JPWO2011048735A1 - 照明用レンズ、発光装置、面光源および液晶ディスプレイ装置 - Google Patents

照明用レンズ、発光装置、面光源および液晶ディスプレイ装置 Download PDF

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    • F21Y2115/00Light-generating elements of semiconductor light sources
    • F21Y2115/10Light-emitting diodes [LED]

Abstract

照明用レンズ(1)は、入射面(11)、出射面(12)、および底面(13)を備えている。入射面(11)は、光軸Aと直交する、出射面(12)側に凸な曲面の第1入射面(111)と、この第1入射面(111)の縁から広がりながら底面(13)の内縁に斜めにつながる第2入射面(112)と、を有している。光拡張方向の断面において、光源(20)の位置に対応する光軸A上の基点Qから入射面(11)に直接的に到達する仮想光が入射面(11)を透過するときの屈折角をθ1とし、このθ1の符号を入射面(11)の法線Nに対して光軸A側を負、その反対側を正としたときに、第1入射面(111)ではθ1の符号が負となり、第2入射面(112)ではθ1の符号が正となる。

Description

本発明は、例えば発光ダイオード等の光源の指向性を広くする照明用レンズ、およびこの照明用レンズを用いた照明装置に関する。さらに、本発明は、複数の照明装置を備える面光源、およびこの面光源がバックライトとして液晶パネル後方に配置された液晶ディスプレイ装置に関する。
従来の大型の液晶ディスプレイ装置のバックライトでは、冷陰極管が液晶パネル直下に多数配置され、これらの冷陰極管が拡散板や反射板等の部材と共に使われていた。近年では、バックライトの光源として発光ダイオード(以下「LED」と言う。)が使用されるようになっている。LEDは近年効率が向上し、蛍光灯に変わる消費電力の少ない光源として期待されている。また液晶ディスプレイ装置用の光源としては映像に応じてLEDの明暗を制御することで液晶ディスプレイ装置の消費電力を下げることができる。
液晶ディスプレイ装置のLEDを光源とするバックライトでは、冷陰極管の代わりに多数のLEDを配置することとなる。多数のLEDを用いることでバックライト表面で均一な明るさを得ることができるが、LEDが多数必要で安価にできない問題があった。1個のLEDの出力を大きくし、LEDの使用する個数を減らす取り組みがなされており、例えば特許文献1では、少ない個数のLEDでも均一な面光源が得られるようにするレンズが提案されている。
少ない個数のLEDで均一な面光源を得るためには、1個のLEDが照明する照明領域を大きくする必要がある。すなわちLEDからの光を拡張して指向性を広くすることが必要である。このために特許文献1では、チップ状のLEDの指向性を制御する平面視で円形状のレンズをLEDの上に配置している。このレンズの形状は、光を出射させる出射面における光軸近傍部分が凹面となっており、その外側部分が凹面と連続する凸面となっている。
特許第3875247号公報
LEDでは、LEDのチップの正面方向に最も多くの光が発光しており、特許文献1に開示されたレンズでは、光軸近傍の凹面でチップからの正面方向に向かう光を屈折により発散させている。これにより、被照射面における光軸近傍の照度を抑えて広がりのある照度分布にすることができる。
ところで、特許文献1に開示されたレンズでは、入射面が光源を取り囲むような半球状または円柱状の凹面となっている。しかしながら、このようになっていると、光源から放射される光のうち光軸に対する角度が大きな光が入射面にほぼ垂直に入射し、出射面の最外周近くに到達するため、その光を出射面で屈折させて照明領域に向かわせるのは困難である。すなわち、特許文献1に開示されたレンズでは、光源から広い角度で放射される光を有効に配光させることができない。
本発明は、光源の指向性を広くしながらも、光源から広い角度で放射される光を有効に配光させることができる照明用レンズを提供するとともに、この照明用レンズを含む発光装置、面光源、および液晶ディスプレイ装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、光源からの光を光軸方向と直交する少なくとも一方向に拡張して被照射面に照射する照明用レンズであって、光源からの光が入射する入射面と、入射した光を出射させる出射面と、前記入射面の外側で前記出射面と反対側を向く底面と、を備え、前記入射面は、前記光軸と直交する、前記出射面側に凸な曲面の第1入射面と、この第1入射面の縁から広がりながら前記底面の内縁に斜めにつながる第2入射面と、を有し、前記一方向に沿って前記光軸を通る断面において、前記光源の位置に対応する前記光軸上の基点から前記入射面に直接的に到達する仮想光が前記入射面を透過するときの屈折角をθ1とし、このθ1の符号を前記入射面の法線に対して前記光軸側を負、その反対側を正としたときに、前記第1入射面ではθ1の符号が負となり、前記第2入射面ではθ1の符号が正となる、照明用レンズを提供する。
また、本発明は、光を放射するLEDと、前記LEDからの光を拡張して被照射面に照射する照明用レンズと、を備える発光装置であって、前記照明用レンズは、上記の照明用レンズである、発光装置を提供する。
さらに、本発明は、平面的に配置された複数の発光装置と、前記複数の発光装置を覆うように配置され、前記複数の発光装置から一方面に照射された光を他方面から拡散した状態で放射する拡散板と、を備える面光源であって、前記複数の発光装置のそれぞれは、上記の発光装置である、面光源を提供する。
また、本発明は、液晶パネルと、前記液晶パネルの裏側に配置された上記の面光源と、を備える液晶ディスプレイ装置を提供する。
上記の構成によれば、光源の中心付近の光を第1入射面で広げることができる。また、光源から広い角度で放射される光を第2入射面で出射面側に大きく跳ね上げることができ、その光を出射面で屈折させて被照射面の所定エリアに到達させることができる。従って、本発明によれば、光源の指向性を広げつつ、光源から広い角度で放射される光を有効に配光させることができる。
本発明の実施の形態1に係る照明用レンズの構成図 図1に示す照明用レンズの斜視図 変形例の照明用レンズの斜視図 他の変形例の照明用レンズの斜視図 本発明の実施の形態2に係る発光装置の構成図 本発明の実施の形態2に係る発光装置の第1入射面に到達する光線の光路図 本発明の実施の形態2に係る発光装置の第2入射面に到達する光線の光路図 変形例の発光装置の構成図 実施例1の発光装置の構成図 実施例2の発光装置の構成図 実施例1の発光装置における照明用レンズの入射面および出射面形状を表す、θiとsagX,Yの関係を示すグラフ(表1をグラフ化) 実施例1の発光装置のθiとθ1の関係を示すグラフ 図13Aは実施例1の発光装置の照度分布、図13Bは実施例1の効果を確認するためのLEDのみの照度分布 実施例2の発光装置における照明用レンズの入射面および出射面形状を表す、θiとsagX,Yの関係を示すグラフ(表2をグラフ化) 実施例2の発光装置のθiとθ1の関係を示すグラフ 図16Aは実施例2の発光装置の照度分布、図16Bは実施例2の効果を確認するためのLEDのみの照度分布 実施例3の発光装置における照明用レンズの入射面および出射面形状を表す、θiとsagX,Yの関係を示すグラフ(表3をグラフ化) 実施例3の発光装置のθiとθ1の関係を示すグラフ 図19Aは実施例3の発光装置の照度分布、図19Bは実施例3の効果を確認するためのLEDのみの照度分布 本発明の実施の形態3に係る面光源の構成図 本発明の実施の形態3に係る面光源の部分的な断面図 図22Aは本発明の実施の形態3に係る面光源で実施例1の発光装置を用いたときの照度分布、図22Bは実施例1の効果を確認するためのLEDのみで発光装置を構成した場合の面光源での照度分布 図23Aは本発明の実施の形態3に係る面光源で実施例2の発光装置を用いたときの照度分布、図23Bは実施例2の効果を確認するためのLEDのみで発光装置を構成した場合の面光源での照度分布 変形例の面光源の構成図 図25Aは本発明の実施の形態3に係る面光源で実施例3の発光装置を用いたときの照度分布、図25Bは実施例3の効果を確認するためのLEDのみで発光装置を構成した場合の面光源での照度分布 他の変形例の面光源の構成図 本発明の実施の形態4に係る液晶ディスプレイの構成図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る照明用レンズ1の構成図である。