JPWO2010029748A1 - 噴水装置 - Google Patents

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Abstract

噴水装置において、水を噴出するノズル(51)と、水を貯留する密閉された貯水容器(41)と、前記貯水容器(41)内の上部空間に圧縮空気を送給する圧縮空気供給手段(2,46,47)と、前記貯水容器(41)と前記ノズル(51)との間を接続する送水管(8)と、前記送水管(8)の途中に設けられた開閉弁(52)と、前記貯水容器(41)内の上部空間の空気圧を所定圧に維持するように前記圧縮空気供給手段(2,46,47)による圧縮空気の送給を制御した状態で、前記開閉弁(52)の開閉により前記ノズル(51)からの水の噴出及びその停止を制御する制御手段(9)と、を備えるものである。当該構成により、噴水の噴出開始・停止を迅速に行うことができ、またタンク内の上部空間の空気圧力の値を変更することで、噴水の高さや大きさを変化させることができる。

Description

本発明は鑑賞用の噴水装置に関し、さらに詳しくは、圧縮空気を利用して水を噴出させる噴水装置に関する。
公園などに設置される噴水装置では、ノズルから水を噴出させる手法として、大別して、送水ポンプの駆動による水の圧送を利用したものと、コンプレッサ等による圧縮空気を利用したものと、が従来知られている。前者の方法は構成は比較的簡単であるものの、送水ポンプが駆動されてから実際に所定圧の水が送給されるまでには時間遅れがあるため、水の噴出の開始や停止が遅れる傾向にある。これに対し、後者の方法は、構成は複雑になる傾向にあるが、水の噴出の開始や停止の迅速性という点では有利である。
後者の方法を用いた特許文献1に記載の噴水装置は、水を噴出するノズルに接続され、水が充填されるウォータチャージタンクと、開閉バルブを介してウォータチャージタンクに接続され、高圧空気が充填されるエアチャージタンクと、エアチャージタンクに高圧空気を供給するコンプレッサと、を備え、開閉バルブを開くことによってエアチャージタンク内の高圧空気をウォータチャージタンク内に供給し、その圧力によりウォーターチャージタンク内に充填された水をノズルから吐出させるようにしている。
しかしながら、上記従来の噴水装置でも、開閉バルブを開いて高圧空気がウォータチャージタンクに供給されてからノズルより水が噴出するまでの時間遅れがあるため、水の噴出開始を高速化するには限界がある。また、噴水の高さや大きさをウォータチャージタンクに供給する水の給水量で制御しているため、噴水の高さや大きさを迅速に変化させることは困難である。また、複数のノズルからの水の噴出の高さを一斉に変化させる場合に、その高さのばらつきが生じ易い。
水の噴出の角度や回転などの噴水の動きのみを楽しむような噴水装置の場合には、上記のような時間遅れはそれほど問題とはならない。これに対し、近年、噴水のエンターテイメント性を高めるために、特許文献2に記載のように、音楽との同調や照明との同調を図った噴水装置が開発されている。このように音楽や照明といった他の要素と噴水との同調性を高めるには、水の噴出開始・停止の高速化、或いは、噴水の高さ、大きなどの変化の高速化は非常に重要であり、従来の噴水装置における大きな課題の1つである。
特開2001−205156号公報 特開2004−148233号公報
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その主な目的とするところは、水の噴出開始・停止、或いは噴水の高さや大きさなどの変化の高速化を図ることにより、鑑賞性やエンターテイメント性を向上させることができる噴水装置を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明に係る噴水装置は、
a)水を噴出するノズルと、
