JP2014181417A - 帽子付きヘルメット - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘルメットと帽子とをフィットした状態でしっかりと取付けることできると共に、見栄えを良くすることができる、帽子付きヘルメットを提供する。
【解決手段】この帽子付きヘルメット10は、ヘルメット20と帽子50とを備え、帽子50は、クラウン部51とスベリ部57とを有し、クラウン部51は収縮可能とされ、スベリ部57は、弾性的に収縮可能とされ、帽子50をヘルメット20に被せて、スベリ部57を内側に折り返すことにより、スベリ部57がヘルメット20の下縁部に係合するように構成されており、ヘルメット20に一対の帽子固定用孔28,28が形成され、帽子50の内面には、帽子固定用孔28,28に挿入されヘルメット内側で連結される一対の取付けベルト68,68が装着されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、ヘルメットと、このヘルメットの外周に着脱可能に取付けられる帽子とからなる、帽子付きヘルメットに関する。
以前から、頭部を衝撃などから保護するヘルメットは、様々な分野で広く用いられている。例えば、自動二輪車や原動機付自転車の運転の際には、ヘルメットの装着が義務付けられている。また、安全性の観点から、自転車に乗る際にもヘルメットを装着することが望ましい。しかしながら、ヘルメットはデザイン性に乏しく、見栄えが良くないものが多いため、着用をきらう人も多い。
例えば、下記特許文献1には、クラウン部及びスベリ部を有し、クラウン部周縁に複数の本体切離部が形成され、各本体切離部の一方の端縁部にスライド片が設けられ、他方の端縁部にスライド片が挿入される挿入部が形成され、各挿入部に挿入されたスライド片が、弾性帯状体で挿入部に引き込まれるように弾性的に引張られており、ヘルメットなしで頭部に被せるときには、弾性帯状体による収縮力で頭部外周にフィットし、ヘルメット外周に被せるときには、弾性帯状体が広がると共にスライド片が引き出されて拡張してヘルメット外周に装着可能とした、ヘルメットカバーを兼ねた帽子が記載されている。これによれば、ヘルメット外周に帽子を装着させることで見栄えが良くなる。
また、下記特許文献2には、ヘルメットの外面に、麦わら帽子等の鍔付き帽子が、面ファスナー等の固着具によって、着脱自在に重合されるように構成された防暑用ヘルメットが記載されている。
一方、ヘルメット外周に帽子が取付けられるものではないが、帽子外周にヘルメットを取付けるものもある。下記特許文献3には、帽子本体と、帽子本体頭部を上部から保護する硬質ヘルメットと、硬質ヘルメット内側に衝撃緩衝用空間部を構成するように設けられ緩衝シートと、帽子と硬質ヘルメットを着脱可能に固定する固定手段とよりなる衝撃吸収帽子が記載されている。
特開2011−219901号公報 特開2006−249626号公報 実用新案登録第3131987号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のヘルメットカバーを兼ねた帽子は、ヘルメットの下面に帽子のスベリ部を当接させているだけなので、帽子がヘルメットに対してずれたり、強い風等が吹いたりときに、ヘルメットから帽子が外れてしまう可能性がないとは言えなかった。また、帽子がヘルメットに対して回転してしまい、ヘルメットに対する帽子の角度がずれて、外観上おかしくなる可能性もあった。
また、下記特許文献2のヘルメットでは、ヘルメットの外面に、麦わら帽子等の鍔付き帽子が、面ファスナー等の固着具によって、着脱自在に重合されるように構成されているものの、強い風が吹いたときなどに、面ファスナー等の固着具が剥がれて、帽子が飛んでしまう可能性がないとは言えなかった。
更に、下記特許文献3のヘルメットは、帽子をヘルメットの内側に入れて、衝撃吸収を目的としており、帽子をヘルメットの外側に被せて見栄えをよくするという着眼はなされていない。
