JP3635297B1 - 頭部装着物脱落防止用ストラップおよび帽子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 一端に頭部装着物に取り付けるための手段を有する頭部装着物用ストラップであって、ストラップ上を移動可能な止め具を有し、止め具とその末端方向にあるストラップ部分とで、頭部を貫通させることができる開口を形成でき、該開口に頭部を通して装着した後に、該止め具が頸部後方でストラップを止めることができる頭部装着物脱落防止用ストラップ。
【選択図】 図1
Description
また、近年、紫外線による発ガン性が指摘され、サーフィンをはじめとして各種マリンスポーツなどにおいても日焼けを防ぐことが望まれている。このため、帽子をかぶってこれらのスポーツを楽しめれば健康上、有益である。しかし、帽子の脱落防止手段として一般的に使用されるあごひもは、強風などにより飛ばされることが多く、また、サーフィンなどでは海中に落下した際に帽子が脱げると、そのまま失うことが多かった。
クリップなどの手段により衣服に固定する帽子も公知であるが、サーフィンなどにおいては、着衣がないため使用することができなかった。
また、あごひもは圧迫感が強く、特に児童用帽子などにおいては、これを嫌う者が多かった。
また、本発明はその一態様として、一端に頭部装着物に取り付けるための手段を有する頭部装着物用ストラップであって、ストラップ上を移動可能な止め具を有し、止め具とその末端方向にあるストラップ部分とで、頭部を貫通させることができる開口を形成し、該開口に頭部を通して装着した後に、該止め具により頸部後方でストラップを止めることによって、頭部装着物を装着する頭部装着物脱落防止用ストラップを提供する。
頭部装着物に取り付けるための手段は、頭部装着物とストラップをしっかりと結合できる物であれば任意の公知手段であることができ、たとえばクリップ、マジックテープ(登録商標)、ボタン、スナップなどであることができる。たとえば帽子では、任意の位置、たとえば後部、側部、前部のいずれの位置においても取り付け可能であることが好ましい。
本発明において、ストラップには少なくとも1つの止め具が提供される。該止め具はストラップ上を移動可能である。止め具は、止め具とその末端方向にあるストラップとにより形成される輪の大きさを画定する。止め具の末端方向にあるストラップとは、止め具に対して、頭部装着物に取り付けるための手段と反対側にあるストラップの部分をいう。
本発明の頭部装着物脱落防止用ストラップにおいては、止め具とその末端方向にあるストラップ部分とで、頭部を貫通させることができる開口を形成する。この開口に頭部を通して、ストラップを装着するので、ストラップの長さは頸部を取り囲み、かつ頭部装着物との連結を装着者に不快感を与えることなく行うことができる程度であることが望ましい。たとえば、成人用の場合、円周として70−120cm程度の輪を形成できることが望ましい。
装着後、止め具が移動され、頸部後方でストラップが止められ、ストラップが装着される。
本発明の頭部装着物脱落防止用ストラップを使用すると、装着者の頸部周囲を完全にストラップが取り囲み、かつストラップと頭部装着物との連結が維持されるので、たとえば耳カバーがはずれても、脱落して失うことはない。
ストラップの材質は特に限定されるものではなく、たとえば天然および合成繊維により作られたひも、皮革、プラスチック、ゴムなどであることができる。
本発明においては、ストラップは帽子に近い側に提供される第1の止め具と、帽子から遠い側に提供される第2の止め具を有する。
第1の止め具と第2の止め具のどちらも、ストラップ上を移動可能である。
第1の止め具は帽子の後部の開口部付近においてストラップを止めることができる。すなわち、帽子の外部に伸びたストラップ部分に外力が加えられた際に帽子の開口部を損傷しないようにストラップを固定するとともに、ストラップが乱れて美観を損なうことを防止する。
本発明の帽子においては、第2の止め具とその末端方向にあるストラップ部分とで、頭部を貫通させて着帽することができる開口を形成する。本発明の帽子においては、第2の止め具とその末端方向にあるストラップにより形成される輪の中に頭部をいれて、帽子をかぶるので、帽子の外部に伸びたストラップの長さは頸部を取り囲み、かつ帽子との連結を装着者に不快感を与えることなく行うことができる程度であることが望ましい。たとえば、成人用の場合、円周として70−120cm程度の輪を形成できることが望ましい。
着帽後、第2の止め具が移動され、頸部後方でストラップが止められ、帽子が装着される。
