JP6910550B2 - 回転電機の固定子および回転電機 - Google Patents
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Description
少なくとも1つのヨーク部が周方向に配置され、環状に形成されるヨーク、および、
前記ヨーク部の径方向の内側の内周面に、径方向の内側に突出したティース部を有し、
前記ティース部は、径方向の内側の先端の周方向の両側に、周方向にそれぞれ突出して形成されたシュー部を有する鉄心と、
前記鉄心の中心軸に沿った軸方向の両端にそれぞれ設置された絶縁性を有する第一インシュレータ部と、
前記ティース部において、前記ティース部の周方向の両端の側面上、当該側面から延在する前記ヨーク部の内周面上、および各前記シュー部の径方向の外側の側面上に設置されたシート状の絶縁性を有する第二インシュレータ部と、
前記ティース部に前記第一インシュレータ部および前記第二インシュレータ部を介して巻回されたコイル部とを備え、
前記ヨーク部の軸方向の両端には、径方向の外側の外周面に凹部をそれぞれ有し、
前記第二インシュレータ部は、前記鉄心の軸方向の両端に、当該両端から突出して形成された突出部をそれぞれ有し、
前記突出部は、前記ティース部の周方向の両端の側面上、当該側面から延在する前記ヨーク部の内周面上、および各前記シュー部の径方向の外側の側面上に設置された前記第二インシュレータ部が、前記鉄心の軸方向の両端から突出して形成され、
前記第一インシュレータ部は、前記第二インシュレータ部の前記突出部と接するとともに、前記鉄心の前記凹部に挿入される第一突起部、および、各前記シュー部の径方向の外側の側面との間において前記第二インシュレータ部を挟む第二突起部とを有し、
前記第一インシュレータ部は、前記第二インシュレータ部が前記鉄心の軸方向の両端から突出して形成されている前記突出部と接する箇所に、前記第二インシュレータ部の前記突出部の軸方向の両端に軸方向の両端部が被さる溝部が形成され、
前記ティース部の周方向の両端の側面上、および、前記ティース部の周方向の両端の側面から延在する前記ヨーク部の内周面上に設置された前記突出部の軸方向の両端に軸方向の両端部が被さる溝部は、前記第二インシュレータ部の前記突出部を挟まず、
前記第一インシュレータ部と前記第二突起部の径方向の内側との間には、前記第二インシュレータ部の前記突出部を挟む溝部が形成されているものである。
また、本願に開示される回転電機は、上記に記載の回転電機の固定子と、
前記固定子を径方向の内側に配置したフレームと、
前記固定子の径方向の内側に配置されるとともに、回転可能に前記フレームに支持された回転子とを備えたものである。
図1は、実施の形態1による回転電機1の固定子100の構成を示す上面図である。図2は、図1に示した固定子100の分割鉄心110に第一インシュレータ部130および第二インシュレータ部120を設置した構成を示す斜視図である。図3は、図2に示した分割鉄心110に第二インシュレータ部120を設置する状態を説明するための斜視図である。図4は、図2に示した第一インシュレータ部130の構成を示す斜視図である。図5は、図4に示した第一インシュレータ部130の矢印Aの方向から視た構成を示す平面図である。
少なくとも1つのヨーク部が周方向に配置され、環状に形成されるヨーク、および、
前記ヨーク部の径方向の内側の内周面に、径方向の内側に突出したティース部を有し、
前記ティース部は、径方向の内側の先端の周方向の両側に、周方向にそれぞれ突出して形成されたシュー部を有する鉄心と、
前記鉄心の中心軸に沿った軸方向の両端にそれぞれ設置された絶縁性を有する第一インシュレータ部と、
前記ティース部において、前記ティース部の周方向の両端の側面上、当該側面から延在する前記ヨーク部の内周面上、および各前記シュー部の径方向の外側の側面上に設置されたシート状の絶縁性を有する第二インシュレータ部と、
前記ティース部に前記第一インシュレータ部および前記第二インシュレータ部を介して巻回されたコイル部とを備え、
前記ヨーク部の軸方向の両端には、径方向の外側の外周面に凹部をそれぞれ有し、
前記第二インシュレータ部は、前記鉄心の軸方向の両端に、当該両端から突出して形成された突出部をそれぞれ有し、
前記第一インシュレータ部は、前記第二インシュレータ部の前記突出部と接するとともに、前記鉄心の前記凹部に挿入される第一突起部、および、各前記シュー部の径方向の外側の側面との間において前記第二インシュレータ部を挟む第二突起部とを有する
ので、鉄損の増加を防止でき、性能が向上する固定子を得ることができる。
