JP6842991B2 - ヘルメット - Google Patents

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Description

本発明は、硬質材料からなる外側の帽体と、この外側の帽体の内側に配された衝撃吸収性のライナとを備えたヘルメットに関する。
自動二輪車などのライダーが頭部を保護するために装着するヘルメットとして、オープンフェース型や、フルフェース型などの安全用ヘルメットが従来から知られている。このような従来のヘルメットは、主に、外側の帽体と、この帽体の内側に配された、衝撃吸収ライナ、左右一対のアゴヒモ、及び、着用者の被り心地を良くするための内装パッドから構成されている。また、着用者の視界を確保するためにヘルメットの前面に設けられた開口窓の上部に通気のための貫通孔を設けている。
そして、外側の帽体の一部の領域に衝撃が加わったとき、この帽体は、衝撃をより広い領域に分散させるとともに、その変形によって衝撃エネルギーを吸収する働きをする。また、衝撃吸収ライナは、外側の帽体から伝播する衝撃エネルギーをその厚みの減少(すなわち、圧縮)によって上記衝撃エネルギーを吸収し、かつ、衝撃エネルギーが着用者の頭部へ伝播するのを遅延させることによって、上記衝撃による最大加速度を低下させる働きをする。ここで、上記「最大加速度」とは、ヘルメットの「衝撃吸収性試験」によって得られる加速度の最大値を意味している。
安全用ヘルメットの保護性能を確認するために、従来から「衝撃吸収性試験」が行なわれている。この「衝撃吸収性試験」においては、ヘルメット装着者の頭部のモデルとして、金属製の頭部模型が用いられる。そして、「衝撃吸収性試験」によってヘルメットに与えられた衝撃は、前述のように吸収され、最終的に頭部へ伝播された衝撃力として、金属製の頭部模型の内側に配された加速度計によって最大加速度が計測される。このような「衝撃吸収性試験」の方法、及び、最大加速度の基準値が各国でそれぞれ定められている。
安全用ヘルメットの保護性能を高めるためには、衝撃による最大加速度を低下させることが必要である。このために、従来は、外側の帽体や衝撃吸収ライナの厚みを増加させる対策が取られた。
しかし、ヘルメットは略球体形状をしているため、どうしても頭頂部の剛性が他の部位よりも大きくなり、衝撃を吸収しにくくなる。そこで、インサートライナという構造が発明された。
下記特許文献1では、衝撃吸収ライナの内側の頭頂部に空洞部を設け、そこに別の部材を挿入した構造となっている。挿入された部材(インサートライナという)は、衝撃吸収ライナよりも密度が小さい、即ち、柔らかいので、頭頂部の剛性を小さくできる。このようにして、頭頂部の衝撃吸収性を保つことができる。
特許第3825106号公報
最近の交通事故では、ライダーが頭部にびまん性軸索損傷を負うケースが見られる。
びまん性軸索損傷とは、脳が強く揺らされた結果、脳の軸索が断裂されて障害が発症することを言う。ライダーの頭部にびまん性軸索損傷が発生するメカニズムは、次のように説明されている。
例えば、ヘルメットの右側面に衝撃による外力を受けると、ヘルメットは左方向へ移動する。着用者の頸椎および体幹は固定されていないので、同様に、多少とも左方向へ移動する。そのため、衝撃力の働く方向は、ほとんどが、ヘルメットの外表面に対して垂直な方向である。このような垂直方向に働く外力によって生ずる衝撃加速度(これを並進加速度という)を「衝撃吸収性試験」では測定している。従来のインサートライナ構造は、主に衝撃の並進加速度への対応策であった。
しかし、ヘルメットの上方、頭頂部附近に衝撃が与えられると、衝撃点がヘルメットの重心点よりも上であるため、ヘルメットは重心点を中心に左側へ回転しようとする。このように、衝撃によって、ヘルメットを回転させる力、即ち、回転加速度が発生する。そして、着用者の頸部にヘルメット下端が当たる、または、ヘルメットと路面との摩擦により、ヘルメットの回転は停止させられる。
