JP6347390B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、道路又は歩道等の通路沿いに設置される通路用の照明装置に関し、より具体的には、LED(LED:Light Emitting Diode)を用いた通路用の照明装置に関する。
LEDは、小型、高効率及び長寿命であることから、照明装置等の様々な製品に用いられている。例えば、特許文献1には、LEDを用いた照明装置として、道路沿いに設置される照明装置が開示されている。
道路沿いに設置される照明装置の配光は、家庭用の照明装置の配光と異なり、道路横断方向(通路幅方向)には狭く、かつ、道路進行方向には広いことが望まれる。一般的に、照明装置の配光制御は、例えばレンズ又は反射板によって行うことができる。
例えば、特許文献2には、レンズによってLEDの光の配光制御を行う照明装置が開示されている。また、特許文献3には、反射板によってLEDの光の配光制御を行う照明装置が開示されている。
特開2009−99492号公報 特開2009−99493号公報 特開2012−114001号公報
しかしながら、LEDは高輝度であるので、道路進行方向から見たときにグレアになりやすい。特に、拡散カバーを用いずに反射板又はレンズのみでLEDの光の配光制御を行うとグレアになりやすい。
一方、グレアを抑制しようとすると、十分な配光制御を行うことが難しい。例えば、グレアを抑制するために、反射板又はレンズに加えて拡散カバーを用いると、所望の配光を得ることが難しくなる。
しかも、道路等の通路沿いに設置される照明装置では、道路横断方向には狭く、かつ、道路進行方向には広い配光が要求されることから、グレアを抑制しつつ所望の配光を得ることが非常に難しいという課題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、LEDを用いた場合であっても、道路等の通路に適した配光を実現できる照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る照明装置の一態様は、通路沿いに設置され、通路面に光を照射する照明装置であって、1個又は複数のLED光源と、前記LED光源と一対一で対応して当該LED光源の光出射側に設けられたレンズと、前記レンズを覆うように設けられた透光カバーとを備え、前記レンズは、当該レンズに対応する前記LED光源から出射する光のうち少なくとも通路幅方向を含む断面内を進行する光に対して集束作用を有し、前記透光カバーは、当該照明装置の設置箇所を点Oとし、当該照明装置の光軸と前記通路面との交点を点Aとし、点Aを通る通路進行方向に対して平行な直線上における2点であって点Aが中点となる線分を構成する2点を点B及び点Cとすると、点O、点B及び点Cを通る面である面OBCにおいて前記レンズから出射する光を直線OB及び直線OCに向けて集光する集束作用を有し、かつ、前記レンズから出射する光を拡散させる光拡散性を有し、面OBCにおける当該照明装置の最大光度方向と当該照明装置の光軸とのなす角度の絶対値は、60°以上85°以下であることを特徴とする。
LEDを用いた照明装置において、道路等の通路に適した配光を実現できる。
実施の形態に係る道路灯を道路に設置したときの模式図 (a)は、実施の形態に係る道路灯の側面図、(b)は、実施の形態に係る道路灯の正面図 図2(a)のP−P’線における実施の形態に係る照明装置の断面図 図2(b)のQ−Q’線における実施の形態に係る照明装置の断面図 実施の形態に係る照明装置におけるレンズの外観斜視図 (a)は、実施の形態に係る照明装置におけるレンズの上面図、(b)は同レンズの側面図、(c)は同レンズの正面図 実施の形態に係る照明装置における透光カバーの外観斜視図 光拡散部材の光拡散性を説明するための図 実施の形態に係る照明装置の面OADにおける配光曲線図 実施の形態に係る照明装置の面OBCにおける配光曲線図 図4に示されるレンズの斜視図 変形例に係る照明装置におけるレンズの外観斜視図 (a)は、変形例に係る照明装置におけるレンズの上面図、(b)は同レンズの側面図、(c)は同レンズの正面図 図11(b)のR−R’線における変形例に係る照明装置におけるレンズレンズの断面図
