JPWO2012046315A1 - 工作機械用操作盤の支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】非常に簡単な操作で、しかもわずかな操作力で、オペレータの身長に合わせて操作盤を瞬時に最適な高さに調整できるようにする。【解決手段】工作機械のハウジング側壁に操作盤を上下移動可能に取り付け、該操作盤の荷重を、油圧ロック付きガススプリングを介してハウジングに支持させる。そして、操作盤の下方付近にガススプリングの油圧ロックを解除する操作部を配置して、操作盤の上下位置を調整できるようにした。

Description

マシニングセンタなどの工作機械用の操作盤、特にその支持機構に関する。
マシニングセンタなどの工作機械用操作盤は、ワークに対する加工諸条件(加工データ、加工手順、使用するツール等)を入力するとともに、エラー発生時の対応などを行うもので、加工精度、歩留まりに大きく影響することから、オペレータにはきわめて慎重な操作が要求される。
こうした操作盤は、工作機械内の加工状態を確認しながら操作する必要があり、また、スペース効率の観点から、工作機械ケーシング(筐体)の垂直壁に沿って,突出しないよう凹所の内部に設置固定されることが多く、従来は男性オペレータが多数を占めていたため、こうした操作盤の設置高さは、男性の平均身長に基づいて定められていた。
一方、操作盤による操作性を改善するため、従来から様々な提案がなされている。
すなわち、下記特許文献1には、工作機械などの操作盤をスライドレールに角度調整可能に取り付け、このスライドレールをスタンドのガイドレールにスライド可能に連結することにより、操作盤の上下位置及び傾斜角度を調整可能にすることが示されている。
下記特許文献2には、工作機械用の操作盤を傾斜回転軸線回り及び垂直軸線回りに回転自在にすることにより、姿勢を変更可能にすることが示されている。
また、下記特許文献3には、工作機械用の操作盤を揺動自在に支持し、ガス密閉スプリングにより、ワンタッチの操作でオペレータの方に引き出して位置決め保持するようにすることが、そして、下記特許文献4には、操作盤を上下方向に移動可能として、工作物着脱の邪魔にならないようにすることが示されている。
特開2001−157945号公報 特開2008−200795号公報 特開平9−267230号公報 特開2005−34933号公報
近年、こうしたマシニングセンタ等のオペレータの作業には緻密な注意力や根気が要求されることから、女性進出が目立つようになってきており、特定のマシニングセンタに対し、勤務時間帯毎のシフトに応じて、大柄な男性オペレータから小柄な女性オペレータに引き継がれる場合や、その逆のケースも頻繁も生じるようになった。
このような場合、操作盤が大柄な男性オペレータの平均身長に合わせて設置されていると、小柄な女性オペレータにとっては操作盤の位置が高すぎ、ディスプレイの視認性や操作ボタンが操作しづらく、一方、操作盤が小柄な女性オペレータに合わせて設置すると、大柄な男性オペレータにとって操作盤の位置が低すぎ、腰をかがめる必要があるなど、いずれの場合も無理な姿勢での操作を強いられ、疲労を招いたり、視認性の悪化から操作ミスの原因ともなっていた。
上記特許文献1によれば、操作盤の上下位置を調整することができるが、そのためには、両側のノブボルトを緩め、圧縮バネやダンパーを押し込みながら、上下位置を定め、両ノブボルトにより固定しなければならず、操作性が悪く、非力な女性には非常に困難で、工作機械の稼働率低下を招いてしまう。
また、上記特許文献2ないし4によれば、操作盤の傾斜角度等を調整したり、待避させることを可能にするだけで、30cm以上にも及ぶオペレータの身長差に対し、最適な位置に調整することは不可能である。
そこで、本発明は、非常に簡単な操作で、しかもわずかな操作力で、オペレータの身長に合わせて操作盤を瞬時に最適な高さに調整できるようにすることにより、小柄な女性オペレータから大柄な男性オペレータに到るまで、最適な姿勢で操作盤を操作できるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本発明のマシニングセンタ等の工作機械用の操作盤支持構造は、前記工作機械のハウジング側壁に前記操作盤を上下移動可能に取り付け、該操作盤の荷重を、油圧ロック付きガススプリングを介して前記ハウジングに支持させるとともに、前記操作盤の下方に前記ガススプリングの油圧ロックを解除する操作部を配置して、操作盤の上下位置を調整できるようにした。
