JPWO2010004800A1 - 旋回流形成体及び非接触搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被搬送物の搬送過程で被搬送物が基体や旋回流形成体と接触するのを回避し、被搬送物に傷が付くのを防止する。【解決手段】表面から裏面に貫通する横断面円形の貫通孔11と、貫通孔11の内周側面から流体を噴出して旋回流を生じさせる第1の噴出口14a、14bと、平板部18から上方に向けて流体を噴出する第2の噴出口16a〜16dとを備える旋回流形成体1。第1の噴出口14a、14bからの旋回流によって生じる浮力が不足する場合でも、第2の噴出口16a〜16dからの上昇流によってガラス3を補助的に浮上させることができる。このため、ガラス3の搬送過程でガラス3の縁部が旋回流形成体1の一部と重なる状態になっても、ガラス3の縁部が旋回流形成体1と接触するのを回避することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、旋回流形成体及び非接触搬送装置に関し、特に、大型のFPDパネルや太陽電池パネル等の浮上搬送に用いる装置等に関する。
従来、FPDパネルや太陽電池パネルの生産に際し、一枚のパネルを大型化することで生産効率を上げる方法が採用されている。例えば、液晶ガラスの場合には、第10世代で2850×3050×0.7mmの大きさとなる。そのため、従来のように、複数個並べられたローラの上に液晶パネルを乗せて転がり搬送すると、シャフトの撓みやローラ高さのばらつきによりガラスに局部的に強い力が働き、ガラスを傷付ける虞がある。さらに、プロセス工程では、非接触であることが求められているため、空気浮上搬送が採用され始めている。
空気浮上搬送装置の一例として、液晶用のガラスを浮上させるにあたり、小径の孔を複数個設け、これらの小径の孔から空気が噴出する板状のレールを、ガラスの大きさに合わせて複数個繋ぎ合わせて搬送装置を構成することが行われている。また、多孔質カーボンをレール材に用い、その気孔から空気を噴出させる方法も存在する。
しかし、上記の方法においては、1000×1000mmの面積あたりの空気流量として、多数孔タイプで250L/min、カーボン多孔質タイプで150L/minを要し、極めて多くの空気流量が要求される。また、従来の非接触搬送装置は、真空吸着と空気の噴出の力のつりあい原理を利用して浮上高さの精度を保つが、その際、真空吸着用に常時ポンプを運転する必要があるため、多大なエネルギーを消費するという問題もある。
そこで、本出願人は、浮上高さ精度を高く維持しつつ、空気流量及びエネルギー消費量を低減するため、旋回流を利用した非接触搬送装置を提案した(特許文献1参照)。この非接触搬送装置は、図10に示すように、表面から裏面に貫通する横断面円形の貫通孔61と、貫通孔61内に空気を噴出して旋回流を生じさせる流体噴出口62と、流体噴出口62に空気を供給する円環状の給気溝63とを有する旋回流形成体64を備える。そして、給気溝63に空気を供給する空気供給路65が設けられた基体(レール)66の表面に、上記の旋回流形成体64を配置して搬送装置を構成する。
上記非接触搬送装置によれば、旋回流形成体64の表面側に上方へ向かう上昇旋回流を発生させることで被搬送物(ガラス)67を浮上させ、それによって、従来の1/2程度の空気流量での搬送を可能とする。その一方で、貫通孔61の開口部近傍に負圧による下方への空気流を生じさせ、浮上高さ精度を保つための真空吸着と同等の効果を発揮させる。これにより、真空吸着用のポンプを不要とし、エネルギー消費量を低減する。
日本特願2008−75068号
上記非接触搬送装置を用いて、FPDパネルや太陽電池パネル等の大型パネルを搬送する場合、図11に示すように、基体66の表面上に被搬送物の搬送方向に沿って多数の旋回流形成体64を並べて配置し、被搬送物67を浮上させながら順次移動させていく。
