JPWO2012098573A1 - プリント基板および加速度検出装置 - Google Patents

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Abstract

円筒状のコンデンサ3を実装するプリント基板1の表面に、はんだにより段差部2を形成して、高い側の当接面2aを座面ゴム6の外縁部6aに当接してコンデンサ3を支持する。

Description

この発明は、コンデンサ等の電子部品の振動防止構造を備えたプリント基板、およびこのプリント基板を用いた加速度検出装置に関する。
車両等の移動体で、凹凸路等の悪路を走行する際の振動が直接かつ継続的に伝達される位置に電子機器を配置するケースでは、アルミ電解コンデンサのように高さのある部品を基板上に実装する場合、基板が振動するとコンデンサのリード端子にストレス(応力)が発生し、最悪の場合折損に至る可能性があった。そこで、例えば特許文献1のチップ型コンデンサは、コンデンサ素子を有底筒状の外装ケース内に収納して当該外装ケースの開放端からリード端子を導出すると共に封口部材により封口し、この封口部材または外装ケース端面に複数の突起部を設ける構成にしていた。このコンデンサを基板に実装すると、これら突起部が基板に当接してコンデンサの振動を抑制する。
特開2001−102239号公報
このような従来の振動防止構造では、コンデンサ素子とは別に外装ケースが必要となり、価格が増大するという課題があった。また、外装ケースを装着することで、基板への実装面積が大きくなるという課題もあった。
他方、振動防止構造を設けずにコンデンサの振動を抑制するためには、コンデンサを実装した基板、または外装ケースと基板の当接部分に振動を吸収するためのダンパ機構等を設置する必要がある。しかしながら、特にエアバッグコントロールユニットのような、基板上に加速度センサを実装し加速度を検出する加速度検出装置では、上記ダンパ機構により振動が吸収され、実際に測定すべき加速度が基板に伝達されないという問題が発生するため、ダンパ機構を設置できない。よって、加速度センサとコンデンサを同一基板に実装するためには、基板が振動してもコンデンサは振動しないような構造が必要であった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、追加部品を用いることなく、プリント基板上に実装された電子部品の振動を防止することを目的とする。
この発明に係るプリント基板は、電子部品の座面のリード端子より外縁部に当接する当接面、および該当接面より低く形成されて外縁部より中心側で離間する離間面からなる段差部を備えるものである。
また、この発明に係る加速度検出装置は、電子部品の座面のリード端子より外縁部に当接する当接面、および該当接面より低く形成されて外縁部より中心側で離間する離間面からなる段差部を備えるプリント基板を用いるようにしたものである。
この発明によれば、プリント基板に段差部を設けて電子部品の座面のリード端子より外側の外縁部に当接させ、外縁部より中心側は離間させるようにしたので、追加部品を用いることなく、プリント基板上に実装された電子部品の振動を防止することができる。
また、このプリント基板が振動しても電子部品の振動は防止できるようにしたので、同一基板上に加速度センサを実装するような加速度検出装置に用いることができる。
この発明の実施の形態1に係るプリント基板にコンデンサを実装した状態を示す外観斜視図である。 実施の形態1に係るプリント基板を図1に示すAA線に沿って切断した断面図である。 実施の形態1に係るプリント基板の構成を示す平面図である。 実施の形態1に係るプリント基板の変形例を示す平面図である。 この発明の実施の形態2に係るプリント基板の構成を示す平面図である。 実施の形態2に係るプリント基板を、図1に示すAA線に相当する位置で切断した断面図である。 この発明の実施の形態3に係るプリント基板を、図1に示すAA線に相当する位置で切断した断面図である。 実施の形態3に係るプリント基板の別の構成例を示す平面図である。 実施の形態3の別の構成例のプリント基板を、図1に示すAA線に相当する位置で切断した断面図である。 