JPH01164415A - 気動・ろ過装置用の火災状態検出・制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に、空中浮遊アスベスト繊維状粒子のよう
な粒状汚染物質を除去する気動・濾過装置を実質的に密
閉された閉込め区域内に配置して使用するに際し、煙又
は加熱のような火災状態を有効に検出して気動・濾過装
置の作動を制御する火災状態検出・制御装置に関する。

〔従来の技術及びその課題〕

アスベストや他の粒状汚染物質を作業区域即ち閉込め区
域から除去する場合、建造物の既存の壁体とプラスチッ
ク製シートとを組み合せて使用するか、又は粒状汚染物
質発生源を取り囲むように設けられたプラスチック製シ
ートの壁体を使用するかの何れかが定められている。典
型的には閉込め区域とつながっている除染室を通して、
閉込め区域への入口通路が設けられる。また典型的には
空気吸入口が設けられて、空気を閉込め区域へ轟くよう
に構成されている。この場合、空気吸入口は除染室を通
して空気を導くように構成されていることか好ましい。

濾過媒体を備えた少なくとも１つの気動装置が閉込め区
域に関連して配置され、このためこの区域には大量の空
気が引き込まれる。場合によっては、気動装置は作動区
域の外部に配置され、空気流が作業区域内へ引き込まれ
る。この気動装置は大量の空気を閉込め区域へと引き込
み、この空気を濾過し、更に濾過された空気を作業区域
の外部へと排気する。場合によっては、閉込め区域内に
濾過された空気を再循環させることもできる。また、こ
の種気動・装置は、閉込め区域の大きさに応じて、空気
を区域中や区域外へと移動するために使用される場合も
ある。各気動装置は２．０００ＣＦＭもの空気を移動す
ることができ、装置の配置数は正味５分毎に空気を交換
できるように配慮して決められる。

米国特許第４．６０４．１１１号に記載されているよう
に、アスベストが除去されしかも汚染された空気の放散
を防ぐ閉込め区域において空中汚染の危険度を最小にす
る。アスベストの除去装置及び除去方法が知られている
。この装置及び方法によれば、負圧方法として知られて
いるが、閉込め区域が設けられる。この閉込め区域は同
区域内に窓部を有している以外実質的に密閉されている
。従って、空気を濾過してこの濾過された空気を作業区
域外へ排気する気動・濾過装置を使用することによって
、比較的大量の空気をこの作業区域内へ引き込むことが
できる。

前述の米国特許に記載されているように、気動・濾過装
置は比較的大量の空気を作業区域内に引き込むことがで
きる。これにより作業区域内には負圧が生じて、如何な
る空中浮遊アスベスト繊維状粒子も外部へ漏れ出すこと
ができない。作業区域中に比較的大量の空気を引き込む
ことによって、作業区域は実質的に浄化され、このため
空中浮遊アスベスト繊維状粒子に作業者が晒される危険
度を最小にすることができる。

また、前述の米国特許に記載されているように、この種
気動・濾過装置は送風機を有するノ＼ウジングを備えて
、空気吸入口を通して空気をハウジング中に引き込み、
この空気を内部に配置された濾過器を通して濾過する。

濾過された後、空気はハウジングから外部へと排気され
る。この場合、実質的に密閉された閉込め区域の壁体に
関連したホース設備を通して、浄化された空気を同区域
の出口へ導くことが好ましい。気動・濾過装置の１例と
しては、ニューシャーシー州　メイブル　シエイド市に
所在のマイクロトラップ有限会社（Ｍｉｃｒｏｔｒａｐ
、　Ｉｎｃ、＋）によって製造されたものがある。

前述の気動・濾過装置は大量の空気を移動させるので、
作業区域の内部又は外部で火災が発生した場合には危険
な状態を引き起こし得る。火災が作業区域内で発生すれ
ば、気動・濾過装置は火災をあおって、その拡がりと、
発生した熱及び煙の度合いとを加速する。一方、火災に
よって引き起こされた煙は、気動・濾過装置の高い排気
力によって作業区域外へと導かれ、作業区域の外部区域
へと排出される。作業区域は中に介在物が設けられてい
る建造物の内部にあり、これにより煙は建造物の他の区
域へと拡がってゆく。

火災が作業区域の外部で発生する場合、気仙・濾過装置
は煙と炎を作業区域内へと容易に引き込み、このため炎
と煙の拡がりが大きくなる。

煙及び温度検出システムのような、火災に関連した状態
を制御する種々の方法及び装置が知られている。例えば
、米国特許第４，６３７，４７３号は、粒状物質を受は
入れて濾過するハウジング用の火災抑止装置について記
載している。吸入口と排気口との間で所定の温度差が検
出されると、制御回路はダンパーを閉成して、ハウジン
グを通して空気を引き込む送風機用モータを消勢する。

米国特許第４，３６３，０３１号は無線式送信機を有す
る煙検出装置を開示している。この煙検出装置は煙検出
時に局所警報を発して信号を他の煙検出器へ送信する。

そして、他の煙検出器は順次この信号を再送信して局所
警報を発する。米国特許第４，６５９．９０９号は、電
気式料理レンジに近接して取り付けられ、煙を検出して
レンジへの給電を遮断する煙検出器を開示している。

