JPH1164415A - 電力ケーブルの蓄積空間電荷分布測定方法 - Google Patents

電力ケーブルの蓄積空間電荷分布測定方法

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JPH1164415A
JPH1164415A JP9229050A JP22905097A JPH1164415A JP H1164415 A JPH1164415 A JP H1164415A JP 9229050 A JP9229050 A JP 9229050A JP 22905097 A JP22905097 A JP 22905097A JP H1164415 A JPH1164415 A JP H1164415A
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JP
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space charge
measuring
charge distribution
measurement
power cable
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JP9229050A
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Yoshinao Murata
義直 村田
Terushi Katagai
昭史 片貝
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空間電荷測定系を昇温させることなく、か
つ、昇温装置を蓄積空間電荷分布測定部に非接触にして
昇温ならびに温度制御が行える電力ケーブルの蓄積空間
電荷分布測定方法を提供する。 【解決手段】 電力ケーブル1の外部半導電層4の2ヵ
所を露出させ、この露出部間の遮蔽層5の表面に圧電素
子8を装着した測定電極6を接触させる。露出させた外
部半導電層4及び測定電極6の装着部を含む蓄積空間電
荷分布測定部に赤外線照射装置17により赤外線を照射
して、測定部を加熱する。接地された遮蔽層5と外部半
導電層4との間に、パルス発生装置15によりパルス電
圧を印加し、その際に生じる発生弾性波を圧電素子8に
よって検出し、空間電荷分布を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力ケーブルの蓄
積空間電荷分布測定方法に関するものであり、特に、高
温下で測定を行う電力ケーブルの蓄積空間電荷分布測定
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、架橋ポリエチレンケーブル(C
Vケーブル)は給油設備を必要とせず、メンテナンスや
防災性において有利であることが知られている。しか
し、CVケーブルは絶縁体中に蓄積する空間電荷の量が
交流の場合に比べて直流では大きいとされており、この
空間電荷の挙動を解明する必要がある。このための空間
電荷測定方法は、特開平5−196673号公報に示さ
れるように、電力ケーブルの最外部の接地金属遮蔽層中
に絶縁された短尺の非接地遮蔽層を形成し、この短尺の
接地金属遮蔽層間に測定用電源電圧を印加してケーブル
心線に電圧を印加することなく発生弾性波を発生させ、
これを非接地遮蔽層表面に取り付けた圧電素子により検
出して空間電荷を測定している。更に、空間電荷の挙動
は温度に影響されるため、ケーブルを外部から加熱して
直流電圧印加時の空間電荷挙動を観測することも提案さ
れている。
【0003】図5はケーブル絶縁体中の蓄積空間電荷分
布を測定するための従来方法(パルス静電応力法)に対
応した測定システムを示す。この測定システムにおい
て、電力ケーブル1は、中心に配設された導体2、この
導体2を被覆する絶縁体3(内部半導電層は省略す
る)、この絶縁体3の表面を覆う外部半導電層4、この
外部半導電層4を被覆する遮蔽層5、この遮蔽層5を被
覆するシース(図示せず)等を備えて構成されている。
このような電力ケーブルにおいて、遮蔽層5の一部を残
し、その両側の外部半導電層4が所定幅にわたって露出
するように加工されている。残された遮蔽層5には測定
電極6が装着され、露出させた外部半導電層4の各々の
近傍の遮蔽層5にはヒータ7が装着されている。
【0004】測定電極6の表面には圧電素子8が装着さ
れ、この圧電素子8には増幅器9が接続され、この増幅
器9には電気−光変換器10が接続されている。測定電
極6、圧電素子8、増幅器9及び電気−光変換器10
は、ノイズ等の影響を避けるため、金属容器11に収納
されている。電気−光変換器10には光ファイバ12、
光−電気変換器13及びオシロスコープ14が順次接続
されている。更に、大地16に接地された遮蔽層5と測
定電極6の間には、パルス発生装置15が接続されてい
