JP2011044315A - 光学レンズおよびこれを用いた照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】高出力の光源を用いて広い範囲の配光を可能とし、小型、且つ光源の発熱による劣化を抑制することができる光学レンズ、及びこれを用いる照明器具を提供する。
【解決手段】光源10から放射され、光軸Xに対して対称に形成された凹状入射面21のA〜Bの個所に入射した光は、光学レンズ20の断面におけるA、A’、B、B’で囲まれる部分が凸レンズの形状をしているため、白抜き矢印α、α’で示す方向に集光される。また、凹状入射面21のC〜Dの個所に入射した光は、断面内のC、C’、D、D’で囲まれる部分が凹レンズの形状をしているため、白抜き矢印βで示す鉛直方向に拡散される。更に、凹状入射面21と端部を共有し、光軸Xに対して対称に形成された2つのV状入射面22に入射した光は、光学レンズ20の断面におけるE、E’、F、F’で囲まれる部分が凸レンズの形状をしているため、光軸Xと十分な開き角θをもった白抜き矢印γ、γ’で示す方向に集光される。
【選択図】図5

Description

本発明は、光学レンズおよびこれを用いた照明器具に係り、特に光源から放射された光を広い範囲に拡散して効率よく照明するために使用される光学レンズに関する。
従来、道路の側縁等でほぼ等間隔に立設したポールに取り付けられ、比較的広い領域を照明する照明器具が知られている。このような照明器具として、発光ダイオード(以下、「LED」と略記する)から放射された光が所望の方向に照射されるように、光学レンズによって制御するものが提案されている。
例えば、特許文献1に記載された照明器具は、図14に示すように、LED光源110と、照明領域の長手方向Xに拡がる扇形の集光光束を出射するサブレンズ121と、凹状の光入射面及び凸状の光出射面からなり、X方向に光を集光するメインレンズ122から構成されている。これにより、X−X方向に広い配光、即ちバットウィング配光特性を有する照明器具を実現している。
また、本出願人は図15に示すように、LED光源210及び光学レンズ220を備え、光学レンズ220は、LED光源210に対向する凹状の入射面221と、α及びα’方向に光を集光し、β方向に光を拡散する凸状の出射面222とから構成した照明器具を提案している(特許文献2)。これにより、α、β及びα’の各方向に渡り、均一な照明を行うことができる照明器具を得ることができる。
上記した従来の照明器具は、照射範囲において目標とする照度値が低い場合には、LEDが小形、かつ低出力であり、且つ、使用する光学レンズもさほど大形にしなくてもよいが、目標とする照度値が高く、高出力のLED、又は多数個のLEDで構成されるLEDアレイ等を光源とする場合は、光源を完全に覆う光学レンズが必要となるため、光学レンズが大型化してしまうという課題がある。
比較的小型のレンズを用いて上記の課題を解決しようとした場合の照明器具は、例えば図16に示すように、LED310が光学レンズ320の上面に近接した構成となる。しかしながら、この構成では、光学レンズ320がLED310の発熱によって長期の間に劣化してしまう虞がある。
このような光学レンズの熱劣化の問題は、図17及び図18に示すように、LEDと光学レンズの間に距離をおくことで一応回避可能である。しかしながら、図17及び図18に示す場合は、LED410、510から出射した光の一部が、光学レンズ420、520の各上面423、523に入射してそれぞれB及びCで示す光路をとり、意図する方向とは別の方向に照射されてしまう。
これに対して、図19に示す照明器具の例は、比較のために従来の技術で問題とならない場合を示したものであり、LED610から放射される光は、光学レンズ620の凹状入射面621にのみ入射して光路Dとなり、所望の方向へ出射される。
図20及び図21は、それぞれ図18、19に示す構成の照明器具の配光特性をシミュレーションした結果を示したものである。これらを見ると、図20に示す照明器具の場合は、バットウィング配光の一部の光が斜め下方向や直下方向に偏向されて、配光が乱れていることが分かる。
