JPWO2012140690A1 - ターボファン、および空気調和機 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、凹部が回転軸と略平行なため、翼前縁部のファン吸込口に面する側(側板側)では、凹部が翼前縁部に略直交する。このため、ファン吸込口に面する側(側板側)では、凹部での気流の引き戻し効果が得られない、という問題点があった。これにより、気流が翼の表面から剥離し、乱流による騒音が増加する、という問題点があった。
また、凹部の断面が略半球形状であるため、凹部の下流に流れが再付着する際、凹部の下流側角部に流れが衝突して剥離し、圧力変動が生じ、騒音が増加する、という問題点があった。
しかし、翼圧力面側部と翼負圧面側部との間にすき間が発生したり、どちらかが流れに対し突出して固定されると、突出した所で流れが剥離し、乱流による騒音が増加する、という問題点があった。
図1は実施の形態1を示す空気調和機の縦断面図である。
なお、本実施の形態では、天井埋込形の空気調和機を例に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、ファン吸込側および吹出側にフィルタや熱交換器等の通風可能な圧損体を有するターボファンを搭載した空気調和機に広く適用できるものである。
また、空気調和機本体10の内部には、ターボファン1と、ターボファン1の吸込風路を形成するベルマウス14と、ターボファン1を回転駆動するファンモーター15と、ターボファン1の下流側に囲むように立設された熱交換器16とを備えている。熱交換器16は、接続配管により図示しない室外機と接続され冷媒が循環される。
また、空気調和機本体10の下面中央部には本体吸込口10cを有し、この本体吸込口10cの周囲には本体吹出口10dを有している。そして、吸込グリル11a、本体吸込口10c、本体吹出口10d、および、パネル吹出口11bが連通している。
なお、「本体吸込口10c」は、本発明における「吸込口」に相当する。
また、「パネル吹出口11b」は、本発明における「吹出口」に相当する。
また、「天板10a」および「側板10b」は、本発明における「筐体」に相当する。
熱交換器16へ向け吹き出された空気は、熱交換器16内の冷媒と熱交換して、暖房、冷房、または除湿等された空気となる。熱交換器16にて、暖房、冷房、または除湿等がされた空気は、本体吹出口10dを通過しパネル吹出口11bから部屋17へ向けて吹き出されて空調が行われる。このとき風向ベーン13により風向が制御される。
図2は図1のターボファンの斜視図である。
図3は図1のターボファンの翼1枚の負圧面側面図である。
図4は図1のターボファンの翼1枚の圧力面側面図である。
なお、図2〜図4においては、理解を容易にするため、図中上方を部屋17側にしている。すなわち、図中上方から図中下方に向かって空気が吸込まれることになっている。また図2においては、理解を容易にするため、一部について側板3を外した状態を図示している。また、各図において同じ部分または相等する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
主板2は、外周部が平坦で、中央部がファン吸込口1aへ向け突出した凸形状の回転体である。主板2の中央には、ボス2aが形成されている。このボス2aは、ファンモーター15の回転軸に固定されている。以下、主板2の当該回転軸の中心を「回転軸O」と称する。
側板3は、上縁がファン吸込口1aを形成し、ファン吸込口1aから下方になる程(主板2に近づく程)、内径が大きくなっている
そして、側板3の下縁と、これに対向する主板2と、翼4の翼後縁部4bとにより、ファン吹出口1bを形成する。
翼前縁部4aは、翼後縁部4bに対しファン回転方向Aの前側に位置し、翼前縁部4aと翼後縁部4bとを結ぶ弦線が、回転軸Oからの放射線に対して傾斜している。
翼前縁部4aの主板2に近い範囲は、側面視において、主板2にほぼ垂直の翼内周側前縁部4a1を形成している。翼前縁部4aの側板3に近い範囲は、側面視において、主板2から遠ざかる程、翼後縁部4bに近づくように傾斜した翼側板側前縁部4a2を形成している。
