JPWO2011016287A1 - アクティブマトリックス基板、液晶表示パネル、液晶表示装置およびアクティブマトリックス基板の製造方法 - Google Patents

アクティブマトリックス基板、液晶表示パネル、液晶表示装置およびアクティブマトリックス基板の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2011016287A1
JPWO2011016287A1 JP2011525828A JP2011525828A JPWO2011016287A1 JP WO2011016287 A1 JPWO2011016287 A1 JP WO2011016287A1 JP 2011525828 A JP2011525828 A JP 2011525828A JP 2011525828 A JP2011525828 A JP 2011525828A JP WO2011016287 A1 JPWO2011016287 A1 JP WO2011016287A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
insulating film
active matrix
region
contact hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011525828A
Other languages
English (en)
Inventor
俊英 津幡
俊英 津幡
公一 山舗
公一 山舗
杉本 光宏
光宏 杉本
靖裕 中武
靖裕 中武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Publication of JPWO2011016287A1 publication Critical patent/JPWO2011016287A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1345Conductors connecting electrodes to cell terminals
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1345Conductors connecting electrodes to cell terminals
    • G02F1/13458Terminal pads
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/136Liquid crystal cells structurally associated with a semi-conducting layer or substrate, e.g. cells forming part of an integrated circuit
    • G02F1/1362Active matrix addressed cells
    • G02F1/136286Wiring, e.g. gate line, drain line
    • G02F1/13629Multilayer wirings

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

アクティブマトリックス基板(130)は、スイッチング素子から周辺領域(105)に引き出された引き出し配線と、引き出し配線に形成され、周辺領域(105)上に位置するパッド部(112)と、前記パッド部(112)を覆うように形成され、無機材料から形成されたパッシベーション膜(137)およびパッシベーション膜(137)上に形成され、有機材料によって形成された平坦化膜(138)を含み、パッド(112)に達するコンタクトホール(170)が形成された絶縁層(171)と、コンタクトホール(170)内に位置し、パッド(112)上に形成されたITO膜(141)とを備え、ITO膜(141)は、コンタクトホール(170)の内周面のうち、平坦化膜(138)によって規定された部分から離れた位置に形成される。

Description

本発明は、アクティブマトリックス基板、液晶表示パネル、液晶表示装置およびアクティブマトリックス基板の製造方法に関する。
従来から各種のアクティブマトリックス基板や液晶表示装置が提案されている。
たとえば、特開平9−197433号公報(特許文献1)に記載されたアクティブマトリックス基板は、基板と、この基板上に形成されたゲート電極およびゲートパッドと、ゲート電極およびゲートパッドを覆うように形成され、窒化シリコン膜から形成された絶縁膜とを備えている。
さらに、アクティブマトリックス基板は、ゲート電極上の絶縁膜上に形成された半導体膜と、この半導体膜上に形成されたソース電極およびドレイン電極と、ソース電極、ドレイン電極、およびゲートパッド上に位置する絶縁膜を覆うように形成された保護膜とを備える。
また、このアクティブマトリックス基板は、保護膜および絶縁膜を貫通し、ゲートパッドに達するコンタクトホールと、このコンタクトホールの底部に位置するゲートパッドから保護膜の上面に達するように延びるITO(Indium. Tin Oxide)膜とを備えている。
特開平9−197433号公報
上記アクティブマトリックス基板においては、最も外層に位置する保護膜は、一般的に有機材料から形成され、ゲートパッド上に形成された絶縁膜は無機材料から形成される。このため、保護膜と絶縁膜との接着性を確保し難く、有機材料から形成された保護膜が剥離すると、保護膜に付着したITO膜も保護膜と共に脱落する。
ITO膜が付着した保護膜の片部が、再度、アクティブマトリックス基板上に付着すると、付着した部位によっては短絡が生じるおそれがある。
本発明は、上記ような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、短絡等の不具合の発生の抑制が図られたアクティブマトリックス基板、液晶表示パネル、液晶表示装置およびアクティブマトリックス基板の製造方法を提供することである。
本発明に係るアクティブマトリックス基板は、複数のスイッチング素子が配列された画素配列領域、および画素配列領域の周囲に位置する周辺領域を含む基板と、スイッチング素子から周辺領域に引き出された引き出し配線と、引き出し配線に形成され、周辺領域上に位置するパッド部とを備える。
さらに、上記パッド部を覆うように形成され、無機材料から形成された無機絶縁膜および無機絶縁膜上に形成され、有機材料によって形成された有機絶縁膜を含み、パッド部に達するコンタクトホールが形成された絶縁層と、コンタクトホール内に位置し、パッド部上に形成された導電膜とを備える。上記導電膜は、コンタクトホールの内周面のうち、有機絶縁膜によって規定された部分から離れた位置に形成される。
好ましくは、上記導電膜は、コンタクトホールの内周面から離れた位置に形成される。好ましくは、上記有機絶縁膜には、コンタクトホールの一部を規定する第1穴部が形成され、無機絶縁膜には、コンタクトホールの他の部分を規定する第2穴部が形成される。上記導電膜は、パッド部上から第2穴部の内周面に達するように形成される。
好ましくは、上記コンタクトホールの延在方向から有機絶縁膜および無機絶縁膜を見ると、第1穴部内に第2穴部と無機絶縁膜の上面とが位置する。上記導電膜は、第1穴部内に位置する無機絶縁膜の上面に達するように形成される。
好ましくは、上記有機絶縁膜は、画素配列領域内のスイッチング素子を覆うように形成され、有機絶縁膜のうち、コンタクトホールを規定する部分の厚さは、有機絶縁膜のうち、画素配列領域内に位置する部分の厚さよりも薄く形成される。
好ましくは、上記引き出し配線は、一方向に間隔をあけて配列する第1引き出し配線および第2引き出し配線を含み、パッド部は、第1引き出し配線に形成された第1パッド部と第2引き出し配線に形成された第2パッド部とを含む。上記絶縁層は、第1パッド部を覆う第1被覆部と、第2パッド部を覆う第2被覆部とを含み、第1被覆部には、第1パッド部に達する第1コンタクトホールが形成され、第2被覆部には、第2パッド部に達する第2コンタクトホールが形成される。上記第1被覆部と第2被覆部とは、互いに間隔をあけて形成される。
好ましくは、上記記第1被覆部と第2被覆部とは、第1コンタクトホールおよび第2コンタクトホールよりも画素配列領域側で互いに連結される。
好ましくは、上記有機絶縁膜は、着色膜とされ、絶縁層は、有機絶縁膜上に形成された保護膜を含み、有機絶縁膜および保護膜は、パッド部上および画素配列領域上に形成される。
本発明に係る液晶表示パネルは、上記アクティブマトリックス基板と、アクティブマトリックス基板と対向するように、間隔をあけて配置された対向基板と、対向基板とアクティブマトリックス基板との間に封入された液晶層とを備える。
本発明に係る液晶表示装置は、上記液晶表示パネルと、アクティブマトリックス基板に対して液晶層と反対側に配置された第1偏光板と、対向基板に対して液晶層と反対側に配置された第2偏光板と、液晶表示パネルに光を照射するバックライトユニットとを備える。
本発明に係るアクティブマトリックス基板の製造方法は、画素配列領域となる第1領域および周辺領域となる第2領域を含む基板を準備する工程と、第1領域に位置するゲート電極と、第2領域上に位置するパッド部と、ゲート電極およびパッド部を接続する引き出し配線とを形成する工程と、基板上に位置する無機絶縁膜を形成する工程とを備える。さらに、無機絶縁膜上に位置すると共に、ゲート電極の上方に位置する半導体膜を形成する工程と、半導体膜上に位置する第1電極を形成する工程と、半導体膜上に位置すると共に、第1電極と間隔を隔てて位置する第2電極を形成する工程と、第1電極および第2電極を覆う有機絶縁膜を形成する工程と、を備える。さらに、上記第2領域に位置する有機絶縁膜および無機絶縁膜を貫通し、第2領域に位置するパッド部に達するコンタクトホールを形成する工程と、コンタクトホールの底部に位置するパッド部の上面上に位置すると共に、コンタクトホールの内周面のうち、有機絶縁膜によって規定された部分から離れた位置に導電膜を形成する工程とを備える。
好ましくは、上記有機絶縁膜のうち第2領域に位置する部分の高さを、有機絶縁膜のうち第1領域に位置する部分の高さよりも低くする工程をさらに備える。
好ましくは、上記有機絶縁膜は、着色膜とされ、有機絶縁膜上に保護膜を形成する工程をさらに備え、保護膜を形成した後に、コンタクトホールを形成する。