る。
【0005】図5において、測定を行う場合、パルス発
生装置15により遮蔽層5と測定電極6の間に測定用電
圧としてのパルス電圧を印加し、このパルス電圧に基づ
いて絶縁層の蓄積空間電荷により生じる発生弾性波を圧
電素子8により検出する。このように、導体2に電圧を
印加することなく発生弾性波を生じさせることができ
る。検出された発生弾性波は増幅器9で増幅された後、
電気−光変換器10により光信号に変換され、光ファイ
バ12を通して光−電気変換器13に伝送され、この光
−電気変換器13により光−電変換が行われる。電気信
号に変換された測定出力は、オシロスコープ14により
観測される。
【0006】ところで、測定電極6の周辺は、測定系
(測定電極6〜電気−光変換器10による構成)の構造
上、ケーブル表面に直接接触させた状態でヒータ7を取
り付けることができない。また、パルス静電応力法の測
定原理上、測定電極6および露出させた外部半導電層4
にヒータ7を取り付けると、空間電荷測定信号が検出で
きなくなるといった問題が生じる。
【0007】そこで、図5に示すように、空間電荷測定
部の両脇のケーブルをヒータ7によって加熱し、導体2
の熱伝導を利用して空間電荷測定部の温度上昇を図って
いる。また、別の方法として、上記した方法と導体通電
を併用する場合もある。更に、空間電荷測定部の全体を
高温層中に設置し、ケーブル試料と測定系を一括して高
温に加熱する方法もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電力ケ
ーブルの蓄積空間電荷分布測定方法によれば、蓄積空間
電荷分布測定部の両脇のケーブルを加熱しているが、蓄
積空間電荷分布測定部の保温は行われていないため、両
脇のケーブル部分に比べて温度が低くなるという問題が
ある。例えば、前記測定部の両脇のケーブル部分の温度
を90℃に制御した場合、測定部温度は60℃程度にな
ってしまう。
【0009】蓄積空間電荷分布の測定は、直流電圧また
は交流電圧を印加した状態で実施するが、従来の温度制
御法では、測定部と両脇のケーブル部分に温度差がある
ため、両者の破壊電圧が異なり、この結果、空間電荷分
布測定部に比べ両脇のケーブル部分が低い電圧で破壊し
てしまい、目的の電圧までの測定が困難になる。また、
空間電荷分布測定結果とケーブルの破壊現象を関連付け
て解析する場合、ケーブル温度が長手方向で一様である
ときは、ケーブル絶縁体中の空間電荷蓄積の様子はケー
ブル長手方向で一様であると考え、蓄積空間電荷分布測
定部とケーブル破壊点が異なる場合でも、得られた測定
結果を破壊時の空間電荷分布と見なすことができる。し
かし、従来方法のように、蓄積空間電荷分布測定部とそ
の両脇のケーブルの温度が異なる場合、破壊電圧だけで
なく空間電荷分布も異なり、測定結果をケーブル長手方
向中の代表値として扱うことができなくなる。試料と測
定系を一括して恒温槽中で加熱する場合、測定系中の音
響センサ(=圧電素子8)、増幅器9等が温度特性を持
っているため、測定信号が非常に微弱になり、ノイズの
多い信号になる。従って、本発明の目的は、空間電荷測
定系を昇温させることなく、かつ、昇温装置を蓄積空間
電荷分布測定部に非接触にして昇温ならびに温度制御が
行える電力ケーブルの蓄積空間電荷分布測定方法を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、電力ケーブルの外部半導電層を所定の間
隔をおいて2つの部分で露出させ、この2つの外部半導
電層で挟まれる遮蔽層の表面に圧電素子を装着した測定
電極を接触させ、前記露出させた外部半導電層と接地さ
れた遮蔽層との間に測定用電圧を印加し、その際に生じ
る発生弾性波を前記圧電素子により検出する電力ケーブ
ルの蓄積空間電荷分布測定方法において、前記露出させ
た外部半導電層及び前記測定電極の装着部を含む蓄積空
間電荷分布測定部に赤外線を照射して加熱することを特
徴とする電力ケーブルの蓄積空間電荷分布測定方法を提
供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を基に説明する。図1は本発明の蓄積空間電荷分
布測定方法を実現する蓄積空間電荷分布測定システムの
概略構成を示す。測定試料である電力ケーブルは、中心
に配設された導体2、この導体2を被覆する絶縁体3、
この絶縁体3の表面を覆う外部半導電層4、この外部半
導電層4を被覆する遮蔽層5、この遮蔽層5を被覆する
シース等を備えて構成されている。ここでは、導体サイ
ズ1002 、絶縁厚さ3mmのCVケーブルを用いてい
る。測定電極6を装着するために遮蔽層5の一部を残
し、その両側の外部半導電層4を所定幅にわたって露出
させている。この露出させた外部半導電層4の各々の近
傍(両脇)の遮蔽層5には、ヒータ7が遊嵌状態で装着
されている。
【0012】測定電極6の反対側には、露出させた2箇
