JPWO2011108272A1 - 電球形ledランプおよび照明装置 - Google Patents

電球形ledランプおよび照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2011108272A1
JPWO2011108272A1 JP2011523243A JP2011523243A JPWO2011108272A1 JP WO2011108272 A1 JPWO2011108272 A1 JP WO2011108272A1 JP 2011523243 A JP2011523243 A JP 2011523243A JP 2011523243 A JP2011523243 A JP 2011523243A JP WO2011108272 A1 JPWO2011108272 A1 JP WO2011108272A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
leds
stage
led lamp
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011523243A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4834800B2 (ja
Inventor
隆在 植本
隆在 植本
川越 進也
進也 川越
橋本 尚隆
尚隆 橋本
敏靖 小島
敏靖 小島
池田 拓
拓 池田
上田 康之
康之 上田
永井 秀男
秀男 永井
浩司 野原
浩司 野原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2011523243A priority Critical patent/JP4834800B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4834800B2 publication Critical patent/JP4834800B2/ja
Publication of JPWO2011108272A1 publication Critical patent/JPWO2011108272A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V14/00Controlling the distribution of the light emitted by adjustment of elements
    • F21V14/02Controlling the distribution of the light emitted by adjustment of elements by movement of light sources
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21KNON-ELECTRIC LIGHT SOURCES USING LUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING ELECTROCHEMILUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING CHARGES OF COMBUSTIBLE MATERIAL; LIGHT SOURCES USING SEMICONDUCTOR DEVICES AS LIGHT-GENERATING ELEMENTS; LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21K9/00Light sources using semiconductor devices as light-generating elements, e.g. using light-emitting diodes [LED] or lasers
    • F21K9/20Light sources comprising attachment means
    • F21K9/23Retrofit light sources for lighting devices with a single fitting for each light source, e.g. for substitution of incandescent lamps with bayonet or threaded fittings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21KNON-ELECTRIC LIGHT SOURCES USING LUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING ELECTROCHEMILUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING CHARGES OF COMBUSTIBLE MATERIAL; LIGHT SOURCES USING SEMICONDUCTOR DEVICES AS LIGHT-GENERATING ELEMENTS; LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21K9/00Light sources using semiconductor devices as light-generating elements, e.g. using light-emitting diodes [LED] or lasers
    • F21K9/60Optical arrangements integrated in the light source, e.g. for improving the colour rendering index or the light extraction
    • F21K9/65Optical arrangements integrated in the light source, e.g. for improving the colour rendering index or the light extraction specially adapted for changing the characteristics or the distribution of the light, e.g. by adjustment of parts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V19/00Fastening of light sources or lamp holders
    • F21V19/02Fastening of light sources or lamp holders with provision for adjustment, e.g. for focusing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V23/00Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices
    • F21V23/001Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices the elements being electrical wires or cables
    • F21V23/002Arrangements of cables or conductors inside a lighting device, e.g. means for guiding along parts of the housing or in a pivoting arm
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2107/00Light sources with three-dimensionally disposed light-generating elements
    • F21Y2107/60Light sources with three-dimensionally disposed light-generating elements on stacked substrates
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2115/00Light-generating elements of semiconductor light sources
    • F21Y2115/10Light-emitting diodes [LED]

Abstract

複数個のLED67〜78と、口金12と、口金12を介して供給される商用電力をLED67〜78を発光させるための電力に変換する点灯回路ユニット14とを有する電球形LEDランプ10であって、碗状部42を有する放熱部材16を備え、碗状部42の内周面44から内側に突設された第1および第2のステージ46,48が、碗状部42の軸心X方向に設けられており、各ステージ46,48の、軸心Xを中心とする円周方向にLED67〜78が列設されている。