特開2009-99493号公報 特願2009-18197号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、高出力の光源を用いて広い範囲の配光を可能とし、小型、且つ光源の発熱による劣化を抑制することのできる光学レンズ、及びこれを用いる照明器具を提供することを目的とする。
本発明の光学レンズは、光源から放射される光を入射する入射面と、前記入射面に入射した光を出射する出射面を有し、前記光源からの光を照明領域に拡散して照射する光学レンズであって、前記入射面は、前記光源に対向し、且つ前記光源の光軸に対して対称な凹状に形成された凹状入射面と、前記凹状入射面と端部を共有し、前記光源の光軸に対して対称に形成された2つのV状入射面と、からなり、前記出射面は、前記光源の光軸に対して対称に形成された2つの凸状出射面からなることを特徴とするものである。
この構成により、高出力の光源を用いて広い範囲におけるバットウィング配光を行うことができ、小型、且つ光源の発熱による劣化を抑制することが可能な光学レンズを提供できる。
また、本発明は、上記の光学レンズにおいて、前記V状入射面は、前記凹状入射面と端部を共有する面が、前記光源の端部と、前記凹状入射面と共有する端部とを結ぶ仮想面の延長面より内側に形成されることを特徴とするものを含む。
この構成により、光源から放射される光が、V状入射面の凹状入射面と端部を共有する面に入射しないようにすることが可能となり、バットウィング配光の乱れを回避することができる。
更に、本発明は、上記の光学レンズにおいて、前記V状入射面は、前記凹状入射面と端部を共有する面が、前記光源の一方の端部と前記凹状入射面と共有する端部とを結ぶ仮想面の延長面と、前記光源の他方の端部から前記凹状入射面の前記端部近傍に入射して、前記V状入射面と端部を共有する面から出射する光の方向と、でなす角を2等分した角度で形成されることを特徴とするものを含む。
この構成により、光源から放射される光が、V状入射面の凹状入射面と端部を共有する面に入射しないようにすることが可能となり、バットウィング配光の乱れを最小化することができる。
また、本発明は、上記の光学レンズにおいて、前記V状入射面は、前記凹状入射面と端部を共有する面に対向する他方の面が、凸状に形成されることを特徴とするものを含む。
この構成により、バットウィング配光で必要とされるピーク光度値を照明器具の使用目的に応じて決定することができる。
また、本発明は、上記の光学レンズにおいて、前記V状入射面は、前記凹状入射面と端部を共有する面に対向する他方の面が、凹状に形成されることを特徴とするものを含む。
この構成により、バットウィング配光で必要とされるピーク光度値を照明器具の使用目的に応じて決定することができる。
また、本発明は、上記の光学レンズにおいて、前記V状入射面は、前記光源の光軸に対して対称に、それぞれ複数個形成されることを特徴とするものを含む。
この構成により、光源から放射される光が、V状入射面の凹状入射面と端部を共有する面に入射しないようにすることが可能となり、バットウィング配光の乱れを回避することができる。
本発明の照明器具は、上記の光学レンズと、光軸が、前記凹状入射面を対称に分割する位置にくるように配置された光源とを具備したのである。
この構成により、高出力の光源を用いて広い範囲の配光を可能とし、小型、且つ光源の発熱による劣化を抑制することが可能な光学レンズを備える照明器具を提供できる。
本発明によれば、高出力の光源を用いて広い範囲の配光を可能とし、小型、かつ光源の発熱による劣化を抑制することのできる光学レンズ、及びこれを用いる照明器具を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る照明器具の概略構成を示す断面図 本発明の実施の形態において、光源の配光特性を示す図 (a)〜(c)本発明の実施の形態において、LED光源の概略構成を示す断面図 本発明の実施の形態に係る光学レンズの形状を説明するための断面図 本発明の実施の形態に係る光学レンズの機能を説明するための光路断面図 本発明の実施の形態に係る光学レンズの変形例を示す断面図 