JPWO2012114508A1 - 回転電機のステータ、およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステータコアの平坦部と同程度以上の絶縁性をステータコアのエッジ部に確保できる回転電機のステータ、およびその製造方法を提供する。【解決手段】この発明に係る回転電機のステータは、金属からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体と、前記コアシート積層体の表面に塗装された絶縁塗料からなる塗装膜と、前記塗装膜を介して前記コアシート積層体に巻回された導線からなるステータコイルと、前記塗装膜と前記前記ステータコイルとの間に挿入され、前記ステータコイルの導線が前記コアシート積層体の前記エッジ部に塗布された前記塗装膜に接触するのを阻止し若しくは前記接触による圧力を緩和する絶縁物製のボビンとを備えたものである。

Description

この発明は、絶縁塗料からなる塗装膜が施されたコアシート積層体とこのコアシート積層体に巻回された導線からなるステータコイルとを備えた回転電機のステータ、およびその製造方法に関するものである。
従来、電動機などの回転電機の構成部品であるステータにおいて、ステータコアとそのステータコアに巻回された導線との間を電気的に絶縁するために、ステータコアに絶縁塗装処理を施すようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。このような従来の回転電機のステータにおいて、ステータコアに絶縁塗装処理を施す方法としては、電着塗装や静電塗装、あるいは吹付け塗装などの方法が挙げられるが、いずれの方法においても、被塗装物であるステータコアの平坦部に塗装された塗装膜の膜厚と比較して、ステータコアのエッジ部に塗装された塗装膜の膜厚が薄くなり、ステータコアのエッジ部の絶縁性が不十分となり、ステータコイルの短絡事故などが発生する恐れがある。
そこで、ステータコアのエッジ部の絶縁性を確保するために、例えば電着塗装の塗料の組成比率を調整して硬化収縮率を下げることにより、ステータコアの平坦部の塗装膜の膜厚に対するエッジ部の塗装膜の膜厚の百分率(以下、エッジカバー率と称する)を向上させることで、ステータコアのエッジ部の絶縁性を確保するようにしたステータが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
又、プレス装置により金属板から打ち抜かれたコアシートを複数枚積層して構成したコアシート積層体からなるステータコアにおいて、コアシートの表裏両面のエッジ部のうち、プレス装置の打ち抜き方向の上流側の面におけるエッジ部、つまり打ち抜きによるバリが突出していない側の面のエッジ部、がステータコアのエッジ部となるように複数枚のコアシートを積層することでステータコアの各エッジ部が略円弧形状となるようにし、これによりステータコアの塗装膜における前述のエッジカバー率を向上させてステータコアのエッジ部の絶縁性を確保するようにしたステータが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−231191号公報 特開2003−264951号公報 特開平9−191614号公報
しかしながら、特許文献2、および特許文献3に記載された従来の回転電機のステータのように、絶縁塗料の組成比率を調整して硬化収縮率を下げることにより、あるいはステータコアのエッジ部が略円弧形状となるようにして、ステータコアのエッジカバー率を向上させたとしても、ステータコアのエッジ部における塗装膜の膜厚をステータコアの平坦部における塗装膜の膜圧と同程度(エッジカバー率=100%)とするのは難しく、従って、ステータコアのエッジ部の絶縁性をステータコアの平坦部と同程度の絶縁性とすることが非常に困難であるという課題があった。
又、絶縁塗装処理済みのステータコアに導線を巻回する場合、巻回作業中に発生する導線の張力がステータコアのエッジ部への押付け力となり、そのエッジ部の塗装膜が潰れて十分な膜厚を確保できないことや、ステータコアへの導線の巻回作業中における導線がステータコア上で位置ズレを生じることにより発生する導線とステータコアとの摩擦によって、ステータコアのエッジ部の塗装膜が剥れ、ステータコイルの短絡事故が発生するなどの恐れがあった。
この発明は、従来の回転電機のステータにおける前述のような課題を解決するためになされたものであり、コアシート積層体の平坦部と同程度以上の絶縁性をコアシート積層体のエッジ部に確保できる回転電機のステータ、およびその製造方法を提供することを目的とする。
この発明に係る回転電機のステータは、金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体と、前記コアシート積層体の表面に塗装された絶縁塗料からなる塗装膜と、前記塗装膜を介して前記コアシート積層体に巻回された導線からなるステータコイルと、前記塗装膜と前記ステータコイルとの間に挿入され、前記ステータコイルの導線が前記コアシート積層体の前記エッジ部に塗布された前記塗装膜に接触するのを阻止し若しくは前記接触による圧力を緩和する絶縁物製のボビンとを備えたことを特徴とするものである。
又、この発明による回転電機のステータは、金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体と、前記コアシート積層体の少なくともエッジ部に対応して前記コアシート積層体に装着された絶縁物製のボビンと、前記コアシート積層体における前記ボビンが装着されていない外周面および前記ボビンの外周面に塗布された絶縁塗料からなる塗装膜と、前記塗装膜を介して前記コアシート積層体および前記ボビンに巻回された導線からなるステータコイルとを備えたことを特徴とする。