本発明に係るアクティブマトリックス基板は、複数のスイッチング素子が配列された画素配列領域、および画素配列領域の周囲に位置する周辺領域を含む基板と、スイッチング素子から周辺領域に引き出された引き出し配線と、記引き出し配線に形成され、周辺領域上に位置するパッド部と、最上層に位置する第1絶縁膜および第1絶縁膜下に位置する第2絶縁膜を含み、パッド部を覆うように形成されると共に、パッド部に達するコンタクトホールが形成された絶縁層と、コンタクトホール内に位置し、パッド部上に形成された導電膜とを備える。上記導電膜は第1絶縁膜から離れるように形成される。
好ましくは、上記第1絶縁膜には、コンタクトホールの一部を規定する第1穴部が形成され、第2絶縁膜には、コンタクトホールの他の部分を規定する第2穴部が形成される。上記導電膜は、パッド部上から第2穴部の内表面に達するように形成される。
好ましくは、上記コンタクトホールの延在方向から第1絶縁膜および第2絶縁膜を見ると、第1穴部内に第2穴部と第2絶縁膜の上面とが位置し、導電膜は、第1穴部内に位置する第2絶縁膜の上面上に達するように形成される。
好ましくは、上記第1絶縁膜は、画素配列領域に形成されたスイッチング素子を覆うように形成され、第1絶縁膜のうち、コンタクトホールを規定する部分の厚さは、第1絶縁膜のうち、画素配列領域内に位置する部分の厚さよりも薄く形成される。
好ましくは、上記引き出し配線は、一方向に間隔をあけて配列する第1引き出し配線および第2引き出し配線を含み、パッド部は、第1引き出し配線に形成された第1パッド部と第2引き出し配線に形成された第2パッド部とを含み、絶縁層は、第1パッド部を覆う第1被覆部と、第2パッド部を覆う第2被覆部とを含む。上記第1被覆部には、第1パッド部に達する第1コンタクトホールが形成され、第2被覆部には、第2パッド部に達する第2コンタクトホールが形成される。上記第1被覆部と第2被覆部とは、互いに間隔をあけて形成される。
好ましくは、上記第1被覆部と第2被覆部とは、第1コンタクトホールおよび第2コンタクトホールよりも画素配列領域側で互いに連結される。
本発明に係るアクティブマトリックス基板は、他の局面では、複数のスイッチング素子が配列された画素配列領域、および画素配列領域の周囲に位置する周辺領域を含む基板と、スイッチング素子から周辺領域に引き出された引き出し配線と、引き出し配線に形成され、周辺領域上に位置するパッド部と、パッド部を覆うように形成されると共に、パッド部に達するコンタクトホールが形成された絶縁層と、コンタクトホール内に位置し、パッド部上に形成された導電膜とを備える。上記導電膜は、コンタクトホールの内周面から間隔をあけて形成される。
好ましくは、上記第1絶縁膜は、画素配列領域内のスイッチング素子を覆うように形成
される。上記第1絶縁膜のうち、コンタクトホールを規定する部分の厚さは、第1絶縁膜のうち、画素配列領域内に位置する部分の厚さよりも薄く形成される。
好ましくは、上記引き出し配線は、一方向に間隔をあけて配列する第1引き出し配線および第2引き出し配線を含み、パッド部は、第1引き出し配線に形成された第1パッド部と第2引き出し配線に形成された第2パッド部とを含む。上記絶縁層は、第1パッド部を覆う第1被覆部と、第2パッド部を覆う第2被覆部とを含む。上記第1被覆部には、第1パッド部に達する第1コンタクトホールが形成され、第2被覆部には、第2パッド部に達する第2コンタクトホールが形成され、第1被覆部と第2被覆部とは、互いに間隔をあけて形成される。
好ましくは、上記第1被覆部と第2被覆部とは、第1コンタクトホールおよび第2コンタクトホールよりも画素配列領域側で互いに連結される。
好ましくは、上記絶縁層は、パッド部上に形成された絶縁膜と、絶縁膜上に形成された着色膜と、着色膜上に形成された保護膜とを含む。上記着色膜および保護膜は、パッド部上および画素配列領域上に形成される。
本発明に係る液晶表示パネルは、上記アクティブマトリックス基板と、アクティブマトリックス基板と対向するように、間隔をあけて配置された対向基板と、対向基板とアクティブマトリックス基板との間に封入された液晶層とを備える。
本発明に係る液晶表示装置は、上記液晶表示パネルと、アクティブマトリックス基板に対して液晶層と反対側に配置された第1偏光板と、対向基板に対して液晶層と反対側に配置された第2偏光板と、液晶表示パネルに光を照射するバックライトユニットとを備える。
本発明に係るアクティブマトリックス基板の製造方法は、画素配列領域となる第1領域および周辺領域となる第2領域を含む基板を準備する工程と、第1領域に位置するゲート電極と、第2領域上に位置するパッド部と、ゲート電極およびパッド部を接続する引き出し配線とを形成する工程とを備える。さらに、このアクティブマトリックス基板の製造方法は、基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート絶縁膜上に位置すると共に、ゲート電極の上方に位置する半導体膜を形成する工程と、半導体膜上に位置する第1電極を形成する工程とを備える。さらに、このアクティブマトリックス基板の製造方法は、半導体膜上に位置すると共に、第1電極と間隔を隔てて位置する第2電極を形成する工程と、最上層に位置する最上層絶縁膜を含み、第1電極および第2電極を覆う層間絶縁膜を形成する工程と、第2領域に位置する層間絶縁膜およびゲート絶縁膜を貫通し、パッド部に達するコンタクトホールを形成する工程とを備える。さらに、コンタクトホールの底部に位置するパッド部の上面上に位置すると共に、コンタクトホールの内周面のうち、最上層絶縁膜によって規定された部分から離れるように位置する導電膜を形成する工程を備える。
好ましくは、上記層間絶縁膜のうち第2領域に位置する部分の高さを、層間絶縁膜のうち、第1領域に位置する部分の高さよりも低くする工程をさらに備える。
本発明に係るアクティブマトリックス基板の製造方法は、他の局面では、画素配列領域となる第1領域および周辺領域となる第2領域を含む基板を準備する工程と、第1領域に位置するゲート電極と、第2領域上に位置するパッド部と、ゲート電極およびパッド部を接続する引き出し配線とを形成する工程と、基板上にゲート絶縁膜を形成する工程とを備える。さらに、ゲート絶縁膜上に位置すると共に、ゲート電極の上方に位置する半導体膜を形成する工程と、半導体膜上に位置する第1電極を形成する工程と、半導体膜上に位置
すると共に、第1電極と間隔を隔てて位置する第2電極を形成する工程とを備える。さらに、第1電極および第2電極を覆う層間絶縁膜を形成する工程と、第2領域に位置する層間絶縁膜およびゲート絶縁膜を貫通し、パッド部に達するコンタクトホールを形成する工程と、コンタクトホールの底部に位置するパッド部の上面上に位置すると共に、コンタクトホールの内周面から離れるように位置する導電膜を形成する工程とを備える。
好ましくは、上記層間絶縁膜は、着色膜とされ、層間絶縁膜上に保護膜を形成する工程をさらに備え、保護膜を形成した後に、コンタクトホールを形成する。
本発明に係るアクティブマトリックス基板、液晶表示パネル、液晶表示装置およびアクティブマトリック基板の製造方法によれば、短絡等の不具合の発生を抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係るテレビジョン受信機500の構成を示す分解斜視図である。 液晶表示装置300を模式的に示す斜視図である。 液晶表示素子200を模式的に示す平面図である。 液晶表示パネル101および偏光板156との配置状態を示す分解斜視図である。 液晶表示パネル101の平面図である。 アクティブマトリックス基板130に形成された薄膜トランジスタアレイを示す回路図である。 表示領域103における液晶表示パネル101の断面図である。 薄膜トランジスタ115の詳細を示すアクティブマトリックス基板130の断面図である。 周辺領域105に形成されたゲートパッド112の断面図である。 ゲートパッド112の変形例を示す断面図である。 周辺領域105上に形成された複数のゲートパッド112を示す平面図である。 アクティブマトリックス基板130の製造工程の第1製造工程を示す断面図であり、表示領域103における断面図である。 アクティブマトリックス基板130の製造工程の第1工程を示す断面図であり、周辺領域105における断面図である。 図12,図13に示された製造工程後の製造工程を示し、表示領域103における断面図である。 図14に示す製造工程時における周辺領域105における断面図である。 図14、および図15に示された製造工程後の製造工程を示し、表示領域103における断面図である。 図16に示す製造工程時における周辺領域105における断面図である。 図16および図17に示された製造工程の後の製造工程を示し、表示領域103における断面図である。 図18に示す製造工程時における周辺領域105における断面図である。 図18および図19に示された製造工程後の製造工程を示し、表示領域103における断面図である。 図20に示す製造工程時における周辺領域105における断面図である。 本発明の実施の形態2に係る液晶表示パネル101の周辺領域105における断面図である。 ゲートパッド112およびその周囲を示す断面図であり、ゲートパッド112を長手方向に断面視した断面図である。 本実施の形態に係る液晶表示パネル101の変形例を示す断面図である。 透明基板131の上面にゲートパッド112、ゲート絶縁膜133を形成した後、パッシベーション膜137と、絶縁膜238とを形成した状態を示し、周辺領域105における断面図である。 図25に示す状態における表示領域103の断面図である。 図25、および図26に示す製造工程後の製造工程を示し、周辺領域105における断面図である。 図27に示す製造工程時における表示領域103における断面図である。 図27および図28に示す製造工程後の製造工程を示し、周辺領域105における断面図である。 図29における製造工程時における表示領域103における断面図である。 本発明の実施の形態3に係る液晶表示パネル101の表示領域103における断面図である。 本発明の実施の形態3に係る液晶表示パネル101の周辺領域105における断面図である。 透明基板131上に、ゲート電極132、ゲート絶縁膜133、半導体層134、ソース電極135およびドレイン電極136を形成した状態を示し、表示領域103における断面図である。 図33に示す状態における周辺領域105における断面図である。 図33および図34に示された製造工程後の製造工程を示し、表示領域103における断面図である。 図35に示す製造工程において、周辺領域105における断面図である。 図35および図36に示された製造工程後の製造工程を示し、表示領域103における断面図である。 図37に示された製造工程において、周辺領域105における断面図である。 本発明の実施の形態4に係る液晶表示パネル101の周辺領域105における断面図である。 図39に示す周辺領域105の変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態5に係る液晶表示パネル101のソースパッド114およびその周囲に位置する部分の断面図である。 図41のXLII−XLII線における断面図である。 図12および図13に示すアクティブマトリックス基板130の第1製造工程において、ソースパッド114が形成される領域における断面図である。 図14および図15に示す製造工程において、ソースパッド114が形成される領域における断面図である。 図16および図17に示す製造工程において、ソースパッド114が形成される領域における断面図である。 図18および図19に示す製造工程において、ソースパッド114が形成される領域における断面図である。 図46に示す製造工程後の製造工程を示し、ソースパッド114が形成される領域の断面図である。 図47に示された製造工程後の製造工程を示し、ソースパッド114が形成される領域の断面図である。
