JP6163366B2 - ヘルメット - Google Patents

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Description

本発明は、外殻部を構成するシェルに前方開口部と後方開口部を備え、換気のための通気路がヘルメット内部に設けられたヘルメットに関する。
なお、本明細書では、装用者がヘルメットを装用して直立した状態における装用者から見た前方を基準として前後左右上下を定める。
ヘルメット内部に通気路を設けたヘルメットの一例として、特許文献1、2が知られている。
特許文献1を参照すると、衝撃吸収ライナの外側表面に溝を凹設し、この溝とシェルの内面とによりヘルメット後端につながる通気路を構成すると共に、衝撃吸収ライナの内側表面とこの通気路とを連通する連通穴を設けた構成が記載されている。
また、特許文献2を参照すると、衝撃吸収ライナの少なくとも一部を外層、内層に分割し、この両層の内側に通気路を形成すると共に、衝撃吸収ライナの内側表面とこの通気路とを連通する連通穴を設けた構成が記載されている。
特許第751575号公報 特許第1965000号公報
しかしながら、自動二輪車での走行時に、ヘルメット内部に設けられた通気路に走行風を流通させると、空気の流れによる風切り音が発生し、装用者に不快感を感じさせるおそれがあった。
また、上述した特許文献1,2についても、通気路から連通穴を通って衝撃吸収ライナの内側表面へ流れ込む気流により音が発生するおそれがあり、こうした音への対策についてまで考慮されたものではなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、通気性が良好であると共に、音の発生による不快感を低減できるヘルメットを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明に係るヘルメットは、硬質のシェルの内側に衝撃吸収ライナが配置されて構成されたヘルメットであって、シェルには、前方開口部と、後方開口部とが設けられ、衝撃吸収ライナには、前方開口部と衝撃吸収ライナの内側とを連通させる前方通気穴と、衝撃吸収ライナの内側表面よりも外側に配設された外側通気路と、衝撃吸収ライナの内側と外側通気路とを連通させる連通穴と、が設けられ、外側通気路は、後方開口部に接続される主流路と、副流路と、を備えて構成され、連通穴は、衝撃吸収ライナの外側表面における主流路を除く位置と、衝撃吸収ライナの内側とを連通させ、副流路は、連通穴と主流路とを接続するよう設けられたことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、通気性が良好であると共に、音の発生による不快感を低減できるヘルメットを提供することができる。
本発明の実施形態としてのヘルメット1の外観を示す側面図である。 該ヘルメット1の外観を示す正面図である。 該ヘルメット1の外観を示す背面図である。 衝撃吸収ライナ3を示す斜視図である。 衝撃吸収ライナ3を上方から見た形状を示す図である。 衝撃吸収ライナ3を下方から見た形状を示す図である。 図5,図6のA−A断面を示す断面図である。 図5,図6のB−B断面を示す断面図である。
次に、本発明に係るヘルメットをフルフェイス型のヘルメットに適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施形態は一例であり、本発明に係るヘルメットの構成は以下に説明する形状、配置構成に限定されず、本発明の技術的思想の範囲で多様な変更が可能である。
図1〜図3は、本実施形態のヘルメット1からウィンドシールドを取り外した状態の外観を示し、図4〜図8は、衝撃吸収ライナ3の構成を示す。
本実施形態のヘルメット1は、外殻部を構成する硬質のシェル2の内側に、衝撃吸収ライナ3が嵌め込まれて構成される。また、衝撃吸収ライナ3の内側には、弾性を有すると共に装用感を高める不図示の内装パッドが設けられる。
