JPWO2010095242A1 - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

開門発車防止機能の検証を容易に実行することのできるエレベータ装置を得る。ドア開閉検出手段2、3と、あらかじめ設定された戸開走行可能範囲にかごがいるか否かを検出するかご位置検出手段1と、ドア開閉検出手段2、3およびかご位置検出手段1の検出結果に基づいて、戸開状態であり、かつ、かごの位置が戸開走行可能範囲外である場合に開門発車状態であると判断し、かごを停止させる開門発車防止手段4とを備え、試験モードにおいて、開門発車状態を仮想的に作り出すための仮想信号を生成する仮想信号生成手段6をさらに備え、開門発車防止手段4は、試験モードにおいては、ドア開閉検出手段2、3およびかご位置検出手段1の検出結果に基づくとともに、仮想信号生成手段6により生成された仮想信号を優先して考慮し、開門発車状態であると判断した場合には、かご10を停止させる。

Description

本発明は、戸開中のかごが、ブレーキの異常等、何らかの理由により、想定される戸開走行可能範囲を超えて、戸開したまま移動をした場合に、速やかにかごを停止させる開門発車防止機能を備えたエレベータ装置に関するものであり、開門発車防止機能の動作確認を容易に行うことのできるエレベータ装置に関する。
一般に、着床位置を修正する際のリレベル動作を除き、戸開状態で停止中のかごが移動することはない。しかしながら、何らかの理由により、かごが戸開状態にも関わらず想定された戸開走行可能範囲の外へ移動してしまった場合の対策として、開門発車防止機能を備えたエレベータ装置がある(例えば、特許文献1参照)。
このような従来技術における開門発車防止機能を備えたエレベータ装置は、ドアが開いていることを検知した場合には、かご位置が戸開状態で移動してよい所定範囲以内であるか否かを判定する。そして、エレベータ装置は、戸開状態のまま、かごが所定範囲外に移動したことを検知した場合には、エレベータを停止させている。
特開2007−55691号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
従来のエレベータ装置において、開門発車防止機能が正常に動作するか否かを検査する際には、実際に開門発車状態を作り出す必要があった。しかしながら、そもそも、エレベータ装置は、開門発車状態にならないように作られている。従って、従来のエレベータ装置は、開門発車防止機能をチェックするために、開門発車状態を実際に発生させる試験モードを別途設けなければならず、通常運転モードの動作回路をマスクして、動作試験をしなければならなかった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、開門発車防止機能の検証を容易に実行することのできるエレベータ装置を得ることを目的とする。
本発明に係るエレベータ装置は、かごドアおよび乗場ドアの開閉状態を検出するドア開閉検出手段と、昇降路内のかご位置の検出結果に基づいて、あらかじめ設定された戸開走行可能範囲にかごがいるか否かを検出するかご位置検出手段と、ドア開閉検出手段およびかご位置検出手段の検出結果に基づいて、かごドアおよび乗場ドアの少なくともいずれか一方が戸開状態であり、かつ、かごの位置が戸開走行可能範囲外である場合に開門発車状態であると判断し、かごを停止させる開門発車防止機能を有する開門発車防止手段とを備えたエレベータ装置であって、開門発車防止手段の有する開門発車防止機能を検証するための試験モードにおいて、開門発車状態を仮想的に作り出すための仮想信号を生成する仮想信号生成手段をさらに備え、開門発車防止手段は、試験モードにおいては、ドア開閉検出手段およびかご位置検出手段の検出結果に基づくとともに、仮想信号生成手段により生成された仮想信号を優先して考慮し、開門発車状態であると判断した場合には、かごを停止させるものである。
本発明に係るエレベータ装置によれば、開門発車防止機能の検証動作を実施するための試験モードにおいて、開門発車状態を仮想的に作り出すための仮想信号生成手段を備えることにより、開門発車防止機能の検証を容易に実行することのできるエレベータ装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の構成図である。 本発明の実施の形態1のエレベータ装置において、開門発車防止機能を試験する際の一連の処理を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の構成図である。 本発明の実施の形態2のエレベータ装置において、開門発車防止機能を試験する際の一連の処理を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態3のエレベータ装置の位置関係を示す説明図である。