図1から図48を用いて、本発明に係るアクティブママトリックス基板、液晶表示パネル、液晶表示装置、テレビジョン受信機およびアクティブマトリックス基板の製造方法について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るテレビジョン受信機500の構成を示す分解斜視図である。この図1に示すように、テレビジョン受信機500は、前面側に配置される筐体181と、背面側に配置される筐体182と、筐体181および筐体182間に配置された液晶表示装置300と、操作用回路184と、支持用部材185とを備えている。
液晶表示装置300は、筐体181および筐体182によって包み込まれ、筐体181および筐体182によって挟持されている。
筐体181には、開口部183が形成されており、液晶表示装置300に表示される画像を外部に透過可能とされている。筐体182には、液晶表示装置300を操作するための操作用回路184が設けられている。筐体182は、支持用部材185によって支持されている。
図2は、液晶表示装置300を模式的に示す斜視図である。この図2に示すように、液晶表示装置300は、液晶表示パネル101を含む液晶表示素子200と、液晶表示パネル101の一方の主表面に装着された偏光板156と、液晶表示パネル101の他方の主表面に装着された偏光板と、液晶表示パネル101に光を照射するバックライトユニット186とを備えている。
図3は、液晶表示素子200を模式的に示す平面図である。この図3に示すように、液晶表示素子200は、液晶表示パネル101と、液晶表示パネル101のゲート端子部150に接続されたゲートドライバ152と、液晶表示パネル101のソース端子部151に接続されたソースドライバ153と、ゲートドライバ152およびソースドライバ153が接続されたプリント基板配線154と、プリント基板配線154が接続された表示制御回路155とを備えている。
図4は、液晶表示パネル101および偏光板156との配置状態を示す分解斜視図である。この図4に示すように、液晶表示パネル101の一方の主表面には、偏光板156aが装着され、液晶表示パネル101の他方の主表面には、他の偏光板156bが装着されている。
なお、偏光板156aの偏光軸方向と、偏光板156bの偏光軸方向とは互いに直交するように形成されている。偏光板156aには、図2に示すバックライトユニット186からの光が放射される。
液晶表示パネル101は、アクティブマトリックス基板と、このアクティブマトリックス基板と対向するように、間隔をあけて配置された対向基板と、アクティブマトリックス基板および対向基板間に封入された液晶層とを含む。そして、アクティブマトリックス基板に対して液晶層と反対側に偏光板156aが配置され、対向基板に対して液晶層と反対側に偏光板156bが配置されている。
図5は、液晶表示パネル101の平面図である。この図5に示すように、液晶表示パネル101は、表示領域103および非表示領域104を含む画素配列領域107と、この画素配列領域107の周囲に位置する周辺領域105とを含む。
表示領域103は、画像を表示する領域であり、複数の画素により形成されている。非表示領域104は、画像を表示しない領域であり、表示領域103の周囲に配置されている。図6は、アクティブマトリックス基板130に形成された薄膜トランジスタアレイを示す回路図である。
アクティブマトリックス基板130は、画素配列領域107および画素配列領域107の周囲に位置する周辺領域105とを含む透明基板131を備える。
透明基板131の主表面のうち、画素配列領域107の表示領域103が位置する部分には、複数の薄膜トランジスタ(スイッチング素子)115が配列している。薄膜トランジスタ115のゲート電極に接続されるゲートライン(引き出し線)111と、薄膜トランジスタ115のソース電極に接続されるデータライン(引き出し線)113とが、アクティブマトリックス基板130に複数形成されている。薄膜トランジスタ115のドレイン電極には画素電極116が接続されている。
アクティブマトリックス基板130は、通常、長方形形状とされている。ゲートライン111は、アクティブマトリックス基板130の長手方向に延びており、ゲートライン111は、アクティブマトリックス基板130の短手方向に間隔をあけて複数形成されている。データライン113は、短手方向に延びており、長手方向に間隔をあけて複数形成されている。
ゲートライン111とデータライン113とによって囲まれる領域内に1つの画素電極116が配置されている。
ゲートライン111は、薄膜トランジスタ115から引き出され、画素配列領域107から周辺領域105に達するように延びている。そして、ゲートライン111のうち、周辺領域105上に位置する部分に、ゲートパッド112が形成されている。
データライン113は、薄膜トランジスタ115から引き出され、画素配列領域107から周辺領域105に達するように延びている。そして、データライン113のうち、周辺領域105上に位置する部分には、ソースパッド114が形成されている。
図7は、表示領域103における液晶表示パネル101の断面図である。図7に示すように、対向基板120は、ガラス基板などの透明基板123と、この透明基板123の主表面のうち、アクティブマトリックス基板130と対向する主表面に形成されたカラーフィルタ121と、カラーフィルタ121よりアクティブマトリックス基板130側に配置された対向電極122とを備えている。
そして、対向電極122と、画素電極116とは、液晶層124を挟んで互いに対向するように配置されている。アクティブマトリックス基板130は、ガラス基板などの透明基板131と、透明基板131上に形成された薄膜トランジスタ115とを備える。
図8は、薄膜トランジスタ115の詳細を示すアクティブマトリックス基板130の断面図である。薄膜トランジスタ115は、透明基板131の表面のうち、対向基板120と対向する主表面上に形成されたゲート電極132と、ゲート電極132を覆うように透明基板131の主表面上に形成されたゲート絶縁膜133と、ゲート絶縁膜133上に位置すると共に、ゲート電極132の上方に位置する半導体層134と、半導体層134の一部を覆うようにゲート絶縁膜133の上面上に形成され、互いに間隔をあけて形成されたソース電極135およびドレイン電極136とを備える。
そして、薄膜トランジスタ115を覆うように、層間絶縁膜140(パッシベーション膜および平坦化膜)が形成され、層間絶縁膜140上にITO膜139(画素電極116)が形成されている。この画素電極116は、ドレイン電極136と電気的に接続されている。具体的には、層間絶縁膜140に図示されていないコンタクトホールが形成されており、このコンタクトホールの内周面に沿って、画素電極116が延び、画素電極116とドレイン電極136とが接続されている。
ゲート電極132は、透明基板131の主表面上に形成された金属膜132aと、金属膜132a上に形成された金属膜132bと、この金属膜132b上に形成された金属膜132cとを含む。金属膜132aおよび金属膜132cは、たとえば、Ti等の金属材料から形成されており、金属膜132bは、Al等の金属材料から形成されている。
ゲート絶縁膜133は、例えば、窒化シリコン(SiNx :xは正の数)等から形成されている。
半導体層134は、薄膜トランジスタ115のチャネル部となるアモルファスシリコン膜(a−Si膜:i層)134aと、アモルファスシリコン膜134a上に形成され、ソース・ドレイン電極とのコンタクトを図るアモルファスシリコン膜(n+層)134bとを含む。
ソース電極135は、チタン等から形成された金属膜135aと、この金属膜135a上に位置し、アルミニウム等から形成された金属膜135bとを含む。ドレイン電極136も、チタン等から形成された金属膜136aと、この金属膜136a上に形成され、アルミニウム等から形成された金属膜136bとを含む。
層間絶縁膜140は、パッシベーション膜137と、パッシベーション膜137上に形成された平坦化膜138とを含む。パッシベーション膜137は、窒化シリコン膜から形成されており、たとえば、250度程度でCVD法により形成する。なお、パッシベーション膜137と、ゲート絶縁膜133とは、いずれも窒化シリコン膜により形成されているが、ゲート絶縁膜133の方がパッシベーション膜137よりも組織が緻密である。
平坦化膜138は、アクリルベースの合成樹脂等の有機材料から形成されている。すなわち、平坦化膜138は、有機絶縁膜であり、平坦化膜138下に形成されたパッシベーション膜137は無機絶縁膜である。
図9は、周辺領域105に形成されたゲートパッド112の断面図である。この図9に示すように、アクティブマトリックス基板130は、周辺領域105に形成されたゲートパッド112と、ゲートパッド112を覆うように形成されると共に、コンタクトホール170が形成された絶縁層171とを備える。
絶縁層171は、アクティブマトリックス基板130の最上層に位置し、第1絶縁膜としての平坦化膜138と、この平坦化膜138下に位置し、第2絶縁膜としてのパッシベーション膜137およびゲート絶縁膜133を含む。コンタクトホール170は、絶縁層171を貫通し、ゲートパッド112の上面に達するように形成されている。