実施の形態3に係るプリント基板の別の構成例の変形例を示す平面図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1および図2に示すコンデンサ3は、通常、内部の電解液等を封止するためのゴム部材(座面ゴム6)を座面にしてプリント基板1に実装されるが、座面ゴム6の基板に接触する面を平面状に加工することが難しいため、コンデンサ3の姿勢が不安定で振動しやすい。そのため、座面ゴム6を貫通するように突設されたリード端子4にストレスが発生して折損しやすい。そこで、本実施の形態1では、図1〜図3に示すように、プリント基板1に、コンデンサ3の座面ゴム6のリード端子4より外側の外縁部6aに当接する当接面2aと、この当接面2aより低く形成されて座面ゴム6の中心側で離間する離間面2bとからなる段差部2を設ける。
本実施の形態1では段差部2をはんだにより形成する。
プリント基板1には、段差部2の当接面2aを形成するために、銅箔のランド部8(図2に示す)を形成する。円筒状のコンデンサ3は座面ゴム6も円形形状のため、ランド部8を、この円形形状と略同形の外周部を有する円環状にする。また、2本のリード端子4を挿入するためのスルーホール5を2つ形成する。続いて、リフロー工程等によりランド部8にはんだ付けを行って、このはんだの厚みにより段差を形成し、高い側を段差部2の当接面2a、低い側を段差部2の離間面2bとする。図3に示すように、当接面2aが座面ゴム6の円形形状と略同形の外周部を有する円環状になり、この円環に囲まれた部分が円形形状の離間面2bとなる。
続いて、はんだで形成された当接面2aの上にコンデンサ3の座面ゴム6が当接するように、リード端子4をスルーホール5に挿入し、フローはんだ等によりはんだ部7を形成してプリント基板1にコンデンサ3を固定する。
コンデンサ3がプリント基板1に実装された状態では、リード端子4がある座面ゴム6の中心部と離間面2b(プリント基板1の表面)との間で間隙を形成し、当接面2aが座面ゴム6のリード端子4より外側の外縁部6aに当接して安定した状態に支持する。よって、プリント基板1が振動しても、コンデンサ3の振動を抑制することができ、リード端子4の折損を防止できる。
なお、図示例では当接面2aの外径を座面ゴム6の外径(図3に示す二点鎖線の外縁部6a)より大きくしたが、座面ゴム6の外径より小さくしてもよい。ただし、座面ゴム6をより外縁側で支持することにより、コンデンサ3がより振動しにくくなる。
この段差部2を形成するためのリフロー工程は、プリント基板1に実装部品を実装するためのリフロー工程を利用できるため、新たに工程を増やす必要がない。また、はんだを利用するため、従来のような外装ケース、ダンパ機構といった追加部品を設置する必要もない。
また、プリント基板1にダンパ機構を設けずともコンデンサ3の振動を防止できるので、同一基板上に加速度センサを実装して、エアバッグコントロールユニット等の加速度検出装置に用いることもできる。
以上より、実施の形態1によれば、座面ゴム6にリード端子4の突設されたコンデンサ3が実装されるプリント基板1に、座面ゴム6のリード端子4より外側の外縁部6aに当接する当接面2a、および該当接面2aより低く形成されて外縁部6aより中心側で離間する離間面2bからなる段差部2を設ける構成にし、当接面2aをはんだにより形成するようにした。これにより、プリント基板1に追加部品を設置することなく、コンデンサ3の振動を防止することができる。
なお、上記実施の形態1では当接面2aを切れ目のない円環状にしたが、一部にスリットを形成してもよい。
図4は、実施の形態1に係るプリント基板1の変形例を示す平面図であり、当接面2aに2箇所のスリット部9を形成している。この構成により、スルーホール5の通気性を向上させて、はんだ上がりを良くする効果がある。ただし、コンデンサ(不図示)は2つのスルーホール5を結ぶ線に直交する方向(矢印Bの方向)に振動しやすいので、その方向に当接面2aを設けてコンデンサを支持することが好ましい。そこで、図示例ではスリット部9を2つのスルーホール5を結ぶ線上に形成して、振動防止効果が軽減しないようにしている。
実施の形態2.