本発明の工作機械用の操作盤支持構造は,上記のように構成したので、操作盤の荷重は、油圧ロック付きガススプリングにより支持されることになり、油圧ロックを解除する操作部を操作するだけで、オペレータの身長に合わせて操作盤を瞬時に最適な高さに調整することが可能になる。
本発明の操作盤支持構造を採用したマシニングセンタの俯瞰図 本発明の操作盤支持構造の全体図 リニアガイド及びリニアガイドレールの取付構造を示す図 リニアガイド及びリニアガイドレール取付部の側面図 図4のE−E断面を上方からみた図 油圧ロック付きガススプリングの内部構造を示す図 油圧ロック付きガススプリングのロック解除機構を示す図 油圧ロック付きガススプリングの取り付け構造を示す図 レバー部の拡大図
図1は、本発明による操作盤支持機構を備えたマシニングセンタ1の全体俯瞰図を示し、前方に加工室、後方に工具やワークを駆動するための駆動源やコンピュータ等の制御装置が配置された制御室がレイアウトされている。
後方の制御室の側壁面には凹所2が設けられており、この凹所2の内部に操作盤3が側壁面から突出しないように配置されている。
図2〜図4に示されるように、この凹所2には、下端にコの字型凹部4aが形成された中空の支持柱4が配置され、特に図4に詳細に示されるように、この支持柱4の上部は、マシニングセンタ1における凹所2の上方空間5内部に挿入されている。
一方、図3〜図5に示されるように、コの字型凹部4aの背面には、スペーサ6及び支持板7を介して、左右両側に上下2組のリニアガイド7aが取り付けられており、マシニングセンタ1における凹所2のハウジング裏面2aには、垂直方向に延びるリニアガイドレール8がボルトにより固着されている。
このリニアガイドレール8は、図4のE−E断面を上方からみた図5に示されるように、その両側面に沿って断面が略三角形状のレール部を備えており、左右両側のリニアガイド7aには、それぞれ、左右両側面のレール部が内部に挿入されて、各レール部と嵌合する溝部が形成されているので、支持柱4は、がたつくことなくスムースに凹所2内を上下移動できるようになっている。
なお、支持柱4の中空部内には、操作盤3と制御室内のコンピュータ等とを接続する配線が通されており、例えば、支持柱4の中空部内にある配線をカール状にすることにより、上下移動を吸収できるようにしている。
リニアガイドレール8の上下端部には、支持板7の上下端に設けられたフランジ7b、7cと対向するゴム等のクッション材を備えたストッパ9a、9bが設けられ、これにより、操作盤3は、支持板7の上下端に設けられたフランジ7b、7cがストッパ9a、9bに当接する範囲内で上下にスライド可能となっており、この実施例では、操作盤3の上下位置を30cm程度調整できるようになっている。ちなみに、マシニングセンタ1の床面から操作盤3のスクリーン中心までの位置について、151.5cmの最低位置から178cmの最高位置までの調整を可能にすれば、身長150cm前後の女性オペレータから身長180cmを超える男性オペレータまで快適な操作を行うことができる。
この上下位置調整は、図3に示されるように、コの字型凹部4aの底面に連結された油圧ロック付きガススプリング10により行われる。
図6に本発明で使用する油圧ロック付きガススプリング10(TOKICO製)の構造を示す。この油圧ロック付きガススプリング10の下方には、フリーピストン101により圧縮ガスが封入された圧縮ガス室102が形成されており、その上方には、ピストン103により、下方側オイル室104と上方側オイル室105が仕切られている。
ピストン103から上方に突出するピストンロッド106には、上端に取付部107が設けられており、この取付部107は、後述するように、コの字型凹部4aの底面に取り付けられるレバー取付板11(図7参照)に結合されており、油圧ロック付きガススプリング10の下端の環状取付部108は、図8に示されるように、マシニングセンタ1の基台等、マシニングセンタ1側にフランジ等を介して取り付けられたロッド12に揺動可能に連結され、支持柱4の上下動に伴い発生する若干のぶれを吸収できるようになっている。
図6に示されるように、ピストンロッド106の中央部には、ピン109がスライド可能に貫通しており、ピン109の下端には下方側オイル室104の油圧を受圧するバルブ110が取り付けられており、このバルブ110により、下方側オイル室104と上方側オイル室105とを連通するオリフィス通路111が開閉されるようになっている。