同様にして、米国特許第３．９２６．１０１号は、煙を
検出すると自動的にドアをロックしてファンを逆回転さ
せる、建造物用の煙検出装置を開示している。また米国
特許第４，０６３，５９５号号は空気調和装置用の火／
煙検出器を開示している。この火／煙検出器は火／煙状
態に感応して、ダンパーを開成し、空気を室内に引き込
んで室の圧を一定に保つように構成されている。米国特
許第３．８２６．１８０号は煙検出器の起動時に作動す
る換気扇を開示している。米国特許第４．１７７．４６
１号は穀物乾燥機用の煙検出器を開示している。この煙
検出器は煙検出時に警報信号を受信機に送信する送信機
を備えている。

更に、米国特許第４．３９１，９１３号は、信号を受信
機に送信して放熱装置の変動率を制御する、無線式送信
機を備えた温度センサを開示している。米国特許第４，
１６０，２４６号及び第４，５３１．１１４号は無線式
送信機を備えた煙検出器を開示している。米国特許第４
，２７６．０６４号及び第４．６７５．２０３号は、そ
れぞれペイント・スプレィ・ブース及びパウダー・スプ
レィ・ブース用の火災制御装置を開示している。

しかしながら、前述の従来技術は、アスベストのような
危険な粒状物質の除去に使用される気動・濾過装置を制
御する装置又は方法について何ら開示してはいない。

本発明の目的は火災を示す状態の検出時に火災警報信号
を生成し、この種警報信号を気動・濾過装置に関連した
受信機に送信して、この種装置の送風機用モータを停止
させ、これにより閉込め区域の中又は付近に発生してい
る火災の拡がりを最小にする気動・濾過装置用の火災状
態検出・制御装置を提供することにある。

また本発明の目的は閉込め区域を監視して火災を示す状
態を検出し、気動・濾過装置の無線周波受信機により受
信される高周波信号を送信してこの装置の送風機用モー
タへの給電を中止する気動・濾過装置用の火災状態検出
・制御装置を提供することにある。

また本発明の目的は気動・濾過装置に熱検出器を有し、
この熱検出器が起動時に気動・濾過装置の送風機用モー
タへの給電を中止する気動・濾過装置用の火災状態検出
・制御装置を提供することにある。

また本発明の目的は携帯式無線周波送信機を有し、この
送信機が起動時に高周波信号を送信して気動・濾過装置
の送風機用モータへの給電を中止する気動・濾過装置用
の火災状態検出・制御装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明によれば
、閉込め区域に関しその内部、外部双方とも又はその何
れかに、１つ以上の火災状態検出装置が戦略上配置され
る。この火災状態検出装置は、煙又は加熱のような火災
に関連した特徴を検出することができるセンサを１つ以
上備えている。火災状態検出装置に関連して、火災特徴
が検出されてから高周波（ＲＦ）コード化信号を送信す
る無線周波送信機が設けられている。この高周波信号は
、気動・濾過装置に関連した遠隔受信機によって受信さ
れる。この送信されてきた信号を受信すると、気動・濾
過装置の送風機用モータは運転が停止させられる。１形
態において、前記受信機は関連した制御回路と共に前記
気動・濾過装置に組み込まれる。即ち一体化される。ま
た気動・濾過装置はこの装置の種々の監視及び警報機能
に引き続き電力を供給する。ただ送風機用モータのみが
停止される。別の形態において、前記受信機は、従来の
気動・濾過装置にプラグが差し込まれて通電される分離
型制御ボックスと関連している。この形態では、前記遠
隔送信機からの前記高周波信号が受信されると、前記気
動・濾過装置への給電は全て遮断される。

気動・濾過装置はまた、温度センサスは温度上昇率セン
サのような、同装置内に取り付けられる熱検出器を備え
ることができる。この場合、熱に関する悪条件が検出さ
れると、送風機用モータの作動が停止される。

伝送される高周波信号が干渉を受は得ることを考慮して
、伝送線、即ち伝送ケーブルによって火災状態検出装置
を気動・濾過装置に接続することもできる。火災状態検
出装置の各種センサによって悪条件が検出される場合に
は、前記ケーブルを介して、電気信号が気動・濾過装置
へ供給されて送風機用モータへの給電を遮断する。

火災が火災状態検出装置の各種センサによって検出され
る前に視覚的に観測される場合には、作業者によって手
動式外部制御装置を容易に運ぶことができる。この場合
、高周波信号が気動・濾過装置に関連した受信機に直接
送信されて、送風機用モータへの給電が遮断される。こ
の手動式外部制御装置は、気動・濾過装置の制御回路を
試験するのに使用することもできる。

〔実施例〕

第１図を参照すると、作業区域、即ち閉込め区域ｌが平
面図に示されている。この閉込め区域１と関連して、典
型的にはクリーン・ルーム５、シャワー・ルーム７及び
機器室即ち汚れ室９から構成された除染室３が設けられ
ている。また、作業員が除染室３の３つの室を通って閉
込め区域１へと入る出入口手段として、入口通路１１が
設けられている。米国特許第４．６０４．１１１号に記
載されているように、入口通路１１には、除染室３を通
して空気を閉込め区域１に導入する窓部を備えることが
できる。また、この窓部は、前述の米国特許に極めて詳
細に記載されているように、フラップ・シールを形成す
るフラップを備えている。