この発明による回転電機のステータの製造方法は、金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体を製造する工程と、前記コアシート積層体の表面に絶縁塗料を塗布して塗装膜を形成する工程と、前記コアシート積層体の少なくともエッジ部若しくはその近傍に塗装された前記塗装膜の表面上に絶縁物製のボビンを装着する工程と、前記塗装膜及び前記ボビンを介して前記コアシート積層体に導線を巻回してステータコイルを装着する工程とを備えたことを特徴とする。
又、この発明による回転電機のステータの製造方法は、金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体を製造する工程と、前記コアシート積層体の少なくともエッジ部若しくはその近傍に絶縁物製のボビンを装着する工程と、前記コアシート積層体の表面及び前記ボビンの表面に絶縁塗料を塗布して塗装膜を形成する工程と、前記塗装膜の表面上に導線を巻回して、前記コアシート積層体にステータコイルを装着する工程とを備えたことを特徴とする。
この発明による回転電機のステータによれば、塗装膜と前記ステータコイルとの間に挿入され、ステータコイルの導線がコアシート積層体のエッジ部に塗布された塗装膜に接触するのを阻止し若しくはその接触による圧力を緩和する絶縁物製のボビンとを備えているので、塗装膜厚の薄いエッジ部に導線が接触することがなく、平坦部と同等以上の絶縁性を確保することができる。
又、この発明による回転電機のステータによれば、コアシート積層体の少なくともエッジ部に対応してコアシート積層体に装着された絶縁物製のボビンと、前記コアシート積層体における前記ボビンが装着されていない外周面および前記ボビンの外周面に塗布された絶縁塗料からなる塗装膜と、前記塗装膜を介して前記コアシート積層体および前記ボビンに巻回された導線からなるステータコイルとを備えているので、塗装膜厚の薄いエッジ部に導線が接触することがなく、平坦部と同等以上の絶縁性を確保することができる。
この発明による回転電機のステータコアの製造方法によれば、コアシート積層体の表面に絶縁塗料を塗布して塗装膜を形成する工程と、前記コアシート積層体の少なくともエッジ部若しくはその近傍に塗装された前記塗装膜の表面上に絶縁物製のボビンを装着する工程と、前記塗装膜及び前記ボビンを介して前記コアシート積層体に導線を巻回してステータコイルを装着する工程とを備えているので、コアシート積層体への導線の巻回時における導線の張力や導線の位置ズレ等によるエッジ部の塗装膜潰れや剥れを抑制することができ、短絡欠陥などの発生を低減させることができる。
又、この発明による回転電機のステータコアの製造方法によれば、コアシート積層体の少なくともエッジ部若しくはその近傍に絶縁物製のボビンを装着する工程と、前記コアシート積層体の表面及び前記ボビンの表面に絶縁塗料を塗布して塗装膜を形成する工程と、前記塗装膜の表面上に導線を巻回して、前記コアシート積層体にステータコイルを装着する工程とを備えているので、コアシート積層体への導線の巻回時における導線の張力や導線の位置ズレ等によるエッジ部の塗装膜潰れや剥れを抑制することができ、短絡欠陥などの発生を低減させることができる。
この発明の実施の形態1による回転電機のステータにおけるステータ磁極部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1による回転電機のステータにおけるステータコアの構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による回転電機のステータにおけるステータ磁極部の構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による回転電機のステータの製造方法を示す説明図である。
この発明の実施の形態1による回転電機のステータにおけるボビンの装着方法を示す説明図である。 この発明の実施の形態1の変形例による回転電機のステータにおけるステータ磁極部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2による回転電機のステータにおけるステータ磁極部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2による回転電機のステータにおけるステータ磁極部の構成を示す説明図である。
この発明の実施の形態2による回転電機のステータの製造方法を示す説明図である。 この発明の実施の形態3による回転電機のステータにおけるコアシートを示す斜視図である。 この発明の実施の形態3による回転電機のステータにおけるステータ磁極部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4による回転電機のステータにおけるコアシートを示す斜視図である。 この発明の実施の形態4による回転電機のステータにおけるステータ磁極部を示す斜視図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による回転電機のステータにおけるステータ磁極部を示す斜視図である。図1において、電動機などの回転電機のステータを構成するステータ磁極部1は、金属からなる複数枚のコアシートを積層して構成したコアシート積層体の表面に絶縁塗料の塗装処理を施して形成した塗装膜3を有するステータコア2と、ステータコア2のコアシート積層方向の第1の面である一方の端面に装着された絶縁物製の第1のボビン41と、ステータコア2のコアシート積層方向の第2の面である他方の端面に装着された絶縁物製の第2のボビン42と、第1のボビン41と第2のボビン42を介してステータコア2に導線を巻回して構成されたステータコイル5とを備えている。図1に示すように、ステータコイル5を構成する導線は、絶縁塗料の塗装膜3が施されたステータコア2と第1のボビン41と第2のボビンとを略内包するように巻回されている。
