JPWO2011077972A1 - 内視鏡用対物レンズ及びそれを用いた内視鏡 - Google Patents

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Abstract

レーザー治療等に対応した小型で高画素の撮像素子に好適で、かつ簡素な構成である内視鏡用対物レンズ及びそれを用いた内視鏡を提供する。物体側から順に、前群(FG)、明るさ絞り(S)および後群(BG)からなり、前群(FG)が、物体側から順に、像側に凹面を向けた負の第1レンズ(L1)と、物体側に凸面を向け像側に平面または凹面を有する正の第2レンズ(L2)とを備えるとともに、フィルタ(FL)を有し、後群(BG)が、物体側から順に、像側に凸面を向けた正の第3レンズ(L3)と、平凸レンズ又は両凸レンズ(L4)と負メニスカスレンズ(L5)とからなる接合レンズ(E45)とを備え、以下の条件式(1)を満足する内視鏡用対物レンズ1を提供する。n3は第3レンズ(L3)の屈折率、ν3は第3レンズ(L3)のアッベ数である。(1)・・・n3 > −ν3/12 + 5.5。

Description

本発明は、レーザー治療等に対応した小型で高画素の撮像素子に好適で、かつ簡素な構成である内視鏡用対物レンズ及びそれを用いた内視鏡に関するものである。
医療等に用いる内視鏡は、操作性向上や患者の負担軽減のために内視鏡挿入部の細径化や内視鏡挿入部の先端硬質部の短縮化が望まれている。したがって、搭載する対物レンズは、外径が小さく全長が短く構成されていることが必要不可欠である。そのような内視鏡用対物レンズとして小型で簡素な構成のものが知られている(例えば、特許文献1および2参照。)。
一方、レーザー治療等に対応した内視鏡の場合、対物レンズにレーザーカットフィルタまたは色補正フィルタなどのフィルタを挿入する必要がある。そのようなフィルタを備えた内視鏡が知られている(例えば、特許文献1および3から5参照。)。特許文献1,3および4では、フィルタへの入射角度が大きい明るさ絞り直後を避け、像面の近くにフィルタを配置している。特許文献5の実施例9では、像面に最も近い位置にフィルタを配置している。特許文献5の実施例11では、明るさ絞り直前、および、明るさ絞りとその後段に配置された接合レンズとの間にフィルタを配置している。
一方で、内視鏡による診断能力の向上のためには、各種光学的収差を補正し画質を向上させることが重要である。内視鏡用対物レンズは、明るさ絞りの物体側に負の屈折力を有するレンズ群を配置し、明るさ絞りの像側に正の屈折力を有するレンズ群を配置したレトロフォーカスタイプの構造を有することにより広角化を実現している。しかし、明るさ絞りに対して非対称な構成なため、特に倍率の色収差の補正が難しい。このような倍率の色収差を良好に補正した対物レンズが知られている(例えば、特許文献6参照。)。
特許第4245985号公報 特開2007−249189号公報 特許第4229754号公報 特許第3574484号公報 特開2004−354888号公報 特開2007−249189号公報
しかしながら、特許文献1および2の対物レンズは、構成が簡略であるが故に、例えば色収差を良好に補正しても像面湾曲、球面収差等が悪くなり、収差バランスが悪くなるという問題がある。
また、近年では撮像素子の小型化および高画素化に伴い、より小型で高性能な対物レンズが望まれている。このような小型の撮像素子をレーザ治療等に対応した内視鏡に用いる場合、通常サイズの撮像素子を用いる場合と同様に、色補正フィルタや赤外カットフィルタ等の光学フィルタを配置する間隔を対物レンズ内に確保する必要がある。
このときに、第1の課題として、特許文献1,3,4および特許文献5の実施例9のようにフィルタを像面に最も近い側に配置すると、フィルタが対物レンズ保持枠の最後端または撮像素子保持枠の最前端に配置されることとなる。すなわち、フィルタが外部に直接露出されるため、組立作業においてワレやカケなどフィルタ表面を傷つけるリスクがある。第2の課題として、上述した倍率の色収差の補正が挙げられる。しかしながら、特許文献5の第9実施例および第11実施例の倍率色収差(FラインとCラインの差)はそれぞれ、半画角ω=60°で焦点距離の1.2%または1.0%と大きい。以上のように、特許文献1から5の対物レンズでは、上記第1および第2の課題を同時に解決することができないという問題がある。
一方、特許文献6の第1実施例は、小型かつ簡素な光学系でありながら、倍率色収差(FラインとCラインの差)を半画角ω=50°で焦点距離の0.04%と良好に補正している。しかしながら、光学フィルタを配置する間隔が明らかに無く、光学フィルタが必要な内視鏡には採用できないという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、レーザー治療等に対応した小型で高画素の撮像素子に好適で、かつ簡素な構成である内視鏡用対物レンズ及びそれを用いた内視鏡を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の第1の態様は、物体側から順に、前群、明るさ絞りおよび後群からなり、前記前群が、物体側から順に、像側に凹面を向けた負の第1レンズと、物体側に凸面を向け像側に平面または凹面を有する正の第2レンズとを備えるとともに、フィルタを有し、前記後群が、物体側から順に、像側に凸面を向けた正の第3レンズと、平凸レンズ又は両凸レンズと負メニスカスレンズとからなる接合レンズとを備え、以下の条件式(1)を満足する内視鏡用対物レンズである。
(1) n3 > −ν3/12 + 5.5
ただし、n3は前記第3レンズの屈折率、ν3は前記第3レンズのアッベ数である。
