JPWO2013065176A1 - ヘルメット - Google Patents

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Abstract

帽体シェルの強度を低下させることなく換気することができるヘルメットを提供する。帽体シェル3と帽体シェル3の内面に沿って配置された衝撃吸収部材4とを備え、帽体シェル3は左右一対の頬覆い部9を有し、左右の頬覆い部9の下端縁9aに側部縁取部材22が装着されたヘルメットであって、左右の頬覆い部9の下端側に上方に向けて切り欠かれた切欠き凹部50が設けられて、左右の頬覆い部9の下端縁9aが前後両側から前後中央に向けて上方に傾斜した山形状に形成され、側部縁取部材22に、切欠き凹部50に対応して上方に向けて山形状に膨出して上下幅が広くなった幅広部52が形成され、この幅広部52に空気取出孔55が設けられている。

Description

本発明は、オートバイに乗る際等に装着するヘルメットに関するものである。
オートバイに乗る際等に装着するヘルメットには、帽体シェルと帽体シェルの内面に沿って配置された衝撃吸収部材とを備え、帽体シェルは左右一対の頬覆い部を有し、左右の頬覆い部の下端縁に側部縁取部材が装着されたものがある。
この種の従来のヘルメットでは、帽体シェルの左右の頬覆い部に空気取出孔を設け、この空気取出孔からヘルメット内の空気を取り出してヘルメット内を換気するようにしていた(例えば、特許文献1)。
特開平7−197305号公報
従って、従来の場合、帽体シェルに力が加えられた際に、空気取出孔の部分から帽体シェルに亀裂が発生するなどして帽体シェルの強度を低下させるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、帽体シェルの強度を低下させることなく換気することができるヘルメットを提供することを目的としている。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、帽体シェル3と帽体シェル3の内面に沿って配置された衝撃吸収部材4とを備え、帽体シェル3は左右一対の頬覆い部9を有し、左右の頬覆い部9の下端縁9aに側部縁取部材22が装着されたヘルメットであって、
左右の頬覆い部9の下端側に上方に向けて切り欠かれた切欠き凹部50が設けられて、左右の頬覆い部9の下端縁9aが前後両側から前後中央に向けて上方に傾斜した山形状に形成され、
側部縁取部材22に、切欠き凹部50に対応して上方に向けて山形状に膨出して上下幅が広くなった幅広部52が形成され、この幅広部52に空気取出孔55が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、側部縁取部材22は、頬覆い部9の下端縁9aに嵌合する断面U字状の側部嵌合部29と、側部嵌合部29の下端から突出された側部折曲縁部30とを有し、側部嵌合部29の幅広部52に対応する部分は、頬覆い部9の下端縁9aに沿って前後両側から前後中央に向けて上方に傾斜するように山形状に湾曲され、側部折曲縁部30の幅広部52に対応する部分は、側部嵌合部29から幅広に下方に突出された幅広折曲縁部30aとされ、この幅広折曲縁部30aに前記空気取出孔55が形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、側部縁取部材22の外面に、空気取出孔55の後開口縁から後方に行くに従って除々に左右外方に向かうように傾斜し又は空気取出孔55の前開口縁から前方に行くに従って除々に左右内方に向かうように傾斜した外気案内面57が形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記空気取出孔55は、側部縁取部材22の幅広部52に前後方向に間隔をおいて複数個設けられ、前記外気案内面57は、前後に隣合う空気取出孔55間にそれぞれ配置され、前側の空気取出孔55の後側開口縁から後側の空気取出孔55の前側開口縁に向けて後方に行くに従って除々に左右外方に向かうように傾斜されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記帽体シェル3は、左右の頬覆い部9の下側から前方に突出して顎から口を覆う顎覆い部10を有し、顎覆い部10及び頬覆い部9の内側に、呼気を前記空気取出孔55に向けて後方に流出させる空気通路44が形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、ヘルメット装着者の口の前側に位置する衝撃吸収部材4に、前記空気通路44の前部に連通する口連通孔46が