JPWO2010070938A1 - コンデンサ用リード端子及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
コンデンサ素子に接続されるアルミニウム線に、錫を主体とした金属めっき層を形成した金属線を溶接して構成されるコンデンサ用リード端子であって、
前記アルミニウム線の端面に開口された穴部は、前記金属線の外径と略同一の内径を有する第1内径部と、前記金属線の外径よりも大きな内径を有する第2内径部と、を有し、前記金属線が前記アルミニウム線の端面の開口から前記第2内径部を通して前記第1内径部に圧入されたことを特徴としている。
この特徴によれば、金属線が第1内径部に圧入されたときに、金属めっき層が剥がれても、剥がれた金属めっき層が第2内径部に、特に第1内径部との境界付近の第2内径部に溜まるようになり、溶接後にウィスカの発生源となる金属めっき層とアルミニウムとの混合層が外部に露出しないようになり、ウィスカの外部への発生を防ぐことができる。また、アルミニウム線における第2内径部と金属線との間に隙間(アルミニウムと金属めっき層との非接触状態)が形成されるため、アルミニウム線における第1内径部と金属線との溶接時に、アルミニウム線における第2内径部の部位が加熱されても、熱が金属線に伝導され難くなり、第2内径部内に配置される金属線の金属めっき層の溶融を避け、この第2内径部内でのアルミニウムと金属めっき層との混合層の形成を抑制することができる。
前記アルミニウム線の端部近傍によって、前記金属線が覆われていることを特徴としている。
この特徴によれば、溶接後にウィスカの発生源となる金属めっき層とアルミニウムとの混合層を第2内径部に閉じ込めることができる。
前記アルミニウム線の端面からの前記第2内径部の奥行きは、0.2mm以上となっていることを特徴としている。
この特徴によれば、奥行きが0.2mm以上の第2内径部であれば、溶接後にウィスカの発生源となる金属めっき層とアルミニウムとの混合層を外部に露出しないようにできる。
コンデンサ素子に接続されるアルミニウム線に、錫を主体とした金属めっき層を形成した金属線を溶接して構成されるコンデンサ用リード端子の製造方法であって、
前記金属線の外径と略同一の内径を有する第1内径部と、前記金属線の外径よりも大きな内径を有する第2内径部と、を有する穴部を前記アルミニウム線の端面に開口させる工程と、
前記金属線を前記アルミニウム線の端面の開口から前記第2内径部を通して前記第1内径部に圧入する工程と、
を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、金属線が第1内径部に圧入されたときに、金属めっき層が剥がれても、剥がれた金属めっき層が第2内径部に、特に第1内径部との境界付近の第2内径部に溜まるようになり、溶接後にウィスカの発生源となる金属めっき層とアルミニウムとの混合層が外部に露出しないようになり、ウィスカの外部への発生を防ぐことができるコンデンサ用リード端子を製造できる。また、アルミニウム線における第2内径部と金属線との間に隙間(アルミニウムと金属めっき層との非接触状態)が形成されるため、アルミニウム線における第1内径部と金属線との溶接時に、アルミニウム線における第2内径部の部位が加熱されても、熱が金属線に伝導され難くなり、第2内径部内に配置される金属線の金属めっき層の溶融を避け、この第2内径部内でのアルミニウムと金属めっき層との混合層の形成を抑制することができる。
前記金属線が前記穴部に圧入された状態で、前記アルミニウム線の端部近傍を前記金属線に向かって圧接する工程をさらに含むことを特徴としている。
この特徴によれば、溶接後にウィスカの発生源となる金属めっき層とアルミニウムとの混合層を第2内径部に閉じ込めるコンデンサ用リード端子を製造できる。
2 アルミニウム線
3 金属線
4 軟鋼線
5 銅覆層
6 錫めっき層(金属めっき層)
7 段付パンチ
8 第1円柱部
9 第2円柱部
10 円錐部
11 テーパ部
12 穴部
13 第1内径部
14 第2内径部
15 奥部
16 傾斜部
17 剥がれた錫
18 加締部材
19 孔部
20 縁周部
21 バーナー
Claims (5)
- コンデンサ素子に接続されるアルミニウム線に、錫を主体とした金属めっき層を形成した金属線を溶接して構成されるコンデンサ用リード端子であって、
前記アルミニウム線の端面に開口された穴部は、前記金属線の外径と略同一の内径を有する第1内径部と、前記金属線の外径よりも大きな内径を有する第2内径部と、を有し、前記金属線が前記アルミニウム線の端面の開口から前記第2内径部を通して前記第1内径部に圧入されたことを特徴とするコンデンサ用リード端子。 - 前記アルミニウム線の端部近傍によって、前記金属線が覆われていること特徴とする請求項1に記載のコンデンサ用リード端子。
- 前記アルミニウム線の端面からの前記第2内径部の奥行きは、0.2mm以上となっていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ用リード端子。
- コンデンサ素子に接続されるアルミニウム線に、錫を主体とした金属めっき層を形成した金属線を溶接して構成されるコンデンサ用リード端子の製造方法であって、
前記金属線の外径と略同一の内径を有する第1内径部と、前記金属線の外径よりも大きな内径を有する第2内径部と、を有する穴部を前記アルミニウム線の端面に開口させる工程と、
前記金属線を前記アルミニウム線の端面の開口から前記第2内径部を通して前記第1内径部に圧入する工程と、
を含むことを特徴とするコンデンサ用リード端子の製造方法。 - 前記金属線が前記穴部に圧入された状態で、前記アルミニウム線の端部近傍を前記金属線に向かって圧接する工程をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載のコンデンサ用リード端子の製造方法。
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