本発明の第1の態様によれば、小型で光学全長の短い内視鏡を得るために、光学素子の構成枚数を最小限とし、前群、明るさ絞り、後群の3群からなる簡素な構成とした。かつ、高画素撮像素子に対応し良好な画質を得るために、前群は物体側から順に、像側に凹面を向けた負の第1レンズと、物体側に凸面を向け像側に平面または凹面を有する正の第2レンズとを有し、後群は物体側から順に、像側に凸面を向けた正の第3レンズと、平凸レンズ又は両凸レンズと負メニスカスレンズとの接合レンズとを含む構成とした。
さらに、レーザー治療等に対応した内視鏡を得るため、レーザーカットフィルタや色補正フィルタなどの光学フィルタを前群中に配置する構造とした。従来の内視鏡用対物レンズにおいては、フィルタ等は、明るさ絞りの像側に配置された後群に、フィルタへの光線の入射角度が大きい明るさ絞り直後を避けて像面の近くに配置されることが多い。しかし、このようにすると、フィルタの位置が対物レンズ保持枠の最後端、または撮像素子保持枠の最前端となる。すなわち、フィルタが直接外側に露出されるため、組立作業においてワレやカケなどフィルタ表面を傷つける恐れがある。フィルタを前群中に配置するのは、このリスクを避けるためである。
条件式(1)は、後群における正の第3レンズの屈折率およびアッベ数を規定している。色収差を補正する場合、後群の正レンズにはアッベ数の大きい組成材料を配置することが好ましい。分散の小さい組成を有する正レンズを明るさ絞り直後に配置することで倍率の色収差を良好に補正できる。条件式(1)の範囲から外れると、全系で色収差を補正することが困難である。
本発明の第2の態様は、物体側から順に、前群、明るさ絞りおよび後群からなり、前記前群が、物体側から順に、像側に凹面を向けた負の第1レンズと、物体側に凸面を向け像側に平面または凹面を有する正の第2レンズとを備えるとともに、前記第1レンズと前記第2レンズの間にフィルタを有し、前記後群が、物体側から順に、像側に凸面を向けた正の第3レンズと、平凸レンズ又は両凸レンズと負メニスカスレンズからなる接合レンズとを備える内視鏡用対物レンズである。
本発明の第2の態様によれば、レーザー治療等に対応した内視鏡を得るため、レーザーカットフィルタや色補正フィルタなどの光学フィルタを第1レンズと第2レンズの間に配置する構造とした。これは、組立作業においてワレやカケなどフィルタ表面を傷つけるリスクを避けるためである。また、フィルタ等を明るさ絞りより物体側に配置することで、フィルタへの光線の入射角度が小さくなる。これにより効率的に色補正、若しくは赤外領域波長の光線をカットすることが出来るため、最良の形態である。
上記第2の態様においては、以下の条件式(1)を満足することが好ましい。
(1) n3 > −ν3/12 + 5.5
ただし、n3は前記第3レンズの屈折率、ν3は前記第3レンズのアッベ数である。
上記第1および第2の態様においては、以下の条件式(2)および(3)を満足することが好ましい。
(2) |f3/r3| > 1.3
(3) 2.0 > df/Ih > 1.5
ただし、f3は前記第3レンズの焦点距離、r3は前記第3レンズの像面側曲率半径、dfは前記第1レンズ凹面頂から前記明るさ絞りまでの面間隔距離と光学素子厚さの和、Ihは最大像高である。
条件式(2)は、後群における正の第3レンズの焦点距離と像側面の曲率半径の比を規定したものである。小型の内視鏡用対物レンズにおいて全長を短くし、かつ、像面入射角のばらつきを極力小さくするためには、明るさ絞り以降の少数枚数のレンズによって光線のベンディングを行う必要がある。レンズ加工性能、組立て精度に関してもレンズ曲率半径は一定値以上であることが望ましい。そのため、第3レンズの焦点距離及び像面曲率半径のバランスをとる必要がある。条件式(2)の下限1.3を下回ると、第3レンズの像側面の曲率半径が大きくなるため、像面入射角は光軸と平行となるよう補正できるが、全系での収差補正が困難となり、レンズ加工条件も厳しくなる。
さらに、フィルタを前群に配置するためには、撮像素子サイズに対して前群に十分なスペースを確保する必要がある。条件式(3)は、最大像高に対する第1レンズ凹面頂から明るさ絞りまでの面間隔距離と光学素子厚さの和の比を規定したものである。条件式(3)の下限1.5を下回ると、フィルタ等を配置するスペースを十分に確保することが難しい。条件式(3)の上限2.0を上回ると、フィルタ等を配置するスペースを確保できるが、明るさ絞りの後ろから像面までの距離を長くする必要が生じる。その結果、像面入射角が大きくなり、シェーディング現象が起こる可能性が生じる。
本発明の第3の態様は、上記いずれかに記載の内視鏡用対物レンズを備える内視鏡である。
本発明の第1から第3の態様によれば、レーザー治療等に対応した小型で高画素の撮像素子に好適で、かつ簡素な構成である内視鏡用対物レンズ及びそれを用いた内視鏡を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る内視鏡用対物レンズの構成を示すレンズ断面図である。 実施例1に係る内視鏡用対物レンズの構成を示すレンズ断面図である。 図2の内視鏡用対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差、M方向のコマ収差およびS方向のコマ収差を示す収差図である。 実施例2に係る内視鏡用対物レンズの構成を示すレンズ断面図である。 図4の内視鏡用対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差、M方向のコマ収差およびS方向のコマ収差を示す収差図である。 