Description

本発明は、電球形LEDランプおよび照明装置に関し、例えば、反射鏡付きハロゲン電球の代替光源として好適な電球形LEDランプおよびこれを備えた照明装置に関する。
反射鏡付きハロゲン電球は、凹面の反射面を有する碗状をした反射鏡とハロゲン電球とを組み合わせてなるものであり、例えば、ダウンライトタイプの照明器具に装着され、店舗や美術館などのスポット照明として使用されている。
ところで、寿命による交換頻度を低減すると共に省電力化を図るため、ハロゲン電球よりも長寿命で消費電力の少ないLED(発光ダイオード)を光源とする電球形LEDランプの開発が進められている。電球形LEDランプを反射鏡付きハロゲン電球の代替光源とするには、既存の照明器具に取付可能とするため、その外形をできるだけ反射鏡付きハロゲン電球に近似させたものとする必要がある。
また、近年のLEDの高輝度化にはめざましいものがあるものの、未だLED1個の明るさはハロゲン電球と比較して格段に低いため、LEDを複数個用いる必要がある。特許文献1には、反射鏡付きハロゲン電球における反射鏡の開口部相当位置に円板状をした基板を設け、当該基板に複数個のLEDが実装されてなる電球形LEDランプが開示されている。
特開2005−286267号公報
しかしながら、上記従来の電球形LEDランプでは、点灯中、基板の中央およびその近傍に実装されたLEDほどその周囲に実装されたLEDからの熱の影響を受け、基板の周縁部に実装されたLEDよりも温度が高くなる。その結果、基板の中央部に近いLEDほど発光効率が低くなってしまう。発光効率の不均一を解消するため、基板の周縁部(円周上)に沿って一列にLEDを実装することも考えられるが、そうすると、LEDの総実装個数が少なくなるため光量が減少してしまう。
本発明は、上記した課題に鑑み、可能な限り、LEDの個数を減らすことなく、各LED間における発光効率のばらつきを抑制した電球形LEDランプを提供することを目的とする。また、そのような電球形LEDランプを備えた照明装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る電球形LEDランプは、複数個のLEDと、口金と、当該口金を介して供給される商用電力を前記複数のLEDを発光させるための電力に変換する点灯回路とを有する電球形LEDランプであって、碗状部を有する放熱部材を備え、前記碗状部の内周面から内側に突設されたステージが、当該碗状部の軸心方向に少なくとも2段に設けられており、各ステージの、前記軸心を中心とする円周方向に前記複数個のLEDが列設されていることを特徴とする。
上記の構成からなる電球形LEDランプによれば、各ステージには、碗状部の軸心を中心とする円周方向にLEDが列設されているため、各ステージにおいて、一のLEDが他のLEDで囲まれることはない。また、前記一のLEDと当該一のLEDが設けられたステージと隣接するステージに設けられた他のLEDとの間には、碗状部の一部が存在するため、その分、両LEDを同一平面上に設けた上記従来の場合と比較して熱伝導経路が長くなり、相互に相手方のLEDの熱の影響を受けにくくなる。また、碗状部の前記一部の外周面は外気に露出するので、当該部分で大半が放熱されると考えられるため、これによっても相手方のLEDの熱の影響を受けにくくなる。したがって、点灯中における各LED間の温度のばらつきは、上記従来よりも低減できるため、各LED間における発光効率のばらつきを可能な限り抑制することができる。
また、少なくとも2段に設けた各ステージの円周方向にLEDを列設しているため、すなわち、少なくとも2重の円周上にLEDを列設しているため、発光効率の不均一を解消するためには一の円周上に一列にLEDを設けざるを得ない上記従来のLEDランプと比較して、LEDの個数を低減する必要がない。
また、上記の目的を達成するため、本発明に係る電球形LEDランプは、複数個のLEDと、口金と、当該口金を介して供給される商用電力を前記複数のLEDを発光させるための電力に変換する点灯回路とを有する電球形LEDランプであって、碗状部を有する放熱部材を備え、前記碗状部の内周面から内側に突設された個別ステージが前記LED毎に設けられており、各個別ステージは、当該個別ステージのLED搭載面に搭載されたLEDを前記碗状部の軸心方向から見て、いずれのLEDも他のLEDと重ならない位置に設けられており、かつ、前記LED搭載面の角度が変更可能に構成されていることを特徴とする。
上記の構成からなる電球形LEDランプによれば、前記碗状部の内周面から内側に突設された個別ステージにLEDが搭載されているため、あるLEDが搭載された個別ステージと他のLEDが搭載された個別ステージとの間には、碗状部の一部が存在するため、その分、両LEDを同一平面上に設けた上記従来の場合と比較して熱伝導経路が長くなり、相互に相手方のLEDの熱の影響を受けにくくなる。また、碗状部の前記一部の外周面は外気に露出するので、当該部分で大半が放熱されると考えられるため、これによっても相手方のLEDの熱の影響を受けにくくなる。したがって、点灯中における各LED間の温度のばらつきは、上記従来よりも低減できるため、各LED間における発光効率のばらつきを可能な限り抑制することができる。
また、個別ステージの各々は、碗状部の軸心方向から見てLEDが重ならない限り、その内周面の任意の位置から突設できるため、発光効率の不均一を解消するためには一の円周上に一列にLEDを設けざるを得ない上記従来のLEDランプと比較して、LEDの個数を低減する必要がない。
さらに、個別ステージにおけるLED搭載面の角度を変えることができるため、ランプ全体の配光特性を変更することが可能となる。
また、上記の目的を達成するため、本発明に係る照明装置は、照明器具と、当該照明器具に装着された上記の電球形LEDランプとを備えることを特徴とし、上述した電球形LEDランプと同様の効果を奏する。
実施の形態1に係る電球形LEDランプを正面から見た断面図である。 上記電球形LEDランプの平面図である。 上記電球形LEDランプの構成部材である第1部材および3個のLEDモジュールの斜視図である。 実施の形態2に係る電球形LEDランプを正面から見た断面図である。 (a)は、実施の形態3に係る電球形LEDランプにおいて、ネック部および碗状部を有する放熱部材を構成する第1および第2部材の内、主として第1部材を示す斜視図であり、(b)、(c)は、主として、個別ステージを側方から見た図である。 実施の形態4に係る電球形LEDランプを正面から見た断面図である。 実施の形態5に係る電球形LEDランプを正面から見た断面図である。 実施の形態5に係る電球形LEDランプの平面図である。 実施の形態5に係る電球形LEDランプの構成部材である第1部材および3個のLEDモジュールの斜視図である。
以下、本発明に係る電球形LEDランプの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。ここで、電球形LEDランプとは、後述するような口金を有し、ハロゲン電球その他の白熱電球用のソケットにそのまま装着して使用できるものを言う。
<実施の形態1>
図1は実施の形態1に係る電球形LEDランプ10(以下、単に「LEDランプ10」と言う。)を正面から見た断面図であり、図2は同平面図である。なお、図2は、後述する前面ガラス18を取り除いた状態で描いている。
反射鏡付きLED電球10は、口金12、点灯回路ユニット14、放熱部材16、前面ガラス18、LEDモジュール20,22,24等で構成される。
口金12は、電気絶縁材料からなる本体部26を有する。本体部26の一端部部分は略円筒形に形成されており、当該円筒部分にシェル28が嵌めこまれている。また、円筒部分の一端部側は略円錐台形に形成されており、当該円錐台の頂部には、アイレット30が固着されている。口金12は、既存の白熱電球用の照明器具のソケットに装着とする規格(例えば、JIS規格)に合致したものである。
本体部26の前記円筒部分の他端部には、アイレット30から遠ざかる程内部空間が広がる中空形状に形成されていて、当該中空部内に点灯回路ユニット14が収納されている。
点灯回路ユニット14は、回路基板32と回路基板32に実装された複数の電子部品34とからなる。点灯回路ユニット14とアイレット30とは第1リード線36で、点灯回路ユニット14とシェル28とは第2リード線38でそれぞれ電気的に接続されている。点灯回路ユニット14は、アイレット30およびシェル28並びに第1リード線36および第2リード線38を介して供給される商用交流電力を、LEDモジュール20,22,24を点灯させるための電力に変換して、LEDモジュール20,22,24に給電する。
放熱部材16は、アルミニウム等の良熱伝導性材料からなり、ネック部40とこれに連設された碗状部42とを有する。図1、図2においてネック部40および碗状部42の中心軸Xを一点鎖線で示す。
ネック部40は略円筒形をしていて、口金12の本体部26の開口部から挿入されて本体部26に固定されている。この固定には、接着剤、その中でも、シリコン樹脂、熱伝導性の良い接着剤(例えば熱グリスなどを含む接着剤)(いずれも不図示)等を用いることができる。
放熱部材16は、面対称形をした二つの部材(第1部材16A、第2部材16B)が合わさったものである。
図3に、第1部材16AおよびLEDモジュール20,22,24の斜視図を示す。なお、図3においても、第1部材16Aと第2部材16Bとを組み合わせた際の(放熱部材16の)中心軸Xを記載している。第1部材16Aの各部にはアルファベットの「A」を付し、第1部材16Aと第2部材16Bとが組み合わさってなる放熱部材16において、対応する部分を示す場合は、アルファベット「A」を省略し、番号のみで示すものとする。
第1部材16Aは、ネック部40(図1)となる半円筒部40Aとこれに連設された、碗状部42(図1)となる半碗状部42Aとを有する。
半碗状部48Aの内周面44Aから内側に(中心軸Xに向かって)突設されたステージ46A,48Aが中心軸X方向に複数段(本例では2段)設けられている。ここで、半碗状部42Aの底部50Aに近い方から、第1ステージ46A、第2ステージ48Aとする。
第1部材16Aの底部50A、第1ステージ46A、第2ステージ48Aには、それぞれ、LEDモジュール20,22,24と点灯回路ユニット14とを電気的に接続する後述の内部配線80,82,84の挿通孔となる切欠き52A,54A,56Aが設けられている。
また、第1部材16Aは第2部材16Bとの合わせ面58Aを有する。
第1部材16Aと第2部材16Bをその合わせ面同士を合わせて組み合わせると、図2に示すように、内周面44から内側に(中心軸Xに向って)円環状に突設された第1ステージ46、第2ステージ48が創出される。また、その外形は、口金12と同規格サイズの口金を有する反射鏡付きハロゲン電球における反射鏡部分の外形と近似している。すなわち、反射鏡付きハロゲン電球における反射鏡部分は一般的に碗状をしている。よって、碗状部42を反射鏡の有する碗状と同程度の大きさとすることにより、碗状部42は反射鏡部分の外形と近似することとなる。
碗状部42の底部50にはLEDモジュール20が、第1ステージ46にはLEDモジュール22が、第2ステージ48にはLEDモジュール24がそれぞれ設置されている。
図3に示すように、LEDモジュール20は円板状をしたプリント配線板60とこれに実装されたLED66とを有する。また、LEDモジュール22,24は、それぞれ、円環状をしたプリント配線板62,64とこれに実装されたLED67,68,69,70,71,72,73,74,75,76,77,78とを有する。プリント配線板62,64の各々には、円環中心軸周りに等角度間隔(本例では、60度間隔)で、LED67〜78が実装されている。LED66〜78はいずれも同じものであり、表面実装(SMD)型でレンズ付きの白色LEDである。
LEDモジュール22のLED67〜72は、プリント配線板62の配線パターン(不図示)によって電気的に直列に接続されており、同じく、LEDモジュール24のLED73〜78は、プリント配線板64の配線パターン(不図示)によって電気的に直列に接続されている。
また、底部50、第1ステージ46、第2ステージ48の厚みを必要に応じ個々に変えることで、放熱性を個々に向上させることができる。つまり、点灯回路ユニット14で発生した熱の影響をなくすために底部50の厚みを厚くすることが可能である。また、第1ステージ46のように、第2ステージ48に比べ、ステージ単位面積に対しLEDの個数が多いような場合は、熱が逃げにくいため、例えば第1ステージ46の厚みを第2ステージ48の厚みより厚くすることで放熱性の向上につながる。
図2に戻り、LEDモジュール22とLEDモジュール24とは、中心軸Xを中心として、LED67〜72とLED73〜78の配置角度が30度ずれるように第1ステージ46、第2ステージ48の各々に設けられている。すなわち、中心軸Xから碗状部42の径方向に見て、一方のステージに設けられたいずれのLEDも隣接する他方のステージに設けられたいずれのLEDと重ならない位置に各LED67〜78が配されている。このように配することで、被照射面における照度むらを可能な限り抑制することができる。
図1に戻り、プリント配線板60と回路基板32とは、挿入孔52に挿通された内部配線80を介して電気的に接続されている。また、プリント配線板62と回路基板32とは、挿通孔52,54に挿通された内部配線82を介して電気的に接続されている。さらに、プリント配線板64と回路基板32とは、挿通孔52,54,56に挿通された内部配線84を介して電気的に接続されている。そして、内部配線80,82,84同士は、回路基板32の配線パターン(不図示)で、LED66〜78が電気的に直列接続されるように接続されている。
