JP5806947B2 - バンドソー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、丸棒やパイプの鋼材などのワークを切断するためのバンドソー装置に関する。
バンドソー装置は、バイスが設けられたバイスベッドと、バイスベッドに傾動自在に連結され、バンドソーが装着されるバンドソーヘッドと、を備えている。
このようなバンドソー装置を用いてワークを切断する場合には、バンドソーヘッドを起こして、バイスにワークを支持させた後に、バンドソーを回転駆動させながら、バンドソーヘッドを降下させ、バンドソーをワークに切り込ませて切断する。
前記したバンドソー装置としては、バンドソーヘッドを降下させてワークを切断するときに、バンドソーヘッドに対して反力を作用させる油圧シリンダを設けることで、バンドソーヘッドの降下速度を設定しているものがある(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
油圧シリンダを用いたバンドソー装置では、切削長が大きく変化する材料である角パイプなどを切断したときに、ワークの切削長が長い部分は、切り込み量が減るためにバンドソーヘッドの降下速度が遅くなり、油圧シリンダからバンドソーヘッドへの反力が小さくなるため、切削荷重が大きくなり、バンドソーヘッドの降下速度が速くなる。また、ワークの切削長が短い部分は、切り込み量が増えるためにバンドソーヘッドの降下速度が速くなり、油圧シリンダからバンドソーヘッドへの反力が大きくなるため、切削荷重が小さくなり、バンドソーヘッドの降下速度が遅くなる。
このように、油圧シリンダを用いることで、バンドソーヘッドの降下速度の変動を小さく抑えることができるという切削荷重の自動制御機能を有しているため、ワークを効率よく切断することができる。
また、ワークの肉厚が極めて薄い場合には、バンドソーヘッドの降下速度を抑えることで、バンドソーの鋸歯の間にワークが深く入り込むのを防ぐことができ、鋸歯が欠けるのを防ぐことができる。
特開昭59−53116号公報 実開平5−36575号公報
前記した従来のバンドソー装置では、油圧シリンダのロッドの先端部がバンドソーヘッドに連結(固着)されているため、バンドソーヘッドを起こしたときに、バンドソーヘッドに連動してロッドが移動する。このとき、ロッドに対してオイルの粘性抵抗が作用するため、バンドソーヘッドを起こす荷重が大きくなる。また、バンドソーヘッドを早く起こそうとするほど荷重が大きくなる。したがって、バンドソーヘッドを速やかに起こすのが難しいという問題がある。
なお、前記特許文献1のように、逆止弁を用いてバンドソーヘッドの持ち上げ荷重を小さくしようとしても、油圧シリンダの粘性抵抗によって、バンドソーヘッドを速やかに起こすことが難しい。
また、前記特許文献2のように、駆動モータを用いて油圧によってバンドソーヘッドを起こす構造では、バンドソー装置の重量が大きく、大型になり、さらに、製造コストが高くなる。
本発明は、前記した問題を解決し、バンドソーヘッドを小さい力で速やかに起こすことができるバンドソー装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、バンドソー装置であって、ワークを支持するバイスベッドと、前記バイスベッドに傾動自在に連結され、環状のバンドソーが装着されるバンドソーヘッドと、前記バンドソーヘッドの傾動に連動して移動する可動部と、筒状体が前記バイスベッドに連結され、ロッドの先端部が前記可動部に当接している液圧シリンダと、前記ロッドを前記可動部側に付勢する弾性部材と、を備えている。そして、前記バンドソーヘッドを降下させたときに、前記可動部が前記筒状体側に移動して、前記ロッドの先端部を前記筒状体側に移動させ、前記バンドソーヘッドを起こしたときに、前記可動部は前記ロッドの先端部よりも先行して、前記筒状体から離れる方向に移動するように構成されている。
この構成では、ロッドが可動部に固着されておらず、可動部とロッドとを別々に移動させることができる。したがって、バンドソーヘッドを起こしたときに、可動部をロッドから離れて移動させ、ロッドは弾性部材の復元力によって可動部側に移動させることができる。このようにして、可動部をロッドよりも先行して移動させることができる。これにより、バンドソーヘッドを起こしたときに、バンドソーヘッドに対して、液圧シリンダの作動液の粘性抵抗が作用しないため、バンドソーヘッドを小さい力で速やかに起こすことができる。
