JP5524793B2 - ランプ - Google Patents

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Description

本発明は、ランプに関し、特に、口金を有しかつ回路ユニットを内蔵したランプに関する。
半導体発光素子を発光体とするランプの一つとして、電球形のLEDランプが普及しつつある。
当該LEDランプは、一般的に、一の実装基板に多数のLEDを実装し、当該実装基板の裏側、口金との間に存する筐体空間内にLEDを点灯するための回路ユニットが収納され、LEDから発せられる光を、グローブを介して外部に出射する構成を有している(特許文献1)。
また、筐体を良熱伝導材料である金属で形成し、LEDで発生した熱を口金へと伝導して、当該筐体に熱が蓄積しないようにしているものもある(非特許文献1(第12頁)参照)。
特開2006−313717号公報
「ランプ総合カタログ 2010」発行:パナソニック株式会社 ライティング社他
ところで、金属筐体を伝導する熱は、金属筐体内部にも放熱され、回路ユニットはその影響を受ける。回路ユニットを構成する電子部品の中には、熱の影響により寿命が大きく左右されるものがある。
そこで、本願の発明者らは、回路ユニットの寿命を低下させることなくLEDへの通電量を増大し、輝度を一層向上させることができる電球形のLEDランプとして、実装基板を挟んで口金と反対側のグローブ内に回路ユニットを収納する構成とした発明を創作した。これによれば、LEDから口金に至る熱伝導経路に回路ユニットが存在しないため、回路ユニットの制約を受けることがなくなり、LEDへの通電量を増大することができる。また、LEDからの光の出射側に回路ユニットが位置することによる配光特性への悪影響もさほど問題とならないことも確認した。
しかしながら、さほど問題にならないとはいえ、光出射側に回路ユニットを配したことにより、LEDから出射された光の一部が回路ユニットで遮られてしまい、光出射方向前方の光量が僅かではあるが低減されてしまう。
そこで、本発明は、グローブ内に回路ユニットを配した構成を有するランプにおいて、当該回路ユニットが存在することによる光量の低下を可能な限り抑制したランプを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係るランプは、グローブと口金とを含む外囲器内に、半導体発光素子と、前記口金から受電される電力を変換して前記半導体発光素子を発光させる回路ユニットとが格納されたランプであって、前記半導体発光素子が光の出射方向を前記口金と反対方向に向けた姿勢で配されており、前記グローブ内には、中空部を有する柱状の導光部材が、その一端面を前記半導体発光素子の光の出射部に対向させた状態で設けられていて、前記回路ユニットが前記中空部に収納されていることを特徴とする。
また、前記中空部は、前記一端面よりも他端面寄りとなる位置に形成されていることを特徴とする。
また、前記半導体発光素子が実装された実装基板と、前記実装基板が搭載された台座と、
当該台座と前記口金とを連結する熱伝導部材と、を有することを特徴とする。
この場合に、前記台座は、板状をしており、前記熱伝導部材は、テーパ筒状をしていて、前記熱伝導部材の大径側端部に前記台座が、小径側端部に前記口金が取り付けられていることを特徴とする。
また、前記導光部材における前記中空部の内周面に反射膜が形成されていることを特徴とする。
また、前記半導体発光素子は実装基板に実装されており、前記導光部材は、前記中空部と外部とを連絡する連絡孔を有していて、前記回路ユニットと前記実装基板または前記口金とを接続する配線が、前記連絡孔に挿通されていることを特徴とする。
また、前記導光部材の外周面に、前記半導体発光素子が発する光をこれとは波長の異なる光に変換する波長変換層が形成されていることを特徴とする。
あるいは、前記グローブの内周面に、前記半導体発光素子が発する光をこれとは波長の異なる光に変換する波長変換層が形成されていることを特徴とする。
上記の構成からなるランプによれば、半導体発光素子から出射された光は、柱状の導光部材の一端面から入射され、導光部材と空気層との境界面で反射を繰り返しながら、導光部材内を進行する。そして、前記境界面に対する入射角が臨界角以下の場合に、当該入射角に応じた分の光が導光部材外へと出射される。そして、導光部材内を進行する光は、最終的には、その中空部に収納された回路ユニットの近傍を通過して、前記一端面とは反対側の端面(出射端面)から出射される。出射端面から出射される光の一部は、導光部材内を反射を繰り返して進行してきた光であるため、当該出射端面から、放射状に出射される。
