JPWO2009128155A1 - エレベーターのカゴドアロック装置 - Google Patents
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- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B13/00—Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
- B66B13/02—Door or gate operation
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- B66B13/16—Door or gate locking devices controlled or primarily controlled by condition of cage, e.g. movement or position
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Abstract
Description
(i)カゴが乗場位置に停止したときであって乗客がカゴドアをこじ開けようとした場合、図1に示すようにカゴドアに設置されたカムがドア開方向(左側)に動作することで、第1のローラを持ち上げ、第2のローラが乗場ベーンに沿って上方向に移動する。第2のローラが上方向に移動するのにともない、可動フックが回転する。そして、可動フックが回転した状態でカゴドアを開こうとすると、可動フックと静止フックとは接触せず、カゴドアが施錠されない。
(ii)カゴが乗場外で停止したときであって乗客がカゴドアをこじ開けようとした場合、第2のローラが乗場ベーンに沿って上方向に移動することがないので、可動フックが軸回転せず、可動フック19は静止フックと接触して、カゴドアが施錠される。
一方、従来のエレベーターのカゴドアロック装置を、片側開形のドアに適用した場合には、図2に示すように、第2のローラの高さによっては出入口に乗場ベーンが突出し利用客の乗降の邪魔になるという課題があった。また、カゴの着床位置がずれた場合においては、乗客が乗場ベーンへアクセスできるため、いたずらの対象となり破損をうけるという課題があった。加えて、カゴと乗場の敷居間に生じる係合装置と乗場ベーンとの間の干渉が生じるといった課題があった。
図3は、本発明のエレベーターのカゴドアロック装置の全体像を示す正面図である。片側開形のドアは第1のドア1と第2のドア2からなる。ドアが開く場合には、まず第1のドア1が左方向にドア開し、次に第2のドア2が左方向にドア開する。第1のドアハンガー3は第1のドア1を懸垂し、第2のドアハンガー4は第2のドア2を懸垂する。第1のドアハンガー3、第2のドアハンガー4は、ガイドレール5を介して左右に移動することができる。すなわち、第1のドアハンガー3、第2のドアハンガー4を介して、第1のドア1、第2のドア2を移動させることができる。
図8をもって、本実施の形態について説明する。第1のドア1を開く時に第1の腕13が回転する方向と逆方向のモーメントを発生させる。例えば、カゴと第1の腕13の右端の間に弾性体23を備える。弾性体23としては例えばバネやゴムがある。この弾性体23により、第1のローラ12を上方向へ付勢させることにより第1のドア1が全閉又は全閉付近にある時にドア閉方向の力を第1のドア1に発生させることができる。すなわち、第1の腕13に時計回り方向のモーメントを発生させ、カム10を介して第1のドア1に全閉方向の力を付勢する。
図9及び図10をもって、本実施の形態について説明する。第1のドア1が開いた状態から閉まった状態になる場合であっても第2の可動媒介手段18の摩擦力などにより可動フック19が解錠方向に回転したまま元の位置に戻らないことがある。本実施の形態では第1のドア1、第1のドアハンガー3、又はカム10に固定された弾性体24が第1のローラ12に対して接触し上方へ押圧することで、第1のローラを上方向に移動させ、第2の可動媒介手段を元の位置に戻すものである。これにより第2の可動媒介手段の摩擦力が大きい場合でも、可動フックを元の位置に戻すことができる。弾性体24としては、例えばピンがある。
図11をもって、本実施の形態について説明する。本実施の形態では、スイッチ25と接点26であるカゴ停止手段を有する。可動フック19が解錠方向に回転した解錠状態において、カゴが動作することを防止するものである。可動フック19又は案内17に設置された接点26は、カゴに取り付けられたスイッチと接触している。この接触により通電しカゴが動作することができる。一方、可動フック19が回転した場合に、接点26とスイッチ25との接触が開放されるため通電が遮断され、カゴの移動を停止させるものである。
(i)カゴが乗場位置に停止したときであって乗客がカゴドアをこじ開けようとした場合、図1に示すようにカゴドアに設置されたカムがドア開方向(左側)に動作することで、第1のローラを持ち上げ、第2のローラが乗場ベーンに沿って上方向に移動する。第2のローラが上方向に移動するのにともない、可動フックが回転する。そして、可動フックが回転した状態でカゴドアを開こうとすると、可動フックと静止フックとは接触せず、カゴドアが施錠されない。