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、工程及び工程の順序などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。なお、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
まず、実施の形態に係る照明装置1が用いられる道路灯の構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施の形態に係る道路灯を道路に設置したときの模式図である。図2(a)は、実施の形態に係る道路灯の側面図、図2(b)は、実施の形態に係る道路灯の正面図である。
照明装置1は、道路又は歩道等の細長い領域に光を照射する照明器具であって、道路又は歩道等の通路沿いに設置される。図1に示すように、照明装置1は、例えば、屋外の道路沿いに設置される道路灯100における照明灯として用いられる。なお、道路は、通路の一例である。
図1及び図2に示すように、本実施の形態における道路灯100は、照明装置1と、道路脇に立設された支柱2とを備える。道路灯100において、照明装置1は、支柱2の上部に取り付けられており、上方から下方に向かって道路面及びその周辺に照明光を照射する。つまり、照明装置1は、道路面及びその周辺を照明する。道路灯100は、道路進行方向に沿って数十m間隔で設置される。
なお、図1において、点Oは、照明装置1が設置される箇所であり、本実施の形態では、道路面(通路面)から所定の高さに位置する点である。また、点Aは、照明装置1の光軸と道路面との交点であり、本実施の形態では、道路幅方向における道路の中央である。点B及び点Cは、点Aを通る道路進行方向(通路進行方向)に対して平行な直線上における任意の2点であって、点Aが中点となる線分を構成する2点である。つまり、点B及び点Cは道路面上の点であり、点Aは、線分BCの中点である。また、点Dは、点Oを通る鉛直方向に対して平行な直線と道路水平面(通路水平面)との交点である。つまり、点Dは、照明装置1の直下部であり、直線ODは、道路面の垂線である。
また、図2(a)において、照明装置1の光軸(直線OA)をX軸とし、X軸と交差し、かつ、道路進行方向(直線BC)に対して平行な直線をY軸とし、X軸及びY軸の両方に垂直な線をZ軸としている。X軸、Y軸及びZ軸は、以降の図においても同様である。
[照明装置]
次に、実施の形態に係る照明装置1の全体構成について、図3A及び図3Bを用いて説明する。図3Aは、図2(a)のP−P’線における実施の形態に係る照明装置の断面図である。図3Bは、図2(b)のQ−Q’線における実施の形態に係る照明装置の断面図である。なお、図3Aは、図1の面OBC(点O、点B、点Cを通る平面)における断面図であり、図3Bは、図1の面OAD(点O、点A、点Dを通る平面)における断面図である。
図3A及び図3Bに示すように、照明装置1は、LED光源10と、レンズ20と、透光カバー30と、基台40とを備える。本実施の形態では、透光カバー30と基台40とによって照明装置1の外郭筐体が構成されている。
図1に示すように、透光カバー30及び基台40は、透光カバー30が道路側に位置するように、かつ、基台40が空側(透光カバー30の上側)に位置するように配置される。つまり、透光カバー30は、照明装置1における道路側の最外郭を構成している。
[LED光源]
LED光源10は、LEDを用いた光源であり、1個又は複数個設けられる。図3Bに示すように、本実施の形態では、Z軸方向に沿って複数(図3Bでは3つ)のLED光源10が一列に配置されている。なお、LED光源10は、例えば、基台40に固定される。
各LED光源10は、道路面に向くように配置される。つまり、各LED光源10は、道路面に光が出射するように配置される。本実施の形態において、各LED光源10は、光軸が道路面と所定の角度をなすように配置されており、各LED光源10の光軸は、照明装置1の光軸(線分OA)と平行である。なお、点Oに配置されたLED光源10の光軸は、照明装置1の光軸(線分OA)と一致する。
本実施の形態において、LED光源10は、例えば青色光を発する青色LEDチップと黄色蛍光体とを用いて白色光を出射するB−Yタイプの白色LED光源である。この場合、LED光源10は、SMD(Surface Mount Device)構造及びCOB(Chip On Board)構造のいずれであってもよい。