しかし、この搬送装置では、被搬送物67がレール66上を移動する際、被搬送物67の縁部が旋回流形成体64の中央部近傍に位置する状態になると、被搬送物67が旋回流形成体64に接触する虞があった。すなわち、図11の領域Mにおいては、被搬送物67が旋回流形成体64の一部のみと重なることになるため、上昇旋回流による浮上力が不足する一方で、貫通孔61の中央部近傍では、負圧による下方への空気流が発生して吸着力が作用する。このため、剛性の小さい薄板状の被搬送物を搬送すると、図12に示すように、縁部67aが貫通孔61の内側に引き込まれて局部的な撓みが発生し、基体66や貫通孔61の開口端部に接触して傷付く危険性があった。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、被浮上物が旋回流形成体と部分的に重なる状態であっても、被浮上物が旋回流形成体と接触するのを回避し、被浮上物に傷が付くのを防止できる旋回流形成体を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、被搬送物の搬送過程で被搬送物の縁部が旋回流形成体の一部と重なる状態になっても、被搬送物の縁部が基体や旋回流形成体と接触するのを回避し、被搬送物に傷が付くのを防止できる非接触搬送装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、旋回流形成体であって、少なくとも表面側で開口する横断面円形の孔と、該孔の内周側面から流体を噴出して旋回流を生じさせる第1の流体噴出口と、前記表面から上方に向けて流体を噴出する第2の流体噴出口とを備えることを特徴とする。
そして、本発明によれば、第1の流体噴出口からの旋回流によって生じる浮力が不足する場合でも、第2の流体噴出口からの上昇流によって補助的な浮力を与えることができ、被浮上物を浮上させることができる。このため、被浮上物が旋回流形成体と部分的に重なる状態であっても、被浮上物が旋回流形成体と接触するのを回避し、被浮上物に傷が付くのを防止することが可能になる。
上記旋回流形成体において、前記第2の流体噴出口を前記孔の開口部周辺に複数設けることができ、好ましくは、孔を中心として十字状に配置することができる。
上記旋回流形成体において、前記第2の流体噴出口へ流体を搬送する流体通路に絞りを設けることができ、これによれば、第2の流体噴出口の数や流体流量を少なくしても高い浮力を得ることができる。
また、本発明は、非接触搬送装置であって、少なくとも表面側で開口する横断面円形の孔と、該孔の内周側面から流体を噴出して旋回流を生じさせる第1の流体噴出口と、前記表面から上方に向けて流体を噴出する第2の流体噴出口とを有する旋回流形成体を、基体の搬送面に備えることを特徴とする。
そして、本発明によれば、第1の流体噴出口からの旋回流によって生じる浮力が不足する場合でも、第2の流体噴出口からの上昇流によって補助的な浮力を与えることができ、被搬送物を浮上させることができる。このため、被搬送物の搬送過程で被搬送物の縁部が旋回流形成体の一部と重なる状態になっても、被搬送物の縁部が基体や旋回流形成体と接触するのを回避し、被搬送物に傷が付くのを防止することが可能になる。
上記非接触搬送装置において、前記旋回流形成体を、裏面に前記第1及び第2の流体噴出口に連通する平面視円形の溝部を備えるように、前記基体を、搬送面に前記溝部に連通する流体供給口を備え、該流体供給口を介して前記溝部に流体が供給されるように構成することができる。これにより、基体の搬送面には流体供給口を穿設するだけでよいため、基体を簡単な構成とすることができる。
上記非接触搬送装置において、前記基体を、前記搬送面に平面視円形の溝部を備えるように、前記旋回流形成体を、前記溝部及び前記第1の流体噴出口に連通する第1の流体通路と、前記溝部及び前記第2の流体噴出口に連通する第2の流体通路とを備え、前記溝部を介して前記第1及び第2の流体通路に流体が供給されるように構成することができる。これにより、旋回流形成体の裏面には、流体噴出口及び流体通路を形成するだけでよいため、旋回流形成体を簡単な構成とすることができる。