実施例3に係る内視鏡用対物レンズの構成を示すレンズ断面図である。 図6の内視鏡用対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差、M方向のコマ収差およびS方向のコマ収差を示す収差図である。 実施例4に係る内視鏡用対物レンズの構成を示すレンズ断面図である。 図8の内視鏡用対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差、M方向のコマ収差およびS方向のコマ収差を示す収差図である。 実施例5に係る内視鏡用対物レンズの構成を示すレンズ断面図である。 図10の内視鏡用対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差、M方向のコマ収差およびS方向のコマ収差を示す収差図である。 実施例6に係る内視鏡用対物レンズの構成を示すレンズ断面図である。 図12の内視鏡用対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差、M方向のコマ収差およびS方向のコマ収差を示す収差図である。 実施例7に係る内視鏡用対物レンズの構成を示すレンズ断面図である。 図14の内視鏡用対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差、M方向のコマ収差およびS方向のコマ収差を示す収差図である。 実施例8に係る内視鏡用対物レンズの構成を示すレンズ断面図である。 図16の内視鏡用対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差、M方向のコマ収差およびS方向のコマ収差を示す収差図である。 実施例9に係る内視鏡用対物レンズの構成を示すレンズ断面図である。 図18の内視鏡用対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差、M方向のコマ収差およびS方向のコマ収差を示す収差図である。 実施例10に係る内視鏡用対物レンズの構成を示すレンズ断面図である。 図20の内視鏡用対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差、M方向のコマ収差およびS方向のコマ収差を示す収差図である。 実施例11に係る内視鏡用対物レンズの構成を示すレンズ断面図である。 図22の内視鏡用対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差、M方向のコマ収差およびS方向のコマ収差を示す収差図である。 実施例12に係る内視鏡用対物レンズの構成を示すレンズ断面図である。 図24の内視鏡用対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差、M方向のコマ収差およびS方向のコマ収差を示す収差図である。 実施例13に係る内視鏡用対物レンズの構成を示すレンズ断面図である。
本発明の一実施形態に係る内視鏡用対物レンズ1について図1を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る内視鏡用対物レンズ1は、図1に示されるように、物体側から順に、前群FGと、明るさ絞りSと、後群BGとより構成されている。
前群FGは、物体側から順に、像側に凹面を向けた負の第1レンズL1と、物体側に凸面を向け像側に平面を有する正の第2レンズL2とを備え、第1レンズL1と第2レンズL2の間にフィルタFLを備えている。フィルタFLとしては、レーザーカットフィルタ、色補正フィルタ、透過フィルタ、吸収フィルタ、反射フィルタ、偏光フィルタ等の各種フィルタを適宜用いることができる。
第1レンズL1の硝材には、サファイヤを用いることが好ましい。サファイヤは、アッベ数が大きい(νd=71.79)ため倍率の色収差の補正に有利であるとともに、屈折率が高い(nd=1.7682)ためコマ収差の補正に有利である。さらに、サファイヤは、オートクレーブ滅菌と呼ばれる高温高圧水蒸気滅菌における滅菌耐性と、内視鏡で通常行われる薬品を使用した洗浄における薬品耐性を有するので、外部に露出する第1レンズL1として好ましい。サファイヤの代わりに、ジルコニア、イットリウム安定化ジルコニア、合成石英、透過性YAG、スピネルなど、滅菌耐性および薬品耐性の高い硝材を用いても良い。
後群BGは、物体側から順に、像側に凸面を向けた正の第3レンズL3と、平凸レンズまたは両凸レンズ(図示する例では平凸レンズ)L4と負メニスカスレンズL5とからなる接合レンズE45とを備えている。後群BGは、以下の条件式(1)を満足している。
(1) n3 > −ν3/12 + 5.5
ただし、n3は第3レンズL3の屈折率、ν3は第3レンズL3のアッベ数である。
また、内視鏡用対物レンズ1は、以下の条件式(2)および(3)を満足している。
(2) |f3/r3| > 1.3
(3) 2.0 > df/Ih > 1.5
ただし、f3は第3レンズL3の焦点距離、r3は第3レンズL3の像面側曲率半径、dfは第1レンズL1の凹面頂から明るさ絞りSまでの面間隔距離と光学素子(フィルタFLと第2レンズL2)厚さの和、Ihは最大像高である。
このように構成された内視鏡用対物レンズ1によれば、レーザーカットフィルタ等の光学フィルタFLをレンズL1,L2間に配置することにより、組立作業時などにフィルタFLを損傷させるリスクを低減することができる。また、条件式(1)から(3)を同時に満足することにより、倍率の色収差を含めた全体の光学収差をバランスよく良好に補正しつつ小型な構成にすることができる。したがって、小型で高画素な撮像素子を搭載したレーザ治療等に用いられる内視鏡にも好適に用いることができる。また、より物体側にフィルタFLを配置することでフィルタFLへの光線の入射角度が小さくなり、より効率的に色補正や赤外領域波長の光線をカットすることができる。