ゲート絶縁膜133は、ゲートパッド112の一部を覆うように形成され、ゲートパッド112の外周縁部は、ゲート絶縁膜133によって覆われている。このため、アルミニウムによって形成された金属膜132bと、ITO膜(導電膜)141とが接触することが抑制されており、金属膜132bが腐食することが抑制されている。層間絶縁膜140はゲート絶縁膜133上に形成されている。層間絶縁膜140は、パッシベーション膜137と、パッシベーション膜137上に形成された平坦化膜138とを含む。
コンタクトホール170は、平坦化膜138に形成された穴部138aと、パッシベーション膜137に形成された穴部137aと、ゲート絶縁膜133に形成された穴部133aとによって形成されている。
コンタクトホール170内に位置するゲートパッド112の上面には、ITO膜141が形成されており、ITO膜141は、コンタクトホール170の内周面から離れるように形成されている。
ITO膜141の外周縁部と、コンタクトホール170の内周面との間の距離は、たとえば、3μm程度とされている。すなわち、この図9に示す例においては、ITO膜141は、ITO膜141の上面のみに形成されている。
図10は、図9に示されたITO膜141の変形例を示す断面図である。この図10に示す例では、ITO膜141は、ゲートパッド112の上面、穴部133aの内周面、および穴部137aの内周面に亘って形成されている。そして、ITO膜141は、平坦化膜138の穴部138aの内周面から離れている。
図9および図10のいずれの例においても、ITO膜141は、最上層に位置する平坦化膜(第1絶縁膜)138の穴部138aの内周面から離れた位置に形成されている。
平坦化膜138は、アクティブマトリックス基板130の最も外層に位置している。このため、アクティブマトリックス基板130のゲートパッド112にゲートドライバ152を装着する際に、平坦化膜138がゲートドライバ152と接触し、平坦化膜138が脱落するおそれがある。
アクティブマトリックス基板130の最上層に位置する平坦化膜138が脱落した場合に、脱落した平坦化膜138の片部にITO膜141が付着することを抑制することができる。
脱落した平坦化膜138の片部にITO膜141が付着することを抑制することができるので、脱落した平坦化膜138の片部が再度アクティブマトリックス基板130に付着したとしても、短絡等の不具合が発生することを抑制することができる。
平坦化膜138は有機材料から形成されており、平坦化膜138下に位置し、平坦化膜138と接触するパッシベーション膜137は無機材料から形成されている。パッシベーション膜137と、パッシベーション膜137下に位置するゲート絶縁膜133は、いずれも無機材料から形成されている。
平坦化膜138とパッシベーション膜137との接着力は、ゲート絶縁膜133とパッシベーション膜137との接着力よりも小さく、平坦化膜138はパッシベーション膜137から剥離しやすくなっている。
ITO膜141は、平坦化膜138から離れるように形成されているため、平坦化膜138の一部が剥離したとしても、剥離した平坦化膜138にITO膜141が付着することを抑制することができる。このため、平坦化膜138が剥離した後、再度、剥離した片部がアクティブマトリックス基板130に付着したとしても、短絡等の不具合の発生を抑制することができる。
アクティブマトリックス基板130のゲートパッド112の上方にゲートドライバ152が配置されており、アクティブマトリックス基板130とゲートドライバ152との間には、異方性導電膜160が配置されている。
ゲートドライバ152の主表面のうち、アクティブマトリックス基板130と対向する主表面には接続端子163が形成されている。
異方性導電膜160は、バインダ161と、このバインダ161内に複数配置された導電性粒子162とを備える。
接続端子163とITO膜141との間に導電性粒子162が位置しており、導電性粒子162によって接続端子163とITO膜141とが電気的に接続されている。
ゲートパッド112の上面にITO膜141を形成し、このITO膜141を介してゲートパッド112と接続端子163とを接続することで、時間的な接触抵抗の変動を抑制することができる。
図9に示す例においては、ITO膜141は、ゲートパッド112の上面にのみ形成されているので、仮に、パッシベーション膜137および平坦化膜138が剥離したり、ゲート絶縁膜133および層間絶縁膜140が剥離したとしても、ITO膜141が剥離した片部に付着することを抑制することができる。
図10に示す例では、ITO膜141は、穴部133aおよび穴部137aの内周面に達するように形成されており、導電性粒子162とITO膜141との接触面積を広く確保することができる。
図11は、周辺領域105上に形成された複数のゲートパッド112を示す平面図である。図11に示されるように、複数のゲートライン111A,111B,111Cが一方向に間隔をあけて配列している。この図11に示す部分では、ゲートライン(第1引き出し配線)111Aと、ゲートライン(第2引き出し配線)111Bと、ゲートライン(第3引き出し配線)111Cとが、一方向に間隔をあけて形成されている。
ゲートライン111Aの端部には、ゲートパッド112Aが形成され、ゲートライン111Bの端部には、ゲートパッド112Bが形成されている。ゲートライン111Cの端部には、ゲートパッド112Cが形成されている。
絶縁層171は、ゲートパッド112Aを覆うパッド被覆部172Aと、ゲートパッド112Bを覆うパッド被覆部172Bと、ゲートパッド112Cを覆うパッド被覆部172Cとを含む。
パッド被覆部172Aには、ゲートパッド112Aに達するコンタクトホール170Aが形成され、パッド被覆部172Bには、ゲートパッド112Cに達するコンタクトホール170Bが形成され、パッド被覆部172Cには、ゲートパッド112Cに達するコンタクトホール170Cが形成されている。
コンタクトホール170Aの底部に位置するゲートパッド112Aの上面上にはITO膜141Aが形成され、コンタクトホール170Bの底部に位置するゲートパッド112Bの上面上には、ITO膜141Bが形成されている。コンタクトホール170Cの底部に位置するゲートパッド112Cの上面上にはITO膜141Cが形成されている。
各パッド被覆部172A,172B,172Cは、ゲートパッド112A,112B,112Cの外周縁部を覆うように形成されている。
パッド被覆部172Aと、パッド被覆部172Bとは、互いに間隔をあけて形成されており、パッド被覆部172Bとパッド被覆部172Cとは、互いに間隔をあけて形成されている。
パッド被覆部間に隙間を形成することで、絶縁層171の形成領域が小さく抑えられている。絶縁層171は、図9等に示されるように、樹脂材料から形成された平坦化膜138を含む。平坦化膜138は、水分を含むことで膨張し易いため、平坦化膜138を含む絶縁層171の形成領域を小さく抑えることで、平坦化膜138の剥離を抑制することができる。
パッド被覆部172Aと、パッド被覆部172Bとが間隔をあけて形成されているため、パッド被覆部172Aが剥離したとしても、パッド被覆部172Bまでもが剥離されることを抑制することができる。
パッド被覆部172Aとパッド被覆部172Bとは、連結部173Aにおいて、互いに連結され、パッド被覆部172Bとパッド被覆部172Cとは、連結部173Bにおいて、互いに連結されている。
この図11に示す例では、連結部173A,173Bと、コンタクトホール170A,170B,170Cの開口縁部のうち、表示領域103側の端辺部とは、互いに一方向に配列している。
なお、連結部173Aおよび連結部173Bは、上記の位置に限られない。たとえば、図11の一点鎖線に示されるように、連結部173Aおよび連結部173Bをコンタクトホール170A,170B,170Cより表示領域103側に配置してもよい。
アクティブマトリックス基板130を製造する過程において、連結部173A,173B上には、ITO膜が残留し易い。
そこで、連結部173A,173Bをコンタクトホール170A,170B,170Cより、表示領域103側に配置することで、連結部173A,173B上に残留したITO膜を介して、ITO膜141A,141B,141C同士が互いに接続されることを抑制することができる。
図12から図21を用いて、本実施の形態1に係るアクティブマトリックス基板130の製造方法について説明する。
図12は、アクティブマトリックス基板130の製造工程の第1製造工程を示す断面図であり、表示領域103における断面図である。図13は、アクティブマトリックス基板130の製造工程の第1製造工程を示す断面図であり、周辺領域105における断面図である。
図12および図13において、Ti等から形成された金属膜と、Al等の金属材料から形成された金属膜と、Ti等から形成された金属膜とを順次、透明基板131の主表面に、スパッタ蒸着で形成する。積層された金属膜は、たとえば、3000Å程度の厚さに形成される。その後、マスクを用いて、積層された金属膜をパターニングして、画素配列領域107となる領域上に位置するゲート電極132と、周辺領域105となる領域上に位置するゲートパッド112と、ゲート電極132およびゲートパッド112を接続するゲートライン111とを形成する。
図14は、図12,図13に示された製造工程後の製造工程を示し、表示領域103における断面図であり、図15は、図14に示す製造工程時における周辺領域105における断面図である。
図14および図15に示すように、ゲート電極132およびゲートパッド112を覆うように、透明基板131上にゲート絶縁膜133を形成する。ゲート絶縁膜133は、330℃の温度でCVD法により、たとえば、3500Å程度の厚さに形成される。
ゲート絶縁膜133を形成した後、ゲート絶縁膜133の上面上に、アモルファスシリコン膜(i層)と、アモルファスシリコン膜(n+層)とをCVD法により順次形成する。
アモルファスシリコン膜(i層)と、アモルファスシリコン膜(n+層)とは、各々約1000Å、約400Å成膜された後、所望の形状にパターニングされ、半導体層134が形成される。半導体層134は、ゲート絶縁膜133上であって、表示領域103に形成されたゲート電極132の上方に形成される。
図16は、図14、および図15に示された製造工程後の製造工程を示し、表示領域103における断面図であり、図17は、図16に示す製造工程時における周辺領域105における断面図である。
図16および図17において、半導体層134を覆うように、ゲート絶縁膜133上に、チタン等から形成された金属膜と、アルミニウム等から形成された金属膜とをスパッタリングにより形成する。