上記実施の形態1では段差部をはんだにより形成したが、実装部品(チップ部品、例えば抵抗)により形成してもよい。
図5は、実施の形態2に係るプリント基板1の構成を示す平面図である。図6は、実施の形態2に係るプリント基板1を図1のAA線に相当する位置で切断した断面図である。図のように、2つの実装部品10により段差を形成する。なお、図5および図6において図1〜図2と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
図5に示すように、段差部となる2つの実装部品10を実装するための実装部品用ランド部11を4箇所、プリント基板1に形成する。なお、振動防止の効果を高めるために、これら実装部品用ランド部11を、コンデンサ3の座面ゴム6の外縁部6aと当接する位置であって、2つのスルーホール5を結ぶ線に直交する方向に形成することが好ましい。
続いて、図6に示すように、リフロー工程等によりはんだ付けを行って実装部品用はんだ部12を形成し、実装部品10をプリント基板1に固定する。そして、実装部品10の上にコンデンサ3の座面ゴム6が当接するように、リード端子4をスルーホール5に挿入し、フローはんだ等によりはんだ部7を形成してプリント基板1にコンデンサ3を固定する。
実装部品10同士を隙間を空けて配置するので、スルーホール5の通気性を向上させてはんだ上がりを良くすることができる。また、実装部品10を実装するリフロー工程は、プリント基板1に他の実装部品を実装するためのリフロー工程を利用できるため、新たに工程を増やす必要がない。さらに、実装部品10としては、回路構成に必要な実装部品を利用するようにしてもよく、この場合には追加部品が不要である。
コンデンサ3がプリント基板1に実装された状態では、プリント基板1の表面がリード端子4のある座面ゴム6の中心部から離間する離間面になり、この離間面より高さのある実装部品10の天面が座面ゴム6の外縁部6aに当接する当接面になって、コンデンサ3をプリント基板1に対して安定した状態に支持して振動を抑制する。
なお、実装部品10の配置数および配置位置は図5の例に限定されるものではなく、任意でよい。また、実装部品10を座面ゴム6の外径に相当する円周上(図5に示す二点鎖線の外縁部6a)に配置したが、この円周より内側に配置して、当接面が外縁部6aより中心側にくるように構成してもよい。ただし、上記実施の形態1でも説明したように、座面ゴム6をより外縁側で支持することにより、コンデンサ3がより振動しにくくなる。
以上より、実施の形態2によれば、段差部の当接面を、プリント基板1の上に実装される実装部品10により形成するようにしたので、上記実施の形態1と同様に追加部品を設置することなく、コンデンサ3の振動を防止することができる。
実施の形態3.
上記実施の形態1,2では段差部をはんだまたは実装部品により形成したが、プリント基板の製造工程において回路パターン形成に用いられる銅箔等の導電材、ソルダレジスト材、およびシルク印刷用のインク等、印刷部材により形成してもよい。
図7は、実施の形態3に係るプリント基板1を、図1のAA線に相当する位置で切断した断面図である。なお、図7において図2と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
この例では、プリント基板1に文字等を印字するために用いる印刷部材である、シルク印刷用のインク(シルク材)の厚みにより段差を形成し、シルク部を段差部13の当接面13aとする。この当接面13aは、図3に示すように、座面ゴム6の円形形状と略同形の外周部を有する円環状にし、さらに図4に示すようなスリット部9を形成してもよい。また、この円環に囲まれた部分が円形形状の離間面13bとなる。
図8は、実施の形態3に係るプリント基板1の構成を示す平面図である。図9は、実施の形態3に係るプリント基板1を、図1のAA線に相当する位置で切断した断面図である。なお、図8および図9において、図1〜図3と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
この例では、プリント基板1の表面に層状に形成された銅箔部14およびレジスト部15が部分的に欠落して出来た窪みにより段差を形成する。銅箔部14およびレジスト部15は回路パターンを形成するために用いる印刷部材であり、例えば、プリント基板1の表面に印刷する際に離間面16bに相当する部分にマスクをして窪みを形成する。そして、銅箔部14およびレジスト部15が印刷された部分を段差部16の当接面16aにし、マスク部分の窪み(プリント基板1の表面露出部分)を離間面16bにする。この離間面16bの外径は、外縁部6aより小径にする。
また、この段差部16についても、図4の場合と同様に、当接面16aの一部にスリットを形成してもよい。図10にスリット部9の一例を示す。
図7の場合、ならびに図8および図9の場合とも、コンデンサ3がプリント基板1に実装された状態では、座面ゴム6の中心部と離間面13b,16bとの間で間隙を形成し、印刷部材により形成した当接面13a,16aが座面ゴム6のリード端子4より外側の外縁部6aに当接することとなり、コンデンサ3をプリント基板1に対して安定した状態に支持できると共に、振動を抑制することができる。また、新たな工程を増やす必要がなく、追加部品を設置する必要もない。
