JPH0740305A - 木工機械などの制御盤装置 - Google Patents
木工機械などの制御盤装置Info
- Publication number
- JPH0740305A JPH0740305A JP20365693A JP20365693A JPH0740305A JP H0740305 A JPH0740305 A JP H0740305A JP 20365693 A JP20365693 A JP 20365693A JP 20365693 A JP20365693 A JP 20365693A JP H0740305 A JPH0740305 A JP H0740305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control panel
- mounting arm
- operation switch
- panel device
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Machine Tool Units (AREA)
- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 制御盤の高さを自由に調整して、操作性の向
上を図ること。 【構成】 加工機械におけるフレーム１の前側部に、水
平面で回動し、自由端部を前後方向で調整する取付アー
ム１０を設ける。取付アーム１０の先端部に縦ガイド１
１を設け、この縦ガイド１１に制御盤Ａを備えた昇降部
材１２を係合する。制御盤Ａの底面部に下向きにねじ軸
１６を設け、このねじ軸１６に取付アーム１０側のナッ
ト体１８を螺合する。ナット体１８は、上昇操作スイッ
チ２２と下降操作スイッチ２３により正逆回転されるモ
ータ２１によって駆動される。
上を図ること。 【構成】 加工機械におけるフレーム１の前側部に、水
平面で回動し、自由端部を前後方向で調整する取付アー
ム１０を設ける。取付アーム１０の先端部に縦ガイド１
１を設け、この縦ガイド１１に制御盤Ａを備えた昇降部
材１２を係合する。制御盤Ａの底面部に下向きにねじ軸
１６を設け、このねじ軸１６に取付アーム１０側のナッ
ト体１８を螺合する。ナット体１８は、上昇操作スイッ
チ２２と下降操作スイッチ２３により正逆回転されるモ
ータ２１によって駆動される。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、高さ調整をできるよ
うにして操作性を向上した木工機械などの制御盤装置に
関するものである。 【０００２】 【従来の技術】ＮＣ制御の加工機械として、例えば木工
用ＮＣルータが良く知られている。この種の加工機械
は、ＣＲＴ、操作スイッチを備えた専用の制御盤を有し
ており、機械の前面側において運転操作を行うようにな
っている。上記の構成を備えたものとして、本出願人の
提案に係る特開平３−１６９５０２号の発明などが公知
である。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】従来の制御盤は、水平
面において移動調整できるようになっているが、高さ方
向の操作位置を変えることができない。このため、背の
高い作業者ではＣＲＴ、操作スイッチなどの位置が低す
ぎ、また背の低い者では、反対に高すぎることになり、
何れも適切な姿勢で操作することができないという不具
合があった。 【０００４】本発明は、上記した問題点に着目してなさ
れたもので、制御盤の高さを昇降調整することにより、
適切な姿勢で操作を行うことができる木工機械などの制
御盤装置を提供しようとするものである。 【０００５】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る制御盤装置は次のように構成したも
のである。すなわち、その要旨とするところは、加工機
械のフレームに水平面で回動する取付アームを設け、こ
の取付アームの先端自由端部に垂直方向に作動する昇降
手段を備えて、この手段手段の上部に制御盤を配設した
ことにある。 【０００６】 【作用】背の高い作業者の場合は、昇降手段によって制
御盤を上昇し、高い位置に設定する。また、この反対に
背の低い場合は、制御盤を下降し、低い位置に設定す
る。このようにして、無理のない姿勢でスイッチ操作を
行うことができる。 【０００７】 【実施例】以下、この発明に係る制御盤装置を一実施例
について具体的に説明する。図１は、この装置を備えた
ＮＣルータの斜視図 図２は、この装置の要部構成を示