閉込め区域ｌは、アスベストのような危険な粒状物質が
除去される区域を取り囲んで作られている。除去作業を
行う際には、室の既存壁体、プラスチック・シール双方
とも又はその何れかによって形成された閉込め区域１は
、アスベスト除去が行われる実質的に密閉された環境を
提供する。米国特許第４．６０４．１１１号に記載され
ていると同じく、比較的高容積の空気を閉込め区域１に
引き込む気動・濾過装置１３が設けられている。この装
置１３は、除染室３の入口通路ｌｌ内に設けられた窓部
（図示せず）を通して空気を引き込むことが好ましい。

また、この気動装置１３は空気を濾過して、排気ダクト
１５を通して閉込め区域１の外側区域へと排出する。こ
の種気動・濾過装置１３を使用することによって、閉込
め区域１内には負の空気圧が生成され、このため如何な
る空中汚染粒子も閉込め区域１から放散することができ
ない。

電動・濾過装置１３はまた、空中の粒状物質を濾過して
取り除くことによって作業区域１を浄化するように機能
する。この後、濾過された空気は閉込め区域１の外側へ
排気される。好ましい例ではないが、場合によっては、
電動・濾過装置１３は閉込め区域１に直接排気すること
ができる。また場合によっては、空間的制約から、電動
・濾過装置１３を閉込め区域ｌの外側に配置することが
できる。この場合、空気濾過装置１３の吸気口から閉込
め室１の壁部を通して吸気ダクトを設けて、空気濾過装
置１３内の濾過媒体を通して空気を閉込め区域１から抜
き取る。以上の手順は一般に米国特許第４．６０４，１
１１号に記載されている。

本発明では、１つ以上の火災状態検出器、即ち検出装置
１７が、戦略上、閉込め区域１内、閉込め区域ｌの外側
、及び除染室３内の種々の場所に配置即ち位置している
。これらの火災状態検出器１７は、代表的な煙検出器と
同じように、壁体又は内張り上に取り付けられており、
しかも火災に典型的に関連した状態を検出する種々のセ
ンサを備えている。また、火災状態検出器１７は電動・
濾過装置１３に関連した受信機と通信を交わして、この
装置１３に信号を送信し、火災状態が検出されたとき空
気の引き込みを中止させる、この火災状態検出器１７の
動作を以下において十分に説明する。

第２図に示すように、火災状態検出器１７は煙センサ１
９と感熱センサ２１とを有するハウジングを備えている
。煙センサ１９は、技術的に周知のものとして、光学的
煙センサ又は電離型煙センサを備えることができる。感
熱センサ２１もまた技術的に周知のように、周囲温度が
所定値、例えば１３０″Ｆを超えると常に作動する温度
センサ、又は温度が成る時間内に成る値を超えるとき作
動する上昇率センサであってよい。この種センサは双方
とも周知のものである。

センサ１９及び２１は、作動時に火災状態を示すＲＦ（
高周波）信号を送信する無線周波送信機２３に接続され
ている。この種送信機は従来の煙検出器と組み合わされ
て使用されるもので、技術上周知である。また、送信機
２３は固体スイッチ゛　　（図示せず）を備えている。

εの固体スイッチはセンサ１９．２１によって火災状態
が検出されたときに作動して、ＲＦ火災警報信号を伝送
させる。

またこの固体スイッチは、センサ１９．２１によって火
災状態が検出されてから、ＲＦ火災警報信号の伝送を所
定時間遅らせる時間遅れスイッチであってよい。検出装
置１７はまた音響警報信号発生装置２５と表示装置２７
とを備えることができる。これらの装置１７．２７は双
方とも煙検出技術上ごく普通のものである。

火災状態検出装置１７に関連して、光絶縁トランジスタ
のような固体スイッチ又は固体リレー２９が設けられて
いる。センサ１９．２工によって火災が検出されると、
換言すればセンサ１９．２１によって作動されると、ス
イッチ２９はその後閉成して、電動・濾過装置１３に接
続されている伝送線即ち伝送ケーブル３１を通して信号
を供給する（単一のイ去送線３１のみが第２図の信号検
出器１７から引き出されているが、実際上、各検出器１
７は閉込め区域ｌに関連している各電動・濾過装置１３
に接続されている。）。伝送線３１を通して伝送される
信号は論理１、即ちハイ状態を示す電圧信号である。固
体スイッチ２９は、火災状態の初期検出の後にこの検出
された状態が続く限り、所定時間閉成する時間遅れスイ
ッチであってよい。

このように、動作時では、検出器１７の何れかに近い区
域で火災に関連した状態が発生すると、煙センサ１９、
感熱センサ２１双方とも又はその何れかが作動して、送
信機２３にＲＦ倍信号介し、電動・濾過装置１３によっ
て受信される火災警報信号を、上述する方法で送信させ
ることができる。

このＲＦ送信は、センサ１９．２１が異常な火災状態を
検出した後、この異常な火災状態が検出され続ける限り
、所定の時間生じ得る。同時に、時間遅れスイッチで構
成し得る固体スイッチ２９が閉成して、論理１の状態信
号を、下達する方法で電動・濾過装置１３に順番に接続
されている伝送線３１を通して供給する。