所の外部半導電層4及び該外部半導電層4で挟まれた遮
蔽層5に面して、所定の間隔を設けて赤外線照射装置1
7が配設されている。この赤外線照射装置17は蓄積空
間電荷分布測定部に赤外線18を照射し、前記蓄積空間
電荷分布測定部を昇温するために用いられる。赤外線1
8を蓄積空間電荷分布測定部に照射することにより、こ
の部には測定電極6以外の機器を取り付けることなく、
蓄積空間電荷分布測定部の温度制御が可能になる。蓄積
空間電荷分布測定部には、測定系以外に何も接触しない
ので、測定信号に影響を与えることがない。
【0013】測定電極6の表面には圧電素子8が装着さ
れ、この圧電素子8には増幅器9、電気−光変換器10
が順次接続されている。測定電極6、圧電素子8、増幅
器9及び電気−光変換器10より成る測定系は、金属容
器11に収納され、ノイズ等の影響を受けないようにし
ている。電気−光変換器10には光ファイバ12、光−
電気変換器13及びオシロスコープ14が順次接続され
ている。遮蔽層5は大地16に接地されており、この遮
蔽層5と測定電極6の間にはパルス発生装置15が接続
されている。更に、測定電極6には遮光板19が取り付
けられている。遮光板19は、前記測定系の各々に赤外
線照射装置17からの赤外線18が照射されるのを防止
し、これら部材の加熱によって測定結果に悪影響が出る
のを防止している。この結果、測定系そのものは加熱さ
れないので、測定信号が微弱になることはない。
【0014】図1において、蓄積空間電荷分布の測定を
行うには、ヒータ7及び赤外線照射装置17に通電し、
蓄積空間電荷分布測定部及び近傍の電力ケーブルを加熱
する。所望の温度に達した時点でパルス発生装置15及
び他の測定系をオンにする。パルス発生装置15から遮
蔽層5と測定電極6の間にパルス電圧が印加されること
により、絶縁層の蓄積空間電荷による発生弾性波が生じ
る。この発生弾性波は圧電素子8によって検出され、増
幅器9によって増幅の後、電気−光変換器10によって
光信号に変換される。電気−光変換器10の出力は、光
ファイバ12を通して光−電気変換器13に伝送され
る。光−電気変換器13で光−電変換された信号(測定
出力)は、オシロスコープ14に波形で表示される。
【0015】本発明者らは、蓄積空間電荷分布測定部及
びヒータ7の外嵌部における電力ケーブルの表面温度を
90℃になるようにヒータ7及び赤外線照射装置17を
温度制御し、空間電荷分布の測定を実施した。具体的に
は、ケーブル導体に100kVの負極性直流電圧を印加
し、60分課電した後の空間電荷分布を電圧印加状態の
基に測定した。こうして測定した測定部表面温度と測定
部両脇ケーブルの表面温度の測定結果(飽和値)を示し
たのが表1である。表1において、実施例1は本発明に
よる結果であり、比較例1は従来方法による結果を示
し、比較例2は実施例1の変形例を示している。また、
「測定部ケーブル表面温度」は外部半導電層4及びその
間の遮蔽層5における表面温度であり、「測定部脇ケー
ブル表面温度」はヒータ7が装着されている部の表面温
度である。
【表1】
【0016】本発明(実施例1)によれば、ヒータ7及
び赤外線照射装置17を適切に制御し、蓄積空間電荷分
布測定部を赤外線照射装置17で加熱し、同時に測定部
両脇のケーブルをヒータ7により加熱することで、蓄積
空間電荷分布測定部とその両脇のケーブルの温度を同一
にすることができる。表1に示すように、測定部ケーブ
ル表面温度と測定部脇ケーブル表面温度は共に90℃に
なっている。また、図3の空間電荷分布波形図に示され
るように、実施例1の空間電荷分布データは精度良く測
定されていることがわかる。また、ケーブル温度を長手
方向に均一にできるので、目的の電圧までの測定が可能
になる。更に、得られた測定結果をケーブル長手方向の
代表値として扱うことができる。
【0017】比較例1では、測定部ケーブル表面温度は
測定部脇ケーブル表面温度(90℃)より低い60℃で
ある。この比較例1における空間電荷分布測定結果を示
したのが図4である。図4と図3を比較してわかるよう
に、比較例1の空間電荷測定精度は実施例1と同様に良
好である。しかし、測定部ケーブル表面温度は測定部脇
ケーブル表面温度とが異なるため、破壊電圧及び空間電
荷分布も異なり、蓄積空間電荷分布測定部における測定
結果をケーブル長手方向中の代表値として扱うことがで
きないという課題は解決されない。また、目的の電圧ま
での測定も難しい。
【0018】比較例2は実施例1から遮光板を取り除い
た場合の測定結果である。この場合の空間電荷分布波形
図を示したのが図4であり、測定部ケーブル表面温度と
測定部脇ケーブル表面温度は共に実施例1と同様に90
℃になっている。しかし、遮光板19が設けられていな
いため、赤外線18で蓄積空間電荷分布測定部が加熱さ
れ、測定部ケーブル表面温度と測定部脇ケーブル表面温
度は、共に90℃になり、図4のように、空間電荷測定