シェル2の前方側には、不図示のウィンドシールドが設けられる窓穴の上部に前方開口部21が開設される。図1,図2の構成例では、3つの前方開口部21(21a〜21c)が配設された場合について示すが、前方開口部21の数や位置は設計等に応じて任意であってよい。
これらの前方開口部21の少なくとも1つには、例えばシャッタなど、開口の大きさを調整する不図示の調整機構が設けられる。
シェル2の後方側には、走行風による気流を調整するリアスポイラ22が配設され、このリアスポイラ22の直下に後方開口部23が開設される。
装用者がヘルメット1を装用して自動二輪車で走行した際、リアスポイラ22の下方には、走行風により気流の渦が発生する。このことにより、リアスポイラ22は、後方開口部23から外側へと向かう圧力を発生させる負圧発生手段として機能する。
なお、リアスポイラ22は、後方開口部23の直上に限定されず、後方開口部23の上側近傍であれば設計等に応じた位置であってよい。上側近傍とは、後方開口部23に近い位置であることが好ましく、負圧を十分に発生させられる程度の距離であれば離れた位置であってもよい。
シェル2は、例えばFRPなどの硬質樹脂材料で構成される。このシェル2の内側には、弾性材料により構成される衝撃吸収ライナ3が嵌め込まれる。
衝撃吸収ライナ3を斜め上方から見た状態を図4に、上方から見た状態を図5に、下方から見た状態を図6に、それぞれ示す。また、図5,図6のA−A断面を図7に、B−B断面を図8に、それぞれ示す。
衝撃吸収ライナ3の前方側には、図4、図6、図7に示すように、前方通気穴4が開設される。前方通気穴4は、シェル2に開設された前方開口部21のそれぞれに対応する位置に配置される。本実施形態では、前方開口部21aに対応する前方通気穴4aと、前方開口部21bに対応する前方通気穴4bと、前方開口部21cに対応する前方通気穴4cと、が設けられた場合の構成例について示す。
3つの前方通気穴4(4a〜4c)それぞれの貫通方向、すなわち流路方向は、前方開口部21からの空気の流れを衝撃吸収ライナ3の内側へと導入しやすいように定められる。
衝撃吸収ライナ3の内側表面には、図6〜図8に示すように、前後方向に内側凹溝6が凹設される。本実施形態では、左右方向に内側凹溝6a〜6dの4本が形成された場合の構成例を示す。
装用者がヘルメット1を装用した際、装用者の頭部に当接する不図示の内装パッドと頭部の間の空間と、この内側凹溝6とにより、衝撃吸収ライナ3よりも内側の空間としての内側通気路が形成される。
衝撃吸収ライナ3の外側表面には、図4、図5に示すように、外側凹溝5が凹設される。また、図4〜図8に示すように、衝撃吸収ライナ3には、内側凹溝6の底部と外側凹溝5とを連通させる連通穴7が、衝撃吸収ライナ3を貫通する一直線状の穴として開設される。本実施形態では、左右方向に外側凹溝5a〜5dの4本が形成された場合の構成例を示す。
外側凹溝5(5a〜5d)は、主流路51(51a〜51d)と、副流路52(52a1〜52d2)とを備えて構成される。副流路52は、連通穴7(7a1〜7d2)の外側表面への開口位置と、主流路51とを接続する流路を構成する。
主流路51は、少なくとも副流路52からの流路を、シェル2の後方に開設された後方開口部23に接続させる流路を構成する。このため、主流路51の後方側の端部には、シェル2の後方開口部23に流路を接続させる後端接続部54が配設される。
本実施形態の構成例では、図4、図5に示すように、左右方向における端部側に配置される外側凹溝5c,5dが衝撃吸収ライナ3の前方側端部から形成される。外側凹溝5c,5dは、左右略対象に同様の構成であるため、以下、外側凹溝5cについて説明する。
外側凹溝5cは、主流路51cと、2つの副流路52c(52c1、52c2)とを備え、後方側の端部に後端連接部54cを備える。