以上の構成により、ピストンロッド106の取付部107には、操作盤3及び支持柱4の全荷重が負荷されることになるが、ピン109になんらの操作力が作用しない場合には、ピストン103が操作盤3及び支持柱4等を含む全荷重により下方側オイル室104のオイルを加圧するので、バルブ110によりオリフィス通路111が閉じられる。したがって、ピストン103は移動することなく、フリーピストン101を介して封入された圧縮ガス室102内の圧縮ガスがスプリングの機能を奏して、ピストン103に対する反力として作用し、下方側オイル室104の油圧を介して、操作盤3及び支持柱4の全荷重が支持されることになる。
なお、例えば、操作盤3及び支持柱4等を含む全荷重が40kg前後の場合、油圧ロック付きガススプリングの仕様として、ガス反力が全荷重より10kg程度大きい50kg前後のものを採用すると、操作盤3をわずかな力でスムースに上下に移動させることができる。
一方、図7に示されるように、前述のレバー取付板11には、レバー13に連結されるL字ブロック14が、両側に設けたブラケット15により回転自在に支持され、このレバー取付板11を、支持柱4のコの字型凹部4a底面にボルト等で固定することにより、L字ブロック14の先端部下面が、油圧ロック付きガススプリング10のピン109の上端と対向し、これを押圧するように配置される。なお、支持柱4のコの字型凹部4a内面には、L字ブロック14の先端部上面に対向して接触して、ピン109の急激な上昇を抑制するショックアブソーバー16が取り付けられている。
通常は、レバー13は、ガススプリング10のバルブ110が受ける油圧で上方位置に復帰するピン109により、L字ブロック14の先端部上面がショックアブソーバー16により停止されるまで降下している。また、安全上の配慮から、図9に示されるように、レバー13とL字ブロック14の結合部周辺は、支持柱4のコの字型凹部4a底面に取り付けられたカバー17により覆われている。
支持柱4のコの字型凹部4aの下端側の前面には、図9に示されるように、レバー13と所定間隙を介してグリップ用のバー18が設けられており、このレバー13とバー18により、操作盤3の上下位置を調整するための操作部を構成する。すなわち、オペレータが左手の親指と人差し指の間の付け根にバー18を当てて握り、親指以外の例えば人差し指でレバー13を引き上げると、L字ブロック14の先端部下面が油圧ロック付きガススプリング10のピン109を押し込み、図6に示されるオリフィス通路111を開放する。これにより、ピストン103の下方側オイル室104と上方側オイル室105とがオリフィス通路111により連通して油圧ロックが解除されるので、そのままの状態でバー18に上下方向に操作力を与え、操作盤3を上下に移動させることにより、上方側オイル室105から下方側オイル室104、あるいは下方側オイル室104から上方側オイル室105にオイルが流れ、ピストン103が上下に移動し、操作盤3の高さを上下に調整することが可能になる。
その際、操作盤3及び支持柱4の全荷重は、油圧ロック付きガススプリング10により支持されているので、オペレータはわずかな操作力をバー18に加えるだけでよい。なお、図2に示されるように、操作盤3の右側面に上下方向に延びるグリップ19を配設し、これを右手で握り、前述の左手による操作に合わせて、操作盤3を上下に移動させて高さ調整を行うようにすれば、さらに操作性を高めることができる。
このように操作盤3を上下に移動させてオペレータにとって最適な位置になったとき、レバー13を離すことにより、バルブ110によりオリフィス通路111が閉じられ、操作盤3をその位置に停止させることができる。
油圧ロック解除の操作部としてのレバー13及びバー18は、図2に示されるように、操作盤3の下方に配置されるが、あるオペレータが自分の身長に合わせて操作盤3を最適な位置に調整したときに、そのオペレータが自然に下ろした手の位置近傍となるよう、コの字型凹部4aの底面位置や、レバー13、バー18の配置を設計することにより、操作盤3の昇降作業をきわめて容易に行うことができる。すなわち、あるオペレータが操作盤3に対面したとき、その操作盤3が低すぎる位置に調整されている場合は、腰を落としてレバー13及びバー18を握ることになるので、操作盤3を上昇させる際、足の力をごく自然に利用することができる。一方、操作盤3が高すぎる位置に調整されている場合は、バー18に体重を載せながら,負担なく操作盤3を下降させることができる。
また、レバー13の開放に連動して、油圧ロック付きガススプリング10のピン109が油圧により自動的に戻る際、レバー13に連結されるL字ブロック14に何らの制動を与えず、支持柱4のコの字型凹部4a内面に設けた金属製のストッパなどで停止させるようにすると、油圧によりL字ブロック14が急激に上昇してストッパに激突することになるため、金属性の衝撃音が発生し、操作性の品位を著しく低下させる。そこで、図7に示されるように、支持柱4のコの字型凹部4a内面に、L字ブロック14の先端部上面に対向して接触するショックアブソーバー16を配置して、ピン109の急激な上昇を抑制し、衝撃音の発生を防止するとともに操作性の品位を高めるようにしている。