本発明の実施の形態に係る光学レンズの変形例を示す要所拡大断面図 本発明の実施の形態に係る光学レンズの他の変形例を示す断面図 本発明の実施の形態に係る光学レンズの別の変形例を示す断面図 本発明の実施の形態に係る光学レンズの更に別の変形例を示す要所拡大断面図 本発明の実施の形態に係る回転体形状光学レンズを備える照明器具の概略構成を示す斜視図 本発明の実施の形態に係るシリンドリカル形状光学レンズを備える照明器具の概略構成を示す斜視図 本発明の実施の形態に係る回転楕円体形状光学レンズを備える照明器具の概略構成を示す斜視図 従来の照明器具の概略構成を示す断面図 従来の照明器具の概略構成を示す断面図 従来の照明器具の概略構成を示す断面図 従来の照明器具の概略構成を示す断面図 従来の照明器具の概略構成を示す断面図 従来の技術で問題ない場合の照明器具の概略構成を示す断面図 従来の照明器具の配光特性をシミュレーションした結果を示す図 従来の技術で問題のない場合の照明器具の配光特性をシミュレーションした結果を示す図
以下、本発明の実施の形態に係る光学レンズ、及びこれを用いる照明器具について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る照明器具の概略構成を示す断面図である。図1において、照明器具1は、光源10と光学レンズ20から構成される。
この光学レンズ20は、光源10からの熱の影響を回避しつつ、拡散性および集光性を高め、良好なバットウイング配光を得ることを企図し、図1に示すように、凹状入射面21と、2つのV状入射面22、22と、2つの凸状出射面とを具備したものである(詳細については後述する)。
本実施の形態の光源10は、LEDなどの略面状光源であり、光軸Xの方向に発光する。LEDとしては、図2に示す配光特性のように略無指向性のものが使用可能であり、例えば反射面などの光学系を備えた基板に実装した白色LEDなどが使用される。

図3(a)〜(c)は、光源10の構成例を示すもので、いずれも基板11上に青色LEDチップ12を実装し、その上を、拡散材料などを含有する樹脂層あるいはガラス層からなる蛍光体層13で覆った構成である。なお、図3(c)のみレンズ層14を有する構成であるが、蛍光体層13とレンズ層14の大きさはさほど変わらないので、凸レンズであっても集光効果はほとんどなく、図2で示した無指向性の配光に影響を及ぼすことはない。従って、本実施の形態の光学レンズ20による配光の拡散効果が低下することはない。
光学レンズ20は、図1に断面図を示すように、光源10の直下で光軸Xに対して対称な凹状に形成された凹状入射面21と、凹状入射面21と端部を共有し、光軸Xに対して対称に形成された2つのV状入射面22、22と、V状入射面22、22の他の端部からそれぞれ外方に延伸するフラットな底面部23、23と、光軸Xに対して対称に形成され、凹状入射面21及びV状入射面22、22に入射した光源10の光を屈折し、下方に拡散して放射する2つの凸状出射面24、24からなる筒状体を構成するものである。
なお、本実施の形態の光学レンズ20は、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコン樹脂、ポリオレフィン樹脂、及びガラス等、光源が発する光の放射スペクトルに対して、屈折率が略1.3〜1.8である透明な材料が使用可能である。
V状入射面22は、図4に示すように、凹状入射面21と端部t1を共有するフラットな一方の面22aと、これに対向するフラットな他方の面22bから形成されている。
一方の面22aは、光源10の一方の端部e1と、凹状入射面21の端部t1(一方の面22aと共有)を結ぶ線分を延伸した直線lの内側となるように形成されている。
これにより、光源10から放射される光は、V状入射面22の他方の面22bにのみ入射し、一方の面22aには入射しないので、凸状出射面24、24から放射されるバットウィング配光の乱れを回避することができる。
次に、このように構成された光学レンズ20の機能について説明する。図5は、光学レンズ20の機能を説明するための光路図である。