主流路51cは、衝撃吸収ライナ3の前方側端部から、後方側端部の後端連接部54cとの間の流路を形成するように凹設され、少なくとも2つの副流路52c(52c1、52c2)の接続される部分では、流路方向が前後方向となっている。また、2つの副流路52cは、それぞれ流路方向が左右方向となるよう形成される。
このため、副流路52cは、主流路51cの流路方向とは垂直な流路方向として主流路51から分岐されて形成される。また、主流路51cおよび副流路52cは、それぞれ凹溝としての深さや幅が略同様に形成され、後方側の端部に形成される後端連接部54cでは、シェル2後方の後方開口部23に流路を接続しやすいように幅広に形成される。
また、図7、図8に示すように、2つの副流路52c(52c1、52c2)に接続される連通穴7(7c1、7c2)は、衝撃吸収ライナ3の内側から外側に向けて一直線状の貫通穴として形成される。このため、連通穴7における衝撃吸収ライナ3の内側から外側に向かう流路方向は、副流路52cにおける衝撃吸収ライナ3の表面形状に沿った流路方向とは略垂直方向となる。
また、本実施形態の構成例では、図4、図5に示すように、衝撃吸収ライナ3の左右方向における中央部に、外側凹溝5a,5bが形成される。外側凹溝5a,5bは、左右略対象に同様の構成であるため、以下、外側凹溝5aについて説明する。
外側凹溝5aは、主流路51aと、3つの副流路52a(52a1〜52a3)とを備え、後方側の端部に後端連接部54aを備える。
主流路51aは、最も前方側の副流路52a1から、後方側端部の後端連接部54aとの間の流路を形成するように凹設され、3つの副流路52a(52a1〜52a3)が接続される部分における流路方向が前後方向となっている。また、主流路51aにおける後方側端部の後端連接部54a付近には、流路方向が前後方向に対しておおよそ45度くらい斜めに曲げられた後端屈曲部53aが形成される。
また、3つの副流路52a(52a1〜52a3)は、それぞれ流路方向が左右方向となるよう形成される。
このため、副流路52aは、主流路51aの流路方向とは垂直な流路方向として主流路51から分岐されて形成される。また、主流路51aおよび副流路52aは、それぞれ凹溝としての深さや幅が略同様に形成され、後方側の端部に形成される後端連接部54aでは、シェル2後方の後方開口部23に流路を接続しやすいように幅広に形成される。
また、図7、図8に示すように、3つの副流路52a(52a1〜52a3)に接続される連通穴7(7a1〜7a3)は、衝撃吸収ライナ3の内側から外側に向けて一直線状の貫通穴として形成される。このため、連通穴7における衝撃吸収ライナ3の内側から外側に向かう流路方向は、副流路52aにおける衝撃吸収ライナ3の表面形状に沿った流路方向とは略垂直方向となる。
次に、本実施形態のヘルメット1で換気が行われる際の空気の流路について説明する。
装用者が本実施形態のヘルメット1を着用して自動二輪車を走行させると、走行風による空気の流れはシェル2の前方に開設された前方開口部21から衝撃吸収ライナ3の前方通気穴4を通って、内側凹溝6などによる内側通気路へと導かれる。そして、装用者の頭頂付近の空気が内側通気路により衝撃吸収ライナ3の内側から連通穴7を通って外側凹溝5における副流路52へと流れ、この副流路52から流路方向を直角に曲げられて主流路51へと流れる。そして、主流路51を後方へと流れ、後端連接部54を経てシェル2の後方開口部23から、リアスポイラ22による後方開口部23より外側への負圧も受けつつ、ヘルメット1の外部へと排出される。
次に、本実施形態による効果について説明する。
本実施形態のヘルメット1では、上述のように衝撃吸収ライナ3の内側通気路から外側通気路へと空気を流す連通穴7が衝撃吸収ライナ3を貫通するように開設される。また、連通穴7の外側表面における開口位置が主流路51を除く位置に配置される。そして、その外側表面における開口位置から外側通気路における主流路51との間を副流路52が接続し、その主流路51の流路方向と副流路52の流路方向とが略垂直に交差するよう形成される。