この二層の金属膜を形成した後、この金属膜にパターニングを施して、ソース電極135およびドレイン電極136を形成する。ソース電極135とドレイン電極136とは、互い間隔をあけて形成される。
図18は、図16および図17に示された製造工程の後の製造工程を示し、表示領域103における断面図であり、図19は、図18に示す製造工程時における周辺領域105における断面図である。
図18および図19において、ソース電極135およびドレイン電極136を覆うように、ゲート絶縁膜133上に、窒化シリコン膜と、アクリルベースの合成樹脂膜とを形成し、パッシベーション膜137および最外層絶縁膜としての平坦化膜138を形成する。これにより、層間絶縁膜140が形成される。
マスクを用いて、平坦化膜138をパターニングして、このパターニングが施された平坦化膜138をマスクとして、パッシベーション膜137およびゲート絶縁膜133をパターニングする。これにより、絶縁層171を貫通し、ゲートパッド112に達するコンタクトホール170が形成される。
図20は、図18および図19に示された製造工程後の製造工程を示し、表示領域103における断面図であり、図21は、図20に示された製造工程時における周辺領域105における断面図である。
この図20および図21に示すように、ITO膜を平坦化膜138上およびゲートパッド112上に形成し、その後、このITO膜をパターニングして、画素電極116およびゲートパッド112上に形成されたITO膜141を形成する。ゲートパッド112上に形成されたITO膜141は、少なくともコンタクトホール170の内周面のうち、平坦化膜138によって規定される部分から離れるように形成される。なお、この図21に示す例においては、ITO膜141は、コンタクトホール170の内周面から離れるように形成されている。これにより、本実施の形態に係るアクティブマトリックス基板130を製造することができる。
(実施の形態2)
図22から図28および図7を用いて、本発明の実施の形態2に係る液晶表示パネル101について説明する。なお、図22から図28に示された構成のうち、上記図1から図21に示された構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図22は、本発明の実施の形態2に係る液晶表示パネル101の周辺領域105における断面図である。この図22に示すように、平坦化膜138の穴部138aの開口面積は、ゲート絶縁膜133の穴部133aの開口面積よりも大きい。
平坦化膜138の穴部138aの開口縁部は、パッシベーション膜137の穴部137aの開口縁部から離れており、パッシベーション膜137の上面137bの一部は、平坦化膜138から露出している。コンタクトホール170の延在方向から平坦化膜138およびパッシベーション膜137を平面視すると、穴部138a内に穴部137aと、パッシベーション膜137の上面137bの一部が穴部138a内に位置している。
ITO膜141は、穴部138a内に位置するパッシベーション膜137の上面137bに達するように形成されている。ITO膜141は、ゲートパッド112の上面から穴部133aおよび穴部137aの内周面を通って、パッシベーション膜137の上面137bに達するように形成され、穴部138aの内周面から離れた位置に形成されている。
ITO膜141がゲートパッド112の上面のみならず、穴部133a,137aの内周面およびパッシベーション膜137の上面の一部を覆うように形成されているため、ITO膜141が導電性粒子162と接触することができる領域を広く確保することができる。これにより、ゲートドライバ152と、ゲートパッド112との導通を確保することができる。
図22に示す例においても、ITO膜141は、平坦化膜138から離れるように形成されているため、平坦化膜138が剥離した場合においても、剥離した片部にITO膜141が付着することを抑制することができる。
周辺領域105に位置するゲート絶縁膜133と平坦化膜138とパッシベーション膜137の合計膜厚H1は、1.5μm〜1μm程度とされている。
図7に示すように、表示領域103に位置するゲート絶縁膜133と平坦化膜138とパッシベーション膜137との合計膜厚H2は、2.5μm〜3μm程度とされている。
表示領域103から周辺領域105に亘って、ゲート絶縁膜133およびパッシベーション膜137の膜厚は略一定となっている。周辺領域105に位置する平坦化膜138の膜厚は、表示領域103に位置する平坦化膜138の膜厚よりも薄くなるように形成されている。少なくとも、平坦化膜138のうち、コンタクトホール170を規定する部分およびコンタクトホール170の周囲に位置する部分の膜厚は、表示領域103に位置する平坦化膜138の膜厚よりも薄い。
このため、コンタクトホール170を規定する絶縁層171の高さを低く抑えることができ、ゲートドライバ152とITO膜141を近接させることができる。これにより、小径の導電性粒子162を採用することができる。小径の導電性粒子162を採用することができることで、ITO膜141上に複数の導電性粒子162を配列させることができる。これにより、ゲートドライバ152とゲートパッド112との間の導電性の向上を図ることができる。
図23は、ゲートパッド112およびその周囲を示す断面図であり、ゲートパッド112を長手方向に断面視した断面図である。
この図23に示すように、平坦化膜138は、パッシベーション膜137の開口部から離れるように形成されており、パッシベーション膜137の上面の一部が平坦化膜138から露出している。そして、ITO膜141は、ゲートパッド112の上面から露出したパッシベーション膜137の上面に達すると共に、平坦化膜138から離れるように形成されている。
なお、図22および図23に示す例においては、平坦化膜138がパッシベーション膜137の穴部137aの開口部から離れるように形成されているが、図24に示すように、平坦化膜138の穴部138aと、パッシベーション膜137の穴部137aとが一致するように形成してもよい。この場合には、ゲートパッド112上に形成されたITO膜141は、平坦化膜138の穴部138aより下方に位置するように形成する。
図25から図30を用いて、本実施の形態2に係るアクティブマトリックス基板130の製造方法について説明する。
図25は、透明基板131の上面にゲートパッド112、ゲート絶縁膜133を形成した後、パッシベーション膜137と、絶縁膜238とを形成した状態を示し、周辺領域105における断面図である。図26は、図25に示す状態における表示領域103の断面図である。なお、絶縁膜238は、アクリルベースの合成樹脂材料であって、有機絶縁膜である。
図27は、図25、および図26に示す製造工程後の製造工程を示し、周辺領域105における断面図であり、図28は、図27に示す製造工程時における表示領域103における断面図である。
この図27および図28に示すように、絶縁膜238の上方にマスク190を配置する。
このマスク190には、形成されるコンタクトホール170の上方に位置する部分に開口部192が形成され、マスク190のうち、開口部192の周囲に位置する領域R1には、複数のスリット191が形成されている。なお、マスク190のうち、領域R1が位置する部分に対して開口部192と反対側に位置する部分には、スリット191は形成されていない。スリット191は、開口部192に近づくに従って、多く分布する。このようなマスク190を用いて絶縁膜238を露光して、パターニングすると、絶縁膜238のうち、開口部192の下方に位置していた部分が除去され、穴部が形成される。
絶縁膜238のうち、マスク190の領域R1下に位置していた部分には、薄膜部138bと、厚膜部138cとが形成される。薄膜部138bは、穴部の周囲に位置しており、厚膜部138cは、薄膜部138bから離れるにしたがって厚さが厚くなるように形成されている。図28に示すように、表示領域103上に形成された絶縁膜238は、マスク190によって遮光され、露光工程前の厚さのまま残留する。このため、厚膜部138cの厚さは、表示領域103上に残留する絶縁膜238の厚さよりも薄くなっている。
図29は、図27および図28に示す製造工程後の製造工程を示し、周辺領域105における断面図である。図30は、図29における製造工程時における表示領域103における断面図である。
図29および図30において、上記図27および図28に示す絶縁膜238をマスクとして、パッシベーション膜137およびゲート絶縁膜133をドライエッチングする。
これにより、ゲートパッド112に達するコンタクトホール170が形成される。この際、図27に示す薄膜部138bがドライエッチングにより除去され、パッシベーション膜137の上面の一部が露出する。
そして、コンタクトホール170の周囲に位置する平坦化膜138の膜厚を表示領域103上に位置する平坦化膜138の膜厚よりも薄くすることができる。
(実施の形態3)
図31から図38を用いて、本発明の実施の形態3に係る液晶表示パネル101について説明する。なお、図31から図38に示す構成のうち、上記図1から図30と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図31は、本発明の実施の形態3に係る液晶表示パネル101の表示領域103における断面図である。図32は、本発明の実施の形態3に係る液晶表示パネル101の周辺領域105における断面図である。
図31および図32に示す例においては、アクティブマトリックス基板130に、カラーフィルタとして機能する着色透明絶縁膜の色層338が形成されている。色層338はたとえば、アクリルベースの合成樹脂等の有機材料から形成されており、パッシベーション膜137の上面上に形成されている。この色層338の上面上に無機材料によって形成された保護膜178が形成されている。表示領域103においては、保護膜178の上面上に画素電極116が形成されている。なお、周辺領域105に形成された色層338の高さを表示領域103に形成された色層338の高さよりも低くしてもよい。
図33から図38を用いて、本発明の実施の形態3に係る液晶表示パネル101の製造方法について説明する。
図33は、アクティブマトリックス基板130の製造過程において、透明基板131上に、ゲート電極132、ゲート絶縁膜133、半導体層134、ソース電極135およびドレイン電極136を形成した状態を示し、表示領域103における断面図である。図34は、図33に示す状態における周辺領域105における断面図である。