したがって、本発明の目的は、ヘルメットと帽子とをフィットした状態でしっかりと取付けて、強風等によってもヘルメットから帽子が外れること確実に防止できると共に、ヘルメットに対して帽子が正しく取付けられるようにした、帽子付きヘルメットを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の帽子付きヘルメットは、ヘルメットと、該ヘルメットの外周に着脱可能に取付けられる帽子とを備え、前記帽子は、クラウン部と、該クラウン部の下縁部に折り返し可能に設けられたスベリ部とを有し、前記クラウン部は、それ自体が収縮可能な材料で構成されているか、或いは周方向に挿通されたゴムバンドにより収縮可能とされており、前記スベリ部は、弾性的に収縮可能とされて、前記帽子を前記ヘルメットに被せて、前記スベリ部を内側に折り返すことにより、前記スベリ部が前記ヘルメットの下縁部に係合するように構成されており、前記ヘルメットには、少なくとも一箇所に一対の帽子固定用孔が形成され、前記帽子の内面には、前記帽子固定用孔に挿入されて前記ヘルメットの内側で連結される一対の取付けベルトが装着されていることを特徴とする。
上記発明によれば、帽子の内面に装着された一対の取付けベルトを、ヘルメットの帽子固定用孔に挿入し、ヘルメットの内側で連結することにより、取付けベルトを介して、ヘルメットと帽子とをしっかりと連結することができる。
また、収縮可能とされたクラウン部及びスベリ部の周長を広げて、帽子をヘルメットに被せることができる。そして、スベリ部を内側に折り返すと、スベリ部がヘルメットの下縁部に係合し、クラウン部及びスベリ部の収縮力により帽子がヘルメット外周にフィットして装着される。
このように、スベリ部をヘルメットの下縁部に係合させると共に、帽子の内面に装着された一対の取付けベルトを、ヘルメットの帽子固定用孔に挿入し、ヘルメットの内側で連結したことにより、走行中に強風等によって帽子が外れて飛んで行ってしまうことを確実に防止できる。また、帽子がヘルメットにフィットして装着されるので見栄えをよくすることができる。
更に、ヘルメットから帽子を外して、帽子だけを着用する際には、クラウン部及びスベリ部の収縮力により帽子が着用者の頭にフィットするので、帽子だけを被ったときの見栄えもよくすることができる。
更にまた、帽子の内面に装着された一対の取付けベルトを、ヘルメットの帽子固定用孔に挿入し、ヘルメットの内側で連結して固定するので、ヘルメットに対する帽子の装着角度を規定することができ、ヘルメットの前後方向と帽子の前後方向とがずれたりすることを防止できる。
本発明の帽子付きヘルメットにおいては、前記クラウン部には、前記帽子後方の周方向に沿ってゴムバンドが部分的に挿通されており、前記ゴムバンドの少なくとも一端部には、前記帽子に対して長さを変えて固定できる長さ調整手段が設けられていることが好ましい。
これによれば、帽子をヘルメットに装着するときは、ゴムバンドの長さを長くしてヘルメットに装着しやすくし、帽子をヘルメットから外して帽子だけを着用するときには、ゴムバンドの長さを短くして、着用者の頭部にフィットしやすくすることができる。また、ゴムバンドが帽子後方の周方向に沿って部分的に挿通されているので、ゴムバンドの収縮によって生じる帽子の皺が、帽子後方にのみ発生し、帽子前方は皺のない状態に維持されるので、見栄えを良くすることができる。
本発明の帽子付きヘルメットにおいては、前記一対の帽子固定用孔は、前記ヘルメットの後方下縁部の1箇所だけに形成されているか、又は、後方下縁部及び前方寄りの両側下縁部の3箇所に形成されており、前記帽子の内面には、前記各帽子固定用孔に対応して前記取付けベルトが装着されていることが好ましい。