図2は、この発明の実施の形態1による回転電機のステータにおけるステータコアの構成を示す説明図であり、(a)は塗装膜を施す前のコアシート積層体の斜視図、(b)はコアシート積層体の表面に塗装膜を施して構成したステータコアの斜視部である。図2の(a)に示すように、塗装膜を施す前のコアシート積層体6は、金属板からなる略T字形状のコアシート7を10枚積層し、これらのコアシート7を一体に固定することにより構成されている。金属板からなるコアシート7は、ヨーク部8と、このヨーク部8からその平面の延びる方向にほぼ垂直に突出したティース部9とを有する。図2の(a)に示すコアシート積層体6の表面全体に絶縁塗料からなる塗装膜を施すことにより、図2の(b)に示す塗装膜3を備えたステータコア2が構成される。このように構成されたステータコア2の外表面は、エッジ部10と平坦部11との組み合わせからなる。
なお、コアシート積層体6を構成するコアシート7の積層枚数は、10枚に限られるものではなく、回転電機の仕様などに応じて任意に設定し得るものである。
図3は、この発明の実施の形態1による回転電機のステータにおけるステータ磁極部の構成を示す説明図であり、(a)は断面位置を示す平面Aとともにステータ磁極部を斜視図により表示した説明図、(b)は(a)に示す平面Aにおける断面を示す説明図である。図3の(a)、(b)において、第1のボビン41は、コアシート7に類似した略T字形状をなしており、塗装膜3が施されたステータコア2のコアシート積層方向の一方の端面に装着されている。第2のボビン42は、コアシート7に類似した略T字形状をなしており、塗装膜3が施されたステータコア2の積層方向の他方の端面に装着されている。
ステータコア2のティース部9(図2参照)に巻回されたステータコイル5は、ステータコア2の塗装面B1、B2側では第1のボビン41および第2のボビン42の外表面に接し、ステータコア2の塗装面C1、C2側では塗装膜3の外表面に接している。
図3に示す平面Aにおいて、第1のボビン41および第2のボビン42の幅bは、塗装面B1、B2の幅と同一寸法に形成されている。そのため、ステータコイル5は、塗装面B1、B2に接触することがなく、且つ、ステータコア2の4か所のエッジ部10に接触することもなくステータコア2のティース部に巻回されることが可能である。なお、第1のボビン41および第2のボビン42の幅bは、塗装面B1、B2の幅以上の寸法に形成されていてもよい。
前述したように、ステータコイル5がステータコア2のエッジ部10に接触することがないため、ステータコイル5を構成するための導線をステータコア2に巻回している間に導線の張力によるエッジ部10への押付け力が発生せず、エッジ部10の塗装膜3が潰れることがない。又、ステータコイル5を構成する導線のズレによって発生する導線と塗装膜3との間の摩擦もエッジ部では発生しないため、エッジ部10の塗装膜3が剥れることがない。
次に、前述のこの実施の形態1による回転電機のステータの製造方法について説明する。図4は、この発明の実施の形態1による回転電機のステータの製造方法を示す説明図であ
り、(a)はコアシートを積層してコアシート積層体を製作する積層工程、(b)はコアシート積層体に塗装膜を施す絶縁工程、(c)は塗装膜を施したステータコアにボビンを取り付けるボビン取付工程、(d)はボビンを取り付けたステータコアに導線を巻回してステータコイルを装着するコイル装着工程、を夫々示している。
先ず、金属板からなる複数枚のコアシート7を用意する。コアシート7は、ヨーク部8とこのヨーク部8からその平面の延びる方向にほぼ垂直に突出したティース部9とを有する略T字形状に形成されている。コアシート7の製作方法としては、金属板である金属体をプレス装置により打ち抜いて製作するのが一般的であるが、金属板である金属体からワイヤカットやレーザカットなどにより製作するようにしても良い。このようにして製作したコアシート7を、図4の(a)に示すようにコアシート7の厚さ方向に積層する。この積層した各コアシート7は、かしめ、接着、若しくは溶接などにより一体に固定され、コアシート積層体6が構成される。
次に、前述のようにして構成したコアシート積層体6の全表面に絶縁塗料による塗装処理を施すことにより、図4の(b)に示すステータコア2を構成する。コアシート積層体6表面に絶縁塗料を塗装する方法としては、電着塗装や静電塗装、あるいは吹付け塗装などが考えられる。コアシート積層体6に絶縁塗料による塗装処理を施すことで、コアシート積層体6の全周面を覆い隠すように塗装膜3が外装されたステータコア2が得られる。
次に、図4の(c)に示すように、塗装膜3を施したステータコア2の第1の面であるコアシート積層方向の一方の端面に絶縁体からなる略T字形状の第1のボビン41を装着すると共に、ステータコア2の第2の面であるコアシート積層方向の他方の端面に第2のボビン42を装着し、外装コア16を作製する。第1の面である一方の端面と、第2の面である他方の端面は、相対向した二つの面である。第1のボビン41、および第2のボビン42をステータコア2に装着する方法については後述する。最後に、外装コア16のティース部9を取り囲むようにして導線を巻回することにより、ティース部9にステータコイル5を装着する。第1のボビン41、および第2のボビン42は、コアシート積層体のエッジ部に塗布された塗装膜にステータコイル5の導線が接触するのを阻止、若しくは前記接触による圧力を緩和する。これにより、図4の(d)に示すステータ磁極1が完成する。