光源10の中央から放射され、凹状入射面21におけるA〜Bの個所に入射した光は、光学レンズ20の断面におけるA、A’、B、B’で囲まれる部分が凸レンズの形状をしているので、白抜き矢印αで示す方向に集光される。なお、白抜き矢印α’で示す方向は、光源10の光軸Xに対して矢印αで示す方向と対称であり、光源10から放射された光は矢印α’で示す方向にも集光される。
また、凹状入射面21におけるC〜Dの個所に入射した光は、断面内のC、C’、D、D’で囲まれる部分が凹レンズの形状をしているので、白抜き矢印βで示す鉛直方向の両側に拡散される。
一方、V状入射面22の他方の面22bに入射した光は、光学レンズ20の断面におけるE、E’、F、F’で囲まれる部分が凸レンズの形状をしているので、光軸Xと十分な開き角θをもった白抜き矢印γで示す方向に集光される。なお、白抜き矢印γ’で示す方向は、光源10の光軸Xに対して矢印γで示す方向と対称であり、光源10から放射された光は矢印γ’で示す方向にも集光される。
以上の説明では、光源10から放射される光がV状入射面22の他方の面22bにのみ入射するように、一方の面22aの形状を定めたものであったが、光源10のサイズや光学レンズ20との位置関係によっては、バットウィング配光を乱す別の光が光学レンズ20に入射することがある。
図6は、光源10の他方の端部e2から放射された光によって、バットウィング配光が乱されることを最小化するように形成したV状入射面の変形例を示すものである。
図6において、光源10の他方の端部e2から出射する光lが凹状入射面21の端部t1近傍に入射し、図7に示す拡大断面図のように、V状入射面32の一方の面32aの内面で反射する光lと直進する光lがある。これらの光は、バットウィング配光を乱す原因となる。
そこで、図7では、表面から入射する光と内面で全反射する光の量が過大とならないように、光源10の一方の端部e1と凹状入射面21の端部t1とを結ぶ仮想面の延長面l5と前述した直進する光lがなす角を2等分する方向lとなるように、V状入射面32の一方の面32aの角度を定める。これによって、一方の面32aにおけるバットウィング配光の乱れを最小化することができる。
図8及び図9は、V状入射面の更に別の変形例を示す図であり、V状入射面の他方の面を、これまでのフラットに対してそれぞれ凸状及び凹状に形成したものである。
図8において、V状入射面42の他方の面42bは凸状に形成されている。光源10から放射され、V状入射面42の他方の面42bに入射した光は、光学レンズ40の断面におけるE、E’、F、F’で囲まれる部分が凸レンズの形状をしているので、光軸Xと十分な開き角θをもった白抜き矢印γで示す方向に集光される。
また、図9において、V状入射面52の他方の面52bは凹状に形成され、凸状出射面24と組み合わさってレンズを形成している。従って、他方の面52bがたとえ凹面であっても、凸状出射面24の曲率半径よりも他方の面52bの曲率半径の方が大きければ、組み合わせた場合に凸レンズになる。
光学レンズを適用する照明器具において、バットウィング配光の目標ピーク光度値が大きい場合には、図9に示す光学レンズ50を使用することにより、さらに光度値を上げることができる。また、バットウィング配光の目標ピーク光度値が小さい場合には、図8に示す光学レンズ40を使用すればよい。
図10は、これまで説明したV状入射面が1個であったのに対して、複数個形成した例を示すものである。この場合、V状入射面の溝の深さを小さくすることができるので、図7において示したように、凹状入射面21の端部t1近傍に入射して屈折し、V状入射面22の一方の面22aから出射する事態を回避できる。
図10において、V状入射面62の個々の形状は、図4で示したように、一方の面に光源10から放射された光が入射しないように決定されるので、厳密には1個ごとに形状が異なる。しかしながら、それぞれに入射する光量は少ないので、光源10に最も近いV状入射面と同じ形状を繰り返すものであってもよい。
図11〜図13は、本発明の実施の形態に係る照明器具の概略構成例を示す斜視図である。