これによれば、ヘルメットの後方下縁部の1箇所だけに形成されているか、又は、後方下縁部及び前方寄りの両側下縁部の3箇所に形成されているので、帽子をヘルメットに対して左右バランスよく取付けることができると共に、帽子を被せないでヘルメットだけを着用したときに、ヘルメットの前面に孔が設けられていないので、外観を良好にすることができる。
本発明の帽子付きヘルメットにおいては、前記ヘルメットの前頭部の左右二箇所と後頭部の左右二箇所とにそれぞれ顎紐挿通孔が形成され、1本の顎紐が、前記4箇所の顎紐挿通孔に、前頭部の左右2箇所の間と、後頭部の左右2箇所の間で外部に露出するように順次内外に挿通され、前記ヘルメットの内面側に挿出された左側の2本及び右側の2本を、それぞれ結束具で結束することにより、着用者の耳部が入るループを形成すると共に、該結束具から更に伸びる顎紐部に、左右の顎紐を着脱可能に連結する連結具が設けられて、着用ベルトが構成されていることが好ましい。
これによれば、ヘルメットの前頭部の左右二箇所と後頭部の左右二箇所とに形成された4箇所の顎紐挿通孔に1本の顎紐を通して着用ベルトを構成することができるので、顎紐をヘルメットに固定するための固定部材が必要なくなり、部品点数を少なくして製造作業性を良好にすることができる。また、顎紐をヘルメットに固定するための固定部材を設ける必要がないので、ヘルメットの両側部を薄く形成することができ、帽子を被せたときの見栄えを良くすることができる。更に、左右の顎紐の一方を引張り出すと、他方が引き込まれるので、左右の顎紐の長さをバランスよく調整することができる。
本発明の帽子付きヘルメットにおいては、前記ヘルメットは、樹脂製の本体と、該本体の内側に装着されたクッション材とを有し、前記本体と前記クッション材とを合わせた厚さが、両側頭部よりも前後頭部の方が厚くされていることが好ましい。
これによれば、ヘルメットの両側頭部の厚さをできるだけ薄くしつつ、ヘルメットの前後頭部の厚さを厚くして、必要とされる強度やクッション性を保持しながら、ヘルメットの両側部を薄く形成して、帽子を被せたときの見栄えを良くすることができる。
本発明の帽子付きヘルメットによれば、スベリ部をヘルメットの下縁部に係合させると共に、帽子の内面に装着された一対の取付けベルトを、ヘルメットの帽子固定用孔に挿入し、ヘルメットの内側で連結したことで、走行中に強風等によって帽子が外れて飛んで行ってしまうことを確実に防止できる。
本発明の帽子付きヘルメットの一実施形態を示す斜視図である。 同帽子付きヘルメットを構成するヘルメットの側面図である。 同帽子付きヘルメットの断面図である。 同帽子付きヘルメットを構成するヘルメットの斜視図である。 同帽子付きヘルメットの底面図である。 同帽子付きヘルメットにおいて、帽子固定用孔の部分において切断したときの断面図である。 同帽子付きヘルメットを構成する帽子の分解斜視図である。 同帽子付きヘルメットを構成する帽子の、底面側から見たときの斜視図である。 同帽子付きヘルメットにおいて、ヘルメットに帽子を取付ける際の状態を示す斜視図である。 同帽子付きヘルメットを被った状態の斜視図である。 同帽子付きヘルメットを被った状態の、断面斜視図である。 本発明の帽子付きヘルメットの他の実施形態を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の帽子付きヘルメットの一実施形態について説明する。
図1に示すように、この帽子付きヘルメット10は、ヘルメット20と、該ヘルメット20の外周に着脱可能に取付けられる帽子50とを備えている。
まず、図1〜6を参照して、ヘルメット20について説明する。このヘルメット20は、左右両側よりも前後がやや長い略ドーム状をなし、ABSやポリカーボネートから形成された樹脂製の本体21と、その内側に装着され、発泡スチロール等からなる衝撃吸収用のクッション材22とを有している。また、前記クッション材22の内側であって、ヘルメット前頭部側及び頭頂部には、スポンジ等からなり、着用者の頭部に当接するクッション材23,24が固着されている。