照明用レンズ1は、指向性を有する光源20と被照射面3との間に配置され、光源20からの光を拡張して被照射面3に照射するものである。すなわち、照明用レンズ1によって光源20の指向性が広くされる。本実施形態では、図2に示すように照明用レンズ1が光源20を周囲から取り囲む形状を有しており、光源20からの光が照明用レンズ1によって光軸Aの回りに放射状に拡張される。被照射面3の照度分布は、照明用レンズ1の設計上の中心線である光軸A上が最大で周囲に行くほど略単調に減少する。なお、光源20と照明用レンズ1とは、互いの光軸が合致するように配置される。
具体的に、照明用レンズ1は、光源20からの光が入射する入射面11と、入射した光を出射させる出射面12とを有している。また、照明用レンズ1は、入射面11の周囲で出射面12と反対側を向く環状の底面13を有している。さらに、本実施形態では、出射面12と底面13との間に径方向外側に張り出すリング部15が設けられており、このリング部15の断面略コ字状の外面で出射面12の周縁と底面13の外周縁とがつながれている。ただし、リング部15は省略可能であり、出射面12の周縁と底面13の外周縁とが断面直線状または円弧状の端面でつながれていてもよい。
入射面11は、連続するすり鉢状の凹面である。入射面11は、光軸Aに対して回転対称であることが好ましいが、光軸Aに対して回転対称でなくてもよい。例えば、光源20が光軸方向から見たときに長方形である場合には、入射面11は光軸方向から見て光源20と同方向に延びる楕円形であってもよい。入射面11を取り巻く底面13は、本実施形態ではフラットである。
出射面12は、連続する凸面である。出射面12は、光軸Aに対して回転対称であることが好ましいが、光軸Aに対して回転対称でなくてもよい。例えば、図3に示すように、出射面12は、光軸方向から見て楕円形であってもよい。また、光軸Aを通る任意の断面において、出射面12の中心部分の曲率は、実質的にゼロであることが好ましい。ここで、「中心部分」とは、光軸Aから所定半径(例えば、光軸方向から見たときの出射面12の最外周の半径(有効径)の1/4)以内の領域をいい、「実質的にゼロ」とは、光軸A上の基点Qから出射面12上の任意の点まで光軸方向に測った距離をサグ量(sagY)とした場合、前記中心部分における最大サグ量と最小サグ量の差が0.1mm以下のことをいう。このようになっていれば、成形がし易くなり、公差に強いレンズを作ることが可能となる。ただし、出射面12の形状はこれに限られるものではなく、例えば半球状の凸面であってもよい。
照明用レンズ1の平面視における輪郭は、光軸Aに対して回転対称である必要はない。例えば、リング部15に光軸Aを挟んで互いに平行な一対のフラット部が設けられていて、照明用レンズ1が光軸方向から見たときに小判型となっていてもよい。
光源20からの光は、入射面11から照明用レンズ1内に入射した後に出射面12から出射されて、被照射面3に到達する。光源20から放射される光は、入射面11と出射面12の作用で拡張され、被照射面3の広い範囲に到達するようになる。
光源20としては、例えばLEDを採用することができる。LEDは、通常は空気に触れないように封止樹脂で覆われている。従来のLEDの封止樹脂としては、エポキシ樹脂またはシリコンゴム等が用いられている。
照明用レンズ1は、所定の屈折率を有する透明材料で構成される。透明材料の屈折率は、例えば1.4から2.0程度である。このような透明材料としては、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネイト等の樹脂、硝子、またはシリコンゴム等のゴムを用いることができる。中でも、LEDの封止樹脂として用いられるエポキシ樹脂またはシリコンゴム等を用いることが好ましい。
次に、入射面11の詳細について説明する。
入射面11は、光軸Aと直交する、出射面12側に凸な曲面の第1入射面111と、この第1入射面111の周縁から直線的に広がりながら底面13の内周縁に斜めにつながる第2入射面112とを有している。光源20から放射される光のうち光軸Aからの角度が小さい光は第1入射面111に到達し、光軸Aからの角度が大きい光は第2入射面112に到達する。
例えば、入射面11は、双曲面形状であってもよい。このとき、光軸Aを含む断面における第2入射面112の形状は、僅かに湾曲する円弧である。ただし、光軸Aを含む断面における第2入射面112の形状は、直線であってもよい。また、入射面11が光軸Aに対して回転対称である場合は、第2入射面112は、第1出射面111の周縁から拡径しながら底面13の内周縁に斜めにつながることになる。
ここで、光軸Aを通る任意の断面において、光源20の位置に対応する光軸A上の基点Qから入射面11に直接的に到達する仮想光が入射面11を透過するときの屈折角をθ1とし、このθ1の符号を入射面11の法線Nに対して光軸A側を負、その反対側を正と定義すると、第1入射面111ではθ1の符号が負となり、第2入射面112ではθ1の符号が正となる。
「光源20の位置に対応する光軸A上の基点Q」とは、光源20から放射される光の中心とみなすことが可能な点のことであり、任意の位置に設定可能である。ただし、基点Qは、底面13と同一平面上または底面13よりも第1入射面111側にあることが好ましい。本実施形態では、光源20が基板8に実装され、この基板8に照明用レンズ1の底面13が接合される形態を想定しており、基点Qが底面13と同一平面上に位置している。
光軸Aを通る任意の断面において、第2入射面112上の任意の点における接線と光軸Aとのなす角度は、配光特性の観点から、20°以上70°以下が好ましい。より好ましい角度は、30°以上50°以下である。
以上のような照明用レンズ1であれば、光源20の中心付近の光を第1入射面111で広げることができる。また、光源20から広い角度で放射される光を第2入射面112で出射面12側に大きく跳ね上げることができ、その光を出射面12で屈折させて被照射面3の所定エリアに到達させることができる。従って、本実施形態の照明用レンズ1によれば、光源20の指向性を広げつつ、光源20から広い角度で放射される光を有効に配光させることができる。
ここで、照明用レンズ1は、光軸Aを通る任意の断面において、出射面12上の任意の点と光軸A上の基点Qとを結んだ直線と光軸Aとの角度をθi、光軸A上の基点Qから前記出射面12上の任意の点まで光軸方向に測った距離をsagY、θiが0°のときのsagYをsagY0、θiが60°のときのsagYをsagY60としたときに、以下の式(1)
0.5<sagY60/sagY0<0.8・・・(1)
を満足することが好ましい。
本実施形態のように入射面11の形状を設定することにより、光軸A上の基点Qから出射面12の最外周まで光軸方向に測った距離を大きくすることができる。これにより、照明用レンズ1のエッジの厚さをある程度確保することができ、照明用レンズ1を容易に射出成形できるようになる。また、光軸A上の基点Qから出射面12の最外周まで光軸方向に測った距離を大きくすることにより、例えば光源20が実装される基板8と底面13との間に隙間を確保することが可能になる。このようにすれば、光源20により温められる空気をその隙間を通じて逃がすことができ、光源20の過度な温度上昇を抑制することができる。式(1)の下限を超えると、照明用レンズ1のエッジが薄くなりすぎ、上限を超えると、照明用レンズ1のサイズ(例えば光軸方向から見たときの直径)が大きくなりすぎる。