す縦断正面図であり、１は機械のフレーム ２はフレー
ム１上に配設したテーブルこのテーブル２は、図示しな
いサーボモータによりＸ軸方向に制御駆動される。３、
３はフレーム１の後部両側に樹立したコラム ４は両コ
ラム３、３を連結するように配設した水平のビームであ
る。 【０００８】５はビーム４の前面部に配設した移動ベー
ス この移動ベース５は、図示しないサーボモータによ
りＹ軸方向に制御駆動される。６は移動ベース５の前面
部に配設した昇降ベース この昇降ベース６には、図の
例で４基の主軸ヘッド７、７を下向きに配設する。また
上記昇降ベース６は、サーボモータ８によりＺ軸方向に
制御駆動される。上記の主軸ヘッド７の下端には、テー
ブル２のワークＷに対応する切削工具（図示省略）を取
りつける。 【０００９】９はフレーム１の前側部に設けた支持金具
１０は支持金具９により回動自在に保持される取付ア
ーム この取付アーム１０は、水平面において回動運動
するもので、自由端部の位置をほぼ前後方向で変更す
る。図２において、１１は取付アーム１０の端部に樹立
した中空の縦ガイド １２は縦ガイド１１に昇降自在に
係合した昇降部材で、上部に制御盤Ａを載設する。 【００１０】制御盤Ａは、周知の構成を有するもので、
前面側にＣＲＴ１３、操作スイッチ１４、テンキースイ
ッチ１５などを配設する。この制御盤Ａは、以下の昇降
手段によって昇降作動し、これによって上下位置を設定
される。 【００１１】１６は制御盤Ａの底面部に、下向きに突設
したねじ軸 １７は取付アーム１０の先端部に設けた軸
受筒 １８は軸受筒１７に回転だけ自由にして保持した
ナット体 このナット体１８は、上記のねじ軸１６に螺
合する。１９はナット体１８の外周部に設けたギヤ ２
０はギヤ１９に噛み合うピニオンで、モータ２１の出力
軸に取りつける。 【００１２】２２、２３はモータ２１を正転および逆転
駆動する上昇操作スイッチおよび下降操作スイッチ 上
記の両操作スイッチ２２、２３は、制御盤Ａの前面下部
に取りつける。２４は縦ガイド１１と昇降部材１２とを
一体的に締め付ける止めねじ上記の止めねじ２４は昇降
部材１２、制御盤Ａの回り止めを兼用する。 【００１３】実施例に係る制御盤装置の構成は、上記の
通りである。従って、止めねじ２４を緩めた後に、下降
操作スイッチ２３を押せば、モータ２１が逆転し制御盤
Ａが下方位置に移動する。また、上昇操作スイッチ２２
を押せば、制御盤Ａが上方位置に移動する。よって、任
意に昇降調整を行うことにより、作業者にとって最も操
作し易い位置に制御盤Ａを設定することができる。 【００１４】制御盤Ａの位置設定が終了したならば、止
めねじ２４を締め込んで振らつき、ガタをなくする。こ
のようにすることで、違う作業者であっても、誰もが楽
な姿勢でスイッチ操作などを行うことができる。特に、
背の低い者がステップを上り降りしながら作業を行うよ
うなことを解消できる。 【００１５】 【発明の効果】以上のように本発明に係る制御盤装置
は、作業者の背の高さに応じて、制御盤の位置を自由に
調整することができるものである。このため、適切な姿
勢で無理なく作業を行うことができるという優れた効果
を発揮する。
うにして操作性を向上した木工機械などの制御盤装置に
関するものである。 【０００２】 【従来の技術】ＮＣ制御の加工機械として、例えば木工
用ＮＣルータが良く知られている。この種の加工機械
は、ＣＲＴ、操作スイッチを備えた専用の制御盤を有し
ており、機械の前面側において運転操作を行うようにな
っている。上記の構成を備えたものとして、本出願人の
提案に係る特開平３−１６９５０２号の発明などが公知
である。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】従来の制御盤は、水平
面において移動調整できるようになっているが、高さ方
向の操作位置を変えることができない。このため、背の
高い作業者ではＣＲＴ、操作スイッチなどの位置が低す
ぎ、また背の低い者では、反対に高すぎることになり、
何れも適切な姿勢で操作することができないという不具
合があった。 【０００４】本発明は、上記した問題点に着目してなさ
れたもので、制御盤の高さを昇降調整することにより、
適切な姿勢で操作を行うことができる木工機械などの制
御盤装置を提供しようとするものである。 【０００５】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る制御盤装置は次のように構成したも
のである。すなわち、その要旨とするところは、加工機
械のフレームに水平面で回動する取付アームを設け、こ