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4の下端側は、切欠き凹部50に対応する頬覆い部9の下端縁9aよりも下方に突出されて、側部縁取部材22の幅広部52の左右内側まで伸びており、前記空気通路44の後部下側は側部縁取部材22の幅広部52の左右内側に位置し側部縁取部材22の空気取出孔55に連通されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、顎覆い部10及び頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4の外面に左右方向内方に向けて没入した通路形成溝を前後方向に設けることにより、前記空気通路44が顎覆い部10及び頬覆い部9とこれらに対応する衝撃吸収部材4との間に形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、顎覆い部10及び頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4に、その内面から空気通路44に連通する内気連通孔47が形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記顎覆い部10及び頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4の内側に左右一対の頬パッド36が設けられ、該各頬パッド36には前記内気連通孔47に連通するパッド連通孔58が内外貫通状に形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記顎覆い部10及び頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4の内側に左右一対の頬パッド36が設けられ、左右の頬パッド36には、頬パッド36下端部の左右方向の外端側から上方に折り返された差し込み係止片41が設けられており、差し込み係止片41が側部縁取部材22の左右内側を通って顎覆い部10及び頬覆い部9とこれらに対応する衝撃吸収部材4との間に挿入されることにより、頬パッド36が衝撃吸収部材4の内側に保持され、
前記差し込み係止片41の空気取出孔55に対応する部分に空気孔59が設けられ、差し込み係止片41に空気孔59を覆うようにメッシュシート60が添設されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、左右の頬パッド36の前端同士は、ヘルメット装着者の口の前方で互いに左右に離間され、ヘルメット装着者の口の前側に位置する衝撃吸収部材4に、前記空気通路44の前部に連通する口連通孔46が設けられ、この口連通孔46は左右の頬パッド36の前端間に配置されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、左右一対の顎掛け用バンド65が左右の頬覆い部9の内面側にそれぞれ連結固定されて前記側部縁取部材22の左右内側を通って下方に突出され、側部縁取部材22の幅広部52が顎掛け用バンド65に対応する位置に配置されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記顎覆い部10及び頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4の内側に左右一対の頬パッド36が設けられ、頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4の下端側は側部縁取部材22の幅広部52及び頬パッド36の下部よりも上方に凹んでおり、衝撃吸収部材4の下方であって側部縁取部材22の幅広部52と頬パッド36の下部との間に空隙通路68が形成され、前記空気通路44の下部側が空隙通路68に連通されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、頬パッド36の下部に空隙通路68に連通するパッド連通孔58が内外貫通状に形成されている点にある。
本発明によれば、側部縁取部材に空気取出孔が設けられているので、帽体シェルの頬覆い部に空気取出孔を設ける必要がなくなり、空気取出孔の部分から帽体シェルに亀裂が発生するのを防止できて、帽体シェルの強度を高く維持することができる。
しかも、空気取出孔は、切欠き凹部に対応して上方に膨出した側部縁取部材の幅広部に設けられており、空気取出孔を帽体シェルに対してより高い位置に配置することができ、例えば帽体シェルの前部下端と後部下端を結ぶ線分よりも高い位置に空気取出孔を配置することが可能になる。このため、帽体シェルの外側方を前から後に向けて流れる風によってヘルメット内の空気を空気取出孔から外部に効果的に吸引することができるようになり、側部縁取部材の幅広部に設けられた空気取出孔からヘルメット内の空気を外部に取り出してヘルメット内を十分に換気することができる。
