JP3131987U - 衝撃吸収帽子 - Google Patents

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Abstract

【課題】装着感を損なうことなく効率的に衝撃を吸収する衝撃吸収帽子を提供する
【解決手段】 帽子本体と、該帽子本体頭部を上部から保護し前方からの空気抵抗を後方へ流すとともに頭頂部付近に隆起部を有し該隆起部内の空気を後方へ排出する排出孔を有する硬質ヘルメットと、該硬質ヘルメット内側に衝撃緩衝用空間部を構成するように設けられ通気孔を有する緩衝シートと、前記帽子と前記硬質ヘルメットを着脱可能に固定する固定手段とより構成される。
【選択図】図1

Description

本考案は、装着感を損なうことなく効率的に衝撃を吸収する衝撃吸収帽子に関するものである。
従来、特許文献1に示すように帽子内部に通気性のある硬質の保護部材を一体に構成するものがあった。
また、特許文献2、特許文献3に示すように帽子の上に分割した硬質のヘルメット部材が取り付けられたものがあった。
特開2002−138318 特開2006−124896 特開2006−312798
そのために、次のような問題があった。
帽子内部に硬質の保護部材を設けるものにあっては、利用者の個人差における頭部形状によって衝撃吸収率が変動するとともに、装着感を損ないものであった。
帽子の上に分割した硬質のヘルメット部材が取り付けられたものにあっては、衝撃が局所的に負荷がかかり、頭部衝撃の緩衝効率が低いものであった。
本考案は以上の欠点を解決するものである。
帽子本体と、該帽子本体頭部を上部から保護し前方からの空気抵抗を後方へ流すとともに頭頂部付近に隆起部を有し該隆起部内の空気を後方へ排出する排出孔を有する硬質ヘルメットと、該硬質ヘルメット内側に衝撃緩衝用空間部を構成するように設けられ通気孔を有する緩衝シートと、前記帽子と前記硬質ヘルメットを着脱可能に固定する固定手段とよりなる。
本考案を使用することで、帽子本来の装着感を損なうことなく頭部を保護することができる。
前方からの空気抵抗を減少させるため、ローラースケートやスケートボードなどのスピードを必要とする競技において支障をきたすことなくプレイでき、転倒時における衝撃を吸収することができる。この衝撃吸収に関しては、硬質ヘルメット本体が第一衝撃吸収、緩衝シートが第二衝撃吸収、空間部が第三衝撃吸収の役割を果たし、前記空間部の圧縮空気を硬質ヘルメットの通気孔により排出することで効率的に衝撃を吸収することができる。
着脱可能な固定手段を有することで、汗を吸収した帽子を洗濯することが可能となる。また、用途や趣向にあわせて帽子とヘルメットを組み合わせることが可能となる。あわせて、帽子単体として使用することも可能である。
通気孔を有する緩衝シートとヘルメットの空間部により、頭部における通気性を確保することができる。
以下、本考案実施の形態について図1から図16を用いて説明する。
図1は本考案の分解図、図2は本考案の要部平面図、図3は本考案の要部正面図、図4は本考案の要部背面図、図5は本考案の要部底面図、図6は本考案の要部右側面図、図7は本考案の要部分解図、図8は本考案の硬質ヘルメット正面図、図9は本考案の硬質ヘルメット背面図、図10は本考案の硬質ヘルメット底面図、図11は本考案の緩衝シート平面図、図12は本考案の緩衝シート底面図、図13は本考案の正面図、図14は本考案の右側面図、図15は本考案の背面図、図16は本考案の説明図である。
本考案は、硬質ヘルメット1と、緩衝シート3と帽子本体2とより構成される。
硬質ヘルメット1は、FRP等のようにヘルメットとして通常利用される素材よりなるものである。頭部形状にあわせた覆い部を有する帽子本体2に近似した流線形状で、頭部付近中央とその両側部に背面方向に壁部を有する隆起部6a6bが形成されている。壁部には通気孔4a4bがそれぞれ設けられている。本事例においては中央の隆起部6aには3つの通気孔4aが、両側部の隆起部6bにはそれぞれ1つの通気孔4bが設けられている。
硬質ヘルメット1の前部には上下二段にベルト穴5a、後部には上下三段にベルト穴5b、左右側部には上下二段にベルト穴5cが設けられている。
硬質ヘルメット1の裏面前部には左右にそれぞれ勘合突起14a、後部には左右にそれぞれ勘合突起14b、左右側面にはそれぞれ勘合突起14cが設けられている。
緩衝シート3はゴムなどのクッション材として通常用いられる素材よりなるものであり、基本形状は前記硬質ヘルメット1と帽子本体2の間にはフィットした湾曲形状で、前記硬質ヘルメット1のベルト穴5a5b5cにかからない形状となっている。
