JP2003144407A - 皮膚の複素インピーダンス軌跡の測定方法及びその装置 - Google Patents

皮膚の複素インピーダンス軌跡の測定方法及びその装置

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JP2003144407A JP2001347751A JP2001347751A JP2003144407A JP 2003144407 A JP2003144407 A JP 2003144407A JP 2001347751 A JP2001347751 A JP 2001347751A JP 2001347751 A JP2001347751 A JP 2001347751A JP 2003144407 A JP2003144407 A JP 2003144407A
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望 星宮
Shigeo Oba
茂男 大庭
Taketomo Fukumoto
剛智 福元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚の複素インピーダンス軌跡を精度良く、
高い時間分解能で測定可能な皮膚の複素インピーダンス
軌跡の測定方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 皮膚の複素インピーダンス軌跡の測定装
置において、電子制御装置11と、この電子制御装置1
1に搭載されたD/A変換器12と、このD/A変換器
12から発生させたフーリエ級数状の電圧を所望の電流
値に対応する電圧に変化させる減衰器13と、この減衰
器13から出力される電圧を電流に変換する電圧−電流
変換器14と、この電圧−電流変換器14によって変換
した電流を皮膚1に通電する電極2と、この電極2から
の通電によって皮膚1に生じた電圧を入力する差動増幅
器18とを備え、この差動増幅器18からの出力に基づ
いて前記電子制御装置11により皮膚の複素インピーダ
ンス軌跡を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚の複素インピ
ーダンス軌跡の測定方法及びその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】皮膚の複素インピーダンス軌跡を得るに
は、希望する複数の周波数におけるインピーダンスを測
定する必要がある。一般に、ロックインアンプやインピ
ーダンスアナライザなどを用いた場合、測定精度は非常
に良いが、希望する周波数を掃引しなければならず、時
間分解能が制限される。ストレスや鍼刺激の効果を評価
する際には比較的急峻な変動に着目するため、高時間分
解能での測定が必要となってくる。
【0003】また、急峻な変動に着目しない場合であっ
ても、信頼性のある測定を行うためには、皮膚インピー
ダンスに電流(電圧)依存性が認められるか否かを調
べ、適切な測定電流(電圧)値を決定する必要がある。
その際にも、高時間分解能での測定が要求される。
【0004】これまで、皮膚の複素インピーダンス軌跡
を高い時間分解能で測定可能な方法として提案されてい
るのは、皮膚のステップ応答を利用した方法と疑似イン
パルス応答を利用した方法のみである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の測定方法では、0.1秒程度の時間分解能は得
られるが、測定対象によっては十分な時間分解能が実現
できない場合がある。さらに、ステップ応答を利用した
方法では、ステップ応答に含まれる高周波成分の信号の
大きさが低周波領域のものと比べると極端に小さいた
め、特に500Hz以上の周波数においては測定精度が
悪く、インピーダンス軌跡は複素平面上で理想的な円弧
にならない場合があった。
【0006】これまで、高周波領域において測定精度が
悪化せず、測定対象によって時間分解能が制限されない
皮膚の複素インピーダンス軌跡の高時間分解能測定方法
はなかった。
【0007】本発明では、上記状況に鑑みて、皮膚の複
素インピーダンス軌跡を精度良く、高い時間分解能で測
定可能な皮膚の複素インピーダンス軌跡の測定方法及び