本発明の第1実施形態を示すヘルメットの側面図である。 同ヘルメットの斜視図である。 同図1のA−A線断面図である。 同図3のB−B線断面図である。 同縁取部材の側面図である。 同図5のC−C線断面図である。 同頬パッドの斜視図である。 同頬パッドの他の斜視図である。 同ヘルメット装着者がバイク走行している状態の側面図である。 第2実施形態を示すヘルメットの下部の背面断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図9は本発明の第1実施形態を示している。図1〜図4において、ヘルメット1は、フルフェース型のバイク用のヘルメットで、半球状の帽体シェル3と帽体シェル3の内面に沿って配置された衝撃吸収部材4とを備える。
帽体シェル3は、繊維強化樹脂や硬質樹脂又は金属等で形成され、頭頂覆い部7と後頭覆い部8と左右一対の頬覆い部9と顎覆い部10とを有し、顎覆い部10は左右の頬覆い部9の下側から前方に突出してヘルメット装着者の顎から口を覆うようになっている。
帽体シェル3にはその下端にヘルメット1を被るための装着用開口13が図2に示すように形成されている。なお、装着用開口13の開口縁は、後頭覆い部8の下端縁8aと左右の頬覆い部9の下端縁9aと顎覆い部10の下端縁10aとにより構成されている。
頭頂覆い部7と顎覆い部10との間であって左右の頬覆い部9の前端部間に前面開口窓14が形成されている。前面開口窓14は透光性を有するシールド板15で開閉自在に覆われている。
衝撃吸収部材4は発泡スチロール等の発泡樹脂により形成され、帽体シェル3の頭頂覆い部7に対応する図示省略の頭頂覆い体と後頭覆い部8に対応する図示省略の後頭覆い体と左右の頬覆い部9に対応する左右一対の頬覆い体18と顎覆い部10に対応する顎覆い体19とを有している。
なお、衝撃吸収部材4の頭頂覆い体と後頭覆い体と左右の頬覆い体18と顎覆い体19とは、これら全体を一体に形成してもよいし、これらを部分的に一体に形成してもよいし、それぞれを別体に形成するようにしてもよい。また、例えば、顎覆い体19を左右一対の顎覆い体側部と顎覆い体前部とに3分割するようにしてもよい。
左右の頬覆い部9の下端縁9aに左右一対の側部縁取部材22が装着され、顎覆い部10の下端縁10aに前部縁取部材23が装着され、後頭覆い部8の下端縁8aに後部縁取部材24が装着されている。これら左右の側部縁取部材22、前部縁取部材23及び後部縁取部材24は、弾性を有するゴム材や軟質合成樹脂により形成されている。
図5にも示すように、前部縁取部材23は、顎覆い部10の下端縁10aに嵌合する断面U字状の前嵌合部26と、前嵌合部26の下端から後側に折れ曲がった前折曲縁部27とを有し、左右の側部縁取部材22は、頬覆い部9の下端縁9aに嵌合する断面U字状の側部嵌合部29と、側部嵌合部29の下端から突出された側部折曲縁部30とを有している。
前部縁取部材23と左右の側部縁取部材22とは一体に形成され、前嵌合部26の左右後端側が左右の側部縁取部材22の側部嵌合部29に対してそれぞれ前後に連続するように形成され、前折曲縁部27の左右後端側が左右の側部縁取部材22の側部折曲縁部30に対してそれぞれ前後に連続するように形成されている。
後部縁取部材24は後頭覆い部8の下端縁に嵌合する断面U字状の後嵌合部32と、後嵌合部32の下端から前側に折れ曲がった後折曲縁部33とを有し、左右の側部縁取部材22とは別体に形成されている。
図2〜図4において、顎覆い部10及び頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4(顎覆い体19及び頬覆い体18)の内側に左右一対の頬パッド36が設けられている。左右の頬パッド36は、板状の保形体37と保形体37の内面に取り付けられたクッション体38とを備え、クッション体38の内側は布等の被覆体39によって被覆され、被覆体39の外周部等は保形体37の外周部等に縫着されており、被覆体39と保形体37とでクッション体38を包囲している。
図7及び図8にも示すように、頬パッド36には後述の顎掛け用バンド65が挿通されるバンド通し孔40が形成されている。左右の頬パッド36の前端同士は、ヘルメット装着者の口の前方で互いに左右に離間されている。なお、図示省略しているが、頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4(頬覆い体18)にもバンド通し孔40に対応してバンド通し孔が形成されている。