ところで、本発明の照明用レンズは、光源20からの光を光軸方向と直交する少なくとも一方向に拡張するものであればよく、光源20からの光を光軸Aの回りに放射状に拡張するものに限られない。例えば、図4に示すように、光源(図示せず)を挟むような二股状の形状を有し、光源からの光を光軸方向と直交する第1方向のみに拡張する照明用レンズ10を採用することも可能である。この場合、入射面11は、光軸方向および第1方向と直交する第2方向に延びる筒状の凹面であり、底面13は、第1方向において入射面の両側に位置している。そして、第2入射面112は、第1方向における第1入射面111の両辺から直線的に広がりながら第1方向における底面13の内辺に斜めにつながっている。また、この場合、光源としては、第2方向に延びる長尺状のものを用いることが好ましい。
なお、照明用レンズ10においても、光拡張方向である第1方向に沿って光軸Aを通る断面(すなわち、図1と同じ断面)において、出射面12の中心部分の曲率は、実質的にゼロであることが好ましい。また、第1方向に沿って光軸Aを通る断面において、第2入射面112上の任意の点における接線と光軸Aとのなす角度は、20°以上70°以下が好ましく、30°以上50°以下がより好ましい。さらに、照明用レンズ10は、第1方向に沿って光軸を通る断面において、上述した式(1):0.5<sagY60/sagY0<0.8を満足することが好ましい。
なお、本発明の照明用レンズは、LED以外の光源(例えば、レーザーまたは有機EL)にも適用可能である。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2に係る発光装置7の構成図である。この発光装置7は、光を放射するLED2と、LED2からの光を拡張して被照射面3に照射する照明用レンズとして、実施の形態1で説明した、光源からの光を放射状に拡張する照明用レンズ1(図1〜3参照)とを備えている。なお、発光装置7は、照明用レンズ1の代わりに、光源からの光を一方向のみに拡張する照明用レンズ10(図4参照)を備えていてもよい。
LED2は、照明用レンズ1の入射面11から離れて配置されている。照明用レンズ1の第2入射面112は、LED2の発光面の高さのバラつきにも対応できるように、光軸方向においてLED2の発光面を超えるように広がっていることが好ましい。本実施形態では、LED2の発光面と反対側の面が照明用レンズ1の底面13と同一平面上に位置していて、LED2の発光面と反対側の面(換言すれば、LED2が実装される基板の表面)と光軸Aとの交点が実施の形態1で説明した基点Qとなっている。照明用レンズ1の出射面12から出射した光は被照射面3に到達し、被照射面3を照明する。
LED2内での発光は指向性を持たない発光であるが、発光領域の屈折率は2.0以上であり、屈折率が低い領域に光が侵入すると、界面の屈折の影響で、界面の法線方向に最大の強度を持ち、法線方向から角度が大きくなるほど、光の強度は小さくなる。このようにLED2は指向性を持っており、広い範囲を照明するためには照明用レンズ1で指向性を広くすることが必要である。
図6および図7は発光装置7の光路図である。図6は、LED2から光軸Aに対して小さな角度で出射され、第1入射面111に到達する光線の光路を示す。LED2から出射した光は、第1入射面111を光軸Aから離れる方向に屈折しながら透過し、その後に出射面12に到達する。到達した光は、出射面12を屈折しながら透過し、その後に被照射面3に到達する。図7は、LED2から光軸Aに対して大きな角度で出射され、第2入射面112に到達する光線の光路を示す。LED2から出射した光は、第2入射面112を光軸Aに近づく方向に屈折しながら透過し、その後に出射面12に到達する。到達した光は、出射面12を屈折しながら透過し、その後に被照射面3に到達する。
なお、LED2の発光面上には、図8に示すように、封止樹脂によりドーム型の封止部21が形成されていてもよい。このようになっていれば、光源の指向性を更に広げることができ、また光の取り出し効率を上げることも可能となる。
以下、本発明の具体的な数値例として、本発明の実施の形態2の実施例1〜3を示す。実施例1および実施例2では、光源からの光を放射状に拡張する照明用レンズ1を採用し、実施例3では、光源からの光を一方向のみに拡張する照明用レンズ10を採用する。
図9は、実施例1の発光装置の構成図であり、図10は、実施例2の発光装置の構成図である。なお、実施例3の発光装置は、図10に示す断面形状で紙面と直交する方向に延びるものであり、その構成図は省略する。本実施例1〜3は、汎用品のLEDを光源とし、指向性を広げることを目的とした設計例である。実施例1におけるLEDのパッケージサイズは3.0×2.0mmであり、実施例2におけるLEDのパッケージサイズは5.8×3.4mmであり、実施例3におけるLEDのパッケージサイズは3.0×3.0mmである。なお、実施例1では、LEDの発光面にドーム型の封止部が形成されている。
図9および図10中のθiは、光軸A上の基点Qと入射面11および出射面12上の任意の点とを結んだ直線と光軸Aとの角度である。さらに、図9および図10中のsagXは、光軸A上の基点Qから前記入射面11上の任意の点まで光軸方向に測った距離であり、sagYは、光軸A上の基点Qから前記出射面12上の任意の点まで光軸方向に測った距離である。
(実施例1)
次に実施例1の具体的な数値を表1に示す。
Figure 2011048735
図11は、表1のθiとsagXおよびsagYについてグラフ化したものである。また、図12に、θiと基点Qからの仮想光の入射面11での屈折角であるθ1の関係のグラフを示す。図12は、本実施例1における第1入射面111と第2入射面112とでθ1の符号が反転していることを示している。
図13Aは、実施例1の発光装置を配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に被照射面を配置したときの計算で求めた被照射面での照度分布を表す。図13Bは、図13Aのときと同じLED(発光面上に封止部21があるもの)のみを配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に被照射面を配置したときの計算で求めた被照射面での照度分布を表す。なお、図13Aおよび図13Bは、光軸中心照度を1として規格化したときの被照射面上での照度分布曲線を示している。図13Aと図13Bを比較すると、光源を周囲から取り囲む形状を有する照明用レンズ1の効果で被照射面を広く照明できていることがわかる。
なお、実施例1では、出射面12に関するsagY60/sagY0が0.675となっている。
(実施例2)
次に実施例2の具体的な数値を表2に示す。
Figure 2011048735
図14は、表2のθiとsagXおよびsagYについてグラフ化したものである。また、図15に、θiと基点Qからの仮想光の入射面11での屈折角であるθ1の関係のグラフを示す。図15は、上述した実施例1と同様に、本実施例2における第1入射面111と第2入射面112とでθ1の符号が反転していることを示している。
図16Aは、実施例2の発光装置を配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に被照射面を配置したときの計算で求めた被照射面での照度分布を表す。図16Bは、図16Aのときと同じLED(発光面上に封止部21がないもの)のみを配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に被照射面を配置したときの計算で求めた被照射面での照度分布を表す。なお、図16Aおよび図16Bは、図13Aおよび図13Bと同様に、光軸中心照度を1として規格化したときの被照射面上での照度分布曲線を示している。図16Aと図16Bを比較すると、光源を周囲から取り囲む形状を有する照明用レンズ1の効果で被照射面を広く照明できていることがわかる。