その装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕皮膚の複素インピーダンス軌跡の測定方法におい
て、皮膚に通電したフーリエ級数状の微弱な交流電流の
周波数依存性と、この通電によって皮膚に生じたフーリ
エ級数状の電圧の周波数依存性に基づいて、皮膚インピ
ーダンスの周波数依存性を示す皮膚の複素インピーダン
ス軌跡を一定時間毎に測定することを特徴とする。
【0009】〔2〕皮膚の複素インピーダンス軌跡の測
定方法において、電子制御装置に搭載されたD/A変換
器から発生させたフーリエ級数状の電圧を減衰器により
所望の電流値に対応する電圧に変化させ、電圧−電流変
換器によって変換した電流を皮膚に通電し、この通電に
よって皮膚に生じた電圧を差動増幅器により測定するこ
とを特徴とする。
【0010】〔3〕上記〔2〕記載の皮膚の複素インピ
ーダンス軌跡の測定方法において、前記差動増幅器より
の電気量をプログラマブル・ゲインアンプにより増幅す
ることを特徴とする。
【0011】〔4〕上記〔2〕記載の皮膚の複素インピ
ーダンス軌跡の測定方法において、前記減衰器からの減
衰率、前記プログラマブル・ゲインアンプからの増幅率
は電子制御装置に搭載されたディジタルI/O装置から
の信号により制御可能にすることを特徴とする。
【0012】〔5〕皮膚の複素インピーダンス軌跡の測
定装置において、電子制御装置と、この電子制御装置に
搭載されたD/A変換器と、このD/A変換器から発生
させたフーリエ級数状の電圧を所望の電流値に対応する
電圧に変化させる減衰器と、この減衰器から出力される
電圧を電流に変換する電圧−電流変換器と、この電圧−
電流変換器によって変換した電流を皮膚に通電する電極
と、この電極からの通電によって皮膚に生じた電圧を入
力する差動増幅器とを備え、この差動増幅器からの出力
に基づいて前記電子制御装置により皮膚の複素インピー
ダンス軌跡を測定することを特徴とする。
【0013】〔6〕上記〔5〕記載の皮膚の複素インピ
ーダンス軌跡の測定装置において、前記差動増幅器より
の出力を増幅するプログラマブル・ゲインアンプを備え
ることを特徴とする。
【0014】〔7〕上記〔6〕記載の皮膚の複素インピ
ーダンス軌跡の測定装置において、前記減衰器からの減
衰率及び前記プログラマブル・ゲインアンプからの増幅
率を制御可能にする、電子制御装置に搭載されたディジ
タルI/O装置を備えることを特徴とする。
【0015】本発明によれば、電子制御装置〔パーソナ
ルコンピュータ(PC)〕に搭載されたD/A変換器か
ら、希望する周波数成分のみの信号を同じ大きさで重ね
合わせたフーリエ級数状の電圧を発生させ、電圧−電流
変換器によって電流に変換し皮膚に通電する。通電によ
って皮膚に生じた電圧を差動増幅器によって測定する。
次いで、通電電流波形に対応するフーリエ級数状の電圧
(入力信号)と差動増幅器によって測定された電圧(出
力電圧)をPCに搭載されたA/D変換器により離散化
し、PC内の記録媒体へと取り込む、その離散化された
入力信号と出力信号に離散フーリエ変換を施し、両者の
実数部および虚数部から希望した周波数における皮膚イ
ンピーダンス、つまり、皮膚の複素インピーダンス軌跡
を得る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。
【0017】まず、本発明の原理について説明する。
【0018】本発明の皮膚の複素インピーダンス軌跡の
測定装置において、皮膚インピーダンスの周波数特性
(皮膚インピーダンス軌跡)の時間変化を測定する部分
を設ける。
【0019】以下、その概要について述べる。
【0020】皮膚が線形システムであり、皮膚インピー
ダンスが電流値や電圧値に依存しないと仮定する。皮膚
に通電する電流をi(t)、通電によって皮膚に生じた
電圧をv(t)とし、両者のフーリエ変換をI(j
ω)、V(jω)とした場合、皮膚インピーダンスZ
(jω)は以下のように表される。
【0021】
【数1】
【0022】
【数2】
【0023】ただし、RI (ω)、XI (ω)はそれぞ
れI(jω)の実数部と虚数部、Rv(ω)、Xv
(ω)はそれぞれV(jω)の実数部と虚数部とする。
今、通電電流i(t)が以下のようなフーリエ級数の場
合、皮膚が線形システムであれば、通電によって皮膚に