SMD構造の場合、LED光源10は、例えば樹脂製の容器内にLEDチップ(ベアチップ)を実装して、蛍光体を含有する封止部材(蛍光体含有樹脂)を容器内に封入した構成のSMD型のLED素子である。
一方、COB構造の場合、LED光源10は、LEDチップ(ベアチップ)そのものであり、LEDチップが基板に直接実装された構成である。この場合、基板に実装されたLEDチップは、蛍光体を含有する封止部材によって封止される。
[レンズ]
図3A及び図3Bに示すように、レンズ20は、LED光源10と一対一で対応して当該LED光源10の光出射側に設けられる。つまり、1つのLED光源10に対して1つのレンズ20が設けられている。本実施の形態では、複数のLED光源10が設けられているので、レンズ20も複数設けられている。
各レンズ20は、透光性を有する光学部材であり、対応するLED光源10を覆う形で当該LED光源10から出射する光の全てを制御する。各レンズ20は、例えば、基台40に固定される。
レンズ20は、例えば、アクリル、ポリカーボネートもしくはシリコン樹脂等の透光性樹脂材料、又は、ガラス材料等を用いて作製される。なお、レンズ20は、必要に応じて拡散性を有していてもよく、例えばレンズ20内に光拡散材が分散されていてもよい。
ここで、本実施の形態におけるレンズ20の構成及び光学特性について、図3A及び図3Bを参照しながら図4及び図5を用いて説明する。図4は、実施の形態に係る照明装置におけるレンズの外観斜視図である。図5(a)は、実施の形態に係る照明装置におけるレンズの上面図、図5(b)は同レンズの側面図、図5(c)は同レンズの正面図である。なお、図4及び図5には、LED光源10も図示されている。
図4及び図5に示すように、レンズ20の内面(LED光源10側の面)は、Z軸方向に平行な方向を軸とする円筒の円筒面である。したがって、図3A及び図5から分かるように、任意のXY断面におけるレンズ20の内面形状はいずれも所定の曲率の円弧状であり、また、任意のXZ断面におけるレンズ20の内面形状はいずれも直線状である。
本実施の形態におけるレンズ20では、LED光源10から出射する光の全てが当該レンズ20に入射するように、内面形状が略半円筒における円筒面となっている。つまり、任意のXY断面におけるレンズ20の内面形状は、いずれも略半円弧状である。
一方、図3A〜図5に示すように、レンズ20の外面(透光カバー30側の面)は、所定の曲率の球面である。したがって、任意の断面におけるレンズ20の内面形状はいずれも所定の曲率の円弧状である。
具体的に、レンズ20の外面は、略半球の球面である。したがって、任意の断面におけるレンズ20の内面形状はいずれも半円弧状である。
なお、本実施の形態において、XY断面におけるレンズ20の内面を構成する円弧とレンズ20の外面を構成する円弧とは、同心円状であって、同じ曲率を有する。
このように構成されるレンズ20は、図3Bに示すように、当該レンズ20に対応するLED光源10から出射する光のうち少なくとも道路幅方向を含む断面(面OAD)内を進行する光に対して集束作用を有する。
本実施の形態において、レンズ20は凸レンズであり、当該凸レンズの光学作用によって少なくとも面OAD内を進行するLED光源10の光に対して上記の集束作用を与えている。つまり、レンズ20は、LED光源10から出射する光のうち道路横断方向に進行する光を絞って狭く集光する作用を有する。
具体的には、図3Aに示すように、LED光源10を含み面OBCに直交する任意の面(面O−N1、面O−N2、面O−N3、面O−N3・・・、面O−Ni・・・、面O−Nn)を想定した場合に、図3Bに示すように、これらの面内におけるレンズ20の断面形状は、凸レンズ形状となっている。なお、図4及び図5からも分かるように、本実施の形態におけるレンズ20では、任意の断面(面O−Ni)の全てにおいて、断面形状が平凸レンズの形状となっている。
なお、本明細書において、「凸レンズ」とは正の屈折パワーを持つレンズのことである。また、レンズ20のある断面(面O−Ni)において例えば入射面が凹面であったとしても、出射面が凸面でその曲率半径が入射面よりも小さければ、図3Bに示すように集光作用を有し、正の屈折パワーを持つことになる。