図5は、この発明の実施の形態1による回転電機のステータにおけるボビンの装着方法を示す説明図であり、(a)、(b)、(c)は夫々異なる装着方法を示している。図5の(a)に於いて、第1のボビン41は、ステータコア2の第1の面であるコア積層方向の一方の端面21に接する側の面に突起411が形成されている。又、ステータコア2の第1の面である一方の端面21には、第1のボビン41の突起411を挿入させる穴部211が形成されている。
図5の(a)に示すボビンの装着方法では、第1のボビン41の突起411をステータコア2の穴部211に挿入することで、ステータコア2の一方の端面21に第1のボビン41を固定して装着する。図示していない第2のボビンも同様にステータコア2の第2の面である他方の端面22に固定されて装着される。ステータコア2への穴部211の形成方法としては、予め穴を設けたコアシートを用いる方法や、塗装膜を施す前の積層体に穴部を加工して形成する方法や、塗装膜3を施してステータコア2を完成させた状態で穴部211を加工する方法などのいずれの方法であっても良い。
図5の(b)に示すボビンの装着方法では、接着剤13を用いて第1のボビン41をステータコア2の一方の端面21に接着して装着する。図示していない第2のボビンも同様にステータコア2の他方の端面22に接着して装着する。接着剤13は、ボビン側に塗布し、又、はステータコア2側に塗布し、あるいはそれら双方に塗布などの何れであっても良い。
図4の(c)に示すボビンの装着方法では、第1のボビン41に脚部412を設けて第1のボビン41を略コ字状の断面形状に形成し、この第1のボビン41の脚部412によりステータコア2の一方の端面21側の側面の一部を挟持することにより、第1のボビン451をステータコア2の一方の端面21に装着する。図示していない第2のボビンも同様にステータコア2の他方の端面22に接着されて装着される。
なお、第1のボビン41、及び第2のボビン42は、ステータコア2の相対する両側面、つまり、ステータコア2のコアシート積層方向に延びる2つの面に夫々装着するようにしても良い。
以上のようにして、ステータコア(2)へ第1のボビン41および第2のボビン42を装着した後、ステータコイル5を装着してステータ磁極部1を構成する。このようにして構成されたステータ磁極部1は、例えば円筒形の固定子フレーム(図示せず)に相互に所定角度を介して複数個配置され、回転電機のステータが構成される。
以上述べたこの発明の実施の形態1による回転電機のステータによれば、導線をステータコア2のエッジ部10に接触させることなくステータコア2のティース部9に巻回してステータコイル5を形成して装着することが可能であるため、ステータコア2の各エッジ部10の塗装膜3の潰れや剥れの発生を抑制でき、短絡欠陥等の絶縁不良の発生を低減させることができる。又、ステータコイル5の導線がエッジ部10に接触したことに起因する導線の被覆破壊を防止することも可能であり、導線による絶縁不良の発生の低減も期待できる。
さらに、塗装膜3を施したステータコア2へ第1のボビン41、第2のボビン42を装着した状態で導線を巻回してステータコア5を形成するため、ステータコイル5の導線の整列性が向上し、より高密度な巻装を実現でき、ステータの高効率化が期待できる。
図6は、この発明の実施の形態1の変形例による回転電機のステータにおけるステータ磁極部を示す斜視図である。前述のこの発明の実施の形態1によるステータ磁極部では、コアシート積層体6の全面を覆い隠すように塗装膜3を施してステータコア2を構成するようにしているが、図6に示すように、ステータコイル5の導線がステータコア2に直接接触することがない部分、即ち、ステータコア2のうち、図示していない回転電機の回転子の周面に対向する面101には、塗装膜3を施すことなくコアシート積層体6を露出させたままとしてもよい。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2による回転電機のステータにおけるステータ磁極部を示す斜視図である。図7において、電動機などの回転電機のステータを構成するステータ磁極部1aは、ステータコア2aと、このステータコア2aのティース部9aに導線を巻回して装着されたステータコイル5とを備えている。ステータコア2aは、コアシートを所定枚数積層して構成したコアシート積層体6aの両端部に、第1のボビン42aと第2のボビン42aとを夫々装着してこれらを一体構成としたのち、この一体構成されたコアシート積層体6aと第1のボビン42aと第2のボビン42aとを全体的に絶縁塗料の塗装処理を施してステータコア16aを構成したものである。ステータコイル5は、このようにして構成されたステータコア2aのティース部9aに導線を巻回して構成されている。
なお、第1のボビン41、及び第2のボビン42は、ステータコア2の相対向する両側面、つまり、ステータコア2のコアシート積層方向に延びる2つの面に夫々装着するようにしても良い。
図8は、この発明の実施の形態2による回転電機のステータにおけるステータ磁極部の構成を示す説明図であり、(a)は断面位置を示す平面Aaとともにステータ磁極部1aを斜視図にて表示した説明図、(b)は(a)に示す平面Aaにおける断面を示す説明図である。図8の(a)、(b)において、第1のボビン41aは、コアシート7に類似した略T字形状をなしており、塗装膜3aが施されたステータコア2aの第1の面であるコアシート積層方向の一方の端面21aに装着されている。第2のボビン42aは、コアシート7に類似した略T字形状をなしており、塗装膜3aが施されたステータコア2aの第2の面である積層方向の他方の端面22aに装着されている。
