JP2004076899A - エレベータ巻上機のブレーキ装置 - Google Patents

エレベータ巻上機のブレーキ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、難しい調整作業をすることなく、制動時の騒音を低減することを目的とするものである。
【解決手段】制動時にはアーマチュア6の変位により圧縮され、制動解除時には復元して制動片5の制動面1aへの接触状態を維持する接触維持ばね10を、アーマチュア6と制動片5との間に設けた。接触維持ばね10は、ガイドピン9が挿入されるアーマチュア凹部6cの底部とガイドピン9との間に配置した。また、アーマチュア6と制動片5との間には、アーマチュア6の制動片5への衝突の衝撃を緩衝する緩衝材11を設けた。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベータ巻上機に設けられ、駆動綱車の回転を制動するエレベータ巻上機のブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のエレベータ巻上機のブレーキ装置においては、回転体の制動面に制動片を押し付けることにより、回転体の回転が制動される。また、制動解除時には、制動片は制動面から開離される。この制動解除時における制動片と制動面との間のギャップが大きいと、制動片が制動面に衝突する際の衝突音が大きくなる。このため、例えば特開2000−38276号公報に示されたブレーキ装置では、制動片と制動面との間のギャップが微小な大きさに調整され、これにより衝突音が低く抑えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、制動片と制動面との間のギャップを微小な大きさに調整し、さらにその状態を維持するのは難しく、調整作業及び保守作業に手間がかかってしまう。また、ギャップが大きいと、上記のように衝突音が大きくなり、かご室内、乗場及びビル内の居室等に伝わり、騒音の問題が発生してしまう。
【0004】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、難しい調整作業をすることなく、制動時の騒音を低減することができるエレベータ巻上機のブレーキ装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置は、制動面を有し、エレベータ巻上機の回転軸とともに回転される回転体、制動面に接する制動片、制動片に接離する方向へ往復動可能な変位部材、変位部材を介して制動片を制動面に押し付ける制動手段、制動手段に逆らって変位部材を制動片から開離させる制動解除手段、及び変位部材と制動片との間に設けられ、制動時には変位部材の変位により圧縮され、制動解除時には復元して制動片の制動面への接触状態を維持する弾性部材を備えたものである。
【0006】
また、変位部材と制動片との間には、緩衝材が設けられている。
さらに、変位部材と制動片との間には、制動片に対する変位部材の変位を案内するとともに、回転体の回転方向への制動片の変位を規制する案内部材が設けられている。
さらにまた、制動片には、案内部材の一端部が挿入される制動片凹部が設けられており、変位部材には、案内部材の他端部が挿入される変位部材凹部が設けられており、弾性部材は、制動片凹部及び変位部材凹部の少なくともいずれか一方に配置されている。
また、変位部材の変位方向への弾性部材の配置スペースの長さを調整する長さ調整機構をさらに備えたものである。
さらに、制動解除手段は電磁マグネットであり、変位部材は制動解除時に電磁マグネットに吸引されるアーマチュアであり、制動時の電磁マグネットとアーマチュアとの間のギャップを調整するギャップ調整機構をさらに備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるブレーキ装置の制動時の状態を示す要部断面図、図2は図1のブレーキ装置の制動解除時の状態を示す要部断面図である。
【0008】
図において、回転体である円筒状のブレーキ輪1は、エレベータ巻上機の回転軸とともに回転される。また、ブレーキ輪1は、制動面(内周面)1aを有している。ブレーキ輪1の内側には、制動解除手段である電磁マグネット2が配置されている。電磁マグネット2は、複数の固定ボルト3によりブレーキ装置のフレーム又は他の適当な固定部に固定されている。
【0009】
また、電磁マグネット2は、制動面1aに対向する対向面2aを有している。対向面2aの中央部には、ばね挿入凹部2bが設けられている。さらに、対向面2aには、電磁マグネット2の軸方向と平行に延びる複数のガイドロッド4が立設されている。
【0010】
電磁マグネット2には、制動面1aに接する制動片5が支持されている。制動片5は、制動面1aに接する接触曲面5aと、接触曲面5aとは反対側の端面である平面5bとを有している。平面5bの中央部には、制動片凹部5cが設けられている。
【0011】