以上、説明したようにLEDランプ10は、ハロゲン電球用の既存の照明器具に装着可能な口金12を有する。また、口金12には、反射鏡付きハロゲン電球の当該反射鏡と同様な碗形状をした放熱部材16が設けられており、口金12と放熱部材16とでLEDランプ10の外形が形成されている。このため、反射鏡付きハロゲン電球用の既存の照明器具に、スペース的にも問題なく装着可能である。
上記の構成からなるLEDランプ10を照明器具に装着し、口金12を介して給電すると13個のLED67〜78が点灯し、その各々が発熱する。
平面視すると図2に示すように、例えば、LED67に注目すると、LED67はLED73,74,68,72に囲まれているため、これら4個のLED73,74,68,72の熱の影響を良く受けるようにも思われる。
しかしながら、LED67とLED73,74とは、異なるステージに設けられており実際には同一の平面上にはない。LED73,74からLED67に至る熱伝導経路は、第2ステージ48〜碗状部42の一部〜第1ステージ46といったように、LED73,74とLED67とを同一の平面上(例えば、従来のように同一基板上)に配した場合と比較して相当に長くなる。加えて、碗状部42の上記一部の外周面は、外気に露出しているため、当該部分で大半が放熱されると考えられるため、LED67に対するLED73,74の熱の影響は少ないと考えられる。
LED68,72は、LED67と同一平面上(同一プリント配線板62上)に存するが、LED67を取り囲むものではない。
以上のとおり、LEDランプ10によれば、13個のLED66〜78のいずれも、同一平面内で他のLEDに囲まれていないため、従来のように一の基板にこれらのLEDを配した場合と比較して、各LEDは他のLEDの熱の影響を受けにくい。このため、各LED間における発光効率のばらつきを従来と比較して抑制することができると考えられる。
なお、LEDモジュール20,22,24の各々を選択的に点灯させることとしても構わない。これは、点灯回路ユニット14に公知の技術を用いた選択回路を組み込み、公知の技術で実現できるリモコンを用いることにより可能である。
これにより、全てのLEDモジュール20,22,24を点灯させる他、一のLEDモジュールを点灯させることができる。この場合、LEDモジュール20のみの場合は、いわゆる豆球程度の明るさとなるため、例えば、常夜灯として用いる場合等に好適である。
また、二つのLEDモジュールのみを点灯させることができる(LEDモジュール20,22、LEDモジュール20,24、またはLEDモジュール22,24といった組み合わせ)。これにより、LEDランプの明るさを段階的に変更することが可能となる。
<実施の形態2>
図4は実施の形態2に係る電球形LEDランプ100(以下、単に「LEDランプ100」と言う。)を正面から見た断面図であり、図1と同様に描いた図である。
実施の形態2に係るLEDランプ100は、放熱部材の形状が異なる以外は、実施の形態1に係るLEDランプ10(図1)と同様の構成である。よって、LEDランプ10と同様の構成部分については同じ符号を付してその説明については省略し、以下、異なる部分を中心に説明する。
実施の形態2の放熱部材102では、その体積を増大させるため、第1ステージ104および第2ステージ106の下方には、実施の形態1の第1および第2ステージ46,48とは異なり、ほとんど空間を設けず、放熱部材102を構成する材料(本例では、アルミニウム)で充塞することとした。換言すれば、底部と第1ステージの間、および第1ステージと第2ステージの間の碗状部の厚みを増大させた。これにより、放熱部材102の熱容量が増大するため、一層放熱性が向上し、LED66〜78(一部不図示)の昇温の程度が抑制できる。
また、前記厚みの増大によって、底部と第1ステージの間の内周面がLED66に近づき、第1ステージと第2ステージの間の内周面がLEDモジュール22のLED67〜72(一部不図示)に近づくため、両内周面が、対応するLEDの反射面となり、効率よく各LEDからの光を前方へ放射することが可能となる。
<実施の形態3>
実施の形態1,2では、第1ステージ46,104、第2ステージ48,106は、中心軸Xを中心とする環状を成したもの(中心軸Xを中心とする円周方向に一体的に形成されたもの)としたが、実施の形態3に係る電球形LEDランプ(以下、単に「LEDランプ」と言う。)では、両ステージを円周方向に複数に分割したものとし、かつ、分割された各々の部分(個別ステージのLED搭載面)の角度を変更可能に構成することとしている。
実施の形態3は、実施の形態1,2とは、口金12、点灯回路ユニット14、前面ガラス18、およびLED67〜78を共通にするため、これら構成要素の図示および説明については省略し、以下、異なる部分を中心に説明する。
図5(a)は、実施の形態3に係るLEDランプにおいて、ネック部および碗状部を有する放熱部材を構成する第1および第2部材の内、第1部材202Aを示す斜視図である。なお、不図示の第2部材は中心軸Xを対称軸として第1部材202Aと対称形をなしており、実施の形態1の場合と同様、第1および第2部材の合わせ面204A同士を合わせて組み合わせることにより放熱部材が構成される。また、以下、便宜上、第1部材202Aと第2部材(不図示)とが組み合わさった状態を想定して放熱部材202について説明する。
放熱部材202は、実施の形態1の場合と同様、ネック部206とこれに連設された碗状部208とを有する。
碗状部208の内周面210から内側に(中心軸Xに向って)突設された第1ステージ212と第2ステージ214が中心軸Xの軸心方向に2段に設けられている。
第1ステージ212と第2ステージ214とは、それぞれ、中心軸Xを中心とする円周方向に並設された複数個の(本例では6個の(3個は図5に現れていない))個別ステージ216〜218、個別ステージ219〜221で構成される。個別ステージ216〜221はいずれも同様の構成なので、ここでは、第2ステージ214を構成する個別ステージ219を代表として説明する。
図5(b)、図5(c)に、図5(a)において矢印Aの向きに見た個別ステージ219を示す。
個別ステージ219は、碗状部208の内周面210から中心軸Xに向って延出された固定部222とこれに連結された可動部224とを有する。なお、碗状部208から固定部22が延出されてなる構造は、例えばロストワックス法により鋳造することができる。あるいは、固定部222の挿入孔を碗状部208の厚み方向に開設し、別途作製された固定部222の端部を当該挿入孔に挿入することとしても構わない。
固定部222と可動部224とは、それぞれに開設された貫通孔に圧入されたストレートピン226によって連結されている。ピン226は、碗状部208の径方向と直交しており、可動部224は、ピン226の軸心周り矢印U,矢印Dの向きに回動可能に軸支されている。
可動部224におけるLED搭載面230には、方形をしたプリント基板228が固着され、プリント基板228にはLED78が実装されている。図5(b)に示す、LED搭載面230ひいてはプリント基板228の主面が中心軸Xと直交する方向と平行になっている状態を「標準状態」と称することとする。標準状態では、LED78の光は専ら中心軸Xと平行な方向に出射される。なお、全ての個別ステージ216〜221が標準状態となっている場合に、LEDランプを平面視した場合におけるLEDの配列は、図2に示す実施の形態1の場合と同様である。
上記の構成からなる個別ステージ219によれば、標準状態から可動部224を例えば指先などで回動させることにより、LED78の出射光の中心軸Xに対する角度を変更することができる。矢印Dの向きに回動させると中心軸Xに向って集光される状態が実現でき、矢印Uの向きに回動させるとワイドに照射面を照射するような配光が得られる。
なお、LED67,68,72,73,74,78は、図5(a)に現れていない他の6個も含め、ステージ毎に隣接するもの同士が内部配線232で次々と接続されて、直列に接続されている。ステージ毎に直列接続されたLEDは、内部配線234,236を介して回路基板32に接続されている。そして、ステージ毎に直列接続されたLED同士は、回路基板の配線パターンによって、直列に接続されている。
<実施の形態4>
図6は実施の形態4に係る電球形LEDランプ300(以下、単に「LEDランプ300」と言う。)を正面から見た断面図であり、図1と同様に描いた図である。
LEDランプ300は、実施の形態1のLEDランプ10(図1)に後述する光拡散部材302を追加した構成としている。光拡散部材302を有する以外、LEDランプ300は、LED10と同様の構成である。
よって、図6において、LEDランプ10(図1)と同じ構成部分については、図1と同じ符号を付して、その説明については省略し、以下、光拡散部材302を中心に説明する。
光拡散部材302は、全体的に円錐台形をしていて、その頂部を、碗状をした放熱部材16の底部に向けた姿勢で放熱部材16内に収納されている。収納された状態で、前記円錐台形の中心軸が、中心軸Xに重なっている。光拡散部材302の頂部には、凹部302Aが設けられており、凹部302A内にLED66が収納されている。光拡散部材302は、その底面が前面ガラス18と透光性を有する接着によって固着されており、前面ガラス18の放熱部材16への取り付けと同時に、放熱部材16へ組み付けられる。
光拡散部材302は、アクリル樹脂等の透光性樹脂、ガラスその他の透光性材料からなる。
このように光拡散部材302を設けることにより、LED67〜78から出射された光は、その一部が光拡散部材302の側面302Bで反射し、あるいは他の一部が光拡散部材302内部へ入射し、内部へ入射した光が当該内部で反射を繰り返して、外部へと出射される。このため、LEDランプ100全体として、LEDランプ10よりも光の出射範囲(出射角)が拡がることとなる。
(変形例)
実施の形態4のLEDランプ300において、LEDモジュール20を取り除くと共に、光反射部材302を、凹部302Aを有しない完全な円錐台形状としても構わない。
また、実施の形態2,3のLEDランプに光拡散部材302を組み込んでも構わない。
<実施の形態5>
図7は実施の形態5に係る電球形LEDランプ400(以下、単に「LEDランプ400」と言う。)を正面から見た断面図であり、図8は同平面図であって、それぞれ、図1、図2と同様に描いた図である。
実施の形態1のLEDランプ10では、中心軸X方向、口金12に近い側から、1個のLED66で構成されたLEDモジュール20、6個のLED67〜72が円環状に配された構成のLEDモジュール22、6個のLED73〜78が前記円環状よりも大きな円環状に配された構成のLEDモジュール24がこの順に配されていたが、実施の形態5のLEDランプ400では、LEDモジュールの大小関係の配列順がこの逆になっている。
すなわち、LEDランプ400では、中心軸X方向、口金に近い側から、6個のLED73〜78が円環状に配された構成のLEDモジュール402、6個のLED67〜72が前記円環状よりも小さな円環状に配された構成のLEDモジュール404、1個のLED66で構成されたLEDモジュール406がこの順に配されている。
また、実施の形態1のLEDランプ10では、点灯回路ユニット14は、回路基板32が中心軸Xと直交する姿勢で設けられた、いわゆる横置きとしたが、実施の形態5のLEDランプ400では、点灯回路ユニット408は、回路基板410が中心軸Xと平行となる姿勢で設けられた、いわゆる縦置きとしている。
上記したLEDモジュールの配列順、および点灯回路ユニットの設置方向が異なる以外は、LEDランプ400は、LEDランプ10と同様の構成である。よって、図7、図8において、LEDランプ10と実質的に同じ構成部分については、同じ符号を付してその説明については省略し、以下、異なる部分を中心にさらに説明する。
点灯回路ユニット408は、回路基板410と回路基板410に実装された複数個の電子部品412とからなる。回路基板410のシェル28に近い側の端部部分が、口金12の本体部26の内周面26Aに、中心軸Xと平行に設けられた一対の対向する溝(不図示)に挿入されて、本体部26内に収納されている。回路基板410の他端部部分は、口金12から突出し、放熱部材414の碗状部416にまで至っている。
放熱部材414は、実施の形態1と同様、面対称をした二つの部材(第1部材414A、第2部材414B)が合わさったものである。
図9は、第1部材414A、およびLEDモジュール402,404,406の斜視図であり、図3と同様に描いたものである。なお、実施の形態5でも、実施の形態1と同様、第1部材414Aの各部にはアルファベットの「A」を付し、第1部材414Aと第2部材414Bとが組み合わさってなる放熱部材414において、対応する部分を示す場合は、アルファベット「A」を省略し、番号のみで示すものとする。
第1部材414Aは、ネック部418(図7)となる半円筒部418Aとこれに連設された、碗状部416(図7)となる半碗状部416Aとを有する。なお、碗状部416は、実施の形態1とは異なり底部を有しない(図7)。
半碗状部416Aの内周面420Aから内側に(中心軸Xに向かって)突設されたステージ422A,424Aが中心軸X方向に2段設けられている。ステージ422Aは、LEDモジュール406のための後述する取付部材430の脚部434を固定するために設けられたものであり、以下、脚部固定ステージ422Aと称する。ステージ424Aは、LEDモジュール402設置用のステージであり、以下、第1ステージ424Aと称する。なお、LEDモジュール404を設置するための第2ステージ426については後述する。
第1部材414Aは第2部材414Bとの合わせ面428Aを有する。