一方、レンズ20は、当該レンズ20に対応するLED光源10から出射する光のうち道路進行方向に進行する光に対してはレンズ作用(屈折作用)を与えない。したがって、レンズ20は、図3Aに示すように、道路幅方向に進行するLED光源10の光については屈折させることなく(つまり、入射角と出射角とが同じ)、光の進行方向が変わることなくそのままの方向で出射させる。
つまり、レンズ20は、道路幅方向に進行するLED光源10の光については、集束作用も発散作用も与えずに、レンズ20に入射する方向とレンズ20から出射する方向とが同じになっている。
[透光カバー]
図3A及び図3Bに示すように、透光カバー30は、レンズ20を覆うように設けられる。本実施の形態では、複数のレンズ20が配置されているので、透光カバー30は、複数のレンズ20の全てを覆うように設けられる。なお、透光カバー30は、例えば基台40に固定される。
透光カバー30は、透光性を有する光学部材であり、アクリル、ポリカーボネートもしくはシリコン樹脂等の透光性樹脂材料、又は、ガラス材料等の母材材料を用いて作製される。
図3Aに示すように、透光カバー30は、道路進行方向を含む断面(面OBC)において各レンズ20から出射する光を直線OB及び直線OCに向けて集光する集束作用を有する。
本実施の形態において、直線OB及び直線OCの方向は、面OBCにおける照明装置1の光軸(直線OA)とのなす角度が±60°〜±85°の範囲内となる方向である。つまり、直線OB及び直線OCの方向は、面OBCにおける照明装置1の光軸(直線OA)とのなす角度の絶対値が60°以上85°以下の範囲内となる方向である。
具体的には、直線OBの方向は、面OBCにおける照明装置1の光軸とのなす角度が−85°以上−60°以下(−85°〜−60°)の範囲内となる方向であり、直線OCの方向は、面OBCにおける照明装置1の光軸とのなす角度が+60°以上+85°以下(+60°〜+85°)の範囲内となる方向である。
より詳細には、透光カバー30は、照明装置1の光軸を0°としたときに、面OBC内において直線OBの方向に進行する光が−85°以上−60°以下の角度範囲内に収まるような集束作用を有する。また、透光カバー30は、照明装置1の光軸を0°としたときに、面OBCにおいて直線OCの方向に進行する光が+60°以上+85°以下の角度範囲内に収まるような集束作用を有する。
なお、図3Aに示すように、透光カバー30の任意の断面(面O−Ni)が正の屈折パワーを持てばよいので、透光カバー30の断面形状は一定形状でなくともよい。例えば、透光カバー30の断面形状は、正の屈折パワーを失わない程度に曲率半径が変わっていてもよい。
また、透光カバー30は、各レンズ30から出射する光を拡散させる光拡散性(光散乱性)を有する。
例えば、透光カバー30の内面又は外面の表面に、光拡散性を有する光拡散部を形成することによって透光カバー30に光拡散性を持たせることができる。この場合、シボ加工やマット加工等の表面処理を施すことによって透光カバー30の表面に微小な凹凸を形成したり、透光カバー30の表面に複数のドットパターンを印刷したりすることによって、透光カバー30に光拡散部を形成することができる。あるいは、透光カバー30の表面(内面又は外面)に光拡散材(光散乱剤)を含有する乳白色の塗膜(光拡散膜)を被膜形成することでも透光カバー30に光拡散部を形成することができる。
また、上記のように透光カバー30の表面に光拡散部を別途形成するのではなく、透光カバー30そのものが光拡散材を含有する材料によって構成されていてもよい。例えば、透光カバー30として、光拡散材(光散乱剤)が内部に分散された乳白色のものを用いることができる。
光拡散材は、酸化チタン、硫酸バリウム、シリコーンゴム、ガラスビーズ又はシリカ等からなる微粒子、又は、空気気泡等である。なお、光拡散材は、顔料粒子や染料粒子であってもよい。
光拡散材としては、当該光拡散材を含有する部材(透光カバー30、光拡散膜)の母材材料の屈折率とは異なる屈折率を有するものを用いるが、本実施の形態では、後述するように、強い拡散性を持たせずに弱い光拡散性を有するように透光カバー30の拡散性を調整している。
このため、光拡散材としては、光拡散材を含有する部材(透光カバー30、光拡散膜)の母材材料と屈折率差が小さいものを用いるとよい。例えば、シリコーンゴム又はガラスビーズを用いるとよい。