センサ１９．２１と伝送信号とを種々に組み合わせるこ
とができる。例えば、第２図に示すように、各検出装置
１７は単一の煙センサ１９と単一の感熱センサ２１とを
備えている。これらのセンサのうち１つだけが必要とさ
れる。手動スイッチを検出装置７に設けて、これらのセ
ンサの何れか、即ち煙センサ１９又は感熱センサ２１を
使用に供するように選択することができる。またこの代
わりに、これらのセンサ１９．２１の双方とも使用する
ことができる。この場合、検出装置１７は両センサが作
動するか又は一方のセンサだけが作動するときに送信１
２３を付勢できる比較的簡単な論理回路を備えることが
できる。また更に、第２図に示すように、検出装置１７
はケーブル３１による警報信号の伝送と同時に、ＲＦ送
信機２３に対し警報状態を示すＲＦ倍信号送信させるこ
とができる。しかしながら、如何なる検出装置に対して
も１つ又は他の諸モードの伝送を採り入れることができ
るのは明らかである。更に、感熱センサ２１がケーブル
３１によって警報信号を送信するように使用されるのに
対し、ＲＦ送信機２３を付勢する煙センサ１９によって
のみ検出装置１７を容易く変更することができる。また
更に、検出装置１７の検出場所には、光学的煙センサ及
び電離型煙センサの双方並びに温度センサ及び熱上昇率
型センサの双方を備えることができると想定される。こ
のように、火災状態を検出するために４種類のセンサを
設けることができる。手動付勢式スイッチ（図示せず）
を検出装置１７に設けて、如何なる現場においても装置
の据付者にこれらの４種類のセンサのうち１つ以上をｉ
！ＩＲさせて使用に供することができる。その上、論理
回路を検出装置１７に内蔵させて、これらのセンサのう
ち何れか１種、２．３又は４種全部が付勢されるとき、
送信ｍ２３、リレー又はスイッチ２９双方とも又はその
何れかを付勢するようにすることができる。この種論理
回路の設計はエレクトロニクス分野の当業者には周知で
ある。

典型的ＲＦ送信機の距離範囲は比較的限られているので
、大規模な閉込め区域の有効範囲には各検出装置１７に
内蔵の中継器３３を備える必要がある。これらの中継器
３３は他の検出装置１７からのＲＦ送信を受信する８３
に構成されている。

また、検出装置１７の距離範囲にある中継器３３はその
検出装置１７から送信されてくる信号を受信し、受信さ
れた送信信号を再送信即ち中継する。

この中継された信号は他の検出装置１７によって検出さ
れ、最後には電動・濾過装置１３によって検出される。

携帯式送信装置３５が設けられているので、送信機２３
の周波数と同一周波数で信号を送信することができる。

これらの可搬式装置は操作員によって運ばれる。火災が
発見されても未だその状態が検出装置１７によって検出
されていなければ、操作員は可窩式装置を用いて、コー
ド化ＲＦ信号を電動・濾過装置１３の受信機に送信する
ことができる。即ち、例えば、操作員が建造物の外に居
て、火災が発生したことに気付けば、操作員は従来のガ
レージ・ドア・オープナに類似の押し釦を押圧すること
により、閉込め区域１内に配置された電動・濾過装置１
３が受信するようにＲＦ倍信号送信することができる。

携帯式送信機３５はまた、電動・濾過装置１３の作動を
チエツクする手段を提供する。

本発明の電動・濾過装置１３は、米国特許第４．６０４
，１１１号に記載されている型式の従来の電動・濾過装
置と多くの同一特性を共有している。第２図に示すよう
に、電動・濾過装置１３は、典型的にはホイール３７上
に取り付けられた可搬装置であり、前置濾過器３９のよ
うな濾過媒体と高効率微粒子濾過器（ＨＥＰＡ濾過器）
４１とを備えている。装置１３のケーシング内には電動
機４５によって作動できるファン即ち送風機４３が配設
されており、装置１３の吸気口４７を通して汚染空気を
引き込むように機能する。また、引き込まれた空気は前
置濾過器３９とＨＥＰＡ濾過器４１とによって濾過され
て、装置１３の排気口４９を通して排気される。排気口
４９には、閉込め区域１の壁部を通してこの閉込め区域
１の外側へつながっている適切なダクト・ワーク（第１
図に図示）を接続することができる。このため、電動・
濾過装置１３は比較的高い容積の空気を移動させて、閉
込め区域１を通してこの空気を濾過し、しかもこの濾過
された空気を閉込め区域１の外部区域へ排気することが
できる。

本発明を構成する電動・濾過装置１３の変更態様は受信
機５１を備えている。この受信機５１は、遠隔検出装置
１７の遠隔送信機２３によって送信される高周波信号を
受信するように構成されている。受信機５１が検出装置
１７（又は携帯式送信機３５）から送信されてくる火災
警報信号を受信すると、受信機５１に内蔵された固体リ
レー又は固体スイッチが閉成して、論理１即ちハイ状態
信号を電動・濾過装置１３に内蔵された制御装置５３に
供給する（制御装置５３は以下において説明される。）
。受信機５１に内蔵される固体リレー又は固体スイッチ
は、送信信号が所定時間の間保持されるという条件で、
ＲＦ送信信号を受信した後、所定時間閉成する時間遅れ
スイッチであってよい。制御装置５３にはまた、遠隔検
出装置１７から伝送線即ち伝送ケーブル３１が接続され
ている。前述のように、論理１、即ちハイ状態の火災警
報信号が伝送線即ち伝送ケーブル３１を通して伝送され
て、制御装置５３に供給される。