仮に導光部材を備えない場合には、半導体発光素子から回路ユニットの方向に向う光は、回路ユニットによって遮られてしまう。したがって、回路ユニットによって影になるグローブ内面部分に到達する光の量が低下する。よって、これが原因で、光出射方向前方の光量が僅かではあるが低下してしまう。
これに対し、本発明では、出射端面から放射状に光が出射されるため、導光部材を備えない場合に回路ユニットによって影になるグローブ内面部分方向にも光が出射されることとなるため、光出射方向前方に生じる光量の低減を可能限り抑制することができる。
実施の形態1に係るLEDランプの概略構成を示す断面図である。 上記LEDランプの構成部材の内の、台座、LEDモジュール、および導光部材を示す斜視図である。 実施の形態2に係るLEDランプの概略構成を示す断面図である。 実施の形態3に係るLEDランプの概略構成を示す断面図である。
以下、本発明に係るランプの実施の形態について、半導体発光素子としてLEDを用いた電球形のランプを例に説明する。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係る電球形のLEDランプ10の概略構成を示す断面図であり、図2は、後述する台座30、LEDモジュール40、および導光部材56(第1部材70)の斜視図である。なお、図1において、後述する回路ユニット82は切断していない。また、図1、図2を含む全ての図において各部材間の縮尺は統一していない。
図1に示すように、LEDランプ10はアルミニウムその他の金属材料からなるホルダ12を有する。なお、ホルダ12は金属材料に限らず、その他良熱伝導性材料で形成しても構わない。ホルダ12の横断面は略円形をしており、小円筒部14と大円筒部18とをテーパ筒部16で連結したような形状をしている。
ホルダ12の小円筒部14には、口金20が取り付けられている。口金20は、JIS(日本工業規格)に規定する、例えば、E26口金の規格に適合するものであり、一般白熱電球用のソケット(不図示)に装着して使用される。
口金20は、筒状胴部とも称されるシェル22と円形皿状をしたアイレット24とを有する。シェル22とアイレット24とは、ガラス材料からなる第1絶縁体26を介して一体となっている。この一体となったものが、円筒状をした第2絶縁体28に嵌め込まれている。第2絶縁体28は、良熱伝導性を有する絶縁材料、例えば窒化アルミニウム(AlN)などで形成される。第2絶縁体部28には、後述する第2リード線90を外部へ導出するための貫通孔28Aが開設されている。
口金14は、図1に示すように、第2絶縁体28が小円筒部14に外挿されており、不図示の耐熱性接着剤で小円筒部14に固着されている。
ホルダ12の大円筒部18には、全体的に円板状をした台座30が嵌め込まれている。台座30は、アルミニウムその他の金属材料で形成されている。
台座30は、大径部30Aと小径部30Bとを有し、段差部30Cが形成されている。図2に示すように、台座30の中心には貫通孔36が開設されており、台座30の口金20とは反対側の面(表面)には、貫通孔36と同心円上に円形溝32が形成されている。
台座30の貫通孔36と円形溝34とで挟まれた表面部分(以下、「モジュール搭載面38」と言う。)には、LEDモジュール40が搭載されている。
LEDモジュール40は、図2に示すように、円環状をしたプリント配線板からなる実装基板42とこれに実装された複数個の(本例では6個の)LED44,46,48,50,52,54とを有する。実装基板42には、円環中心軸周りに等角度間隔(本例では、60度間隔)で、LED44,…,54が実装されている。すなわち、LED44,…,54環状(本例では、円環状)に配置されている。LED44,…,54の各々は、青色LEDチップとこれを覆う黄色蛍光体とからなり白色発光するもの(白色LED)である。
LED44,…,54は、実装基板42の配線パターン(不図示)によって電気的に直列に接続されている。
台座30の表面には、導光部材56が立設されている。導光部材56は、例えば、アクリル樹脂からなる。なお、導光部材56は、アクリル樹脂に限らず、その他の透光性材料で形成しても構わない。導光部材56は、本体部58と脚部60とを有する。
本体部58は、中空部62を有する柱状(本例では、円柱状)をしている。中空部62は、略球形をしている。本体部58はまた、その中心軸上を通る連絡孔64を有している。連絡孔64により、中空部62と導光部材56外部とが連絡されている。
脚部60は、本体部58から延設された円筒状をしている。
中空部62の内面には、反射膜66が形成されている。反射膜66は、例えばアルミニウムの蒸着膜からなる。