の取付アームの先端自由端部に垂直方向に作動する昇降
手段を備えて、この手段手段の上部に制御盤を配設した
ことにある。 【０００６】 【作用】背の高い作業者の場合は、昇降手段によって制
御盤を上昇し、高い位置に設定する。また、この反対に
背の低い場合は、制御盤を下降し、低い位置に設定す
る。このようにして、無理のない姿勢でスイッチ操作を
行うことができる。 【０００７】 【実施例】以下、この発明に係る制御盤装置を一実施例
について具体的に説明する。図１は、この装置を備えた
ＮＣルータの斜視図 図２は、この装置の要部構成を示
す縦断正面図であり、１は機械のフレーム ２はフレー
ム１上に配設したテーブルこのテーブル２は、図示しな
いサーボモータによりＸ軸方向に制御駆動される。３、
３はフレーム１の後部両側に樹立したコラム ４は両コ
ラム３、３を連結するように配設した水平のビームであ
る。 【０００８】５はビーム４の前面部に配設した移動ベー
ス この移動ベース５は、図示しないサーボモータによ
りＹ軸方向に制御駆動される。６は移動ベース５の前面
部に配設した昇降ベース この昇降ベース６には、図の
例で４基の主軸ヘッド７、７を下向きに配設する。また
上記昇降ベース６は、サーボモータ８によりＺ軸方向に
制御駆動される。上記の主軸ヘッド７の下端には、テー
ブル２のワークＷに対応する切削工具（図示省略）を取
りつける。 【０００９】９はフレーム１の前側部に設けた支持金具
１０は支持金具９により回動自在に保持される取付ア
ーム この取付アーム１０は、水平面において回動運動
するもので、自由端部の位置をほぼ前後方向で変更す
る。図２において、１１は取付アーム１０の端部に樹立
した中空の縦ガイド １２は縦ガイド１１に昇降自在に
係合した昇降部材で、上部に制御盤Ａを載設する。 【００１０】制御盤Ａは、周知の構成を有するもので、
前面側にＣＲＴ１３、操作スイッチ１４、テンキースイ
ッチ１５などを配設する。この制御盤Ａは、以下の昇降
手段によって昇降作動し、これによって上下位置を設定
される。 【００１１】１６は制御盤Ａの底面部に、下向きに突設
したねじ軸 １７は取付アーム１０の先端部に設けた軸
受筒 １８は軸受筒１７に回転だけ自由にして保持した
ナット体 このナット体１８は、上記のねじ軸１６に螺
合する。１９はナット体１８の外周部に設けたギヤ ２
０はギヤ１９に噛み合うピニオンで、モータ２１の出力
軸に取りつける。 【００１２】２２、２３はモータ２１を正転および逆転
駆動する上昇操作スイッチおよび下降操作スイッチ 上
記の両操作スイッチ２２、２３は、制御盤Ａの前面下部
に取りつける。２４は縦ガイド１１と昇降部材１２とを
一体的に締め付ける止めねじ上記の止めねじ２４は昇降
部材１２、制御盤Ａの回り止めを兼用する。 【００１３】実施例に係る制御盤装置の構成は、上記の
通りである。従って、止めねじ２４を緩めた後に、下降
操作スイッチ２３を押せば、モータ２１が逆転し制御盤
Ａが下方位置に移動する。また、上昇操作スイッチ２２
を押せば、制御盤Ａが上方位置に移動する。よって、任
意に昇降調整を行うことにより、作業者にとって最も操
作し易い位置に制御盤Ａを設定することができる。 【００１４】制御盤Ａの位置設定が終了したならば、止
めねじ２４を締め込んで振らつき、ガタをなくする。こ
のようにすることで、違う作業者であっても、誰もが楽
な姿勢でスイッチ操作などを行うことができる。特に、
背の低い者がステップを上り降りしながら作業を行うよ
うなことを解消できる。 【００１５】 【発明の効果】以上のように本発明に係る制御盤装置
は、作業者の背の高さに応じて、制御盤の位置を自由に
調整することができるものである。このため、適切な姿
勢で無理なく作業を行うことができるという優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る制御盤装置を備えたＮＣルータの
斜視図である。 【図２】この装置の要部の構成を示す縦断正面図であ
る。 【符号の説明】 １ フレーム ９ 支持金具 １０ 取付アーム １１ 縦ガイド １２ 昇降部材 Ａ 制御盤 １３ ＣＲＴ １６ ねじ軸 １８ ナット体 ２１ モータ ２２ 上昇操作スイッチ ２３ 下降操作スイッチ
斜視図である。 【図２】この装置の要部の構成を示す縦断正面図であ
る。 【符号の説明】 １ フレーム ９ 支持金具 １０ 取付アーム １１ 縦ガイド １２ 昇降部材 Ａ 制御盤 １３ ＣＲＴ １６ ねじ軸 １８ ナット体 ２１ モータ ２２ 上昇操作スイッチ ２３ 下降操作スイッチ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 制御盤の前面側に配置したＣＲＴ、操作スイッチなどに