本発明の帽子では、装着者の頸部周囲を完全にストラップが取り囲み、かつストラップと帽子との連結が維持されるので、たとえば帽子が波にさらわれても、帽子は流されることがない。
さらに、帽子の頭頂部の内側にストラップの固定手段を設けることができる。たとえば、帽子の頭頂部の内側に、任意の公知手段、たとえばマジックテープ(登録商標)などのストラップを固定できる手段を有することができる。かかる手段にストラップを固定すると、あごひものない状態で帽子をかぶることができる。
本発明により、たとえばサーフィンのような衣服を着ないで行うスポーツにおいても帽子をかぶることができ、また帽子を失うことがない。
さらに、ストラップの長さ方向に対して所定の力が加わった時には外れるストラップ用連結クリップを取り付けることにより、強い力が作用した際にはストラップがはずれ、装着者を危険から守ることができる。このため、たとえば児童用の帽子においては不意の危険から児童を守ることができ、あごひもを有する帽子よりも安全である。
図1は、本発明にかかる帽子の1つの態様を示す帽子の背面図である。
本発明にかかる帽子1は、帽子の外部に伸びたストラップ部分2を有する。この帽子の外部に伸びたストラップ部分には、ストラップ上を移動可能な第1の止め具6,および第2の止め具3が提供される。止め具2とその末端方向にあるストラップにより頭部を挿入するに十分な大きさの開口4を形成できる。好ましくは、帽子の外部に伸びたストラップ部分にストラップ用連結クリップ5が提供される。
また、本発明にかかる帽子は、側部にストラップの固定手段7を有することができる。かかる固定手段により、ストラップを帽子の側部から下方に伸ばすことができるので、通常のあごひもを有する帽子としても使用することができる。また、本発明にかかる帽子は、頂部にストラップの固定手段8を有することができる。かかる固定手段により、ストラップを帽子内部に収納することができるので、あごひものない帽子としても使用することができる。
ストラップは数字9で示すように帽子側面の周囲に沿って配置されることができ、このストラップは開口部10から引き出され、帽子の外部に伸びたストラップ部分が形成される。
本発明にかかるストラップ11は、その一端に頭部装着物に取り付けるための手段12、およびストラップ上を移動可能な止め具13を有する。本発明のストラップは、前記手段12により、帽子に取り付けられる。また、止め具13を移動させることにより、開口部14の大きさを変化させることができる。装着者は開口部14内に頭部を挿入し、ストラップが取り付けられた頭部装着物を装着する。それにより、頭部装着物が脱げてもストラップの効果により頭部装着物を失うことがない。また、好ましくは、本発明のストラップはストラップ用連結クリップ15を有する。かかるクリップは、ストラップに大きな力が加わった際にははずれ、装着者の首が絞まることを防止し、危険から守る。
さらに、任意にさらなる止め具16を設けることができる。
装着者は第2の止め具とその末端方向にあるストラップにより形成される開口の中に頭部を通し、帽子を装着する。第2の止め具は、装着後、首の後ろの適当な場所でストラップを固定し、首の回りのストラップの長さを調節する。
11;ストラップ、12;ストラップを頭部装着物に取り付けるための手段、13;止め具、14;空間、15;ストラップ用連結クリップ、16;止め具
Claims (3)
- 帽子の後部の開口部から引き出される外部に伸びたストラップ部分に、帽子に近い側に提供される第1の止め具と、帽子から遠い側に提供される第2の止め具を有し、該止め具はどちらもストラップ上を移動可能であり、第1の止め具は帽子の後部の開口部付近においてストラップを止めることができ、第2の止め具とその末端方向にあるストラップ部分とで頭部を貫通させることができる開口を形成でき、該開口に頭部を通して着帽した後に、第2の止め具により頸部後方でストラップを止めることができる、脱落が防止された帽子。
- 帽子の後部の開口部から引き出される外部に伸びたストラップ部分に、帽子に近い側に提供される第1の止め具と、帽子から遠い側に提供される第2の止め具を有し、該止め具はどちらもストラップ上を移動可能であり、第1の止め具は帽子の後部の開口部付近においてストラップを止めることができ、第2の止め具とその末端方向にあるストラップ部分とで、頭部を貫通させることができる開口を形成し、該開口に頭部を通して着帽した後に、第2の止め具により頸部後方でストラップを止めることにより装着する、脱落が防止された帽子。
- 第2の止め具からさらに末端方向にストラップ用連結クリップを有する、請求項1または2記載の帽子。
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