上記実施形態においては、後群BGが、正の屈折力を有するレンズを複数枚備えていてもよい。例えば、光学部材3として正の屈折率を有する第6レンズを用いてもよい。このようにすることで、像面近傍に正の屈折力のレンズを配置して、像面入射角を光軸と平行に修正することができるので、像面の湾曲を補正するのに有利である。
また、上記実施形態においては、光路の途中位置にプリズム等の光路変換素子を配置してもよい。
例えば、プリズムを撮像素子の物体側に配置し、光路を光軸と垂直な方向に変換する。これにより、大型の撮像素子を用いた場合でも、該撮像素子の撮像面を光軸に平行に配置することが可能となり、内視鏡の先端径を小さくすることができる。ただし、光路の変換方向は、光軸に対して垂直に限定されるものではない。
また、上記実施形態においては、フィルタFLを、前群FGの第2レンズL2の後段に配置してもよい。このようにしても、上記実施形態と同様に、フィルタFLの破損を防ぐことができるとともに、各種の収差を良好に補正しながら小型化を達成することができる。
次に、上述した実施形態の実施例について、図2から図26を参照して以下に説明する。参照するレンズ断面図において、rは曲率半径、dは面間隔を示し、rおよびdの後ろに添えられた数字は面番号を示す。各収差図内において、(a)は球面収差、(b)は非点収差、(c)は倍率色収差、(d)はM方向のコマ収差、(d)はS方向のコマ収差を示している。また、収差図には、d線(587.56nm)を基準波長とした収差を示し、球面収差、倍率色収差、コマ収差についてはC線(656.27nm)、F線(486.13nm)、g線(435.83nm)の収差も示す。また、コマ収差は、放射線方向(M方向)と同心円方向(S方向)について示す。レンズデータに記載の屈折率はd線に対する屈折率である。
〔実施例1〕
実施例1に係る内視鏡用対物レンズの構成を図2に示し、そのレンズデータを下に示す。本実施例に係る内視鏡用対物レンズの収差図を図3に示す。
本実施例の内視鏡用対物レンズは、物体側から順に、前群、明るさ絞りおよび後群からなる。前群は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負の第1レンズと、フィルタと、物体側に凸面を向け像側に平面を有する正の第2レンズとから構成されている。後群は、物体側から順に、像側に凸面を向けた正の第3レンズと、平凸レンズと負メニスカスレンズとからなる接合レンズとから構成されている。
レンズデータ
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 10.3427 1.000
1 ∞ 0.3629 1.768 71.79
2 0.8535 0.3386 1.000
3 ∞ 0.5444 1.518 75.00
4 ∞ 0.1089 1.000
5 3.8738 0.6858 1.750 35.33
絞 ∞ 0.0544 1.000
7 ∞ 0.9389 1.700 65.00
8 −1.1501 0.0907 1.000
9 ∞ 1.0901 1.729 54.68
10 −1.2076 0.5444 1.923 18.90
11 −3.1972 0.6169 1.000
12 ∞ 0.8165 1.516 64.14
13 ∞ 0.0363 1.510 64.05
14 ∞ 0.7258 1.611 50.49
15 ∞ 0.0000 1.000
像面 ∞ 0.0000
〔実施例2〕
実施例2に係る内視鏡用対物レンズの構成を図4に示し、そのレンズデータを下に示す。本実施例に係る内視鏡用対物レンズの収差図を図5に示す。
本実施例の内視鏡用対物レンズは、実施例1の内視鏡用対物レンズと同様の構成を有している。
レンズデータ
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 10.3437 1.000
1 ∞ 0.3629 1.771 71.79
2 0.8688 0.3462 1.000
3 ∞ 0.5444 1.520 75.00
4 ∞ 0.1089 1.000
5 4.0328 0.6824 1.755 35.33
絞 ∞ 0.0544 1.000
7 ∞ 0.9529 1.683 62.00
8 −1.1187 0.0907 1.000
9 ∞ 1.0893 1.732 54.68
10 −1.2089 0.5444 1.934 18.90
11 −3.1975 0.6170 1.000
12 ∞ 0.8166 1.518 64.14
13 ∞ 0.0363 1.512 64.05
14 ∞ 0.7259 1.614 50.49
15 ∞ 0.0000 1.000
像面 ∞ 0.0000
〔実施例3〕
実施例3に係る内視鏡用対物レンズの構成を図6に示し、そのレンズデータを以下に示す。本実施例に係る内視鏡用対物レンズの収差図を図7に示す。
本実施例の内視鏡用対物レンズは、実施例1の内視鏡用対物レンズと同様の構成を有している。
レンズデータ
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 10.3362 1.000
1 ∞ 0.3627 1.771 71.79
2 0.8436 0.3445 1.000
3 ∞ 0.5440 1.520 75.00
4 ∞ 0.1088 1.000
5 4.2176 0.6781 1.755 35.33
絞 ∞ 0.0544 1.000