第1部材414Aと第2部材414Bをその合わせ面同士を合わせて組み合わせると、内周面420(図8)から内側に(中心軸Xに向って)円環状に突設された脚部固定ステージ422、第1ステージ424が創出される。また、その外形が、反射鏡付きハロゲン電球における反射鏡部分の外形と近似するのは、実施の形態1と同様である。
脚部固定ステージ422には、取付部材430を介してLEDモジュール406が固定される。LEDモジュール406は、実施の形態1のLEDモジュール20(図3)と同様の構成である。取付部材430は、円板状をした台座432と台座432の外周から三方に延出された3本の脚部434とを有する。取付部材430は、熱伝導性に優れた金属、例えば、アルミニウムからなる。LEDモジュール406は、台座432に熱伝導性に優れた接着剤によって固着されている。3本の脚部434各々の先端部分は「く」字状に屈曲され、当該屈曲部が半田(不図示)などによって、脚部固定ステージ422に接合されている。
第1ステージ424には、3個のLEDモジュール402,404,406の内で最も大きいLEDモジュール402が設置されている。LEDモジュール402は、プリント配線板436が若干小さい以外は、LEモジュール24(図3)と同様の構成である。
LEDモジュール404は、プリント配線板438が若干小さい以外は、LEDモジュール22(図3)と同様の構成である。LEDモジュール404は、固定部材440を介して、碗状部416に取り付けられる。
固定部材440は、円環状部442と円環状部442の外周から等角度間隔で放射状に延出された6本の腕部446とからなる。腕部446の先端面は、碗状部416の内周面420の傾斜(曲面)に合わせてカットされている。
固定部材440は、円環状部442の中心軸を中心軸Xと一致させた状態で、碗状部416に嵌め込まれる。このとき、図8に示すように、平面視で腕部446のいずれもが、LEDモジュール402を構成するLED73〜78と重ならないように嵌め込まれる。ここで、隣接するLED間の真ん中に腕部446の各々が位置するように嵌め込まれるのが好ましい。
嵌め込まれた状態で、腕部446各々の先端面は、碗状部416の内周面と略全面で接触している。この状態で、腕部446各々の先端部部分が不図示の半田などで碗状部416に接合され、碗状部416と一体となる。これにより、固定部材440は、放熱部材414の一部となり、碗状部416の内周面420から内側に(中心軸Xに向って)突設された第2ステージ426を構成する。
LEDモジュール404は、第2ステージ426の円環状部442に設置されている。
なお、LEDモジュール402,404,406の各々と点灯回路ユニット408とは、放熱部材414の中空部を挿通された不図示の配線によって電気的に接続されている。
以上の構成からなるLEDランプ400によれば、13個のLED66〜78のいずれも、同一平面内で他のLEDに囲まれていないため、従来のように一の基板にこれらのLEDを配した場合と比較して、各LEDは他のLEDの熱の影響を受けにくく、その結果、各LED間における発光効率のばらつきを従来と比較して抑制することができると考えられるのは、実施の形態1の場合と同様である。
以上、電球形LEDランプの実施の形態について説明してきたが、照明器具と当該照明器具に装着された上記いずれかの実施の形態に係る電球形LEDランプとで照明装置を構成することも可能である。この場合、上述した通り、当該電球形LEDランプは、口金に取り付けられた放熱部材の外形を、反射鏡付きハロゲン電球の反射鏡の形状(外形)と同様の形状(外形)、すなわち碗状としているため、反射鏡付きハロゲン電球用の照明器具(例えば、ダウンライトタイプの照明器具)と好適に組み合わせて照明装置とすることができる。
また、電球形LEDランプの実施の形態は上記の形態に限らないことは勿論であり、例えば、以下のような形態とすることもできる。
(1)実施の形態1,2,4,5では、中心軸Xの方向上下2段にステージを設けたが、ステージの数は2段(2個)に限らず3段(3個)以上でも構わない。反射鏡付きハロゲン電球の代替光源とすることを主な目的とするため、代替されるハロゲン電球のサイズによって反射鏡の大きさが異なる。よって、当該反射鏡の大きさに合わせて形成される放熱部材の大きさも異なってくるため、放熱部材の大きさに依って設けるステージの個数(段数)も変更されるからである。
(2)実施の形態1,2では、放熱部材の碗状部底部にもLED66を設けることとしたが、当該底部のLEDは必ずしも必要ない。当該LEDを設けないこととした場合には、碗状部の底部をその分、点灯回路ユニット14の存する側とは反対側に底上げすることにより、点灯回路ユニット14の収納スペースを広げることが可能となる。
(3)実施の形態3では、標準状態において、個別ステージ216,217,218のLED搭載面が同一平面上にあり、個別ステージ219,220,221のLED搭載面が同一平面上にあるように、個別ステージ各々を配置したが、これに限らず、例えば、以下のように各個別ステージを配置しても構わない。
すなわち、個別ステージのLED搭載面が、中心軸Xを旋回軸とする仮想螺旋線上に並ぶように、各個別ステージを配しても構わない。この場合の螺旋は、碗状部の開口部に近くなるほど中心軸Xからの距離が長くなる、いわゆる末広がりの螺旋状とすることが好ましい。また、当然のことながら、中心軸X方向から見て、いずれのLEDも他のLEDと重ならないようにすることが好ましい。
また、上記に関わらず、その他、配置は任意である。要は、中心軸X方向から見て、LED同士が重ならないような配置であれば構わない。
(4)実施の形態3では、一の個別ステージには、LEDを1個搭載することとしたが、搭載するLEDの個数は1個に限らない。すなわち、使用する複数個のLEDを2個のLED毎に、あるいは3個のLED毎に(すなわち、所定個数のLED毎に)各個別ステージ設けても構わない。
また、個別ステージ間で搭載するLEDの個数が異なっていても構わない。
(5)また、ステージに関し、実施の形態1,2,4または5の構成と実施の形態3とを混合させた形態とすることもできる。例えば、第1ステージは、実施の形態1または2の第1ステージの構成とし、第2ステージを実施の形態3の個別ステージ群で構成することができ、またその逆も可能である。
要は、複数段に設けるステージの内、少なくとも一のステージを実施の形態3のような個別ステージ群とすることができるのである。
本発明に係る電球形LEDランプは、例えば、反射鏡付きハロゲン電球の代替光源として好適に利用可能である。
10,100,300,400 電球形LEDランプ
12 口金
14,408 点灯回路ユニット
16,102,202,414 放熱部材
42,208 碗状部
46,104,212,424 第1ステージ
48,106,214,426 第2ステージ
66〜78 LED
216〜221 個別ステージ
230 搭載面
本発明は、電球形LEDランプおよび照明装置に関し、例えば、反射鏡付きハロゲン電球の代替光源として好適な電球形LEDランプおよびこれを備えた照明装置に関する。
反射鏡付きハロゲン電球は、凹面の反射面を有する碗状をした反射鏡とハロゲン電球とを組み合わせてなるものであり、例えば、ダウンライトタイプの照明器具に装着され、店舗や美術館などのスポット照明として使用されている。
ところで、寿命による交換頻度を低減すると共に省電力化を図るため、ハロゲン電球よりも長寿命で消費電力の少ないLED(発光ダイオード)を光源とする電球形LEDランプの開発が進められている。電球形LEDランプを反射鏡付きハロゲン電球の代替光源とするには、既存の照明器具に取付可能とするため、その外形をできるだけ反射鏡付きハロゲン電球に近似させたものとする必要がある。
また、近年のLEDの高輝度化にはめざましいものがあるものの、未だLED1個の明るさはハロゲン電球と比較して格段に低いため、LEDを複数個用いる必要がある。特許文献1には、反射鏡付きハロゲン電球における反射鏡の開口部相当位置に円板状をした基板を設け、当該基板に複数個のLEDが実装されてなる電球形LEDランプが開示されている。
特開2005−286267号公報
しかしながら、上記従来の電球形LEDランプでは、点灯中、基板の中央およびその近傍に実装されたLEDほどその周囲に実装されたLEDからの熱の影響を受け、基板の周縁部に実装されたLEDよりも温度が高くなる。その結果、基板の中央部に近いLEDほど発光効率が低くなってしまう。発光効率の不均一を解消するため、基板の周縁部(円周上)に沿って一列にLEDを実装することも考えられるが、そうすると、LEDの総実装個数が少なくなるため光量が減少してしまう。
本発明は、上記した課題に鑑み、可能な限り、LEDの個数を減らすことなく、各LED間における発光効率のばらつきを抑制した電球形LEDランプを提供することを目的とする。また、そのような電球形LEDランプを備えた照明装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る電球形LEDランプは、複数個のLEDと、口金と、当該口金を介して供給される商用電力を前記複数のLEDを発光させるための電力に変換する点灯回路とを有する電球形LEDランプであって、碗状部を有する放熱部材を備え、前記碗状部の内周面から内側に突設されたステージが、当該碗状部の軸心方向に少なくとも2段に設けられており、各ステージの、前記軸心を中心とする円周方向に前記複数個のLEDが列設されていることを特徴とする。
上記の構成からなる電球形LEDランプによれば、各ステージには、碗状部の軸心を中心とする円周方向にLEDが列設されているため、各ステージにおいて、一のLEDが他のLEDで囲まれることはない。また、前記一のLEDと当該一のLEDが設けられたステージと隣接するステージに設けられた他のLEDとの間には、碗状部の一部が存在するため、その分、両LEDを同一平面上に設けた上記従来の場合と比較して熱伝導経路が長くなり、相互に相手方のLEDの熱の影響を受けにくくなる。また、碗状部の前記一部の外周面は外気に露出するので、当該部分で大半が放熱されると考えられるため、これによっても相手方のLEDの熱の影響を受けにくくなる。したがって、点灯中における各LED間の温度のばらつきは、上記従来よりも低減できるため、各LED間における発光効率のばらつきを可能な限り抑制することができる。
また、少なくとも2段に設けた各ステージの円周方向にLEDを列設しているため、すなわち、少なくとも2重の円周上にLEDを列設しているため、発光効率の不均一を解消するためには一の円周上に一列にLEDを設けざるを得ない上記従来のLEDランプと比較して、LEDの個数を低減する必要がない。
また、上記の目的を達成するため、本発明に係る電球形LEDランプは、複数個のLEDと、口金と、当該口金を介して供給される商用電力を前記複数のLEDを発光させるための電力に変換する点灯回路とを有する電球形LEDランプであって、碗状部を有する放熱部材を備え、前記碗状部の内周面から内側に突設された個別ステージが前記LED毎に設けられており、各個別ステージは、当該個別ステージのLED搭載面に搭載されたLEDを前記碗状部の軸心方向から見て、いずれのLEDも他のLEDと重ならない位置に設けられており、かつ、前記LED搭載面の角度が変更可能に構成されていることを特徴とする。
上記の構成からなる電球形LEDランプによれば、前記碗状部の内周面から内側に突設された個別ステージにLEDが搭載されているため、あるLEDが搭載された個別ステージと他のLEDが搭載された個別ステージとの間には、碗状部の一部が存在するため、その分、両LEDを同一平面上に設けた上記従来の場合と比較して熱伝導経路が長くなり、相互に相手方のLEDの熱の影響を受けにくくなる。また、碗状部の前記一部の外周面は外気に露出するので、当該部分で大半が放熱されると考えられるため、これによっても相手方のLEDの熱の影響を受けにくくなる。したがって、点灯中における各LED間の温度のばらつきは、上記従来よりも低減できるため、各LED間における発光効率のばらつきを可能な限り抑制することができる。
また、個別ステージの各々は、碗状部の軸心方向から見てLEDが重ならない限り、その内周面の任意の位置から突設できるため、発光効率の不均一を解消するためには一の円周上に一列にLEDを設けざるを得ない上記従来のLEDランプと比較して、LEDの個数を低減する必要がない。
さらに、個別ステージにおけるLED搭載面の角度を変えることができるため、ランプ全体の配光特性を変更することが可能となる。
また、上記の目的を達成するため、本発明に係る照明装置は、照明器具と、当該照明器具に装着された上記の電球形LEDランプとを備えることを特徴とし、上述した電球形LEDランプと同様の効果を奏する。
実施の形態1に係る電球形LEDランプを正面から見た断面図である。 上記電球形LEDランプの平面図である。 上記電球形LEDランプの構成部材である第1部材および3個のLEDモジュールの斜視図である。 実施の形態2に係る電球形LEDランプを正面から見た断面図である。 (a)は、実施の形態3に係る電球形LEDランプにおいて、ネック部および碗状部を有する放熱部材を構成する第1および第2部材の内、主として第1部材を示す斜視図であり、(b)、(c)は、主として、個別ステージを側方から見た図である。 実施の形態4に係る電球形LEDランプを正面から見た断面図である。 実施の形態5に係る電球形LEDランプを正面から見た断面図である。 実施の形態5に係る電球形LEDランプの平面図である。 実施の形態5に係る電球形LEDランプの構成部材である第1部材および3個のLEDモジュールの斜視図である。