各前記分割鉄心には、前記凹部がそれぞれ形成され、
前記第一インシュレータ部には、各前記凹部に挿入される前記第一突起部がそれぞれ形成されるので、分割鉄心毎に第一インシュレータ部を保持できる、固定子を得ることができる。
前記固定子を径方向の内側に配置したフレームと、
前記固定子の径方向の内側に配置されるとともに、回転可能に前記フレームに支持されたロータとを備えたので、性能に優れた固定子を得ることができ、ひいては性能に優れた回転電機を得ることができる。
図13は、実施の形態2による回転電機1の固定子100の分割鉄心110に第一インシュレータ部130および第二インシュレータ部120を設置した構成の軸方向Yの上側の構成を示す部分拡大斜視図である。図14は、図13に示した分割鉄心110に設置される第一インシュレータ部130の構成を示す平面図である。図において、上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
Claims (6)
- 少なくとも1つのヨーク部が周方向に配置され、環状に形成されるヨーク、および、
前記ヨーク部の径方向の内側の内周面に、径方向の内側に突出したティース部を有し、
前記ティース部は、径方向の内側の先端の周方向の両側に、周方向にそれぞれ突出して形成されたシュー部を有する鉄心と、
前記鉄心の中心軸に沿った軸方向の両端にそれぞれ設置された絶縁性を有する第一インシュレータ部と、
前記ティース部において、前記ティース部の周方向の両端の側面上、当該側面から延在する前記ヨーク部の内周面上、および各前記シュー部の径方向の外側の側面上に設置されたシート状の絶縁性を有する第二インシュレータ部と、
前記ティース部に前記第一インシュレータ部および前記第二インシュレータ部を介して巻回されたコイル部とを備え、
前記ヨーク部の軸方向の両端には、径方向の外側の外周面に凹部をそれぞれ有し、
前記第二インシュレータ部は、前記鉄心の軸方向の両端に、当該両端から突出して形成された突出部をそれぞれ有し、
前記突出部は、前記ティース部の周方向の両端の側面上、当該側面から延在する前記ヨーク部の内周面上、および各前記シュー部の径方向の外側の側面上に設置された前記第二インシュレータ部が、前記鉄心の軸方向の両端から突出して形成され、
前記第一インシュレータ部は、前記第二インシュレータ部の前記突出部と接するとともに、前記鉄心の前記凹部に挿入される第一突起部、および、各前記シュー部の径方向の外側の側面との間において前記第二インシュレータ部を挟む第二突起部とを有し、
前記第一インシュレータ部は、前記第二インシュレータ部が前記鉄心の軸方向の両端から突出して形成されている前記突出部と接する箇所に、前記第二インシュレータ部の前記突出部の軸方向の両端に軸方向の両端部が被さる溝部が形成され、
前記ティース部の周方向の両端の側面上、および、前記ティース部の周方向の両端の側面から延在する前記ヨーク部の内周面上に設置された前記突出部の軸方向の両端に軸方向の両端部が被さる溝部は、前記第二インシュレータ部の前記突出部を挟まず、
前記第一インシュレータ部と前記第二突起部の径方向の内側との間には、前記第二インシュレータ部の前記突出部を挟む溝部が形成されている回転電機の固定子。 - 前記第一インシュレータ部の前記第一突起部は、前記第一インシュレータ部より離れる方向に向かって細くなる第一テーパ部が形成される請求項1に記載の回転電機の固定子。
- 前記第一インシュレータ部の前記第二突起部は、前記第一インシュレータ部より離れる方向に向かって細くなる第二テーパ部が形成される請求項1または請求項2に記載の回転電機の固定子。
- 前記第一インシュレータ部は、前記第二インシュレータ部の前記突出部と接する箇所に、前記第二インシュレータ部のシート状の厚さ分の溝部が形成される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
- 前記第一インシュレータ部は、前記ティース部上における周方向の幅が、前記ティース部の周方向の幅と同一の幅にて形成される請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
- 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転電機の固定子と、
前記固定子を径方向の内側に配置したフレームと、
前記固定子の径方向の内側に配置されるとともに、回転可能に前記フレームに支持された回転子とを備えた回転電機。
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