JPWO2009119384A1 - 可動機械制御システム - Google Patents

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Abstract

ロボット制御システムは、送受信装置(40)の無線通信可能範囲である無線操作可能領域内にロボットが位置するように設けられ、ロボット制御装置(20)が無線操作可能領域外に配置される。経由地情報付与部(46)は送受信装置(40)が受信した受信データに、送受信装置(40)を経由したことを示す経由地情報を付与する。ロボット制御部(32)は経由地情報が付与された受信データに基づき受信データの発信元である教示操作装置(10)の位置が無線操作可能領域内にあるか否かを判定し、その判定結果に基づき教示操作装置(10)との安全通信の確立を許可し、教示データによるロボットの動作を伴う操作を許可する。それにより、教示作業を行う可動機械の位置する領域を含む所定領域の外方からの操作によって、予期せずに可動機械が動作するのを防止し、前記所定領域内の作業者の安全を確保することができる可動機械制御システムが提供される。

Description

本発明は、可搬式の教示操作装置と可動機械の制御装置とを無線で接続する可動機械制御システムに関する。
従来、可動機械の制御装置と可搬式の教示操作装置との間で、無線通信を行いながら運用する可動機械制御システムが提案されている(特許文献1〜3参照)。これらの装置では、一般的に作業者は、可動機械の制御装置にケーブルでつなげられて機械的に動作する可動機械を前に、教示操作装置を使ってその可動機械に対する動作教示を行う。この場合、図4において、ロボットなどの可動機械の制御装置500は、安全柵530の外方に配置され、可動機械540は安全柵530の内部に配置される。特に、特許文献2,3では、図4に示されているように、可動機械の制御装置500が教示操作装置510との間で無線通信を行うための送受信機器520は、これまで制御装置500の中か、その近傍に配置している。
特開2008−009872号公報 特開2007−042061号公報 特開2006−341356号公報
ところが、特許文献2,3に示される従来の方法では以下の問題を解決することができなかった。
すなわち、送受信機器520との間で安全通信を確立している教示操作装置510が、安全柵530内にある可動機械540の付近に位置しているか否かを判別できない。そのため、安全柵530の外方から、安全通信を確立している教示操作装置510による可動機械540の動作を禁止することができない。すなわち、図5に示すように安全柵530の安全防護空間内に別の作業者Mがいる場合には、その作業者Mが危険な状態にさらされる。ここで、安全通信とは、緊急の場合に、教示操作装置510に設けられた非常停止スイッチ(図示しない)の操作によって可動機械540の動作を停止するために行われる通信のことである。仮に、この安全通信に通信異常があった場合においても、この通信異常を制御装置500で検出して自動的に可動機械540を停止することが行われる。又、送受信機器520と教示操作装置510との間で安全通信を確立した場合、その教示操作装置510以外の教示操作装置とは、安全通信は確立できないようになっている。安全通信を確立していない他の教示操作装置とは、安全通信以外の通信、例えば、ロボットの操作を伴わない単なるデータ通信等の通信の場合は可能である。
本発明の目的は、教示作業を行う可動機械の位置する領域を含む所定領域の外方からの操作によって、予期せずに可動機械が動作するのを防止し、前記所定領域内の作業者の安全を確保することができる可動機械制御システムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明の第1の態様では、教示データを無線で送る可搬式の教示操作装置と、前記教示データを受信する送受信手段と、前記送受信手段が受信した教示データに基づいて可動機械を制御する制御装置を備えた可動機械制御システムが提供される。その可動機械制御システムは、前記送受信手段の無線通信可能範囲を前記可動機械の無線操作可能領域とし、該無線操作可能領域内に前記可動機械が配置されるとともに、前記制御装置が前記無線操作可能領域の外方に配置され、前記送受信手段が受信した受信データに、該送受信手段を経由したことを示す経由地情報を付与する第1付与手段と、前記経由地情報が付与された受信データに基づいて、受信データの発信元である可搬式教示操作装置の位置が前記無線操作可能領域内にあるか否かを判定し、その判定結果に基づいて教示操作装置との安全通信の確立を許可し、教示データによる前記可動機械の動作を伴う操作を許可する判定手段を備えることを特徴とする。