以下、本発明のエレベータ装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。なお、以下の説明において、戸開とは、戸閉の状態でない場合(すなわち、完全に戸が開いている状態ではないが、戸が閉まっている状態ではない半開きの場合)も含む状態のことを意味するものである。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の構成図である。このエレベータ装置は、かご位置検出手段1、乗場ドア開閉検出手段2、かごドア開閉検出手段3、開門発車防止手段4、かご移動手段5、仮想ドア開閉信号生成手段6、かご10、かごドア11、および乗場ドア12を備えている。ここで、乗場ドア開閉検出手段2およびかごドア開閉検出手段3は、ドア開閉検出手段に相当する。
エレベータのかご10は、かご移動手段5によって移動・停止が制御されている。また、開門発車防止手段4は、開門発車状態を検出した際に、かご10を停止させる機能を有している。さらに、仮想ドア開閉信号生成手段6は、開門発車防止機能の検証用として、試験モード時にダミー信号を生成し、開門発車防止手段4に与える機能を有している。
次に、本実施の形態1の技術的特徴である開門発車防止機能の検証動作を中心に、具体的な動作を説明する。
かご位置検出手段1は、かご10の位置を検出する。また、乗場ドア開閉検出手段は、各階に設けられた乗場ドア12の開閉状態を検出する。さらに、かごドア開閉検出手段3は、かご10に設けられたかごドア11の開閉状態を検出する。
通常運転モード時において、開門発車防止手段4は、かご位置検出手段1、乗場ドア開閉検出手段2、およびかごドア開閉検出手段3のそれぞれから検出信号を受け取る。そして、開門発車防止手段4は、かご位置検出手段1で検出されたかご10の位置が、戸開走行可能範囲(戸開状態でかご10を昇降移動させてよい範囲)から逸脱しており、乗場ドアが閉状態でないか、あるいはかごドア11が閉状態でない場合(すなわち、戸開状態の場合)には、開門発車と判定し、かご10を停止させる。
一方、試験モード時において、開門発車防止手段4は、かご位置検出手段1、および仮想ドア開閉信号生成手段6のそれぞれから検出信号を受け取る。すなわち、開門発車防止手段4は、試験モード時においては、乗場ドア開閉検出手段2およびかごドア開閉検出手段3の代わりに、仮想ドア開閉信号生成手段6から仮想ドア開閉信号としてダミー信号を優先して受け取る。
そして、開門発車防止手段4は、かご位置検出手段1で検出されたかご10の位置が、戸開走行可能範囲(戸開状態でかご10を昇降移動させてよい範囲)から逸脱しており、かつ、仮想ドア開閉信号生成手段6からのダミー信号としてドアが閉状態でない信号を受け取った場合には、開門発車と判定し、かご10を停止させる。
図2は、本発明の実施の形態1のエレベータ装置の試験モード時において、開門発車防止機能を検証する際の一連の処理を示したフローチャートである。
まず、かご10を、戸開可能位置(すなわち、各階床において戸開としてよい範囲にかご10が停止している状態)にて、戸閉状態(すなわち、かごドア11および乗場ドア12の両方を閉状態)にする(ステップS21)。戸開している場合には、戸を閉める。この際、開門発車防止手段4は、かご位置検出手段1により検出されたかご10の位置に基づいて、かご10があらかじめ設定された戸開可能位置の範囲内にいるか否かを判断できる。
次に、仮想ドア開閉信号生成手段6は、開門発車防止機能の試験モード時において、ドアが閉状態でない信号をダミー信号として出力する(ステップS22)。一方、開門発車防止手段4は、開門発車防止機能の試験モード時において、乗場ドア開閉検出手段2およびかごドア開閉検出手段3の代わりに、仮想ドア開閉信号生成手段6からのダミー信号を優先して受け取る(ステップS23)。
次に、かご移動手段5は、かご10を移動開始させ(ステップS24)、かご10を戸開走行可能範囲の外へ移動させる(ステップS25)。この際、開門発車防止手段4は、かご位置検出手段により検出されたかご10の位置に基づいて、かご10があらかじめ設定された戸開走行可能範囲内にいるか否かを判断できる(ステップS26)。なお、かご位置検出手段1により、かご位置が戸開走行可能範囲外という信号を生成し、開門発車防止手段4に入力するようにしてもよい。
この結果、開門発車防止手段4は、仮想ドア開閉信号生成手段6からのダミー信号を受け取ることで、かご10が戸開走行可能範囲外にも関わらず戸開したまま移動していると仮想的に判定し、かごを停止させることとなる(S27)。従って、実際には、戸閉状態としたままで、かご10を移動させた上で、開門発車防止機能の検証を容易に行うことができる。
以上のように、実施の形態1によれば、開門発車防止の機能試験において、仮想ドア開閉信号生成手段から仮想的にドアが開状態であることを示すダミー信号を出力することで、実際には戸閉状態のままでかごを移動させ、容易に検証結果を得ることができる。この結果、戸開状態で走行させるといった非定常的な動作を強制的に行わせる必要なく、開門発車防止の機能試験を確実に行うことができる。
実施の形態2.