さらに、翼4の翼前縁部4aは、翼内周側前縁部4a1の側板側、および、翼側板側前縁部4a2が、ファン回転方向A側、かつ、主板2の径方向外側へ向け湾曲している。
翼後縁部4bは、側面視において、主板2にほぼ垂直に形成されている。
さらに、翼後縁部4bは、側板3側の方が主板2側に比べファン回転方向Aに対し逆向に湾曲している。
なお、本実施の形態においては、翼4を湾曲させた場合を説明するが本発明はこれに限るものではない。例えば平面視において略平板状に形成しても良い。
図6は図3、図4のY−Yでのファン吸込口側前縁部に略直交する翼断面図である。
図5に示すように、回転軸Oに直交するX−X断面において、翼4の基本形状は、翼前縁部4aから主板2の径方向外側に向け徐々に肉厚が厚くなり、最大肉厚となった後、翼後縁部4bへ向け徐々に薄肉となる翼形形状を形成する。
また、図5、図6に示すように、翼4のファン回転方向Aに対して前面となる翼圧力面4c、および、翼4のファン回転方向Aに対して後面となる翼負圧面4dの、翼前縁部4aの近傍に、翼前縁側段差部5を形成している。
この翼前縁側段差部5は、翼内周側前縁部4a1および翼側板側前縁部4a2にほぼ沿うように伸び、当該翼4の肉厚方向にへこむ窪み部5aと、窪み部5aから翼後縁部4bへ向かって(下流側に向かって)、当該翼4の肉厚を徐々に厚くする傾斜部5bと、から構成されている。なお、窪み部5aの肉厚方向の高さt1は、所定寸法となるように形成している。
この翼後縁側段差部6は、翼後縁部4bにほぼ沿うように伸び、当該翼4の肉厚方向に突出する突出部6aと、突出部6aから翼前縁部4aへ向かって(上流側に向かって)、当該翼4の肉厚を徐々に薄くする傾斜部6bと、から構成されている。突出部6aの肉厚方向の高さt2は、所定寸法となるように形成している。
なお、「傾斜部6b」は、本発明における「第2傾斜部」に相当する。
また、本実施の形態では、翼圧力面4cおよび翼負圧面4dの両方に、翼後縁側段差部6を形成したが、本発明はこれに限るものではない。翼圧力面4cおよび翼負圧面4dの少なくとも一方に、翼後縁側段差部6を形成するようにしても良い。
また、本実施の形態では、翼前縁部4aの近傍に翼前縁側段差部5を形成し、翼後縁部4bの近傍に翼後縁側段差部6を形成したが、これに限らず、翼前縁側段差部5、または、翼後縁側段差部6の何れか一方のみを形成するようにしても良い。
このため、翼前縁部4a全体において、翼前縁側段差部5の窪み部5aの下流端部で流れが再付着する際の剥離を防止することで引き戻し効果を得ることができる。よって、翼4の表面における気流の剥離を抑制し、乱流による騒音を低減することができる。
また、ファン吸込口1a側の通風抵抗が、例えばフィルタ12へのホコリの堆積などで増加しても、翼4の表面における気流の剥離を抑制することができる。よって、通風抵抗が増加した場合であっても低騒音が維持される。
以上の結果、静粛な空気調和機が得られると共に、ホコリ等により通風抵抗が変化しても騒音悪化しづらく信頼性が高い空気調和機が得られる。
このため、翼4表面の気流の流れが翼後縁側段差部6により生成される負圧により、翼後縁部4bに引き戻されることで、翼後縁部4bから外部へ放出される後流渦幅が縮小し、乱れが抑制され圧力変動が減少する。
さらに、ターボファン1の下流側に配設される熱交換器16への流入する空気の流れに生じる乱れを抑制することができる。よって、熱交換器16が圧力変動を受けことによる騒音の増加を抑制することができる。
以上の結果、静粛な空気調和機が得られると共に、ホコリ等により通風抵抗が変化しても騒音悪化しづらく信頼性が高い空気調和機が得られる。
本実施の形態では、翼4の翼圧力面4cおよび翼負圧面4dの少なくとも一方を別部材で構成した形態について説明する。
なお、ターボファン1の翼4以外の構成は、上記実施の形態1と同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
図8は実施の形態2を示す空気調和機に搭載されるターボファンの図4に相当する図である。
図9は実施の形態2を示す空気調和機に搭載されるターボファンの図5に相当する図である。
図10は実施の形態2を示す空気調和機に搭載されるターボファンの図6に相当する図である。