図35は、図33および図34に示された製造工程後の製造工程を示し、表示領域103における断面図である。図36は、図35に示す製造工程において、周辺領域105における断面図である。この図35および図36に示すように、パッシベーション膜137、色層338および保護膜178を順次形成する。保護膜178は、色層338の全面を覆うように形成される。
図37は、図35および図36に示された製造工程後の製造工程を示し、表示領域103における断面図である。図38は、図37に示された製造工程において、周辺領域105における断面図である。
この図37および図38において、色層338および保護膜178をパターニングする。そして、パターニングが施された保護膜178および色層338をマスクとして、パッシベーション膜137およびゲート絶縁膜133をドライエッチングする。これにより、コンタクトホール170が形成される。
パッシベーション膜137およびゲート絶縁膜133をドライエッチングする際には、色層338の上面は保護膜178によって覆われており、色層338が損傷することを抑制することができる。
コンタクトホール170を形成した後に、表示領域103に位置する色層338の上面に画素電極116を形成すると共に、ゲートパッド112の上面上にITO膜141を形成する。これにより、本発明の実施の形態3に係るアクティブマトリックス基板130を製造することができる。
(実施の形態4)
図39および上記図7を用いて、本発明の実施の形態4に係る液晶表示パネル101について説明する。なお、図39に示す構成のうち、上記図1から図38に示す構成と同一または相当する構成については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。図39は、本発明の実施の形態4に係る液晶表示パネル101の周辺領域105における断面図である。
図7に示すように、アクティブマトリックス基板130のうち、表示領域103に位置する部分では、平坦化膜138が形成されている一方で、図39に示すように、周辺領域105に位置する部分では、平坦化膜138が除去されている。
このため、周辺領域105では、アクティブマトリックス基板130の最も外層には、パッシベーション膜137が位置している。
コンタクトホール170は、パッシベーション膜137の穴部137aと、ゲート絶縁膜133の穴部133aとによって形成されている。この図39に示す例においては、ITO膜141は、ゲートパッド112の上面に形成されると共に、穴部133aの内周面に達するように形成されている。ITO膜141は、穴部137aの内周面から離れるように形成されている。
このため、ゲートドライバ152を装着する際などに、パッシベーション膜137が剥離したとしても、剥離したパッシベーション膜137の片部にITO膜141が付着することを抑制することができ、短絡等の不具合の発生を抑制することができる。
なお、図40に示すように、ITO膜141をゲートパッド112の上面のみに形成するようにしてもよい。
(実施の形態5)
図41から図48を用いて、本発明の実施の形態5に係るアクティブマトリックス基板130および液晶表示パネル101について説明する。なお、図41から図48に示す構成のうち、上記図1から図40に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図41は、本発明の実施の形態5に係る液晶表示パネル101のソースパッド114およびその周囲に位置する部分の断面図である。この図41に示すように、液晶表示パネル101は、アクティブマトリックス基板130と、アクティブマトリックス基板130に形成されたソースパッド114に接続されるソースドライバ153と、ソースドライバ153およびアクティブマトリックス基板130間に配置された異方性導電膜160とを備える。
アクティブマトリックス基板130は、透明基板131と、透明基板131の上面上に形成されたゲート絶縁膜133と、このゲート絶縁膜133の上面上に形成されたソースパッド114と、ソースパッド114の周囲に形成された層間絶縁膜140とを備えている。
ソースパッド114は、データライン113の端部に位置する金属膜135aとされている。金属膜135aの上面上にはITO膜142が形成されている。金属膜135aは、チタンから形成されている。ソースパッド114が位置する部分では、金属膜135aは、金属膜135bから露出しており、この露出した金属膜135aの上面上にITO膜142が形成されている。金属膜135aは、ゲート絶縁膜133上に形成されている。
金属膜135aの周囲には、絶縁層171が形成されており、絶縁層171は、ゲート絶縁膜133と、パッシベーション膜137と、パッシベーション膜137上に形成された平坦化膜138とを含む。絶縁層171には、ソースパッド114に達するコンタクトホール175が形成されている。
なお、この図41に示す例においては、平坦化膜138がアクティブマトリックス基板130の最も外層(上層)に位置している。コンタクトホール175は、平坦化膜138に形成された穴部138eと、パッシベーション膜137に形成された穴部137eとによって規定されている。コンタクトホール175の底部には、ITO膜142と、ソースパッド114(金属膜135a)とが位置している。
ソースパッド114の上方には、ソースドライバ153が配置されており、ソースドライバ153の下面には、接続端子164が形成されている。そして、接続端子164と、ITO膜142との間に導電性粒子162が位置しており、ソースパッド114と接続端子164とが電気的に接続されている。
このように構成されたアクティブマトリックス基板130および液晶表示パネル101においては、アクティブマトリックス基板130の最も外層に位置する平坦化膜138が剥離等したとしても、剥離した片部に、ITO膜142が付着することを抑制することができる。このため、剥離した平坦化膜138の片部が再度、アクティブマトリックス基板130等に付着したとしても短絡等の不具合の発生を抑制することができる。
図42は、図41のXLII−XLII線における断面図である。この図42に示すように、ソースパッド114より、画素配列領域107側では、金属膜135aの上面上にアルミニウムから形成された金属膜135bが形成されている。すなわち、コンタクトホール175の底部に位置する部分では、金属膜135bは除去され、金属膜135bから金属膜135a(ソースパッド114)が露出しており、この露出した金属膜135aの上面上にITO膜142が形成されている。ITO膜142は、金属膜135bから離れるように形成されている。
図41および図42に示す例においては、ITO膜142は、ソースパッド114上に形成され、コンタクトホール175の内周面から離れるように形成されている。特に、ITO膜142は、コンタクトホール175の内周面のうち、穴部138eの内周面から離れるように形成されている。なお、ITO膜142はパッシベーション膜137に形成さ
れた穴部137eの内周面に達するように形成されていてもよい。ITO膜142を穴部137eの内周面に達するように形成する場合であっても、ITO膜142は、金属膜135bから離れるように形成される。
図43から図48を用いて、ソースパッド114の製造方法について説明する。図43は、上記図12および図13に示すアクティブマトリックス基板130の第1製造工程において、ソースパッド114が形成される領域における断面図である。
この図43において、まず、Ti等から形成された金属膜と、Al等の金属材料から形成された金属膜と、Ti等から形成された金属膜とが順次、透明基板131の主表面上に形成される。その後、積層された金属膜は、パターニングされ、透明基板131の主表面のうち、ソースパッド114が形成される領域では、上記積層された金属膜は除去される。
図44は、上記図14および図15に示す製造工程において、ソースパッド114が形成される領域における断面図である。この図44に示すように、透明基板131の主表面のうち、ソースパッド114が形成される部分にも、ゲート絶縁膜133が形成される。
ゲート絶縁膜133が形成された後、ソースパッド114が形成される領域にも、アモルファスシリコン膜(i層)と、アモルファスシリコン膜(n+層)とが積層される。この積層されたアモルファスシリコン膜(i層)と、アモルファスシリコン膜(n+層)とを形成した後、マスクを用いて、パターニングすることで、ソースパッド114が形成される領域では、アモルファスシリコン膜(i層)と、アモルファスシリコン膜(n+層)とは除去される。
図45は、上記図16および図17に示す製造工程において、ソースパッド114が形成される領域における断面図である。この図45において、透明基板131の主表面のうち、ソースパッド114が形成される領域においても、チタン等から形成された金属膜135aと、アルミニウムから形成された金属膜135bとがスパッタリングにより形成される。その後、これら金属膜135aおよび金属膜135bをパターニングすることで、ソースパッド114が形成される領域に、金属膜135aおよび金属膜135bから形成される金属積層膜が残留する。
図46は、上記図18および図19に示す製造工程において、ソースパッド114が形成される領域における断面図である。この図46において、金属膜135a,135bを覆うように、パッシベーション膜137および平坦化膜138とが順次形成される。
図47は、上記図46に示す製造工程後の製造工程を示し、ソースパッド114が形成される領域の断面図である。
この図47において、平坦化膜138にパターニングが施されて、穴部138eが形成される。その後、穴部138eが形成された平坦化膜138をマスクとして、パッシベーション膜137をパターニングして、パッシベーション膜137に穴部137eが形成される。これにより、コンタクトホール175が形成される。
そして、コンタクトホール175によって平坦化膜138およびパッシベーション膜137から露出する金属膜135bが除去される。コンタクトホール175の底部に位置し、アルミニウムから形成された金属膜135bが除去されることで、コンタクトホール175によって金属膜135aが平坦化膜138およびパッシベーション膜137から露出する。これにより、ソースパッド114が形成される。