なお、このショックアブソーバー16としては、レバー13非作動時はL字ブロック14の先端部上面に当接して本体内に陥入するピンを備え、高さ調整のためレバー13を引き上げる際は、このピンが待機位置まで下降し、高さ調整終了後レバー13を開放し、L字ブロック14上面の先端部がこのピンに当接した際は、待機位置から徐々に陥入するタイプのものを使用し、陥入位置から待機位置までのストロークが7mm程度のものが、操作性の品位を高める上で良好である。
以上、実施例では、操作盤3を支持柱4のコの字型凹部4aに取り付け、支持柱4の上下移動を可能にするようにしたが、これに限らず、操作盤3に直接リニアガイド7aを取り付け、マシニングセンタ1の側壁の裏面に設けたリニアガイドレール8により上下移動可能に支持するようにしてもよい。その際、油圧ロック付きガススプリング10のピストンロッド106に設けられた取付部107により、操作盤3の底面を直接支持させ、レバー13やバー18も操作盤3の下方の空間内に直接配置するとともに、操作盤3からの配線は、マシニングセンタ1の側壁の裏面に別途設けたスリットを介して、マシニングセンタ1の内部に通すようにすればよい。
その他、レバー13、バー18に換えて、グリップハンドル式のものにしたり、あるいは上下スイッチを設け小型モータやソレノイドにより油圧ロック付きガススプリング10のピン109を駆動するようにするなど、さまざま変形が可能である。
さらに、低コスト化のため、ショックアブソーバー16に換え、低反発性樹脂などを使用したクッション材を用いてもよい。
産業上の利用の可能性
以上説明したように、本発明の工作機械用の操作盤支持構造によれば、操作盤の荷重は、油圧ロック付きガススプリングにより支持されることになるので、油圧ロックを解除する操作部を操作しながら、僅かな力で操作盤を上下するだけで、オペレータの身長に合わせて操作盤を瞬時に最適な高さに調整することが可能になり、オペレータの作業負担を低減するとともに、視認性を改善することにより操作ミスを防止し、しかも工作機械の稼働率を悪化させないので、各種マシニングセンタをはじめとして多くの工作機械への適用が期待できる。
1 マシニングセンタ
2 マシニングセンタにおける凹所
3 操作盤
4 支持柱
4a コの字型凹部
5 凹所上方空間
6 スペーサ
7a リニアガイド
8 リニアガイドレール
10 油圧ロック付きガススプリング
13 レバー
14 L字ブロック
16 ショックアブソーバー

Claims (5)

  1. マシニングセンタ等、工作機械用操作盤の支持構造において、
    前記工作機械のハウジング側壁に前記操作盤を上下移動可能に取り付け、該操作盤の荷重を、油圧ロック付きガススプリングを介して前記ハウジングに支持させるとともに、前記操作盤の下方付近に前記ガススプリングの油圧ロックを解除する操作部を配置して、前記操作盤の上下位置を調整できるようにしたことを特徴とする操作盤支持構造。
  2. 前記操作部を前記操作盤の下方前面に設けたレバー及びバーとし、このバーを握った状態でレバーを操作することにより、前記ガススプリングの油圧ロックを解除しながら前記操作盤の上下位置を調整できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の操作盤支持構造。
  3. 前記操作部による油圧ロック解除から油圧ロックに復帰させる際、その復帰速度を抑制するショックアブソーバーを前記ハウジングに設置したことを特徴とする請求項1または2に記載の操作盤支持構造。
  4. 前記工作機械のハウジングに、下端にコの字型凹部を備えた支持柱を上下移動可能に取り付け、該コの字型凹部の内部に前記操作盤を設置するとともに、該コの字型凹部の底面を、前記油圧ロック付きガススプリングを介して前記ハウジングに支持させるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の操作盤支持構造。
  5. 前記コの字型凹部の背面にリニアガイドを設け、該リニアガイドを前記工作機械のハウジング側壁の内面に設けたリニアガイドレールに係合させることにより前記支持柱を上下移動可能に支持するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の操作盤支持構造。
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