しかし、衝撃による回転加速度は、着用者の頭部へ伝播している。ここで、着用者がアゴヒモをしっかりと締めていれば、着用者の頭部もヘルメットと同時に回転を停止することになる。そして、さらに、回転加速度が着用者の頭部の内部へ伝播すると、頭蓋骨内では、脳髄の中に漂う脳に回転力が働き、脳と頭蓋骨内部とを繋ぐ軸索が断裂される。
本発明は上記事実を考慮し、衝撃の回転加速度を効果的に低減させ、同時に、並進加速度をも効果的に減じることができるヘルメットを得ることが目的である。
請求項1記載のヘルメットは、硬質材料からなる外側の帽体と、この帽体の内側に配された衝撃吸収ライナを備えたヘルメットにおいて、前記衝撃吸収ライナは、本体ライナと、この本体ライナの内側面に設けられた凹部と、この凹部に嵌め込まれるインサートライナと、前記凹部の底面と前記インサートライナの底面との間に配された中央支柱部材と、を備え、前記凹部には、ヘルメットの前方のエアインレットと連通する通気路、及び、ヘルメットの後方のエアアウトレットと連通する通気路がそれぞれ設けられており、
前記インサートライナには、前記凹部と本体ライナの内側面(着用者の頭部と接する面)とを連通する通気路が設けられている。
請求項1記載のヘルメットによれば、外側の帽体の内側に配された衝撃吸収ライナが変形することで、外側に帽体に加わった衝撃が吸収される。また、本体ライナの凹部には、インサートライナが嵌め込まれている。そして、衝撃によって中央支柱部材が圧縮変形して、インサートライナが傾く。即ち、インサートライナが本体ライナに対して移動する。この時、インサートライナに密着した着用者の頭部も一緒に移動するので、回転加速度が頭部の内部へ伝播することは無い。さらに、本体ライナの凹部には、インサートライナおよび中央支柱部材の他に、空間が存在する。即ち、従来例のインサートライナのように密度を小さくするのではなく、体積を小さくすることで、従来のインサートライナと同じ効果が得られる。このようにして、着用者の頭部の回転加速度だけではなく、並進加速度をも効果的に減じることができる。
また、請求項1記載のヘルメットによれば、ヘルメットの前面のエアインレットから取り入れた外気は、本体ライナの凹部へ導かれ、さらに、凹部から後方のエアアウトレットへ至る。この空気の流れによって、着用者の頭部から発せられる熱気が本体ライナの内側面からインサートライナの通気路を通って凹部へ導かれる。また、凹部の外気が本体ライナの内側面へ入ってくる。このようにして、ヘルメット内の換気を良好に行うことができる。
請求項2記載のヘルメットは、請求項1記載のヘルメットにおいて、前記衝撃吸収ライナは、前記中央支柱部材の周囲に配置された複数のその他の支柱部材を備えている。
請求項2記載のヘルメットによれば、その他の支柱部材を複数設けることにより、着用者がアゴヒモ締めた際、着用者の頭部がインサートライナを圧迫しても、中央支柱部材と一緒に支柱部材がインサートライナを支えるので、インサートライナが傾いてヘルメットがぐらつくこともなく、安定した状態で着用することができる。
請求項3記載のヘルメットは、請求項1又は請求項2記載のヘルメットにおいて、前記中央支柱部材が、インサートライナと一体に成形されている。
請求項3記載のヘルメットによれば、中央支柱部材がインサートライナと一体に成形されていることにより、ヘルメットの構成部品の点数が増えることを抑制することができる。
請求項4記載のヘルメットは、請求項2又は請求項3記載のヘルメットにおいて、前記その他の支柱部材の先端の断面積が、前記中央支柱部材の先端の断面積よりも小さく、そして、前記中央支柱部材及び前記その他の支柱部材が、インサートライナと一体に成形されている。