なお、実施例2では、出射面12に関するsagY60/sagY0が0.629となっている。
(実施例3)
次に実施例3の具体的な数値を表3に示す。
Figure 2011048735
図17は、表3のθiとsagXおよびsagYについてグラフ化したものである。また、図18に、θiと基点Qからの仮想光の入射面11での屈折角であるθ1の関係のグラフを示す。図18は、上述した実施例1と同様に、本実施例3における第1入射面111と第2入射面112とでθ1の符号が反転していることを示している。
図19Aは、実施例3の発光装置を配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に被照射面を配置したときの計算で求めた被照射面での照度分布を表す。図19Bは、図19Aのときと同じLED(発光面上に封止部21がないもの)のみを配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に被照射面を配置したときの計算で求めた被照射面での照度分布を表す。なお、図19Aおよび図19Bは、図13Aおよび図13Bと同様に、光軸中心照度を1として規格化したときの被照射面上での照度分布曲線を示している。図19Aと図19Bを比較すると、光源を挟むような二股状の形状を有する照明用レンズ10の効果で被照射面を広く照明できていることがわかる。
なお、実施例3では、出射面12に関するsagY60/sagY0が0.660となっている。
(実施の形態3)
図20は、本発明の実施の形態3に係る面光源9の構成図である。この面光源9は、平面的に配置された、実施の形態2で説明した、光源からの光を放射状に拡張する照明用レンズ1(図1〜3参照)を含む複数の発光装置7と、これらの発光装置7を覆うように配置された拡散板4とを備えている。なお、発光装置7は、図20に示すようにマトリクス状に配置されていてもよいし、千鳥状に配置されていてもよい。
また、面光源9は、発光装置7を挟んで拡散板4と対向する基板8を備えている。基板8には、図21に示すように、各発光装置7のLED2が実装されている。本実施形態では、照明用レンズ1の底面13が基板8に接合されており、基板8上に、照明用レンズ1を避けながら基板8を覆うように反射板6が配置されている。ただし、照明用レンズ1の底面13は、必ずしも基板8に直接的に接合されている必要はなく、例えば支柱を介して基板8に接合されていてもよい。この場合、基板8と照明用レンズ1の底面13との間には隙間が形成されるので、反射板6は、その隙間に入り込んでいてもよい。
発光装置7は、拡散板4の一方面4aに光を照射する。すなわち、拡散板4の一方面4aは、実施の形態1および実施の形態2で説明した被照射面3となっている。拡散板4は、一方面4aに照射された光を他方面4bから拡散された状態で放射する。個々の発光装置7からは拡散板4の一方面4aに広い範囲で均一化された照度の光が照射され、この光が拡散板4で拡散されることにより、面内での輝度ムラが少ない面光源ができる。
発光装置7からの光は、拡散板4で散乱されて、発光装置側へ戻ったり拡散板4を透過したりする。発光装置側へ戻って反射板6に入射する光は、反射板6で反射されて、拡散板4に再度入射する。
図22Aは、実施例1の発光装置を30mmピッチで一直線上に4つ配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に拡散板を配置したときの計算で求めた拡散板入射面(発光装置側の一方面)での照度分布を表す。照度分布に細かな波が見られるが照度計算を実行する上で、評価する光線数が不足しているためである。同様にして求めた、実施例2の発光装置を用いたときの照度分布を図23Aに示す。
図22Bおよび図23Bは、LEDのみを30mmピッチで一直線上に4つ配置し、LEDから23mm離れた位置に拡散板を配置したときの計算で求めた拡散板入射面での照度分布を表す。なお、図22Bでは発光面上に封止部があるLED(パッケージサイズ:3.0×2.0mm)が用いられ、図23Bでは発光面上に封止部がないLED(パッケージサイズ:5.8×3.4mm)が用いられている。
図22Aと図22Bおよび図23Aと図23Bを比較すると、光源を周囲から取り囲む形状を有する照明用レンズ1の効果で拡散板入射面を均一に照明できていることがわかる。
図24は、変形例の面光源9の構成図である。この面光源9では、光源からの光を一方向(第1方向)のみ拡張する照明用レンズ10(図4参照)を含む複数の発光装置7が、基板8の第1方向の中央位置で第1方向と直交する第2方向に一列に並ぶように、平面的に配置されている。なお、発光装置7は、一列に配列されている必要はなく、基板8を第1方向に均等に分割するような2本以上の直線上に配列されていてもよい。
図25Aは、実施例3の発光装置を30mmピッチで一直線上に4つ配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に拡散板を配置したときの計算で求めた拡散板入射面(発光装置側の一方面)での照度分布を表す。図25Bは、LEDのみを30mmピッチで一直線上に4つ配置し、LEDから23mm離れた位置に拡散板を配置したときの計算で求めた拡散板入射面での照度分布を表す。なお、図25Bでは発光面上に封止部がないLED(パッケージサイズ:3.0×3.0mm)が用いられている。図25Aと図25Bを比較すると、光源を挟むような二股状の形状を有する照明用レンズ10の効果で拡散板入射面を均一に照明できていることがわかる。
なお、各発光装置7の照明用レンズ10は、図26に示すように、隣接する照明用レンズ10と連続していて、1本のレンズ100を構成していてもよい。
(実施の形態4)
図27は、本発明の実施の形態4に係る液晶ディスプレイ装置の構成図である。この液晶ディスプレイ装置は、液晶パネル5と、液晶パネル5の裏側に配置された、実施の形態3で説明した、光源からの光を放射状に拡張する照明用レンズ1を含む面光源9(図20参照)とを備えている。
LED2と照明用レンズ1で構成される発光装置7が平面的に複数配置され、これらの発光装置7によって拡散板4が照明される。拡散板4の裏面(一方面)は、照度が均一化された光が照射され、この光が拡散板4によって拡散されて液晶パネル5が照明される。
なお、液晶パネル5と面光源9との間には拡散シート、プリズムシート等の光学シートが配置されていることが好ましい。この場合、拡散板4を透過した光は、光学シートでさらに拡散されて、液晶パネル5を照明する。
なお、図示は省略するが、光源からの光を一方向のみに拡張する照明用レンズ10を含む面光源9(図24および図26参照)を液晶パネル5の裏側に配置しても、液晶ディスプレイ装置を構成可能であることは言うまでもない。
本発明は、例えば発光ダイオード等の光源の指向性を広くする照明用レンズ、およびこの照明用レンズを用いた照明装置に関する。さらに、本発明は、複数の照明装置を備える面光源、およびこの面光源がバックライトとして液晶パネル後方に配置された液晶ディスプレイ装置に関する。
従来の大型の液晶ディスプレイ装置のバックライトでは、冷陰極管が液晶パネル直下に多数配置され、これらの冷陰極管が拡散板や反射板等の部材と共に使われていた。近年では、バックライトの光源として発光ダイオード(以下「LED」と言う。)が使用されるようになっている。LEDは近年効率が向上し、蛍光灯に変わる消費電力の少ない光源として期待されている。また液晶ディスプレイ装置用の光源としては映像に応じてLEDの明暗を制御することで液晶ディスプレイ装置の消費電力を下げることができる。
液晶ディスプレイ装置のLEDを光源とするバックライトでは、冷陰極管の代わりに多数のLEDを配置することとなる。多数のLEDを用いることでバックライト表面で均一な明るさを得ることができるが、LEDが多数必要で安価にできない問題があった。1個のLEDの出力を大きくし、LEDの使用する個数を減らす取り組みがなされており、例えば特許文献1では、少ない個数のLEDでも均一な面光源が得られるようにするレンズが提案されている。