また、バンドソーヘッドが降下するに従って、バンドソーヘッドの自重による回転モーメントが大きくなるが、弾性部材の復元力によって、回転モーメントを一定にすることで、可動部に押されてロッドが筒状体側に移動する速度(バンドソーヘッドの降下速度)を一定にすることができる。
このように、本発明では、バンドソーヘッドの降下速度を一定にする弾性部材の復元力を利用して、液圧シリンダのロッドを可動部側に移動させることができるので、製造コストを低減することができる。
前記バンドソー装置において、前記バンドソーヘッドを前記バイスベッドに対して垂直に起こしたときに、前記可動部が前記ロッドから離れた状態に配置されるように構成することが好ましい。
この構成では、縦型バンドソーとしての機能であるコンター作業を行うために、バンドソーヘッドをバイスベッドに対して垂直に起こしたときには、可動部とロッドとが離れた状態となるため、バンドソーヘッドに連動した可動部のみを大きく移動させ、可動部を固定することで、バンドソーヘッドを固定することができる。このように、ロッドの先端部を可動部に追従させて大きく移動させる必要がないため、ロッドのストロークを短くすることができ、液圧シリンダを小型化することができる。
前記したバンドソー装置において、前記可動部を前記バイスベッドにスライド自在に取り付けられたスライドブロックによって構成し、前記スライドブロックを前記バンドソーヘッドにリンク機構を介して連結し、前記スライドブロックの側面に前記ロッドの先端部を当接させてもよい。
この構成では、バイスベッド内にスライドブロックや液圧シリンダなどを収容することができるため、バンドソーヘッドとバイスベッドとの連結部や液圧シリンダなどを保護するとともに、装置の外観を良くすることができる。
前記したバンドソー装置において、前記可動部を前記バンドソーヘッドに取り付けられたガイド板に形成されたガイド溝の端部によって構成し、前記ガイド溝を前記バンドソーヘッドの回動中心を円中心とする円弧状に形成し、前記ガイド溝に前記ロッドの先端部をスライド自在に挿入してもよい。
この構成では、バンドソーヘッドとバイスベッドとの連結部の部品点数を低減することができる。
前記したバンドソー装置において、前記液圧シリンダは、前記ロッドに連結されたピストンによって、前記筒状体内が第一貯留室と第二貯留室とに区画されるとともに、前記第一貯留室と前記第二貯留室とを連通させる第一流路および第二流路が設けられ、前記第一流路には絞り弁が設けられるとともに、前記第二流路には常閉型の開閉弁が設けられており、前記バンドソーヘッドの把持部または前記把持部の近傍に配置されたスイッチを操作することで、前記開閉弁が開弁するように構成してもよい。
この構成では、バンドソーヘッドを降下させるときには、絞り弁が設けられた第一流路を通じて作動液が流れるため、バンドソーヘッドの降下速度を遅くすることができる。また、バンドソーヘッドを起こすときには、バンドソーヘッドのスイッチを操作することで、開閉弁が開弁し、作動液が第二流路を流れるため、弾性部材の復元力によって、ロッドを速やかに可動部側に移動させることができる。
また、開閉弁を開弁させるためのスイッチが、把持部または把持部の近傍に配置されているので、バンドソーヘッドを起こすために把持部を把持した手で、スイッチを操作することができる。したがって、バンドソーヘッドを片手で簡単に昇降させることができる。
本発明のバンドソー装置では、バンドソーヘッドを起こすときに、可動部とロッドとを別々に移動させることができるため、バンドソーヘッドを小さい力で速やかに起こすことができる。なお、液圧シリンダのロッドを可動部側に移動させる弾性部材は、バンドソーヘッドの降下速度を一定にする弾性部材も兼ねているため、製造コストを低減することができる。
また、バンドソーヘッドをバイスベッドに対して垂直に起こすコンター機能を有する場合でも、液圧シリンダを小型化することができる。
