JPWO2012086060A1 - エレベーター用電磁ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

制動片が回転体に衝突する時の騒音を大幅に低減させることができるエレベーター用電磁ブレーキ装置を提供する。本電磁ブレーキ装置(10)は、制動片(16)が設けられた可動片(21)と、可動片(21)に対し、制動片(16)の反対側に配置された可動片(19)と、可動片(21)及び可動片(19)間に設けられた弾性体(22)と、弾性体(22)が有する押付力よりも強い所定の押付力で、可動片(19)を可動片(21)側に押し付けるばね(20)とを備える。そして、電磁石は、ばね(20)の押付力に抗して可動片(19)を吸引し、弾性体(22)の押付力に抗して可動片(21)を可動片(19)に吸引させる。

Description

この発明は、エレベーターの巻上機に備えられる電磁ブレーキ装置に関するものである。
下記特許文献1には、エレベーターの巻上機に備えられた電磁ブレーキ装置が開示されている。
特許文献1に記載のものでは、巻上機に、駆動綱車に連動する回転体が設けられている。電磁ブレーキ装置は、制動片をばねの力によって上記回転体に押し付け、かごを静止保持するための力(以下、単に「静止保持力」ともいう)を発生させている。一方、かごの昇降時、電磁ブレーキ装置では、上記ばねの力に抗する吸引力を電磁石から発生させ、制動片を回転体から離隔させている。
エレベーターでは、かごを静止保持するために大きな力が必要になる。このため、特許文献1に記載のものでは、制動片が回転体に衝突する際、即ち、かごが停止する度に大きな音が発生するといった問題があった。
下記特許文献2には、電磁ブレーキ装置が動作する時の上記衝突音を低減させるための技術が開示されている
具体的に、特許文献2に記載のものでは、上記静止保持力を発生させるために、2つのばねが用いられている。そして、静止保持力を発生させる場合は、押付力が大きい方のばねを最初に作用させて、制動片を回転体に押し付けている。
日本特開2000−289954号公報 日本特開2003−2568号公報
特許文献1に記載のものでは、かごを静止保持する際に、押付力の大きい方のばねを最初に作用させているため、上記衝突音を十分に低減させることができないといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、制動片が回転体に衝突する時の騒音を大幅に低減させることができるエレベーター用電磁ブレーキ装置を提供することである。
この発明に係るエレベーター用電磁ブレーキ装置は、エレベーター巻上機の駆動綱車に連動して回転する回転体に制動片を押し付けることにより、エレベーターのかごを静止保持するエレベーター用電磁ブレーキ装置であって、制動片が設けられ、制動片が回転体に対向するように配置された第1可動鉄片と、第1可動鉄片に対し、制動片の反対側に配置された第2可動鉄片と、第1可動鉄片及び第2可動鉄片の間に設けられた、所定の押付力を有する第1弾性体と、第1弾性体が有する押付力よりも強い所定の押付力で、第2可動鉄片を第1可動鉄片側に押し付ける第2弾性体と、第2弾性体の押付力に抗して第2可動鉄片を吸引し、第1弾性体の押付力に抗して第1可動鉄片を第2可動鉄片に吸引させる電磁石と、を備えたものである。
この発明に係るエレベーター用電磁ブレーキ装置であれば、制動片が回転体に衝突する時の騒音を大幅に低減させることができるようになる。
エレベーターの全体構成を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーター用電磁ブレーキ装置を備えた巻上機を示す背面図である。 図2のA−A矢視を示す図である。 図1のC部拡大図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーター用電磁ブレーキ装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーター用電磁ブレーキ装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーター用電磁ブレーキ装置の動作を説明するための図である。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はエレベーターの全体構成を示す図である。