上記非接触搬送装置において、前記旋回流形成体を前記基体の搬送面に形成した凹部に収容することができる。また、上記非接触搬送装置において、前記基体の搬送面に形成した凹部に前記旋回流形成体を収容し、該凹部の内周側面を変形させて前記旋回流形成体をかしめ接合することができる。これにより、接着剤を使用せず、旋回流形成体と基体との間の気密状態も維持しながら容易に旋回流形成体を基体に装着することができる。
上記非接触搬送装置において、前記旋回流形成体を前記基体に2列にわたって各列に複数個配置し、一方の列に属する旋回流形成体の各々の旋回流の向きと、他方の列に属する旋回流形成体の各々の旋回流の向きとが互いに異なるように構成することができる。この構成によって、隣接する列の隣り合う旋回流形成体からの旋回流が増強され、旋回流形成体から噴出する流体によって被搬送物を浮上させながら搬送することができる。
以上のように、本発明によれば、被搬送物の搬送過程で被搬送物が他の部材と接触するのを回避し、被搬送物に傷が付くのを防止することが可能になる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。尚、以下の説明においては、搬送用流体として空気を用い、被搬送物として液晶用のガラス3を搬送する場合を例にとって説明する。
図1は、本発明にかかる旋回流形成体の第1の実施形態を示し、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は下面図、(d)は(c)のB−B線断面図である。尚、図1(e)に関する説明は後述する。
この旋回流形成体1は、表面から裏面に貫通する横断面円形の貫通孔11と、裏面に設けられ、空気を受け入れる環状溝12と、環状溝12に溜まった空気を空気通路13を介して貫通孔11の内周側面から噴出し、貫通孔11の内周方向に沿って旋回流を生じさせる第1の噴出口14a、14bと、環状溝12に溜まった空気を空気通路15を介して旋回流形成体1の表面から噴出し、上方に向かう上昇流を生じさせる第2の噴出口16a〜16dとで構成される。尚、旋回流形成体1の表面は面取り加工され、面取部17a、17bが形成される。
第2の噴出口16a〜16dは、図1(a)に示すように、例えば、4個設けられ、貫通孔11を中心として十字状に配置される。これら第2の噴出口16a〜16dは、図1(b)に示すように、空気通路15に絞りが設けられ、自成絞りに加工される。尚、第2の噴出口16の数は、必ずしも4個である必要はなく、例えば、第2の噴出口16を5個設けて五角形状に配置してもよいし、3個を三角形状に配置してもよい。また、絞りについても、自成絞りに限られるものではなく、オリフィス絞りやスロット絞り等を用いることができる。
図2及び図3は、上記旋回流形成体1を用いた非接触搬送装置を示し、図3(a)は図2(b)のE−E線断面図、(b)は図3(a)のG−G線断面図である。この非接触搬送装置20は、図2(a)に示すように、旋回流形成体1a、1bを、板状の基体2に2列にわたって、紙面上で上下左右に交互に複数個設けて構成される。ガラス3等の搬送にあたり、大型パネル等を対象とする場合には、非接触搬送装置20を並列に複数基(例えば、3基)配置して搬送レーン10を構成する。
ここで、旋回流形成体1a、1bは、いずれも、図1に示す旋回流形成体1と同様のものであるが、旋回流形成体1bは、旋回流形成体1aと逆向きの旋回流を生じさせるように構成される。このため、図1(c)、(e)に示すように、旋回流形成体1bの第1の噴出口14a、14bは、旋回流形成体1aのそれと位置が勝手違いとなるように配置される。尚、図2(a)においては、図を見易くするため、旋回流形成体1bを黒塗りで示している。
図3に示すように、基体2は、旋回流形成体1を収容する凹部21と、基体2の長軸方向に延設され、ポンプ(不図示)から供給される空気を搬送する空気通路22と、空気通路22中を流れる空気を旋回流形成体1の環状溝12に供給する貫通孔23とを備える。尚、基体2と旋回流形成体1との接合は、接着剤等を用い、旋回流形成体1の底面を基体2の凹部21に固定することで行われる。
次に、上記旋回流形成体及び非接触搬送装置の動作について、図1〜図4を参照しながら説明する。