以下、本発明に係る電球形LEDランプの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。ここで、電球形LEDランプとは、後述するような口金を有し、ハロゲン電球その他の白熱電球用のソケットにそのまま装着して使用できるものを言う。
<実施の形態1>
図1は実施の形態1に係る電球形LEDランプ10(以下、単に「LEDランプ10」と言う。)を正面から見た断面図であり、図2は同平面図である。なお、図2は、後述する前面ガラス18を取り除いた状態で描いている。
反射鏡付きLED電球10は、口金12、点灯回路ユニット14、放熱部材16、前面ガラス18、LEDモジュール20,22,24等で構成される。
口金12は、電気絶縁材料からなる本体部26を有する。本体部26の一端部部分は略円筒形に形成されており、当該円筒部分にシェル28が嵌めこまれている。また、円筒部分の一端部側は略円錐台形に形成されており、当該円錐台の頂部には、アイレット30が固着されている。口金12は、既存の白熱電球用の照明器具のソケットに装着とする規格(例えば、JIS規格)に合致したものである。
本体部26の前記円筒部分の他端部には、アイレット30から遠ざかる程内部空間が広がる中空形状に形成されていて、当該中空部内に点灯回路ユニット14が収納されている。
点灯回路ユニット14は、回路基板32と回路基板32に実装された複数の電子部品34とからなる。点灯回路ユニット14とアイレット30とは第1リード線36で、点灯回路ユニット14とシェル28とは第2リード線38でそれぞれ電気的に接続されている。点灯回路ユニット14は、アイレット30およびシェル28並びに第1リード線36および第2リード線38を介して供給される商用交流電力を、LEDモジュール20,22,24を点灯させるための電力に変換して、LEDモジュール20,22,24に給電する。
放熱部材16は、アルミニウム等の良熱伝導性材料からなり、ネック部40とこれに連設された碗状部42とを有する。図1、図2においてネック部40および碗状部42の中心軸Xを一点鎖線で示す。
ネック部40は略円筒形をしていて、口金12の本体部26の開口部から挿入されて本体部26に固定されている。この固定には、接着剤、その中でも、シリコン樹脂、熱伝導性の良い接着剤(例えば熱グリスなどを含む接着剤)(いずれも不図示)等を用いることができる。
放熱部材16は、面対称形をした二つの部材(第1部材16A、第2部材16B)が合わさったものである。
図3に、第1部材16AおよびLEDモジュール20,22,24の斜視図を示す。なお、図3においても、第1部材16Aと第2部材16Bとを組み合わせた際の(放熱部材16の)中心軸Xを記載している。第1部材16Aの各部にはアルファベットの「A」を付し、第1部材16Aと第2部材16Bとが組み合わさってなる放熱部材16において、対応する部分を示す場合は、アルファベット「A」を省略し、番号のみで示すものとする。
第1部材16Aは、ネック部40(図1)となる半円筒部40Aとこれに連設された、碗状部42(図1)となる半碗状部42Aとを有する。
半碗状部48Aの内周面44Aから内側に(中心軸Xに向かって)突設されたステージ46A,48Aが中心軸X方向に複数段(本例では2段)設けられている。ここで、半碗状部42Aの底部50Aに近い方から、第1ステージ46A、第2ステージ48Aとする。
第1部材16Aの底部50A、第1ステージ46A、第2ステージ48Aには、それぞれ、LEDモジュール20,22,24と点灯回路ユニット14とを電気的に接続する後述の内部配線80,82,84の挿通孔となる切欠き52A,54A,56Aが設けられている。
また、第1部材16Aは第2部材16Bとの合わせ面58Aを有する。
第1部材16Aと第2部材16Bをその合わせ面同士を合わせて組み合わせると、図2に示すように、内周面44から内側に(中心軸Xに向って)円環状に突設された第1ステージ46、第2ステージ48が創出される。また、その外形は、口金12と同規格サイズの口金を有する反射鏡付きハロゲン電球における反射鏡部分の外形と近似している。すなわち、反射鏡付きハロゲン電球における反射鏡部分は一般的に碗状をしている。よって、碗状部42を反射鏡の有する碗状と同程度の大きさとすることにより、碗状部42は反射鏡部分の外形と近似することとなる。
碗状部42の底部50にはLEDモジュール20が、第1ステージ46にはLEDモジュール22が、第2ステージ48にはLEDモジュール24がそれぞれ設置されている。
図3に示すように、LEDモジュール20は円板状をしたプリント配線板60とこれに実装されたLED66とを有する。また、LEDモジュール22,24は、それぞれ、円環状をしたプリント配線板62,64とこれに実装されたLED67,68,69,70,71,72,73,74,75,76,77,78とを有する。プリント配線板62,64の各々には、円環中心軸周りに等角度間隔(本例では、60度間隔)で、LED67〜78が実装されている。LED66〜78はいずれも同じものであり、表面実装(SMD)型でレンズ付きの白色LEDである。
LEDモジュール22のLED67〜72は、プリント配線板62の配線パターン(不図示)によって電気的に直列に接続されており、同じく、LEDモジュール24のLED73〜78は、プリント配線板64の配線パターン(不図示)によって電気的に直列に接続されている。
また、底部50、第1ステージ46、第2ステージ48の厚みを必要に応じ個々に変えることで、放熱性を個々に向上させることができる。つまり、点灯回路ユニット14で発生した熱の影響をなくすために底部50の厚みを厚くすることが可能である。また、第1ステージ46のように、第2ステージ48に比べ、ステージ単位面積に対しLEDの個数が多いような場合は、熱が逃げにくいため、例えば第1ステージ46の厚みを第2ステージ48の厚みより厚くすることで放熱性の向上につながる。
図2に戻り、LEDモジュール22とLEDモジュール24とは、中心軸Xを中心として、LED67〜72とLED73〜78の配置角度が30度ずれるように第1ステージ46、第2ステージ48の各々に設けられている。すなわち、中心軸Xから碗状部42の径方向に見て、一方のステージに設けられたいずれのLEDも隣接する他方のステージに設けられたいずれのLEDと重ならない位置に各LED67〜78が配されている。このように配することで、被照射面における照度むらを可能な限り抑制することができる。
図1に戻り、プリント配線板60と回路基板32とは、挿入孔52に挿通された内部配線80を介して電気的に接続されている。また、プリント配線板62と回路基板32とは、挿通孔52,54に挿通された内部配線82を介して電気的に接続されている。さらに、プリント配線板64と回路基板32とは、挿通孔52,54,56に挿通された内部配線84を介して電気的に接続されている。そして、内部配線80,82,84同士は、回路基板32の配線パターン(不図示)で、LED66〜78が電気的に直列接続されるように接続されている。
以上、説明したようにLEDランプ10は、ハロゲン電球用の既存の照明器具に装着可能な口金12を有する。また、口金12には、反射鏡付きハロゲン電球の当該反射鏡と同様な碗形状をした放熱部材16が設けられており、口金12と放熱部材16とでLEDランプ10の外形が形成されている。このため、反射鏡付きハロゲン電球用の既存の照明器具に、スペース的にも問題なく装着可能である。
上記の構成からなるLEDランプ10を照明器具に装着し、口金12を介して給電すると13個のLED67〜78が点灯し、その各々が発熱する。
平面視すると図2に示すように、例えば、LED67に注目すると、LED67はLED73,74,68,72に囲まれているため、これら4個のLED73,74,68,72の熱の影響を良く受けるようにも思われる。
しかしながら、LED67とLED73,74とは、異なるステージに設けられており実際には同一の平面上にはない。LED73,74からLED67に至る熱伝導経路は、第2ステージ48〜碗状部42の一部〜第1ステージ46といったように、LED73,74とLED67とを同一の平面上(例えば、従来のように同一基板上)に配した場合と比較して相当に長くなる。加えて、碗状部42の上記一部の外周面は、外気に露出しているため、当該部分で大半が放熱されると考えられるため、LED67に対するLED73,74の熱の影響は少ないと考えられる。
LED68,72は、LED67と同一平面上(同一プリント配線板62上)に存するが、LED67を取り囲むものではない。
以上のとおり、LEDランプ10によれば、13個のLED66〜78のいずれも、同一平面内で他のLEDに囲まれていないため、従来のように一の基板にこれらのLEDを配した場合と比較して、各LEDは他のLEDの熱の影響を受けにくい。このため、各LED間における発光効率のばらつきを従来と比較して抑制することができると考えられる。
なお、LEDモジュール20,22,24の各々を選択的に点灯させることとしても構わない。これは、点灯回路ユニット14に公知の技術を用いた選択回路を組み込み、公知の技術で実現できるリモコンを用いることにより可能である。
これにより、全てのLEDモジュール20,22,24を点灯させる他、一のLEDモジュールを点灯させることができる。この場合、LEDモジュール20のみの場合は、いわゆる豆球程度の明るさとなるため、例えば、常夜灯として用いる場合等に好適である。
また、二つのLEDモジュールのみを点灯させることができる(LEDモジュール20,22、LEDモジュール20,24、またはLEDモジュール22,24といった組み合わせ)。これにより、LEDランプの明るさを段階的に変更することが可能となる。
<実施の形態2>
図4は実施の形態2に係る電球形LEDランプ100(以下、単に「LEDランプ100」と言う。)を正面から見た断面図であり、図1と同様に描いた図である。
実施の形態2に係るLEDランプ100は、放熱部材の形状が異なる以外は、実施の形態1に係るLEDランプ10(図1)と同様の構成である。よって、LEDランプ10と同様の構成部分については同じ符号を付してその説明については省略し、以下、異なる部分を中心に説明する。
実施の形態2の放熱部材102では、その体積を増大させるため、第1ステージ104および第2ステージ106の下方には、実施の形態1の第1および第2ステージ46,48とは異なり、ほとんど空間を設けず、放熱部材102を構成する材料(本例では、アルミニウム)で充塞することとした。換言すれば、底部と第1ステージの間、および第1ステージと第2ステージの間の碗状部の厚みを増大させた。これにより、放熱部材102の熱容量が増大するため、一層放熱性が向上し、LED66〜78(一部不図示)の昇温の程度が抑制できる。
また、前記厚みの増大によって、底部と第1ステージの間の内周面がLED66に近づき、第1ステージと第2ステージの間の内周面がLEDモジュール22のLED67〜72(一部不図示)に近づくため、両内周面が、対応するLEDの反射面となり、効率よく各LEDからの光を前方へ放射することが可能となる。
<実施の形態3>
実施の形態1,2では、第1ステージ46,104、第2ステージ48,106は、中心軸Xを中心とする環状を成したもの(中心軸Xを中心とする円周方向に一体的に形成されたもの)としたが、実施の形態3に係る電球形LEDランプ(以下、単に「LEDランプ」と言う。)では、両ステージを円周方向に複数に分割したものとし、かつ、分割された各々の部分(個別ステージのLED搭載面)の角度を変更可能に構成することとしている。
実施の形態3は、実施の形態1,2とは、口金12、点灯回路ユニット14、前面ガラス18、およびLED67〜78を共通にするため、これら構成要素の図示および説明については省略し、以下、異なる部分を中心に説明する。
図5(a)は、実施の形態3に係るLEDランプにおいて、ネック部および碗状部を有する放熱部材を構成する第1および第2部材の内、第1部材202Aを示す斜視図である。なお、不図示の第2部材は中心軸Xを対称軸として第1部材202Aと対称形をなしており、実施の形態1の場合と同様、第1および第2部材の合わせ面204A同士を合わせて組み合わせることにより放熱部材が構成される。また、以下、便宜上、第1部材202Aと第2部材(不図示)とが組み合わさった状態を想定して放熱部材202について説明する。
放熱部材202は、実施の形態1の場合と同様、ネック部206とこれに連設された碗状部208とを有する。
碗状部208の内周面210から内側に(中心軸Xに向って)突設された第1ステージ212と第2ステージ214が中心軸Xの軸心方向に2段に設けられている。
第1ステージ212と第2ステージ214とは、それぞれ、中心軸Xを中心とする円周方向に並設された複数個の(本例では6個の(3個は図5に現れていない))個別ステージ216〜218、個別ステージ219〜221で構成される。個別ステージ216〜221はいずれも同様の構成なので、ここでは、第2ステージ214を構成する個別ステージ219を代表として説明する。
図5(b)、図5(c)に、図5(a)において矢印Aの向きに見た個別ステージ219を示す。
個別ステージ219は、碗状部208の内周面210から中心軸Xに向って延出された固定部222とこれに連結された可動部224とを有する。なお、碗状部208から固定部22が延出されてなる構造は、例えばロストワックス法により鋳造することができる。あるいは、固定部222の挿入孔を碗状部208の厚み方向に開設し、別途作製された固定部222の端部を当該挿入孔に挿入することとしても構わない。
固定部222と可動部224とは、それぞれに開設された貫通孔に圧入されたストレートピン226によって連結されている。ピン226は、碗状部208の径方向と直交しており、可動部224は、ピン226の軸心周り矢印U,矢印Dの向きに回動可能に軸支されている。