生じた電圧は同様に以下のようなフーリエ級数で表すこ
とができる。
【0024】
【数3】
【0025】
【数4】
【0026】式におけるi(t)、v(t)のフーリエ
変換をI(jω)、V(jω)とすると、
【0027】
【数5】
【0028】
【数6】
【0029】であるから、皮膚インピーダンスZ(j
ω)は、
【0030】
【数7】
【0031】と表すことができる。ただし、
【0032】
【数8】
【0033】とする。
【0034】つまり、i(t)に必要な周波数を複数含
ませておけば、i(t)、z(t)をフーリエ変換し、
それぞれの実数部と虚数部から皮膚の複素インピーダン
ス軌跡が求まる。
【0035】上記式(3)におけるi(t)に含まれる
各周波数成分の大きさ|In |を全ての周波数において
同一にすれば、高周波領域における測定精度の悪化を防
ぐことが可能と考えられる。
【0036】また、時間分解能の下限はi(t)に含ま
れる最低周波数によってのみ決まり、これまで提案され
ている方法のように測定対象によって制限されることは
ない。時間分解能ΔTは、i(t)に含まれる最低周波
数をf1 =ω1 /2πとすれば、ΔT≧1/f1 なる不
等式を満たす。
【0037】ところで、皮膚の透過回路は図1(a)に
示すように表現できる。
【0038】さらに、図1(b)に示すように、皮膚の
インピーダンスにおいてCole−Coleの円弧則が
成り立つことから、皮膚インピーダンスは以下のように
表される。
【0039】
【数9】
【0040】必要であれば、インピーダンス軌跡から皮
膚インピーダンスを等価回路で表現した時の各パラメー
タも求めることができ、その形状を定量化できる。
【0041】図2は本発明の実施例を示す具体的な測定
装置の概要図である。
【0042】この図において、1は被験者の皮膚、2〜
4は被験者の皮膚1に接触するように取付けられる電極
であり、これらの電極は、それぞれ電流印加電極2、−
電圧電極3、接地電極4である。11は電子制御装置
〔パーソナルコンピュータ(PC)〕、12はPC11
に接続されるD/A変換器、13はD/A変換器12に
接続される減衰器、14は電圧−電流変換器であり、被
験者の皮膚1へ電流iを印加する。
【0043】また、15は減衰器13に接続され、PC
11へ出力信号を送信するA/D変換器(A/D変換ボ
ード)、16はPC11に接続されるデジタルI/O装
置であり、このデジタルI/O装置16は減衰器13に
接続され振幅値Aの設定を行う。17はデジタルI/O
装置16に接続されるプログラマブルゲインアンプ(P
GA)であり、デジタルI/O装置16により、増幅率
Bの設定が行われる。
【0044】さらに、18は差動増幅器であり、この差
動増幅器18は被験者の皮膚1へ電圧を印加する。19
はこの差動増幅器18の接地端子である。20はプログ
ラマブルゲインアンプ17に接続され、PC11へ信号
を出力するA/D変換器である。
【0045】そこで、PC11に搭載されたD/A変換
ボード(D/A変換器)12から発生させた式(3)の
ようなフーリエ級数状の電圧を減衰器13により所望の
電流値に対応する電圧に変化させ、電圧−電流変換器1
4によって電流に変換し皮膚1に通電する。通電によっ
て皮膚に生じた電圧を差動増幅器18により測定し、必
要に応じてプログラマブルゲインアンプ17により増幅
する。減衰器13の減衰率、PGA17の増幅率はPC
11に搭載されたディジタルI/Oボード(デジタルI
/O)装置16からの信号により制御可能にする。
【0046】次いで、減衰器13からの通電電流値に対
応するフーリエ級数状の電圧(入力信号)と増幅後の電
圧(出力電圧)をA/D変換ボード(A/D変換器)1
5により離散化し、PC11へと取り込む、その離散化
された入力信号と出力信号に離散フーリエ変換を施し、
式(5)〜(8)により各周波数におけるインピーダン
スを決定する。
【0047】図3は本発明の実施例を示す皮膚インピー
ダンス軌跡の経時変化を示す図であり、図4は図3を実
部−虚部平面に投影した周波数をパラメータとした特性
図である。
【0048】測定は温度25±1℃、50±3%に保た
れた電磁シールドルーム内で行った。電極は、Ag−A
gClソリッドゲル付電極(面積4.52cm2 )を用
い、左手母指球の皮膚インピーダンス軌跡を前述の方法