以上より、実施の形態3によれば、段差部13,16の当接面13a,16aを印刷部材により形成するようにしたので、または、プリント基板1に形成された窪みを段差部16の離間面16bに用いるようにしたので、上記実施の形態1,2と同様に追加部品を設置することなく、コンデンサ3の振動を防止することができる。
また、上記実施の形態3において、図7ではシルク材単独で段差を形成し、図8および図9では銅箔とレジスト材を組み合わせて段差を形成する例を示したが、これらに限定されるものではなく、様々な印刷部材を単独または組み合わせて段差を形成してもよい。さらに、これらの印刷部材にはんだを重ねて段差を形成してもよい。その場合にも上記同様の防振効果が得られることは自明である。
また、上記実施の形態1〜3ではプリント基板1に実装する電子部品の一例としてコンデンサ3を挙げたが、これに限定されるものではなく、リード端子が突設された座面を有する電子部品であればよい。特に、振動によるリード端子へのストレスが大きい大型部品の場合に本発明の効果が高い。また、図示例では、座面ゴム6の形状に合わせるために、段差部の当接面を円環状にすると共に離間面を円形形状にしたが、この形状に限定されるものではなく、電子部品の座面形状に合わせた形状の段差部を形成すればよい。
上記以外にも、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
以上のように、この発明に係るプリント基板は、基板上に段差部を形成してコンデンサなどの電子部品を支持し防振するようにしたので、同一基板上に加速度センサが実装されるエアバッグコントロールユニットなどに用いるのに適している。
1 プリント基板、2,13,16 段差部、2a,13a,16a 当接面、2b,13b,16b 離間面、3 コンデンサ(電子部品)、4 リード端子、5 スルーホール、6 座面ゴム(座面)、6a 外縁部、7 はんだ部、8 ランド部、9 スリット部、10 実装部品(段差部)、11 実装部品用ランド部、12 実装部品用はんだ部、14 銅箔部(印刷部材)、15 レジスト部(印刷部材)。
この発明は、コンデンサ等の電子部品の振動防止構造を備えたプリント基板、およびこのプリント基板を用いた加速度検出装置に関する。
車両等の移動体で、凹凸路等の悪路を走行する際の振動が直接かつ継続的に伝達される位置に電子機器を配置するケースでは、アルミ電解コンデンサのように高さのある部品を基板上に実装する場合、基板が振動するとコンデンサのリード端子にストレス(応力)が発生し、最悪の場合折損に至る可能性があった。そこで、例えば特許文献1のチップ型コンデンサは、コンデンサ素子を有底筒状の外装ケース内に収納して当該外装ケースの開放端からリード端子を導出すると共に封口部材により封口し、この封口部材または外装ケース端面に複数の突起部を設ける構成にしていた。このコンデンサを基板に実装すると、これら突起部が基板に当接してコンデンサの振動を抑制する。
特開2001−102239号公報
このような従来の振動防止構造では、コンデンサ素子とは別に外装ケースが必要となり、価格が増大するという課題があった。また、外装ケースを装着することで、基板への実装面積が大きくなるという課題もあった。
他方、振動防止構造を設けずにコンデンサの振動を抑制するためには、コンデンサを実装した基板、または外装ケースと基板の当接部分に振動を吸収するためのダンパ機構等を設置する必要がある。しかしながら、特にエアバッグコントロールユニットのような、基板上に加速度センサを実装し加速度を検出する加速度検出装置では、上記ダンパ機構により振動が吸収され、実際に測定すべき加速度が基板に伝達されないという問題が発生するため、ダンパ機構を設置できない。よって、加速度センサとコンデンサを同一基板に実装するためには、基板が振動してもコンデンサは振動しないような構造が必要であった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、追加部品を用いることなく、プリント基板上に実装された電子部品の振動を防止することを目的とする。
この発明に係るプリント基板は、電子部品の座面のリード端子より外縁部に当接する当接面、および該当接面より低く形成されて外縁部より中心側で離間する離間面からなる段差部を備え、段差部の当接面は、円形の座面の外縁部と略同形の外周部を有する円環状であるものである。
また、この発明に係る加速度検出装置は、電子部品の座面のリード端子より外縁部に当接する当接面、および該当接面より低く形成されて外縁部より中心側で離間する離間面からなる段差部を備え、段差部の当接面は、円形の座面の外縁部と略同形の外周部を有する円環状であるプリント基板を用いるようにしたものである。
この発明によれば、プリント基板に段差部を設けて電子部品の座面のリード端子より外側の外縁部に当接させ、外縁部より中心側は離間させるようにしたので、追加部品を用いることなく、プリント基板上に実装された電子部品の振動を防止することができる。