7 ∞ 0.9213 1.744 48.00
8 −1.1926 0.0907 1.000
9 ∞ 1.1388 1.732 54.68
10 −1.1508 0.5440 1.934 18.90
11 −3.1952 0.6165 1.000
12 ∞ 0.8160 1.518 64.14
13 ∞ 0.0363 1.512 64.05
14 ∞ 0.7253 1.614 50.49
15 ∞ 0.0000 1.000
像面 ∞ 0.0000
〔実施例4〕
実施例4に係る内視鏡用対物レンズの構成を図8に示し、そのレンズデータを以下に示す。本実施例に係る内視鏡用対物レンズの収差図を図9に示す。
本実施例の内視鏡用対物レンズは、実施例1の内視鏡用対物レンズと同様の構成を有している。
レンズデータ
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 10.2043 1.000
1 ∞ 0.3580 1.768 71.79
2 0.8504 0.4476 1.000
3 ∞ 0.5371 1.518 75.00
4 ∞ 0.1074 1.000
5 3.0183 0.6982 1.750 35.33
絞 ∞ 0.0537 1.000
7 ∞ 0.8772 1.729 54.68
8 −1.3051 0.0895 1.000
9 ∞ 1.0204 1.729 54.68
10 −1.2585 0.5371 1.923 18.90
11 −3.1544 0.6087 1.000
12 ∞ 0.8056 1.516 64.14
13 ∞ 0.0358 1.510 64.05
14 ∞ 0.7161 1.611 50.49
15 ∞ 0.0000 1.000
像面 ∞ 0.0000
〔実施例5〕
実施例5に係る内視鏡用対物レンズの構成を図10に示し、そのレンズデータを以下に示す。本実施例に係る内視鏡用対物レンズの収差図を図11に示す。
本実施例の内視鏡用対物レンズは、実施例1の内視鏡用対物レンズと同様の構成を有している。
レンズデータ
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 10.3379 1.000
1 ∞ 0.3627 1.768 71.79
2 0.7993 0.3627 1.000
3 ∞ 0.5441 1.518 75.00
4 ∞ 0.1088 1.000
5 3.5505 0.6936 1.923 18.90
絞 ∞ 0.0907 1.000
7 ∞ 0.9136 1.700 65.00
8 −1.2145 0.0907 1.000
9 ∞ 1.0772 1.729 54.68
10 −1.2237 0.5441 1.923 18.90
11 −3.1957 0.6166 1.000
12 ∞ 0.8162 1.516 64.14
13 ∞ 0.0363 1.510 64.05
14 ∞ 0.7255 1.611 50.49
15 ∞ 0.0000 1.000
像面 ∞ 0.0000
〔実施例6〕
実施例6に係る内視鏡用対物レンズの構成を図12に示し、そのレンズデータを以下に示す。また、本実施例に係る内視鏡用対物レンズの収差図を図13に示す。
本実施例の内視鏡用対物レンズは、実施例1の内視鏡用対物レンズと同様の構成を有している。
レンズデータ
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 9.8584 1.000
1 ∞ 0.3585 1.768 71.79
2 0.8514 0.4481 1.000
3 ∞ 0.5377 1.518 74.70
4 ∞ 0.1075 1.000
5 3.0220 0.6990 1.750 35.33
絞 ∞ 0.0538 1.000
7 ∞ 0.8783 1.729 54.68
8 −1.3067 0.0896 1.000
9 ∞ 1.0217 1.729 54.68
10 −1.2601 0.5377 1.923 18.90
11 −3.1583 0.6005 1.000
12 ∞ 0.8066 1.516 64.14
13 ∞ 0.0358 1.510 64.10
14 ∞ 0.7170 1.506 50.20
15 ∞ 0.0000 1.000
像面 ∞ 0.0000
〔実施例7〕
実施例7に係る内視鏡用対物レンズの構成を図14に示し、そのレンズデータを以下に示す。また、本実施例に係る内視鏡用対物レンズの収差図を図15に示す。
本実施例の内視鏡用対物レンズは、実施例1の内視鏡用対物レンズと同様の構成を有している。
レンズデータ
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 9.8401 1.000
1 ∞ 0.3453 1.768 71.79
2 0.8264 0.3453 1.000
3 ∞ 0.5179 1.518 75.00
4 ∞ 0.1036 1.000
5 3.4154 0.5885 1.750 35.33
絞 ∞ 0.0518 1.000
7 ∞ 0.8294 1.700 65.00
8 −1.1205 0.0863 1.000
9 ∞ 1.1011 1.729 54.68
10 −1.1213 0.5179 1.923 18.90
11 −3.0418 0.5524 1.000
12 ∞ 0.7769 1.516 64.14
13 ∞ 0.0345 1.510 64.05
14 ∞ 0.6905 1.611 50.49
15 ∞ 0.0000 1.000
像面 ∞ 0.0000
〔実施例8〕