先の実施の形態1では、試験モード時のダミー信号として、ドアが開状態である信号を仮想的に生成して、開門発車防止の機能試験を容易に実施する場合について説明した。これに対して、本実施の形態2では、試験モード時のダミー信号として、かご位置が戸開走行可能範囲でない信号を仮想的に生成して、開門発車防止の機能試験を容易に実施する場合について説明する。
図3は、本発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の構成図である。このエレベータ装置は、かご位置検出手段1、乗場ドア開閉検出手段2、かごドア開閉検出手段3、開門発車防止手段4、かご移動手段5、仮想かご位置信号生成手段7、かご10、かごドア11、および乗場ドア12を備えている。先の実施の形態1における図1の構成と比較すると、本実施の形態2における図3の構成は、仮想ドア開閉信号生成手段6の代わりに仮想かご位置信号生成手段7を備えている点が異なっている。
仮想かご位置信号生成手段7は、開門発車防止機能の検証用として、試験モード時にダミー信号を生成し、開門発車防止手段4に与える機能を有している。そこで、本実施の形態2の技術的特徴である開門発車防止機能の検証動作を中心に、具体的な動作を説明する。なお、通常運転モード時の動作は、先の実施の形態1と同じであり、説明を省略する。
試験モード時において、開門発車防止手段4は、乗場ドア開閉検出手段2、かごドア開閉検出手段3、および仮想かご位置信号生成手段7のそれぞれから検出信号を受け取る。すなわち、開門発車防止手段4は、試験モード時においては、かご位置検出手段1の代わりに、仮想かご位置信号生成手段7から仮想かご位置としてダミー信号を優先して受け取る。
そして、開門発車防止手段4は、仮想かご位置信号生成手段7からのダミー信号が、戸開走行可能範囲(戸開状態でかご10を昇降移動させてよい範囲)から逸脱しており、かつ、乗場ドアが開状態であるか、あるいはかごドアが開状態である場合には、開門発車と判定し、かご10を停止させる。
図4は、本発明の実施の形態2のエレベータ装置の試験モード時において、開門発車防止機能を検証する際の一連の処理を示したフローチャートである。
まず、かご10を、戸開可能位置(すなわち、各階床において戸開としてよい範囲にかご10が停止している状態)にて、戸開状態(すなわち、かごドア11および乗場ドア12の両方を閉状態)にする(ステップS41)。戸閉している場合には、戸を開ける。
次に、仮想かご位置信号生成手段7は、開門発車防止機能の試験モード時において、戸開走行可能範囲内の位置信号をダミー信号として出力する(ステップS42)。一方、開門発車防止手段4は、開門発車防止機能の試験モード時において、かご位置検出手段1の代わりに、仮想かご位置信号生成手段7からのダミー信号を優先して受け取る(ステップS43)。次に、かご移動手段5は、戸開状態で、かご10を移動開始させる(ステップS44)。
次に、仮想かご位置信号生成手段7は、開門発車防止機能の試験モード時において、かご10の移動開始後に、実際にはかご10が戸開走行可能範囲内である状態で、戸開走行可能範囲外の位置信号をダミー信号として出力する(ステップS45)。一方、開門発車防止手段4は、かご位置検出手段1の代わりに、仮想かご位置信号生成手段7から戸開走行可能範囲外の位置信号をダミー信号として受け取る(ステップS46)。
この結果、開門発車防止手段4は、仮想かご位置信号生成手段7からのダミー信号を受け取ることで、かご10が実際には戸開走行可能範囲内であるにも関わらず、戸開走行可能範囲外で戸開したまま移動していると仮想的に判定し、かご10を停止させることとなる(S47)。従って、実際には、戸開走行可能範囲内にかご10が位置している状態で、開門発車防止機能の検証を容易に行うことができる。
以上のように、実施の形態2によれば、開門発車防止の機能試験において、仮想かご位置信号生成手段から仮想的にかごの位置が戸開走行可能範囲外であることを示すダミー信号を出力することで、実際には戸開走行可能範囲内の状態のままで、容易に検証結果を得ることができる。この結果、戸開状態で戸開走行可能範囲外を走行させるといった非定常的な動作を強制的に行わせる必要なく、開門発車防止の機能試験を確実に行うことができる。
実施の形態3.