データは微弱になり、ノイズが多くなっている。このよ
うに空間電荷測定信号が微弱になる原因は、圧電素子8
が温度特性を有しているために高温で出力信号が小さく
なること、及び、増幅器9が温度特性を有していること
にある。
【0019】表1の結果から明らかなように、本発明に
よれば、従来方法と同一の空間電荷測定精度を保持しつ
つ測定部の温度を高温にすることができ、かつ、ケーブ
ル温度を長手方向に均一にできることがわかる。
【0020】上記実施の形態においては、導体2に通電
を行わなかったが、本発明は導体2に電流を通電して導
体2を発熱させ、この発熱を利用するケーブル加熱法を
併用することも可能である。この方法によれば、導体温
度に比ベケーブル表面温度が低く、絶縁体の後方向に温
度分布を有する状態での高温空間電荷測定が可能にな
る。
【0021】また、本発明を用いて測定部のみを高温に
することも可能である。すなわち、図1に示した構成に
おいて、蓄積空間電荷分布測定部の両脇のヒータ7を使
用せず、蓄積空間電荷分布測定部に赤外線を照射するこ
とで、前記測定部のみを高温にすることができる。この
方法は、ケーブルの長手方向の温度は均一ではないが、
簡易的な方法としては有効である。
【0022】更に、上記実施の形態においては、電力ケ
ーブルとして架橋ポリエチレンケーブル(CVケーブ
ル)を例にしたが、本発明はCVケーブルに限定される
ものではなく、電力ケーブルに広く適用可能である。
【0023】また、オシロスコープ14に代えて、プリ
ンタを含む記録装置を用いることもできる。或いは、オ
シロスコープ14と記録装置を併用することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、露
出させた外部半導電層及び測定電極の装着部を含む蓄積
空間電荷分布測定部に赤外線を照射して加熱するように
したので、蓄積空間電荷分布測定部に加熱のための装置
を取り付ける必要がないほか、ケーブル温度を長手方向
に均一にすることができる。そして、遮光板を設けれ
ば、測定系の温度上昇がないことから、空間電荷の測定
精度を従来と同一の精度を保持しながら蓄積空間電荷分
布測定部を高温に加熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓄積空間電荷分布測定方法を実現する
蓄積空間電荷分布測定システムの概略構成を示す概略を
示す構成図である。
【図2】本発明にかかる実施例を測定して得た空間電荷
分布波形図である。
【図3】本発明を実証する為の比較例1を測定して得た
空間電荷分布波形図である。
【図4】従来方法による比較例2を測定して得た空間電
荷分布波形図である。
【図5】ケーブル絶縁体中の蓄積空間電荷分布を測定す
るための従来方法に対応した測定システムの構成図であ
る。
【符号の説明】
1,電力ケーブル 2,導体 3,絶縁体 4,外部半導電層 5,遮蔽層 6,測定電極 7,ヒータ 8,圧電素子 9,増幅器 10,電気−光変換器 11,金属容器 13,光−電気変換器 14,オシロスコープ 15,パルス発生装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力ケーブルの外部半導電層を所定の間
    隔をおいて2つの部分で露出させ、この2つの外部半導
    電層で挟まれる遮蔽層の表面に圧電素子を装着した測定
    電極を接触させ、前記露出させた外部半導電層と接地さ
    れた遮蔽層との間に測定用電圧を印加し、その際に生じ
    る発生弾性波を前記圧電素子により検出する電力ケーブ
    ルの蓄積空間電荷分布測定方法において、 前記露出させた外部半導電層及び前記測定電極の装着部
    を含む蓄積空間電荷分布測定部に赤外線を照射して加熱
    することを特徴とする電力ケーブルの蓄積空間電荷分布
    測定方法。
  2. 【請求項2】 前記赤外線の照射による加熱は、前記圧
    電素子及び該圧電素子の出力を増幅する増幅器に赤外線
    が到達しないようにする遮光板を配置して行うことを特
    徴とする請求項1記載の電力ケーブルの蓄積空間電荷分
    布測定方法。
  3. 【請求項3】 前記赤外線の照射による加熱に加え、前
    記蓄積空間電荷分布測定部の両脇の前記電力ケーブルを
    ヒータにより加熱することを特徴とする請求項1記載の
    電力ケーブルの蓄積空間電荷分布測定方法。
  4. 【請求項4】 前記赤外線の照射による加熱に加え、前
    記電力ケーブルの導体に通電を行って加熱することを特
    徴とする請求項1記載の電力ケーブルの蓄積空間電荷分
    布測定方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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