また、このプリント基板が振動しても電子部品の振動は防止できるようにしたので、同一基板上に加速度センサを実装するような加速度検出装置に用いることができる。
この発明の実施の形態1に係るプリント基板にコンデンサを実装した状態を示す外観斜視図である。 実施の形態1に係るプリント基板を図1に示すAA線に沿って切断した断面図である。 実施の形態1に係るプリント基板の構成を示す平面図である。 実施の形態1に係るプリント基板の変形例を示す平面図である。 この発明の実施の形態2に係るプリント基板の構成を示す平面図である。 実施の形態2に係るプリント基板を、図1に示すAA線に相当する位置で切断した断面図である。 この発明の実施の形態3に係るプリント基板を、図1に示すAA線に相当する位置で切断した断面図である。 実施の形態3に係るプリント基板の別の構成例を示す平面図である。 実施の形態3の別の構成例のプリント基板を、図1に示すAA線に相当する位置で切断した断面図である。 実施の形態3に係るプリント基板の別の構成例の変形例を示す平面図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1および図2に示すコンデンサ3は、通常、内部の電解液等を封止するためのゴム部材(座面ゴム6)を座面にしてプリント基板1に実装されるが、座面ゴム6の基板に接触する面を平面状に加工することが難しいため、コンデンサ3の姿勢が不安定で振動しやすい。そのため、座面ゴム6を貫通するように突設されたリード端子4にストレスが発生して折損しやすい。そこで、本実施の形態1では、図1〜図3に示すように、プリント基板1に、コンデンサ3の座面ゴム6のリード端子4より外側の外縁部6aに当接する当接面2aと、この当接面2aより低く形成されて座面ゴム6の中心側で離間する離間面2bとからなる段差部2を設ける。
本実施の形態1では段差部2をはんだにより形成する。
プリント基板1には、段差部2の当接面2aを形成するために、銅箔のランド部8(図2に示す)を形成する。円筒状のコンデンサ3は座面ゴム6も円形形状のため、ランド部8を、この円形形状と略同形の外周部を有する円環状にする。また、2本のリード端子4を挿入するためのスルーホール5を2つ形成する。続いて、リフロー工程等によりランド部8にはんだ付けを行って、このはんだの厚みにより段差を形成し、高い側を段差部2の当接面2a、低い側を段差部2の離間面2bとする。図3に示すように、当接面2aが座面ゴム6の円形形状と略同形の外周部を有する円環状になり、この円環に囲まれた部分が円形形状の離間面2bとなる。
続いて、はんだで形成された当接面2aの上にコンデンサ3の座面ゴム6が当接するように、リード端子4をスルーホール5に挿入し、フローはんだ等によりはんだ部7を形成してプリント基板1にコンデンサ3を固定する。
コンデンサ3がプリント基板1に実装された状態では、リード端子4がある座面ゴム6の中心部と離間面2b(プリント基板1の表面)との間で間隙を形成し、当接面2aが座面ゴム6のリード端子4より外側の外縁部6aに当接して安定した状態に支持する。よって、プリント基板1が振動しても、コンデンサ3の振動を抑制することができ、リード端子4の折損を防止できる。
なお、図示例では当接面2aの外径を座面ゴム6の外径(図3に示す二点鎖線の外縁部6a)より大きくしたが、座面ゴム6の外径より小さくしてもよい。ただし、座面ゴム6をより外縁側で支持することにより、コンデンサ3がより振動しにくくなる。
この段差部2を形成するためのリフロー工程は、プリント基板1に実装部品を実装するためのリフロー工程を利用できるため、新たに工程を増やす必要がない。また、はんだを利用するため、従来のような外装ケース、ダンパ機構といった追加部品を設置する必要もない。
また、プリント基板1にダンパ機構を設けずともコンデンサ3の振動を防止できるので、同一基板上に加速度センサを実装して、エアバッグコントロールユニット等の加速度検出装置に用いることもできる。
以上より、実施の形態1によれば、座面ゴム6にリード端子4の突設されたコンデンサ3が実装されるプリント基板1に、座面ゴム6のリード端子4より外側の外縁部6aに当接する当接面2a、および該当接面2aより低く形成されて外縁部6aより中心側で離間する離間面2bからなる段差部2を設ける構成にし、当接面2aをはんだにより形成するようにした。これにより、プリント基板1に追加部品を設置することなく、コンデンサ3の振動を防止することができる。
なお、上記実施の形態1では当接面2aを切れ目のない円環状にしたが、一部にスリットを形成してもよい。
図4は、実施の形態1に係るプリント基板1の変形例を示す平面図であり、当接面2aに2箇所のスリット部9を形成している。この構成により、スルーホール5の通気性を向上させて、はんだ上がりを良くする効果がある。ただし、コンデンサ(不図示)は2つのスルーホール5を結ぶ線に直交する方向(矢印Bの方向)に振動しやすいので、その方向に当接面2aを設けてコンデンサを支持することが好ましい。そこで、図示例ではスリット部9を2つのスルーホール5を結ぶ線上に形成して、振動防止効果が軽減しないようにしている。
実施の形態2.