制御装置５３はボックスの中に収容されている。

またこのボックスの前向は装置１３の脇部にある制御パ
ネル５５を構成している。制御パネル５５はメツセージ
を表示する表示装置５７と、１桑作員が情報を入力する
キー・パッド５９と、ケーブル６２が接続されるように
構成されて制御装置５３と送風機用モータ４５の双方に
電力をを供給するプラグ引き出し口６１とを備えている
。ｌｒ＋Ｊ　＜卸パネル５５にはまた、検出装置１７に
関連して述べたものと同様の温度センサ又は温度上昇率
センサで構成し得る感熱センサ６３が設けられている。

このセンサ６３は装置１３の内部方向に向けて配置され
、ＨＥＰＡ濾過器４１に隣接して空気流内に置かれるよ
うになっており、装置１３内の加熱状態を検出する。こ
の代わりに、センサ６３を装置１３の外部方向に向けて
配置し、装置１３の回りの周囲温度を検出するようにも
できる。いずれにしても、温度が特定値を超えて上昇し
たり、或いは、上昇率センサの場合、温度が特定比率で
上昇すれば、下述するような方法で、論理１信号即ちハ
イ状態信号が制御装置５３に供給される。

第３図は電動・濾過装置１３を制御する制御装置５３を
示している。図示のように、電子制御装置は、ジログ　
ゼット８０　（Ｚｉｌｏｇ　Ｚ８０）プロセッサのよう
な中央処理装置（ＣＰＵ）１００を備えている。このＣ
ＰＵ１００は従来のデータ／アドレス・バス１０２を介
して、下述する種々の入出力要素に接続されている。プ
ログラム命令を提供し、種々の所定のシステム値を格納
した読み出し専用メモリ　（ＲＯＭ）１０４が、データ
／アドレス・バス１０２を介してＣＰＵ１００につなが
れている。この読み出し専用メモリ１０４は記憶容量が
１６ＫＸ８ビツトのメモリで構成することができる。ま
たＣＰＵＩ　ＯＯには、バス１０２を介して、８に×８
ビットの記憶容量を有する蓄電池付勢式等速呼出しメモ
リ　（ＲＡＭ）１０６のような等速呼出しメモリがつな
がれている。

表示装置５７はバス１０２に接続されている。

この種表示装置は、視覚読み取り用に英数字を表示する
英数字プラズマ表示装置で構成できる。ＣＰＵ１００は
プログラム命令に従って表示装置５７に種々のメツセー
ジを表示させる。

バス１０２にはまた、キー・パッド５９が接続されてい
る。このキー・パッド５９は、ＣＰＵ１００に読み取ら
れる入力情報を提供する複数のキー・パッド式スイッチ
（図示せず）を備えている。

バス１０２にはまた、直列入出力制御器（ＳｌＯ）１０
８が接続されている。この直列入出力制御器１０Ｂはデ
ータ／アドレス・バス１０２を介してデータを直列出力
に変換する。また、この直列出力はマルチプレクサ１１
０を介して中央プロセッサ即ち中央制御装置（図示せず
）へ供給され得る。即ち、各電動・濾過装置１３は中央
制御装置によって容易に制御される。例えば、電動・濾
過装置１３の何れかによって警報又は運転停止状態が検
出されると、５ＩＯ１０８とマルチプレクサ１１０とを
介して信号が中央制御装置へと供給される。このため中
央制御装置の操作員は、最後に依然として作動状態にあ
る他の電動・濾過装置１３と通信を交わして運転を停止
させることができる。この操作はまた、中央制御装置に
よって自動的に行うようにすることができるのは勿論で
ある。

制御回路５３は論理回路１１２を備えている。

この論理回路１１２は、電動・濾過装置１７に内蔵の受
信機５１によって受信された警報状態を示す信号、又は
伝送線３１を介して遠隔火災状態検出装置１７から直接
伝送されてくる警報信号を受信する入力端子１１４を有
している。下述するように、この論理回路１１２は伝送
線１１４を介して伝送される論理的ハイ状態信号即ち論
理的１状態信号が警報状態を示すように設計されている
。

論理回路１１２はまた、電動・濾過装置１３のキャビネ
ット上又はキャビネット内に取り付けられた感熱センサ
６３からめ信号と伝送線１１６を介して受信する。高温
又は高上昇率が感熱センサ６３によって検出されるとき
、論理的Ｉ状態信号即ちハイ状態信号が送信線１１６を
介して供給される。論理回路１１２の入力端子にはまた
、伝送線１１８を介する遠隔使用可能信号と、伝送線１
２０を介する加熱使用可能信号とが入力される。

下述するように、これらの信号が供給されると、論理回
路１１２は、遠隔検出装置１７から出力された伝送線１
１４上の信号（受信機５１又は伝送線３１の何れかを介
した信号）又は感熱センサ６３から出力された伝送線１
１６上の信号の双方とも受信することができる。

論理回路１１２が警報状態を検出すると、論理０即ちロ
ー状態信号が論理出力端子１２２と、入カラフチ１２４
とを介してデータ／アドレス・バス１０２に供給される
。この信号がデータ／アドレス・バス１０２に供給され
ると、ＣＰＵＩ　００は中断する。このとき、ＣＰＵ１
００はＲＯＭ１０４に格納されているプログラム命令に
よって警報状態を検出する。次にＣＰＵ１００は出力ラ
ッチ１２６に命令を書き込む。次いで出力ラッチ１２６
は、従来の光学的断路器で構成されているオプト・カッ
プラ１２８につながれる。オプト・カップラ１２８は送
風機用モータ４５のスイッチ又はリレー１３０に接続さ
れる。そしてリレー１３０が開成して、送風機用モータ
４５への給電は全て遮断される。ごれと同時に、装置１
３のケーシング内に取り付けられている音響警報装置１
３２が付勢されて、音響警報信号を発する。