そのため、本発明の第1の態様によれば、教示作業を行う可動機械の位置する領域を含む所定領域の外方からの操作によって、予期せずに可動機械が動作するのを防止し、教示作業を行う可動機械の位置する領域を含む所定領域内の作業者の安全を確保することができる。この所定領域とは、送受信手段の無線通信可能領域である。すなわち、可動機械を無線により操作可能な領域(無線操作可能領域)である。
可動機械制御システムは、前記送受信手段の無線出力を可変する可変手段を備え、前記無線操作可能領域は、前記可変手段にて前記送受信手段の無線出力を変更することにより変更可能であることが好ましい。この場合、可変手段により、無線操作可能領域を調整でき、その領域内の作業者の安全を確保することができる。
前記送受信手段は可動機械に設けられていることが好ましい。この場合、送受信手段が可動機械に設けられていることにより、可動機械を中心とした領域、すなわち、無線操作可能領域内において、作業者の安全を確保することができる。
前記送受信手段及び第1付与手段をそれぞれ有する複数の可動機械が配置され、各送受信手段が有線で互いに直列接続された上で、前記制御装置に接続され、前記制御装置に前記判定手段が設けられ、前記各送受信手段が受信した受信データに、各可動機械に設けられた第1付与手段により、前記経由地情報がそれぞれ付与されることが好ましい。この場合、複数の可動機械がある場合においても、教示作業を行う可動機械の位置する領域を含む前記所定領域(すなわち、送受信手段の無線通信可能領域)内の作業者の安全を確保することができる。
前記可動機械を制御する制御部を備える制御装置に通信機器が設けられ、前記通信機器には、前記送受信手段と前記判定手段を仲介する第1コネクタが設けられ、さらに、前記通信機器には、前記制御装置に設けられて、可動機械の制御に無関係の動作外処理を行う動作外処理部と構内ネットワークとを仲介する第2コネクタが設けられ、第2コネクタのプラグは、第1コネクタのジャックに対して接続不能に構成されていることが好ましい。
この場合、第2コネクタのプラグは、第1コネクタのジャックに接続不能に構成されていることから、誤接続が防止できる。この結果、構内ネットワークからの教示データが送られてくることによる可動機械の誤作動を防止して教示作業を行う可動機械の位置する領域を含む所定領域内の作業者の安全を確保することができる。又、第2コネクタのプラグは、第1コネクタのジャックに接続不能に構成されているため、構内ネットワークに誤って入った教示データが第1コネクタを介して、可動機械制御部に送信されることがない。
前記可動機械が安全柵により囲まれるとともに、前記制御装置が前記安全柵で囲まれた領域外に配置され、前記無線操作可能領域が、前記安全柵で囲まれた領域に含まれることが好ましい。この場合、安全柵外からの操作によって、予期せずに可動機械が動作するのを防止でき、教示作業を行う可動機械の位置する領域を含む所定領域内の作業者の安全を確保することができる。
前記送受信手段が有線送受信手段を含み、前記安全柵に設けられて、前記有線送受信手段に有線で接続されるとともに、教示操作装置と着脱自在に接続されるターミナルと、前記ターミナル及び有線送受信手段を介して受信した受信データに該送受信手段を経由したことを示す経由地情報を付与する第2付与手段とを備え、前記判定手段は、前記第2付与手段により経由地情報が付与された受信データに基づいて、該受信データの発信元である教示操作装置の位置が前記ターミナルの位置に位置していることを判定することが好ましい。この場合、ターミナルに接続された教示操作装置からの受信データに対して第2付与手段により経由地情報が付与されるため、ターミナルから通信した教示操作装置との安全通信の確立を許可し、教示データによる前記可動機械の動作を伴う操作を許可する。この結果、例えば、ターミナルに接続した教示操作装置を有する作業者が、これから安全柵で囲まれた領域に入ろうとする場合にもこの作業者の安全を確保することができる。
(a)は本発明を具体化した第1実施形態のロボット制御システムの概略を示す説明図、(b)は、第2実施形態のロボット制御システムの概略を示す説明図。 本発明を具体化した第1実施形態のロボット制御システムのブロック図。 データパケットの説明図。 従来のロボット制御システムの説明図。 従来のロボット制御システムの説明図。
第1実施形態
以下、本発明の可動機械制御システムをロボット制御システムに具体化した第1実施形態を図1(a)、図2、及び図3を参照して説明する。
図1に示すように、ロボット制御システムは、可搬式の教示操作装置10と、可動機械の制御装置としてのロボット制御装置20とがネットワーク手段としての無線LAN(ローカルエリアネットワーク)を介して接続されている。
なお、ロボット制御装置20に対して、複数の教示操作装置10が接続可能であるが、説明の便宜上、図1(a)では、1つの教示操作装置10のみを示している。
ロボット制御装置20が制御するロボットRは、例えば溶接ロボットである。可動機械としては、溶接ロボットに限定されるものではなく、搬送ロボット以外の装置であってもよい。