図1において、1はエレベーターの昇降路、2はエレベーターのかご、3はつり合いおもりである。かご2及びつり合いおもり3は、主索4により、昇降路1内で釣瓶式に懸架されている。
5は昇降路1内の上部空間に設けられた薄型の巻上機である。巻上機5は、かご2を駆動する駆動装置を構成する。巻上機5には、駆動綱車6が、双方向に回転自在となるように設けられている。上記主索4は、その一部が駆動綱車6に巻き掛けられている。かご2は、駆動綱車6の回転に連動して主索4がその長手に移動することにより、主索4の移動方向に応じた方向に、昇降路1内を昇降する。
なお、図中、7はかご2の昇降を案内するためのガイドレール、8は所定の過速状態を検出するための調速機である。
エレベーターのかご2が乗場9に停止している時、巻上機5では、電磁ブレーキ装置10(図1では図示せず)によって所定の静止保持力を発生させている。
以下に、図2乃至図4も参照し、巻上機5と、この巻上機5に設けられた電磁ブレーキ装置10との各構成について具体的に説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベーター用電磁ブレーキ装置を備えた巻上機を示す背面図、図3は図2のA−A矢視を示す図、図4は図1のC部拡大図である。図2は図3のB−B矢視を表している。
11は巻上機5の躯体となるフレームである。駆動綱車6は、ベアリングを介してフレーム11に回転自在に設けられている。12は駆動綱車6に一体的に設けられた回転体である。回転体12は、駆動綱車6に連動して回転する。
回転体12には、その一部に、短い(幅の)筒状を呈する筒状部13が形成されている。筒状部13は、駆動綱車6と同じ回転軸を有しており、フレーム11の内部に配置されている。筒状部13は、回転体12の他の部分を介してフレーム11に支持されている。筒状部13には、その外周面13aに、回転子鉄心14が設けられている。
15は電動機の要部を構成する固定子である。固定子15は、回転子鉄心14に対向するように、フレーム11の内周面に設けられている。
電磁ブレーキ装置10は、制動片16を上記回転体12に押し付けることにより、かご2を静止保持するための力を発生させる。また、かご2の昇降時、電磁ブレーキ装置10は、制動片16を回転体12から離し、上記静止保持力を解放する。図2に示す巻上機5では、電磁ブレーキ装置10が回転体12の両側方に配置されている。かかる場合、電磁ブレーキ装置10は、筒状部13の外周面13aに制動片16を側方から押し付けて、回転体12の回転を阻止する。
本実施の形態では、筒状部13の外周面13aが、上記静止保持力を発生させるための制動面として機能する。また、電磁ブレーキ装置10の動作方向、即ち、制動片16が回転体12(制動面)に対して接触及び離隔する時に動作する方向は、水平方向となる。
電磁ブレーキ装置10は、制動片16の他、フィールド17、コイル18、可動片(鉄片)19、ばね(弾性体)20、可動片(鉄片)21、弾性体22により、その要部が構成される。
フィールド17及びコイル18は、電磁石を構成する。即ち、コイル18に電圧が印加されることにより、フィールド17に電磁力が発生する。フレーム11には、その両側部に開口11aが形成されている。フィールド17は、開口11aを外側から覆うようにフレーム11に当てられ、ボルト23によってフレーム11に取り付けられている。また、コイル18は、その軸が上記動作方向を向くように、フィールド17に設けられている。
可動片19は、所定の範囲内において上記動作方向に移動自在となるように、フィールド17に支持されている。可動片19は、その一側面がフィールド17に対向するように、フィールド17の回転体12側に配置されている。即ち、可動片19は、回転体12に接近及び離隔するように、フィールド17に取り付けられている。
ばね20は、上記動作方向のうち、可動片19がフィールド17から離れる方向に、可動片19を所定の押付力で押し付けるためのものである。即ち、可動片19は、ばね20によって常時回転体12側に押されている。ばね20は、フィールド17に設けられており、その先端部分が、可動片19の上記一側面に接続されている。