第一実施形態のバンドソー装置を示した図で、バンドソーヘッドを起こして固定した状態(約40度傾斜)の正面図である。 第一実施形態のバンドソー装置を示した図で、バンドソーヘッドを最も降下させた状態の正面図である。 第一実施形態のバンドソー装置を示した図で、(a)はバンドソーヘッドを起こしているときの正面図、(b)はバンドソーヘッドをバイスベッドに対して垂直に起こした状態(コンター作業時)の正面図である。 第一実施形態の液圧シリンダを示した図で、(a)は駆動モータとスイッチがOFFの状態の液圧回路図、(b)は駆動モータがONでスイッチがOFFの状態の液圧回路図、(c)は駆動モータがOFFでスイッチがONの状態の液圧回路図である。 第一実施形態の液圧シリンダの変形例を示した図で、(a)は弾性部材がロッドの基端部に当接している構成の正面図、(b)は弾性部材を筒状体の側方に配置した構成の正面図である。 第二実施形態のバンドソー装置を示した図で、(a)はバンドソーヘッドが降下しているときの正面図、(b)はバンドソーヘッドを起こしているときの正面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
なお、以下の説明において、左右方向とは各図に示した左右方向である。この左右方向は、バンドソー装置の構造を説明する上で便宜上設定したものであり、バンドソー装置の構造を特定するものではない。
[第一実施形態]
第一実施形態のバンドソー装置1は、図1に示すように、丸棒やパイプの鋼材などのワークWを切断するものである。バンドソー装置1は、バイス5が設けられたバイスベッド2と、バイスベッド2に傾動自在に連結されたバンドソーヘッド3と、を備え、バンドソーヘッド3にバンドソー4が装着されている。
バンドソー装置1では、図2に示すように、バンドソー4を回転駆動させながら、バンドソーヘッド3を降下させることで、バイス5に支持されたワークWにバンドソー4を切り込ませて、ワークWを切断することができる。
バイスベッド2は、図1に示すように、ワークWを支持するためのベース部材である。バイスベッド2の上面2aには、バイス5の固定板5aおよび可動板5bが設けられている。固定板5aはバイスベッド2の左右方向の略中央部に立設され、可動板5bは固定板5aの右側に立設されている。
可動板5bは、送りねじ5cによって左右方向にスライド自在となっている。そして、固定板5aおよび可動板5bによって、ワークWを挟み込むことで上面2aにワークWを支持することができる。
バンドソーヘッド3は、左右方向に幅広な部材であり、バイスベッド2の上面2aに配置されており、バンドソーヘッド3の左端部は、バイスベッド2の左端部に回動軸3aを介して連結されている。回動軸3aは軸方向が前後に配置されており、バンドソーヘッド3は回動軸3aの軸回りに傾動自在となっている。
バンドソーヘッド3は、図2に示すように、バンドソーヘッド3の下縁部がバイスベッド2に重なる状態から、図3(b)に示すように、バンドソーヘッド3がバイスベッド2の上面2aに対して垂直に配置される状態までの間を傾動自在となっている。
図1に示すように、バンドソーヘッド3の左右方向の中央部には、下側に開口した凹部3bが形成されており、バンドソーヘッド3は側面視で門形に形成されている。
バンドソーヘッド3には、凹部3bを囲むように、環状のバンドソー4が収容されている。バンドソー4の一部は、凹部3bの下部領域を左右方向に通過しており、その部位の鋸歯は下方に向けられている。
また、バンドソーヘッド3には、バンドソー4を回転駆動させるための駆動モータ6が設けられている。駆動モータ6は、図示しないスイッチによって、起動または停止させることができる。
バンドソー装置1には、バンドソーヘッド3の傾動に連動して移動する可動部10と、バイスベッド2に設けられた液圧シリンダ20と、が設けられている。そして、バンドソーヘッド3を降下させてワークWを切断するときに、液圧シリンダ20からバンドソーヘッド3に対して反力(バンドソーヘッド3を起こす方向に押す力)を作用させることで、バンドソーヘッド3の降下速度を設定している。
可動部10は、バイスベッド2の内部に設けられたガイドレール12に沿って左右方向にスライド自在なスライドブロック11である。
