JP2001191381A - 射出成形機の設定表示装置 - Google Patents

射出成形機の設定表示装置

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JP2001191381A
JP2001191381A JP2000002974A JP2000002974A JP2001191381A JP 2001191381 A JP2001191381 A JP 2001191381A JP 2000002974 A JP2000002974 A JP 2000002974A JP 2000002974 A JP2000002974 A JP 2000002974A JP 2001191381 A JP2001191381 A JP 2001191381A
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molding machine
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Takayuki Takahashi
孝之 高橋
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Niigata Engineering Co Ltd
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Niigata Engineering Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1774Display units or mountings therefor; Switch cabinets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定表示器の高さや水平角度を調整でき、操
作性の向上を図る。 【解決手段】 固定盤に固定した操作ボックスCの側面
5に、レール9に沿って上下方向に移動するスライダ1
0を有する直線案内機構7が取り付けられ、スライダ1
0には、設定表示器6を水平面内で旋回するように支持
する旋回支持部12を設けた保持部材11が固定されて
いる。設定表示器6の保持部材11に対する旋回支持部
12には、設定表示器6を複数の旋回角度位置で停止さ
せるロック機構12aが設けられている。作業者は、設
定表示器ボックス14に設けた取っ手22を掴んで設定
表示器6を上下動させ、または水平旋回させて、設定表
示部6aが自分の見やすい高さと角度になるように調整
し、または、保守点検の邪魔にならない位置へ設定表示
器6を移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形条件を設定し
たり機械の動作状態を表示するために使用する射出成形
機の設定表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機の設定表示装置とし
て、機械の操作側におけるマシンボディの凹所もしくは
内部空間の支持部に、設定表示器をヒンジまたはリンク
機構を介して取り付けて、使用時に該凹所もしくは内部
空間から取り出し、作業終了時には上記箇所に格納する
ようにしたものが知られている(実開平5−56417
号公報、特公平7−110512号公報、特許第282
7898号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の設
定表示装置は、いずれも使用時には、設定表示器のCR
Tや液晶表示器等の表示部や入力キー等の設定部の表面
が上に向けられ、作業者は下を見下ろすようにして操作
をしなければならず、設定表示器の位置も、型締ユニッ
トの固定盤の前側付近に立って作業をする作業者から見
にくい固定位置にあるため、作業者が操作の都度設定表
示器の所まで移動しなければならず、煩わしい作業を強
いられていた。さらに、作業中、工具を上記設定表示器
の表示部や設定部の表面に落としてそれらを損傷させる
といった事故が発生する問題もあった。
【0004】そこで、本発明は、設定表示器の表示部や
設定部が作業者から見やすい高さや角度に調整でき、操
作性の向上を図れる射出成形機の設定表示装置を提供す
ることを目的とする。また、本発明の他の目的は、作業
中、設定表示器の表示部や設定部に工具を誤って落下さ
せてもそれらを損傷させるおそれがなく、保守点検時に
あたりその作業の邪魔にならない位置へ設定表示器を容
易に待避できる射出成形機の設定表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、射出成形機の支持部材に上下方