可動片21は、所定の範囲内において上記動作方向に移動自在となるように、可動片19に支持されている。可動片21は、その一側面が可動片19の他側面に対向するように、可動片19の回転体12側に配置されている。上記制動片16は、可動片21の他側面(上記一側面の反対側を向く面)に設けられ、筒状部13の外周面13aに対向するように配置されている。即ち、上記可動片19は、可動片21に対し、制動片16の反対側に配置されており、制動片16、可動片21、可動片19、電磁石(フィールド17)が、回転体12の外側に且つ上記動作方向に、直列に配置されている。
弾性体22は、可動片19の他側面と可動片21の一側面との間に設けられている。弾性体22は、ゴムやばね等の部材からなり、ばね20と同様に、上記動作方向に伸縮するように設けられている。弾性体22は、ばね20の押付力よりも弱い所定の押付力を有している。弾性体22は、その押付力で、可動片19及び可動片21が互いに離れるように、上記動作方向に力を作用させる。なお、ばね20は、弾性体22の押付力よりも強い所定の押付力で、可動片19を可動片21側に押し付けている。
可動片19は、図4に詳細が示されているように、例えば、回転体12側に開口する断面がコ字状を呈する部材からなる。即ち、可動片19には、可動片21に対向する上記他側面に、凹部が形成されている。可動片21は、弾性体22が収縮すると、全体が可動片19の上記凹部内に収まるように構成されている。
次に、図5乃至図7も参照し、上記構成を有する電磁ブレーキ装置10の動作について、具体的に説明する。図5乃至図7は、この発明の実施の形態1におけるエレベーター用電磁ブレーキ装置の動作を説明するための図である。
図5は、かご2が昇降路1内を走行している時の電磁ブレーキ装置10の状態を示している。かご2の走行時、コイル18には所定の電圧が印加されている。このため、フィールド17と可動片19との間には電磁吸引力Fm1が発生し、フィールド17は、ばね20の押付力Fk1に抗して可動片19を吸引する。即ち、上記電磁吸引力Fm1は、ばね20の押付力Fk1に打ち勝つことができる所定の大きさに設定されている。
また、コイル18に上記電圧が印加されることにより、可動片19と可動片21との間にも、所定の電磁吸引力Fm2が発生する。電磁吸引力Fm2は、上記電磁吸引力Fm1よりも弱いが、弾性体22の押付力Fk2(<Fk1)に打ち勝つことができる所定の大きさに設定されている。このため、可動片19は、弾性体22の押付力Fk2に抗して可動片21を吸引する。
この時、可動片19は、例えば、その一側面がフィールド17に接触するまで、フィールド17側に引き寄せられる。かかる構成を実現するためには、例えば、ばね20を、フィールド17の内部に納まるように組み付けておけば良い。また、弾性体22が圧縮されることにより、可動片21が可動片19に接近し、可動片19の上記凹部内に配置される。
これにより、制動片16と筒状部13の外周面13aとの間には所定の間隙が形成され、かご2が昇降可能な状態となる。
かご2が何れかの乗場9に停止すると、所定の制御機器(図示せず)から制動指令が出力される。電磁ブレーキ装置10は、上記制動指令が入力されることにより、コイル18の電圧を消勢するための所定の処理を行う。これにより、コイル18を流れる電流が徐々に減少していき、電磁吸引力Fm1及びFm2が徐々に小さくなっていく。
コイル18に流れる電流がある値I1まで減少すると、電磁吸引力Fm2が弾性体22の押付力Fk2よりも小さくなる。すると、可動片21が、弾性体22の押付力Fk2によって回転体12側に移動し、制動片16が筒状部13の外周面13aに衝突する。なお、可動片19はフィールド17に近接した位置に配置されているため、電磁吸引力Fm1は電磁吸引力Fm2よりも大きい。このため、コイル18の電流値がI1に減少した時でも電磁吸引力Fm1はばね20の押付力Fk1よりも大きく、可動片19はフィールド17に密着したままとなっている。
図6はコイル18の電流値がI1まで減少した時の状態を示したものである。弾性体22は、可動片19がフィールド17に密着した状態で、制動片16を回転体12に接触させることができる所定の伸び量を有している。
図6の状態から更に時間が経過し、コイル18に流れる電流がある値I2(<I1)まで減少すると、電磁吸引力Fm1がばね20の押付力Fk1よりも小さくなる。すると、可動片19が、ばね20の押付力Fk1によって回転体12(可動片21)側に移動し、弾性体22が圧縮される。これにより、ばね20の押付力Fk1が、可動片19、弾性体22、可動片21を介して制動片16に作用し、かご2の静止保持に必要な所定の力で、制動片16が筒状部13の外周面13aに押し付けられる。