請求項4記載のヘルメットによれば、中央支柱部材及びその他の支柱部材がインサートライナと一体に成形されていることにより、ヘルメットの構成部品の点数が増えることを抑制することができる。また、衝撃力が凹部の底面から中央支柱部材、及び、その他の支柱部材へ伝わったとき、接触面積の小さいその他の支柱部材の方が先に変形し、または、破損するので、前記中央支柱部材が衝撃によって完全に破壊されるのを防ぐことができる。
このようにして、前記中央支柱部材によるインサートライナの傾きを確実に行うことができる。
請求項記載のヘルメットは、請求項記載のヘルメットにおいて、前記エアインレットが、ヘルメット前面の開口部の縁巻部材とされている。
請求項記載のヘルメットによれば、エアインレットが、ヘルメット前面の開口部の縁巻部材とされていることにより、帽体を貫通するエアインレットを設ける工数を省くことができ、かつ、ヘルメットの構成部品の点数が増えることを抑制することができる。
本発明に係るヘルメットは、衝撃の回転加速度を効果的に低減させ、同時に、並進加速度をも効果的に減じることができる、という優れた効果を有する。
(A)は本実施形態のヘルメットを示す側面図であり、(B)は正面図である。 衝撃吸収ライナを分解して示す斜視図である。 本体ライナを示す平面図である。 (A)はインサートライナを使用者の頭部側から見た斜視図であり、(B)はインサートライナを使用者の頭部とは反対側から見た斜視図である。 他の形態のインサートライナを使用者の頭部とは反対側から見た斜視図である。 他の形態のインサートライナを使用者の頭部とは反対側から見た斜視図である。 インサートライナが取付けられた本体ライナを示す平面図である。 図5に示された6−6線に沿って切断したインサートライナ及び本体ライナを示す断面図である。 本実施形態の本体ライナの内部の通気を示す本体ライナの断面図である。 本実施形態のヘルメットのエアインレットを示す斜め前方側から見た斜視図である。 本実施形態のヘルメットのエアインレットを示す正面図である。 回転加速度の発生を説明する図であり、(A)は衝撃が加わる前、(B)及び(C)は衝撃が加わった際のヘルメットを着用したライダーを後方から見た図である。
図8に示されるように、ヘルメット10の重心(G)よりも下方の位置で衝撃F2を受けると、図8(C)に示されるように、着用者の頸部や、頸部を支える体幹が移動する。これにより、ヘルメット10を横に押す力が働く。即ち、並進加速度が生ずる。しかし、ヘルメット10の重心(G)よりも上方の位置で衝撃F1を受けると、図8(B)に示されるように、ヘルメット10を回転させようとする力が働く。衝撃点と重心(G)を結ぶ線分が、重心(G)とヘルメット10の頂点を結ぶ線分に対して、90度〜45度を成す場合、回転加速度と並進加速度の両方が発生するが、しかし、並進加速度の方が大きい。従って、従来の並進加速度への対策によっても、衝撃力を緩和できることになる。
そして、上記角度が45度より小さくなるに従い、回転加速度は徐々に大きくなり、0度で最大となる。そこで、本発明では、重心(G)と頂点を結ぶ線分に対して、0度〜45度の位置に後述する凹部30(図3参照)を本体ライナ16に設けるのが好ましいとした。また、0度〜20度の位置に凹部30を設けることがさらに好ましいとした。
先ず、図1〜図6を用いて本発明の実施形態に係るヘルメット10の構成について説明する。なお、ヘルメットを使用している状態の装着者から見た前後方向前方側を矢印FRで示し、右側及び左側をそれぞれ矢印RH及び矢印LHで示し、上下方向上側を矢印UPで示す。また、以下の説明で、単に前後、左右、上下の方向を示す場合は、ヘルメットを装着している状態の着用者から見た前後、左右、上下を示すものとする。
図1に示されるように、本実施形態のヘルメット10は、繊維強化樹脂等の硬質材料からなる外側の帽体12と、この帽体12の内側に配されていると共に当該帽体12の内側の面に接合された衝撃吸収ライナ14と、を備えている。