実施例8に係る内視鏡用対物レンズの構成を図16に示し、そのレンズデータを以下に示す。また、本実施例に係る内視鏡用対物レンズの収差図を図17に示す。
本実施例の内視鏡用対物レンズは、後群の接合レンズの後段に、第6レンズとして凸面を物体側に向けた正の平凸レンズを備えている点において、実施例1と構成が異なる。
レンズデータ
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 9.1946 1.000
1 ∞ 0.3226 1.771 71.70
2 0.7662 0.3549 1.000
3 ∞ 0.4839 1.520 74.44
4 ∞ 0.0807 1.000
5 1.8244 0.6291 1.883 40.76
絞 ∞ 0.0484 1.000
7 ∞ 0.6130 1.729 54.68
8 −1.4631 0.0887 1.000
9 ∞ 0.7259 1.729 54.68
10 −1.0872 0.4033 1.923 18.90
11 −3.4262 0.6593 1.000
12 3.4956 0.7098 1.516 64.14
13 ∞ 0.0323 1.512 63.80
14 ∞ 0.6452 1.614 50.20
15 ∞ 0.0000 1.000
像面 ∞ 0.0000
〔実施例9〕
実施例9に係る内視鏡用対物レンズの構成を図18に示し、そのレンズデータを以下に示す。また、本実施例に係る内視鏡用対物レンズの収差図を図19に示す。
本実施例の内視鏡用対物レンズは、実施例8と同様の構成を有している。
レンズデータ
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 10.0351 1.000
1 ∞ 0.3169 1.768 71.79
2 1.0035 0.2887 1.000
3 ∞ 0.6162 1.518 75.00
4 ∞ 0.0880 1.000
5 3.5911 0.5282 1.750 35.33
絞 ∞ 0.0528 1.000
7 ∞ 0.8726 1.670 47.23
8 −1.1315 0.0880 1.000
9 ∞ 0.6162 1.729 54.68
10 −1.1144 0.5282 1.923 18.90
11 −3.1021 0.7007 1.000
12 4.9101 0.7922 1.516 64.14
13 ∞ 0.0352 1.510 64.05
14 ∞ 0.7042 1.611 50.49
15 ∞ 0.0000 1.000
像面 ∞ 0.0000
〔実施例10〕
実施例10に係る内視鏡用対物レンズの構成を図20に示し、そのレンズデータを以下に示す。また、本実施例に係る内視鏡用対物レンズの収差図を図21に示す。
本実施例の内視鏡用対物レンズは、実施例8と同様の構成を有している。
レンズデータ
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 8.1077 1.000
1 ∞ 0.3025 1.883 40.76
2 0.7741 0.3581 1.000
3 ∞ 0.4267 1.520 74.44
4 ∞ 0.0711 1.000
5 1.7943 0.5547 1.883 40.76
絞 ∞ 0.0427 1.000
7 ∞ 0.7390 1.589 61.14
8 −1.1321 0.0782 1.000
9 ∞ 0.6869 1.729 54.68
10 −0.9587 0.4004 1.923 18.90
11 −3.0212 0.9550 1.000
12 5.1223 0.6259 1.516 64.14
13 ∞ 0.0284 1.512 63.80
14 ∞ 0.5690 1.614 50.20
15 ∞ 0.0000 1.000
像面 ∞ 0.0000
〔実施例11〕
実施例11に係る内視鏡用対物レンズの構成を図22に示し、そのレンズデータを以下に示す。また、本実施例に係る内視鏡用対物レンズの収差図を図23に示す。
本実施例の内視鏡用対物レンズは、フィルタが第2レンズの後段に配置されている点、および、第4レンズに両凸レンズを用いている点において、実施例1と構成が異なる。
レンズデータ
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 8.9419 1.000
1 ∞ 0.3922 2.182 33.01
2 1.1808 0.1771 1.000
3 2.1954 0.6258 1.888 40.76
4 ∞ 0.0471 1.000
5 ∞ 0.4960 1.520 75.00
絞 ∞ 0.0471 1.000
7 ∞ 1.0040 1.747 49.34
8 −1.3674 0.0784 1.000
9 6.2130 0.7844 1.888 40.76
10 −0.7703 0.6040 1.934 18.90
11 −3.7046 0.5370 1.000
12 ∞ 0.7059 1.518 64.14
13 ∞ 0.0314 1.512 64.05
14 ∞ 0.6275 1.614 50.49
15 ∞ 0.0000 1.000
像面 ∞ 0.0000
〔実施例12〕
実施例12に係る内視鏡用対物レンズの構成を図24に、そのレンズデータを以下に示す。また、本実施例に係る内視鏡用対物レンズの収差図を図25に示す。
本実施例の内視鏡用対物レンズは、第3レンズに正メニスカスレンズを用いている点において、実施例1と構成が異なる。
レンズデータ
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 6.6534 1.000
1 ∞ 0.2918 1.768 71.79