左右の頬パッド36には、頬パッド36下端部の左右方向の外端側から上方に折り返された差し込み係止片41がそれぞれ設けられており、差し込み係止片41が側部縁取部材22の左右内側を通って顎覆い部10及び頬覆い部9とこれらに対応する衝撃吸収部材4との間に挿入されることにより、左右の頬パッド36が衝撃吸収部材4の内側に保持されている。
図1、図3及び図4において、顎覆い部10及び頬覆い部9の内側に左右一対の空気通路44が設けられている。この左右の空気通路44は、呼気を顎覆い部10の前部側から頬覆い部9の後部に向けて後方に流出させるもので、顎覆い部10及び頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4(顎覆い体19及び頬覆い体18)の外面に左右方向内方に向けて没入した通路形成溝を前後方向に設けることにより、顎覆い部10及び頬覆い部9とこれらに対応する衝撃吸収部材4(顎覆い体19及び頬覆い体18)との間に形成され、各空気通路44は顎覆い部10及び頬覆い部9の内側に顎覆い部10の前部から頬覆い部9の後部に亘って形成されている。
ヘルメット装着者の口の前方に位置する衝撃吸収部材4(顎覆い体19の前部)に、左右一対の口連通孔46が設けられている。各口連通孔46は顎覆い体19の前部に内外貫通状に形成されて、左右の空気通路44の前部にそれぞれ連通されている。左右の口連通孔46は、左右の頬パッド36の前端間の前側に配置されており、呼気が口連通孔46を通して空気通路44の前部に送出されるようになっている。
顎覆い部10及び頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4(顎覆い体19及び頬覆い体18)にその内面から空気通路44の前後中途部に連通する内気連通孔47が前後方向に間隔をおいて複数個(図例では左右の空気通路44に対して3個ずつ)形成されている。
図1及び図2において、左右の頬覆い部9の下端側に上方に向けて切り欠かれた切欠き凹部50が設けられて、左右の頬覆い部9の下端縁9aが前後両側から前後中央に向けて上方に傾斜した山形状に形成されている。
図5にも示すように、側部縁取部材22に、切欠き凹部50に対応して上方に向けて山形状に膨出して上下幅が広くなった幅広部52が形成されている。
側部嵌合部29の幅広部52に対応する部分は、切欠き凹部50に対応する頬覆い部9の下端縁9aに沿って前後両側から前後中央に向けて上方に傾斜するように山形状に湾曲されている。
側部折曲縁部30の幅広部52に対応する部分は、側部嵌合部29から幅広に下方に突出された幅広折曲縁部30aとされ、この幅広折曲縁部30aは、側部嵌合部29から左右方向の内方側に向けて傾斜しながら下方に突出されている。
側部折曲縁部30の幅広部52よりも前側は前方に向かうに従って側部嵌合部29から左右方向の内方側に次第に大きく折れ曲がっており、前部縁取部材23の前折曲縁部27の後部に対して前後に連続するようになっている。側部折曲縁部30の幅広部52よりも後側も後方に向かうに従って側部嵌合部29から左右方向の内方側に次第に大きく折れ曲がっている。
図1〜図6において、側部縁取部材22の幅広部52に空気取出孔55が設けられている。この空気取出孔55は側部折曲縁部30の幅広折曲縁部30aに前後方向に間隔をおいて複数個(図例では左右の側部縁取部材22の幅広部52に対して4個ずつ)形成されている。
複数の空気取出孔55は、切欠き凹部50に対応して上方に膨出した幅広部52にあって、帽体シェル3の前部下端と後部下端を結ぶ線分よりも高い位置に配置されている。
側部縁取部材22の幅広折曲縁部30aの外面に複数の外気案内面57が形成されている。この外気案内面57は空気取出孔55の後側又は前側にあって、空気取出孔55の後開口縁から後方に行くに従って除々に左右外方に向かうように傾斜し又は空気取出孔55の前開口縁から前方に行くに従って除々に左右内方に向かうように傾斜している。
本実施の形態では、複数の外気案内面57は、幅広折曲縁部30aの前後に隣合う空気取出孔55間にそれぞれ配置されており、前側の空気取出孔55の後側開口縁から後側の空気取出孔55の前側開口縁に向けて後方に行くに従って除々に左右外方に向かうように傾斜されている。
図3に示すように、頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4(頬覆い体18)の下端側には切欠き凹部50に対応する凹部は設けられておらず、頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4(頬覆い体18)の下端側は切欠き凹部50に対応する頬覆い部9の下端縁9aよりも下方に突出されて、側部縁取部材22の幅広部52の左右内側まで伸びている。前記空気通路44の後部下側は側部縁取部材22の幅広部52の左右内側に位置して側部縁取部材22の複数の空気取出孔55に連通されている。