b)所定の水位範囲の水を貯留する密閉された貯水容器と、
c)前記貯水容器内の上部空間に圧縮空気を送給する圧縮空気供給手段と、
d)前記貯水容器と前記ノズルとの間を接続する送水管と、
e)前記送水管の途中に設けられた開閉弁と、
f)前記貯水容器内の上部空間の空気圧を所定圧に維持するように前記圧縮空気供給手段による圧縮空気の送給を制御した状態で、前記開閉弁の開閉により前記ノズルからの水の噴出及びその停止を制御する制御手段と、
を備えることを特徴としている。
圧縮空気供給手段は例えばエアコンプレッサと電磁開閉弁とを含むものとすることができる。また、貯水容器にはその内部の上部空間の空気圧を検出する圧力センサが付設され、制御手段は、その圧力センサによる検出圧が目標値になるようにエアコンプレッサから供給される圧縮空気を貯水容器に導入する電磁開閉弁の開閉を制御する構成とすることができる。
また、本発明に係る噴水装置の一実施態様は、好ましくは、
g)前記貯水容器内に水を供給する送水手段と、
h)前記貯水容器内の水位を監視し、その水位が所定の水位範囲に収まるように前記送水手段を制御する給水制御手段と、
をさらに備える構成とするとよい。
本発明に係る噴水装置では、貯水容器内には常に少なくとも所定量の水が貯留されている状態にし、その上部空間の空気圧が大気圧よりも高い目標値に保たれるように貯水容器内に供給する圧縮空気の量を制御する。つまり、密閉された貯水容器内の背圧の一定制御を行う。そのように貯水容器内の貯留水に一定の背圧が加わった状態でそれまで閉じていた開閉弁を開くと、ノズルの噴出穴外側の空気圧(通常は大気圧)と貯水容器内の背圧との圧力差により、貯水容器内の貯留水はノズルに向けて送水管中に勢いよく押し出され、ノズルの噴出穴から噴出する。これにより、噴水の水柱が形成される。
ノズルからの水の噴出によって貯水容器内の水位が下がると、貯水容器内上部空間の容積が増加するが、圧縮空気供給手段により迅速に圧縮空気が供給されるので背圧はほぼ一定に維持される(但し、目標値に変化がない場合)。また、貯水容器内の水位が或る程度下がると、送水手段により水が貯水容器内に補給されるため、貯水容器内の水位は回復する。ノズルからの水の噴出を停止する場合には、開閉弁を閉鎖すればノズル内や開閉弁よりも下流側の送水管内にある水を押す力がなくなるので、ノズルからの水の噴出は迅速に停止する。
ノズルからの水の噴出の勢い、つまりは噴水の高さは、主として、ノズルの噴出穴外側の空気圧と貯水容器内の背圧との圧力差に依存する。したがって、貯水容器内上部空間の空気圧の目標値を変更すると、貯水容器から送水管へ圧送される水の流速(流量)が変化し、これによってノズル噴出穴から噴出する水の高さや大きさが変わる。貯水容器内上部空間の空気圧、つまり背圧が変化すると、直ちに噴水の高さや大きさに反映されるから、制御手段は、噴水の所望の高さ又は大きさに応じて上記所定圧を変更することで、迅速に噴水の高さや大きさを変化させることができる。
なお、本発明に係る噴水装置の第1の態様として、前記送水手段はポンプである構成とすることができる。
また本発明に係る噴水装置の第2の態様として
前記送水手段は、
g1)所定の水位範囲の水を貯留する密閉された第2貯水容器と、
g2)前記第2貯水容器内の上部空間に圧縮空気を送給する第2圧縮空気供給手段と、
g3)前記第2貯水容器と前記貯水容器との間を接続する第2送水管と、
g4)前記第2送水管の途中に設けられた第2開閉弁と、を備え、
前記給水制御手段は、前記第2貯水容器内の上部空間の空気圧を前記所定圧よりも高い第2所定圧に維持するように前記第2圧縮空気供給手段による圧縮空気の送給を制御した状態で、前記第2開閉弁の開閉により前記貯水容器への水の供給及びその停止を制御する構成としてもよい。