電磁マグネット2と制動片5との間には、変位部材としての円板状のアーマチュア6が配置されている。アーマチュア6は、ガイドロッド4に案内されて制動片5に接離する方向へ往復動可能になっている。アーマチュア6には、ガイドロッド4を囲繞する複数の滑り軸受7が設けられている。
【0012】
アーマチュア6は、制動片5の平面5bに対向する第1面6aと、電磁マグネット2の対向面2aに対向する第2面6bとを有している。第1面6aの中央部には、変位部材凹部としてのアーマチュア凹部6cが設けられている。
【0013】
ばね挿入凹部2bには、アーマチュア6を介して制動片5を制動面1aに押し付ける制動手段としての制動ばね8が挿入されている。また、アーマチュア6は、電磁マグネット2により制動ばね8に逆らって制動片5から開離される。
【0014】
制動片5とアーマチュア6との間には、制動片5に対する変位部材6の変位を案内するとともに、ブレーキ輪1の回転方向への制動片5の変位を規制する案内部材としての円柱状又は円筒状のガイドピン9が設けられている。ガイドピン9の一端部は、制動片凹部5cに挿入されている。ガイドピン9の他端部は、アーマチュア凹部6cに挿入されている。ガイドピン9の外周面とアーマチュア凹部6cの内周面との間には、滑り軸受(図示せず)が設けられている。
【0015】
制動片5とアーマチュア6との間、具体的にはアーマチュア凹部6cの底部とガイドピン9との間には、弾性部材としての接触維持ばね10が設けられている。接触維持ばね10のばね力は、制動ばね8のばね力よりも小さく設定されている。
【0016】
接触維持ばね10は、制動時にはアーマチュア6の変位により圧縮され、制動解除時には復元(伸長)して制動片5の制動面1aへの接触状態を維持する。即ち、図2に示す制動解除時には、接触維持ばね10は伸び切った状態であり、接触維持ばね10による制動片5への押付力は、0又は僅かである。これにより、制動解除時には、制動片5は制動面1aにジャストタッチ(押付力が0)又は軽く接触(押付力が微小)する。
【0017】
制動片5の平面5bには、アーマチュア6の制動片5への衝突の衝撃を緩衝する例えばゴムシート等の緩衝材11が固定されている。
【0018】
次に、動作について説明する。制動時には、電磁マグネット2が励磁されておらず、図1に示すように、制動ばね8によりアーマチュア6が制動片5に押し付けられている。これにより、制動片5は、制動面1aに押し付けられ、ブレーキ輪1は、制動片5との間の摩擦力により制動されている。また、接触維持ばね10は、アーマチュア凹部6cの底部とガイドピン9との間で圧縮されている。
【0019】
ブレーキ輪1の制動を解除する場合、電磁マグネット2が励磁される。これにより、アーマチュア6は電磁マグネット2に吸引され、制動ばね8に抗して電磁マグネット2側へ変位される。このとき、制動片5は、接触維持ばね10により制動面1aに押し付けられるため、制動面1aに当接した状態が維持され、アーマチュア6が制動片5及び緩衝材11から開離される。
【0020】
制動片5からのアーマチュア6の開離に伴い、接触維持ばね10は伸長されるので、接触維持ばね10が制動片5を押圧する力は徐々に低下する。そして、図2に示すように、アーマチュア6が制動解除位置まで完全に変位されたとき、接触維持ばね10による制動片5への押付力は0又は微小となる。
【0021】
このため、制動面1aに制動片5が接触したままの状態でブレーキ輪1が回転されるが、押付力が0又は微小なため、制動片5による摩擦抵抗は0、又は無視できる程度であり、制動片5の制動面1aへの接触による騒音も殆ど発生しない。
【0022】
このようなブレーキ装置では、制動解除時にも制動片5と制動面1aとの接触状態が維持されるため、難しいギャップ調整作業が不要であり、しかも制動時に制動片5が制動面1aに衝突することがなく、制動時の騒音を低減することができる。従って、かご室内、乗場及びビル内の居室等に騒音が伝わるのも防止することができる。
【0023】
また、アーマチュア6と制動片5との間には緩衝材11が設けられているため、アーマチュア6の制動片5への衝突の衝撃が緩衝され、制動時の騒音をさらに低減することができる。
【0024】
さらに、アーマチュア6と制動片5との間には、制動片5に対するアーマチュア6の変位を案内するとともに、ブレーキ輪1の回転方向への制動片5の変位を規制するガイドピン9が設けられているため、制動片5を制動面1aに安定して接触させたまま、アーマチュア6をスムーズに変位させることができる。
【0025】
さらにまた、制動片5には、ガイドピン9の一端部が挿入される制動片凹部5cが設けられており、アーマチュア6には、ガイドピン9の他端部が挿入されるアーマチュア凹部6cが設けられており、接触維持ばね10は、アーマチュア凹部6cの底部とガイドピン9との間に設けられているため、ガイドピン9が挿入されるアーマチュア凹部6cを接触維持ばね10の収容部と共用することができ、構造を簡単にすることができる。
【0026】
実施の形態2.