ロボットRは、安全柵50に囲まれている。安全柵50で囲まれた空間は、ロボットのマニピュレータの作動が許容される空間、及び作業者が入る許容空間となる。安全柵50には、図示しない扉が設けられており、該扉を開放することにより、安全柵50内に作業者が入ることが可能である。
図2に示すように、教示操作装置10はCPU(中央処理装置)11、ROM12、RAM13、ハードディスク14、無線LANI/F(インターフェイス)15、キーボード16、表示装置17及び有線LANI/F(インターフェイス)18の各部を備えるとともに、各部はバス19を介して接続されている。
ROM12には、教示操作装置10からのロボットの操作や通信を実行するためのRDP(リモートデスクトップ)クライアントプログラムが格納されている。ROM12が格納するプログラムには、例えば、ロボット制御装置20から取得したGUI(Graphical user interface)画面データを表示装置17に表示制御するためのGUI表示処理プログラムが含まれる。又、ROM12には、CPU11をパーソナルコンピュータとして機能させるための各種プログラムが格納されている。RAM13は、CPU11のワーキングエリアとして用いられ、計算途中のデータが一時的に格納されている。ハードディスク14には、制御プログラムの実行変数が格納されている。
無線LANI/F15はロボット制御装置20との無線接続に使用される通信機である。又、有線LANI/F18はロボット制御装置20との有線接続に使用される通信機である。キーボード16は教示操作装置10の操作者(すなわち、作業者)がロボットの操作を示す教示データを入力するためのインターフェイスとして使用される。表示装置17は教示操作装置10の作業者がロボットの操作条件や動作状態を確認するための表示機として使用される。
図示はしないが、教示操作装置10の各種回路の電源としては2次電池が使用され、この2次電池を充電するために、教示操作装置10は、前記安全柵50に設けられた充電機器60に着脱自在に取付可能である。又、充電機器60には、有線LANI/F18に対して取り外し可能に接続されるコネクタ62が設けられ、前記教示操作装置10が充電機器60に対して充電のために取付けられた場合には、前記有線LANI/F18とコネクタ62とが接続可能である。充電機器60はターミナルに相当する。なお、図2では、説明の便宜上、教示操作装置10が充電機器60に取付けられた状態が示されている。前記コネクタ62はロボットRに設けられた送受信手段としての送受信装置40に有線で接続されている。送受信装置40はロボットRの内部に設けられていても良く、外部に取付けられていても良い。
前記送受信装置40は、無線LANI/F42、無線出力調整のためのボリュームスイッチ44、経由地情報付与部46及び有線LANI/F48を備えている。ボリュームスイッチ44は可変手段に相当し、図示しない操作ツマミを手動操作することにより、無線LANI/F42の無線出力の調整が可能である。本実施形態では、ボリュームスイッチ44の調整操作により、無線LANI/F42の無線出力(すなわち、出力電波強度)が前記安全柵50内の領域をカバーして、無線通信が可能になっているとともに、安全柵50外からの無線通信ができないようにされている。すなわち、ロボットRの無線操作可能領域が前記ボリュームスイッチ44により変更可能であり、ボリュームスイッチ44の調整操作により無線操作可能領域全体が安全柵50で囲まれた領域に含まれるように設定されている。この無線操作可能領域は送受信装置40の無線通信可能範囲である。
なお、ボリュームスイッチ44を省略してもよい。この場合、ロボットRの位置、すなわち、送受信装置40の位置と安全柵50で囲まれる領域とを測定して、無線出力範囲すなわち、出力電波強度が、安全柵50で囲まれる領域をカバーして、無線通信が可能になるように、回路構成を設定したり、或いはソフトウェアによって無線出力範囲を設定するようにしてもよい。
無線LANI/F42は、教示操作装置10はじめとする複数の教示操作装置の無線LANI/F15と交信可能である。無線LANI/F42と無線LANI/F15とはパケット通信が可能である。教示操作装置10から送信されるデータパケットは、教示操作装置10のCPU11により予め定められた通信プロトコルによってパケットの形式で生成される。
図3は、教示操作装置10から無線通信又は有線通信で送信されるデータパケットの一例を示している。同図に示すように、前記データパケットには、教示操作装置10から、送信したいロボット制御装置20を特定する宛先データ70、送信元を特定する送信元データ80、教示データを含むTP(ティーチペンダント)データ90、誤り検出データ100が含まれる。前記送信元データ80は、TP情報82と経由地情報84とからなる。前記TP情報82は、送信元を特定するためのID情報である。経由地情報84は、このデータパケットがどこを経由したかを示すID情報であるが、教示操作装置10から送信された際の経由地情報は、どこも経由していないことを示す初期値がセットされる。