ここで、近年のフルフェイス型ヘルメットでは、装用者が頭部にかぶるための開口部の口径も小さめの傾向があり、装用者の頭部とヘルメットの内側との隙間が少ない傾向がある。こうした形状により、頭部へのフィット感が高まると共に、ヘルメットの内側にすきま風も入りにくくなり、冬など寒い季節にも快適に装用できるようになっている。しかしその反面、夏など暑い季節にシェルの前方開口部に設けられた調整機構としてのシャッタを開け、ヘルメット内部に空気を流通させて換気すると、空気の流れによる音が発生してヘルメット内部に音がこもり、快適性を損ねるおそれがあった。
これに対し、本件発明者は、衝撃吸収ライナの内側通気路から外側通気路を通って外部に排出される空気の流れによる音の発生が、連通穴から外側通気路へと続く流路の形状に大きく影響を受けることを知見した。
本実施形態では、上述のように、連通穴7を通って副流路52へと導かれた空気の流れが、この副流路52から流路方向を直角に曲げられて主流路51へと流れる。このため、ヘルメット1内部の空気の流れによる風切り音の発生を大きく低減でき、通気性を良好にしながらも風切り音による不快感を低減することができる。
また、本実施形態では、外側通気路として衝撃吸収ライナ3の外側表面に外側凹溝5を形成すると共に、外側凹溝5からヘルメット1外部への気流の出口となる後方開口部23の直上に、負圧発生手段としてのリアスポイラ22を配設している。このため、シェル2の内側表面と外側凹溝5との間を外側通気路としながらも、ヘルメット1内部の内側通気路、外側通気路を流れる空気の流量が低下することもない。
このため、通気性が良好なヘルメット1を提供することができる。
また、本実施形態では、衝撃吸収ライナ3の内側表面に内側凹溝6を形成し、連通穴7が、この内側凹溝6の底部と副流路52とを連通させるよう形成される。このため、内側通気路における通気性も良好にできる。すなわち、装用者の頭髪により衝撃吸収ライナ3よりも内側の空間が埋められてしまい、内側通気路の通気が困難になってしまうこともない。
また、本実施形態では、衝撃吸収ライナ3は、図4、図7、図8に示すように、上側ライナ31と下側ライナ32とが固着されて構成される。上側ライナ31および下側ライナ32は、異なる発泡倍率の発泡スチロールなど、設計に応じた衝撃吸収特性を衝撃吸収ライナ3の位置に応じて実現するための材料でそれぞれ構成される。そして、衝撃吸収ライナ3の内側凹溝6を内側表面に、外側凹溝5を外側表面に、それぞれ形成している。
このため、これら凹溝の配置に関わらず、上側ライナ31および下側ライナ32の形状を設計することができる。すなわち、外側通気路を衝撃吸収ライナ3の内部に設ける場合、その外側通気路の部分で衝撃吸収ライナ3を分割できるように構成し、その分割されたそれぞれの向かい合う表面に凹溝を形成することとなる。本実施形態では、衝撃吸収ライナ3の表面に凹溝を形成して内側通気路や外側通気路を構成しているため、衝撃吸収ライナ3の上側ライナ31や下側ライナ32をさらに分割した形状とする必要がない。
このため、衝撃吸収ライナ3をより低コスト化することができ、低コストなヘルメット1を提供することができる。
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した実施形態では、副流路52の流路方向が主流路51の流路方向に対して垂直として説明したが、主流路51と副流路52との角度はこのものに限定されない。すなわち、副流路52は、主流路51を除く位置に外側表面への開口部が形成された連通穴7と、主流路51とを接続できれば、設計等に応じた所定の角度で主流路51に接続されるよう形成されてよい。
また、副流路52は、流路方向に同じ幅、同じ深さの形状に限定されず、例えば流路方向に幅や深さが変化していくテーパ状などに形成されてもよい。また、1つの連通穴7から複数の副流路52により主流路51に接続される構成であってもよい。
また、連通穴7の形状は、連通穴7の流路方向に垂直な断面形状が略円形の丸穴に限定されず、例えば断面形状が多角形やスリット状などであってもよい。