スライドブロック11は、バンドソーヘッド3の左端部にリンク機構を介して連結されている。リンク機構は、一端がバンドソーヘッド3に回動自在に連結され、他端がスライドブロック11に回動自在に連結されたリンクバー13によって構成されている。
図2に示すように、バンドソーヘッド3を降下させたときには、バンドソーヘッド3によってリンクバー13が、後記する液圧シリンダ20の筒状体21側に押し出されることで、スライドブロック11が筒状体21に向けて移動する。
図3(a)に示すように、バンドソーヘッド3を起こしたときには、バンドソーヘッド3によってリンクバー13が筒状体21から離れる方向に引き込まれることで、スライドブロック11が筒状体21から離れる方向に移動する。
また、バンドソー装置1には、図1に示すように、バンドソーヘッド3をバイスベッド2の上面2aに対して約40度傾斜して固定した状態と、図3(b)に示すように、バンドソーヘッド3がバイスベッド2の上面2aに対して垂直に配置された状態とにおいて、スライドブロック11をバイスベッド2に固定するロック機構(図示せず)が設けられている。
ロック機構としては、例えば、スライドブロック11に設けられたピンを、バイスベッド2に設けられた溝や穴に係合させることで、スライドブロック11をバイスベッド2に固定する構造がある。
液圧シリンダ20は、バイスベッド2に固定された筒状体21と、筒状体21を左右方向に貫通しているロッド22と、を有している。液圧シリンダ20は、筒状体21内に作動液としてオイルが封入されている。筒状体21は、ガイドレール12の右側に配置され、ロッド22の先端部22aが筒状体21の左側に突出している。
図4(a)に示すように、筒状体21内は、ロッド22に設けられたピストン23aによって、第一貯留室23bと第二貯留室23cとに区画されている。第一貯留室23bはロッド22の先端側に配置され、第二貯留室23cはロッド22の基端側に配置されている。また、第一貯留室23bおよび第二貯留室23cにはオイルが満たされている。
液圧シリンダ20には、第一貯留室23bと第二貯留室23cとを連通させる第一流路24aが設けられている。第一流路24aには、絞り弁25aおよび第一開閉弁25bが設けられている。
第一開閉弁25bは、常閉型の電磁弁であり、駆動モータ6の起動、停止に連動して開閉するように構成されている。
駆動モータ6が停止しているときは、第一開閉弁25bが閉弁し、駆動モータ6を起動したときは、第一開閉弁25bが開弁する(図4(b)参照)。
また、液圧シリンダ20には、絞り弁25aおよび第一開閉弁25bを迂回して、第一貯留室23bと第二貯留室23cとを連通させる第二流路24bが設けられている。第二流路24bには、第二開閉弁25cが設けられている。
第二開閉弁25cは、常閉型の電磁弁であり、バンドソーヘッド3の把持部3c(図1参照)または把持部3cの近傍に配置されたスイッチ3dのON、OFFに連動して開閉するように構成されている。
本実施形態のスイッチ3dは、基準位置から押し込まれるとONの状態となり、手を離すと基準位置に戻ってOFFの状態となるモーメンタリ型のスイッチである。
スイッチ3dがOFFの状態では、第二開閉弁25cが閉弁し、スイッチ3dがONの状態では、第二開閉弁25cが開弁する(図4(c)参照)。
第二流路24bには、第二開閉弁25cを迂回する第三流路24cが設けられている。第三流路24cには、第一貯留室23b側から第二貯留室23c側へのオイルの流入のみを許容する逆止弁25dが設けられている。なお、逆止弁25dを第二開閉弁25c内に組み込んだ場合には、第三流路24cは不要となる。
図1に示すように、ロッド22の先端部22aは拡径されており、先端部22aの先端面がスライドブロック11の右側面に当接している。このように、ロッド22の先端部22aは、スライドブロック11に連結(固着)されておらず、スライドブロック11とロッド22とが別々に移動可能となっている。
ロッド22の先端部22aと筒状体21との間には、弾性部材30が圧縮状態で介設されている。弾性部材30は、ロッド22を囲繞しているコイルばねであり、ロッド22をスライドブロック11側に付勢している。