2 1.1883 0.2335 1.000
3 ∞ 0.3502 1.518 75.00
4 ∞ 0.0700 1.000
5 2.2526 0.4727 1.750 35.33
絞 ∞ 0.0350 1.000
7 −4.4676 0.6494 1.930 45.00
8 −1.1325 0.0584 1.000
9 ∞ 0.8238 1.729 54.68
10 −0.8710 0.4669 1.923 18.90
11 −2.0567 0.4253 1.000
12 ∞ 0.6420 1.516 64.14
13 ∞ 0.0233 1.510 64.05
14 ∞ 0.4669 1.611 50.49
15 ∞ 0.0000 1.000
像面 ∞ 0.0000
〔実施例13〕
実施例13に係る内視鏡用対物レンズの構成を図26に、そのレンズデータを以下に示す。本実施例に係る内視鏡用対物レンズは、第1レンズから接合レンズまで、実施例1の内視鏡用対物レンズと同様の構成を有し、撮像素子の物体側に、光線を垂直方向に変換する光路変換素子Pが配置されている。
レンズデータ
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 10.3427 1.000
1 ∞ 0.3629 1.768 71.79
2 0.8535 0.3386 1.000
3 ∞ 0.5444 1.518 75.00
4 ∞ 0.1089 1.000
5 3.8738 0.6858 1.750 35.33
絞 ∞ 0.0544 1.000
7 ∞ 0.9389 1.700 65.00
8 −1.1501 0.0907 1.000
9 ∞ 1.0901 1.729 54.68
10 −1.2076 0.5444 1.923 18.90
11 −3.1972 0.4595 1.000
12 ∞ 1.1000 1.883 40.76
13(反射面) ∞ 1.1000 1.883 40.76
14 ∞ 0.0000 1.000
像面 ∞ 0.0000
表1に、実施例1から13における各パラメータ値および条件式(1)から(3)の値を示す。
Figure 2011077972
(付記)
なお、これらの実施例から以下の構成の発明が導かれる。
(付記項1)
物体側から順に、前群、明るさ絞りおよび後群からなり、前群が、物体側から順に、像側に凹面を向けた負の第1レンズと、物体側に凸面を向け像側に平面または凹面を有する正の第2レンズとを備えるとともに、フィルタを有し、後群が、物体側から順に、像側に凸面を向けた正の第3レンズと、平凸レンズ又は両凸レンズと負メニスカスレンズとからなる接合レンズを備え、以下の条件式(1)を満足する内視鏡用対物レンズ。
(1) n3 > −ν3/12 + 5.5
ただし、n3は第3レンズの屈折率、ν3は第3レンズのアッベ数である。
(付記項2)
物体側から順に、前群、明るさ絞りおよび後群からなり、前群が、物体側から順に、像側に凹面を向けた負の第1レンズと、物体側に凸面を向け像側に平面または凹面を有する正の第2レンズとを備えるとともに、第1レンズと第2レンズの間にフィルタを有し、後群が、物体側から順に、像側に凸面を向けた正の第3レンズと、平凸レンズ又は両凸レンズと負メニスカスレンズとからなる接合レンズとを備える内視鏡用対物レンズ。
(付記項3)
以下の条件式(1)を満足する付記項2に記載の内視鏡用対物レンズ。
(1) n3 > −ν3/12 + 5.5
ただし、n3は第3レンズの屈折率、ν3は第3レンズのアッベ数である。
(付記項4)
以下の条件式(2)および(3)を満足する付記項1から付記項3のいずれかに記載の内視鏡用対物レンズ。
(2) |f3/r3| > 1.3
(3) 2.0 > df/Ih > 1.5
ただし、f3は第3レンズの焦点距離、r3は第3レンズの像面側曲率半径、dfは第1レンズ凹面頂から明るさ絞りまでの面間隔距離と光学素子厚さの和、Ihは最高像高である。
(付記項5)
後群が、正レンズを複数枚含む付記項1から付記項4のいずれかに記載の内視鏡用対物レンズ。
(付記項6)
フィルタが、赤外カットフィルタおよび色補正フィルタに限らない光学フィルタである付記項1から付記項5のいずれかに記載の内視鏡用対物レンズ。
(付記項7)
第1レンズが、薬品耐性または滅菌耐性を有する材質からなる付記項1から付記項6のいずれかに記載の内視鏡用対物レンズ。
(付記項8)
プリズム等の光路変換素子を備える付記項1から付記項7のいずれかに記載の内視鏡用対物レンズ。
(付記項9)
付記項1から付記項8のいずれかに記載の内視鏡用対物レンズを備える内視鏡。
1 内視鏡用対物レンズ
FG 前群
BG 後群
FL フィルタ
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ(平凸レンズ又は両凸レンズ)
L5 第5レンズ(負メニスカスレンズ)
E45 接合レンズ
S 明るさ絞り
P 光路変換素子
上記目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の参考例としての一態様は、物体側から順に、前群、明るさ絞りおよび後群からなり、前記前群が、物体側から順に、像側に凹面を向けた負の第1レンズと、物体側に凸面を向け像側に平面または凹面を有する正の第2レンズとを備えるとともに、フィルタを有し、前記後群が、物体側から順に、像側に凸面を向けた正の第3レンズと、平凸レンズ又は両凸レンズと負メニスカスレンズとからなる接合レンズとを備え、以下の条件式(1)を満足する内視鏡用対物レンズである。
(1) n3 > −ν3/12 + 5.5