なお、酸化チタン、硫酸バリウム又は空気気泡は、光拡散材を含有する部材の母材材料に対して屈折率が高いが、屈折率が高い光拡散材を用いる場合であっても当該光拡散材を含有する部材(透光カバー30、光拡散膜)を薄くすれば光拡散性を弱く抑えることができる。ただし、光拡散材を含有する部材の厚さを薄くコントロールすることは難しく、製造上のデメリットがある。逆に、光拡散材を含有する部材の母材材料に対して屈折率差が小さい材料(シリコーンゴム、ガラスビーズ等)については、厚さを特段薄くする必要がないので、弱い拡散性を有する透光カバー30を容易に作製することができる。
ここで、本実施の形態における透光カバー30の具体的な構成及びその光学特性について、図3A及び図3Bを参照しながら、図6及び図7を用いて説明する。図6は、実施の形態に係る照明装置における透光カバーの外観斜視図であり、透光カバーを内側から見たときの状態を示している。図7は、光拡散部材の光拡散性を説明するための図である。
図6及び図3Aに示すように、透光カバー30は、複数のプリズム31からなるプリズム群を有する。複数のプリズム31は、例えば、プリズムカットにより形成することができる。本実施の形態において、複数のプリズム31は、透光カバー30の内面に形成されている。
複数のプリズム31の各々のプリズム角度は、面OBC内においてレンズ20から出射する光を直線OB及び直線OCに向けて集光させるように設定されている。つまり、透光カバー30の上記集束作用は、複数のプリズム31からなるプリズム群の光学作用である。複数のプリズム31は、例えば凸フレネル状である。
また、図7(a)に示すように、光拡散性を有する光拡散部材(散乱透過体)にレーザー光を入射させたときの透過光(透過散乱光)の広がりを考えた場合、一般的な照明器具に利用される拡散カバーの透過指向性広がり角θは、100°〜120°であるが、本実施の形態では、20°〜45°としている。つまり、本実施の形態における透光カバー30には、弱い光拡散性が付与されている。
なお、透過指向性広がり角θは、1/2ビーム角であり、図7(b)に示すように、直線透過方向の光度(中心光度)に対して1/2の光度になる両側の角度である。つまり、透過指向性広がり角θは、中心光度を100としたときに50の光度となる方向(1/2強度方向)の角度である。なお、図7(b)は、図7(a)における透過光(透過散乱光)の指向性を示している。
透光カバー30の光拡散性(指向性広がり角θ)は、次のようにして調整することができる。
例えば、光拡散材を透光カバー30内又は光拡散膜内に分散させる場合、光拡散材の濃度を変更することによって透光カバー30の光拡散性を調整することができる。例えば、光拡散材の濃度を大きくすれば光拡散性を強くすることができ、一方、光拡散材の濃度を小さくすれば光拡散性を弱くすることができる。
さらに、この場合、光拡散材を含有する部材(透光カバー30、光拡散膜)の母材材料と光拡散材との屈折率差を調整することによっても透光カバー30の光拡散性を調整することができる。例えば、屈折率差を大きくすれば光拡散性を強くすることができ、屈折率差を小さくすれば光拡散性を弱くすることができる。
一方、透光カバー30にシボ加工等で凹凸を形成する場合、凹凸の数や形状、表面粗さを変更することによって透光カバー30の光拡散性を調整することができる。例えば、透光カバー30の表面粗さを大きくすれば光拡散性を強くすることができ、透光カバー30の表面粗さを小さくすれば光拡散性を弱くすることができる。
[照明装置の配光特性]
次に、このように構成される照明装置1の配光特性について、図8A及び図8Bを用いて説明する。図8Aは、実施の形態に係る照明装置の面OADにおける配光曲線図である。図8Bは、実施の形態に係る照明装置の面OBCにおける配光曲線図である。
図8Aにおける配光曲線図は、面OADにおける照明装置1の下側180°の各方向に対する光度の大きさを表しており、照明装置1の鉛直下方の方向(直線OD方向)を0°(中心軸)とし、点Oを通る道路幅方向に対して平行な直線の方向90°(−90°)として、時計回り及び反時計回りにそれぞれ10°間隔に目盛を刻んでいる。