図3(a)に示すように、スライドブロック11が筒状体21から離れる方向に移動したときには、弾性部材30の復元力によってロッド22はスライドブロック11側に移動する。このとき、ロッド22にはオイルの粘性抵抗が作用するため、ロッド22はスライドブロック11よりも遅れて移動する。つまり、スライドブロック11がロッド22よりも先行して移動することになり、スライドブロック11とロッド22の先端部22aとが離れた状態となる。
次に、前記したバンドソー装置1を用いたワークWの切断方法について説明する。
まず、図1に示すように、バンドソーヘッド3をバイスベッド2の上面2aに対して約40度傾斜させた位置で、スライドブロック11をロック機構によって、バイスベッド2に固定する。このとき、ロッド22の先端部22aはスライドブロック11に当接している。また、図4(a)に示すように、第一開閉弁25b、第二開閉弁25cおよび逆止弁25dは閉弁している。
図1に示すように、バイス5の固定板5aおよび可動板5bによってワークWを挟み込み、バイスベッド2の上面2aにワークWを支持する。また、絞り弁25aの流量を調節することで、ワークWに対するバンドソー4の切り込み量が適切となるように、バンドソーヘッド3の降下速度を設定する。
作業者がバンドソーヘッド3の把持部3cを把持して、スイッチ3d(図4(a)参照)を押し込むことにより(スイッチ3dがON)、第二開閉弁25cが開弁し、ロッド22が移動可能となる。そして、スライドブロック11のロック機構を解除し、バンドソーヘッド3を降下させてバンドソー4をワークWに近づけて、作業者は把持部3cおよびスイッチ3dから手を離す(スイッチ3dがOFF)。
図4(a)に示すように、スイッチ3dをOFFにすることで、第二開閉弁25cが閉弁し、さらに、第一開閉弁25bおよび逆止弁25dも閉弁しているので、ロッド22が固定され、図1に示すバンドソーヘッド3も固定される。
このように、バンドソーヘッド3を降下や固定するときに作業者が把持する把持部3cまたは把持部3cの近傍にスイッチ3dが配置されているため、作業者はバンドソーヘッド3を片手で簡単に降下および固定することができる。
バンドソーヘッド3を固定した状態で、ワークWを動かして、ワークWのケガキ線をバンドソー4の切断位置に合わせた後に、ワークWをバイス5で固定する。
そして、駆動モータ6を起動させ(駆動モータ6がON)、バンドソー4を回転駆動させる。これにより、図4(b)に示すように、第一開閉弁25bが開弁し、ロッド22が移動可能となるため、図2に示すように、バンドソーヘッド3は自重によって降下方向に傾動する。また、バンドソーヘッド3に連動してスライドブロック11が筒状体21側に移動し、スライドブロック11によってロッド22が基端側に押し出される。
このとき、図4(b)に示すように、第二貯留室23cから流出したオイルは、絞り弁25aを通過して第一貯留室23bに流入する。このとき、ロッド22にオイルの粘性抵抗が作用し、図2に示すバンドソーヘッド3に対して反力が作用する。これにより、バンドソーヘッド3は反力を受けながらゆっくりと降下する。
バンドソー4を回転駆動させながら、バンドソーヘッド3が降下することで、バンドソー4がワークWに切り込まれる。さらに、バンドソーヘッド3を最も降下させた状態にすることで、バンドソー4によってワークWが切断される。
ワークWの切断終了時にバンドソーヘッド3が最も降下した状態になると、バイスベッド2に設置された駆動モータ6のスイッチ(図示せず)のレバーにバンドソーヘッド3の突起部(図示せず)が接触して、駆動モータ6のスイッチがOFFとなり、駆動モータ6が停止する。
図3(a)に示すように、作業者はバンドソーヘッド3の把持部3cを片手で把持し、その手でスイッチ3d(図4(c)参照)を押し込みながら(スイッチ3dがON)、把持部3cを持ち上げて、バンドソーヘッド3を起こす。
このとき、スライドブロック11は、バンドソーヘッド3に連動して筒状体21から離れる方向に移動する。また、ロッド22は弾性部材30の復元力によってスライドブロック11側に移動するが、ロッド22にはオイルの粘性抵抗が作用しているため、スライドブロック11がロッド22よりも先行して移動する。