図3及び図4に示すように、前記頬パッド36には、各内気連通孔47に連通する複数のパッド連通孔58が内外貫通状に形成されている。この各パッド連通孔58は被覆体39を残して保形体37とクッション体38とにわたって左右方向に形成されている。
図3、図4、図7及び図8において、前記差し込み係止片41の空気取出孔55に対応する部分に空気孔59が設けられ、差し込み係止片41の外面に空気孔59を覆うようにメッシュシート60が添設されている。
なお、空気孔59は空気取出孔55に対して前後方向及び上下方向に一致させて配置するようにしてもよいし、前後方向又は上下方向に多少ずれて配置するようにしてもよい。
被覆体39の下端部に、保形体37よりも左右外方に延長突出した被覆体延長部61が設けられ、被覆体延長部61の突出端部は差し込み係止片41の下部外面に縫着されている。また、差し込み係止片41の下端部と保形体37の下端部との間に布等で形成した連結シート体63が設けられ、この連結シート体63の幅方向の一端部は保形体37の下端部外面に縫着されている。連結シート体63の幅方向の他端側と前記被覆体延長部61とは互いに重合され、連結シート体63の幅方向の他端部は差し込み係止片41の下部外面に被覆体延長部61の突出端部及びメッシュシート60の下部と共に縫着されており、連結シート体63と被覆体延長部61とは差し込み係止片41を頬パッド36の下端部に対して折り曲げ自在に連結している。
図1及び図2に示すように、左右一対の顎掛け用バンド65が左右の頬覆い部9の内面側にそれぞれ連結固定されて、頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4(顎覆い体19)のバンド通し孔及び頬パッド36のバンド通し孔40に挿通されると共に、側部縁取部材22及び頬パッド36の左右内側を通って下方に突出されている。前記側部縁取部材22の幅広部52が顎掛け用バンド65に対応する位置に配置されている。
上記第1実施形態によれば、ヘルメット装着者がバイクに乗って走行すると、図9に示すように、帽体シェル3の外側方を前から後に向けて風が流れる。この風を図6に示すように複数の外気案内面57で外側方に屈曲させるように案内することにより、複数の空気取出孔55の外側方を負圧にして、ヘルメット1内の空気を複数の空気取出孔55から外部に吸引することができるようになる。従って、前後方向に並んだ複数の空気取出孔55によって帽体シェル3内の空気を効果的に外部に吸引することができて、複数の空気取出孔55からヘルメット1内の空気を外部に取り出してヘルメット1内を十分に換気することができる。
従って、帽体シェル3の頬覆い部9に空気取出孔を設ける必要がなくなり、空気取出孔の部分から帽体シェル3に亀裂が発生するのを防止できて、帽体シェル3の強度を高く維持することができる。
しかも、空気取出孔55は、切欠き凹部50に対応して上方に膨出した幅広部52に設けられており、空気取出孔55を帽体シェル3に対してより高い位置に配置することができ、例えば帽体シェル3の前部下端と後部下端を結ぶ線分よりも高い位置に空気取出孔55を配置することが可能になるため、帽体シェル3の外側方を前から後に向けて流れる風によってヘルメット1内の空気を空気取出孔55から外部に有効かつスムーズに吸引することができるようになる。
また、図4に示すように、ヘルメット装着者の呼気は、左右の頬パッド36の前端間から口連通孔46を通して空気通路44の前部に送出され、その後に空気通路44の後方に送られて、複数の空気取出孔55からヘルメットの外側方に排出される。
この際に、空気通路44の後部下側は側部縁取部材22の幅広部52の左右内側に位置して側部縁取部材22の空気取出孔55に連通されているので、上記ヘルメット1内の空気を空気取出孔55から外部に吸引する吸引力によって、空気通路44に入った呼気も空気取出孔55に向けて吸引されるため、呼気は空気通路44をスムーズに後方に流れて空気通路44の後部下側から空気取出孔55へと送出され、空気取出孔55から外部にスムーズに排出される。
また、顎覆い部10及び頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4に、その内面から空気通路44に連通する内気連通孔47が形成され、頬パッド36には内気連通孔47に連通するパッド連通孔58が形成されているので、衝撃吸収部材4及び頬パッド36の内側にある内気をパッド連通孔58及び内気連通孔47を通して空気通路44に送出して、呼気ばかりではなく衝撃吸収部材4及び頬パッド36の内側にある内気も、空気通路44を通して空気取出孔55からスムーズに外部に送出することができ、ヘルメット1内をより一層確実に換気することができる。