即ち、上記第2の態様では、上記送水手段も貯水容器の前段に設けた第2貯水容器内の背圧制御により生起される圧力差を利用して水を貯水容器に送り込む。一方、第1の態様では、ポンプの駆動により強制的に貯水容器に水を補給する。したがって、大規模な噴水装置であって送水管などが長くなる場合には、第1の態様のほうが好ましい。
本発明に係る噴水装置によれば、水の噴出開始や停止、或いは、噴水の高さや大きさの変更などをきわめて迅速に行うことができる。また、噴水の高さや大きさを連続的に変化させる場合に、その変化をスムーズに行うことができる。そのため、例えば音楽や照明などと噴水の態様を同調させる場合にも、その同調性が良好になり、従来に比べて鑑賞性やエンターテイメント性を向上させることができる。
本発明の一実施例である噴水装置の概略構成図。 本実施例の他の実施例である噴水装置の概略構成図。
以下、本発明の実施例による噴水装置を、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は第1実施例による噴水装置の要部の構成図である。この噴水装置は、貯水槽1と、エアコンプレッサ2と、1次タンクユニット3と、複数の2次タンクユニットと、複数の噴水ユニット5と、中央制御部9と、を備える。
貯水槽1は、噴水池、或いは、噴水ユニット5から噴出された水が回収される受水槽などとすることができる。中央制御部9は制御プログラムを有し、例えばパーソナルコンピュータなどにより構成することができる。
1次タンクユニット3は、適度な耐圧性を有する密閉されたメインタンク31と、メインタンク31内に貯留される水の水位(Lu、Ll)を検出する上位水位センサ32、下位水位センサ33と、貯水槽1からメインタンク31へと水を送給するポンプ34と、メインタンク31から貯水槽1への水の逆流を阻止する逆止弁35と、メインタンク31内の上部空間の空気圧を検出する圧力センサ36と、メインタンク31内に圧縮空気を供給する加圧電磁弁37と、メインタンク31内の上部空間の空気圧を下げる減圧電磁弁38と、1次タンクユニット3内での制御を司る制御部39と、を含む。
複数の2次タンクユニット4はそれぞれ、適度な耐圧性を有する密閉されたサブタンク41と、サブタンク41内に貯留される水の水位(Lu、Ll)を検出する上位水位センサ42、下位水位センサ43と、サブタンク41内に水を供給するための給水電磁弁44と、サブタンク41内の上部空間のガス圧を検出する圧力センサ45と、サブタンク41に圧縮空気を供給する加圧電磁弁46と、サブタンク41内の上部空間の空気圧を下げる減圧電磁弁47と、その2次タンクユニット4内での制御を司る制御部48と、を含む。
2次タンクユニット4毎に設けられる噴水ユニット5は、サブタンク41下部の吐水口に接続され、途中で分岐された末端送水管8にそれぞれ設けられた噴水電磁弁52と、末端送水管8の末端に接続され、水を噴出する噴出穴が形成されたノズル51と、を含む。なお、この例のようにノズル51と噴水電磁弁52とを一対一に設ける必要はなく、1つの噴水電磁弁52の下流側に複数のノズル51を並列に接続してもよい。また、ノズル51の形状や噴出穴の形状などは特に限定されない。
エアコンプレッサ2の圧縮空気吐出口には圧縮空気送給管6が接続され、圧縮空気送給管6は途中で分岐されて1次タンクユニット3の加圧電磁弁37と各2次タンクユニット4の加圧電磁弁46とに接続されている。また、1次タンクユニット3の下部にある吐水口には主送水管7が接続され、主送水管7は途中で分岐されて各2次タンクユニット4の給水電磁弁44に接続されている。
この噴水装置全体の動作を司る中央制御部9は、エアコンプレッサ2の動作、各噴水ユニット5の噴水電磁弁52のオン・オフ動作を制御するとともに、1次タンクユニット3及び各2次タンクユニット4の制御部39、48に対し、空気圧制御の目標値を与える。後述するように、この空気圧制御の目標値が各ノズル51から噴出する水の高さや大きさを変化させるパラメータである。