少ない個数のLEDで均一な面光源を得るためには、1個のLEDが照明する照明領域を大きくする必要がある。すなわちLEDからの光を拡張して指向性を広くすることが必要である。このために特許文献1では、チップ状のLEDの指向性を制御する平面視で円形状のレンズをLEDの上に配置している。このレンズの形状は、光を出射させる出射面における光軸近傍部分が凹面となっており、その外側部分が凹面と連続する凸面となっている。
特許第3875247号公報
LEDでは、LEDのチップの正面方向に最も多くの光が発光しており、特許文献1に開示されたレンズでは、光軸近傍の凹面でチップからの正面方向に向かう光を屈折により発散させている。これにより、被照射面における光軸近傍の照度を抑えて広がりのある照度分布にすることができる。
ところで、特許文献1に開示されたレンズでは、入射面が光源を取り囲むような半球状または円柱状の凹面となっている。しかしながら、このようになっていると、光源から放射される光のうち光軸に対する角度が大きな光が入射面にほぼ垂直に入射し、出射面の最外周近くに到達するため、その光を出射面で屈折させて照明領域に向かわせるのは困難である。すなわち、特許文献1に開示されたレンズでは、光源から広い角度で放射される光を有効に配光させることができない。
本発明は、光源の指向性を広くしながらも、光源から広い角度で放射される光を有効に配光させることができる照明用レンズを提供するとともに、この照明用レンズを含む発光装置、面光源、および液晶ディスプレイ装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、光源からの光を光軸方向と直交する少なくとも一方向に拡張して被照射面に照射する照明用レンズであって、光源からの光が入射する入射面と、入射した光を出射させる出射面と、前記入射面の外側で前記出射面と反対側を向く底面と、を備え、前記入射面は、前記光軸と直交する、前記出射面側に凸な曲面の第1入射面と、この第1入射面の縁から広がりながら前記底面の内縁に斜めにつながる第2入射面と、を有し、前記一方向に沿って前記光軸を通る断面において、前記光源の位置に対応する前記光軸上の基点から前記入射面に直接的に到達する仮想光が前記入射面を透過するときの屈折角をθ1とし、このθ1の符号を前記入射面の法線に対して前記光軸側を負、その反対側を正としたときに、前記第1入射面ではθ1の符号が負となり、前記第2入射面ではθ1の符号が正となる、照明用レンズを提供する。
また、本発明は、光を放射するLEDと、前記LEDからの光を拡張して被照射面に照射する照明用レンズと、を備える発光装置であって、前記照明用レンズは、上記の照明用レンズである、発光装置を提供する。
さらに、本発明は、平面的に配置された複数の発光装置と、前記複数の発光装置を覆うように配置され、前記複数の発光装置から一方面に照射された光を他方面から拡散した状態で放射する拡散板と、を備える面光源であって、前記複数の発光装置のそれぞれは、上記の発光装置である、面光源を提供する。
また、本発明は、液晶パネルと、前記液晶パネルの裏側に配置された上記の面光源と、を備える液晶ディスプレイ装置を提供する。
上記の構成によれば、光源の中心付近の光を第1入射面で広げることができる。また、光源から広い角度で放射される光を第2入射面で出射面側に大きく跳ね上げることができ、その光を出射面で屈折させて被照射面の所定エリアに到達させることができる。従って、本発明によれば、光源の指向性を広げつつ、光源から広い角度で放射される光を有効に配光させることができる。
本発明の実施の形態1に係る照明用レンズの構成図 図1に示す照明用レンズの斜視図 変形例の照明用レンズの斜視図 他の変形例の照明用レンズの斜視図 本発明の実施の形態2に係る発光装置の構成図 本発明の実施の形態2に係る発光装置の第1入射面に到達する光線の光路図 本発明の実施の形態2に係る発光装置の第2入射面に到達する光線の光路図 変形例の発光装置の構成図 実施例1の発光装置の構成図 実施例2の発光装置の構成図 実施例1の発光装置における照明用レンズの入射面および出射面形状を表す、θiとsagX,Yの関係を示すグラフ(表1をグラフ化) 実施例1の発光装置のθiとθ1の関係を示すグラフ 図13Aは実施例1の発光装置の照度分布、図13Bは実施例1の効果を確認するためのLEDのみの照度分布 実施例2の発光装置における照明用レンズの入射面および出射面形状を表す、θiとsagX,Yの関係を示すグラフ(表2をグラフ化) 実施例2の発光装置のθiとθ1の関係を示すグラフ 図16Aは実施例2の発光装置の照度分布、図16Bは実施例2の効果を確認するためのLEDのみの照度分布 実施例3の発光装置における照明用レンズの入射面および出射面形状を表す、θiとsagX,Yの関係を示すグラフ(表3をグラフ化) 実施例3の発光装置のθiとθ1の関係を示すグラフ 図19Aは実施例3の発光装置の照度分布、図19Bは実施例3の効果を確認するためのLEDのみの照度分布 本発明の実施の形態3に係る面光源の構成図 本発明の実施の形態3に係る面光源の部分的な断面図 図22Aは本発明の実施の形態3に係る面光源で実施例1の発光装置を用いたときの照度分布、図22Bは実施例1の効果を確認するためのLEDのみで発光装置を構成した場合の面光源での照度分布 図23Aは本発明の実施の形態3に係る面光源で実施例2の発光装置を用いたときの照度分布、図23Bは実施例2の効果を確認するためのLEDのみで発光装置を構成した場合の面光源での照度分布 変形例の面光源の構成図 図25Aは本発明の実施の形態3に係る面光源で実施例3の発光装置を用いたときの照度分布、図25Bは実施例3の効果を確認するためのLEDのみで発光装置を構成した場合の面光源での照度分布 他の変形例の面光源の構成図 本発明の実施の形態4に係る液晶ディスプレイの構成図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る照明用レンズ1の構成図である。照明用レンズ1は、指向性を有する光源20と被照射面3との間に配置され、光源20からの光を拡張して被照射面3に照射するものである。すなわち、照明用レンズ1によって光源20の指向性が広くされる。本実施形態では、図2に示すように照明用レンズ1が光源20を周囲から取り囲む形状を有しており、光源20からの光が照明用レンズ1によって光軸Aの回りに放射状に拡張される。被照射面3の照度分布は、照明用レンズ1の設計上の中心線である光軸A上が最大で周囲に行くほど略単調に減少する。なお、光源20と照明用レンズ1とは、互いの光軸が合致するように配置される。
具体的に、照明用レンズ1は、光源20からの光が入射する入射面11と、入射した光を出射させる出射面12とを有している。また、照明用レンズ1は、入射面11の周囲で出射面12と反対側を向く環状の底面13を有している。さらに、本実施形態では、出射面12と底面13との間に径方向外側に張り出すリング部15が設けられており、このリング部15の断面略コ字状の外面で出射面12の周縁と底面13の外周縁とがつながれている。ただし、リング部15は省略可能であり、出射面12の周縁と底面13の外周縁とが断面直線状または円弧状の端面でつながれていてもよい。
入射面11は、連続するすり鉢状の凹面である。入射面11は、光軸Aに対して回転対称であることが好ましいが、光軸Aに対して回転対称でなくてもよい。例えば、光源20が光軸方向から見たときに長方形である場合には、入射面11は光軸方向から見て光源20と同方向に延びる楕円形であってもよい。入射面11を取り巻く底面13は、本実施形態ではフラットである。