また、内側凹溝6が形成されていない形状であっても、装用者の頭部に当接する不図示の内装パッドなどにより、頭部と衝撃吸収ライナ3の内側との間の空間としての内側通気路が形成できれば、本発明は同様に実現することができる。
また、外側通気路は、シェル2の内側表面と衝撃吸収ライナ3の外側凹溝5との間に限定されず、例えば衝撃吸収ライナ3とシェル2の硬質樹脂との間にさらに他の層が配設された構成であっても、本発明は同様に実現することができる。
また、外側通気路は、衝撃吸収ライナ3の外側凹溝5により形成される構成に限定されず、例えば衝撃吸収ライナ3を内側、外側の2層構造として、それぞれの向かい合う表面に凹溝を形成し、外側通気路を衝撃吸収ライナ3の内部に設けた構成であっても、本発明は同様に実現することができる。
1 ヘルメット
2 シェル
21(21a〜21c) 前方開口部
22 リアスポイラ(負圧発生手段の一例)
23 後方開口部
3 衝撃吸収ライナ
31 上側ライナ
32 下側ライナ
4(4a〜4c) 前方通気穴
5(5a〜5d) 外側凹溝
51(51a〜51d) 主流路
52(52a1〜52d2) 副流路
53(53a,53b) 後端屈曲部
54(54a〜54d) 後端連接部
6(6a〜6d) 内側凹溝
7(7a1〜7d2) 連通穴

Claims (7)

  1. 硬質のシェルの内側に衝撃吸収ライナが配置されて構成されたヘルメットであって、
    前記シェルには、前方開口部と、後方開口部とが設けられ、
    前記衝撃吸収ライナには、
    前記前方開口部と前記衝撃吸収ライナの内側とを連通させる前方通気穴と、
    前記衝撃吸収ライナの内側表面よりも外側に配設された外側通気路と、
    前記衝撃吸収ライナの内側と前記外側通気路とを連通させる連通穴と、が設けられ、
    前記外側通気路は、
    前記後方開口部に接続される主流路と、
    副流路と、を備えて構成され、
    前記連通穴は、前記衝撃吸収ライナの外側表面における前記主流路を除く位置と、前記
    衝撃吸収ライナの内側とを連通させ、
    前記副流路は、前記連通穴と前記主流路とを接続するよう設けられ
    前記前方通気穴が、前記外側通気路とは異なる位置に設けられたことを特徴とするヘルメット。
  2. 前記副流路は、当該副流路における流路方向が前記主流路の流路方向に対して略垂直となるよう、前記主流路から分岐されて形成されたことを特徴とする請求項1記載のヘルメット。
  3. 前記主流路における少なくとも前記副流路が接続される部分は、流路方向が略前後方向となるよう形成されたことを特徴とする請求項1または2記載のヘルメット。
  4. 前記連通穴は、前記外側通気路における流路方向に対して略垂直な一直線状の穴として形成されたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のヘルメット。
  5. 前記衝撃吸収ライナの内側表面には、略前後方向に内側凹溝が設けられ、
    前記連通穴は、前記内側凹溝の底部と、前記副流路とを連通させるよう形成されたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のヘルメット。
  6. 前記衝撃吸収ライナの外側表面には外凹溝が凹設され、
    前記外側通気路は、前記外側凹溝により形成されることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のヘルメット。
  7. 前記シェルにおける前記後方開口部近傍には、当該後方開口部から外側へと向かう圧力を発生させる負圧発生手段が配設され、
    前記外側通気路は、前記外側凹溝と前記シェルの内側とにより形成されることを特徴とする請求項6記載のヘルメット。
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