上記実施の形態1では段差部をはんだにより形成したが、実装部品(チップ部品、例えば抵抗)により形成してもよい。
図5は、実施の形態2に係るプリント基板1の構成を示す平面図である。図6は、実施の形態2に係るプリント基板1を図1のAA線に相当する位置で切断した断面図である。図のように、2つの実装部品10により段差を形成する。なお、図5および図6において図1〜図2と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
図5に示すように、段差部となる2つの実装部品10を実装するための実装部品用ランド部11を4箇所、プリント基板1に形成する。なお、振動防止の効果を高めるために、これら実装部品用ランド部11を、コンデンサ3の座面ゴム6の外縁部6aと当接する位置であって、2つのスルーホール5を結ぶ線に直交する方向に形成することが好ましい。
続いて、図6に示すように、リフロー工程等によりはんだ付けを行って実装部品用はんだ部12を形成し、実装部品10をプリント基板1に固定する。そして、実装部品10の上にコンデンサ3の座面ゴム6が当接するように、リード端子4をスルーホール5に挿入し、フローはんだ等によりはんだ部7を形成してプリント基板1にコンデンサ3を固定する。
実装部品10同士を隙間を空けて配置するので、スルーホール5の通気性を向上させてはんだ上がりを良くすることができる。また、実装部品10を実装するリフロー工程は、プリント基板1に他の実装部品を実装するためのリフロー工程を利用できるため、新たに工程を増やす必要がない。さらに、実装部品10としては、回路構成に必要な実装部品を利用するようにしてもよく、この場合には追加部品が不要である。
コンデンサ3がプリント基板1に実装された状態では、プリント基板1の表面がリード端子4のある座面ゴム6の中心部から離間する離間面になり、この離間面より高さのある実装部品10の天面が座面ゴム6の外縁部6aに当接する当接面になって、コンデンサ3をプリント基板1に対して安定した状態に支持して振動を抑制する。
なお、実装部品10の配置数および配置位置は図5の例に限定されるものではなく、任意でよい。また、実装部品10を座面ゴム6の外径に相当する円周上(図5に示す二点鎖線の外縁部6a)に配置したが、この円周より内側に配置して、当接面が外縁部6aより中心側にくるように構成してもよい。ただし、上記実施の形態1でも説明したように、座面ゴム6をより外縁側で支持することにより、コンデンサ3がより振動しにくくなる。
以上より、実施の形態2によれば、段差部の当接面を、プリント基板1の上に実装される実装部品10により形成するようにしたので、上記実施の形態1と同様に追加部品を設置することなく、コンデンサ3の振動を防止することができる。
実施の形態3.