可動部224におけるLED搭載面230には、方形をしたプリント基板228が固着され、プリント基板228にはLED78が実装されている。図5(b)に示す、LED搭載面230ひいてはプリント基板228の主面が中心軸Xと直交する方向と平行になっている状態を「標準状態」と称することとする。標準状態では、LED78の光は専ら中心軸Xと平行な方向に出射される。なお、全ての個別ステージ216〜221が標準状態となっている場合に、LEDランプを平面視した場合におけるLEDの配列は、図2に示す実施の形態1の場合と同様である。
上記の構成からなる個別ステージ219によれば、標準状態から可動部224を例えば指先などで回動させることにより、LED78の出射光の中心軸Xに対する角度を変更することができる。矢印Dの向きに回動させると中心軸Xに向って集光される状態が実現でき、矢印Uの向きに回動させるとワイドに照射面を照射するような配光が得られる。
なお、LED67,68,72,73,74,78は、図5(a)に現れていない他の6個も含め、ステージ毎に隣接するもの同士が内部配線232で次々と接続されて、直列に接続されている。ステージ毎に直列接続されたLEDは、内部配線234,236を介して回路基板32に接続されている。そして、ステージ毎に直列接続されたLED同士は、回路基板の配線パターンによって、直列に接続されている。
<実施の形態4>
図6は実施の形態4に係る電球形LEDランプ300(以下、単に「LEDランプ300」と言う。)を正面から見た断面図であり、図1と同様に描いた図である。
LEDランプ300は、実施の形態1のLEDランプ10(図1)に後述する光拡散部材302を追加した構成としている。光拡散部材302を有する以外、LEDランプ300は、LED10と同様の構成である。
よって、図6において、LEDランプ10(図1)と同じ構成部分については、図1と同じ符号を付して、その説明については省略し、以下、光拡散部材302を中心に説明する。
光拡散部材302は、全体的に円錐台形をしていて、その頂部を、碗状をした放熱部材16の底部に向けた姿勢で放熱部材16内に収納されている。収納された状態で、前記円錐台形の中心軸が、中心軸Xに重なっている。光拡散部材302の頂部には、凹部302Aが設けられており、凹部302A内にLED66が収納されている。光拡散部材302は、その底面が前面ガラス18と透光性を有する接着によって固着されており、前面ガラス18の放熱部材16への取り付けと同時に、放熱部材16へ組み付けられる。
光拡散部材302は、アクリル樹脂等の透光性樹脂、ガラスその他の透光性材料からなる。
このように光拡散部材302を設けることにより、LED67〜78から出射された光は、その一部が光拡散部材302の側面302Bで反射し、あるいは他の一部が光拡散部材302内部へ入射し、内部へ入射した光が当該内部で反射を繰り返して、外部へと出射される。このため、LEDランプ100全体として、LEDランプ10よりも光の出射範囲(出射角)が拡がることとなる。
(変形例)
実施の形態4のLEDランプ300において、LEDモジュール20を取り除くと共に、光反射部材302を、凹部302Aを有しない完全な円錐台形状としても構わない。
また、実施の形態2,3のLEDランプに光拡散部材302を組み込んでも構わない。
<実施の形態5>
図7は実施の形態5に係る電球形LEDランプ400(以下、単に「LEDランプ400」と言う。)を正面から見た断面図であり、図8は同平面図であって、それぞれ、図1、図2と同様に描いた図である。
実施の形態1のLEDランプ10では、中心軸X方向、口金12に近い側から、1個のLED66で構成されたLEDモジュール20、6個のLED67〜72が円環状に配された構成のLEDモジュール22、6個のLED73〜78が前記円環状よりも大きな円環状に配された構成のLEDモジュール24がこの順に配されていたが、実施の形態5のLEDランプ400では、LEDモジュールの大小関係の配列順がこの逆になっている。
すなわち、LEDランプ400では、中心軸X方向、口金に近い側から、6個のLED73〜78が円環状に配された構成のLEDモジュール402、6個のLED67〜72が前記円環状よりも小さな円環状に配された構成のLEDモジュール404、1個のLED66で構成されたLEDモジュール406がこの順に配されている。
また、実施の形態1のLEDランプ10では、点灯回路ユニット14は、回路基板32が中心軸Xと直交する姿勢で設けられた、いわゆる横置きとしたが、実施の形態5のLEDランプ400では、点灯回路ユニット408は、回路基板410が中心軸Xと平行となる姿勢で設けられた、いわゆる縦置きとしている。
上記したLEDモジュールの配列順、および点灯回路ユニットの設置方向が異なる以外は、LEDランプ400は、LEDランプ10と同様の構成である。よって、図7、図8において、LEDランプ10と実質的に同じ構成部分については、同じ符号を付してその説明については省略し、以下、異なる部分を中心にさらに説明する。
点灯回路ユニット408は、回路基板410と回路基板410に実装された複数個の電子部品412とからなる。回路基板410のシェル28に近い側の端部部分が、口金12の本体部26の内周面26Aに、中心軸Xと平行に設けられた一対の対向する溝(不図示)に挿入されて、本体部26内に収納されている。回路基板410の他端部部分は、口金12から突出し、放熱部材414の碗状部416にまで至っている。
放熱部材414は、実施の形態1と同様、面対称をした二つの部材(第1部材414A、第2部材414B)が合わさったものである。
図9は、第1部材414A、およびLEDモジュール402,404,406の斜視図であり、図3と同様に描いたものである。なお、実施の形態5でも、実施の形態1と同様、第1部材414Aの各部にはアルファベットの「A」を付し、第1部材414Aと第2部材414Bとが組み合わさってなる放熱部材414において、対応する部分を示す場合は、アルファベット「A」を省略し、番号のみで示すものとする。
第1部材414Aは、ネック部418(図7)となる半円筒部418Aとこれに連設された、碗状部416(図7)となる半碗状部416Aとを有する。なお、碗状部416は、実施の形態1とは異なり底部を有しない(図7)。
半碗状部416Aの内周面420Aから内側に(中心軸Xに向かって)突設されたステージ422A,424Aが中心軸X方向に2段設けられている。ステージ422Aは、LEDモジュール406のための後述する取付部材430の脚部434を固定するために設けられたものであり、以下、脚部固定ステージ422Aと称する。ステージ424Aは、LEDモジュール402設置用のステージであり、以下、第1ステージ424Aと称する。なお、LEDモジュール404を設置するための第2ステージ426については後述する。
第1部材414Aは第2部材414Bとの合わせ面428Aを有する。
第1部材414Aと第2部材414Bをその合わせ面同士を合わせて組み合わせると、内周面420(図8)から内側に(中心軸Xに向って)円環状に突設された脚部固定ステージ422、第1ステージ424が創出される。また、その外形が、反射鏡付きハロゲン電球における反射鏡部分の外形と近似するのは、実施の形態1と同様である。
脚部固定ステージ422には、取付部材430を介してLEDモジュール406が固定される。LEDモジュール406は、実施の形態1のLEDモジュール20(図3)と同様の構成である。取付部材430は、円板状をした台座432と台座432の外周から三方に延出された3本の脚部434とを有する。取付部材430は、熱伝導性に優れた金属、例えば、アルミニウムからなる。LEDモジュール406は、台座432に熱伝導性に優れた接着剤によって固着されている。3本の脚部434各々の先端部分は「く」字状に屈曲され、当該屈曲部が半田(不図示)などによって、脚部固定ステージ422に接合されている。
第1ステージ424には、3個のLEDモジュール402,404,406の内で最も大きいLEDモジュール402が設置されている。LEDモジュール402は、プリント配線板436が若干小さい以外は、LEモジュール24(図3)と同様の構成である。
LEDモジュール404は、プリント配線板438が若干小さい以外は、LEDモジュール22(図3)と同様の構成である。LEDモジュール404は、固定部材440を介して、碗状部416に取り付けられる。
固定部材440は、円環状部442と円環状部442の外周から等角度間隔で放射状に延出された6本の腕部446とからなる。腕部446の先端面は、碗状部416の内周面420の傾斜(曲面)に合わせてカットされている。
固定部材440は、円環状部442の中心軸を中心軸Xと一致させた状態で、碗状部416に嵌め込まれる。このとき、図8に示すように、平面視で腕部446のいずれもが、LEDモジュール402を構成するLED73〜78と重ならないように嵌め込まれる。ここで、隣接するLED間の真ん中に腕部446の各々が位置するように嵌め込まれるのが好ましい。
嵌め込まれた状態で、腕部446各々の先端面は、碗状部416の内周面と略全面で接触している。この状態で、腕部446各々の先端部部分が不図示の半田などで碗状部416に接合され、碗状部416と一体となる。これにより、固定部材440は、放熱部材414の一部となり、碗状部416の内周面420から内側に(中心軸Xに向って)突設された第2ステージ426を構成する。
LEDモジュール404は、第2ステージ426の円環状部442に設置されている。
なお、LEDモジュール402,404,406の各々と点灯回路ユニット408とは、放熱部材414の中空部を挿通された不図示の配線によって電気的に接続されている。
以上の構成からなるLEDランプ400によれば、13個のLED66〜78のいずれも、同一平面内で他のLEDに囲まれていないため、従来のように一の基板にこれらのLEDを配した場合と比較して、各LEDは他のLEDの熱の影響を受けにくく、その結果、各LED間における発光効率のばらつきを従来と比較して抑制することができると考えられるのは、実施の形態1の場合と同様である。
以上、電球形LEDランプの実施の形態について説明してきたが、照明器具と当該照明器具に装着された上記いずれかの実施の形態に係る電球形LEDランプとで照明装置を構成することも可能である。この場合、上述した通り、当該電球形LEDランプは、口金に取り付けられた放熱部材の外形を、反射鏡付きハロゲン電球の反射鏡の形状(外形)と同様の形状(外形)、すなわち碗状としているため、反射鏡付きハロゲン電球用の照明器具(例えば、ダウンライトタイプの照明器具)と好適に組み合わせて照明装置とすることができる。
また、電球形LEDランプの実施の形態は上記の形態に限らないことは勿論であり、例えば、以下のような形態とすることもできる。
(1)実施の形態1,2,4,5では、中心軸Xの方向上下2段にステージを設けたが、ステージの数は2段(2個)に限らず3段(3個)以上でも構わない。反射鏡付きハロゲン電球の代替光源とすることを主な目的とするため、代替されるハロゲン電球のサイズによって反射鏡の大きさが異なる。よって、当該反射鏡の大きさに合わせて形成される放熱部材の大きさも異なってくるため、放熱部材の大きさに依って設けるステージの個数(段数)も変更されるからである。
(2)実施の形態1,2では、放熱部材の碗状部底部にもLED66を設けることとしたが、当該底部のLEDは必ずしも必要ない。当該LEDを設けないこととした場合には、碗状部の底部をその分、点灯回路ユニット14の存する側とは反対側に底上げすることにより、点灯回路ユニット14の収納スペースを広げることが可能となる。
(3)実施の形態3では、標準状態において、個別ステージ216,217,218のLED搭載面が同一平面上にあり、個別ステージ219,220,221のLED搭載面が同一平面上にあるように、個別ステージ各々を配置したが、これに限らず、例えば、以下のように各個別ステージを配置しても構わない。
すなわち、個別ステージのLED搭載面が、中心軸Xを旋回軸とする仮想螺旋線上に並ぶように、各個別ステージを配しても構わない。この場合の螺旋は、碗状部の開口部に近くなるほど中心軸Xからの距離が長くなる、いわゆる末広がりの螺旋状とすることが好ましい。また、当然のことながら、中心軸X方向から見て、いずれのLEDも他のLEDと重ならないようにすることが好ましい。
また、上記に関わらず、その他、配置は任意である。要は、中心軸X方向から見て、LED同士が重ならないような配置であれば構わない。
(4)実施の形態3では、一の個別ステージには、LEDを1個搭載することとしたが、搭載するLEDの個数は1個に限らない。すなわち、使用する複数個のLEDを2個のLED毎に、あるいは3個のLED毎に(すなわち、所定個数のLED毎に)各個別ステージ設けても構わない。
また、個別ステージ間で搭載するLEDの個数が異なっていても構わない。
(5)また、ステージに関し、実施の形態1,2,4または5の構成と実施の形態3とを混合させた形態とすることもできる。例えば、第1ステージは、実施の形態1または2の第1ステージの構成とし、第2ステージを実施の形態3の個別ステージ群で構成することができ、またその逆も可能である。
要は、複数段に設けるステージの内、少なくとも一のステージを実施の形態3のような個別ステージ群とすることができるのである。
本発明に係る電球形LEDランプは、例えば、反射鏡付きハロゲン電球の代替光源として好適に利用可能である。
10,100,300,400 電球形LEDランプ
12 口金
14,408 点灯回路ユニット
16,102,202,414 放熱部材
42,208 碗状部
46,104,212,424 第1ステージ
48,106,214,426 第2ステージ
66〜78 LED
216〜221 個別ステージ
230 搭載面