図2に示されるように、衝撃吸収ライナ14は、本体ライナ16と、本体ライナ16に取付けられたインサートライナ18と、を備えている。
さらに、本体ライナ16は、インサートライナ18を嵌め込むための凹部30を備えている。
図3に示されるように、本体ライナ16は、合成樹脂の発泡体を用いて形成されており、この本体ライナ16は、一方側が開放されたドーム状(凹状)に形成されている。詳述すると、本体ライナ16は、使用者の側頭部に沿って配置される左側ライナ部20及び右側ライナ部22と、使用者の後頭部に沿って配置される後側ライナ部24と、使用者の前頭部に沿って配置される前側ライナ部26と、を備えている。また、本体ライナ16は、使用者の頭頂部と対向して配置される上側ライナ部28を備えている。この上側ライナ部28は、本体ライナ16の下方側から見ると前後方向を長手方向としかつ左右方向を短手方向とする楕円形状を成し、後述するインサートライナ18(図2参照)が嵌め込まれる凹部30が形成されている。この凹部30には、ヘルメット10の前方のエアインレットと連通する通気孔32、及び、ヘルメット10の後方のエアアウトレットと連通する通気孔34が形成されている。また、凹部30の左右方向及び前後方向の中央部には、下方側から見て縁部が円形とされていると共に後述するインサートライナ18の中央凸部42(図4A(B)参照)が嵌合する中央凹部36が形成されている。さらに、中央凹部36の回りには、後述するインサートライナ18の3つの周縁凸部44(図4A(B)参照)がそれぞれ嵌合する3つの周縁凹部38が形成されている。本実施形態では、中央凹部36の前方側に左右方向に間隔をあけて配置された2つの周縁凹部38が形成されており、中央凹部36の後方側の左右方向の中央部に1つの周縁凹部38が形成されている。
上記本体ライナ16の凹部30の位置は、ヘルメット10の重心位置を中心にして、ヘルメット10の頂点とを結ぶ線分(図8参照)がヘルメット10を周囲に45度傾けた時に描かれる円錐形とヘルメット10の外側の帽体表面とが交差してできる楕円形の中にあるのが好ましく、20度の上記円錐形の中にあるのがさらに好ましい。また、上記凹部30が設けられていないと仮定したときの上記本体ライナ16の本来の厚みは、15〜55mmであるのが好ましく、35〜45mmであるのがさらに好ましい。このとき、上記凹部30の深さは、35mm以下であることが好ましく、25mm以下であることがさらに好ましい。
図4A(A)及び(B)に示されるように、インサートライナ18は、本体ライナ16と同様に合成樹脂の発泡体を用いて形成されている。具体的には、インサートライナ18は、一方側が開放された浅底の皿状(凹状)に形成されたインサートライナ本体部40と、インサートライナ本体部40の上方側の面から上方へ向けて突出する中央支柱部材としての中央凸部42及びその他の支柱部材としての3つの周縁凸部44と、を備えている。インサートライナ本体部40の下方側の面は、使用者の頭頂部に沿う形状に湾曲し、かつ、通気のための複数の溝48が形成されている。また、インサートライナ本体部40の外周49の端部には、薄肉部50が配置されている。薄肉部50は、インサートライナ本体部40よりも肉厚が薄く、複数の溝48と繋がっていると共に下方側から見て縁部が略U字状とされた連通部としての複数の切欠部52が形成されている。このように、インサートライナ18の下方側の面(着用者の頭部と当たる面)は、前後および左右に対称な形状である。工業的に製造するためには、円または楕円形状であることが好ましい。また、中央凸部42は、略円柱状に形成されており、インサートライナ本体部40の上方側の面の前後方向の中央部及び左右方向の中央部から上方へ向けて突出している。また、3つの周縁凸部44は、中央凸部42よりも小さな外径の略円錐台形状に形成されている。本実施形態では、中央凸部42の前方側に左右方向に間隔をあけて配置された2つの周縁凸部44が形成されており、中央凸部42の後方側の左右方向の中央部に1つの周縁凸部44が形成されている。