また、図4(c)に示すように、駆動モータ6が停止しているので、第一開閉弁25bが閉弁し、スイッチ3dが押し込まれることで、第二開閉弁25cが開弁する。したがって、第一貯留室23bから流出したオイルは、絞り弁25aを通過することなく、第二流路24bを通じて、第二貯留室23cに流入する。これにより、弾性部材30の復元力によって、ロッド22をスライドブロック11側に移動させることができる。なお、このとき、逆止弁25bは開弁している。
そして、図3(a)に示すように、バンドソーヘッド3をバイスベッド2の上面2aに対して約40度傾斜させた位置で、スライドブロック11をロック機構によってバイスベッド2に固定する。
作業者がバンドソーヘッド3の把持部3c(図1参照)およびスイッチ3dから手を離すと(スイッチ3dがOFF)、図4(a)に示すように、第二開閉弁25cが閉弁して、第一流路24aおよび第二流路24bが遮断される。このとき、図3(a)に示すように、ロッド22は弾性部材30の復元力によってゆっくり移動しているので、ロッド22の先端部22aがスライドブロック11に当接していない。
この状態でも、弾性部材30の復元力によってピストン23aが第一貯留室23b側に押され続けるので、逆止弁25dは開弁した状態を保っている。これにより、第一貯留室23bから流出したオイルは、第三流路24cを通じて第二貯留室23cに流入し、ロッド22はスライドブロック11に当接する位置まで移動する。
そして、図1および図2に示すように、前記した手順と同様にして、バイスベッド2に他のワークWを支持させ、バンドソー4を回転駆動させながら、バンドソーヘッド3を降下させることで、他のワークWを切断する。
以上のようなバンドソー装置1では、図3(a)に示すように、ロッド22がスライドブロック11(可動部10)に固着されておらず、スライドブロック11とロッド22とを別々に移動させることができる。したがって、バンドソーヘッド3を起こしたときに、スライドブロック11をロッド22から離れて移動させ、ロッド22は弾性部材30の復元力によってスライドブロック11側に移動させることができる。このようにして、スライドブロック11をロッド22よりも先行して移動させることができる。
これにより、バンドソーヘッド3を起こしたときに、バンドソーヘッド3に対して、液圧シリンダ20のオイルの粘性抵抗が作用しないため、バンドソーヘッド3を小さい力で速やかに起こすことができる。
また、バンドソーヘッド3が降下するに従って、バンドソーヘッド3の自重による回転モーメントが大きくなるが、弾性部材30の復元力によって、回転モーメントを一定にすることで、スライドブロック11に押されてロッド22が筒状体21側に移動する速度(バンドソーヘッド3の降下速度)を一定にすることができる。
このように、バンドソー装置1では、バンドソーヘッド3の降下速度を一定にする弾性部材30の復元力を利用して、液圧シリンダ20のロッド22をスライドブロック11側に移動させることができるので、製造コストを低減することができる。
また、図3(b)に示すように、コンター作業を行うために、バンドソーヘッド3をバイスベッド2の上面2aに対して垂直に起こしたときには、スライドブロック11とロッド22とが離れた状態となるため、バンドソーヘッド3に連動したスライドブロック11のみを大きく移動させ、スライドブロック11を固定することで、バンドソーヘッド3を固定することができる。
このように、ロッド22の先端部22aをスライドブロック11に追従させて大きく移動させる必要がないため、ロッド22のストロークを短くすることができ、液圧シリンダ20を小型化することができる。
また、コンター作業を行うために、バンドソーヘッド3をバイスベッド2の上面2aに対して垂直に起こすためには、ガイドレール12の長さを、コンター作業以外の切削作業において必要なガイドレール12の長さよりも少し長くすればよいので、コンター機能を設けても製造コストを抑えることができる。
また、バイスベッド2内にスライドブロック11を収容することができるため、バンドソーヘッド3とバイスベッド2との連結部を保護するとともに、装置の外観を良くすることができる。
以上、本発明の第一実施形態について説明したが、本発明は前記第一実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
第一実施形態では、図1に示すように、弾性部材30はコイルばねであるが、弾性部材の構成は限定されるものではなく、例えば、ゴムなどの樹脂材料を用いてもよい。