図3に示すように、ポンプから基体2の空気通路22に供給された空気は、貫通孔23を介して旋回流形成体1の環状溝12に供給され、空気通路13(図1(c)参照)を介して第1の噴出口14a、14bから噴出する。これにより、旋回流形成体1の表面側の平板部18の上方において、上昇旋回流を発生させるとともに、貫通孔11の開口部近傍において、負圧による裏面方向への空気流れを生じさせる。また、環状溝12に供給された空気は、空気通路15(図1(b)参照)を介して第2の噴出口16a〜16dから噴出し、平板部18から上方に向かう上昇流を生じさせる。
このとき、ガラス3と旋回流形成体1の全体とが重なる領域(図2の領域C)においては、平板部18の上方に生成した上昇旋回流によって、被搬送物である液晶用のガラス3を浮上させると同時に、貫通孔11の開口部近傍に生成した裏面方向への空気流れによって、ガラス3を基体2側に引き寄せ、ガラス3の浮上高さ精度を保つ。また、第2の噴出口16a〜16dからの上昇流も補助浮力として機能し、ガラス3を浮上させるように作用する。
また、旋回流形成体1a、1bの旋回流は互いに逆方向であり、図2(a)の紙面上で上下左右に旋回流形成体1a、1bを交互に配置したため、各々の旋回流形成体1a、1bが形成した旋回流の水平分力が相殺される。これにより、旋回流によってガラス3に付加される力は、浮上力及び吸引力の2つの鉛直成分の力のみとなり、ガラス3の回転を確実に防止することができる。
その一方で、ガラス3と旋回流形成体1の一部とが重なる領域(図2の領域D)においては、平板部18の上方に生成した上昇旋回流による浮力が不足するが、図4に示すように、第2の噴出口16a〜16dからの上昇流がガラス3に補助的な浮力を与え、当該浮力の不足分を補う。これにより、ガラス3の縁部3a及び外縁3bを浮上させてガラス3の撓み(変形)を抑制し、ガラス3が基体2や貫通孔11の開口端部に接触するのを回避する。尚、本領域においても、負圧による吸着力は作用しており、ガラス3を引き付けて安定浮上させる。
このようにして浮上したガラス3は、図示しないリニアモータ、摩擦コロ、ベルトなどにより搬送駆動力が与えられ、図2(a)に示す矢印方向に搬送される。
尚、上記実施の形態においては、流体として空気を用いる場合について説明したが、空気以外の窒素等のプロセスガスを使用することもできる。また、旋回流形成体1に貫通孔11を設けたが、貫通孔11に代えて、旋回流形成体1の表面側で開口する横断面円形の凹部を設けてもよい。さらに、第2の噴出口16a〜16dに連通する空気通路15に絞りを設けたが、絞りは不可欠なものではなく、省略することもできる。
また、旋回流形成体1の底面を基体2の凹部21に接着剤等で固定することにより、基体2と旋回流形成体1を接合するが、図5に示すように、基体2の凹部21の周辺に環状凹部51及び盛上部52を設け、旋回流形成体1をかしめ接合してもよい。かしめ接合にあたっては、基体2の凹部21に旋回流形成体1を載置した後、治具53の先端部53aを基体2の環状凹部51に挿入し、盛上部52を旋回流形成体1側に押圧する。これにより、凹部21の内周側面を旋回流形成体1の面取部17bに沿って傾斜させ、旋回流形成体1を固定する。この方法によれば、基体2の表面加工が必要になるものの、接着剤等の塗布による旋回流形成体1の傾斜を考慮する必要がなくなるため、ガラス3の浮上高さ精度を向上させることができる。
さらに、図6は、基体2と旋回流形成体1をかしめ接合する他の方法を示すもので、この方法は、鋭利な環状刃55aを備えた治具55を用いて、旋回流形成体1を基板2に固定するものである。この方法では、基体2の凹部21に旋回流形成体1を載置した後、治具55の環状刃55aを基板2に押し当てて凹部21の周囲を押圧し、基体2の表面の一部を塑性変形させる。これにより、凹部21の内周側面を旋回流形成体1の面取部17bに沿って傾斜させ、旋回流形成体1を固定する。この方法によれば、図5に示す環状凹部51や盛上部52が不要になるため、安価なかしめ固定を行うことができる。
図7は、本発明にかかる旋回流形成体の第2の実施形態を示し、(a)は上面図、(b)は(a)のH−H線断面図、(c)は下面図、(d)は(c)のJ−J線断面図、(e)は、旋回流形成体の裏面を(c)に示す旋回流形成体の裏面と勝手違いとなるように形成した場合を示す下面図である。
