JP3087010U - ヘルメット用キャップ - Google Patents

ヘルメット用キャップ

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cap
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cover
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猛彦 渡辺
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マルシン工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種サイズのヘルメットに適用できるキャッ
プの提供。 【解決手段】 ヘルメット2の内側に取り外し可能に固
定されるキャップ1が半球状の頭部被覆体21と被覆体
21の周縁部に取り付けられてその周縁の周り方向ヘ延
びる縁取り用の帯体22とからなる。被覆体21は柔軟
で変形自由なシートで形成され、帯体22はそのシート
よりも高剛性のシートで形成される。帯体22の両端部
26,27は、被覆体21の周り方向において所要の間
隔をあけて対向配置される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
この考案は、ヘルメットの内側に取り外し可能に固定されてヘルメットの内側 サイズ、即ち頭部周囲長を小さくすることができるキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
頭部を保護するためのヘルメット、特に乗車用ヘルメットはヘルメット着用者 の頭部に確実にフィットした状態で使用されるべきものであり、それゆえに、市 場では従来各種サイズのヘルメットが用意されている。しかし、それらのヘルメ ットでも、着用者によってはフィットしないことがある。そうした場合には、ヘ ルメットの内側に半球状キャップをメカニカルファスナによって固定し、そのキ ャップによってヘルメットのサイズを小さくすることが可能である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、そのようなキャップにも、それが固定されるべきヘルメットに対して 大きすぎたり、小さすぎたりするということがあるから、キャップ使用者には各 種サイズのキャップの中から最も適当なものを選択しなければならないという煩 わしさがある。
【0004】 この考案では、広く各種サイズのヘルメットに対して適用することができるキ ャップを提供することによって、その煩わしさを解消することが課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題解決のために、この考案が対象とするのは、ヘルメットの内側に取り 外し可能に固定されて前記ヘルメットをそのヘルメット着用者の頭部にフィット させることが可能な半球状のキャップである。
【0006】 かかるキャップにおいて、この考案が特徴とするところは、前記キャップが柔 軟で変形自由なシートで形成された半球状の頭部被覆体と、前記被覆体の周縁部 に取り付けられて前記周縁部をほぼ一周するように延びており前記被覆体を形成 する前記シートよりも高剛性のシートからなる縁取り用帯体とを有し、前記帯体 はその両端部が前記周縁部の周り方向において所要の間隔をあけて対向配置され ていること、にある。
【0007】 この考案には、次のような好ましい実施態様がある。 (1)前記被覆体の周縁部が前記帯体の前記両端部間において、前記キャップの 上方へ向かって切り欠かれている。 (2)前記被覆体がメッシュ布地からなる。 (3)前記帯体が前記被覆体の外側に取り付けられている。 (4)前記帯体の外側にメカニカルファスナの雄部材が取り付けられている。 (5)前記帯体がポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル 、ポリカーボネートのいずれかからなる厚さ0.2〜2.0mmのシートで形成 されている。
【0008】
【考案の実施の形態】
添付の図面を参照し、この発明に係るヘルメット用キャップの詳細を説明する と、以下のとおりである。
【0009】 図1は、ヘルメット用キャップ1が使用されている乗車用ヘルメット2を左右 に二等分する正中心線に沿って切断したときの断面図であり、ヘルメット着用者 の頭部Hが仮想線で示されている。ヘルメット2は、硬質プラスチック製のシェ ル3の内側に、発泡ポリスチレン製のライナー4と、ライナー4の頂部内面に取 り付けられたクッションパッド6と、ライナー4とパッド6とを被覆するパイル 布地7とを有する。ヘルメット2はまた、着用者の耳を覆うイアパッド8と、イ アパッド8の中央部からシェル3の外ヘ延びるあご紐9とを有する。ヘルメット 2の前面部は、透明プラスチックシートからなる風防11で覆われている。キャ ップ1は半球状のもので、その周縁部と頂部とに取り付けられたマジックテープ 等の商品名で知られるメカニカルファスナの雄部材12によって取り外し可能に パイル布地7に固定されている。着用者の頭部Hは、このキャップ1の内側に密 着し、かかるキャップ1を介してヘルメット2と一体になっており、頭部Hとヘ ルメット2とは相互にずれ動くことがない。
【0010】 図2,3は、キャップ1の部分破断斜視図と、周囲長を縮めたときのキャップ 1の斜視図である。キャップ1は織布からなる内層16とメッシュ布地からなる 外層17とによって形成された半球状の頭部被覆体21と、被覆体21の周縁部 外面に沿って延びている縁取り用帯体22とを有し、これら両者21,22が糸 23によって縫合されている。好ましい帯体22は、図示例のように被覆体21 の外面に取り付けられており、その帯体22の外面には雄部材12がヘルメット 2に対する固定手段としてキャップ1の周り方向へ間欠的に取り付けられている 。帯体22の両端部26,27は所要寸法Lだけ離間している。かかるキャップ 1の被覆体21は、キャップ1の使用が予定されるヘルメット2のうちの最大サ イズのものよりもやや小さく作られる。帯体22は、好ましくはポリスチレン、 ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリカーボネートのいずれかか らなる厚さ0.2〜2.0mmのシートで形成され、キャップ1の高さ方向に3 〜25mmの幅Wを有する。帯体22の両端部26,27間の寸法Lは、好まし くは5〜50mmの範囲にある。かかる帯体22は、発泡プラスチックからなる シートで形成されていてもよい。