ステータコア2aのティース部9aに巻回されたステータコイル5は、ステータコア2aと第1のボビン41aと第2のボビン42aの全表面に塗装された塗装膜3aの外表面に接している。このようにステータコイル5がコアシート7の4か所のエッジ部10に接触することがないため、塗装膜3aが潰れることがない。
次に、前述のこの実施の形態1による回転電機のステータの製造方法について説明する。図9は、この発明の実施の形態2による回転電機のステータの製造方法を示す説明図であり、(a)はコアシートを積層してコアシート積層体を製作する積層工程、(b)はコアシート積層体にボビンを取り付けるボビン取付工程、(c)はコアシート積層体とボビンとの一体構成物の外表面に絶縁塗料による塗装膜3aを塗布してステータコア2aを制作する塗装工程、(d)は塗装膜を施したステータコア2aに導線を巻回してステータコイルを装着するコイル装着工程、を夫々示している。
図9の(a)に示すコアシート積層体6を製作する方法は、前述の実施の形態1の図4の(a)の場合と同様であるので説明を省略する。次に、図9の(b)に示すように、コアシート積層体6のコアシート積層方向の両端面に、絶縁体からなる略T字形状の第1のボビン41および第2のボビン42夫々装着してコアシート構成体とボビンとの一体構成物16aを製作する。第1のボビン41a、および第2のボビン42aをステータコア積層体6に装着する方法については、塗装膜を介さずに直接コアシート積層体に第1のボビン及び第2のボビンを装着する点以外は、前述の実施の形態1の場合と同様に行ない得る。このようにして製作したコアシート構成体とボビンの一体構成物16aの全表面に、絶縁塗料による塗装処理を施すことにより、図4の(c)に示すステータコア2aを構成する。
コアシート構成体とボビンとの一体構成物16aの全表面に絶縁塗料を塗装する方法としては、電着塗装や静電塗装、あるいは吹付け塗装などが考えられる。コアシート積層体とボビンとの一体構成物16aの全表面に絶縁塗料による塗装膜3aを施すことで、塗装膜3aが外装されたステータコア2aが得られる。最後に、このステータコア2aのティース部9aを取り囲むようにして導線を巻回することにより、ティース部9aにステータコイル5を装着する。これにより、図9の(d)に示すステータ磁極1aが完成する。
以上のようにして製作したステータ磁極部1aは、例えば円筒形の固定子フレーム(図示せず)に相互に所定角度を介して複数個配置され、回転電機のステータが構成される。
以上述べたこの発明の実施の形態2による回転電機のステータによれば、導線をステータコア2aのエッジ部10に接触させることなくステータコア2aのティース部9aに巻回してステータコイル5を形成して装着することが可能であるため、ステータコイル5の短絡欠陥等の絶縁不良の発生を低減させることができる。
さらに、第1のボビン41、第2のボビン42を装着した状態で導線を巻回してステータコア5を形成するため、ステータコイル5の導線の整列性が向上し、より高密度な巻装を実現でき、ステータの高効率化が期待できる。
なお、前述のこの発明の実施の形態2によるステータ磁極部では、コアシート積層体6の全面を覆い隠すように塗装膜3を施してステータコア2を構成するようにしているが、実施の形態1における図6に示すように、ステータコイル5の導線がステータコア2に直接接触することがない部分、即ち、ステータコア2のうち、図示していない回転電機の回転子の周面に対向する面101には、塗装膜3を施すことなくコアシート積層体6を露出させたままとしてもよい。
実施の形態3.
図10は、この発明の実施の形態3による回転電機のステータにおける、コアシートを示す斜視図、図11は、この発明の実施の形態3による回転電機のステータにおける、ステータ磁極を示す斜視図である。前述の実施の形態1では、ヨーク部8と、このヨーク部8から突出したティース部9とを有する略T字形状のコアシート7を用いてステータコア積層体6を構成したが、実施の形態3では図10に示すように、屈曲部17を介して連結された複数のヨーク部8bと、各ヨーク部8bからほぼ直角に突出した複数のティース部9bとを有するコアシート7bを用いてステータコア積層体6bを構成してもよい。
図11に示すように、コアシート7bをその厚さ方向に積層したコアシート積層体6bの全表面に絶縁塗料による塗装膜3bが施されて、ステータコア2bが製作される。しかる後に、実施の形態1の場合と同様にして、第1のボビン41b、第2のボビン42bがステータコア2bのコアシート積層方向の両端面に装着される。そして、そのステータコア2bのティース部9bに導線が巻回されてステータコイル5が装着され、ステータ磁極1bが製作される。
図11に示すステータ磁極1bは、屈曲部17を屈曲させて円筒状に形成され、図示していないステータフレームなどに固定される。これにより、回転電機のステータが形成される。
尚、前述の実施の形態2の場合のように、塗装膜を施す前のコアシート積層体6bに第1のボビン41bおよび第2のボビン42bを装着してコアシート積層体とボビンとの一体構成物を製作し、この一体構成物の全表面に塗装膜3bを形成し、その後、ステータコイル5を装着するようにしても良い。
以上にように構成されたこの発明の実施の形態3による回転電機のステータは、前述の実施の形態1又は実施の形態2と同様の効果を奏することができる。
実施の形態4.