出射面12は、連続する凸面である。出射面12は、光軸Aに対して回転対称であることが好ましいが、光軸Aに対して回転対称でなくてもよい。例えば、図3に示すように、出射面12は、光軸方向から見て楕円形であってもよい。また、光軸Aを通る任意の断面において、出射面12の中心部分の曲率は、実質的にゼロであることが好ましい。ここで、「中心部分」とは、光軸Aから所定半径(例えば、光軸方向から見たときの出射面12の最外周の半径(有効径)の1/4)以内の領域をいい、「実質的にゼロ」とは、光軸A上の基点Qから出射面12上の任意の点まで光軸方向に測った距離をサグ量(sagY)とした場合、前記中心部分における最大サグ量と最小サグ量の差が0.1mm以下のことをいう。このようになっていれば、成形がし易くなり、公差に強いレンズを作ることが可能となる。ただし、出射面12の形状はこれに限られるものではなく、例えば半球状の凸面であってもよい。
照明用レンズ1の平面視における輪郭は、光軸Aに対して回転対称である必要はない。例えば、リング部15に光軸Aを挟んで互いに平行な一対のフラット部が設けられていて、照明用レンズ1が光軸方向から見たときに小判型となっていてもよい。
光源20からの光は、入射面11から照明用レンズ1内に入射した後に出射面12から出射されて、被照射面3に到達する。光源20から放射される光は、入射面11と出射面12の作用で拡張され、被照射面3の広い範囲に到達するようになる。
光源20としては、例えばLEDを採用することができる。LEDは、通常は空気に触れないように封止樹脂で覆われている。従来のLEDの封止樹脂としては、エポキシ樹脂またはシリコンゴム等が用いられている。
照明用レンズ1は、所定の屈折率を有する透明材料で構成される。透明材料の屈折率は、例えば1.4から2.0程度である。このような透明材料としては、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネイト等の樹脂、硝子、またはシリコンゴム等のゴムを用いることができる。中でも、LEDの封止樹脂として用いられるエポキシ樹脂またはシリコンゴム等を用いることが好ましい。
次に、入射面11の詳細について説明する。
入射面11は、光軸Aと直交する、出射面12側に凸な曲面の第1入射面111と、この第1入射面111の周縁から直線的に広がりながら底面13の内周縁に斜めにつながる第2入射面112とを有している。光源20から放射される光のうち光軸Aからの角度が小さい光は第1入射面111に到達し、光軸Aからの角度が大きい光は第2入射面112に到達する。
例えば、入射面11は、双曲面形状であってもよい。このとき、光軸Aを含む断面における第2入射面112の形状は、僅かに湾曲する円弧である。ただし、光軸Aを含む断面における第2入射面112の形状は、直線であってもよい。また、入射面11が光軸Aに対して回転対称である場合は、第2入射面112は、第1入射面111の周縁から拡径しながら底面13の内周縁に斜めにつながることになる。
ここで、光軸Aを通る任意の断面において、光源20の位置に対応する光軸A上の基点Qから入射面11に直接的に到達する仮想光が入射面11を透過するときの屈折角をθ1とし、このθ1の符号を入射面11の法線Nに対して光軸A側を負、その反対側を正と定義すると、第1入射面111ではθ1の符号が負となり、第2入射面112ではθ1の符号が正となる。
「光源20の位置に対応する光軸A上の基点Q」とは、光源20から放射される光の中心とみなすことが可能な点のことであり、任意の位置に設定可能である。ただし、基点Qは、底面13と同一平面上または底面13よりも第1入射面111側にあることが好ましい。本実施形態では、光源20が基板8に実装され、この基板8に照明用レンズ1の底面13が接合される形態を想定しており、基点Qが底面13と同一平面上に位置している。
光軸Aを通る任意の断面において、第2入射面112上の任意の点における接線と光軸Aとのなす角度は、配光特性の観点から、20°以上70°以下が好ましい。より好ましい角度は、30°以上50°以下である。
以上のような照明用レンズ1であれば、光源20の中心付近の光を第1入射面111で広げることができる。また、光源20から広い角度で放射される光を第2入射面112で出射面12側に大きく跳ね上げることができ、その光を出射面12で屈折させて被照射面3の所定エリアに到達させることができる。従って、本実施形態の照明用レンズ1によれば、光源20の指向性を広げつつ、光源20から広い角度で放射される光を有効に配光させることができる。
ここで、照明用レンズ1は、光軸Aを通る任意の断面において、出射面12上の任意の点と光軸A上の基点Qとを結んだ直線と光軸Aとの角度をθi、光軸A上の基点Qから前記出射面12上の任意の点まで光軸方向に測った距離をsagY、θiが0°のときのsagYをsagY0、θiが60°のときのsagYをsagY60としたときに、以下の式(1)
0.5<sagY60/sagY0<0.8・・・(1)
を満足することが好ましい。
本実施形態のように入射面11の形状を設定することにより、光軸A上の基点Qから出射面12の最外周まで光軸方向に測った距離を大きくすることができる。これにより、照明用レンズ1のエッジの厚さをある程度確保することができ、照明用レンズ1を容易に射出成形できるようになる。また、光軸A上の基点Qから出射面12の最外周まで光軸方向に測った距離を大きくすることにより、例えば光源20が実装される基板8と底面13との間に隙間を確保することが可能になる。このようにすれば、光源20により温められる空気をその隙間を通じて逃がすことができ、光源20の過度な温度上昇を抑制することができる。式(1)の下限を超えると、照明用レンズ1のエッジが薄くなりすぎ、上限を超えると、照明用レンズ1のサイズ(例えば光軸方向から見たときの直径)が大きくなりすぎる。
ところで、本発明の照明用レンズは、光源20からの光を光軸方向と直交する少なくとも一方向に拡張するものであればよく、光源20からの光を光軸Aの回りに放射状に拡張するものに限られない。例えば、図4に示すように、光源(図示せず)を挟むような二股状の形状を有し、光源からの光を光軸方向と直交する第1方向のみに拡張する照明用レンズ10を採用することも可能である。この場合、入射面11は、光軸方向および第1方向と直交する第2方向に延びる筒状の凹面であり、底面13は、第1方向において入射面の両側に位置している。そして、第2入射面112は、第1方向における第1入射面111の両辺から直線的に広がりながら第1方向における底面13の内辺に斜めにつながっている。また、この場合、光源としては、第2方向に延びる長尺状のものを用いることが好ましい。
なお、照明用レンズ10においても、光拡張方向である第1方向に沿って光軸Aを通る断面(すなわち、図1と同じ断面)において、出射面12の中心部分の曲率は、実質的にゼロであることが好ましい。また、第1方向に沿って光軸Aを通る断面において、第2入射面112上の任意の点における接線と光軸Aとのなす角度は、20°以上70°以下が好ましく、30°以上50°以下がより好ましい。さらに、照明用レンズ10は、第1方向に沿って光軸を通る断面において、上述した式(1):0.5<sagY60/sagY0<0.8を満足することが好ましい。
なお、本発明の照明用レンズは、LED以外の光源(例えば、レーザーまたは有機EL)にも適用可能である。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2に係る発光装置7の構成図である。この発光装置7は、光を放射するLED2と、LED2からの光を拡張して被照射面3に照射する照明用レンズとして、実施の形態1で説明した、光源からの光を放射状に拡張する照明用レンズ1(図1〜3参照)とを備えている。なお、発光装置7は、照明用レンズ1の代わりに、光源からの光を一方向のみに拡張する照明用レンズ10(図4参照)を備えていてもよい。
LED2は、照明用レンズ1の入射面11から離れて配置されている。照明用レンズ1の第2入射面112は、LED2の発光面の高さのバラつきにも対応できるように、光軸方向においてLED2の発光面を超えるように広がっていることが好ましい。本実施形態では、LED2の発光面と反対側の面が照明用レンズ1の底面13と同一平面上に位置していて、LED2の発光面と反対側の面(換言すれば、LED2が実装される基板の表面)と光軸Aとの交点が実施の形態1で説明した基点Qとなっている。照明用レンズ1の出射面12から出射した光は被照射面3に到達し、被照射面3を照明する。