また、第一実施形態では、スライドブロック11をバンドソーヘッド3に連動させるためのリンク機構として、一つのリンクバー13を用いているが、複数のリンクバーを組み合わせてもよい。
また、第一実施形態では、図4(a)に示すように、モーメンタリ型のスイッチ3dを用いているが、スイッチ3dから手を離してもONの状態に維持され、スイッチ3dを再度押し込むことで、スイッチがOFFの状態となるオルタネート型のスイッチを用いてもよい。オルタネート型のスイッチを用いた場合には、スイッチ3dから手を離しても、第二開閉弁25cが閉弁されないため、逆止弁25dおよび第三流路24cを設けなくてもよい。
また、図5(a)に示すように、弾性部材30の一端をロッド22の基端部22bに当接させ、弾性部材30の他端をバイスベッド2に設けた支持部2bに連結してもよい。
また、弾性部材30は、一つに限定されるものではなく、複数の弾性部材を並列または直列に配置してもよい。
また、図5(b)に示すように、筒状体21の側方に二つの弾性部材30を配置し、筒状体21の外周面に形成したフランジ部21aに、各弾性部材30の一端を連結するとともに、弾性部材30の他端をロッド22の基端部22cに連結してもよい。
この構成では、スライドブロック11によってロッド22が筒状体21に押し込まれたときには、各弾性部材30が伸長する。また、スライドブロック11が筒状体21から離れる方向に移動したときには、各弾性部材30が収縮することで、各弾性部材30からロッド22に復元力が作用する。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態のバンドソー装置1Aについて説明する。
第二実施形態のバンドソー装置1Aは、前記第一実施形態のバンドソー装置1(図1参照)と略同じ構成であり、図6(a)に示すように、可動部10がガイド板14に形成されたガイド溝14aの上側の端部14bである点が異なっている。
ガイド板14は、バンドソーヘッド3の左端部において、回動軸3aよりも筒状体21側に固着されており、回動軸3aの中心を円中心とする円弧状のガイド溝14aが形成されている。
第二実施形態の液圧シリンダ20では、筒状体21の側方に二つの弾性部材30を配置し、筒状体21の外周面に形成したフランジ部21aに、各弾性部材30の一端を連結するとともに、弾性部材30の他端をロッド22の基端部22cに連結している。ロッド22の先端部22dは、ガイド溝14a内にスライド自在に挿入されている。
筒状体21は、バイスベッド2に対して、図6(a)の紙面に垂直な方向の軸回りに回動自在に連結されている。
図6(a)に示すように、バンドソーヘッド3が降下するときには、バンドソーヘッド3に連動してガイド板14が回動軸3a回りに移動する。これにより、ガイド溝14aの上側の端部14bが筒状体21に近づき、ロッド22の先端部22dは、ガイド溝14aの上側の端部14bに押されて筒状体21側に移動する。
このとき、ロッド22の移動に対してオイルの粘性抵抗が作用し、バンドソーヘッド3の降下速度が調整される。また、各弾性部材30の復元力がバンドソーヘッド3に作用するため、バンドソーヘッド3の降下速度を一定にすることができる。
第二実施形態のバンドソー装置1Aでは、図6(b)に示すように、ロッド22の先端部22dがガイド溝14a内に固着されておらず、ガイド溝14aの上側の端部14b(可動部10)とロッド22とを別々に移動させることができる。したがって、バンドソーヘッド3を起こしたときに、ガイド溝14aの上側の端部14bをロッド22から離れて移動させ、ロッド22は弾性部材30の復元力によってガイド溝14aの上側の端部14b側に移動させることができる。このようにして、ガイド溝14aの上側の端部14bをロッド22よりも先行して移動させることができる。
これにより、バンドソーヘッド3を起こしたときに、バンドソーヘッド3に対して、液圧シリンダ20のオイルの粘性抵抗が作用しないため、バンドソーヘッド3を小さい力で速やかに起こすことができる。