図12は、この発明の実施の形態4による回転電機のステータにおけるコアシートを示す斜視図、図13は、この発明の実施の形態4による回転電機のステータにおけるステータ磁極部を示す斜視図である。実施の形態4では、図12及び図13に示すように、環状に形成されたヨーク部8cと、このヨーク部8cからその径方向内側に突出した複数のティース部9cとを有するコアシート7cを積層してコアシート積層体ステータコア6cを構成する。
コアシート7cをその厚さ方向に積層したコアシート積層体6cの全表面に絶縁塗料による塗装膜3cが施されて、ステータコア2cが製作される。しかる後に、実施の形態1の場合と同様にして、第1のボビン41c、第2のボビン42cがステータコア2cのコアシート積層方向の両端面に装着される。そして、そのステータコア2cのティース部9cに導線が巻回されてステータコイル5が装着され、ステータ磁極1cが製作される。
図13に示すステータ磁極1cは、図示していないステータフレームなどに固定される。これにより、回転電機のステータが形成される。
尚、前述の実施の形態2の場合のように、塗装膜を施す前のコアシート積層体6cに第1のボビン41cおよび第2のボビン42cを装着してコアシート積層体とボビンとの一体構成物を製作し、この一体構成物の全表面に塗装膜3cを形成し、その後、ステータコイル5を装着するようにしても良い。
以上にように構成されたこの発明の実施の形態4による回転電機のステータは、前述の実施の形態1又は実施の形態2と同様の効果を奏することができる。
この発明による回転電機のステータ、およびその製造方法は、例えば自動車などの車両に搭載される車載用回転電機の分野、若しくはそれ以外の回転電機の分野に適用することができる。
1、1a、1b、1c ステータ磁極部
2、2a、2b、2c ステータコア
3、3a、3b、3c 塗装膜 6、6b、6c コアシート積層体
7、7b、7c コアシート 8、8a、8b、8c ヨーク部
9、9a、9b、9c ティース部 10 エッジ部
11 平坦部 41、41a、41b、41c 第1のボビン
42、42a、42b、42c 第2のボビン 5 ステータコイル
この発明に係る回転電機のステータは、
金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体と、
前記コアシート積層体の表面に塗装された絶縁塗料からなる塗装膜と、
前記塗装膜を介して前記コアシート積層体に巻回された導線からなるステータコイルと、
前記コアシート積層体のエッジ部を含む所定部位にのみ対応して前記塗装膜と前記ステータコイルとの間に挿入され、前記ステータコイルの導線が前記コアシート積層体の前記エッジ部に塗布された前記塗装膜に接触するのを阻止し若しくは前記接触による圧力を緩和する絶縁物製のボビンと、
を備えたことを特徴とするものである。
又、この発明による回転電機のステータは、
金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体と、
前記コアシート積層体のエッジ部を含む所定部位にのみ対応して前記コアシート積層体に装着された絶縁物製のボビンと、
前記コアシート積層体における前記ボビンが装着されていない外周面および前記ボビンの外周面に塗布された絶縁塗料からなる塗装膜と、
前記塗装膜を介して前記コアシート積層体および前記ボビンに巻回された導線からなるステータコイルと、
を備えたことを特徴とする。
この発明による回転電機のステータの製造方法は、
金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体を製造する工程と、
前記コアシート積層体の表面に絶縁塗料を塗布して塗装膜を形成する工程と、
前記コアシート積層体のエッジ部を含む所定部位にのみ対応して前記塗装膜の表面上に絶縁物製のボビンを装着する工程と、
前記塗装膜及び前記ボビンを介して前記コアシート積層体に導線を巻回してステータコイルを装着する工程と、
を備えたことを特徴とする。
又、この発明による回転電機のステータの製造方法は、
金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体を製造する工程と、
前記コアシート積層体のエッジ部を含む所定部位にのみ絶縁物製のボビンを装着する工程と、
前記コアシート積層体の前記所定部位以外の部位の表面及び前記ボビンの表面に絶縁塗料を塗布して塗装膜を形成する工程と、
前記塗装膜の表面上に導線を巻回して、前記コアシート積層体にステータコイルを装着する工程と、
を備えたことを特徴とする。
この発明による回転電機のステータによれば、コアシート積層体のエッジ部を含む所定部位にのみ対応して塗装膜とステータコイルとの間に挿入され、ステータコイルの導線がコアシート積層体のエッジ部に塗布された塗装膜に接触するのを阻止し若しくはその接触による圧力を緩和する絶縁物製のボビンとを備えているので、塗装膜厚の薄いエッジ部に導線が接触することがなく、平坦部と同等以上の絶縁性を確保することができる。
又、この発明による回転電機のステータによれば、コアシート積層体のエッジ部を含む所定部位にのみ対応してコアシート積層体に装着された絶縁物製のボビンと、前記コアシート積層体における前記ボビンが装着されていない外周面および前記ボビンの外周面に塗布された絶縁塗料からなる塗装膜と、前記塗装膜を介して前記コアシート積層体および前記ボビンに巻回された導線からなるステータコイルとを備えているので、塗装膜厚の薄いエッジ部に導線が接触することがなく、平坦部と同等以上の絶縁性を確保することができる。
この発明による回転電機のステータコアの製造方法によれば、コアシート積層体の表面に絶縁塗料を塗布して塗装膜を形成する工程と、前記コアシート積層体のエッジ部を含む所定部位にのみ対応して前記塗装膜の表面上に絶縁物製のボビンを装着する工程と、前記塗装膜及び前記ボビンを介して前記コアシート積層体に導線を巻回してステータコイルを装着する工程とを備えているので、コアシート積層体への導線の巻回時における導線の張力や導線の位置ズレ等によるエッジ部の塗装膜潰れや剥れを抑制することができ、短絡欠陥などの発生を低減させることができる。
又、この発明による回転電機のステータコアの製造方法によれば、コアシート積層体のエッジ部を含む所定部位にのみ絶縁物製のボビンを装着する工程と、前記コアシート積層体の前記所定部位以外の部位の表面及び前記ボビンの表面に絶縁塗料を塗布して塗装膜を形成する工程と、前記塗装膜の表面上に導線を巻回して、前記コアシート積層体にステータコイルを装着する工程とを備えているので、コアシート積層体への導線の巻回時における導線の張力や導線の位置ズレ等によるエッジ部の塗装膜潰れや剥れを抑制することができ、短絡欠陥などの発生を低減させることができる。