図2、図3及び図5に示すように、前記ヘルメット20の頭頂部や前頭部両側には、複数の通気孔25が、本体21及びクッション材22を貫通して形成されている。また、ヘルメット内周の後頭部側には、伸縮ベルト26が取付けられており、その長さがアジャスター27により調整可能となっている(図1〜3参照)。アジャスター27は、操作部を回転させることによって伸縮ベルト26がスライドする周知の構造からなり、アジャスター27の内面にはクッション材27aが固着されている。よって、着用者の頭部の大きさに応じて、アジャスター27を操作して伸縮ベルト26の長さを適宜調整することにより、ヘルメット内周を着用者の頭部にフィットさせることができるようになっている。
また、図5及び図6に示すように、ヘルメット20の後方下縁部及び前方寄りの両側部の3箇所に、スリット孔状をなした一対の帽子固定用孔28,28が本体21及びクッション材22を貫通して形成されている。なお、一対の帽子固定用孔28,28は、ヘルメット20の少なくとも1箇所に設けられていればよい。また、この実施形態では、一対の帽子固定用孔28,28は、上記3箇所に設けられているが、ヘルメット20の後方下縁部の1箇所だけに形成してもよい。
また、図1、図2及び図4に示すように、ヘルメット20の前頭部側で且つ頭頂部寄りの高さに、周方向に沿った凹部29が形成され、その右端部に顎紐挿通孔30aが形成され,左端部に顎紐挿通孔30bが形成されている。同様に、ヘルメット20の後頭部側で且つ帽子固定用孔28の上方に、周方向に沿った凹部29が形成され、その右端部に顎紐挿通孔30cが形成され、左端部に顎紐挿通孔30dが形成されている。すなわち、ヘルメット20の前頭部の左右2箇所及び後頭部の左右2箇所に顎紐挿通孔30a,30b,30c,30dが形成されている。
上記構造のヘルメット20には、着用ベルト40が装着されている。この着用ベルト40は1本の顎紐41を有しており、これが各顎紐挿通孔30a,30b,30c,30dに対して、例えば、次のように挿通されている。
すなわち、顎紐41は、顎紐挿通孔30aからヘルメット外面側に挿出された後、顎紐挿通孔30bからヘルメット内面側に挿出され、更に、顎紐挿通孔30dからヘルメット外面側に挿出された後、顎紐挿通孔30cからヘルメット内面側に挿出されており(図2〜4参照)、1本の顎紐41が、4箇所の顎紐挿通孔30a,30b,30c,30dに、ヘルメット20の前頭部の左右2箇所の間と、ヘルメット20の後頭部の左右2箇所の間で外部に露出するように順次内外に挿通されている。
また、顎紐挿通孔30a,30cからヘルメット内面側に挿出された顎紐41の右側の2本と、顎紐挿通孔30b,30dからヘルメット内面側に挿出された顎紐41の左側の2本とが、結束具43にそれぞれ結束されており、ヘルメット20の左右両側に着用者の耳部が入るループ45,45が形成されるようになっている。
更に、各結束具43から伸びる左右の顎紐41には、左右の顎紐41どうしを着脱可能に連結する連結具46,47がそれぞれ設けられており、上記の1本の顎紐41、左右両側の結束具43,43及び連結具46,47によって、上記着用ベルト40が構成されている。
図4に示すように、前記結束具43は、複数のベルト孔43aを有するバックル状をなし、前記連結具46は、基部側に複数のベルト孔46aが形成され、先端側に複数の係合爪46cが形成され、更に、前記連結具47は、基端にベルト孔47aを有するホルダ状をなし、該ホルダ内部に連結具46の係合爪46cが挿入されて係脱するようになっている。
そして、図4中の紙面左側の部分拡大図に示すように、顎紐挿通孔30bから挿出した顎紐41は、結束具43の複数のベルト孔43aに順次挿入された後、連結具47のベルト孔47aに挿通され、再度、結束具43の複数のベルト孔43aに順次挿入されることで、顎紐41のヘルメット左側の2本が結束されると共に、その延長部分に連結具47が装着されるようになっている。