図8Aに示すように、面OADにおける照明装置1の配光角は、中心軸を基準として約10°〜約60°となっている。なお、配光角は、光度が最大光度の1/2以上となる角度範囲の大きさとしている。このように、照明装置1は、道路幅方向を含む断面(面OAD)では、直線OA方向に効率的に集光された配光となっている。
また、図8Bにおける配光曲線図は、面OBCにおける照明装置1の下側180°の各方向に対する光度の大きさを表しており、照明装置1の光軸方向(直線OA方向)を中心軸の0°とし、直線OB方向を90°とし、直線OC方向を−90°として、時計回り及び反時計回りにそれぞれ10°間隔に目盛を刻んでいる。
本実施の形態における照明装置1では、道路進行方向を含む断面(面OBC)における照明装置1の最大光度方向と照明装置1の光軸(中心軸)とのなす角度の絶対値が±60°〜±85°の範囲内であり、図8Bでは、約±62°となっている。
具体的には、点Oを基準とする点B側の領域では、面OBCにおける照明装置1の最大光度方向と照明装置1の光軸(中心軸)とのなす角度が−85°以上−60°以下の範囲内であり、図8Bでは、約−62°である。
一方、点Oを基準とする点C側の領域では、面OBCにおける照明装置1の最大光度方向と照明装置1の光軸(中心軸)とのなす角度が+60°以上+85°以下の範囲内であり、図8Bでは、約+62°である。
[効果等]
次に、本実施の形態に係る照明装置1の作用及び効果等について、本発明に至った経緯も含めて説明する。
道路又は歩道等の細長い通路を略均一に照射する照明装置は、省エネルギー省資源の観点から、照明装置の設置間隔をできるだけ長くすることが望まれる。そのため、例えば道路沿いに設置される照明装置の配光は、道路横断方向には狭く、道路進行方向には広いことが望まれる。
具体的には、道路幅方向(道路横断方向)には、効率的に集光された配光が必要である。一方、道路進行方向には、遠くまで光が届く配光が必要であり、図1においては、照明装置おける道路進行方向に最も遠い位置である点B及び点Cの方向に高い光度値が要求される。
近年、照明光源が蛍光ランプやHIDランプ等の従来光源からLED光源への移行が進んでいる。LED光源は、サイズが小さく配光制御性が高いことから、図1の点B及び点Cの方向に関して、従来光源よりも遠くまで光を配することができる。
しかしながら、LEDは高輝度であるので、点B又は点Cの近傍から照明装置を見た場合にグレアになりやすいという課題がある。特に、反射板又はレンズのみでLED光源の光の配光制御を行うとグレアになりやすい。この点について、以下詳細に説明する。
照明装置からある方向xへの光度Iは、以下の式で表すことができる。
I=L×S
ここで、Iは、ある方向xへの光度(cd)であり、Lは、方向xにレンズ又は反射板で拡大された光源の平均輝度(cd/m)であり、Sは、拡大されたLの方向xへの投影面積(m)である。
光拡散性の無い透明レンズ又は反射鏡によって反射又は屈折された光源の輝度は、元の光源の輝度の80〜90%以上である。このため、LED光源を用いた場合は、数10万〜数100万(cd/m)の輝度になり、グレアの原因になる。
一方、グレアを抑制しようとすると、十分な配光制御を行うことができないという課題がある。例えば、反射板又はレンズに加えて拡散カバーを用いると、必要な光度を満足しつつ所望の配光を得ることが難しくなる。
このように、LED光源の光に対して十分な配光の広がりとグレアの抑制とを両立させることが難しい。特に、道路等の通路沿いに設置される照明装置では、道路横断方向には狭く、かつ、道路進行方向には広い配光が要求されることから、グレアを抑制しつつ所望の配光を得ることは非常に難しい。
本発明は、このような知見に基づいてなされたものであり、本願発明者は、鋭意検討した結果、LED光源を用いた場合であっても、道路等の通路に適した配光を実現できることを見出した。
具体的には、第1に、照明装置1は、道路幅方向を含む断面(面OAD)内を進行する光に対して集束作用を有するレンズ20と、道路進行方向を含む断面(面OBC)内を進行する光を直線OB及び直線OCに向けて集光する集束作用を有する透光カバー30とを有する。
これらのレンズ20と透光カバー30との組み合わせによって、図3Bに示すように、照明装置1は、道路幅方向を含む断面(面OAD)では直線OA方向に効率的に集光する作用を有しながらも、図3Aに示すように、道路進行方向を含む断面(面OBC)では直線OB及び直線OCに向けて集光する作用も有する。