LED2内での発光は指向性を持たない発光であるが、発光領域の屈折率は2.0以上であり、屈折率が低い領域に光が侵入すると、界面の屈折の影響で、界面の法線方向に最大の強度を持ち、法線方向から角度が大きくなるほど、光の強度は小さくなる。このようにLED2は指向性を持っており、広い範囲を照明するためには照明用レンズ1で指向性を広くすることが必要である。
図6および図7は発光装置7の光路図である。図6は、LED2から光軸Aに対して小さな角度で出射され、第1入射面111に到達する光線の光路を示す。LED2から出射した光は、第1入射面111を光軸Aから離れる方向に屈折しながら透過し、その後に出射面12に到達する。到達した光は、出射面12を屈折しながら透過し、その後に被照射面3に到達する。図7は、LED2から光軸Aに対して大きな角度で出射され、第2入射面112に到達する光線の光路を示す。LED2から出射した光は、第2入射面112を光軸Aに近づく方向に屈折しながら透過し、その後に出射面12に到達する。到達した光は、出射面12を屈折しながら透過し、その後に被照射面3に到達する。
なお、LED2の発光面上には、図8に示すように、封止樹脂によりドーム型の封止部21が形成されていてもよい。このようになっていれば、光源の指向性を更に広げることができ、また光の取り出し効率を上げることも可能となる。
以下、本発明の具体的な数値例として、本発明の実施の形態2の実施例1〜3を示す。実施例1および実施例2では、光源からの光を放射状に拡張する照明用レンズ1を採用し、実施例3では、光源からの光を一方向のみに拡張する照明用レンズ10を採用する。
図9は、実施例1の発光装置の構成図であり、図10は、実施例2の発光装置の構成図である。なお、実施例3の発光装置は、図10に示す断面形状で紙面と直交する方向に延びるものであり、その構成図は省略する。本実施例1〜3は、汎用品のLEDを光源とし、指向性を広げることを目的とした設計例である。実施例1におけるLEDのパッケージサイズは3.0×2.0mmであり、実施例2におけるLEDのパッケージサイズは5.8×3.4mmであり、実施例3におけるLEDのパッケージサイズは3.0×3.0mmである。なお、実施例1では、LEDの発光面にドーム型の封止部が形成されている。
図9および図10中のθiは、光軸A上の基点Qと入射面11および出射面12上の任意の点とを結んだ直線と光軸Aとの角度である。さらに、図9および図10中のsagXは、光軸A上の基点Qから前記入射面11上の任意の点まで光軸方向に測った距離であり、sagYは、光軸A上の基点Qから前記出射面12上の任意の点まで光軸方向に測った距離である。
(実施例1)
次に実施例1の具体的な数値を表1に示す。
Figure 2011048735
図11は、表1のθiとsagXおよびsagYについてグラフ化したものである。また、図12に、θiと基点Qからの仮想光の入射面11での屈折角であるθ1の関係のグラフを示す。図12は、本実施例1における第1入射面111と第2入射面112とでθ1の符号が反転していることを示している。
図13Aは、実施例1の発光装置を配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に被照射面を配置したときの計算で求めた被照射面での照度分布を表す。図13Bは、図13Aのときと同じLED(発光面上に封止部21があるもの)のみを配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に被照射面を配置したときの計算で求めた被照射面での照度分布を表す。なお、図13Aおよび図13Bは、光軸中心照度を1として規格化したときの被照射面上での照度分布曲線を示している。図13Aと図13Bを比較すると、光源を周囲から取り囲む形状を有する照明用レンズ1の効果で被照射面を広く照明できていることがわかる。
なお、実施例1では、出射面12に関するsagY60/sagY0が0.675となっている。
(実施例2)
次に実施例2の具体的な数値を表2に示す。
Figure 2011048735
図14は、表2のθiとsagXおよびsagYについてグラフ化したものである。また、図15に、θiと基点Qからの仮想光の入射面11での屈折角であるθ1の関係のグラフを示す。図15は、上述した実施例1と同様に、本実施例2における第1入射面111と第2入射面112とでθ1の符号が反転していることを示している。
図16Aは、実施例2の発光装置を配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に被照射面を配置したときの計算で求めた被照射面での照度分布を表す。図16Bは、図16Aのときと同じLED(発光面上に封止部21がないもの)のみを配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に被照射面を配置したときの計算で求めた被照射面での照度分布を表す。なお、図16Aおよび図16Bは、図13Aおよび図13Bと同様に、光軸中心照度を1として規格化したときの被照射面上での照度分布曲線を示している。図16Aと図16Bを比較すると、光源を周囲から取り囲む形状を有する照明用レンズ1の効果で被照射面を広く照明できていることがわかる。
なお、実施例2では、出射面12に関するsagY60/sagY0が0.629となっている。
(実施例3)
次に実施例3の具体的な数値を表3に示す。
Figure 2011048735
図17は、表3のθiとsagXおよびsagYについてグラフ化したものである。また、図18に、θiと基点Qからの仮想光の入射面11での屈折角であるθ1の関係のグラフを示す。図18は、上述した実施例1と同様に、本実施例3における第1入射面111と第2入射面112とでθ1の符号が反転していることを示している。
図19Aは、実施例3の発光装置を配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に被照射面を配置したときの計算で求めた被照射面での照度分布を表す。図19Bは、図19Aのときと同じLED(発光面上に封止部21がないもの)のみを配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に被照射面を配置したときの計算で求めた被照射面での照度分布を表す。なお、図19Aおよび図19Bは、図13Aおよび図13Bと同様に、光軸中心照度を1として規格化したときの被照射面上での照度分布曲線を示している。図19Aと図19Bを比較すると、光源を挟むような二股状の形状を有する照明用レンズ10の効果で被照射面を広く照明できていることがわかる。
なお、実施例3では、出射面12に関するsagY60/sagY0が0.660となっている。
(実施の形態3)
図20は、本発明の実施の形態3に係る面光源9の構成図である。この面光源9は、平面的に配置された、実施の形態2で説明した、光源からの光を放射状に拡張する照明用レンズ1(図1〜3参照)を含む複数の発光装置7と、これらの発光装置7を覆うように配置された拡散板4とを備えている。なお、発光装置7は、図20に示すようにマトリクス状に配置されていてもよいし、千鳥状に配置されていてもよい。
また、面光源9は、発光装置7を挟んで拡散板4と対向する基板8を備えている。基板8には、図21に示すように、各発光装置7のLED2が実装されている。本実施形態では、照明用レンズ1の底面13が基板8に接合されており、基板8上に、照明用レンズ1を避けながら基板8を覆うように反射板6が配置されている。ただし、照明用レンズ1の底面13は、必ずしも基板8に直接的に接合されている必要はなく、例えば支柱を介して基板8に接合されていてもよい。この場合、基板8と照明用レンズ1の底面13との間には隙間が形成されるので、反射板6は、その隙間に入り込んでいてもよい。