また、図4中の紙面右側の部分拡大図に示すように、顎紐挿通孔30cから挿出した顎紐41、及び、顎紐挿通孔30aから挿出した顎紐41が、結束具43の複数のベルト孔43aに挿入されて結束具43により結束されると共に、該結束具43から伸びる2本が、連結具46の複数のベルト孔46aに順次挿入され、基端側のベルト孔46aから挿出された2本が結束具43から伸びた2本に重ね合わされて、止め輪48により固定されている。
なお、止め輪48を結束具43側又は連結具46側にスライドさせて、4本の顎紐41の結束を緩めた後、複数のベルト孔46aに挿通された顎紐41を引張ることにより、顎紐挿通孔30a,30b,30c,30dを介して、ヘルメット左側の顎紐41が引き込まれて、顎紐41の左右の長さを調整可能となっている。
また、図5に示すように、この実施形態では、本体21とクッション材とを合わせた厚さが、ヘルメット20の側頭部よりも前後頭部の方が厚く形成されている。具体的には、ヘルメット前頭部の本体21とクッション材22,23とを合わせた厚さをT1、ヘルメット後頭部の本体21とクッション材22とを合わせた厚さをT2、ヘルメット20の両側頭部の本体21とクッション材22とを合わせた厚さをT3とすると、T1>T2>T3となるように構成されている。なお、ヘルメット前頭部の本体21とクッション材22とを合わせた厚さも、前記T2,T3よりも厚くなっている。
次に、上記ヘルメット20に取付けられる帽子50について説明する。
図1、図7及び図8に示すように、この実施形態における帽子50は、前記ヘルメット20の外周をカバーする略半球状のクラウン部51と、該クラウン部51の下縁周縁部に取付られたフランジ状の鍔部55と、前記クラウン部51の下縁部に対して折り返し可能に設けられた環状のスベリ部57とを有している。なお、帽子50の形態は、特に限定はなく、例えば、山高帽、中折れ帽、ハンチング帽、ベレー帽、キャップ等であってもよく、また、鍔部55はなくてもよい。
また、この実施形態のクラウン部51は、外装部材52と、その内側に縫着等によって装着されるメッシュ状の内装部材53とを備えている。
前記クラウン部51は、周方向に挿通されたゴムバンド63によって収縮可能となっている。具体的には、前記内装部材53の帽子後方側に、その周方向に沿って袋状部61が設けられており、該袋状部61の周方向両端には開口部61a,61aが形成されている。この袋状部61には、両端部に所定間隔で複数のボタンホール63aを設けたゴムバンド63が挿通されており、該ゴムバンド63の両端部は、袋状部61の開口部61a,61aから挿出されるようになっている(図8参照)。また、クラウン部51の内周であって、前記袋状部61の開口部61a,61aから、所定長さ離れた位置には、ボタン65が固着されている(図8参照)。
したがって、ゴムバンド63を引張って、所定のボタンホール63aにボタン65を係合させることにより、ゴムバンド63の長さを適宜調整することできると共に、クラウン部51を収縮可能となっている。すなわち、この実施形態では、ゴムバンド63のボタンホール63aと、ボタン65とが、本発明における「長さ調整手段」をなしている。
上記ゴムバンド63は、帽子後方側の周方向に沿って部分的に挿通されることが好ましく、その長さは、クラウン部51の内周の1/3〜2/3程度が好ましい。
なお、ゴムバンドの長さ調整手段は、ボタンホール63aとボタン65に限らず、面ファスナーや、スナップボタン等であってもよく、特に限定されない。
また、クラン部51にゴムバンドを設ける代わりに、クラウン部51を、例えば伸縮可能なニット製の生地や、弾性糸等で織られた生地で形成して、クラウン部51自体を収縮可能としてもよい。