により測定した。
【0049】それによれば、通電電流波形i(t)に含
まれる周波数は10,20,30,40,50,60,
70,80,90,100,150,200,300,
400,500,600,700,800,900,1
000Hzとし、各周波数成分は同じ振幅比にて重ね合
わせ、振幅値は電流依存性が認められない値を決定し、
その振幅値においてインピーダンス軌跡を0.1s毎に
測定した。通電電流波形、皮膚に生じた電圧波形を離散
化する場合のサンプリング周期は50μsとした。測定
時間は10分であり、測定開始から5分程度通過した後
にシールドルームのドアを突然開閉させ、大きな音を発
生させた。(図3の矢印の付近)図3および図4からど
の時刻においてもインピーダンス軌跡はほぼ円弧上に分
布していること、インピーダンス軌跡の変動の様子を高
周波領域まで明瞭に捉えることが分かる。
【0050】上記したように、電子制御装置(PC)1
1に搭載されたD/A変換器12から、希望する周波数
成分のみの信号を同じ大きさで重ね合わせたフーリエ級
数状の電圧を発生させ、電圧−電流変換器14によって
電流に変換し皮膚に通電する。通電によって皮膚に生じ
た電圧を差動増幅器18によって測定する。
【0051】次いで、通電電流波形に対応するフーリエ
級数状の電圧(入力信号)と差動増幅器18によって測
定された電圧(出力電圧)をPC11に搭載されたA/
D変換器20により離散化し、PC11内の記録媒体へ
と取り込む、その離散化された入力信号と出力信号に離
散フーリエ変換を施し、両者の実数部および虚数部から
希望した周波数における皮膚インピーダンス、つまり、
皮膚の複素インピーダンス軌跡を得る。
【0052】上記のように構成したので、本発明によれ
ば、皮膚の電気的特性の経時変化や部位差を詳細かつ定
量的に評価可能であり、ストレスや鍼刺激の効果の評価
のみならず、機能的電気刺激(FES)や治療的電気刺
激(TES)における適切な電気刺激の提供が可能な電
極配置の検討、感覚フィードバックにおいて安定した情
報呈示を実現することができる。
【0053】また、本発明によれば、これまで不明な点
が多かった皮膚の電気的特性に関する新しい、有用な知
見が得られることが期待される。
【0054】このことは、上述の分野のみならず、皮膚
の電気的特性の変化や部位差を利用する医用生体工学の
分野において活用できると共に、その分野の発展の一助
となることが期待される。
【0055】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0056】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。
【0057】(A)希望する周波数成分のみの信号を同
じ大きさで重ね合わせて入力に用いることから、ステッ
プ応答を利用した測定方法のように高周波領域での測定
精度の悪化を防ぐことができる。また、時間分解能は測
定対象や重ね合わせる周波数の数には依存せず、重ね合
わせる最低の周波数の逆数によってのみ決まる。つまり
皮膚の複素インピーダンス軌跡を精度良く高い時間分解
能で測定可能である。
【0058】(B)皮膚の電気的特性の経時変化や部位
差を詳細かつ定量的に評価可能であり、ストレスや鍼刺
激の効果の評価のみならず、FESやTESにおける適
切な電気刺激の提供が可能な電極配置の検討、感覚フィ
ードバックにおいて安定した情報呈示を実現することが
できる。
【0059】(C)これまで不明な点が多かった皮膚の
電気的特性に関する新しい、有用な知見が得られること
が期待される。このことは、上述の分野のみならず、皮
膚の電気的特性の変化や部位差を利用する医用生体工学
の分野において活用できると共に、その分野の発展の一
助となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す皮膚の透過回路及びその
周波数特性図である。
【図2】本発明の実施例を示す具体的な測定装置の概要
図である。
【図3】本発明の実施例を示す皮膚インピーダンス軌跡
の経時変化を示す図である。
【図4】図3を実部−虚部平面に投影した周波数をパラ
メータとした特性図である。
【符号の説明】
1 被験者の皮膚 2〜4 被験者の皮膚に接触するように取付けられる