導光部材56は、面対称形をした二つの部材(第1部材70、第2部材72)が組み合わさって構成されている。図2に示すのは片方の部材である。
導光部材56は、中空部62の内面に、後述する回路ユニット82の回路基板84を支持するための支持部74が形成されている。支持部74は、中空部62の内周面から突設された第1リブ76および第2リブ78からなり、両リブ76,78間で支持溝80が形成されている。また、第1部材70と第2部材72は、合わせ面70A,72Aを有する。
第1部材70と第2部材72をその合わせ面同士を合わせて組み合わせると、上述したように、全体的に柱状をした導光部材56となる。
導光部材56は、脚部60が円形溝32に嵌めこまれ、不図示の接着剤によって台座30に取り付けられている。取り付けられた状態で、導光部材56の一端面(本体部58の脚部60で囲まれた円形端面)は、LED44,…,54の光の出射部に対向している。以下、当該円形端面を光の入射面81と称する。
回路ユニット82は、回路基板84と回路基板84に実装された電子部品86A,86Bとからなる。回路基板84の両面に振り分けて、電子部品86Aと電子部品86Bとが実装されている。回路基板84は、円板状をしており、図1に示すように、導光部材56の支持溝80にその周縁部が嵌め込まれて支持されている。すなわち、回路ユニット82全体が、導光部材56の中空部62に収納された形になっている。回路ユニット82は、回路基板84の両面に電子部品を振り分けて実装しているため、略球形をした中空部62に効率的に収納することが可能となっている。
回路ユニット82とアイレット24とは第1リード線88で、回路ユニット82とシェル22とは第2リード線90でそれぞれ電気的に接続されている。
第1リード線88、第2リード線90は、導光部材56の連絡孔64、台座30の貫通孔36を挿通されている。回路ユニット82は、アイレット24およびシェル22並びに第1リード線88および第2リード線90を介して供給される交流電力(口金20から受電される電力)を、LED44,…,54を発光させるための電力に変換して、LED44,…,54に給電する。
回路基板84と実装基板42とは、連絡孔64に挿通された内部配線92,94を介して電気的に接続されている。
LEDランプ10は、導光部材56を覆うグローブ96を有している。グローブ96は、例えば、合成樹脂材料やガラス材料などの透光性材料からなる。なお、グローブ96は、光拡散機能を得るためブラスト処理、シリカその他の微粒子のふきつけ塗装、または白色顔料の塗布塗装がなされている。あるいは、グローブ96自体を乳白色の拡散透過性材料で形成しても構わない。
グローブ96は、一端部が切除された略卵形をして、開口周縁部がホルダ12の大円筒部18内に存する段差部30Cに嵌め込まれている。そして、段差部30Cには、耐熱性の接着剤98が充填されていて、これにより、台座30およびグローブ96がホルダ12に固定されている。
すなわち、LEDランプ10は、ホルダ12、口金20、およびグローブ96で外囲器100が構成され、外囲器100内に、複数個のLED44,…,54と回路ユニット82を格納する構成を有している。
上記の構成からなるLEDランプ10によれば、点灯中にLED44,…,54で発生する熱は、実装基板42、台座30、ホルダ12を介して口金20へと伝導され、LEDランプ10が装着されている照明器具のソケットを経由して、当該照明器具の他の構成部材、ひいてはこれが取り付けられている例えば天井や壁へと放熱される。
この場合に、LEDランプ10では、実装基板42を挟んで口金20と反対側のグローブ96内に回路ユニット82を格納する構成とし、LEDモジュール40から口金20に至る熱伝導経路に回路ユニット82を設けない構成としたので、回路ユニット82に与える熱の影響による制約を受けることがなくなるため、LEDへの通電量を増大することができる。これにより、輝度を一層向上させることができる。
また、LED44,…,54の各々から出射された光は、導光部材56の入射面81から入射され、導光部材56と空気層との境界面(導光部材56の外周面)と導光部材56の中空部62の内周面に形成された反射膜66とで反射を繰り返しながら、導光部材56内を進行する。そして、前記外周面に対する入射角が臨界角以下の場合に、当該入射角に応じた分の光が導光部材56外へと出射される。
そして、導光部材56内を進行する光の一部は、中空部62に収納された回路ユニット82の近傍を通過して、入射面81とは反対側の端面(出射側端面)から出射される。本例の場合、出射側端面は、半球面状をした端面となる。