前記スベリ部57は、その内部に袋状部を設けてゴムを挿通させたり、スベリ部自体を伸縮可能なニット製の生地や、弾性糸等で織られた生地や、弾性エラストマー等の弾性材料で形成することにより、弾性的に収縮可能とされている。スベリ部57は、その外周縁部が、鍔部55の下面側内周縁に縫着されており(図8参照)、前記クラウン部51の下縁部に対して折り返し可能となっている。したがって、帽子50をヘルメット20に被せて、スベリ部57を内側に折り返すことにより、図3に示すように、該スベリ部57が、ヘルメット20の本体21及びクッション材22の下縁部に係合するようになっている。
そして、上記帽子50の内面には、前記ヘルメット20に形成された一対の帽子固定用孔28,28に挿入されて、ヘルメット20の内側で連結される一対の取付けベルト68,68が装着されている(図7参照)。
この実施形態では、比較的硬質のプラスチック材料からなり、U字状に屈曲された帯状片の中間部分が、帽子50の後方下縁部に固着されて、同帯状片の両側部が一対の取付けベルト68,68をなしている(図9参照)。また、取付けベルト68,68には、互いを連結させる面ファスナー等の連結手段が設けられている。したがって、一対の取付けベルト68,68を、一対の帽子固定用孔28,28からヘルメット内側に挿出させ、両者を上記連結手段を介して互いに連結させることで(図6参照)、ヘルメット20に帽子50が取付られるようになっている。
なお、この実施形態の一対の取付けベルト68,68は、ヘルメット20の後方下縁部の帽子固定用孔28,28に対応して、帽子50の後方下縁部に設けられているが、この態様に限定されず、帽子固定用孔の形成位置等に応じて適宜設けることができる。また、この実施形態では、U字帯状片の両側部が一対の取付けベルト68,68をなしているが、別体の取付けベルト68,68を帽子50の内面にそれぞれ取付けてもよい。更に、一対の取付けベルト68,68は、プラスチックや厚紙等、帽子50の材質より剛性の高いものであることが好ましい。
次に、上記構造からなる本発明の帽子付きヘルメット10の使用方法及び作用効果について説明する。
図9に示すように、帽子50内面の一対の取付けベルト68,68を、ヘルメット20の後方下縁部に設けた一対の帽子固定用孔28,28に整合させて挿入し、同帽子固定用孔28,28から取付けベルト68,68をヘルメット内側に挿出させ、取付けベルト68,68どうしを面ファスナー等の連結手段で連結させることで、ヘルメット20の外周に帽子50を取付けることができる(図6参照)。
それと共に、ゴムバンド63により収縮可能とされたクラウン部51、及び、ゴムバンド等により弾性収縮可能とされたスベリ部57の周長を広げつつ、ヘルメット20の外周に帽子50を被せる。更にスベリ部57を内側に折り返すことで、ヘルメット20の本体21及びクッション材22の下縁部に係合して、クラウン部51及びスベリ部57の収縮力により帽子50がヘルメット20外周にフィットして装着される(図3参照)。
そして、着用者は、ヘルメット20を被り、着用ベルト40の左右のループ45,45に左右の耳を入れて、着用ベルト40の連結具46の係合爪46cを、連結具47内に挿入して係合させることで、顎部分で着用ベルト40が環状に連結されて、帽子付きヘルメット10を着用することができる(図10及び図11参照)。
上記のように、この帽子付きヘルメット10においては、帽子50をヘルメット20にフィットさせて装着できると共に、ヘルメット20の下縁部にスベリ部57が係合し、一対の取付けベルト68,68がヘルメット20の一対の帽子固定用孔28,28に挿入されてヘルメット20の内側で連結されるので、帽子50をヘルメット20から脱落しないようにしっかりと固定することができる。
また、帽子50がヘルメット20の外周にフィットして装着されるので、見栄えをよくすることができ、その結果、例えば、自転車に乗る際に、ヘルメットは見栄えが悪くて被りたくないという着用者のニーズに答えた、使い勝手のよい帽子付きヘルメット10を提供することができる。
また、帽子50の一対の取付けベルト68,68を、ヘルメット20の帽子固定用孔28,28に挿入し、ヘルメット20の内側で連結して固定するので、ヘルメット20に対する帽子50の装着角度を規定することができ、ヘルメット20の前後方向と帽子の前後方向とがずれたりすることを防止できる。