オプト・カップラ１２８はまた、遠隔使用可能信号及び
加熱使用可能信号をそれぞれ論理回路１１２に供給する
出力線１１８及び１２０を備えている。正常動作時には
、本装置は論理的ハイ、即ち１の状態信号が出力線１１
８及び１２０に供給されるようにプログラムされている
。これらの信号の供給により、感熱センサ６３の検出と
、受信機５１の受信と、伝送線３１を介した入力の供給
が可能となる。感熱センサ６３又は受信機５１（又はケ
ーブル３１）の機能を無効にしたければ、操作員はキー
・パッド５９によってこの種無効情報を入力する。無効
情報がＣＰＵ１００によって読み取られると、ラッチ１
２６及びオプト・カップラ１２８を介して出力線１１８
及び１２０にそれぞれ論理Ｏ即ちロー状態信号が供給さ
れる。

第４図は論理回路１１２を示している。ＡＮＤゲート１
３４には２つの入力端子が設けられており、一方には伝
送線１１４がまた他方には伝送線１１８がそれぞれ接続
されている。ＡＮＤゲート１３６にもまた伝送線１１６
及び１２０からの信号を受ける２つの入力端子が設けら
れている。双方の検出装置が使用可能であるときの正常
動作の場合であるが、伝送線１１８及び１２０がノ１イ
状態であれば、受信機５１によって警報状態が検出され
るか、又は遠隔検出器１７によって警報状態が検出され
てケーブル３１がアクティブになると、信号が伝送線１
１４を介して送給される。ＡＮＤゲート１３４の出力は
このためハイであり、この信号がＮＯＲゲート１３８の
入力端子に供給される。ＮＯＲゲート１３８の出力はこ
のため警報状態を示す論理Ｏとなる。同様にして、伝送
線１１６を介した感熱センサ６３からの論理的ハイの状
態信号が検出されると、加熱使用可能入力は論理１状態
となり、ＡＮＤゲート１３６が使用可能となる。そして
、ＡＮＤゲート１３６の出力がＮＯＲゲート１３８の入
力端子に供給されて、論理Ｏ信号が伝送線１２２を介し
て入力ラッチ１２４に供給される。このように、ＡＮＤ
ゲート１３４．１３６の何れかの出力が論理１になると
、入力ラッチ１２４を介してデータ／アドレス・バス１
０２に論理Ｏの警報信号が供給されることとなる。

例として、遠隔検出装置及び局所加熱検出装置の双方が
使用可能であると仮定する。即ち、論理的ハイの状態信
号が伝送線１１８及び１２０に供給されるとすれば、操
作員がキー・パッド５９を操作して変更しない限り、「
正常」状態であると検出される。遠隔検出装置１７が火
災警報信号を送信すれば、この警報信号は受信機５１又
は伝送線３Ｉの何れかによって論理回路１１２に供給さ
れる。また、論理回路１１２はこの警報信号を受けると
、出力端子１２２を介してロー状態信号を送出する。こ
の論理信号は入力ラッチ１２４を介し、警報即ち運転停
止を示すものにしてＣＰＵ１００によって読み取られる
。電動・濾過装置１３に取り付けられている感熱センサ
６３が付勢されると、論理回路１１２はまた伝送線１２
２を介して、ＣＰＵ１００によって読み取られる論理的
ローの状態信号を送出する。そのときプログラムは割り
込まれ、ＣＰＵ１００は入力ラッチ１２４を介して警報
状態が現存していることを読み取り、オプト・カップラ
１２８及びラッチ１２６を介してモータ用リレー１３０
の動作を停止する。更に、音響警報装置１３２が付勢さ
れる。また更に、ＣＰＵ１００は表示装置５７に指令を
発して、警報状態が現存していることを表わすメツセー
ジを視覚的に表示させる。ＣＰＵ１００はまた、５ＴＯ
１０８及びマルチプレクサ１１０を介して中央処理装置
に指令を発することができる。これにより中央処理装置
は、自動作動又は本装置の操作員による操作の何れかに
よって、他の電動・濾過装置１３を消勢することができ
る。モータ用リレー１３０が一度停止されると、キー・
バッド５９を介して手動で情報入力することによって装
置を再付勢することができる。

前述の装置は、制御回路が装置内に組み込まれた電動・
濾過装置に関するものである。しかしながら、普通の従
来型式の電動・濾過装置を、第５図に示すような分離制
′４ｎ装Ｗ２００を用い遠隔火災状態検出装置１７によ
って操作可能となるように構成することができる。この
制御装置２００は交流用の引き込れプラグ２０４と引き
出しプラグ２０６とを有するハウジング２０２を備えて
いる。

引き込みプラグ２０４はケーブルを介して交流引き出し
口に接続されるように構成されている。これに対し、引
き出しプラグ２０６はケーブルを介して、プラグ６１の
ような従来の電動・濾過装置の電力引き込みプラグに容
易に接続することができる。スイッチ又はリレー２０８
は、引き込れプラグ２０４を引き出しプラグ２０６に接
続している線路の途中に設けられている。例えば固体リ
レーで構成できるこのスイッチ又はリレー２０８は正規
には閉成している。警報状態が検出されると、リレー又
はスイッチ２０８は開成し、このため電動・濾過装置に
対する給電は全て遮断される。