また、顎覆い部10及び頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4の外面に左右方向内方に向けて没入した通路形成溝を前後方向に設けることにより、前記空気通路44が顎覆い部10及び頬覆い部9とこれらに対応する衝撃吸収部材4との間に形成されているので、衝撃吸収部材4に通路形成溝を設けることによって、空気通路44を顎覆い部10及び頬覆い部9の内側に簡単に形成することができる。
また、左右の頬パッド36には、頬パッド36下端部の左右方向の外端側から上方に折り返された差し込み係止片41が設けられており、差し込み係止片41が側部縁取部材22の左右内側を通って顎覆い部10及び頬覆い部9とこれらに対応する衝撃吸収部材4との間に挿入されることにより、頬パッド36が衝撃吸収部材4の内側に保持されているので、差し込み係止片41によって、左右一対の頬パッド36を、顎覆い部10及び頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4の内側に簡単かつ確実に保持することができる。
しかも、前記差し込み係止片41の空気取出孔55に対応する部分に空気孔59が設けられ、差し込み係止片41に空気孔59を覆うようにメッシュシート60が添設されているので、差し込み係止片41で空気取出孔55を塞いでここからヘルメット1内の空気を外部に取り出せなくなるのを防止することができる。
また、左右一対の顎掛け用バンド65が左右の頬覆い部9の内面側にそれぞれ連結固定されて前記側部縁取部材22の左右内側を通って下方に突出され、側部縁取部材22の幅広部52が顎掛け用バンド65に対応する位置に配置されているので、ヘルメット1を装着用開口13から被る際に、左右の顎掛け用バンド65を互いに左右方向外方に引っ張ることにより、側部縁取部材22の幅広部52が頬パッド36及び衝撃吸収部材4の下部と共に左右方向外方にスカート状に大きく広がるようになり、このため装着用開口13から頭をヘルメット内に楽に挿入することができ、ヘルメット1を容易に被ることができるようになる。
図10は第2実施形態を示し、頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4(頬覆い体18)は、その下端縁が切欠き凹部50に対応する頬覆い部9の下端縁9aと略同一高さになるように上下方向に短く形成されて、側部縁取部材22の幅広部52及び頬パッド36の下部よりも上方に凹んでおり、頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4の下方であって側部縁取部材22の幅広部52と頬パッド36の下部との間に、側部縁取部材22と頬パッド36と連結シート体63とで囲まれた空隙通路68が形成されている。そして、空気通路44の下部側が空隙通路68に連通され、頬パッド36の下部に、空隙通路68に連通するようにパッド連通孔58が内外貫通状に形成されている。このパッド連通孔58は左右の頬パッド36に1個又は前後に間隔をおいて複数個形成されている。その他の点は前記第1実施形態の場合と同様の構成である。なお、この実施形態の場合、第1実施形態における衝撃吸収部材4の内気連通孔47は省略するようにしてもよいし、設けるようにしてもよい。
上記第2実施形態によれば、第1実施形態の場合と同様に、帽体シェル3の外側方を前から後に向けて流れる風を複数の外気案内面57で外側方に屈曲させるように案内することにより、前後方向に並んだ複数の空気取出孔55によって帽体シェル3内の空気を効果的に外部に吸引することができて、複数の空気取出孔55からヘルメット1内の空気を外部に取り出してヘルメット1内を十分に換気することができる。
そして、ヘルメット装着者の呼気は、左右の頬パッド36の前端間から口連通孔46を通して空気通路44の前部に送出され、その後に空気通路44の後方に送られて空隙通路68に入り、空隙通路68から複数の空気取出孔55を通してヘルメット1の外側方に排出される。
また、頬パッド36の内側にある内気はパッド連通孔58を通して空隙通路68に送出され、呼気ばかりではなく頬パッド36の内側にある内気も、空隙通路68を通して空気取出孔55からスムーズに外部に送出することができる。
なお、前記実施形態では、ヘルメット1は顎覆い部10を有するフルフェイス型のヘルメットであるが、ヘルメット1はフルフェイス型のものに限定されず、顎覆い部10を有さないオープンフェイス型のヘルメットであってもよい。