図48は、図47に示された製造工程後の製造工程を示し、ソースパッド114が形成される領域の断面図である。この図48に示すように、コンタクトホール175から露出する金属膜135a(ソースパッド114)の上面上にITO膜を形成し、このITO膜をパターニングすることで、ITO膜142を形成する。これにより、ソースパッド114が形成されたアクティブマトリックス基板130を製造することができる。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。さらに、上記数値などは、例示であり、上記数値および範囲にかぎられない。
本発明は、アクティブマトリックス基板、液晶表示パネル、液晶表示装置およびアクティブマトリックス基板の製造方法に好適である。
101 液晶表示パネル、103 表示領域、104 非表示領域、105 周辺領域、107 画素配列領域、111 ゲートライン、113 データライン、114 ソースパッド、115 薄膜トランジスタ、116 画素電極、120 対向基板、121 カラーフィルタ、122 対向電極、123 透明基板、124 液晶層、130 アクティブマトリックス基板、131 透明基板、132 ゲート電極、132a,132b,132c 金属膜、133 ゲート絶縁膜、133a,137a,138a 穴部、134 半導体層、134a アモルファスシリコン膜、134b アモルファスシリコン膜(n+層)、135 ソース電極、136 ドレイン電極、137 パッシベーション膜、137b 上面、138c 厚膜部、138b 薄膜部、138 平坦化膜、139 ITO膜、140 層間絶縁膜、141 ITO膜、150 ゲート端子部、151 ソース端子部、152 ゲートドライバ、153 ソースドライバ、154 プリント基板配線、155 表示制御回路、156 偏光板、160 異方性導電膜、161 バインダ、162 導電性粒子、163 接続端子、170 コンタクトホール、171 絶縁層、172A,172B パッド被覆部、173A,173B 連結部、178 保護膜、181,182 筐体、183 開口部、184 操作用回路、185 支持用部材、186 バックライトユニット、190 マスク、191 スリット、192 開口部、200 液晶表示素子、238 絶縁膜、300 液晶表示装置、338 色層、500 テレビジョン受信機。
ITO膜141の外周縁部と、コンタクトホール170の内周面との間の距離は、たとえば、3μm程度とされている。すなわち、この図9に示す例においては、ITO膜141は、ゲートパッド112の上面のみに形成されている。

Claims (13)

  1. 複数のスイッチング素子(115)が配列された画素配列領域(107)、および前記画素配列領域の周囲に位置する周辺領域(105)を含む基板(131)と、
    前記スイッチング素子から前記周辺領域に引き出された引き出し配線(111,113)と、
    前記引き出し配線に形成され、前記周辺領域上に位置するパッド部(112,114)と、
    前記パッド部を覆うように形成され、無機材料から形成された無機絶縁膜(137)および前記無機絶縁膜上に形成され、有機材料によって形成された有機絶縁膜(138)を含み、前記パッド部に達するコンタクトホールが形成された絶縁層(171)と、
    前記コンタクトホール内に位置し、前記パッド部上に形成された導電膜(141)と、
    を備え、
    前記導電膜は、前記コンタクトホールの内周面のうち、前記有機絶縁膜によって規定された部分から離れた位置に形成された、アクティブマトリックス基板。
  2. 前記導電膜は、前記コンタクトホールの内周面から離れた位置に形成された、請求の範囲第1項に記載のアクティブマトリックス基板。
  3. 前記有機絶縁膜には、前記コンタクトホールの一部を規定する第1穴部(138a)が形成され、
    前記無機絶縁膜には、前記コンタクトホールの一部を規定する第2穴部(137a)が形成され、
    前記導電膜は、前記パッド部上から前記第2穴部の内周面に達するように形成された、請求の範囲第1項に記載のアクティブマトリックス基板。
  4. 前記コンタクトホールの延在方向から前記有機絶縁膜および前記無機絶縁膜を見ると、前記第1穴部内に前記第2穴部と前記無機絶縁膜の上面(137b)とが位置し、
    前記導電膜は、前記第1穴部内に位置する前記無機絶縁膜の上面に達するように形成された、請求の範囲第3項に記載のアクティブマトリックス基板。
  5. 前記有機絶縁膜は、前記画素配列領域内の前記スイッチング素子を覆うように形成され、
    前記有機絶縁膜のうち、前記コンタクトホールを規定する部分の厚さは、前記有機絶縁膜のうち、前記画素配列領域内に位置する部分の厚さよりも薄く形成された、請求の範囲第1項から請求の範囲第4項のいずれかに記載のアクティブマトリックス基板。
  6. 前記引き出し配線は、一方向に間隔をあけて配列する第1引き出し配線(111A)および第2引き出し配線(111B)を含み、
    前記パッド部は、前記第1引き出し配線に形成された第1パッド部(112A)と前記第2引き出し配線に形成された第2パッド部(112B)とを含み、
    前記絶縁層は、前記第1パッド部を覆う第1被覆部(172A)と、前記第2パッド部を覆う第2被覆部(172B)とを含み、
    前記第1被覆部には、前記第1パッド部に達する第1コンタクトホール(170A)が形成され、前記第2被覆部には、前記第2パッド部に達する第2コンタクトホール(170B)が形成され、
    前記第1被覆部と前記第2被覆部とは、互いに間隔をあけて形成された、請求の範囲第1項から請求の範囲第5項のいずれかに記載のアクティブマトリックス基板。
  7. 前記第1被覆部と前記第2被覆部とは、前記第1コンタクトホールおよび前記第2コンタクトホールよりも前記画素配列領域側で互いに連結された、請求の範囲第6項に記載のアクティブマトリックス基板。
  8. 前記有機絶縁膜は、着色膜(338)とされ、
    前記絶縁層は、前記有機絶縁膜上に形成された保護膜(178)を含み、
    前記有機絶縁膜および前記保護膜は、前記パッド部上および前記画素配列領域上に形成された、請求の範囲第1項から請求の範囲第7項のいずれかに記載されたアクティブマトリックス基板。
  9. 請求の範囲第1項から請求の範囲第8項のいずれかに記載のアクティブマトリックス基板と、
    前記アクティブマトリックス基板と対向するように、間隔をあけて配置された対向基板と、
    前記対向基板と前記アクティブマトリックス基板との間に封入された液晶層と、
    を備えた、液晶表示パネル。
  10. 請求の範囲第9項に記載された液晶表示パネルと、
    前記アクティブマトリックス基板に対して前記液晶層と反対側に配置された第1偏光板(156a)と、
    前記対向基板に対して前記液晶層と反対側に配置された第2偏光板(156b)と、
    前記液晶表示パネルに光を照射するバックライトユニット(186)と、
    を備える、液晶表示装置。
  11. 画素配列領域となる第1領域および周辺領域となる第2領域を含む基板を準備する工程と、
    前記第1領域に位置するゲート電極と、前記第2領域上に位置するパッド部と、前記ゲート電極およびパッド部を接続する引き出し配線とを形成する工程と、
    前記基板上に位置する無機絶縁膜を形成する工程と、
    前記無機絶縁膜上に位置すると共に、前記ゲート電極の上方に位置する半導体膜を形成する工程と、
    前記半導体膜上に位置する第1電極を形成する工程と、
    前記半導体膜上に位置すると共に、前記第1電極と間隔を隔てて位置する第2電極を形成する工程と、
    前記第1電極および前記第2電極を覆う有機絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2領域に位置する前記有機絶縁膜および前記無機絶縁膜を貫通し、前記第2領域に位置する前記パッド部に達するコンタクトホールを形成する工程と、
    前記コンタクトホールの底部に位置する前記パッド部の上面上に位置すると共に、前記コンタクトホールの内周面のうち、前記有機絶縁膜によって規定された部分から離れた位置に導電膜を形成する工程と、
    を備えたアクティブマトリックス基板の製造方法。
  12. 前記有機絶縁膜のうち前記第2領域に位置する部分の高さを、前記有機絶縁膜のうち前記第1領域に位置する部分の高さよりも低くする工程をさらに備えた、請求の範囲第11項に記載のアクティブマトリックス基板の製造方法。
  13. 前記有機絶縁膜は、着色膜とされ、
    前記有機絶縁膜上に保護膜を形成する工程をさらに備え、
    前記保護膜を形成した後に、前記コンタクトホールを形成する、請求の範囲第11項または請求の範囲第12項に記載のアクティブマトリックス基板の製造方法。
JP2011525828A 2009-08-04 2010-06-11 アクティブマトリックス基板、液晶表示パネル、液晶表示装置およびアクティブマトリックス基板の製造方法 Pending JPWO2011016287A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009181659 2009-08-04
JP2009181659 2009-08-04
PCT/JP2010/059962 WO2011016287A1 (ja) 2009-08-04 2010-06-11 アクティブマトリックス基板、液晶表示パネル、液晶表示装置およびアクティブマトリックス基板の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2011016287A1 true JPWO2011016287A1 (ja) 2013-01-10

Family

ID=43544189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011525828A Pending JPWO2011016287A1 (ja) 2009-08-04 2010-06-11 アクティブマトリックス基板、液晶表示パネル、液晶表示装置およびアクティブマトリックス基板の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20120133860A1 (ja)
JP (1) JPWO2011016287A1 (ja)
WO (1) WO2011016287A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105301857B (zh) * 2015-11-06 2018-07-03 深圳市华星光电技术有限公司 液晶显示面板