なお、この噴水装置では、ノズル51はモータによりそれぞれ直交する2軸を中心に回動自在になっており、それによって水の噴出方向が所定角度範囲で傾くようになっているが、本発明とは直接関連しないので説明を略す。
上記構成の本実施例による噴水装置の動作を説明する。
1次タンクユニット3において、制御部39は、上位水位センサ32及び下位水位センサ33の検出信号をそれぞれ受け、メインタンク31内の貯留水の水位が上位水位センサ32及び下位水位センサ33の取付位置で決まるLuとLlとの間に維持されるようにポンプ34の動作を制御する。具体的に制御部39は、メインタンク31からの水の流出により水位がLlを下回って下位水位センサ33がオフするとポンプ34を作動させ、貯水槽1の貯留水をポンプ34により吸引してメインタンク31へと送り込む。これにより、メインタンク31内の水位は回復する。また制御部39は、メインタンク31内の水位がLuに達して上位水位センサ32がオンすると、ポンプ34を停止させる。これにより、メインタンク31へのそれ以上の水の流入が停止され、メインタンク31内には圧縮空気を送り込む空間が確保される。
なお、ポンプ34の動作制御は単純なオン・オフでもよいが、インバータ制御により送水量可変としてもよい。また、メインタンク31への水の供給を制御するために、ポンプ34のオン・オフを行うのではなく、ポンプ34とメインタンク31との送水管上に電磁弁を付設し、この電磁弁のオン・オフで行うようにしてもよい。
エアコンプレッサ2は所定の空気圧P1で圧縮空気吐出口に圧縮空気を送る。1次タンクユニット3において、制御部39は圧力センサ36によりメインタンク31内上部空間の空気圧を検出し、その空気圧が中央制御部9から指示される目標値P2になるように加圧電磁弁37と減圧電磁弁38とのオン・オフを制御する。目標値P2はエアコンプレッサ2による圧縮空気の空気圧P1よりも低い値である。
制御部39は、圧力センサ36による検出圧力が目標値P2を下回った場合には加圧電磁弁37をオンする。すると、上述したような圧力差により、圧縮空気送給管6を通して圧縮空気がメインタンク31内上部空間に流入し、メインタンク31内上部空間の空気圧が上昇する。そこで、検出圧力が目標値P2に達した時点で、加圧電磁弁37をオフする。一方、圧力センサ36による検出圧力が目標値P2を上回った場合には減圧電磁弁38をオンする。すると、メインタンク31内上部空間の空気がメインタンク31外部へと放出され、空気圧が下がる。検出圧力が目標値P2に達した時点で減圧電磁弁38をオフする。
後述するように、ノズル51からの水の噴出によりメインタンク31内の貯留水の水位が下がると、水面上の空間の体積が増加したことにより空気圧が低下する。このとき、上述のように加圧電磁弁37がオンされて空気圧は速やかに目標値P2に戻る。また、メインタンク31内の貯留水の水位がLlを下回りポンプ34による水の補給が開始されて水位が上がると、水面上の空間の体積が減少したことにより空気圧が増加する。このとき、上述のように減圧電磁弁38がオンされて空気圧は速やかに目標値P2に戻る。このようにして、メインタンク31内の貯留水の水位の高低に拘わらず、常に目標値P2にほぼ一致する空気圧がメインタンク31内の貯留水に加わることになる。
各2次タンクユニット4において、制御部48は圧力センサ45によりサブタンク41内上部空間の空気圧を検出し、その空気圧が中央制御部9から指示される目標値P3になるように加圧電磁弁46と減圧電磁弁47のオン・オフを制御する。この目標値P3は1次タンクユニット3における目標値P2よりも必ず低い値である。即ち、圧力センサ45による検出圧力が目標値P3を下回った場合には加圧電磁弁46をオンする。すると、圧縮空気送給管6を通して圧縮空気がサブタンク41内上部空間に流入し、空気圧が上昇する。検出圧力が目標値P3に達した時点で加圧電磁弁46をオフする。一方、圧力センサ45による検出圧力が目標値P3を上回った場合には、減圧電磁弁47をオンする。すると、サブタンク41内上部空間の空気がサブタンク41外へと放出され、空気圧が下がる。検出圧力が目標値P3に達した時点で減圧電磁弁47をオフする。