向に向けて設置した直線案内機構と、該直線案内機構に
取り付けられて上下方向に移動する保持部材と、該保持
部材に旋回支持部を介して水平面内で旋回するように支
持されている設定表示器とを備えた構成としている。
【0006】上記構成の装置においては、成形作業に際
して設定表示器で成形条件を入力したり、機械の動作状
態を確認したりする場合、作業者は、設定表示器を直線
案内機構に沿って上下移動させて自分の身長に合った高
さ位置に調整すると共に、保持部材に対する設定表示器
の水平面内の角度を旋回支持部を介して調整し、自分に
見やすいように設定表示器の向きを調整する。保守点検
等をする場合、例えば、加熱筒を点検する場合には、設
定表示器を、その設定表示部の面が機械の前面に平行に
なるように調整すると共に、高さが直線案内機構の最上
位置になるように移動させる。これにより、加熱筒の先
端が設定表示器に邪魔されることなく機械の操作側へ旋
回して向けられ、作業者は機械の操作側において能率よ
く保守点検作業を行える。
【0007】請求項1に記載の装置において、支持部材
は型締ユニットの固定盤である構成とすることができる
(請求項2)。この構成では、支持部材として本来の機
械の構成部分がそのまま利用できるので、構造が簡単に
なると共に、作業者が立って作業をする位置に最も近い
位置に設定表示器を設置することができる。
【0008】請求項1又は請求項2に記載の装置におい
て、直線案内機構は、上下方向に向けて支持部材に固定
したレールと、該レールに上下方向に移動自在に支持さ
れ、かつ保持部材が取り付けられているスライダとを備
えた構成とすることができる(請求項3)。この構成で
は、支持部材に対して設定表示器が安定した状態で円滑
に上下移動する。
【0009】請求項1ないし請求項3のいずれか1つに
記載の装置において、旋回支持部は、保持部材と設定表
示器のうちの一方に設けた軸穴に、他方に固定された垂
直な支軸が嵌合されると共に、設定表示器の旋回移動を
複数の位置で固定するロック機構を備えた構成とするこ
とができる(請求項4)。この構成では、前記設定表示
器がその調整した角度位置に確実に固定されるので、作
業者の片手による設定部での入力作業を容易にさせる。
【0010】請求項4に記載の装置において、ロック機
構を、支軸の外側の円弧上にあって保持部材と設定表示
器のうちの一方に設けたノッチ溝と、他方に設けられて
該ノッチ溝に嵌合し、かつノッチ溝側に向けてばねで付
勢されているプランジャとから構成することができる
(請求項5)。この構成では、前記設定表示器の旋回移
動とその固定のための操作を円滑、容易にさせる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1において、1は射出成形
機であり、マシンボディ2の一側の上部に、金型を型締
めする型締ユニットAと、先端に射出ノズルを有する加
熱筒を設けた射出ユニットBと、前記型締ユニットAの
固定盤における機械の操作側に取り付けた操作ボックス
Cと、該操作ボックスCに隣接して固定盤における射出
ユニットBの側に取り付けた設定表示装置Dとを備えて
いる。
【0012】次に、図2ないし図7にもとづき、操作ボ
ックスCを介して間接的に固定盤に設けられる設定表示
装置Dの具体構造について説明する。型締ユニットAの
固定盤3における機械の操作側には、前面に操作ボタ
ン、スイッチ類、各種操作キー等を配した操作ボックス
Cが取付け部材4を介して固定されており、該操作ボッ
クスCにおける射出ユニットBの側に面する側面5に
は、液晶表示器や成形条件設定キー等からなる設定表示
部6aを有する設定表示器6を上下方向に往復移動させ
る直線案内機構7が取り付けられている。前記直線案内
機構7は、両端部がボルトによって上下一対のブラケッ
ト8に連結されて相互に適宜間隔をあけた2条の平行な
レール9と、該2条のレール9に跨って案内ブロック9
aを介してレール9に保持され、レール9の横方向や周
りへの動きを阻止し、その上下方向へ往復動する上下一
対のスライダ10とを備え、レール9の長手方向を上下
方向に向けた状態でブラケット8を介して操作ボックス
Cの側面5にボルトにより取り付けられている。ブラケ
ット8にはスライダ10の移動端で該スライダ10に当
接してその移動を停止させる弾性を有するストッパ(図
示せず)が設けられている。
【0013】そして、前記一対のスライダ10には上下
方向に向けた平板状の保持部材11がボルトで固定され
て、前記レール9に沿って上下動するようになってい
る。保持部材11の下半部には上下方向に長い長穴11
cが複数列、複数段にわたり千鳥状に設けられており、
前記側面5に固着した突起5aのねじ孔に上記長穴11
cのいずれか1つから挿入したボルト5bをねじ込むこ