図7〜図10に示すように、本実施の形態におけるターボファンの翼4は、翼圧力面4c、および、翼負圧面4dは、翼前縁部4aの近傍から翼後縁部4bの近傍までの領域を別部材で構成した。具体的には、翼圧力面4c側の翼前縁側段差部5から翼後縁側段差部6までを翼圧力面側別部材7aで構成する。また、翼負圧面4d側の翼前縁側段差部5から翼後縁側段差部6までを翼負圧面側別部材7bで構成する。
そして、翼前縁部4a、翼後縁部4b、および、翼前縁部4aと翼後縁部4bとを結び当該翼4の厚さより肉薄な梁部材で構成される翼フレーム部7cに、翼圧力面側別部材7aと翼負圧面側別部材7bとをはめ込み固着することで一体とすることで、当該翼4を形成した。
さらに、翼圧力面側別部材7aおよび翼負圧面側別部材7bを、翼フレーム部7cの梁部材との間にすき間があくように、翼フレーム部7cにはめ込むことで、翼4の内部に中空の空間を形成している。
このため、上記実施の形態1の効果に加え、翼4と別部材とが同一面で形成されておらず、勘合不具合により、翼前縁部4aで別部材が突出することがなく、流れが剥離することを抑制できる。また、翼後縁部4bでは翼4に対し別部材がへこむことがなく、翼後縁部4bで気流が剥離することを抑制し、後流渦幅が増加することを抑制し、気流の乱れによる騒音を低減することができる。よって、高品質なターボファンおよび空気調和機が得られる。
以上の結果、本発明によれば、静粛、軽量で高品質なターボファンおよび空気調和機が得られる。
このため、翼4の内部は中空形状となり、翼4の材料を減らすことができ、軽量化を図ることができる。よって、軽量なターボファンおよび空気調和機が得られる。
本実施の形態では、翼前縁側段差部5および翼後縁側段差部6を、切り欠き形状に形成した形態について説明する。
なお、ターボファン1の翼4以外の構成は、上記実施の形態1と同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
図12は実施の形態3を示す空気調和機に搭載されるターボファンの図4に相当する図である。
図11、図12に示すように、本実施の形態における翼4は、上記実施の形態1の構成に加え、翼前縁側段差部5は、窪み部5aが、翼前縁部4aに対し略直交方向に前後する切り欠き形状を連続して形成している。この切り欠き形状は、翼前縁部4aに沿う方向のピッチS1、翼前縁部4aに直交する方向の長さH1、窪み部5aの切り欠き幅U1、および、窪み部5aの肉厚方向の高さt1が、所定寸法となるように形成されている。そして、翼前縁部4aに直交する方向に対し、切り欠き幅が先細りする斜め部と、翼前縁部4aに沿う平坦部とで、側面視において略台形状に伸びた形状を有している。
このため、翼4の表面を流れる気流が翼前縁側段差部5を乗り越え、窪み部5aで生成される負圧により傾斜部5bや翼表面に再付着する際、翼前縁部4aに沿う方向で負圧が生成される位置が、隣り合う切り欠き部で異なるようになる。これにより、翼前縁部4aに沿う方向で翼表面に再付着するタイミングがずれ、規則性が無くなり、圧力変動がさらに小さくなり剥離しづらくなる。よって、低騒音化が可能で、より静粛なターボファンおよび空気調和機が得られる。
このため、翼4の表面を流れる気流が翼後縁側段差部6により生成される負圧により、翼後縁部4bに引き戻される際、翼後縁部4bに沿う方向で負圧が生成される位置が、隣り合う切り欠き部で異なるようになる。これにより、翼後縁部4bに沿う方向で翼表面に再付着するタイミングがずれ、規則性が無くなり、圧力変動がさらに小さくなり剥離しづらくなる。よって、低騒音化が可能で、より静粛なターボファンおよび空気調和機が得られる。
具体的には、翼前縁部4aと翼圧力面側別部材7aとの接合部、および、翼前縁部4aと翼負圧面側別部材7bとの接合部を、上述のような切り欠き形状として、当該別部材をはめ込み固着する。また、翼後縁部4bと翼圧力面側別部材7aとの接合部、および、翼後縁部4bと翼負圧面側別部材7bとの接合部を、上述のような切り欠き形状として、当該別部材をはめ込み固着する。