仮に導光部材56を備えない場合には、LED44,…,54から回路ユニット82の方向に向う光は、回路ユニット82によって遮られてしまう。したがって、グローブ96の中心軸およびその近傍の内面部分に到達する光の量が低下する。グローブ96が拡散機能を有するとはいえ、これが原因で、前記中心軸方向前方の光量が僅かではあるが低下してしまう。
これに対し、本例では、導光部材56を備えない場合に回路ユニット82の影になる領域(背後の領域)、すなわち、導光部材56の前記出射側端面から光が出射されることとなるため、前記中心軸方向前方に生じる光量の低減を可能限り抑制することができる。
なお、本例では、導光部材56の中空部62の内周面に反射膜66を形成しているが、反射膜66は、必ずしも設けなくても構わない。設けなくても、導光部材56内を進行する光の一部は、入射角に応じて中空部62内周面でも反射するからであり、中空部62内へと出射された光でもそのいくらかは、その内周面から導光部材56へと再入射されて導光部材56内を進行していくからである。
なお、導光部材56において、その中心軸方向における中空部62を設ける位置は、図1に示す例のように、入射面81よりも出射側端面寄りとすることが好ましい。入射面81寄りにした場合は、入射面81から導光部材56内部へと入射した光の多くは、中空部62内周面に形成された反射膜66で早期に反射され、当該反射光がグローブ96の基端部(開口部)寄りの領域を通過して出射されるため、若干、前方への光の拡がりに乏しくなると推察されるからであり、これに対し、出射側端面寄りとした場合は、LED44,…,54からある程度拡がりをもって出射され、入射面81から入射した光は、導光部材56内部においてもその拡がりをもって進行し、反射膜66に至る間に、導光部材56の外周面から前方へ出射されると推察されるからである。
<実施の形態2>
図3は、実施の形態2に係る電球形のLEDランプ102を示す断面図である。
なお、LEDランプ102は主として導光部材が異なる以外は、基本的に、実施の形態1のLEDランプ10と同様の構成をしている。したがって、図3において、LEDランプ10と同様の構成部分には、同じ符号を付してその説明は省略し、以下異なる部分を中心に説明する。
実施の形態1における導光部材は、その中心軸を含む平面で2分割した(縦方向に2分割した)二つの部材(第1部材70、第2部材72)で構成した。これに対し、図3に示すように、実施の形態2において、導光部材104は、その中心軸と直交する平面で2分割する(横方向に2分割する)構成とした(第1部材106、第2部材108)。
分割位置は、中空部110を略半分に分割する位置である。
第1部材106は、中空部110の略半分を形成する半球状をした凹部120を有し、凹部120の開口周縁には、当該半球の直径よりも大きい直径を有する円形の段差部122が形成されている。
回路ユニット82の回路基板84の周縁部が、段差部122に嵌め込まれている。
第2部材108は、凹部120と略同じ直径の半球状の内面を有する半球殻状をしている。
第1部材106と第2部材108とは、不図示の透光性を有する接着剤によって固着されている。
実施の形態2のように、導光部材104を横方向に2分割することにより、第1部材106、第2部材108を組み合わせ、中空部110に回路ユニット82を収納する作業が、以下の理由により実施の形態1の場合よりも簡単になる。
すなわち、実施の形態1の場合は、第1部材70において支持溝80となる部分に回路基板84の周縁部をはめ込み、連絡孔64となる部分に第1リード線88、第2リード線90、内部配線92,94を這わした後、両合わせ面70A,72Aで第1、第2リード線88,90、配線92,94を挟み込まないように注意して、第1部材70と第2部材72の合わせ面70A,72A同士を合わせる必要がある。これに対し、実施の形態2では、第1リード線88、第2リード線90、内部配線92,94を第1部材106に開設された連絡孔64に挿通し、回路基板84を段差部122に嵌め込んでしまえば、第2部材108を第1部材に取り付けるに際し、特に両第1部材106、第2部材108間における他の構成要素の挟み込みに特に注意する必要がないからである。
<実施の形態3>
図4は、実施の形態3に係るLEDランプ130の概略構成を示す断面図である。LEDランプ130は、実施の形態1のLEDランプ10と基本的な構成は同じであるが、LEDランプ130は、HID(高輝度放電ランプ)の一般的な形状に近似させ、当該HIDランプに代わる光源を志向するものである。なお、図4において、図1に示す実施の形態1に係るLEDランプ10と同様の構成部分には、同じ符号を付して、その詳細な説明については省略する。