とにより、保持部材11をその所定の移動位置に固定す
るようになっている。この保持部材11を上下方向の所
定位置で停止させ、設定表示器6を所定の高さ調整位置
に保持させる構造は任意であり、前記レール9に対して
スライダ10をブレーキシュー等によって押し付けて固
定するようにしてもよい。保持部材11には、上端部が
前記側面5に反対する側へ折り曲げた折曲部11aと、
中間部に前記側面5に反対する側に突き出した支持片1
1bとを有する旋回支持部12が設けられている。該旋
回支持部12における折曲部11aと支持片11bとに
は、それらの対向する側に突き出して一対のピン(支
軸)13,13が互いにそれらの垂直(上下方向)方向
の軸線を一致させて固着されており、該ピン13,13
により設定表示器6が水平面内で旋回するように支持さ
れている。
【0014】すなわち、設定表示器6は、設定表示部6
aを支持する直方体状の設定表示器ボックス14の一端
側が前記折曲部11aと支持片11bとの間に挿入され
て上下方向に支持され、かつ厚肉板部14aにおける前
側(図3で下側)に寄った位置に軸受け穴15,15が
設けられ、前記ピン13,13が軸受け穴15,15に
嵌合されて、設定表示部6aのある前面が機械の長手方
向(図2,3で左右方向))に平行になる旋回位置P1
とそれに直角になる旋回位置P2との間で旋回移動する
ようになっている。前記旋回支持部12には、設定表示
器6を所定の旋回位置で保持するためのロック機構12
aが設けられている。該ロック機構12aは、一方(上
方)のピン13の中心から適宜距離離間した位置におい
て、前記折曲部11aのネジ穴18aに先端にボール1
6を保持したプランジャ17がねじ18とナット19と
で固定して設けられ、また、上記ピン13とプランジャ
17の中心間距離を半径とする円弧上の位置において、
前記設定表示器ボックス14の厚肉板部14aに、前記
プランジャ17のボール16の先端部が嵌入する穴、溝
等の凹所からなるノッチ溝20が、上記円弧の周方向に
適宜間隔をあけて複数個設けられて構成されている。
【0015】上記ノッチ溝20は、前記設定表示器6の
旋回位置P1,P2やその中間位置において、プランジ
ャ17が嵌入するように少なくとも3つの位置に設ける
のが好ましい。前記プランジャ17はその内部に収納し
たばね21によりボール16を突き出す方向(ノッチ溝
20に押し付ける方向)に付勢しており、前記設定表示
器6を所定の旋回角度位置に保持するようになってい
る。前記設定表示器ボックス14には、その前面の右端
側の位置に取っ手22が取り付けられている。なお、図
2、図3において、23は射出ユニットBの加熱筒、2
4は該加熱筒の先端に設けた射出ノズル、25は射出ユ
ニットBのノズルタッチ用アクチュエータである。
【0016】図8に示すように、上記2条のレール9の
上方にはリミットスイッチ30が設けられており、この
リミットスイッチ30によって、前記設定表示器6を支
持する保持部材11が上方所定位置まで移動したことを
検知するようになっている。また、操作ボックスCの上
部には、射出ユニットBの加熱筒23を手前に旋回可能
であることを表示するためのランプ31が設けられてい
る。一方、当該射出成形機のコントローラは、図9に示
すように、プログラム機能をもったCPU33、設定表
示装置D、デジタル入力インターフェイス34、デジタ
ル出力インターフェイス35がバスで接続されて構成さ
れている。デジタル入力インターフェイス34には前記
リミットスイッチ30が接続され、また、デジタル出力
インターフェイス35には前記ランプ31が接続されて
いる。
【0017】そして、設定表示器6が上方所定位置に至
っておらずそれよりも下方にあるとき、つまり、保持部
材11がリミットスイッチ30をオン操作してないとき
には、ランプ31が消灯したままになっており、作業員
に、加熱筒23を手前に旋回できない状態であることを
知らせる。また、この状態から、作業員が設定表示器6
を上方へ移動させて、所定位置にまで至らせると、保持
部材11がリミットスイッチ30をオン操作し、デジタ
ル入力インターフェイス34及びデジタル出力インター
フェイス35を介して、CPU33がランプ31を点灯
させる。このようにランプ31が点灯したことによっ
て、作業員は、設定表示器6が加熱筒23から上方へず
れた位置に至って、加熱筒23を手前に旋回させても該
加熱筒23と設定表示器6とが干渉しない状態にあるこ
とを知ることができる。
【0018】上記構成の装置においては、成形作業を行
う場合は、機械の操作側における固定盤の近くに立つ作
業者は、操作ボックスCの操作ボタン、スイッチ類、各
種操作キー等を使って機械の運転開始に必要な各種操作