開門発車防止機能の目的の1つは、適切な位置でかごを停止させることである。このため、検証試験を行った際には、停止したかごの位置を確認することが重要となる。しかしながら、従来、この停止位置が要求される基準を満たすか否かを判定するためには、実際にかごを動かして停止させた後に、かごの位置検出手段により停止位置を測定するといった手間がかかっていた。そこで、本実施の形態3では、開門発車防止の機能試験結果であるかご10の停止位置を目視で容易に確認できるように、所定の場所に印を付ける場合について説明する。
図5は、本発明の実施の形態3のエレベータ装置の位置関係を示す説明図である。図5においては、目視確認用として3つの印30a、30b、30cが設けられている。かご10が開門発車した場合において、人が昇降路21の出入口の上枠22とかご床面24との間に挟まれることを防止するための基準距離をL1とする。このとき、基準距離L1を確保できる位置を示すために、かごドア11に付されたマークが印30aであり、乗場ドア12に付されたマークが印30bである。
すなわち、開門発車時にかご10が上昇し、印30aが昇降路の出入口の上枠22に達したとき、あるいは、かご床面24が印30bに達したときに、かご床面24と昇降路の出入口の上枠22との距離がL1になったことを意味する。
また、かご10が開門発車した場合において、かごのつま先保護板13と昇降路の出入口の下枠23との間から、人が昇降路21へ転落することを防ぐための基準距離をL2とする。このとき、基準距離L2を確保できる位置を示すために、乗場ドア12に付されたマークが印30cである。
すなわち、開門発車時にかご10が上昇し、かごのつま先保護板13の下端が印30cに達したときに、かごのつま先保護板13の下端と昇降路の出入口の下枠23との距離がL2になったことを意味する。
以上のように、実施の形態2によれば、開門発車防止機能の検査において、挟まれや落下を防止するための許容最大距離を示す停止基準位置に、印が設けられている。これにより、開門発車防止機能の検証動作後に、かごを停止させたままで、かごドアと乗場ドアとの相対的な位置関係を、目視により、即座に判断でき、検査結果が良好であるか否かを容易に目視確認することが可能となる。
なお、本実施の形態3では、かごが上昇した際の許容最大距離を示す停止基準位置に、印を付した場合を説明した。しかしながら、かごが下降した際の許容最大距離を示す停止基準位置に、印を付すことも可能である。これにより、開門発車で下降した際にも、目視による検査結果の確認を容易に行うことが可能となる。
さらに、本実施の形態3では、許容最大距離を示す停止基準位置を目視確認できるように、印を付した場合を説明した。しかしながら、この印からの距離が分かるように、さらに目盛りを付すこともできる。このような目盛りを付すことにより、許容最大距離までの残距離を容易に、そして即座に、目視確認することができる。
さらには、先の実施の形態2のように、仮想かご位置としてのダミー信号を用いて開門発車防止の機能試験を行う場合にも、ダミー信号を出力してから停止するまでの相対移動距離を、この目盛りから測定することができ、正確な検証結果を得ることが可能となる。

Claims (4)

  1. かごドアおよび乗場ドアの開閉状態を検出するドア開閉検出手段と、
    昇降路内のかご位置の検出結果に基づいて、あらかじめ設定された戸開走行可能範囲に前記かごがいるか否かを検出するかご位置検出手段と、
    前記ドア開閉検出手段および前記かご位置検出手段の検出結果に基づいて、前記かごドアおよび前記乗場ドアの少なくともいずれか一方が戸開状態であり、かつ、前記かごの位置が前記戸開走行可能範囲外である場合に開門発車状態であると判断し、前記かごを停止させる開門発車防止機能を有する開門発車防止手段と
    を備えたエレベータ装置であって、
    前記開門発車防止手段の有する前記開門発車防止機能を検証するための試験モードにおいて、前記開門発車状態を仮想的に作り出すための仮想信号を生成する仮想信号生成手段をさらに備え、
    前記開門発車防止手段は、前記試験モードにおいては、前記ドア開閉検出手段および前記かご位置検出手段の検出結果に基づくとともに、前記仮想信号生成手段により生成された前記仮想信号を優先して考慮し、前記開門発車状態であると判断した場合には、前記かごを停止させる
    エレベータ装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータ装置において、
    前記仮想信号生成手段は、前記試験モードにおいて、前記戸開状態を仮想的に作り出すための信号を前記仮想信号として生成し、
    前記開門発車防止手段は、前記試験モードにおいて、前記かご位置検出手段による検出結果が戸開走行可能範囲外であり、前記仮想信号生成手段により前記戸開状態が仮想的に生成された場合には、前記開門発車状態であると判断し、前記かごを停止させる
    エレベータ装置。
  3. 請求項1に記載のエレベータ装置において、
    前記仮想信号生成手段は、前記試験モードにおいて、前記戸開走行可能範囲外である状態を仮想的に作り出すための信号を前記仮想信号として生成し、
    前記開門発車防止手段は、前記試験モードにおいて、前記ドア開閉検出手段による検出結果が戸開状態であり、前記仮想信号生成手段により前記戸開走行可能範囲外である状態が仮想的に生成された場合には、前記開門発車状態であると判断し、前記かごを停止させる
    エレベータ装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエレベータ装置において、
    前記試験モードにおいて、前記開門発車防止手段が前記開門発車状態であると判断し、前記開門発車防止機能が働いてかごが停止した際に、前記かごドアと前記乗場ドアとの相対的な位置関係から前記かごの停止位置が許容範囲内であるか否かを目視確認するために、前記かごドアまたは前記乗場ドアに設けられた1以上の印をさらに備えるエレベータ装置。
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