よってＮＣ制御の加工機械を運転操作するものにおい
て、 上記加工機械のフレームに水平面で回動する取付アーム
を設け、この取付アームの先端自由端部に垂直方向に作
動する昇降手段を備え、この手段手段の上部に前記制御
盤を配設したことを特徴とする木工機械などの制御盤装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20365693A JPH0740305A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 木工機械などの制御盤装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20365693A JPH0740305A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 木工機械などの制御盤装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0740305A true JPH0740305A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16477675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20365693A Pending JPH0740305A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 木工機械などの制御盤装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740305A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101890534A (zh) * | 2010-07-28 | 2010-11-24 | 无锡神冲锻压机床有限公司 | 一种操纵箱可调式剪板机 |
| JP4750229B1 (ja) * | 2010-10-06 | 2011-08-17 | ヤマザキマザック株式会社 | 工作機械用操作盤の支持構造 |
| CN108818774A (zh) * | 2018-07-09 | 2018-11-16 | 佛山市神雕机电设备有限公司 | 一种木材铣削设备 |
| CN109317992A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-02-12 | 南通科技职业学院 | 一种机械自动化机床操控台 |
-
1993
- 1993-07-26 JP JP20365693A patent/JPH0740305A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101890534A (zh) * | 2010-07-28 | 2010-11-24 | 无锡神冲锻压机床有限公司 | 一种操纵箱可调式剪板机 |
| JP4750229B1 (ja) * | 2010-10-06 | 2011-08-17 | ヤマザキマザック株式会社 | 工作機械用操作盤の支持構造 |
| WO2012046315A1 (ja) * | 2010-10-06 | 2012-04-12 | ヤマザキマザック株式会社 | 工作機械用操作盤の支持構造 |
| CN102741015A (zh) * | 2010-10-06 | 2012-10-17 | 山崎马扎克公司 | 机床用操作盘的支承结构 |
| US8573555B2 (en) | 2010-10-06 | 2013-11-05 | Yamazaki Mazak Corporation | Support structure of operation panel for machine tool |
| CN108818774A (zh) * | 2018-07-09 | 2018-11-16 | 佛山市神雕机电设备有限公司 | 一种木材铣削设备 |
| CN109317992A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-02-12 | 南通科技职业学院 | 一种机械自动化机床操控台 |
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