LEDランプ130は、筒状をした台座132を有する。台座132は、良熱伝導性を有する絶縁材料、例えば窒化アルミニウム(AlN)などで形成される。台座132下部の略円筒状をした下部円筒部134には、口金136のシェル22が嵌め込まれている。下部円筒部134は、実施の形態1の第2絶縁体部28(図1)と同様の役割を果たす。
台座132上部の外周に形成された外段差部138には、有底筒状をしたグローブ140の開放端側端部部分が外挿されている。グローブ140は、HIDランプが有する外管に近似する形状(すなわち、ストレート管状)をなしており、合成樹脂材料やガラス材料などの透光性材料からなる。ここで、グローブ140の中心軸と口金136の中心軸とは略一致しており、この中心軸をランプ軸Xとする。
台座162の同じく上部の内底部142には、LEDモジュール144が搭載されている。LEDモジュール144の構成は、実施の形態1のLEDモジュール40(図1、図2)と基本的に同じである。すなわち、円環状をしたプリント配線板からなる実装基板と、これに実装され電気的に直列接続された複数個の青色LEDチップと、これらLEDチップを円環状に覆う黄色蛍光体とを有する。
LEDランプ130は、導光部材146を有する。実施の形態1の導光部材56が脚部60を有しているのに対し、導光部材146は、これを有しない点で異なるが、それ以外、導光部材146は、導光部材56と同様の構成である。
すなわち、導光部材146は、面対称をした二つの部材(第1部材148、第2部材150)が組み合わさって構成されており、組み合わさった状態で、柱状(本例では円柱状)をしている。導光部材146は、略球形をした中空部152と連絡孔156とを有し、連絡孔156により中空部152と導光部材146外部とが連絡されている。中空部152の内面には、第1リブ158と第2リブ160とからなる支持部162が形成されており、支持部162には、回路ユニット164の回路基板166が、実施の形態1の場合と同様に支持されている。また、中空部152の内面には、反射膜168が形成されている。
導光部材146は、その一端部が台座162上部の内周に形成されや内段差部170に嵌めこまれ、不図示の接着剤によって取り付けられている。なお、回路ユニット166とLEDモジュール144および口金136との電気的な接続態様も、実施の形態1と同様である。
上記の構成からなるLEDランプ130において、LEDモジュール144から出射された光は、導光部材146のLEDモジュール144と対向する面(入射面)から入射され、導光部材146と空気層との境界面(導光部材146の外周面)と導光部材146の中空部152の内周面に形成された反射膜168とで反射を繰り返しながら、導光部材146内を進行する。そして、前記外周面に対する入射角が臨界角以下の場合に、当該入射角に応じた分の光が導光部材146外へと出射される。
そして、導光部材146内を進行する光の一部は、中空部152に収納された回路ユニット164の近傍を通過して、前記入射面とは反対側の端面(出射側端面)から出射される。本例の場合、出射側端面は、半球面状をした端面となる。
ここで、導光部材146の中空部152は、ランプ軸Xの方向、グローブ140の全長の略半分(中央部)のところに位置している。これは、HIDランプにおける光中心が一般的にこの位置になるからであり、光中心から広範囲に光を出射するHIDランプの配光特性に可能な限り近づけるためである。
すなわち、導光部材146内を進行する光の一部は、中空部152近傍を通過させて、出射側端面からランプ軸Xの方向に出射させ、中空部152に到達した光は略球状の反射膜168(球状をした中空部152の内面に形成されているため、反射膜168も結果的に球状を成している。)で反射させて、ランプ軸Xと交差する方向、広範囲に出射させることとしたのである。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上記の例に限定されないことは勿論であり、例えば、以下の形態とすることも可能である。
(1)上記実施の形態では、導光部材を全体的に円柱状に形成したが、導光部材は円柱状に限らず、楕円柱状や角柱状に形成しても構わない。角柱状には、三角柱状、四角柱状、五角以上の多角柱状が含まれる。
(2)上記実施の形態では、青色LEDを実装基板42上において黄色蛍光体で覆って白色光を得ることとしたが、これに限らず、導光部材56(図1)、導光部材104の外周面やグローブ96の内周面に蛍光体膜を形成することとしても構わない。蛍光体粒子は高温になる程波長変換効率が低下するため、このようにすることにより、LEDを直接蛍光体で覆う場合と比較して、LED発光中の熱の影響を受け難く、蛍光体粒子の波長変換効率の低下を抑制することができる。