図7はコイル18の電流値がI2まで減少した時の状態を示している。
上記構成を有する電磁ブレーキ装置10であれば、かご2が乗場9に停止する際の騒音を低減させることができる。
即ち、上記電磁ブレーキ装置10では、制御機器から制動指令が出力されると、先ず、可動片21が回転体12側に移動して、制動片16が筒状部13に衝突する。この時、押付力の大きなばね20は圧縮されたままであるため、制動片16には、弾性体22の小さな押付力のみが作用する。即ち、制動片16が回転体12に衝突する時のエネルギーを小さく抑えることができ、この時の騒音を大幅に低減させることができる。
また、上記電磁ブレーキ装置10では、制動片16を筒状部13の外周面13aに接触させた後、ばね20の大きな押付力によって、制動片16を回転体12に押し付けている。このため、上記騒音を防止した上で、安定した静止保持力を発生させることができる。
なお、所定の静止保持力を発生させるためには、可動片19をばね20によって回転体12側に移動させ、ばね20の押付力を制動片16に作用させる必要がある。本電磁ブレーキ装置10では、可動片19及び21の間に弾性体22が設けられているため、可動片19の上記移動による衝撃を弾性体22で吸収することができ、新たな緩衝材等を設けることなく、可動片19の衝突音を低減させることが可能となる。
なお、本実施の形態では、昇降路1内に薄型の巻上機5を設置した場合を一例として示したが、巻上機5の構成及び配置はこれに限定されるものではない。また、電磁ブレーキ装置10の配置や動作方向も上記説明に限定されるものではない。電磁ブレーキ装置10を回転体12の内側に配置したり、回転体12の軸方向に電磁ブレーキ装置10の動作方向を設定したりしても良い。かかる構成であっても、上記と同様の効果を奏することは可能である。
この発明に係る電磁ブレーキ装置は、エレベーターの巻上機に設置されるものに対して適用することができる。
1 昇降路
2 かご
3 つり合いおもり
4 主索
5 巻上機
6 駆動綱車
7 ガイドレール
8 調速機
9 乗場
10 電磁ブレーキ装置
11 フレーム
11a 開口
12 回転体
13 筒状部
13a 外周面
14 回転子鉄心
15 固定子
16 制動片
17 フィールド
18 コイル
19、21 可動片
20 ばね
22 弾性体
23 ボルト

Claims (4)

  1. エレベーター巻上機の駆動綱車に連動して回転する回転体に制動片を押し付けることにより、エレベーターのかごを静止保持するエレベーター用電磁ブレーキ装置であって、
    前記制動片が設けられ、前記制動片が前記回転体に対向するように配置された第1可動鉄片と、
    前記第1可動鉄片に対し、前記制動片の反対側に配置された第2可動鉄片と、
    前記第1可動鉄片及び前記第2可動鉄片の間に設けられた、所定の押付力を有する第1弾性体と、
    前記第1弾性体が有する押付力よりも強い所定の押付力で、前記第2可動鉄片を前記第1可動鉄片側に押し付ける第2弾性体と、
    前記第2弾性体の押付力に抗して前記第2可動鉄片を吸引し、前記第1弾性体の押付力に抗して前記第1可動鉄片を前記第2可動鉄片に吸引させる電磁石と、
    を備えたエレベーター用電磁ブレーキ装置。
  2. 前記第1可動鉄片、前記第2可動鉄片、前記電磁石は、前記制動片が前記回転体に対して接触及び離隔する時の動作方向に、直列に配置され、
    前記第1弾性体及び前記第2弾性体は、前記動作方向に伸縮するように配置された
    請求項1に記載のエレベーター用電磁ブレーキ装置。
  3. 前記電磁石を構成するコイルの電圧が消勢されると、前記第1可動鉄片が前記第1弾性体の押付力によって移動することにより、前記制動片が前記回転体に接触し、その後、前記第2可動鉄片が前記第2弾性体の押付力によって移動することにより、前記第2弾性体の押付力が前記制動片に作用する請求項1又は請求項2に記載のエレベーター用電磁ブレーキ装置。
  4. 前記第2可動鉄片は、前記第1可動鉄片に対向する面に凹部が形成され、
    前記第1可動鉄片は、前記電磁石によって第2可動鉄片に吸引されると、前記凹部内に配置される
    請求項1又は請求項2に記載のエレベーター用電磁ブレーキ装置。
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