制御装置２００は、前述した受信機５１、感熱センサ６
３及び制御装置５３にそれぞれ類似した受信機５１ａ、
感熱センサ６３ａ及び制御装置５３ａを備えている。遠
隔火災状態検出装置１７から引き出されている伝送線３
１が制御装置５３ａに接続されている。このため、受信
［５１ａが警報状態を検出すると、制御装置５３ａはス
イッチ２０８（第３図に関して述べたような、モータ用
リレー１３０の代替）を付勢して同スイッチ２０８を開
成し、これにより電動・濾ｊ１１５装置への給電を全て
遮断する。同様にして、制御装置２００に取り付けられ
た感熱センサ６３ａが高温又は高温度上昇率を検出する
と、この感熱センサ６３ａは制御装置５３ａを付勢する
。このとき、制御装置５３ａはまたスイッチ２０８を開
成する。この制御装置５３ａはまた、伝送線３１を介し
て受信される信号の制御に基いて作動する。制御装置５
３ａはマイクロプロセッサ制御を必要とせず、このため
第３図に示すような制御装置５３と同じである必要がな
いことは明らかである。例えば、この制御装置５３ａは
、受信機５１ａ、伝送線３１、又は感熱センサ６３ａか
らの付勢信号に応答して、スイッチ又はリレー２０８を
開成する電子式ランチ回路により構成することができる
。

制御装置２００はまた、第３図に関して述べたようなキ
ー・パッド５９に類似したキー・バンド又は他の類似の
スイッチ５９ａを備えることができる。同様にして、制
御装置２００は警報状態が検出されたときに付勢される
音響警報装置１３２ａと視覚的警報装置即ち表示装置５
７ａとを備えている。このため、従来の電動・濾過装置
の交流引き込みプラグにこの制御装置２００を簡単に差
し込むことによって、従来の電動・濾過装置を経済的に
使用に供するようにすることができる。