各2次タンクユニット4において、制御部48は上位水位センサ42及び下位水位センサ43の検出信号をそれぞれ受け、サブタンク41内の貯留水の水位が上位水位センサ42及び下位水位センサ43の取付位置で決まるLuとLlとの間に維持されるように給水電磁弁44のオン・オフ動作を制御する。即ち、貯留水の流出により水位がLlを下回って下位水位センサ43がオフすると、給水電磁弁44をオンさせる。上述したようにメインタンク31内の貯留水に加わる空気圧P2はサブタンク41内の貯留水に加わる空気圧P3よりも高いため、給水電磁弁44がオンされるとメインタンク31内の貯留水が主送水管7を経てサブタンク41に流れ込む。これにより、サブタンク41内の水位は回復する。サブタンク41内の水位がLuに達して上位水位センサ42がオンすると、給水電磁弁44をオフさせる。これにより、サブタンク41へのそれ以上の水の流入が停止し、サブタンク41内には圧縮空気を送り込む空間が確保される。
中央制御部9は予め決められた制御プログラムに従って、所定の順序、数、位置に噴水が形成されるように、各噴水ユニット5の噴水電磁弁52のオン・オフを制御するとともに、噴水の高さや大きさを変化させるために目標値P3を変更する。もちろん、この目標値P3はP2よりも小さく大気圧よりは高い範囲である。噴水を高くしたい場合や大きくしたい場合には目標値P3を高くする。
サブタンク41内の貯留水には常時ほぼP3の空気圧が加えられており、末端送水管8を介してサブタンク41内と連通している噴水電磁弁52がオンされると、加圧された貯留水が末端送水管8を通ってノズル51に達し、水噴出穴から勢いよく水が吐出される。これによりノズル51の先端に噴水の水柱が形成される。水の噴出によりサブタンク41内の貯留水は次第に減少するが、上述のような加圧電磁弁46のオン・オフ制御により、サブタンク41内の空気圧はほぼP2に維持され、それ故にノズル51から噴出する水の流量はほぼ一定に維持される。この状態で中央制御部9が目標値P3を変更すると、それに応じてサブタンク41内の空気圧が変化し、ノズル51から噴出される水の流量が変化し、噴水の高さや大きさが変化する。目標値P3を変更するとほぼ時間遅れなくサブタンク41内の空気圧が変化するから、噴水の高さや大きさの変化も迅速で且つスムーズである。
サブタンク41内の水位がLlを下回ると上述のように給水電磁弁44がオンされ、メインタンク31内の貯留水がサブタンク41に供給される。これに伴い、メインタンク31内の貯留水は次第に減少するが、上述のような加圧電磁弁37のオン・オフ制御により、メインタンク31内の空気圧はほぼP1に維持される。それ故に、主送水管7を通したメインタンク31からサブタンク41への水の供給はスムーズに行われ、サブタンク41が空になることを防止することができる。
以上のように、本実施例による噴水装置では、複数のノズル51からそれぞれ噴出させる水の背圧(サブタンク41内上部空間の空気圧)を制御するとともに、ノズル51からの水の噴出・停止の制御は噴水電磁弁52により行うようにしている。これにより、水の噴出開始・停止を迅速に且つ水切れよく行うことができるとともに、噴水の高さや大きさの変更も迅速且つスムーズに行うことができる。
図2は第2実施例による噴水装置の要部の構成図である。基本的な水の噴出の原理は第1実施例と同じであり、相当する構成要素には同一符号を付している。