上記実施の形態1,2では段差部をはんだまたは実装部品により形成したが、プリント基板の製造工程において回路パターン形成に用いられる銅箔等の導電材、ソルダレジスト材、およびシルク印刷用のインク等、印刷部材により形成してもよい。
図7は、実施の形態3に係るプリント基板1を、図1のAA線に相当する位置で切断した断面図である。なお、図7において図2と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
この例では、プリント基板1に文字等を印字するために用いる印刷部材である、シルク印刷用のインク(シルク材)の厚みにより段差を形成し、シルク部を段差部13の当接面13aとする。この当接面13aは、図3に示すように、座面ゴム6の円形形状と略同形の外周部を有する円環状にし、さらに図4に示すようなスリット部9を形成してもよい。また、この円環に囲まれた部分が円形形状の離間面13bとなる。
図8は、実施の形態3に係るプリント基板1の構成を示す平面図である。図9は、実施の形態3に係るプリント基板1を、図1のAA線に相当する位置で切断した断面図である。なお、図8および図9において、図1〜図3と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
この例では、プリント基板1の表面に層状に形成された銅箔部14およびレジスト部15が部分的に欠落して出来た窪みにより段差を形成する。銅箔部14およびレジスト部15は回路パターンを形成するために用いる印刷部材であり、例えば、プリント基板1の表面に印刷する際に離間面16bに相当する部分にマスクをして窪みを形成する。そして、銅箔部14およびレジスト部15が印刷された部分を段差部16の当接面16aにし、マスク部分の窪み(プリント基板1の表面露出部分)を離間面16bにする。この離間面16bの外径は、外縁部6aより小径にする。
また、この段差部16についても、図4の場合と同様に、当接面16aの一部にスリットを形成してもよい。図10にスリット部9の一例を示す。
図7の場合、ならびに図8および図9の場合とも、コンデンサ3がプリント基板1に実装された状態では、座面ゴム6の中心部と離間面13b,16bとの間で間隙を形成し、印刷部材により形成した当接面13a,16aが座面ゴム6のリード端子4より外側の外縁部6aに当接することとなり、コンデンサ3をプリント基板1に対して安定した状態に支持できると共に、振動を抑制することができる。また、新たな工程を増やす必要がなく、追加部品を設置する必要もない。
以上より、実施の形態3によれば、段差部13,16の当接面13a,16aを印刷部材により形成するようにしたので、または、プリント基板1に形成された窪みを段差部16の離間面16bに用いるようにしたので、上記実施の形態1,2と同様に追加部品を設置することなく、コンデンサ3の振動を防止することができる。
また、上記実施の形態3において、図7ではシルク材単独で段差を形成し、図8および図9では銅箔とレジスト材を組み合わせて段差を形成する例を示したが、これらに限定されるものではなく、様々な印刷部材を単独または組み合わせて段差を形成してもよい。さらに、これらの印刷部材にはんだを重ねて段差を形成してもよい。その場合にも上記同様の防振効果が得られることは自明である。
また、上記実施の形態1〜3ではプリント基板1に実装する電子部品の一例としてコンデンサ3を挙げたが、これに限定されるものではなく、リード端子が突設された座面を有する電子部品であればよい。特に、振動によるリード端子へのストレスが大きい大型部品の場合に本発明の効果が高い。また、図示例では、座面ゴム6の形状に合わせるために、段差部の当接面を円環状にすると共に離間面を円形形状にしたが、この形状に限定されるものではなく、電子部品の座面形状に合わせた形状の段差部を形成すればよい。
上記以外にも、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 プリント基板、2,13,16 段差部、2a,13a,16a 当接面、2b,13b,16b 離間面、3 コンデンサ(電子部品)、4 リード端子、5 スルーホール、6 座面ゴム(座面)、6a 外縁部、7 はんだ部、8 ランド部、9 スリット部、10 実装部品(段差部)、11 実装部品用ランド部、12 実装部品用はんだ部、14 銅箔部(印刷部材)、15 レジスト部(印刷部材)。
この発明に係るプリント基板は、電子部品の座面のリード端子より外縁部に当接する当接面、および該当接面より低く形成されて外縁部より中心側で離間する離間面からなる段差部を備え、段差部の当接面は、円形の座面の外縁部と略同形の外周部を有する円環状であり、電子部品に突設された複数のリード端子を結ぶ線上にスリットが形成されるものである。
また、この発明に係る加速度検出装置は、電子部品の座面のリード端子より外縁部に当接する当接面、および該当接面より低く形成されて外縁部より中心側で離間する離間面からなる段差部を備え、段差部の当接面は、円形の座面の外縁部と略同形の外周部を有する円環状であり、電子部品に突設された複数のリード端子を結ぶ線上にスリットが形成されるプリント基板を用いるようにしたものである。