図11、図12に示すように緩衝シート3の中央で、装着時中央隆起部6aの下にあたる位置には略方形状の開口部が設けられている。その左右側部にはそれぞれ補助開口部9が設けられている。
また、緩衝シート3には前記硬質ヘルメット1の各勘合突起14a14b14cに対応して勘合固定するための勘合孔7a7b7cが設けられている。
緩衝シート3の上面には表面突起11a11b11cが複数設けられている。硬質ヘルメット1の内部形状にあわせるとともに図16に示すように緩衝シートのベースシートとの間に空間部を形成するように前部左右に表面突起11a、後部左右に表面突起11b、後部より左右にそれぞれ表面突起11cが設けられている。表面突起11aは縦方向に設けられた突起11aaと、これを連結するように横方向に設けられた突起11abから構成される。表面突起11bも同様に突起11baと突起11bbから構成されている。また、上部左右後部突起11cが設けられている。
緩衝シート3の裏面には図5、図12に示すように頭部形状に沿って湾曲するとともに帽子本体2との間に隙間を構成するように裏面突起10が縦方向に複数設けられている。
帽子本体2は綿やナイロン等の柔軟な素材な覆い部とツバからなるものである。帽子本体2の表面には、前記硬質ヘルメット1の各ベルト穴5a5b5cに対応するようにベルト12a12b12cがそれぞれ設けられている。各ベルト12a12b12cは一端が帽子本体2に固定され、多端が開放されたものである。ベルト12a12b12cの固定部及び開放部には、折り返した状態で着脱可能に固定するための固定手段として面ファスナー13a13bが設けられている。固定手段としては、面ファスナーに限定されるものではなく、スナップ等通常用いられるものであればよい。
本考案は以上の構成よりなる。
これを使用するときは、緩衝シート3の勘合孔7a7b7cと硬質ヘルメット1の突起14a14b14cを勘合することで硬質ヘルメット1の内側に緩衝シート3を固定する。そのうえで硬質ヘルメット1のベルト孔5a5b5cに帽子本体2のベルト12a12b12cを通して面ファスナー13a13bで固定する。
装着状態において、図16に示すように緩衝シート3の表面突起11a11b11cが硬質ヘルメット1との間に隙間を生じさせることで、衝撃に対して強い衝撃吸収効果を得ることができる。あわせて硬質ヘルメット1の隆起部6a6bが特に衝撃に弱い頭頂部への衝撃を緩和する効果を得る。
また、図16には図示されていないが頭部形状にあわせて湾曲した形状で隙間を構成するように設けられた裏面突起10により、頭部との間での通気性を向上させるとともに衝撃吸収の効果を得ることができる。
あわせて、緩衝シートの開口部8と補助開口部9により頭部の通気性を向上することができる。
衝撃吸収に関しては、硬質ヘルメット1と緩衝シート3間に構成された空間部で衝撃により発生した圧縮を硬質ヘルメット1の通気孔4a4bで外部に排出することでより効率を高めることが可能となった。
また、前方からの空気抵抗を後方へ流すとともに頭頂部付近に隆起部を有し該隆起部内の空気を後方へ排出する排出孔を有する構造とすることで、運動時の空気抵抗を阻害することなく快適に運動することが可能となった。
本考案の分解図 本考案の要部平面図 本考案の要部正面図 本考案の要部背面図 本考案の要部底面図 本考案の要部右側面図 本考案の要部分解図 本考案の硬質ヘルメット正面図 本考案の硬質ヘルメット背面図 本考案の硬質ヘルメット底面図 本考案の緩衝シート平面図 本考案の緩衝シート底面図 本考案の正面図 本考案の右側面図 本考案の背面図 本考案の説明図
符号の説明
1 硬質ヘルメット、
2 帽子本体、
3 緩衝シート、
4a;4b 通気孔、
5a;5b;5c ベルト穴、
6a;6b 隆起部、
7a;7b;7c 勘合孔、
8 開口部、
9 補助開口部、
10 裏面突起、
11a;11b;11c 表面突起、
11aa;11ba 表面突起の縦方向部
11ab;11bb 表面突起の横方向部
12a;12b;12c ベルト、
13a;13b 面ファスナー、
14a;14b;14c 突起

Claims (1)

  1. 帽子本体と、該帽子本体頭部を上部から保護し前方からの空気抵抗を後方へ流すとともに頭頂部付近に隆起部を有し該隆起部内の空気を後方へ排出する排出孔を有する硬質ヘルメットと、該硬質ヘルメット内側に衝撃緩衝用空間部を構成するように設けられ通気孔を有する緩衝シートと、前記帽子と前記硬質ヘルメットを着脱可能に固定する固定手段とよりなる衝撃吸収帽子。
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