図11に示す照明器具6は、光源10と、光源10の光軸Xを回転中心とし、断面形状が前述した光学レンズ20〜60のいずれかである回転体形状の光学レンズ60から構成された例を示したものであり、これによれば全方位に渡ってバットウィング配光が可能である。
図12に示す照明器具7は、光源10と、断面形状が前述した光学レンズ20〜60のいずれかであり、同一断面が延伸するシリンドリカル状の光学レンズ70から構成された例を示したものである。この場合は、光学レンズ70のシリンドリカル延伸方向と直交する方向に帯状のバットウィング配光が可能である。
図13に示す照明器具8は、光源10と、断面形状が前述した光学レンズ20〜60のいずれかであり、凸状出射面が回転楕円体形状である光学レンズ80から構成された例を示したものであって、光学レンズ80の回転楕円体長軸方向にバットウィング配光が可能である。
以上説明したように、このような本実施の形態の光学レンズによれば、光源に高出力のLEDを用いてバットウィング配光を可能とし、小型、かつ光源の発熱による劣化を抑制することができる。また、この光学レンズを用いることによって、バットウィング配光が可能な照明器具を提供できる。
1〜8 照明器具
10 光源
20〜80 光学レンズ
21 凹状入射面
22〜52 V状入射面
24 凸状出射面
e1、e2 光源の端部
t1 凹状入射面の端部
22a〜52a V状入射面の凹状入射面と端部を共有する面
22b〜52b V状入射面の凹状入射面と端部を共有しない面

Claims (7)

  1. 光源から放射される光を入射する入射面と、前記入射面に入射した光を出射する出射面を有し、前記光源からの光を照明領域に拡散して照射する光学レンズであって、
    前記入射面は、
    前記光源に対向し、且つ前記光源の光軸に対して対称な凹状に形成された凹状入射面と、
    前記凹状入射面と端部を共有し、前記光源の光軸に対して対称に形成された2つのV状入射面と、
    からなり、
    前記出射面は、
    前記光源の光軸に対して対称に形成された2つの凸状出射面からなる、
    ことを特徴とする光学レンズ。
  2. 請求項1に記載の光学レンズであって、
    前記V状入射面は、
    前記凹状入射面と端部を共有する面が、
    前記光源の端部と、前記凹状入射面と共有する端部とを結ぶ仮想面の延長面より内側に形成される、
    ことを特徴とする光学レンズ。
  3. 請求項1に記載の光学レンズであって、
    前記V状入射面は、
    前記凹状入射面と端部を共有する面が、
    前記光源の一方の端部と前記凹状入射面と共有する端部とを結ぶ仮想面の延長面と、
    前記光源の他方の端部から前記凹状入射面の前記端部近傍に入射して、前記V状入射面と端部を共有する面から出射する光の方向と、
    でなす角を2等分した角度で形成される、
    ことを特徴とする光学レンズ。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の光学レンズであって、
    前記V状入射面は、
    前記凹状入射面と端部を共有する面に対向する他方の面が、
    凸状に形成される、
    ことを特徴とする光学レンズ。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載の光学レンズであって、
    前記V状入射面は、
    前記凹状入射面と端部を共有する面に対向する他方の面が、
    凹状に形成される、
    ことを特徴とする光学レンズ。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の光学レンズであって、
    前記V状入射面は、
    前記光源の光軸に対して対称に、それぞれ複数個形成される、
    ことを特徴とする光学レンズ。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の光学レンズと、
    前記光軸が、前記凹状入射面を対称に分割する位置にくるように配置された光源とを具備した照明器具。
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