【0020】
【0020】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による回転電機のステータにおけるステータ磁極部を示す斜視図である。図1において、電動機などの回転電機のステータを構成するステータ磁極部1は、金属からなる複数枚のコアシートを積層して構成したコアシート積層体の表面に絶縁塗料の塗装処理を施して形成した塗装膜3を有するステータコア2と、ステータコア2のコアシート積層方向の第1の面である一方の端面に装着された絶縁物製の第1のボビン41と、ステータコア2のコアシート積層方向の第2の面である他方の端面に装着された絶縁物製の第2のボビン42と、第1のボビン41と第2のボビン42を介してステータコア2に導線を巻回して構成されたステータコイル5とを備えている。図1に示すように、ステータコイル5を構成する導線は、絶縁塗料の塗装膜3が施されたステータコア2と第1のボビン41と第2のボビンとを略内包するように巻回されている。ステータコアの前述の第1の面である一方の端面と第2の面である他方の端面は、ステータコアのエッジ部を含む所定部位を構成している。後述する他の実施の形態に於いても同様である。尚、この所定部位は、一方の端面と他方の端面及びその近傍を含む場合もある。
この発明に係る回転電機のステータは、
金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体と、
前記コアシート積層体の表面に塗装された絶縁塗料からなる塗装膜と、
前記塗装膜を介して前記コアシート積層体に巻回された導線からなるステータコイルと、
記塗装膜と前記ステータコイルとの間に挿入され、前記ステータコイルの導線が前記コアシート積層体のエッジ部に塗布された前記塗装膜に接触するのを阻止し若しくは前記接触による圧力を緩和する絶縁物製のボビンとを備え、
前記ボビンは、少なくとも前記コアシート積層体側の形状が、対応する前記コアシート積層体の面の形状と同一形状若しくは前記面を内包する形状に形成されており、
前記コアシート積層体に設けられた穴部と前記ボビンに設けられた突起部が勘合固定されている、
ことを特徴とするものである。
又、この発明に係る回転電機のステータは、
金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体と、
前記コアシート積層体の表面に塗装された絶縁塗料からなる塗装膜と、
前記塗装膜を介して前記コアシート積層体に巻回された導線からなるステータコイルと、
前記塗装膜と前記ステータコイルとの間に挿入され、前記ステータコイルの導線が前記コアシート積層体のエッジ部に塗布された前記塗装膜に接触するのを阻止し若しくは前記接触による圧力を緩和する絶縁物製のボビンとを備え、
前記ボビンは、少なくとも前記コアシート積層体側の形状が、対応する前記コアシート積層体の面の形状と同一形状若しくは前記面を内包する形状に形成されており、
前記コアシート積層体と前記ボビンが接着固定されている、
ことを特徴とする。
更に、この発明に係る回転電機のステータは、
金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体と、
前記コアシート積層体の少なくともエッジ部に対応して前記コアシート積層体に装着された絶縁物製のボビンと、
前記コアシート積層体における前記ボビンが装着されていない外周面および前記ボビンの外周面に塗布された絶縁塗料からなる塗装膜と、
前記塗装膜を介して前記コアシート積層体および前記ボビンに巻回された導線からなるステータコイルとを備え、
前記ボビンは、少なくとも前記コアシート積層体側の形状が、対応する前記コアシート積層体の面の形状と同一形状若しくは前記面を内包する形状に形成されており、
前記コアシート積層体に設けられた穴部と前記ボビンに設けられた突起部が勘合固定されている、
ことを特徴とする
又、この発明に係る回転電機のステータは、
金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体と、
前記コアシート積層体の少なくともエッジ部に対応して前記コアシート積層体に装着された絶縁物製のボビンと、
前記コアシート積層体における前記ボビンが装着されていない外周面および前記ボビンの外周面に塗布された絶縁塗料からなる塗装膜と、
前記塗装膜を介して前記コアシート積層体および前記ボビンに巻回された導線からなるステータコイルとを備え、
前記ボビンは、少なくとも前記コアシート積層体側の形状が、対応する前記コアシート積層体の面の形状と同一形状若しくは前記面を内包する形状に形成されており、
前記コアシート積層体と前記ボビンが接着固定されている、
ことを特徴とする
この発明による回転電機のステータの製造方法は、
金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体を製造する工程と、
前記コアシート積層体の表面に絶縁塗料を塗布して塗装膜を形成する工程と、
前記コアシート積層体の少なくともエッジ部若しくはその近傍に塗装された前記塗装膜の表面上に絶縁物製のボビンを装着する工程と、
前記塗装膜及び前記ボビンを介して前記コアシート積層体に導線を巻回してステータコイルを装着する工程と、
を備えたことを特徴とする。
又、この発明による回転電機のステータの製造方法は、
金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体を製造する工程と、
前記コアシート積層体の少なくともエッジ部若しくはその近傍に絶縁物製のボビンを装着する工程と、
前記コアシート積層体の表面及び前記ボビンの表面に絶縁塗料を塗布して塗装膜を形成する工程と、
前記塗装膜の表面上に導線を巻回して、前記コアシート積層体にステータコイルを装着する工程と、
を備えたことを特徴とする。
この発明による回転電機のステータによれば、塗装膜厚の薄いエッジ部に導線が接触することがなく、平坦部と同等以上の絶縁性を確保することができる。
又、この発明による回転電機のステータによれば、塗装膜厚の薄いエッジ部に導線が接触することがなく、平坦部と同等以上の絶縁性を確保することができる。