また、白色光を得るためのLEDと蛍光体の組み合わせも上記のものに限らず、近紫外LEDと赤色蛍光体、青色蛍光体、緑色蛍光体を混合してなる混色蛍光体との組み合わせとしても構わない。
(3)上記の形態では、LEDを6個用いたが、LEDランプを構成するLEDの個数は、これに限らず、必要とする輝度等に応じて、適宜変更可能である。
(4)上記実施の形態では、複数個のLEDを環状に配したが、LED各々の光の出射部が、入射面81に対向している限り、その配列態様は任意である。
(5)上記実施の形態では、半導体発光素子としてLEDを用いたが、これに限らず、例えば、LD(レーザーダイオード)を用いても、有機発光素子を用いても構わない。
(6)口金を介するソケットへの熱伝導性を向上させるため、口金内側に熱伝導性に優れた合成樹脂、例えばシリコーンを充填しても構わない。
(7)上記実施の形態では、口金にエジソン型を用いたが、これに限らずスワン型その他の形式のものを用いても構わない。
(8)上記実施の形態では、回路ユニットは、そのまま中空部に収納しているが、ケース(回路ケース)に収めた状態で、中空部に収納することとしても構わない。
(9)上記実施の形態では、点灯回路を構成する複数の電子部品を一の回路ユニットにまとめたが、当該複数の電子部品を相対的に熱に弱い部品と強い部品とに分けて、二つの回路ユニットを構成することとしても構わない。そして、熱に弱い電子部品で構成される回路ユニットは、上記実施の形態と同様に中空部に収納し、熱に強い電子部品で構成される回路ユニットは、口金内部に収納することとする。こうすることにより、導光部材の小型化、ひいてはランプ全体の小型化を図ることができる。
本発明に係るランプは、例えば、白熱電球に代替する電球形LEDランプとして好適に利用可能である。
10,102,130 LEDランプ
20,136 口金
44,46,48,50,52,54 LED
56,104,146 導光部材
82,164 回路ユニット
96,140 グローブ
100 外囲器

Claims (8)

  1. グローブと口金とを含む外囲器内に、半導体発光素子と、前記口金から受電される電力を変換して前記半導体発光素子を発光させる回路ユニットとが格納されたランプであって、
    前記半導体発光素子が光の出射方向を前記口金と反対方向に向けた姿勢で配されており、
    前記グローブ内には、中空部を有する柱状の導光部材が、その一端面を前記半導体発光素子の光の出射部に対向させた状態で設けられていて、
    前記回路ユニットが前記中空部に収納されていることを特徴とするランプ。
  2. 前記中空部は、前記一端面よりも他端面寄りとなる位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
  3. 前記半導体発光素子が実装された実装基板と、
    前記実装基板が搭載された台座と、
    当該台座と前記口金とを連結する熱伝導部材と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のランプ。
  4. 前記台座は、板状をしており、
    前記熱伝導部材は、テーパ筒状をしていて、
    前記熱伝導部材の大径側端部に前記台座が、小径側端部に前記口金が取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載のランプ。
  5. 前記導光部材における前記中空部の内周面に反射膜が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
  6. 前記半導体発光素子は実装基板に実装されており、
    前記導光部材は、前記中空部と外部とを連絡する連絡孔を有していて、
    前記回路ユニットと前記実装基板または前記口金とを接続する配線が、前記連絡孔に挿通されていることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
  7. 前記導光部材の外周面に、前記半導体発光素子が発する光をこれとは波長の異なる光に変換する波長変換層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
  8. 前記グローブの内周面に、前記半導体発光素子が発する光をこれとは波長の異なる光に変換する波長変換層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
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