(ii)カゴが乗場外で停止したときであって乗客がカゴドアをこじ開けようとした場合、第2のローラが乗場ベーンに沿って上方向に移動することがないので、可動フックが軸回転せず、可動フックは静止フックと接触して、カゴドアが施錠される。
一方、従来のエレベーターのカゴドアロック装置を、片側開形のドアに適用した場合には、図2に示すように、第2のローラの高さによっては出入口に乗場ベーンが突出し利用客の乗降の邪魔になるという課題があった。また、カゴの着床位置がずれた場合においては、乗客が乗場ベーンへアクセスできるため、いたずらの対象となり破損をうけるという課題があった。加えて、カゴと乗場の敷居間に生じる係合装置と乗場ベーンとの間の干渉が生じるといった課題があった。
図3は、本発明のエレベーターのカゴドアロック装置の全体像を示す正面図である。片側開形のドアは第1のドア1と第2のドア2からなる。ドアが開く場合には、まず第1のドア1が左方向にドア開し、次に第2のドア2が左方向にドア開する。第1のドアハンガー3は第1のドア1を懸垂し、第2のドアハンガー4は第2のドア2を懸垂する。第1のドアハンガー3、第2のドアハンガー4は、ガイドレール5を介して左右に移動することができる。すなわち、第1のドアハンガー3、第2のドアハンガー4を介して、第1のドア1、第2のドア2を移動させることができる。
図8をもって、本実施の形態について説明する。第1のドア1を開く時に第1の腕13が回転する方向と逆方向のモーメントを発生させる。例えば、カゴと第1の腕13の右端の間に弾性体23を備える。弾性体23としては例えばバネやゴムがある。この弾性体23により、第1のローラ12を上方向へ付勢させることにより第1のドア1が全閉又は全閉付近にある時にドア閉方向の力を第1のドア1に発生させることができる。すなわち、第1の腕13に時計回り方向のモーメントを発生させ、カム10を介して第1のドア1に全閉方向の力を付勢する。
図9及び図10をもって、本実施の形態について説明する。第1のドア1が開いた状態から閉まった状態になる場合であっても第2の可動媒介手段18の摩擦力などにより可動フック19が解錠方向に回転したまま元の位置に戻らないことがある。本実施の形態では第1のドア1、第1のドアハンガー3、又はカム10に固定された弾性体24が第1のローラ12に対して接触し上方へ押圧することで、第1のローラ12を上方向に移動させ、第2の可動媒介手段18を元の位置に戻すものである。これにより第2の可動媒介手段18の摩擦力が大きい場合でも、可動フック19を元の位置に戻すことができる。弾性体24としては、例えばピンがある。
図11をもって、本実施の形態について説明する。本実施の形態では、スイッチ25と接点26であるカゴ停止手段を有する。可動フック19が解錠方向に回転した解錠状態において、カゴが動作することを防止するものである。可動フック19又は案内17に設置された接点26は、カゴに取り付けられたスイッチ25と接触している。この接触により通電しカゴが動作することができる。一方、可動フック19が回転した場合に、接点26とスイッチ25との接触が開放されるため通電が遮断され、カゴの移動を停止させるものである。
Claims (3)
- カゴの片側開形ドアを懸垂するドアハンガーに固定されたカムと、
前記ドアハンガーに固定された静止フックと、
前記カゴに取り付けられ、前記ドアハンガーの移動にともなう前記カムの押圧により下方向に移動する第1のローラと、
前記カゴに取り付けられ、前記第1のローラの下方向の移動に基づいて、前記カゴの移動による前記第1のローラの軌跡より戸閉方向側の昇降路の乗場近傍に縦方向に取り付けられた乗場ベーンと接触し上方に移動する第2のローラと、
前記カゴに取り付けられ、前記静止フックと対向し前記第2のローラの上方の移動に基づいて前記静止フックに対して解錠する可動フックと、
を備えたエレベーターのカゴドアロック装置。 - 更に、前記カゴに取り付けられた弾性体を備え、
該弾性体は、前記第1のローラを上方向に付勢すること
を特徴とする請求項1に記載のエレベーターのカゴドアロック装置。 - 更に、前記カゴの動きを停止するカゴ停止手段を備え、
該カゴ停止手段は、前記可動フックの解錠に基づいて前記カゴの動きを停止すること
を特徴とする請求項1又は2に記載のエレベーターのカゴドアロック装置。
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2008
- 2008-04-17 KR KR1020107022336A patent/KR101274421B1/ko active IP Right Grant
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- 2008-04-17 CN CN200880128500.6A patent/CN101983170B/zh active Active
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