次に、図3はこの発明の実施の形態2によるブレーキ装置の制動時の状態を示す要部断面図である。図において、制動片5の接触曲面5aには、ねじ収容凹部5dが設けられている。ねじ収容凹部5dと制動片凹部5cとの間には、長さ調整ねじ孔5eが設けられている。
【0027】
長さ調整ねじ孔5eには、長さ調整ねじ12が螺着されている。長さ調整ねじ12の頭部は、ねじ収容凹部5d内に配置され、長さ調整ねじ12の先端は、制動片凹部5c内でガイドピン9の端面に当接している。また、長さ調整ねじ12の長さ調整ねじ孔5eへのねじ込み量を調整することにより、アーマチュア6の変位方向への長さ調整ねじ12の位置が調整可能となっている。
【0028】
これにより、アーマチュア6の変位方向へのガイドピン9の位置が調整可能であり、さらにはアーマチュア6の変位方向への接触維持ばね10の配置スペースの長さが調整可能となっている。実施の形態2における長さ調整機構13は、ねじ収容凹部5d、長さ調整ねじ孔5e及び長さ調整ねじ12を有している。他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0029】
このようなブレーキ装置では、長さ調整機構13によりアーマチュア6の変位方向への接触維持ばね10の配置スペースの長さが調整可能となっている。このため、制動解除時における接触維持ばね10の押付力を容易に0に近づけることができ、制動時の騒音をより低減することができる。
【0030】
実施の形態3.
次に、図4はこの発明の実施の形態3によるブレーキ装置の制動時の状態を示す要部断面図である。図において、制動片5には、アーマチュア6の変位方向に沿って延びる複数のギャップ調整ねじ孔5fが設けられている。これらのギャップ調整ねじ孔5fには、ギャップ調整ねじ14が螺着されている。
【0031】
ギャップ調整ねじ14の先端部は、制動片5の平面からアーマチュア6側へ突出している。また、ギャップ調整ねじ14の先端部には、アーマチュア6の衝突による衝撃を緩衝する緩衝材15が固着されている。ギャップ調整ねじ孔5fへのギャップ調整ねじ14のねじ込み量を調整することにより、アーマチュア6の変位方向へのギャップ調整ねじ14の位置が調整可能となっている。
【0032】
これにより、制動片5側へのアーマチュア6の移動範囲が調整可能であり、即ち制動時における電磁マグネット2とアーマチュア6との間のギャップの大きさが調整可能となっている。実施の形態3におけるギャップ調整機構16は、ギャップ調整ねじ孔5f及びギャップ調整ねじ14を有している。他の構成は、実施の形態2と同様である。
【0033】
このようなブレーキ装置では、制動片5にギャップ調整機構16を搭載したので、制動時における電磁マグネット2とアーマチュア6との間のギャップの大きさを容易に調整することができる。
【0034】
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4によるブレーキ装置の制動時の状態を示す要部断面図である。図において、電磁マグネット2を固定部に固定する固定ボルト3は、電磁マグネット2に設けられた長孔2cを貫通している。長孔2cは、アーマチュア6の変位方向と平行に延びており、これによりアーマチュア6の変位方向への電磁マグネット2の固定位置が調整可能になっている。即ち、制動時における電磁マグネット2とアーマチュア6との間のギャップの大きさが調整可能となっている。
【0035】
また、固定部に固定されたフレーム17には、アーマチュア6の変位方向と平行に延びるギャップ調整ねじ孔17aが設けられている。ギャップ調整ねじ孔17aには、ギャップ調整ねじ18が螺着されている。このギャップ調整ねじ18のねじ込み量を調整することにより、アーマチュア6の変位方向への電磁マグネット2の位置が調整される。実施の形態4におけるギャップ調整機構19は、長孔2c、ギャップ調整ねじ孔17a及びギャップ調整ねじ18を有している。他の構成は、実施の形態2と同様である。
【0036】
このようなブレーキ装置では、フレーム17にギャップ調整機構19を搭載したので、制動時における電磁マグネット2とアーマチュア6との間のギャップの大きさを容易に調整することができる。
【0037】
なお、上記の例では、アーマチュア凹部6c内に接触維持ばね10を配置したが、接触維持ばね10は、制動片凹部5c内に配置してもよく、またアーマチュア凹部6c及び制動片凹部5cの両方に配置してもよい。
【0038】
また、上記の例では、弾性部材である接触維持ばね10を1個のみ用いたが、複数の弾性部材を用いてもよい。
さらに、弾性部材と案内部材とを別々の位置に配置してもよい。
さらにまた、弾性部材はばねでなくてもよい。
また、制動手段、制動解除手段及び変位部材も、それぞれ制動ばね8、電磁マグネット2及びアーマチュア6に限定されるものではない。
【0039】
さらに、上記の例では、ブレーキ輪1の内周面が制動面1aであるタイプのブレーキ装置を示したが、外周面が制動面であるタイプのブレーキ装置にもこの発明は適用できる。