Claims (6)

  1. 複数個のLEDと、口金と、当該口金を介して供給される商用電力を前記複数のLEDを発光させるための電力に変換する点灯回路とを有する電球形LEDランプであって、
    碗状部を有する放熱部材を備え、
    前記碗状部の内周面から内側に突設されたステージが、当該碗状部の軸心方向に少なくとも2段に設けられており、
    各ステージの、前記軸心を中心とする円周方向に前記複数個のLEDが列設されていることを特徴とする電球形LEDランプ。
  2. 少なくとも一のステージは、前記円周方向に複数に分割されていて、分割された各々の部分のLED搭載面の角度が変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電球形LEDランプ。
  3. 前記軸心から前記碗状部の径方向に見て、一のステージに設けられたいずれのLEDも、隣接するステージに設けられたいずれのLEDと重ならない位置に各LEDが配されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電球形LEDランプ。
  4. 複数個のLEDと、口金と、当該口金を介して供給される商用電力を前記複数のLEDを発光させるための電力に変換する点灯回路とを有する電球形LEDランプであって、
    碗状部を有する放熱部材を備え、
    前記碗状部の内周面から内側に突設された個別ステージが前記LED毎に設けられており、
    各個別ステージは、当該個別ステージのLED搭載面に搭載されたLEDを前記碗状部の軸心方向から見て、いずれのLEDも他のLEDと重ならない位置に設けられており、かつ、前記LED搭載面の角度が変更可能に構成されていることを特徴とする電球形LEDランプ。
  5. 前記放熱部材の前記碗状部の外形は、前記口金と同サイズの口金を有する反射鏡付きハロゲン電球における反射鏡部分の外形と近似していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電球形LEDランプ。
  6. 照明器具と、
    当該照明器具に装着された請求項1〜5のいずれか1項に記載の電球形LEDランプと、
    を備えることを特徴とする照明装置。
JP2011523243A 2010-03-04 2011-03-03 電球形ledランプおよび照明装置 Active JP4834800B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011523243A JP4834800B2 (ja) 2010-03-04 2011-03-03 電球形ledランプおよび照明装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010047984 2010-03-04
JP2010047984 2010-03-04
JP2011523243A JP4834800B2 (ja) 2010-03-04 2011-03-03 電球形ledランプおよび照明装置
PCT/JP2011/001250 WO2011108272A1 (ja) 2010-03-04 2011-03-03 電球形ledランプおよび照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4834800B2 JP4834800B2 (ja) 2011-12-14
JPWO2011108272A1 true JPWO2011108272A1 (ja) 2013-06-20