即ち、第2実施例の噴水装置では、1次タンクユニット3は設けられておらず、貯水槽1の下部の吐水口に接続された主送水管7が途中で分岐され、それぞれの末端に2次タンクユニット4’が接続されている。2次タンクユニット4’にあっては、主送水管7の末端はポンプ34の吸水口に接続され、そのポンプ34の吐水口は逆止弁35を介してサブタンク41に接続されている。サブタンク41内の貯留水の水量の制御は第1実施例の1次タンクユニット3内の水量制御と同様であり、サブタンク41内の上部空間の空気圧制御は第1実施例の2次タンクユニット4内の空気圧制御と同様である。
この構成では、各2次タンクユニット4’がポンプ34を備え、このポンプ34の動作により貯水槽1内の水がサブタンク41に供給される。したがって、第1実施例のように、圧力差によって水をメインタンク31からサブタンク41へ供給する場合に比べて、例えば主送水管7が長く流路抵抗が大きな場合であっても、多量の水を確実に送ることができる。そのため、特に大規模な噴水装置に好適である。
なお、上記実施例は本発明の一例であって、本発明の趣旨の範囲で適宜修正や変更、追加を行っても本願請求の範囲に包含されることは明らかである。
1…貯水槽
2…エアコンプレッサ
3…1次タンクユニット
31…メインタンク
32…上位水位センサ
33…下位水位センサ
34…ポンプ
35…逆止弁
36…圧力センサ
37…加圧電磁弁
38…減圧電磁弁
39…制御部
4、4’…2次タンクユニット
41…サブタンク
42…上位水位センサ
43…下位水位センサ
44…給水電磁弁
45…圧力センサ
46…加圧電磁弁
47…減圧電磁弁
48…制御部
5…噴水ユニット
51…ノズル
52…噴水電磁弁
6…圧縮空気送給管
7…主送水管
8…末端送水管
9…中央制御部

Claims (5)

  1. a)水を噴出するノズルと、
    b)所定の水位範囲の水を貯留する密閉された貯水容器と、
    c)前記貯水容器内の上部空間に圧縮空気を送給する圧縮空気供給手段と、
    d)前記貯水容器と前記ノズルとの間を接続する送水管と、
    e)前記送水管の途中に設けられた開閉弁と、
    f)前記貯水容器内の上部空間の空気圧を所定圧に維持するように前記圧縮空気供給手段による圧縮空気の送給を制御した状態で、前記開閉弁の開閉により前記ノズルからの水の噴出及びその停止を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする噴水装置。
  2. 請求項1に記載の噴水装置であって、
    g)前記貯水容器内に水を供給する送水手段と、
    h)前記貯水容器内の水位を監視し、その水位が所定の水位範囲に収まるように前記送水手段を制御する給水制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする噴水装置。
  3. 請求項2に記載の噴水装置であって、
    前記送水手段はポンプであることを特徴とする噴水装置。
  4. 請求項2に記載の噴水装置であって、
    前記送水手段は、
    g1)所定の水位範囲の水を貯留する密閉された第2貯水容器と、
    g2)前記第2貯水容器内の上部空間に圧縮空気を送給する第2圧縮空気供給手段と、
    g3)前記第2貯水容器と前記貯水容器との間を接続する第2送水管と、
    g4)前記第2送水管の途中に設けられた第2開閉弁と、を備え、
    前記給水制御手段は、前記第2貯水容器内の上部空間の空気圧を前記所定圧よりも高い第2所定圧に維持するように前記第2圧縮空気供給手段による圧縮空気の送給を制御した状態で、前記第2開閉弁の開閉により前記貯水容器への水の供給及びその停止を制御することを特徴とする噴水装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の噴水装置であって、
    前記制御手段は、噴水の高さ又は大きさに応じて前記所定圧を変更することを特徴とする噴水装置。
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