この旋回流形成体30は、表面から裏面に貫通する横断面円形の貫通孔31と、貫通孔31の内周側面から空気を噴出し、貫通孔31の内周方向に沿って旋回流を生じさせる第1の噴出口32a、32bと、旋回流形成体30の表面から空気を噴出し、上方に向かう上昇流を生じさせる第2の噴出口33a〜33dとを備える。また、図7(c)及び(d)に示すように、旋回流形成体30の裏面には、空気通路34を介して第1の噴出口32a、32bに空気を供給する第1の凹部35a、35bと、空気通路36を介して第2の噴出口33a〜33dに空気を供給する第2の凹部37a〜37dとが設けられる。
図8は、上記旋回流形成体30を用いた非接触搬送装置を示し、(a)は図2(b)のE−E線断面に相当する断面の断面図、(b)は(a)のK−K線断面図である。基体40は、旋回流形成体30を収容する凹部41と、基体40の長軸方向に延設され、ポンプから供給される空気を搬送する空気通路42と、旋回流形成体30の裏面に設けられた第1及び第2の凹部35a〜37d(図7(c)参照)に空気を供給するための平面視円形の環状溝43と、空気通路42から環状溝43に空気を搬送する貫通孔44とを備える。
尚、図示は省略するが、旋回流形成体30を用いる場合でも、図2に示す場合と同様、複数の旋回流形成体30を基体40に2列にわたって設けて非接触搬送装置を構成するとともに、その非接触搬送装置を並列に複数基配置して搬送レーンを構成する。また、旋回流形成体30の配置方法についても、上下左右に隣り合う旋回流形成体30が相反する向きの旋回流を生じさせるように配置する。
次に、上記旋回流形成体及び非接触搬送装置の動作について、図7〜図9を参照しながら説明する。
図8に示すように、ポンプから基体40の空気通路42に供給された空気は、貫通孔44を介して環状溝43に供給され、環状溝43から旋回流形成体30の第1の凹部35a、35b(図7(c)参照)に供給され、空気通路34を介して第1の噴出口32a、32bから貫通孔31に噴出する。これにより、旋回流形成体30の表面側の平板部38の上方において、上昇旋回流を発生させるとともに、貫通孔31の開口部近傍において、負圧による裏面方向への空気流れを生じさせる。また、環状溝43に供給された空気は、第2の凹部37a〜37d及び空気通路36(図7(c)参照)を介して第2の噴出口33a〜33dから噴出し、平板部38から上方に向かう上昇流を生じさせる。
図9に示すように、上記の場合でも、ガラス3の縁部が旋回流形成体30の一部と重なる領域においては、第2の噴出口33a〜33dからの上昇流がガラス3に補助的な浮力を与え、ガラス3の縁部3a及び外縁3bを持ち上げるように作用する。従って、第1の実施形態と同様、ガラス3の縁部3aが基体40や貫通孔31の開口端部に接触するのを回避し、ガラス3に傷が付くのを防止することが可能になる。
尚、本実施の形態においても、流体として空気以外の流体を用いることができ、また、貫通孔31に代えて、旋回流形成体30の表面側で開口する横断面円形の凹部を設けることができる。さらに、第2の噴出口33a〜33dに連通する空気通路35の絞りを省略してもよいし、また、図5及び図6に示す場合と同様にして、旋回流形成体30をかしめ接合することもできる。
本発明にかかる旋回流形成体の第1の実施形態を示す図であって、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は下面図、(d)は(c)のB−B線断面図、(e)は、旋回流形成体の裏面を(c)に示す旋回流形成体の裏面と勝手違いとなるように形成した場合を示す下面図である。 本発明にかかる非接触搬送装置の第1の実施形態を示す図であって、(a)は上面図、(b)は(a)の領域Cの拡大図、(c)は(a)の領域Dの拡大図である。 (a)は図2(b)のE−E線断面図、(b)は(a)のG−G線断面図である。 図2(c)のF−F線断面図であり、被搬送物の縁部が旋回流形成体の一部と重なる領域での断面図である。 