CN111052412B (zh) * 2017-08-25 2023-07-25 夏普株式会社 微型led元件、图像显示元件以及制造方法
CN109817693B (zh) * 2019-03-22 2020-12-04 合肥鑫晟光电科技有限公司 阵列基板及其制备方法和显示装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11242238A (ja) * 1997-12-26 1999-09-07 Sharp Corp 反射型液晶表示装置とその製造方法、ならびに回路基板の製造方法
JP2000221540A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Nec Corp アクティブマトリクス型液晶表示装置
JP2003228053A (ja) * 2001-12-29 2003-08-15 Lg Philips Lcd Co Ltd 液晶表示装置及びその製造方法
JP2004004680A (ja) * 2002-03-27 2004-01-08 Tfpd Kk 表示装置用配線基板及びその製造方法
JP2004070308A (ja) * 2002-06-13 2004-03-04 Tfpd Kk 表示装置用アレイ基板及びその製造方法
JP2004205551A (ja) * 2002-12-20 2004-07-22 Chi Mei Electronics Corp 画像表示パネル、フォトマスク、画像表示装置、画像表示パネルを製造する方法
JP2004317794A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 International Display Technology Kk 画像表示パネルおよび画像表示装置
JP2005234091A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Hitachi Displays Ltd 表示装置
JP2008015514A (ja) * 2006-06-30 2008-01-24 Lg Philips Lcd Co Ltd 液晶表示装置用アレイ基板とその製造方法
JP2008203856A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Samsung Electronics Co Ltd 表示基板、及びその製造方法、表示装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7115913B2 (en) * 2002-03-27 2006-10-03 Tfpd Corporation Array substrate used for a display device and a method of making the same
KR101235106B1 (ko) * 2006-06-30 2013-02-20 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치용 어레이 기판과 그 제조방법
KR101201972B1 (ko) * 2006-06-30 2012-11-15 삼성디스플레이 주식회사 박막 트랜지스터 어레이 기판 및 이의 제조 방법
US8072572B2 (en) * 2006-07-15 2011-12-06 Sharp Kabushiki Kaisha Substrate for a display panel, a display panel having the substrate, a production process of the substrate, and a production process of the display panel
KR101365176B1 (ko) * 2007-03-02 2014-02-21 삼성디스플레이 주식회사 표시장치 및 이의 제조방법
TWI372276B (en) * 2007-06-20 2012-09-11 Au Optronics Corp Liquid crystal display and method for making the same
KR20100003915A (ko) * 2008-07-02 2010-01-12 삼성전자주식회사 표시 장치 및 그 제조 방법

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11242238A (ja) * 1997-12-26 1999-09-07 Sharp Corp 反射型液晶表示装置とその製造方法、ならびに回路基板の製造方法
JP2000221540A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Nec Corp アクティブマトリクス型液晶表示装置
JP2003228053A (ja) * 2001-12-29 2003-08-15 Lg Philips Lcd Co Ltd 液晶表示装置及びその製造方法
JP2004004680A (ja) * 2002-03-27 2004-01-08 Tfpd Kk 表示装置用配線基板及びその製造方法
JP2004070308A (ja) * 2002-06-13 2004-03-04 Tfpd Kk 表示装置用アレイ基板及びその製造方法
JP2004205551A (ja) * 2002-12-20 2004-07-22 Chi Mei Electronics Corp 画像表示パネル、フォトマスク、画像表示装置、画像表示パネルを製造する方法
JP2004317794A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 International Display Technology Kk 画像表示パネルおよび画像表示装置
JP2005234091A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Hitachi Displays Ltd 表示装置
JP2008015514A (ja) * 2006-06-30 2008-01-24 Lg Philips Lcd Co Ltd 液晶表示装置用アレイ基板とその製造方法
JP2008203856A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Samsung Electronics Co Ltd 表示基板、及びその製造方法、表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011016287A1 (ja) 2011-02-10
US20120133860A1 (en) 2012-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108023028B (zh) 背板基板和使用背板基板的柔性显示器
US9612493B2 (en) Liquid crystal panel, liquid crystal display device, and manufacturing method thereof
US8908117B2 (en) Thin film transistor array substrate and liquid crystal display apparatus comprising a transparent conductive film pattern having a first type pattern and a second type pattern
KR101298693B1 (ko) 액정표시패널 및 이의 제조 방법
US20170338291A1 (en) Display device and manufacturing method of the same
US10288959B2 (en) Display device comprising first and second oxide conductive films that cover a terminal wire
WO2011152348A1 (ja) 表示装置および表示装置の製造方法
WO2014183420A1 (zh) 一种阵列基板及其制作方法和显示面板
WO2011016286A1 (ja) アクティブマトリックス基板、液晶表示パネル、液晶表示装置およびアクティブマトリックス基板の製造方法
US9575380B2 (en) Display panel including wiring protection pattern and display device
WO2016106856A1 (zh) 薄膜晶体管阵列基板及液晶显示面板
JP6072522B2 (ja) 液晶表示パネルおよびその製造方法
WO2011016287A1 (ja) アクティブマトリックス基板、液晶表示パネル、液晶表示装置およびアクティブマトリックス基板の製造方法
JP2017037131A (ja) アレイ基板とそのアレイ基板を用いた液晶表示装置
US9989828B2 (en) Semiconductor device and liquid crystal display device
US7700952B2 (en) Contact pad for thin film transistor substrate and liquid crystal display
CN117991552A (zh) 阵列基板及其制作方法、显示面板
WO2011062046A1 (ja) 液晶表示装置および液晶表示装置の製造方法
KR100926429B1 (ko) 액정표시장치 및 그 제조방법
KR20020092722A (ko) 액정표시소자의 어레이 기판 및 그 제조방법
CN110045535B (zh) 液晶显示装置及其制造方法
JP2019028108A (ja) アレイ基板と当該アレイ基板を有する液晶表示装置
KR101557805B1 (ko) 액정표시장치
KR100348994B1 (ko) 인 플레인 스위칭 모드의 액정 표시장치 제조방법 및 그 제조방법에 따른 액정표시장치
KR101329447B1 (ko) 박막 트랜지스터 어레이 기판 및 그 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121218

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130507