この発明によれば、プリント基板に段差部を設けて電子部品の座面のリード端子より外側の外縁部に当接させ、外縁部より中心側は離間させ、電子部品に突設された複数のリード端子を結ぶ線上にスリットが形成されるようにしたので、追加部品を用いることなく、プリント基板上に実装された電子部品の振動を防止することができる。
また、このプリント基板が振動しても電子部品の振動は防止できるようにしたので、同一基板上に加速度センサを実装するような加速度検出装置に用いることができる。
この発明の実施の形態1に係るプリント基板にコンデンサを実装した状態を示す外観斜視図である。 実施の形態1に係るプリント基板を図1に示すAA線に沿って切断した断面図である。 実施の形態1に係るプリント基板の構成を示す平面図である。 実施の形態1に係るプリント基板の変形例を示す平面図である。 この発明の参考例に係るプリント基板の構成を示す平面図である。 参考例に係るプリント基板を、図1に示すAA線に相当する位置で切断した断面図である。 この発明の実施の形態3に係るプリント基板を、図1に示すAA線に相当する位置で切断した断面図である。 実施の形態3に係るプリント基板の別の構成例を示す平面図である。 実施の形態3の別の構成例のプリント基板を、図1に示すAA線に相当する位置で切断した断面図である。 実施の形態3に係るプリント基板の別の構成例の変形例を示す平面図である。
参考例
上記実施の形態1では段差部をはんだにより形成したが、実装部品(チップ部品、例えば抵抗)により形成してもよい。
図5は、参考例に係るプリント基板1の構成を示す平面図である。図6は、参考例に係るプリント基板1を図1のAA線に相当する位置で切断した断面図である。
図のように、2つの実装部品10により段差を形成する。なお、図5および図6において図1〜図2と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
以上より、参考例によれば、段差部の当接面を、プリント基板1の上に実装される実装部品10により形成するようにしたので、上記実施の形態1と同様に追加部品を設置することなく、コンデンサ3の振動を防止することができる。
実施の形態3.
上記実施の形態1、参考例では段差部をはんだまたは実装部品により形成したが、プリント基板の製造工程において回路パターン形成に用いられる銅箔等の導電材、ソルダレジスト材、およびシルク印刷用のインク等、印刷部材により形成してもよい。
以上より、実施の形態3によれば、段差部13,16の当接面13a,16aを印刷部材により形成するようにしたので、または、プリント基板1に形成された窪みを段差部16の離間面16bに用いるようにしたので、上記実施の形態1、参考例と同様に追加部品を設置することなく、コンデンサ3の振動を防止することができる。
また、上記実施の形態1、参考例、実施の形態3ではプリント基板1に実装する電子部品の一例としてコンデンサ3を挙げたが、これに限定されるものではなく、リード端子が突設された座面を有する電子部品であればよい。特に、振動によるリード端子へのストレスが大きい大型部品の場合に本発明の効果が高い。また、図示例では、座面ゴム6の形状に合わせるために、段差部の当接面を円環状にすると共に離間面を円形形状にしたが、この形状に限定されるものではなく、電子部品の座面形状に合わせた形状の段差部を形成すればよい。

Claims (9)

  1. 座面にリード端子の突設された電子部品が実装されるプリント基板において、前記座面の前記リード端子より外縁部に当接する当接面、および該当接面より低く形成されて前記外縁部より中心側で離間する離間面からなる段差部を備えることを特徴とするプリント基板。
  2. 前記段差部の当接面は、プリント基板上にはんだにより形成されることを特徴とする請求項1記載のプリント基板。
  3. 前記段差部の当接面は、プリント基板上に印刷部材により形成されることを特徴とする請求項1記載のプリント基板。
  4. 前記段差部の当接面は、プリント基板上の実装部品により形成されることを特徴とする請求項1記載のプリント基板。
  5. 前記段差部の当接面は、円形の前記座面の外縁部と略同形の外周部を有する円環状であることを特徴とする請求項1記載のプリント基板。
  6. 前記段差部の離間面は、プリント基板上に形成された窪みであることを特徴とする請求項1記載のプリント基板。
  7. 前記段差部の当接面の一部にスリットが形成されることを特徴とする請求項1記載のプリント基板。
  8. 前記電子部品はコンデンサであることを特徴とする請求項1記載のプリント基板。
  9. 加速度センサ、および座面にリード端子の突設された電子部品がそれぞれ実装されたプリント基板であって、前記電子部品の座面のリード端子より外縁部に当接する当接面、および該当接面より低く形成されて前記外縁部より中心側で離間する離間面からなる段差部を備えるプリント基板を用いた加速度検出装置。
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