上記インサートライナ18は、下方側の面(着用者の頭部へ向けた面)から本体ライナ16の凹部30の底面へ向けて5mm以上の厚みを持つことが好ましく、10〜15mmであることがさらに好ましい。さらに、中央凸部42及び周縁凸部44は、ヘルメット装着時に、インサートライナ18が着用者の頭部に押されてぐらつくのを防ぐ。しかし、ヘルメットの頭頂付近に衝撃を受けた場合には、まずは上記周縁凸部44が衝撃力により、変形、たわみ、あるいは、亀裂を生じるが、上記中央凸部42が上記インサートライナー18を中心位置で支えるので、上記インサートライナ18の一部分が上記凹部30に落ち込み、また、その反対側の部分が浮き上がる現象が起きる。即ち、上記インサートライナ18が本体ライナ16に対して傾くのである。続いて、落ち込んだ上記周縁部44は、上記凹部30の底面(上側ライナ部28の表面)からの反発力により浮き上がり、そして、遅れて衝撃が伝播された上記中央凸部及びその他の周辺凸部44が変形、たわみ、あるいは、亀裂を生じ、上記凹部の中へ沈み込む。このようにして、インサートライナ18がスイング(揺動)する。
なお、周縁凸部44は、凹部30の底面との接触面積が中央凸部42よりも小さくなるように、図4Bに示されるように、その先端が円錐状であってもよいし、また、図4Cに示されるように、例えば万里の長城のように、壁(山の尾根)のような形状であってもよい。また、中央凸部42及び周縁凸部44は、インサートライナの上方側の面上での断面が、直径50mm以下の円または楕円形状であることが好ましく、直径30mm以下であることがさらに好ましい。
図5及び図6Aに示されるように、以上説明したインサートライナ18は、本体ライナ16の凹部30に嵌め込まれた状態で当該本体ライナ16に取付けられている(固定されている)。詳述すると、インサートライナ18の中央凸部42及び3つの周縁凸部44が、本体ライナ16の中央凹部36及び3つの周縁凹部38に係合された状態で、インサートライナ18が本体ライナ16に固定されている。なお、本実施形態では、インサートライナ18の中央凸部42と本体ライナ16の中央凹部36との間に接着剤が介在していることで、ヘルメットを脱いでも、インサートライナ18が本体ライナ16から外れないようになっている。
また、インサートライナ18が本体ライナ16に固定された状態では、インサートライナ18のインサートライナ本体部40の上方側の面と本体ライナ16との間には隙間が形成されている。インサートライナ18がスイングする(本体ライナに対して揺動して移動する)ために、インサートライナ18の外周49と凹部30の内壁との間に形成された隙間は、10mm以下であることが好ましく、3mm〜7mmであることがさらに好ましい。さらに、インサートライナ18の中央凸部42及び3つの周縁凸部44をインサートライナ18や本体ライナ16と別の部材とすることが可能であるが、工業的に製造するためには、中央凸部42及び3つの周縁凸部44をインサートライナ18の底面に一体成形するか、または、本体ライナ16の凹部30の底面に一体性成形することが考えられる。
また、薄肉部50は、インサートライナ18の外周49と凹部30の内壁との間を覆い隠すが、しかし、インサートライナ18がスイングする際には、凹部30の内壁に押し付けられて容易に変形あるいは破損するので、スイングを妨害することはない。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1及び図2に示されるように、以上説明したヘルメット10によれば、外側の帽体12の内側に配された衝撃吸収ライナ14が変形することで、外側に帽体12に加わった衝撃が吸収される。また、図5及び図6に示されるように、本体ライナ16の凹部30には、インサートライナ18が嵌め込まれている。そして、中央凸部42及び3つの周縁凸部44が変形されて、並進加速度を低減し、さらに、インサートライナが本体ライナ16に対して移動される(スイングする)ことで、ヘルメット10を装着した使用者の頭部の回転加速度を効果的に低減させることができる。