ただし、n3は前記第3レンズの屈折率、ν3は前記第3レンズのアッベ数である。
本発明の参考例としての一態様によれば、小型で光学全長の短い内視鏡を得るために、光学素子の構成枚数を最小限とし、前群、明るさ絞り、後群の3群からなる簡素な構成とした。かつ、高画素撮像素子に対応し良好な画質を得るために、前群は物体側から順に、像側に凹面を向けた負の第1レンズと、物体側に凸面を向け像側に平面または凹面を有する正の第2レンズとを有し、後群は物体側から順に、像側に凸面を向けた正の第3レンズと、平凸レンズ又は両凸レンズと負メニスカスレンズとの接合レンズとを含む構成とした。
本発明の第の態様は、物体側から順に、前群、明るさ絞りおよび後群からなり、前記前群が、物体側から順に、像側に凹面を向けた負の第1レンズと、物体側に凸面を向け像側に平面または凹面を有する正の第2レンズとを備えるとともに、前記第1レンズと前記第2レンズの間にフィルタを有し、前記後群が、物体側から順に、像側に凸面を向けた正の第3レンズと、平凸レンズ又は両凸レンズと負メニスカスレンズからなる接合レンズとを備え、以下の条件式(1)および(3)を満足する内視鏡用対物レンズである。
(1) n3 > −ν3/12 + 5.5
(3) 2.0 > df/Ih > 1.5
ただし、n3は前記第3レンズの屈折率、ν3は前記第3レンズのアッベ数、dfは前記第1レンズ凹面頂から前記明るさ絞りまでの面間隔距離と光学素子厚さの和、Ihは最大像高である。
本発明の第の態様によれば、レーザー治療等に対応した内視鏡を得るため、レーザーカットフィルタや色補正フィルタなどの光学フィルタを第1レンズと第2レンズの間に配置する構造とした。これは、組立作業においてワレやカケなどフィルタ表面を傷つけるリスクを避けるためである。また、フィルタ等を明るさ絞りより物体側に配置することで、フィルタへの光線の入射角度が小さくなる。これにより効率的に色補正、若しくは赤外領域波長の光線をカットすることが出来るため、最良の形態である。
さらに、フィルタを前群に配置するためには、撮像素子サイズに対して前群に十分なスペースを確保する必要がある。条件式(3)は、最大像高に対する第1レンズ凹面頂から明るさ絞りまでの面間隔距離と光学素子厚さの和の比を規定したものである。条件式(3)の下限1.5を下回ると、フィルタ等を配置するスペースを十分に確保することが難しい。条件式(3)の上限2.0を上回ると、フィルタ等を配置するスペースを確保できるが、明るさ絞りの後ろから像面までの距離を長くする必要が生じる。その結果、像面入射角が大きくなり、シェーディング現象が起こる可能性が生じる。
上記参考例としての一態様および第の態様においては、以下の条件式(2)を満足することが好ましい。
(2) |f3/r3| > 1.3
ただし、f3は前記第3レンズの焦点距離、r3は前記第3レンズの像面側曲率半径である。
発明の第の態様は、上記いずれかに記載の内視鏡用対物レンズを備える内視鏡である。
本発明の第1およびの態様によれば、レーザー治療等に対応した小型で高画素の撮像素子に好適で、かつ簡素な構成である内視鏡用対物レンズ及びそれを用いた内視鏡を提供することができる。
〔実施例11〕
本発明の参考例としての実施例11に係る内視鏡用対物レンズの構成を図22に示し、そのレンズデータを以下に示す。また、本実施例に係る内視鏡用対物レンズの収差図を図23に示す。
本実施例の内視鏡用対物レンズは、フィルタが第2レンズの後段に配置されている点、および、第4レンズに両凸レンズを用いている点において、実施例1と構成が異なる。

Claims (5)

  1. 物体側から順に、前群、明るさ絞りおよび後群からなり、
    前記前群が、物体側から順に、像側に凹面を向けた負の第1レンズと、物体側に凸面を向け像側に平面または凹面を有する正の第2レンズとを備えるとともに、フィルタを有し、
    前記後群が、物体側から順に、像側に凸面を向けた正の第3レンズと、平凸レンズ又は両凸レンズと負メニスカスレンズとからなる接合レンズとを備え、以下の条件式(1)を満足する内視鏡用対物レンズ。
    (1) n3 > −ν3/12 + 5.5
    ただし、n3は前記第3レンズの屈折率、ν3は前記第3レンズのアッベ数である。
  2. 物体側から順に、前群、明るさ絞りおよび後群からなり、
    前記前群が、物体側から順に、像側に凹面を向けた負の第1レンズと、物体側に凸面を向け像側に平面または凹面を有する正の第2レンズとを備えるとともに、前記第1レンズと前記第2レンズの間にフィルタを有し、
    前記後群が、物体側から順に、像側に凸面を向けた正の第3レンズと、平凸レンズ又は両凸レンズと負メニスカスレンズからなる接合レンズとを備える内視鏡用対物レンズ。
  3. 以下の条件式(1)を満足する請求項2に記載の内視鏡用対物レンズ。
    (1) n3 > −ν3/12 + 5.5
    ただし、n3は前記第3レンズの屈折率、ν3は前記第3レンズのアッベ数である。
  4. 以下の条件式(2)および(3)を満足する請求項1から請求項3のいずれかに記載の内視鏡用対物レンズ。
    (2) |f3/r3| > 1.3
    (3) 2.0 > df/Ih > 1.5
    ただし、f3は前記第3レンズの焦点距離、r3は前記第3レンズの像面側曲率半径、dfは前記第1レンズ凹面頂から前記明るさ絞りまでの面間隔距離と光学素子厚さの和、Ihは最大像高である。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の内視鏡用対物レンズを備える内視鏡。
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