また、バンドソーヘッド3が降下するに従って、バンドソーヘッド3の自重による回転モーメントが大きくなるが、各弾性部材30の復元力によって、回転モーメントを一定にすることで、ガイド溝14の上側の端部1bに押されてロッド22が筒状体21側に移動する速度(バンドソーヘッド3の降下速度)を一定にすることができる。
このように、バンドソー装置1Aでは、バンドソーヘッド3の降下速度を一定にする弾性部材30の復元力を利用して、液圧シリンダ20のロッド22をガイド溝14aの上側の端部14b側に移動させることができるので、製造コストを低減することができる。
また、第二実施形態のバンドソー装置1Aでは、バンドソーヘッド3とバイスベッド2との連結部の部品点数を少なくすることができる。
また、コンター作業を行うために、バンドソーヘッド3をバイスベッド2の上面2aに対して垂直に起こすには、円弧溝14aの長さを、コンター作業以外の切削作業において必要な円弧溝14aの長さよりも少し長くすればよいので、コンター機能を設けても、製造コストを抑えるとともに、構造を簡略化することができる。
1 バンドソー装置(第一実施形態)
1A バンドソー装置(第二実施形態)
2 バイスベッド
2a 上面
3 バンドソーヘッド
3c 把持部
3d スイッチ
4 バンドソー
5 バイス
6 駆動モータ
10 可動部
11 スライドブロック
12 ガイドレール
13 リンクバー
14 ガイド板
14a ガイド溝
20 液圧シリンダ
21 筒状体
22 ロッド
22a 先端部
23a ピストン
23b 第一貯留室
23c 第二貯留室
24a 第一流路
24b 第二流路
24c 第三流路
25a 絞り弁
25b 第一開閉弁
25c 第二開閉弁
25d 逆止弁
30 弾性部材
W ワーク

Claims (5)

  1. ワークを支持するバイスベッドと、
    前記バイスベッドに傾動自在に連結され、環状のバンドソーが装着されるバンドソーヘッドと、
    前記バンドソーヘッドの傾動に連動して移動する可動部と、
    筒状体が前記バイスベッドに連結され、ロッドの先端部が前記可動部に当接している液圧シリンダと、
    前記ロッドを前記可動部側に付勢する弾性部材と、を備え、
    前記バンドソーヘッドを降下させたときに、前記可動部が前記筒状体側に移動して、前記ロッドの先端部を前記筒状体側に移動させ、
    前記バンドソーヘッドを起こしたときに、前記可動部は前記ロッドの先端部よりも先行して、前記筒状体から離れる方向に移動することを特徴とするバンドソー装置。
  2. 前記バンドソーヘッドを前記バイスベッドに対して垂直に起こしたときに、前記可動部が前記ロッドから離れた状態に配置されることを特徴とする請求項1に記載のバンドソー装置。
  3. 前記可動部は、前記バイスベッドにスライド自在に取り付けられたスライドブロックであり、
    前記スライドブロックは、前記バンドソーヘッドにリンク機構を介して連結され、
    前記スライドブロックの側面に前記ロッドの先端部が当接していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバンドソー装置。
  4. 前記可動部は、前記バンドソーヘッドに取り付けられたガイド板に形成されたガイド溝の端部であり、
    前記ガイド溝は、前記バンドソーヘッドの回動中心を円中心とする円弧状に形成され、
    前記ガイド溝に前記ロッドの先端部がスライド自在に挿入されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバンドソー装置。
  5. 前記液圧シリンダは、
    前記ロッドに連結されたピストンによって、前記筒状体内が第一貯留室と第二貯留室とに区画されるとともに、前記第一貯留室と前記第二貯留室とを連通させる第一流路および第二流路が設けられ、
    前記第一流路には絞り弁が設けられるとともに、前記第二流路には常閉型の開閉弁が設けられており、
    前記バンドソーヘッドの把持部または前記把持部の近傍に配置されたスイッチを操作することで、前記開閉弁が開弁することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のバンドソー装置。
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