Family

ID=44541941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011523243A Active JP4834800B2 (ja) 2010-03-04 2011-03-03 電球形ledランプおよび照明装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8393757B2 (ja)
EP (1) EP2447597A4 (ja)
JP (1) JP4834800B2 (ja)
CN (1) CN102472466B (ja)
WO (1) WO2011108272A1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5354209B2 (ja) * 2010-01-14 2013-11-27 東芝ライテック株式会社 電球形ランプおよび照明器具
US9228731B2 (en) * 2011-08-30 2016-01-05 Kaipo Chen Bulb with sensing function and camera
US9571712B2 (en) * 2011-08-30 2017-02-14 Kaipo Chen Modularized lighting device
US9453635B1 (en) * 2011-11-21 2016-09-27 Wet Lighting modules
US9285081B2 (en) * 2012-06-13 2016-03-15 Q Technology, Inc. LED high bay lighting source
CN102829350B (zh) * 2012-07-25 2014-12-03 杭州赛佳科技有限公司 一种双光源多用途led灯
CN102980144B (zh) * 2012-11-12 2014-06-18 厦门凯格工贸有限公司 一种节能灯或led灯的灯头的装配方法
US10565835B2 (en) 2013-01-21 2020-02-18 Rtc Inc. Control and monitoring of light-emitting-diode (LED) bulbs
CN105143754B (zh) * 2013-03-11 2018-12-21 飞利浦照明控股有限公司 电灯用基部和组装电灯用基部的方法
CN103244870A (zh) * 2013-04-16 2013-08-14 广州市明道灯光科技有限公司 一种同时包含多种光束效果的舞台灯具系统
KR101407194B1 (ko) * 2013-05-10 2014-06-12 현대오트론 주식회사 차량의 전자제어장치
US9702532B1 (en) * 2013-09-24 2017-07-11 Photometics, Inc. Compact environmentally isolated cylindrical platform for optical components
WO2015052608A1 (en) * 2013-10-12 2015-04-16 Koninklijke Philips N.V. Lighting device and luminaire
EP3069507B1 (en) * 2013-11-12 2020-07-22 InterDigital CE Patent Holdings Through pcb hole cable lead dress conduit
EP2916066A1 (en) * 2014-03-07 2015-09-09 Daniel Muessli Light Emitting Diode (LED) devices with an improved light distribution and an optimized heat distribution
TWM502792U (zh) * 2014-11-10 2015-06-11 Kunshan Nano New Material Technology Co Ltd 燈頭結構及其發光二極體燈具
CN105782913B (zh) 2014-12-23 2019-04-23 奇想创造事业股份有限公司 形成有转折电极的塑胶灯头及具该塑胶灯头的灯泡
JP6611036B2 (ja) * 2015-09-10 2019-11-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 発光装置及び照明用光源
CN107120608A (zh) * 2016-02-19 2017-09-01 再兴电子(深圳)有限公司 投射灯
CN217737020U (zh) * 2021-12-08 2022-11-04 杭州杭科光电集团股份有限公司 筒灯
WO2023242183A1 (en) * 2022-06-17 2023-12-21 Signify Holding B.V. Improved thermal performance for spot lamps

Family Cites Families (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6218775A (ja) 1985-07-18 1987-01-27 Stanley Electric Co Ltd Ledランプ
US5580163A (en) * 1994-07-20 1996-12-03 August Technology Corporation Focusing light source with flexible mount for multiple light-emitting elements
US5561346A (en) * 1994-08-10 1996-10-01 Byrne; David J. LED lamp construction
US5806965A (en) * 1996-01-30 1998-09-15 R&M Deese, Inc. LED beacon light
MY132881A (en) * 2000-04-05 2007-10-31 Advance Ind Sdn Bhd Bollard light
BR0113923A (pt) * 2000-10-10 2004-01-13 Gye-Seon Lee L mpada de led para sinal de tráfego.
US6585395B2 (en) * 2001-03-22 2003-07-01 Altman Stage Lighting Co., Inc. Variable beam light emitting diode light source system
TW533750B (en) 2001-11-11 2003-05-21 Solidlite Corp LED lamp
TW515107B (en) * 2001-12-25 2002-12-21 Solidlite Corp Power-saving light-emitting diode lamp
CN2637885Y (zh) * 2003-02-20 2004-09-01 高勇 发光面为曲面的led灯泡
US7407304B2 (en) * 2003-11-06 2008-08-05 Antonio Tasson Illumination device with arms that open after passing through a hole
ES2357239T3 (es) * 2004-02-10 2011-04-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Unidad de iluminación.
US7011430B2 (en) * 2004-03-24 2006-03-14 Kai Po Chen LED illumination device
JP2005286267A (ja) 2004-03-31 2005-10-13 Hitachi Lighting Ltd 発光ダイオードランプ
US7367692B2 (en) * 2004-04-30 2008-05-06 Lighting Science Group Corporation Light bulb having surfaces for reflecting light produced by electronic light generating sources
US7285903B2 (en) * 2004-07-15 2007-10-23 Honeywell International, Inc. Display with bright backlight
US7327254B2 (en) * 2005-02-02 2008-02-05 Chen Kai-Po Bulb with sensing function
NL1028678C2 (nl) * 2005-04-01 2006-10-03 Lemnis Lighting Ip Gmbh Koellichaam, lamp en werkwijze voor het vervaardigen van een koellichaam.
JP2007035366A (ja) 2005-07-25 2007-02-08 Kokubu Denki Co Ltd 照明装置
US7455430B2 (en) * 2006-01-06 2008-11-25 Advanced Thermal Devices, Inc. Lighting device with a multiple layer cooling structure
US20070247840A1 (en) * 2006-04-21 2007-10-25 Ham Byung I Compact emergency illumination unit
US7604380B2 (en) * 2006-06-30 2009-10-20 Dialight Corporation Apparatus for using heat pipes in controlling temperature of an LED light unit
US7482632B2 (en) * 2006-07-12 2009-01-27 Hong Kong Applied Science And Technology Research Institute Co., Ltd. LED assembly and use thereof
EP1880692A1 (en) 2006-07-21 2008-01-23 CASTELLINI S.p.A. Color variable lamp, especially for dental use
JP2009303280A (ja) * 2006-09-27 2009-12-24 Masaaki Kano 電気機器用電源回路、照明器具、及び充電用電源回路付バッテリ
US20080094857A1 (en) * 2006-10-20 2008-04-24 Smith Robert B LED light bulb
US7607802B2 (en) * 2007-07-23 2009-10-27 Tamkang University LED lamp instantly dissipating heat as effected by multiple-layer substrates
JP2009032466A (ja) 2007-07-25 2009-02-12 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
JP2009032590A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Tamkang Univ 多段層基板によって達成されかつ熱を即座に放散するledランプ
US7794124B2 (en) * 2007-09-25 2010-09-14 Michael Hulsey Bi-directional boat running and emergency light apparatus and method
TW200923262A (en) * 2007-11-30 2009-06-01 Tysun Inc High heat dissipation optic module for light emitting diode and its manufacturing method
CN201180919Y (zh) * 2007-12-28 2009-01-14 宁波燎原灯具股份有限公司 用于道路照明灯具的led模组装置
KR100999161B1 (ko) * 2008-01-15 2010-12-07 주식회사 아모럭스 발광 다이오드를 사용한 조명장치
KR100999162B1 (ko) * 2008-03-24 2010-12-07 주식회사 아모럭스 발광 다이오드를 사용한 조명장치
US8013501B2 (en) * 2008-06-04 2011-09-06 Forever Bulb, Llc LED-based light bulb device
CN201293279Y (zh) * 2008-10-16 2009-08-19 郑榕彬 Led照明灯
CN101725946B (zh) * 2008-10-24 2012-11-21 富准精密工业(深圳)有限公司 发光二极管灯具
DE202008016867U1 (de) * 2008-12-19 2009-03-19 Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung Leuchte
CN201377739Y (zh) * 2009-01-17 2010-01-06 广州百得光电科技有限公司 可调角度斜打光led地埋灯
DE102009008637B4 (de) * 2009-02-12 2022-05-12 Ledvance Gmbh Leuchtvorrichtung
US20100320892A1 (en) * 2009-06-19 2010-12-23 Chih-Ming Yu Heat dissipation enhanced led lamp for spotlight
US8186852B2 (en) * 2009-06-24 2012-05-29 Elumigen Llc Opto-thermal solution for multi-utility solid state lighting device using conic section geometries
US8047679B2 (en) * 2009-09-30 2011-11-01 Edison Opto Corporation LED lamp with 360-degree illumination
WO2011100195A1 (en) * 2010-02-12 2011-08-18 Cree, Inc. Solid state lighting device, and method of assembling the same
US8419238B2 (en) * 2010-03-16 2013-04-16 A.L.P. Lighting & Ceiling Products, Inc. Lighting fixtures having enhanced heat sink performance

Also Published As

Publication number Publication date
EP2447597A4 (en) 2013-02-13
WO2011108272A1 (ja) 2011-09-09
US20120120661A1 (en) 2012-05-17
JP4834800B2 (ja) 2011-12-14
US8393757B2 (en) 2013-03-12
CN102472466B (zh) 2014-04-02
EP2447597A1 (en) 2012-05-02
CN102472466A (zh) 2012-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4834800B2 (ja) 電球形ledランプおよび照明装置
US8282243B2 (en) LED lamp and lighting device
US8482014B2 (en) Lighting apparatus
JP4995997B2 (ja) ランプ
JP6342415B2 (ja) 平坦な照明装置
JP5360402B2 (ja) 電球形ランプおよび照明器具
ES2575184T3 (es) Conjunto de lámparas LED
JP2010055993A (ja) 照明装置および照明器具
JP5551552B2 (ja) ランプ
JP5328466B2 (ja) 電球型の照明装置
JP2006202612A (ja) 発光装置及び照明装置
JP2012181969A (ja) 電球形発光素子ランプ及び照明器具
JP2012123907A (ja) ランプ
JP6048376B2 (ja) ランプ
JP6094618B2 (ja) ランプ
JP5781374B2 (ja) 照明装置
JP5524793B2 (ja) ランプ
JP5491345B2 (ja) ランプ
JP5074641B1 (ja) 照明用光源
JP2011129357A (ja) 電球形照明光源
JP4796218B1 (ja) Ledランプおよび照明装置
JP5551562B2 (ja) ランプ
JP5596461B2 (ja) 固体発光素子を光源とするランプ、及び照明装置
JP2014003032A (ja) 電球形ランプおよび照明器具
JP2014049278A (ja) 電球形ledランプ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20110913

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110920

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4834800

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3