更に、ヘルメット20から帽子50を外して、帽子50だけを着用する場合には、クラウン部51及びスベリ部57の収縮力によって、帽子20が着用者の頭にフィットするので、帽子50だけを被ったときの見栄えもよくすることができる。
また、帽子50内面の袋状部61の開口部61a,61aから挿出されたゴムバンド63を引張って、所定位置のボタンホール63aにボタン65を係合させることで、ゴムバンド63の長さを適宜調整できるので(図8参照)、例えば、帽子50をヘルメット20に装着するときは、ゴムバンド63の長さを長くしてヘルメット20に装着しやすくし、一方、帽子50をヘルメット20から外して帽子50だけを着用するときには、ゴムバンド63の長さを短くして、着用者の頭部にフィットしやすくすることができる。また、ゴムバンド63は、帽子内面の後方に設けた袋状部61に挿通され、帽子後方の周方向に沿って部分的に挿通されているだけなので、ゴムバンド63の収縮によって生じる帽子50の皺が、帽子50の後方にのみ発生し、帽子50の前方は皺のない状態に維持されるので、見栄えを良くすることができる。
更に、一対の帽子固定用孔28,28は、ヘルメット20の後方下縁部の1箇所だけに形成されているので、これらに一対の取付けベルト68,68を挿入し連結させることで、帽子50の後方1箇所がヘルメット20の後方中央部に位置決めされて、帽子50の左右両側部もヘルメット20に対して位置決めされて、その結果、帽子50をヘルメット20に対して左右バランスよく取付けることができる。また、帽子50を被せないでヘルメット20だけを着用したときに、ヘルメット20の前面に孔が設けられていないので、外観を良好にすることができる。
また、この実施形態における着用ベルト40は、1本の顎紐41を、ヘルメット20の4箇所に設けた顎紐挿通孔30a,30b,30c,30dに、ヘルメット20の前頭部の左右2箇所の間と、ヘルメット20の後頭部の左右2箇所の間で外部に露出するように順次内外に挿通すると共に、左右の2本を結束具43でそれぞれ結束してループ45,45を形成し、更に各結束具43から伸びる部分に連結具46,47を装着することで、構成されている(図4参照)。したがって、顎紐41をヘルメット20に固定するための固定部材を別途設ける必要がなくなるので、部品点数を少なくして製造作業性を良好にすることができる。また、顎紐41をヘルメット20に固定するための固定部材を設ける必要がないので、ヘルメット20の両側部を薄く形成することができ、帽子50を被せたときの見栄えを良くすることができる。
ところで、ヘルメット左右の顎紐41の長さを調整したい場合には、ヘルメット右側の止め輪48を結束具43側又は連結具46側にスライドさせて、重ね合された4本の顎紐41の結束を緩めた後、ベルト孔46aに挿通された顎紐41を引張り出すことで、長さ調整することができる。そして、例えば右側の顎紐41を短くした場合には、該右側の顎紐41を引っ張り出すことにより、挿通孔30a,30b,30c,30dを介して、左側の顎紐41が引き込まれるので、ヘルメット左右の顎紐41の長さをバランスよく調整することができる。
また、この実施形態では、図5に示すように、ヘルメット前頭部の本体21とクッション材22,23との厚さT1、及び、ヘルメット後頭部の本体21とクッション材22との厚さT2が、ヘルメット20の両側頭部の本体21とクッション材22との厚さT3よりも厚く形成されている。したがって、ヘルメット20の両側頭部の厚さをできるだけ薄くしつつ、ヘルメット20の前後頭部の厚さを厚くすることができ、ヘルメット20として必要とされる強度やクッション性を保持しつつ、ヘルメット20の両側部を薄く形成して、帽子50を被せたときの見栄えを良くすることができる。
図12には、本発明の帽子付きヘルメットの他の実施形態が示されている。