詳述すると、上記インサートライナ18と上記凹部30との間には、すき間が設けられているので、衝撃がインサートライナ18に伝わるやいなや、瞬時に、浮き沈みの現象が起こる(即ち、スイングする)。このようにして上記インサートライナ18が揺れることで、インサートライナ18に密着している着用者の頭部も一緒にスイングして揺れることになる。即ち、衝撃によりヘルメット10に回転力が生じた後、ヘルメット10の回転が止められたとしても、ヘルメット10の内部の着用者の頭部は動き続けるので、衝撃による回転加速度を頭部内部へ伝播しないか、あるいは、減少させることができる。
上記インサートライナ18の浮き沈み(スイング)による揺れ効果を最大にするためには、上記インサートライナ18の中央点を中心に傾く必要がある。そこで、上記インサートライナ18の底面の中心点に中央凸部42を設け、その周囲に周縁凸部44を配置することが好ましい。また、中央凸部42よりも周縁凸部44を変形し易い形状にすれば、衝撃により周縁凸部44から変形が起きるので、中央凸部42を中心に上記インサートライナ18が傾くことを助長することができる。
ここで、ヘルメット10の衝撃試験の試験結果について説明する。
(衝撃試験の試験結果)
人頭模型にヘルメット10を被せて、2.5mの高さから鋼鉄製アンビルの上に落下させ、その時の衝撃によって発生する回転力を角速度計によって測定した。なお、衝撃箇所は、ヘルメット10の頭頂付近、ヘルメット10を前方へ45度傾けた場合の前頭部、および、ヘルメットを左へ45度傾けた場合の左側頭部の3点とした。
表1から明らかなように、本実施形態のヘルメット10のようにスイングするインサートライナ18を使用した場合では、従来のインサートライナに比べて、明らかに回転加速度が低減されている。なお、従来のインサートライナとは、当該インサートライナが本体ライナに対してスイングしないタイプのものである。
また、本実施形態のヘルメット10では、図4A(B)及び図6に示されるように、中央凸部42に加えて、3つの周縁凸部44を設けることにより、インサートライナ18を安定した状態で維持することができる。
また、中央凸部42のみを設けた場合においては、着用者がヘルメット10を装着しただけで不安定なので(インサートライナ18が本体ライナ16に対して傾き易いため)被り心地が悪い。また、衝撃の並進加速度が大き過ぎた場合、上記中央凸部42が着用者の頭部を支えきれずに簡単に粉砕し、上記インサートライナ18が上記凹部30に対して略平行に落ち込むことが予想される。すなわち、この場合は、上記インサートライナ18の浮き沈み現象は起こらない。そこで、本実施形態では、中央凸部42に加えて、その先端の断面積が中央凸部42よりも小さい3つの周縁凸部44を設けることにより、インサートライナ18を支持する力を補強できる。そして、3つの周縁凸部44のいずれかが変形や屈折することで並進加速度を緩衝し、さらに、上記インサートライナ18が浮き沈み現象を生じることで回転加速度も緩衝できる。
さらに、本実施形態では、図3、図5及び図6Bに示されるように、ヘルメット10の前方のエアインレット、及び、ヘルメット10の後方のエアアウトレットと連通する通気路としての通気孔32、34がそれぞれ設けられており、インサートライナ18には、凹部30と着用者の頭部とを連通する切欠部52が設けられている。ヘルメットの前面のエアインレットから取り入れた外気は、本体ライナ16の凹部30に形成された通気孔32を通じて当該凹部30内に導入され、そして、通気孔34を経てエアアウトレットから排出されるという空気の流れが生じる。そのため、着用者の頭部から発せられる熱気が切欠部52(連通部)を通って本体ライナの凹部へ導かれる。さらに、凹部30へ導入された外気の一部は、切欠部52(連通部)を通じて、着用者の頭部へ到達する。このようにして、ヘルメット10内の換気性能を良好にすることができる。すなわち、ヘルメット10の内部の熱気が排出され着用者に快適さを提供できる。また、凹部30を含む頭頂部に、ヘルメット10の前後に連通する通気孔32、34を設けたことで、本体ライナ16が、衝撃による並進加速度をより吸収しやすくなる。