第2に、光拡散性を有する透光カバー30を用いることによって、道路進行方向を含む断面(面OBC)における照明装置1の最大光度方向と照明装置1の光軸とのなす角度を±60°〜±85°として、道路進行方向において広い配光を実現している。
つまり、仮に透光カバー30が光拡散性を有さないとした場合の面OBCでの照明装置1の最大光度方向の角度は、光拡散性を有する上記透光カバー30を用いた場合における面OBCでの照明装置1の最大光度方向の角度よりも大きくなっている。
例えば、本実施の形態では、図8Bに示すように、面OBCでの照明装置1の最大光度方向の角度は約65°である。この場合、透光カバー30が光拡散性を有さないとした場合における面OBCでの照明装置1の最大光度方向の角度は、65°よりも大きく、図8Bの破線で示されるように、一例として約80°である。そして、本実施の形態では、透光カバー30に光拡散性を付与することで、面OBCでの照明装置1の最大光度方向の角度を80°から65°に小さくしている。
このとき、上述のとおり、透光カバー30に付与する光拡散性の強さを弱くしており、透過指向性広がり角θは、20°〜45°である。つまり、透光カバー30の光拡散性は、完全拡散性ではない。これにより、透光カバー30に光拡散性を付与することによって光度が著しく低下して輝度が低下してしまうことを抑えることができる。
なお、道路に設置される道路灯等への適用を考えた場合、面OBCにおける照明装置1の最大光度方向は、光拡散性を付与した後の透光カバー30に、±60°〜85°の角度範囲内にあるとよい。言い換えると、透光カバー30は、照明装置1の最大光度方向が±60°〜±85°の範囲を外れない程度の光拡散性を有するとよい。
このように、本実施の形態では、図8Aに示すように、道路幅方向を含む断面(面OAD)では直線OA方向に効率的に集光された配光を実現しつつ、図8Bに示すように、道路進行方向を含む断面(面OBC)では道路進行方向に広い配光を実現することができる。
このとき、本実施の形態における照明装置1では、集束作用を有する透光カバー30に対して弱い拡散性を付与することによって、目標光度を満足しつつも輝度を抑えてグレアを抑制し、かつ、道路進行方向における広い配光を維持している。
以上、本実施の形態に係る照明装置1によれば、LED光源を用いた場合であっても、道路等の通路に適した十分な広がりを有する配光とグレアの抑制とを両立させることができる。
また、本実施の形態において、透光カバー30は、照明装置1の最外郭である。透光カバー30を最外郭にすることで、LED光源10の近傍にレンズや反射鏡を配置した場合でも透光カバー30によってレンズや反射鏡よりも大きな投影面積を得ることができる。このため、透光カバー30に光拡散性を付与しない場合に到達できる光度値は、小さなレンズや反射板よりもはるかに大きく、光拡散性を付与して輝度が低下した後でも十分な光度値を得ることができる。したがって、さらに容易に目標光度を満足しつつ、グレアを一層抑制することできる。
(変形例)
次に、変形例に係る照明装置について、図9〜図12を用いて説明する。図9は、図4に示されるレンズの斜視図である。図10は、変形例に係る照明装置におけるレンズの外観斜視図である。図11(a)は、変形例に係る照明装置におけるレンズの上面図、図11(b)は同レンズの側面図、図11(c)は同レンズの正面図である。図12は、図11(c)のR−R’線における同レンズの断面図である。なお、図9〜図12には、LED光源10も図示されている。
図9に示すように、図4に示されるレンズ20では、図9の矢印に示すようなLED光源10からの光を有効に制御することができない。つまり、凸レンズに入射しない光を有効に制御することができない。
そこで、本変形例におけるレンズ20Aは、図10及び図11に示すように、図9の矢印に示す光を有効に制御するために、図4に示されるレンズ20に対して、さらに、凸レンズの側面に沿う全反射プリズムを有する。
本変形例におけるレンズ20Aによれば、図12に示すように、全反射プリズム形状によって凸レンズに入射しない光も有効に集光することができる。これにより、道路等の通路に適した配光をさらに容易に実現することができる。
(その他変形例等)
