設けられた粉塵検出センサ42に加え、温度センサ52、54が、ブロアの入口とブロア出口2aとに取付けられている点で、集塵装置40と相違している。
このような集塵装置50を使用して火災実験を行った。
集塵装置50の運転条件として、吸引風量30m3/min、濾過面積36m3、濾過速度0.83m/minとし、この条件での運転中に、フィルタ4に着火して火災を発生させ、粉塵検出センサ42、および温度センサ52、54からの出力をデータロガーで記録した。温度センサ52でブロアの入口温度を測定し、温度センサ54でブロアの出口温度を測定した。温度センサ52、54での温度検出結果を図9に示した。
図9に示すように、温度センサ52、54では、着火後、約12〜13秒が経過した時点で初めて温度上昇が検出されていることが確認できた。
これに対し、粉塵検出センサ42では、着火後、約1秒で粉塵を検出し火災を検知することができ、その優位性は明らかであった。
なお本発明は上記した実施形態の集塵装置に限定されるものではなく、可燃性のフィルタを備えた集塵装置に広く適用することができるものである。
1:集塵装置
2:ブロア
4:フィルタ
6:筐体
8:セルプレート
10:含塵空気室
16:清浄空気室
18:排気口
20:排気ダクト
24:粉塵検出センサ

Claims (8)

  1. 粉塵を含む含塵空気をブロアによって吸引しフィルタを通過させることで前記含塵空気から前記粉塵を分離する集塵装置であって、
    前記吸引された含塵空気が導入される含塵空気室と、
    前記フィルタを含む隔離手段によって前記含塵空気室から隔離され、前記フィルタによって濾過された清浄空気が導入される清浄空気室と、
    前記清浄空気室側に配置された粉塵検出センサと、を備えている、
    ことを特徴とする集塵装置。
  2. 前記粉塵検出センサが、摩擦電荷方式、光散乱方式、および光透過方式から選択された何れかの一の方式で粉塵を検出するセンサである、
    請求項1に記載の集塵装置。
  3. 前記粉塵検出センサが、火災で焼損したフィルタの煤、またはフィルタが捕捉していた粉塵を検出するセンサである、
    請求項1または2に記載の集塵装置。
  4. 前記集塵装置が、濾過された空気を排出する排出口に接続された排気ダクトを備え、
    前記粉塵検出センサが、前記排気ダクト内に配置されている、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の集塵装置。
  5. 前記ブロアが前記清浄空気室内に配置され、
    前記粉塵検出センサが、前記ブロアに取付けられている、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の集塵装置。
  6. 前記集塵装置が、前記粉塵検出センサによる火災検出を表示する表示手段、または前記粉塵検出センサによる火災検出により作動する警報手段を、備えている、
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の集塵装置。
  7. 粉塵を含む含塵空気をブロアによって吸引しフィルタを通過させることで前記含塵空気から前記粉塵を分離する集塵装置における火災検出方法であって、
    前記フィルタを含む隔壁によって粉塵を含む含塵空気が導入される含塵空気室から隔離された清浄空気室に配置された粉塵検出センサによって粉塵を検出することにより、集塵装置内での火災を検出する、
    火災検出方法。
  8. 前記粉塵検出センサにより火災を検出したのち、集塵装置の運転を停止させ、かつ不活性ガスを装置内に吹き込む、
    請求項7に記載の火災検出方法。
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