この発明による回転電機のステータコアの製造方法によれば、コアシート積層体への導線の巻回時における導線の張力や導線の位置ズレ等によるエッジ部の塗装膜潰れや剥れを抑制することができ、短絡欠陥などの発生を低減させることができる。
又、この発明による回転電機のステータコアの製造方法によれば、コアシート積層体への導線の巻回時における導線の張力や導線の位置ズレ等によるエッジ部の塗装膜潰れや剥れを抑制することができ、短絡欠陥などの発生を低減させることができる。

Claims (15)

  1. 金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体と、
    前記コアシート積層体の表面に塗装された絶縁塗料からなる塗装膜と、
    前記塗装膜を介して前記コアシート積層体に巻回された導線からなるステータコイルと、
    前記塗装膜と前記ステータコイルとの間に挿入され、前記ステータコイルの導線が前記コアシート積層体の前記エッジ部に塗布された前記塗装膜に接触するのを阻止し若しくは前記接触による圧力を緩和する絶縁物製のボビンと、
    を備えたことを特徴とする回転電機のステータ。
  2. 金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体と、
    前記コアシート積層体の少なくともエッジ部に対応して前記コアシート積層体に装着された絶縁物製のボビンと、
    前記コアシート積層体における前記ボビンが装着されていない外周面および前記ボビンの外周面に塗布された絶縁塗料からなる塗装膜と、
    前記塗装膜を介して前記コアシート積層体および前記ボビンに巻回された導線からなるステータコイルと、
    を備えたことを特徴とする回転電機のステータ。
  3. 前記ボビンは、前記コアシート積層体の第1の面に対応して装着された第1のボビンと、前記コアシート積層体の前記第1の面に対向する第2の面に対応して装着された第2のボビンとを備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機のステータ。
  4. 前記第1の面は、前記コアシート積層体における前記複数枚のコアシートの積層方向の一方の端面であり、
    前記第2の面は、前記コアシート積層体における前記複数枚のコアシートの積層方向の他方の端面である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の回転電機のステータ。
  5. 前記第1の面は、前記コアシート積層体における前記複数枚のコアシートの積層方向に延びる一方の面であり、
    前記第2の面は、前記コアシート積層体における前記複数枚のコアシートの積層方向に延びる他方の面である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の回転電機のステータ。
  6. 前記ボビンは、少なくとも前記コアシート積層体側の形状が、対応する前記コアシート積層体の面の形状と同一形状若しくは前記面を内包する形状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のうちの何れか一項に記載の回転電機のステータ。
  7. 前記ボビンは、前記ステータコイル側のエッジが曲面により構成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のうちの何れか一項に記載の回転電機のステータ。
  8. 前記複数枚のコアシートは、夫々ヨーク部とこのヨーク部から突出したティース部とを有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のうちの何れか一項に記載の回転電機のステータ。
  9. 前記コアシートは、屈曲可能な部位を介して連結された複数のヨーク部と、前記複数のヨーク部から夫々突出した複数のティース部とを有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のうちの何れか一項に記載の回転電機のステータ。
  10. 前記コアシートは、環状のヨーク部と、このヨーク部からその径方向に突出した複数のティース部とを有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のうちの何れか一項に記載の回転電機のステータ。
  11. 前記ステータコイルは、前記コアシート積層体における前記ティース部に対応する部位に装着されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のうちの何れか一項に記載の回転電機のステータ。
  12. 前記コアシートは、薄板金属体のシートからプレス打抜き、ワイヤカット、あるいはレーザカットにより形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至11のうちの何れか一項に記載の回転電機のステータ。
  13. 前記塗装膜は、絶縁塗料を、電着塗装、若しくは静電塗装、若しくは吹付け塗装により形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至12のうちの何れか一項に記載の回転電機のステータ。
  14. 金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体を製造する工程と、
    前記コアシート積層体の表面に絶縁塗料を塗布して塗装膜を形成する工程と、
    前記コアシート積層体の少なくともエッジ部若しくはその近傍に塗装された前記塗装膜の表面上に絶縁物製のボビンを装着する工程と、
    前記塗装膜及び前記ボビンを介して前記コアシート積層体に導線を巻回してステータコイルを装着する工程と、
    を備えたことを特徴とする回転電機のステータの製造方法。
  15. 金属板からなる複数枚のコアシートを積層して構成されたコアシート積層体を製造する工程と、
    前記コアシート積層体の少なくともエッジ部若しくはその近傍に絶縁物製のボビンを装着する工程と、
    前記コアシート積層体の表面及び前記ボビンの表面に絶縁塗料を塗布して塗装膜を形成する工程と、
    前記塗装膜の表面上に導線を巻回して、前記コアシート積層体にステータコイルを装着する工程と、
    を備えたことを特徴とする回転電機のステータの製造方法。
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