以上、本発明に係る照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態において、照明装置1は、道路灯100の支柱2に設置したが、電柱灯のその他の構造物に設置してもよい。
また、上記実施の形態において、LED光源10は、青色LEDチップと黄色蛍光体とによって白色光を放出するように構成したが、これに限らない。例えば、LED光源10は、青色LEDチップと赤色蛍光体及び緑色蛍光体とを用いて白色光を放出するように構成してもよい。また、LED光源10は、青色光、赤色光及び緑色光を発するLEDチップを用いて白色光を放出するように構成してもよい。
その他、上記実施の形態及び変形例に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で上記実施の形態及び変形例における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 照明装置
2 支柱
10 LED光源
20、21A レンズ
30 透光カバー
31 プリズム
40 基台
100 道路灯

Claims (9)

  1. 通路沿いに設置され、通路面に光を照射する照明装置であって、
    1個又は複数のLED光源と、
    前記LED光源と一対一で対応して当該LED光源の光出射側に設けられたレンズと、
    前記レンズを覆うように設けられた透光カバーとを備え、
    前記レンズは、当該レンズに対応する前記LED光源から出射する光のうち少なくとも通路幅方向を含む断面内を進行する光に対して集束作用を有し、
    前記透光カバーは、当該照明装置の設置箇所を点Oとし、当該照明装置の光軸と前記通路面との交点を点Aとし、点Aを通る通路進行方向に対して平行な直線上における2点であって点Aが中点となる線分を構成する2点を点B及び点Cとすると、点O、点B及び点Cを通る面である面OBCにおいて前記レンズから出射する光を直線OB及び直線OCに向けて集光する集束作用を有し、かつ、前記レンズから出射する光を拡散させる光拡散性を有し、
    面OBCにおける当該照明装置の最大光度方向と当該照明装置の光軸とのなす角度の絶対値は、60°以上85°以下であり、
    前記透光カバーの前記光拡散性は、透過指向性広がり角が20°〜45°である
    照明装置。
  2. 前記直線OB及び直線OCの方向は、当該照明装置の光軸とのなす角度の絶対値が60°以上85°以下の範囲内となる方向である
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記透光カバーは、プリズムカットにより形成された複数のプリズムからなるプリズム群を有し、
    前記透光カバーの前記集束作用は、前記プリズム群の光学作用である
    請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記透光カバーは、前記照明装置における通路側の最外郭である
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記レンズは、凸レンズであり、
    前記レンズの前記集束作用は、前記凸レンズの光学作用である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記レンズは、さらに、前記凸レンズの側面に沿う全反射プリズムを有する
    請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記透光カバーの内面又は外面には、前記光拡散性を有する光拡散部が形成されており、
    前記光拡散部は、シボ加工による凹凸、又は、光拡散材を含有する塗膜である
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記透光カバーは、光拡散材を含有する材料によって構成されている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 前記レンズは、当該レンズに対応する前記LED光源から出射する光のうち道路進行方向に進行する光に対しては屈折作用を与えない
    請求項1〜のいずれか1項に記載の照明装置。
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