これにより、上記の効果に加え、万一、別部材の組立不具合等によって、翼前縁部4aより別部材が突出してしまい翼前縁部4aで気流の剥離が生じても、または、翼後縁部4bで別部材がへこみ翼後縁部4bで剥離が生じる場合であっても、切り欠き形状により剥離渦が拡散されるため、翼4の表面に再付着することで騒音の増加を抑制できる。つまり、信頼性の高いターボファンおよび空気調和機が得られる。
このように、窪み部5aで少なくとも徐々に切り欠き幅が広がる形状とすることで、翼前縁側段差部5から翼4の表面へ再付着する流れが切り欠きの中央に集中せず、気流の流れが拡散されるため、騒音を抑制することができる。
Claims (8)
- 回転駆動される円形の主板と、
前記主板に対向して配置された円環状の側板と、
両端がそれぞれ前記主板と前記側板とに接合され、前記主板の周方向に間隔をあけて配置された複数の翼と、
を備え、
前記翼は、
前記主板の外周側に位置する翼後縁部と、
前記翼後縁部よりも前記主板の回転中心側に位置する翼前縁部と、
を有し、
前記翼前縁部の前記主板に近い範囲は、前記主板にほぼ垂直の翼内周側前縁部を形成し、
前記翼前縁部の前記側板に近い範囲は、前記主板から遠ざかる程、前記翼後縁部に近づくように傾斜した翼側板側前縁部を形成し、
前記翼の回転方向に対して前面となる圧力面、および、前記翼の回転方向に対して後面となる負圧面の少なくとも一方の、前記翼前縁部の近傍に、
前記翼内周側前縁部および前記翼側板側前縁部にほぼ沿うように伸び、当該翼の肉厚方向にへこむ窪み部と、前記窪み部から前記翼後縁部へ向かって、当該翼の肉厚を徐々に厚くする傾斜部と、を有する翼前縁側段差部を形成した
ことを特徴とするターボファン。 - 前記翼後縁部は、前記主板にほぼ垂直に形成され、
前記翼の回転方向に対して前面となる圧力面、および、前記翼の回転方向に対して後面となる負圧面の少なくとも一方の、前記翼後縁部の近傍に、
前記翼後縁部にほぼ沿うように伸び、当該翼の肉厚方向に突出する突出部と、前記突出部から前記翼前縁部へ向かって、当該翼の肉厚を徐々に薄くする第2傾斜部と、を有する翼後縁側段差部を形成した
ことを特徴とする請求項1記載のターボファン。 - 前記翼の回転方向に対して前面となる圧力面、および、前記翼の回転方向に対して後面となる負圧面の少なくとも一方は、前記翼前縁部の近傍から前記翼後縁部の近傍までの領域を別部材で構成し、
前記翼前縁部、前記翼後縁部、および、前記翼前縁部と前記翼後縁部とを結び当該翼の厚さより肉薄な梁部材で構成されるフレーム部に、前記別部材をはめ込むことで、当該翼を形成した
ことを特徴とする請求項1または2に記載のターボファン。 - 前記別部材と前記梁部材との間にすき間があくように、前記フレーム部に前記別部材をはめ込むことで、前記翼の内部に中空の空間を形成した
ことを特徴とする請求項3記載のターボファン。 - 前記翼前縁側段差部は、
前記窪み部が、前記翼前縁部に対し略直交方向に前後する切り欠き形状を連続して形成し、
該切り欠き形状は、
前記翼前縁部に沿う方向のピッチ、前記翼前縁部に直交する方向の長さ、および、前記窪み部の肉厚方向の高さが、所定寸法となるように形成した
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のターボファン。 - 前記翼後縁側段差部は、
前記突出部が、前記翼後縁部に対し略直交方向に前後する切り欠き形状を連続して形成し、
該切り欠き形状は、
前記翼後縁部に沿う方向のピッチ、前記翼後縁部に直交する方向の長さ、および、前記突出部の肉厚方向の高さが、所定寸法となるように形成した
ことを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載のターボファン。 - 前記切り欠き形状は、側面視において略三角形状または台形状である
ことを特徴とする請求項5または6記載のターボファン。 - 空気を吸込む吸込口および空気を吹き出す吹出口を有する筐体と、
前記筐体内に配置された請求項1〜7の何れか1項に記載のターボファンと、
前記ターボファンの前記主板を回転駆動するモーターと、
前記ターボファンの周囲に配置された熱交換器と、
を備えたことを特徴とする空気調和機。
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