以上、本発明について説明したが、多くの変更や修正は
、特許請求の範囲の諸項の範囲で定められた本発明の精
神から逸脱することなく、当業者に了承される。

〔発明の効果〕

以上、説明したように、本発明によれば、火災状態の検
出時に火災警報信号を生成し、この警報信号を無線式、
有線式等で電動・濾過装置に関連した、例えば受信機に
送信して、この装置の送風機用モータを停止させるよう
にしているので、閉込め区域の中又はその付近に発生し
た火災の拡がりを最小限にすることができ、このため電
動・濾過装置に関する有効な火災状態の検出及び有効な
駆動制御を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の火災状態検出装置が配置された閉込め
区域／除染室を示す平面図、第２図は火災状態検出装置
及び電動・濾過装置を示す。本発明の火災状態検出・制
御装置の概略図、第３図は電動・濾過装置の電気制御装
置を示す概略なブロック図、第４図は第３図の論理回路
要素を示す回路図、第５図は従来の電動・濾過装置を使
用に供するための制御ボックスを示す概略図である。 １；閉込め区域、　３；除染室、　　１３：電動・濾過
装置、　　１７；火災状態検出器、　１９．２１ｉセン
サ、　２３１無線周波送信機、　３５；携帯式送信装置
、　３９；前置濾過器、　４１；　ＨＥＰＡ濾過器、　
４３；送風機、　４５；送風機用モータ、　　４７；吸
気口、　　４９；排気口、５１．５１ａ；受信機、　５
３．５３ａ；制御装置、　２００．分離制御装置、　２
０４；交流用引き込れプラグ、　２０６；交流用引き出
しプラグ、　　２０８；スイッチ又はリレー 手続補正書（方式） ６３．１２．２１゜ １、事件の表示　　　昭和６３年特許願第２０１７８４
号２、発明の名称　　　電動・ろ過装置用の火災状態検
出・制御装置 ３、補正をする者 事件との関係　　出願人 名称クパック　インコーホレーテッド ４、代理人 ５、補正命令の日付　　昭和６３年１１月２９日願書に
最初に添付した明細書及び図面の浄書（内容に変更なし
）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、実質的に密閉された閉込め区域と、少なくとも１つ
   の気動・濾過装置とを備え、前記閉込め区域内での気動
   及び濾過に関連して前記気動・濾過装置に設けられた送
   風機用モータを有して、空中浮遊アスベスト繊維状粒子
   のような粒状物質の空中汚染を制御する装置において、 煙又は加熱のような火災の特徴を検出する火災状態検出
   手段と、 前記火災状態検出手段の起動時に火災警報信号を送信す
   る送信手段と、 前記気動・濾過装置に関連し、前記火災警報信号を受信
   する遠隔受信手段と、 前記受信手段による前記火災警報信号の受信時に前記気
   動・濾過装置の前記送風機用モータの作動を無効にする
   制御手段と、を含む火災状態検出・制御装置を具備した
   ことを特徴とする装置。 ２、前記送信手段が高周波信号を無線送信する手段を備
   えている請求項１に記載の装置。 ３、前記送信手段が伝送線を通して前記火災警報信号を
   送信する手段を備えている請求項１に記載の装置。 ４、各前記気動・濾過装置にに関連した熱検出手段を更
   に具備して、温度のような加熱特徴を検出し、この加熱
   特徴が検出されたとき加熱警報信号を発生し、しかも前
   記制御手段がこの加熱警報信号に感応して前記気動・濾
   過装置の前記送風機用モータの作動を無効にしてなる請
   求項１に記載の装置。 ５、可搬の手動制御式送信手段を更に具備して、前記火
   災警報信号を送信してなる請求項１に記載の装置。 ６、前記火災状態検出手段が前記閉込め区域内での火災
   状態の検出時に起動される音響警報手段を備えている請
   求項１に記載の装置。 ７、前記送信手段が遅延手段を備えて、前記火災状態検
   出手段が起動してから所定時間の間前記火災警報信号の
   送信を遅延してなる請求項１に記載の装置。 ８、ハウジングと、このハウジングに関連し煙又は加熱
   のような火災を示す状態を検出する火災状態検出手段と
   、前記ハウジングに関連し前記火災状態検出手段が起動
   してから火災警報信号を送信する送信手段とを備えた火
   災状態検出装置と、 吸気口及び排気口を有するハウジングと、前記吸気口を
   通して引き込まれた空気を濾過する前記ハウジング内に
   設けられた濾過手段と、前記吸気口及び前記濾過手段を
   通して空気を引き込み、濾過された空気を前記排気口を
   通して排気する送風機手段と、前記火災警報信号を受信
   する受信手段と、前記火災警報信号の受信時に前記送風
   機手段の作動を無効にする制御手段とを備えた遠隔気動
   ・濾過装置と、を具備してなる気動・濾過装置用の火災
   状態検出・制御装置。 ９、前記遠隔気動・濾過装置が温度検出手段を更に備え
   て、異常温度状態を検出し、この検出時に前記制御手段
   を起動してなる請求項８に記載の装置。 １０、前記遠隔気動・濾過装置が手動式入力手段を更に
   備えて、前記受信手段及び前記温度検出手段を選択的に
   無効にしてなる請求項９に記載の装置。 １１、前記遠隔気動・濾過装置が音響警報手段を更に備
   えて、前記送風機手段の無効時に音響警報を発してなる
   請求項８に記載の装置。 １２、前記制御手段が前記送風機手段と接続されたスイ
   ッチ手段を備えて、このスイッチ手段は前記火災警報信
   号の受信時に前記送風機手段への給電を遮断するように
   機能してなる請求項８に記載の装置。 １３、前記送信手段が前記火災警報信号を無線送信する
   手段を備えている請求項８に記載の装置。 １４、前記送信手段が前記遠隔気動・濾過装置と接続さ
   れた伝送線を通して前記火災警報信号を送信する手段を
   備えている請求項８に記載の装置。 １５、前記遠隔気動・濾過装置が実質的に密閉された閉
   込め区域内に配置されて、空中浮遊アスベスト繊維状粒
   子のような粒状物質の空中汚染を制御してなる請求項８
   に記載の装置。 １６、電気的に動力が供給される送風機用モータを有す
   る気動・濾過装置用の火災状態検出・制御装置において
   、 煙又は加熱のような火災の特徴を検出する火災状態検出
   手段と、この火災状態検出手段が起動してから火災警報
   信号を送信する送信手段とを備えた火災状態検出装置と
   、 電力源からの給電を受ける電気的引き込み手段と、この
   電気的引き込み手段から引き出し口へ電力を供給し、気
   動・濾過装置と接続されるように構成された電気的引き
   出し手段と、前記引き込み手段と前記引き出し手段との
   間の電気的経路を遮断するスイッチ手段と、前記火災警
   報信号を受信する受信手段と、この受信手段による前記
   火災警報信号の受信時に前記スイッチ手段を起動して、
   前記引き込み手段と前記引き出し手段との間の前記電気
   的経路を遮断するようになす制御手段とを備えた制御装
   置と、を具備したことを特徴とする気動・濾過装置用の
   火災状態検出・制御装置。 １７、前記送信手段が前記火災警報信号を無線送信する
   手段を備えている請求項１６に記載の装置。 １８、前記送信手段が前記制御装置の前記受信手段と接
   続された伝送線を通して前記火災警報信号を送信する手
   段を備えている請求項１６に記載の装置。 １９、現存する建造物からアスベスト物質を除去する条
   件を設定する装置において、 前記アスベスト物質が除去される建造物内に設けられた
   実質的に密閉された閉込め区域と、前記閉込め区域内の
   高容積の空気を移動させて濾過する少なくとも１つの気
   動・濾過装置と、煙又は加熱のような火災の特徴を検出
   し、火災状態の検出時に前記気動・濾過装置の作動を無
   効にして、前記閉込め区域内の高容積の空気の移動を中
   止するようになす火災状態検出・制御装置と、を具備し
   たことを特徴とする装置。 ２０、前記気動・濾過装置は空気から空中浮遊アスベス
   ト汚染物質を濾過してなる請求項１９に記載の装置。 ２１、前記火災状態検出・制御装置は前記閉込め区域内
   に配置されてなる請求項１９に記載の装置。 ２２、前記火災状態検出・制御装置が前記気動・濾過装
   置へ無効信号を送信する無線式送信手段を備えている請
   求項１９に記載の装置。 ２３、前記火災状態検出・制御装置が前記気動・濾過装
   置と接続された伝送線を備えている請求項１９に記載の
   装置。