を行うと共に、設定表示器6の設定表示部6aを使って
成形条件等の入力操作を行い、運転中の機械の動作状態
を監視する。その際、作業者は、取っ手22を掴んで設
定表示器ボックス14を直線案内機構7のレール9に沿
って上下動させることにより、自分の身長(目線の高さ
位置)に合わせて設定表示器ボックス14の設定表示部
6aの高さ位置を調整すると共に、設定表示器ボックス
14を旋回支持部12を介して水平面内に旋回させて、
設定表示部6aの面を見やすい角度位置になるように調
整する。これにより、作業者は一定の位置で設定表示部
6aによる入力操作や機械の動作状態の監視を誤りな
く、能率よく行える。
【0019】また、機械の保守点検作業、例えば、射出
ノズル24や射出スクリューの交換、加熱筒23の内部
の点検を行うに際して、射出ユニットBを射出ノズル2
4が機械の操作側に向くように旋回させる場合は、作業
者は、取っ手22を掴んで設定表示器ボックス13を直
線案内機構7のレール9に沿って最上位置へ上げ、旋回
支持部12を介して設定表示部6aのある面が機械の長
手方向に平行になる状態まで旋回させる。このようにす
れば、設定表示器ボックス14の下方に広い空間がで
き、射出ユニットBを射出ノズル24が機械の操作側に
向くように旋回させても、加熱筒23等が設定表示器ボ
ックス14に干渉することがなく、機械の操作側におい
て上記保守点検作業を能率よく、安全に行うことができ
る。しかも、上記保守点検作業中または成形作業中、誤
って工具等を落下させるようなことがあっても、設定表
示器ボックス13は、従来のようにマシンボディ2の操
作側に張り出していないので、設定表示部6aを落下工
具等によって損傷させることがない。
【0020】加えて、上記実施の形態では 2条のレー
ル9の上方にリミットスイッチ30を設けるとともに、
操作ボックスCの上部にランプ31を設け、このランプ
31が点灯しているか消灯しているかによって、射出ユ
ニットBの加熱筒23が旋回可能な状態であるかどう
か、つまり、加熱筒23が設定表示器6と干渉しないか
どうかを表示しているので、設定表示器6が下方位置に
あるときに、作業員が誤って加熱筒23を旋回させて、
加熱筒23を設定表示器6にぶつけるといった事態を未
然に防止できる。
【0021】なお、上記実施の形態では、前記設定表示
器6の上下動の案内を行う直線案内機構7を型締ユニッ
トAの固定盤3に設置したが、直線案内機構7を設置す
る支持部材としては、固定盤3に限らず、マシンボディ
2や射出ユニットBの部分または、それらに固定した適
宜の取付け部材であってもよい。また、上記実施の形態
では、作業員が取っ手22を掴んで設定表示器6を上下
動させてその高さ位置を調整するようにしたが、前記ス
ライダ10もしくは保持部材11にシリンダを連結して
機動で設定表示器6の高さ調整とその高さ位置の保持を
行うようにしてもよい。また、上記実施の形態では、前
記直線案内機構7は、レール9を2条設けた構成とした
が、スライダ10がレール9の横方向、周方向に動かな
いようにするもであれば1条であってもよいし、その形
状は図のものに限定されない。
【0022】また、上記実施の形態では、前記プランジ
ャ17を保持部材11の折曲部11aに設け、ノッチ溝
20を設定表示器ボックス14の厚肉板部14aに設け
たが、これとは逆にして折曲部11aにノッチ溝20
を、厚肉板部14aにプランジャ17を設けるようにし
てもよく、プランジャ17の先端はボール16に代えて
先端部を円弧状または円錐状にしたピンを用いてもよ
い。さらに、前記プランジャ17とノッチ溝20とから
なるロック機構12aは、上記のように旋回支持部12
の一方側(上側)だけでなく、下側または上下両方に設
けてもよい。また、前記設定表示器6は垂直面内での旋
回はしないが、必要に応じて、垂直面内での旋回ができ
るようにしてもよい。このようにすれば、設定表示器6
の設定表示部6aを見る姿勢の自由度が増す。
【0023】
【発明の効果】以上説明のように、請求項1に記載の発
明は、射出成形機の支持部材に上下方向に向けて設置し
た直線案内機構と、該直線案内機構に取り付けられて上
下方向に移動する保持部材と、該保持部材に旋回支持部
を介して水平面内で旋回するように支持されている設定
表示器とを備えた構成としているので、作業者は、設定
表示器を自分の身長に合った高さ位置と見やすい向きに
調整することができ、設定表示器による入力操作や機械
の動作状態の確認を、能率よく確実に行うことができ
る。また、保守点検等をする場合にも、設定表示器を作
業の邪魔にならない位置に移動させることにより、作業
を設定表示器に損傷を与えることなく、安全に、かつ容
易に行うことができる。したがって、この発明によれ