さらにまた、上記の例では、回転体として円筒状のブレーキ輪1を示したが、回転体としてブレーキディスクを用い、ブレーキディスクの側面に制動片を押し付けるタイプのブレーキ装置にもこの発明は適用できる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のエレベータ巻上機のブレーキ装置は、変位部材と制動片との間に弾性部材を設け、制動解除時にも制動片と制動面との接触状態が維持されるようにしたので、難しいギャップ調整作業が不要であり、しかも制動時に制動片が制動面に衝突することがなく、制動時の騒音を低減することができる。従って、かご室内、乗場及びビル内の居室等に騒音が伝わるのも防止することができる。
【0041】
また、変位部材と制動片との間には緩衝材が設けられているため、変位部材の制動片への衝突の衝撃が緩衝され、制動時の騒音をさらに低減することができる。
さらに、変位部材と制動片との間には、制動片に対する変位部材の変位を案内するとともに、回転体の回転方向への制動片の変位を規制する案内部材が設けられているため、制動片を制動面に安定して接触させたまま、変位部材をスムーズに変位させることができる。
さらにまた、制動片には、案内部材の一端部が挿入される制動片凹部が設けられており、変位部材には、案内部材の他端部が挿入される変位部材凹部が設けられており、弾性部材は、制動片凹部及び変位部材凹部の少なくともいずれか一方に配置されているため、案内部材が挿入される制動片凹部や変位部材凹部を弾性部材の収容部と共用することができ、構造を簡単にすることができる。
また、変位部材の変位方向への弾性部材の配置スペースの長さを調整する長さ調整機構を用いたので、制動解除時における弾性部材の押付力を容易に0に近づけることができ、制動時の騒音をより低減することができる。
さらに、ギャップ調整機構を用いたので、制動時における電磁マグネットとアーマチュアとの間のギャップの大きさを容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるブレーキ装置の制動時の状態を示す要部断面図である。
【図2】図1のブレーキ装置の制動解除時の状態を示す要部断面図である。
【図3】この発明の実施の形態2によるブレーキ装置の制動時の状態を示す要部断面図である。
【図4】この発明の実施の形態3によるブレーキ装置の制動時の状態を示す要部断面図である。
【図5】この発明の実施の形態4によるブレーキ装置の制動時の状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 ブレーキ輪(回転体)、1a 制動面、2 電磁マグネット(制動解除手段)、5 制動片、5c 制動片凹部、6 アーマチュア(変位部材)、6c アーマチュア凹部(変位部材凹部)、8 制動ばね(制動手段)、9 ガイドピン(案内部材)、10 接触維持ばね(弾性部材)、11 緩衝材、13 長さ調整部材、16,19 ギャップ調整機構。

Claims (6)

  1. 制動面を有し、エレベータ巻上機の回転軸とともに回転される回転体、
    上記制動面に接する制動片、
    上記制動片に接離する方向へ往復動可能な変位部材、
    上記変位部材を介して上記制動片を上記制動面に押し付ける制動手段、
    上記制動手段に逆らって上記変位部材を上記制動片から開離させる制動解除手段、及び
    上記変位部材と上記制動片との間に設けられ、制動時には上記変位部材の変位により圧縮され、制動解除時には復元して上記制動片の上記制動面への接触状態を維持する弾性部材
    を備えていることを特徴とするエレベータ巻上機のブレーキ装置。
  2. 上記変位部材と上記制動片との間には、緩衝材が設けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ巻上機のブレーキ装置。
  3. 上記変位部材と上記制動片との間には、上記制動片に対する上記変位部材の変位を案内するとともに、上記回転体の回転方向への上記制動片の変位を規制する案内部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ巻上機のブレーキ装置。
  4. 上記制動片には、上記案内部材の一端部が挿入される制動片凹部が設けられており、上記変位部材には、上記案内部材の他端部が挿入される変位部材凹部が設けられており、上記弾性部材は、上記制動片凹部及び上記変位部材凹部の少なくともいずれか一方に配置されていることを特徴とする請求項3記載のエレベータ巻上機のブレーキ装置。
  5. 上記変位部材の変位方向への上記弾性部材の配置スペースの長さを調整する長さ調整機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のエレベータ巻上機のブレーキ装置。
  6. 上記制動解除手段は電磁マグネットであり、上記変位部材は制動解除時に上記電磁マグネットに吸引されるアーマチュアであり、制動時の上記電磁マグネットと上記アーマチュアとの間のギャップを調整するギャップ調整機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のエレベータ巻上機のブレーキ装置。
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