図1の旋回流形成体を基体の凹部にかしめ接合する場合を示す断面図である。 かしめ接合の他の例を示す断面図である。 本発明にかかる非接触搬送装置の第2の実施形態を示す図であって、(a)は上面図、(b)は(a)のH−H線断面図、(c)は下面図、(d)は(c)のJ−J線断面図、(e)は、旋回流形成体の裏面を(c)に示す旋回流形成体の裏面と勝手違いとなるように形成した場合を示す下面図である。 本発明にかかる非接触搬送装置の第2の実施形態を示す図であって、(a)は図2(b)のE−E線断面に相当する断面の断面図、(b)は(a)のK−K線断面図である。 図2(c)のF−F線断面に相当する断面の断面図であり、被搬送物の縁部が旋回流形成体の一部と重なる領域での断面図である。 従来の非接触搬送装置を示す断面図である。 従来の非接触搬送装置を示す上面図である。 被搬送物の縁部が旋回流形成体の一部と重なる領域での断面図である。
1(1a、1b) 旋回流形成体
2 基体
3 ガラス
3a 縁部
3b 外縁
10 搬送レーン
11 貫通孔
12 環状溝
13 空気通路
14(14a、14b) 第1の噴出口
15 空気通路
16(16a〜16d) 第2の噴出口
17(17a、17b) 面取部
18 平板部
20 非接触搬送装置
21 凹部
22 空気通路
23 貫通孔
30 旋回流形成体
31 貫通孔
32(32a、32b) 第1の噴出口
33(33a〜33d) 第2の噴出口
34 空気通路
35(35a、35b) 第1の凹部
36 空気通路
37(37a〜37d) 第2の凹部
38 平板部
40 基体
41 凹部
42 空気通路
43 環状溝
44 貫通孔
51 環状凹部
52 盛上部
53 治具
53a 先端部
55 治具
55a 環状刃

Claims (9)

  1. 少なくとも表面側で開口する横断面円形の孔と、
    該孔の内周側面から流体を噴出して旋回流を生じさせる第1の流体噴出口と、
    前記表面から上方に向けて流体を噴出する第2の流体噴出口とを備えることを特徴とする旋回流形成体。
  2. 前記第2の流体噴出口を前記孔の開口部周辺に複数設けることを特徴とする請求項1に記載の旋回流形成体。
  3. 前記第2の流体噴出口へ流体を搬送する流体通路に絞りを設けることを特徴とする請求項1又は2に記載の旋回流形成体。
  4. 少なくとも表面側で開口する横断面円形の孔と、該孔の内周側面から流体を噴出して旋回流を生じさせる第1の流体噴出口と、前記表面から上方に向けて流体を噴出する第2の流体噴出口とを有する旋回流形成体を、基体の搬送面に備えることを特徴とする非接触搬送装置。
  5. 前記旋回流形成体は、裏面に前記第1及び第2の流体噴出口に連通する平面視円形の溝部を備え、前記基体は、搬送面に前記溝部に連通する流体供給口を備え、該流体供給口を介して前記溝部に流体が供給されることを特徴とする請求項4に記載の非接触搬送装置。
  6. 前記基体は、前記搬送面に平面視円形の溝部を備え、前記旋回流形成体は、前記溝部及び前記第1の流体噴出口に連通する第1の流体通路と、前記溝部及び前記第2の流体噴出口に連通する第2の流体通路とを備え、前記溝部を介して前記第1及び第2の流体通路に流体が供給されることを特徴とする請求項4に記載の非接触搬送装置。
  7. 前記旋回流形成体を前記基体の搬送面に形成した凹部に収容したことを特徴とする請求項4、5又は6に記載の非接触搬送装置。
  8. 前記基体の搬送面に形成した凹部に前記旋回流形成体を収容し、該凹部の内周側面を変形させて前記旋回流形成体をかしめ接合したことを特徴とする請求項4、5又は6に記載の非接触搬送装置。
  9. 前記旋回流形成体は、前記基体に2列にわたって各列に複数個配置され、一方の列に属する旋回流形成体の各々の旋回流の向きと、他方の列に属する旋回流形成体の各々の旋回流の向きとが互いに異なることを特徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載の非接触搬送装置。
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