また、前記実施形態では、側部縁取部材22の幅広部52に空気取出孔55が前後方向に間隔をおいて4個設けられているが、空気取出孔55を設ける個数はこれに限定されず、1〜3個又は5個以上設けるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、顎覆い部10及び頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4の外面に通路形成溝を前後方向に形成することにより、呼気を空気取出孔55に向けて後方に流出させる空気通路44が、顎覆い部10及び頬覆い部9とこれらに対応する衝撃吸収部材4との間に形成されているが、これに代え、顎覆い部10及び頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4に通路形成孔を前後方向に形成することにより、呼気を空気取出孔55に向けて後方に流出させる空気通路44を、顎覆い部10及び頬覆い部9の内側である衝撃吸収部材4内に形成するようにしてもよい。また、顎覆い部10及び頬覆い部9に対応する衝撃吸収部材4の外面に左右方向内方に向けて没入した通路形成溝を前後方向に形成することにより、呼気を空気取出孔55に向けて後方に流出させる空気通路44を、顎覆い部10及び頬覆い部9の内側である衝撃吸収部材4と頬パッド36との間に形成するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、ヘルメット装着者の口の前方に位置する衝撃吸収部材4に、左右一対の口連通孔46が設けられているが、これに代え、ヘルメット装着者の口の前方に位置する衝撃吸収部材4に1つの口連通孔46を設け、この口連通孔46を左右の空気通路44の前部に連通させるようにしてもよい。
1 ヘルメット
3 帽体シェル
4 衝撃吸収部材
7 頭頂覆い部
8 後頭覆い部
8a 下端縁
9 頬覆い部
9a 下端縁
10 顎覆い部
10a 下端縁
13 装着用開口
14 前面開口窓
15 シールド板
22 側部縁取部材
23 前部縁取部材
24 後部縁取部材
26 前嵌合部
27 前折曲縁部
29 側部嵌合部
30 側部折曲縁部
30a 幅広折曲縁部
32 後嵌合部
33 後折曲縁部
36 頬パッド
41 差し込み係止片
44 空気通路
46 口連通孔
47 内気連通孔
50 切欠き凹部
52 幅広部
55 空気取出孔
57 外気案内面
58 パッド連通孔
59 空気孔
60 メッシュシート
65 顎掛け用バンド
68 空隙通路

Claims (15)

  1. 帽体シェル(3)と帽体シェル(3)の内面に沿って配置された衝撃吸収部材(4)とを備え、帽体シェル(3)は左右一対の頬覆い部(9)を有し、左右の頬覆い部(9)の下端縁(9a)に側部縁取部材(22)が装着されたヘルメットであって、
    左右の頬覆い部(9)の下端側に上方に向けて切り欠かれた切欠き凹部(50)が設けられて、左右の頬覆い部(9)の下端縁(9a)が前後両側から前後中央に向けて上方に傾斜した山形状に形成され、
    側部縁取部材(22)に、切欠き凹部(50)に対応して上方に向けて山形状に膨出して上下幅が広くなった幅広部(52)が形成され、この幅広部(52)に空気取出孔(55)が設けられていることを特徴とするヘルメット。
  2. 側部縁取部材(22)は、頬覆い部(9)の下端縁(9a)に嵌合する断面U字状の側部嵌合部(29)と、側部嵌合部(29)の下端から突出された側部折曲縁部(30)とを有し、側部嵌合部(29)の幅広部(52)に対応する部分は、頬覆い部(9)の下端縁(9a)に沿って前後両側から前後中央に向けて上方に傾斜するように山形状に湾曲され、側部折曲縁部(30)の幅広部(52)に対応する部分は、側部嵌合部(29)から幅広に下方に突出された幅広折曲縁部(30a)とされ、この幅広折曲縁部(30a)に前記空気取出孔(55)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘルメット。
  3. 側部縁取部材(22)の外面に、空気取出孔(55)の後開口縁から後方に行くに従って除々に左右外方に向かうように傾斜し又は空気取出孔(55)の前開口縁から前方に行くに従って除々に左右内方に向かうように傾斜した外気案内面(57)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘルメット。