ば、射出成形機の操作性、生産性の向上を図ることがで
きる。
【0024】請求項2に記載の発明によれば、支持部材
は型締ユニットの固定盤であるので、本来の機械の構成
部分がそのまま利用でき、構造が簡単になると共に、作
業者が立って作業をする位置に最も近い位置に設定表示
器を設置することができる。
【0025】請求項3に記載の発明によれば、直線案内
機構は、上下方向に向けて支持部材に固定したレール
と、該レールに上下方向に移動自在に支持され、かつ保
持部材が取り付けられているスライダとを備えた構成と
したので、支持部材に対して設定表示器を安定した状態
で円滑に上下移動させることができる。
【0026】請求項4に記載の発明によれば、旋回支持
部は、保持部材と設定表示器のうちの一方に設けた軸穴
に、他方に固定された垂直な支軸が嵌合されると共に、
設定表示器の旋回移動を複数の位置で固定するロック機
構を備えた構成としたので、設定表示器をその調整した
角度位置に確実に固定でき、作業者が片手による操作部
での入力作業を容易に行うことができる。
【0027】請求項5に記載の発明によれば、ロック機
構を、支軸の外側の円弧上にあって保持部材と設定表示
器のうちの一方に設けたノッチ溝と、他方に設けられて
該ノッチ溝に嵌合し、かつノッチ溝側に向けてばねで付
勢されているプランジャとで構成したので、設定表示器
の旋回移動とその固定のための操作を円滑、容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の設定表示装置を設けた射出成形機の
側面図である。
【図2】 本発明の設定表示装置の実施の形態を示す側
面図である。
【図3】 同じく平面図である。
【図4】 同じく設定表示器が最下端へ移動した状態の
正面図である。
【図5】 直線案内機構を示す正面図である。
【図6】 同じく一部を断面で示した拡大平面図であ
る。
【図7】 旋回支持部を示す断面図である。
【図8】 操作ボックスと設定表示装置との関係を示す
斜視図である。
【図9】 射出成形機のコントローラの概略構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
A 型締ユニット B 射出ユニ
ット C 操作ボックス D 設定表示
装置 3 固定盤 4 取付け部
材 6 設定表示器 7 直線案内
機構 9 レール 10 スライ
ダ 11 保持部材 12 旋回支
持部 12a ロック機構 13 ピン 14 設定表示器ボックス 15 軸受け
穴 17 プランジャ 20 ノッチ
溝 30 リミットスイッチ 31 ランプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機の支持部材に上下方向に向け
    て設置した直線案内機構と、該直線案内機構に取り付け
    られて上下方向に移動する保持部材と、該保持部材に旋
    回支持部を介して水平面内で旋回するように支持されて
    いる設定表示器とを備えていることを特徴とする射出成
    形機の設定表示装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は型締ユニットの固定盤で
    あることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の設
    定表示装置。
  3. 【請求項3】 前記直線案内機構は、上下方向に向けて
    前記支持部材に固定したレールと、該レールに上下方向
    に移動自在に支持され、かつ前記保持部材が取り付けら
    れているスライダとを備えていることを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の射出成形機の設定表示装置。
  4. 【請求項4】 前記旋回支持部は、前記保持部材と設定
    表示器のうちの一方に設けた軸穴に、他方に固定された
    垂直な支軸が嵌合されると共に、前記設定表示器の旋回
    移動を複数の位置で固定するロック機構を備えているこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つ
    に記載の射出成形機の設定表示装置。
  5. 【請求項5】 前記ロック機構は、前記支軸の外側の円
    弧上にあって前記保持部材と設定表示器のうちの一方に
    設けたノッチ溝と、他方に設けられて該ノッチ溝に嵌合
    し、かつノッチ溝側に向けてばねで付勢されているプラ
    ンジャとから構成されていることを特徴とする請求項4
    に記載の射出成形機の設定表示装置。
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