発光装置7は、拡散板4の一方面4aに光を照射する。すなわち、拡散板4の一方面4aは、実施の形態1および実施の形態2で説明した被照射面3となっている。拡散板4は、一方面4aに照射された光を他方面4bから拡散された状態で放射する。個々の発光装置7からは拡散板4の一方面4aに広い範囲で均一化された照度の光が照射され、この光が拡散板4で拡散されることにより、面内での輝度ムラが少ない面光源ができる。
発光装置7からの光は、拡散板4で散乱されて、発光装置側へ戻ったり拡散板4を透過したりする。発光装置側へ戻って反射板6に入射する光は、反射板6で反射されて、拡散板4に再度入射する。
図22Aは、実施例1の発光装置を30mmピッチで一直線上に4つ配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に拡散板を配置したときの計算で求めた拡散板入射面(発光装置側の一方面)での照度分布を表す。照度分布に細かな波が見られるが照度計算を実行する上で、評価する光線数が不足しているためである。同様にして求めた、実施例2の発光装置を用いたときの照度分布を図23Aに示す。
図22Bおよび図23Bは、LEDのみを30mmピッチで一直線上に4つ配置し、LEDから23mm離れた位置に拡散板を配置したときの計算で求めた拡散板入射面での照度分布を表す。なお、図22Bでは発光面上に封止部があるLED(パッケージサイズ:3.0×2.0mm)が用いられ、図23Bでは発光面上に封止部がないLED(パッケージサイズ:5.8×3.4mm)が用いられている。
図22Aと図22Bおよび図23Aと図23Bを比較すると、光源を周囲から取り囲む形状を有する照明用レンズ1の効果で拡散板入射面を均一に照明できていることがわかる。
図24は、変形例の面光源9の構成図である。この面光源9では、光源からの光を一方向(第1方向)のみ拡張する照明用レンズ10(図4参照)を含む複数の発光装置7が、基板8の第1方向の中央位置で第1方向と直交する第2方向に一列に並ぶように、平面的に配置されている。なお、発光装置7は、一列に配列されている必要はなく、基板8を第1方向に均等に分割するような2本以上の直線上に配列されていてもよい。
図25Aは、実施例3の発光装置を30mmピッチで一直線上に4つ配置し、LEDの発光面から23mm離れた位置に拡散板を配置したときの計算で求めた拡散板入射面(発光装置側の一方面)での照度分布を表す。図25Bは、LEDのみを30mmピッチで一直線上に4つ配置し、LEDから23mm離れた位置に拡散板を配置したときの計算で求めた拡散板入射面での照度分布を表す。なお、図25Bでは発光面上に封止部がないLED(パッケージサイズ:3.0×3.0mm)が用いられている。図25Aと図25Bを比較すると、光源を挟むような二股状の形状を有する照明用レンズ10の効果で拡散板入射面を均一に照明できていることがわかる。
なお、各発光装置7の照明用レンズ10は、図26に示すように、隣接する照明用レンズ10と連続していて、1本のレンズ100を構成していてもよい。
(実施の形態4)
図27は、本発明の実施の形態4に係る液晶ディスプレイ装置の構成図である。この液晶ディスプレイ装置は、液晶パネル5と、液晶パネル5の裏側に配置された、実施の形態3で説明した、光源からの光を放射状に拡張する照明用レンズ1を含む面光源9(図20参照)とを備えている。
LED2と照明用レンズ1で構成される発光装置7が平面的に複数配置され、これらの発光装置7によって拡散板4が照明される。拡散板4の裏面(一方面)は、照度が均一化された光が照射され、この光が拡散板4によって拡散されて液晶パネル5が照明される。
なお、液晶パネル5と面光源9との間には拡散シート、プリズムシート等の光学シートが配置されていることが好ましい。この場合、拡散板4を透過した光は、光学シートでさらに拡散されて、液晶パネル5を照明する。
なお、図示は省略するが、光源からの光を一方向のみに拡張する照明用レンズ10を含む面光源9(図24および図26参照)を液晶パネル5の裏側に配置しても、液晶ディスプレイ装置を構成可能であることは言うまでもない。

Claims (16)

  1. 光源からの光を光軸方向と直交する少なくとも一方向に拡張して被照射面に照射する照明用レンズであって、
    光源からの光が入射する入射面と、入射した光を出射させる出射面と、前記入射面の外側で前記出射面と反対側を向く底面と、を備え、
    前記入射面は、前記光軸と直交する、前記出射面側に凸な曲面の第1入射面と、この第1入射面の縁から広がりながら前記底面の内縁に斜めにつながる第2入射面と、を有し、
    前記一方向に沿って前記光軸を通る断面において、前記光源の位置に対応する前記光軸上の基点から前記入射面に直接的に到達する仮想光が前記入射面を透過するときの屈折角をθ1とし、このθ1の符号を前記入射面の法線に対して前記光軸側を負、その反対側を正としたときに、前記第1入射面ではθ1の符号が負となり、前記第2入射面ではθ1の符号が正となる、
    照明用レンズ。
  2. 前記第2入射面は、前記第1入射面の縁から直線的に広がっている、請求項1に記載の照明用レンズ。
  3. 前記入射面は、すり鉢状の凹面であり、前記底面は、前記入射面の周囲に位置している、請求項1に記載の照明用レンズ。
  4. 前記入射面は、筒状の凹面であり、前記底面は、前記入射面の両側に位置している、請求項1に記載の照明用レンズ。
  5. 前記第1方向に沿って前記光軸を通る断面において、前記第2入射面上の任意の点における接線と前記光軸とのなす角度は、20°以上70°以下である、請求項1に記載の照明用レンズ。
  6. 前記入射面は、前記光軸に対して回転対称であり、前記第2入射面は、前記第1入射面の周縁から拡径しながら前記底面の内周縁に斜めにつながっている、請求項3に記載の照明用レンズ。
  7. 前記出射面は、連続する凸面であり、前記一方向に沿って前記光軸を通る断面において、前記出射面の中心部分の曲率は実質的にゼロである、請求項1に記載の照明用レンズ。
  8. 前記一方向に沿って前記光軸を通る断面において、前記出射面上の任意の点と前記光軸上の基点とを結んだ直線と前記光軸との角度をθi、前記光軸上の基点から前記出射面上の任意の点まで光軸方向に測った距離をsagY、θiが0°のときのsagYをsagY0、θiが60°のときのsagYをsagY60としたときに、以下の式
    0.5<sagY60/sagY0<0.8
    を満足する、請求項1に記載の照明用レンズ。
  9. 前記底面は、フラットである、請求項1に記載の照明用レンズ。
  10. 前記光軸上の基点は、前記底面と同一平面上または前記底面よりも前記第1出射面側にある、請求項9に記載の照明用レンズ。
  11. 光を放射する発光ダイオードと、前記発光ダイオードからの光を拡張して被照射面に照射する照明用レンズと、を備える発光装置であって、
    前記照明用レンズは、請求項1に記載の照明用レンズである、発光装置。
  12. 前記第2入射面は、光軸方向において前記発光ダイオードの発光面を超えるように広がっている、請求項11に記載の発光装置。
  13. 前記発光ダイオードの発光面上には、封止樹脂によりドーム型の封止部が形成されている、請求項11に記載の発光装置。
  14. 平面的に配置された複数の発光装置と、前記複数の発光装置を覆うように配置され、前記複数の発光装置から一方面に照射された光を他方面から拡散した状態で放射する拡散板と、を備える面光源であって、
    前記複数の発光装置のそれぞれは、請求項11に記載の発光装置である、面光源。
  15. 前記複数の発光装置を挟んで前記拡散板と対向する基板であって前記複数の発光装置のそれぞれの前記発光ダイオードが実装された基板と、前記照明用レンズを避けながら前記基板を覆うように前記基板上に配置された反射板と、をさらに備える、請求項14に記載の面光源。
  16. 液晶パネルと、前記液晶パネルの裏側に配置された請求項14に記載の面光源と、を備える液晶ディスプレイ装置。
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