  4. 前記空気取出孔(55)は、側部縁取部材(22)の幅広部(52)に前後方向に間隔をおいて複数個設けられ、前記外気案内面(57)は、前後に隣合う空気取出孔(55)間にそれぞれ配置され、前側の空気取出孔(55)の後側開口縁から後側の空気取出孔(55)の前側開口縁に向けて後方に行くに従って除々に左右外方に向かうように傾斜されていることを特徴とする請求項3に記載のヘルメット。
  5. 前記帽体シェル(3)は、左右の頬覆い部(9)の下側から前方に突出して顎から口を覆う顎覆い部(10)を有し、顎覆い部(10)及び頬覆い部(9)の内側に、呼気を前記空気取出孔(55)に向けて後方に流出させる空気通路(44)が形成されていることを特徴する請求項1に記載のヘルメット。
  6. ヘルメット装着者の口の前側に位置する衝撃吸収部材(4)に、前記空気通路(44)の前部に連通する口連通孔(46)が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のヘルメット。
  7. 頬覆い部(9)に対応する衝撃吸収部材(4)の下端側は、切欠き凹部(50)に対応する頬覆い部(9)の下端縁(9a)よりも下方に突出されて、側部縁取部材(22)の幅広部(52)の左右内側まで伸びており、前記空気通路(44)の後部下側は側部縁取部材(22)の幅広部(52)の左右内側に位置し側部縁取部材(22)の空気取出孔(55)に連通されていることを特徴する請求項5に記載のヘルメット。
  8. 顎覆い部(10)及び頬覆い部(9)に対応する衝撃吸収部材(4)の外面に左右方向内方に向けて没入した通路形成溝を前後方向に設けることにより、前記空気通路(44)が顎覆い部(10)及び頬覆い部(9)とこれらに対応する衝撃吸収部材(4)との間に形成されていることを特徴する請求項5に記載のヘルメット。
  9. 顎覆い部(10)及び頬覆い部(9)に対応する衝撃吸収部材(4)に、その内面から空気通路(44)に連通する内気連通孔(47)が形成されていることを特徴する請求項8に記載のヘルメット。
  10. 前記顎覆い部(10)及び頬覆い部(9)に対応する衝撃吸収部材(4)の内側に左右一対の頬パッド(36)が設けられ、該各頬パッド(36)には前記内気連通孔(47)に連通するパッド連通孔(58)が内外貫通状に形成されていることを特徴する請求項9に記載のヘルメット。
  11. 前記顎覆い部(10)及び頬覆い部(9)に対応する衝撃吸収部材(4)の内側に左右一対の頬パッド(36)が設けられ、左右の頬パッド(36)には、頬パッド(36)下端部の左右方向の外端側から上方に折り返された差し込み係止片(41)が設けられており、差し込み係止片(41)が側部縁取部材(22)の左右内側を通って顎覆い部(10)及び頬覆い部(9)とこれらに対応する衝撃吸収部材(4)との間に挿入されることにより、頬パッド(36)が衝撃吸収部材(4)の内側に保持され、
    前記差し込み係止片(41)の空気取出孔(55)に対応する部分に空気孔(59)が設けられ、差し込み係止片(41)に空気孔(59)を覆うようにメッシュシート(60)が添設されていることを特徴とする請求項5に記載のヘルメット。
  12. 左右の頬パッド(36)の前端同士は、ヘルメット装着者の口の前方で互いに左右に離間され、ヘルメット装着者の口の前側に位置する衝撃吸収部材(4)に、前記空気通路(44)の前部に連通する口連通孔(46)が設けられ、この口連通孔(46)は左右の頬パッド(36)の前端間に配置されていることを特徴とする請求項11に記載のヘルメット。
  13. 左右一対の顎掛け用バンド(65)が左右の頬覆い部(9)の内面側にそれぞれ連結固定されて前記側部縁取部材(22)の左右内側を通って下方に突出され、側部縁取部材(22)の幅広部(52)が顎掛け用バンド(65)に対応する位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のヘルメット。
  14. 前記顎覆い部(10)及び頬覆い部(9)に対応する衝撃吸収部材(4)の内側に左右一対の頬パッド(36)が設けられ、頬覆い部(9)に対応する衝撃吸収部材(4)の下端側は側部縁取部材(22)の幅広部(52)及び頬パッド(36)の下部よりも上方に凹んでおり、衝撃吸収部材(4)の下方であって側部縁取部材(22)の幅広部(52)と頬パッド(36)の下部との間に空隙通路(68)が形成され、前記空気通路(44)の下部側が空隙通路(68)に連通されていることを特徴する請求項5に記載のヘルメット。
  15. 頬パッド(36)の下部に空隙通路(68)に連通するパッド連通孔(58)が内外貫通状に形成されていることを特徴する請求項14に記載のヘルメット。
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