【0011】 かように形成されたキャップ1は、サイズが大きなヘルメット2であれば図2 の形状のままヘルメット2の内側に固定して図1のように着用する。また、サイ ズが小さなヘルメット2であれば、図3に示されるように、帯体22の両端部2 6,27間において被覆体21にタック31をとって、被覆体21の周囲長を縮 めた状態でヘルメット2の内側に固定する。タック31は、帯体22の両端部2 6,27間に限って形成されるので、その形状をきれいに整えることが容易であ る。キャップ1を固定するには、被覆体21の頂部や帯体22に取り付けられて いるメカニカルファスナの雄部材12をヘルメット2の内装材であるパイル布地 7に押圧すればよい。
【0012】 このキャップ1では、織布やメッシュ布地からなる変形自由な被覆体21に対 して、被覆体21よりもはるかに剛性が高く、図示例のように円弧を画く程度に は容易に変形するが、徒に屈曲したり、捩れたり、折れたりすることのない帯体 22が骨格となって、キャップ1の開口25(図2,3参照)の形状が保たれる 。剛性な帯体22に取り付けられたメカニカルファスナの雄部材12は、雄部材 12の後方に位置するその帯体22を押せば簡単にパイル布地7に固定される。 それゆえ、このキャップ1では、そうした骨格を持たない単なる布製のキャップ に比べてヘルメット2に対する固定のための作業が容易になる。また、このキャ ップ1では、形が整ったタック31を被覆体21に設けることが容易であり、そ のタック31によって周囲長を縮めることができるから、そのようなキャップ1 が使用されているヘルメット2は、外観がきれいで着用感がよい。
【0013】 図4は、この考案の実施態様の一例を示す図3と同様な図面である。このキャ ップ1では、帯体22の両端部26,27間において被覆体21の上方ヘ延びる 切り欠き部位33が形成されている。かようなキャップ1では、図3のように被 覆体21にタック31を設けることなく周囲長を縮めることができる。
【0014】 この考案において、帯体22は、図示例の如く被覆体21の外面に取り付けら れていることが好ましく、そのようにすることがキャップ1のヘルメット2への 固定を容易にするが、かかる態様に代えて帯体22を被覆体21の内面に取り付 けたり、被覆体21の周縁部を袋縫いにしてその内側に帯体22を取り付けるこ ともできる。被覆体21は、内層16または外層17のいずれかを省いた単層の ものに代えることができる。そうしたときに、内層16に木綿布地等の吸汗性素 材を使用すれば、キャップ1は、ヘルメット2を着用したときの汗止めキャップ ともなる。被覆体21がメッシュ布地だけからなる場合のキャップ1は、これを 図1のように着用してパイル布地7と被覆体21との間に隙間が生じれば、その 隙間とメッシュ布地との間に通気性が得られ、着用したヘルメット2における蒸 れを防止することができる。メカニカルファスナの雄部材12は、それ以外の適 宜の固定手段に代えることができる。
【0015】
【考案の効果】
この考案に係るヘルメット用キャップは、被覆体の周縁部に剛性の高い帯体を 有し、その帯体の両端部を被覆体の周り方向において所要寸法離間させたから、 キャップの周囲長を縮めることが容易で、このキャップを各種サイズのヘルメッ トに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャップが使用されているヘルメットの断面
図。
【図2】キャップの部分破断斜視図。
【図3】タックをとったキャップの斜視図。
【図4】実施態様の一例を示すキャップの斜視図。
【符号の説明】
1 キャップ 2 ヘルメット 12 固定手段(雄部材) 21 被覆体 22 帯体 26 端部 27 端部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘルメットの内側に取り外し可能に固定
    されて前記ヘルメットをそのヘルメット着用者の頭部に
    フィットさせることが可能な半球状のキャップであっ
    て、 前記キャップが柔軟で変形自由なシートで形成された半
    球状の頭部被覆体と、前記被覆体の周縁部に取り付けら
    れて前記周縁部をほぼ一周するように延びており前記被
    覆体を形成する前記シートよりも高剛性のシートからな
    る縁取り用帯体とを有し、前記帯体はその両端部が前記
    周縁部の周り方向において所要の間隔をあけて対向配置
    されていることを特徴とする前記キャップ。
  2. 【請求項2】 前記被覆体の周縁部が前記帯体の前記両
    端部間において、前記キャップの上方へ向かって切り欠
    かれている請求項1記載のキャップ。
  3. 【請求項3】 前記被覆体がメッシュ布地からなる請求
    項1または2に記載のキャップ。
  4. 【請求項4】 前記帯体が前記被覆体の外側に取り付け
    られている請求項1〜3のいずれかに記載のキャップ。
  5. 【請求項5】 前記帯体の外側にメカニカルファスナの
    雄部材が取り付けられている請求項4記載のキャップ。
  6. 【請求項6】 前記帯体がポリスチレン、ポリエチレ
    ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリカーボネート
    いずれかのプラスチックからなる厚さ0.2〜2.0m
    mのシートで形成されている請求項1〜5のいずれかに
    記載のキャップ。
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