この実施形態の帽子付きヘルメット10aは、帽子50aのクラウン部51の前方の下面周縁から庇状の鍔部55が延設されたキャップ状をなしており、更に、前記クラウン部51の内周の後方下縁部及び前方寄りの両側下縁部の3箇所に、一対の取付けベルト68,68が設けられている。
この帽子付きヘルメット10aによれば、帽子50aの3箇所に設けた一対の取付けベルト68,68を、ヘルメット20に設けた対応する一対の帽子固定用孔28,28にそれぞれ挿入して、ヘルメット内部で連結させることで、ヘルメット20に対して帽子50をよりしっかり取付けることができ、かつ、ヘルメット20に対する装着角度を、より確実に規定することができる。
10,10a 帽子付きヘルメット
21 本体
22,23,24 クッション材
25 通気孔
26 伸縮ベルト
26a クッション材
27 アジャスター
28,28 帽子固定用孔
29 凹部
30a,30b,30c,30d 顎紐挿通孔
40 着用ベルト
41 顎紐
43 結束具
43a ベルト孔
45 ループ
46,47 連結具
46a ベルト孔
46c 係合爪
47a ベルト孔
48 止め輪
50,50a 帽子
51 クラウン部
52 外装部材
53 内装部材
55 鍔部
57 スベリ部
61 袋状部
61a 開口部
63 ゴムバンド
63a ボタンホール
65 ボタン
68,68 取付けベルト

Claims (5)

  1. ヘルメットと、該ヘルメットの外周に着脱可能に取付けられる帽子とを備えた帽子付きヘルメットにおいて、
    前記帽子は、クラウン部と、該クラウン部の下縁部に折り返し可能に設けられたスベリ部とを有し、
    前記クラウン部は、それ自体が収縮可能な材料で構成されているか、或いは周方向に挿通されたゴムバンドにより収縮可能とされており、
    前記スベリ部は、弾性的に収縮可能とされて、前記帽子を前記ヘルメットに被せて、前記スベリ部を内側に折り返すことにより、前記スベリ部が前記ヘルメットの下縁部に係合するように構成されており、
    前記ヘルメットには、少なくとも一箇所に一対の帽子固定用孔が形成され、前記帽子の内面には、前記帽子固定用孔に挿入されて前記ヘルメットの内側で連結される一対の取付けベルトが装着されていることを特徴とする帽子付きヘルメット。
  2. 前記クラウン部には、前記帽子後方の周方向に沿ってゴムバンドが部分的に挿通されており、前記ゴムバンドの少なくとも一端部には、前記帽子に対して長さを変えて固定できる長さ調整手段が設けられている請求項1記載の帽子付きヘルメット。
  3. 前記一対の帽子固定用孔は、前記ヘルメットの後方下縁部の1箇所だけに形成されているか、又は、後方下縁部及び前方寄りの両側下縁部の3箇所に形成されており、前記帽子の内面には、前記各帽子固定用孔に対応して前記取付けベルトが装着されている請求項1又は2記載の帽子付きヘルメット。
  4. 前記ヘルメットの前頭部の左右二箇所と後頭部の左右二箇所とにそれぞれ顎紐挿通孔が形成され、1本の顎紐が、前記4箇所の顎紐挿通孔に、前頭部の左右2箇所の間と、後頭部の左右2箇所の間で外部に露出するように順次内外に挿通され、前記ヘルメットの内面側に挿出された左側の2本及び右側の2本を、それぞれ結束具で結束することにより、着用者の耳部が入るループを形成すると共に、該結束具から更に伸びる顎紐部に、左右の顎紐を着脱可能に連結する連結具が設けられて、着用ベルトが構成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の帽子付きヘルメット。
  5. 前記ヘルメットは、樹脂製の本体と、該本体の内側に装着されたクッション材とを有し、前記本体と前記クッション材とを合わせた厚さが、両側頭部よりも前後頭部の方が厚くされている請求項1〜4のいずれか1つに記載の帽子付きヘルメット。
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