なお、本実施形態では、着用者の頭部と凹部30とを連通するための連通部として、切欠52を設けたが、これに限定せず、インサートライナ18を貫通する連通孔を複数設けても良い。
また、本実施形態のインサートライナ18では、インサートライナ本体部40の外周49の端部に、中央部分46の厚みに比べてその厚みが薄く設定された薄肉部50を配置している。これに加えて、薄肉部50には、複数の切欠部52が形成されている。この切欠部52によって薄肉部50の剛性が低下する。これにより、ヘルメット10に衝撃が加わった際に、薄肉部50は容易に変形または破損するので、インサートライナが移動(スイング)するのを妨害しない。そして、本実施形態では、中央凸部42等が粉砕しインサートライナ18が凹部30に陥没せずにスイングするように、中央凸部42の周囲に複数の周縁凸部44を配置して補強した。
また、本実施形態では、図7Aおよび図7Bに示されるように、ヘルメット前面の開口部の縁巻部材54にエアインレットを設け、取り入れた外気を2つに分けて、1つは本体ライナ16の外側面を伝って、通気口32を経て凹部30へ至るものと、他の1つは、本体ライナ16の内側面を伝って、インサートライナ18の下方側に設けられた通気溝48へ導かれる。このようにして、エアインレットのための部品点数を減らし、また、組立工数を減らすことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 ヘルメット
12 帽体
14 衝撃吸収ライナ
16 本体ライナ(主ライナ)
18 インサートライナ
30 凹部
32 通気孔(通気路)
34 通気孔(通気路)
40 インサートライナ本体部
42 中央凸部(中央支柱部材)
44 周縁凸部(その他の支柱部材)
48 通気溝
49 インサートライナ本体部の外周
50 薄肉部
52 切欠部(連通部)
54 縁巻部材

Claims (5)

  1. 硬質材料からなる外側の帽体と、この帽体の内側に配された衝撃吸収ライナを備えたヘルメットにおいて、
    前記衝撃吸収ライナは、本体ライナと、この本体ライナの内側面に設けられた凹部と、この凹部に嵌め込まれるインサートライナと、前記凹部の底面と前記インサートライナの底面との間に配された中央支柱部材と、を備え
    前記凹部には、ヘルメットの前方のエアインレットと連通する通気路、及び、ヘルメットの後方のエアアウトレットと連通する通気路がそれぞれ設けられており、
    前記インサートライナには、前記凹部と本体ライナの内側面(着用者の頭部と接する面)とを連通する通気路が設けられているヘルメット。
  2. 前記衝撃吸収ライナは、前記中央支柱部材の周囲に配置された複数のその他の支柱部材を備えている請求項1記載のヘルメット。
  3. 前記中央支柱部材が、インサートライナと一体に成形されている請求項1又は請求項2に記載のヘルメット。
  4. 前記その他の支柱部材の先端の断面積が、前記中央支柱部材の先端の断面積よりも小さく形成されており、前記中央支柱部材及び前記その他の支柱部材が、インサートライナと一体に成形されている請求項2又は請求項3記載のヘルメット。
  5. 前記エアインレットが、ヘルメット前面の開口部の縁巻部材とされた請求項記載のヘルメット。
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