電極 11 電子制御装置(PC) 12 D/A変換器(D/A変換ボード) 13 減衰器 14 電圧−電流変換器 15,20 A/D変換器(A/D変換ボード) 16 デジタルI/O装置 17 プログラマブルゲインアンプ(PGA) 18 差動増幅器 19 接地端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01R 27/28 G01R 27/28 Z Fターム(参考) 2G028 AA01 BC07 CG08 DH05 DH11 FK01 FK02 GL06 GL07 HN10 2G045 CB09 FA34 GC16 JA01 2G060 AA15 AD09 AE40 AF06 AF15 AG11 KA09 4C027 AA07 CC00 DD03 EE01 EE05 EE06 FF01 GG00 HH11 HH13 KK03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮膚に通電したフーリエ級数状の微弱な
    交流電流の周波数依存性と、該通電によって皮膚に生じ
    たフーリエ級数状の電圧の周波数依存性に基づいて、皮
    膚インピーダンスの周波数依存性を示す皮膚の複素イン
    ピーダンス軌跡を一定時間毎に測定することを特徴とす
    る皮膚の複素インピーダンス軌跡の測定方法。
  2. 【請求項2】 電子制御装置に搭載されたD/A変換器
    から発生させたフーリエ級数状の電圧を減衰器により所
    望の電流値に対応する電圧に変化させ、電圧−電流変換
    器によって変換した電流を皮膚に通電し、該通電によっ
    て皮膚に生じた電圧を差動増幅器により測定することを
    特徴とする皮膚の複素インピーダンス軌跡の測定方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の皮膚の複素インピーダン
    ス軌跡の測定方法において、前記差動増幅器よりの電気
    量をプログラマブル・ゲインアンプにより増幅すること
    を特徴とする皮膚の複素インピーダンス軌跡の測定方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の皮膚の複素インピーダン
    ス軌跡の測定方法において、前記減衰器からの減衰率、
    前記プログラマブル・ゲインアンプからの増幅率は電子
    制御装置に搭載されたディジタルI/O装置からの信号
    により制御可能にすることを特徴とする皮膚の複素イン
    ピーダンス軌跡の測定方法。
  5. 【請求項5】(a)電子制御装置と、(b)該電子制御
    装置に搭載されたD/A変換器と、(c)該D/A変換
    器から発生させたフーリエ級数状の電圧を所望の電流値
    に対応する電圧に変化させる減衰器と、(d)該減衰器
    から出力される電圧を電流に変換する電圧−電流変換器
    と、(e)該電圧−電流変換器によって変換した電流を
    皮膚に通電する電極と、(f)該電極からの通電によっ
    て皮膚に生じた電圧を入力する差動増幅器とを備え、
    (g)該差動増幅器からの出力に基づいて前記電子制御
    装置により皮膚の複素インピーダンス軌跡を測定するこ
    とを特徴とする皮膚の複素インピーダンス軌跡の測定装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の皮膚の複素インピーダン
    ス軌跡の測定装置において、前記差動増幅器よりの出力
    を増幅するプログラマブル・ゲインアンプを備えること
    を特徴とする皮膚の複素インピーダンス軌跡の測定装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の皮膚の複素インピーダン
    ス軌跡の測定装置において、前記減衰器からの減衰率及
    び前記プログラマブル・ゲインアンプからの増幅率を制
    御可能にする、電子制御装置に搭載されたディジタルI
    /O装置を備えることを特徴とする皮膚の複素インピー
    ダンス軌跡の測定装置。
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