有線LANI/F48は、充電機器60のコネクタ62と接続される通信ケーブルに接続され、コネクタ62を介して接続された教示操作装置の有線LANI/Fとパケット通信が可能である。有線LANI/F48は有線送受信手段に相当する。有線送受信で使用されるデータパケットは、前記無線通信でのデータパケットと同じである。
図2に示す経由地情報付与部46は、無線LANI/F42及び有線LANI/F48にそれぞれ接続されている。経由地情報付与部46は、無線LANI/F42、又は有線LANI/F48を介して受信したデータパケットの経由地情報84に、メモリ46aに予め格納している送受信装置40のID情報をセットし、該データパケットの経由地が当該送受信装置40であることを示す。そして、経由地情報付与部46は、経由地情報をセットしたデータパケットをロボット制御装置20に送信する。前記経由地情報付与部46は、第1付与手段及び第2付与手段に相当し、送受信装置40のID情報は経由地情報に相当する。
ロボット制御装置20は、通信機器としてのイーサーネット(登録商標)カード22に設けられたID確認回路24と、メインボード30に設けられたロボット制御部32及び動作外処理部34とを備えている。
前記イーサーネットカード22は、前記送受信装置40の経由地情報付与部46に接続される第1コネクタ26と、構内ネットワークとしての構内LANに接続される第2コネクタ28とを備えている。第1コネクタ26は、イーサーネットカード22に設けられた図示しない雌型のジャックと、送受信装置40から延出された通信ケーブル41の端に設けられ、該ジャックに接続された雄型のプラグ(図示しない)からなる。又、第2コネクタ28は、イーサーネットカード22に設けられた図示しない雌型のジャックと、構内LANに接続された通信ケーブル52の端に設けられ、該ジャックに接続された雄型のプラグ(図示しない)からなる。
そして、第1コネクタ26のプラグと、第2コネクタのプラグとは、形状が異なっており、互いに他のコネクタのジャックには接続できないようになっている。このことにより、構内LANの通信ケーブル52は、第1コネクタ26のジャックに対して接続不能である。また、送受信装置40の通信ケーブル41は第2コネクタ28のジャックに対して接続不能である。
ID確認回路24は、第1コネクタ26を介して接続された送受信装置40及び第2コネクタ28を介して接続された構内LANと切り替え接続可能になっている。そして、送受信装置40及び構内LANのいずれかから受信データを受信すると、ID確認回路24は、送受信装置40、構内LANからの受信データ(すなわち、データパケット)に含まれる経由地情報84を確認する。又、ID確認回路24は、第1コネクタ26を介して受信した受信データの経由地情報84から送受信装置40のID情報の確認がとれた場合、すなわち、経由地情報84と予め記憶している送受信装置40のID情報とが一致した場合のみ、その受信データに対して、確認済のデータを付与した上で、該受信データをロボット制御部32に送信する。
メインボード30に設けられたロボット制御部32は、図示はしないがCPU、ROM、RAM、ロボットRを駆動するためのサーボドライバ、及びビデオRAM等の各部を備えているとともに、各部はバス(図示しない)を介して接続されている。前記ROMには、ロボット制御装置20が制御対象とするロボットRの動作制御を実行するための制御プログラムとその制御定数、GUIプログラム、RDPホストプログラム等の各種プログラムが格納されている。前記サーボドライバは、ロボットRの各関節を駆動する図示しないモータに接続され、該モータに通電する電流を制御する。そして、前記CPUは、教示データに基づいて、前記サーボドライバを介してロボットRを制御する。前記ビデオRAMは、教示操作装置10の表示装置17に表示するGUI画面のデータを教示操作装置10へ送出する前に一時保存するために使用される。
ロボット制御部32は、イーサーネットカード22から、確認済のデータが付与された前記受信データを受けると、その受信データの発信元である教示操作装置10の位置が前記無線操作可能領域内にあるか、或いは、安全柵50に設けられた充電機器60に位置すると判定して、「安全通信の確立許可」を出力する。又、ロボット制御部32は、前記「安全通信の確立許可」を出力して、教示操作装置との安全通信が確立した後、ロボットRの動作を伴う操作を許可する「操作許可」を出力する。この操作許可を受けた、教示操作装置のみが、ロボットRの教示データによる操作が可能となる。ロボット制御部32は、可動機械制御部及び判定手段に相当する。
動作外処理部34は図示はしないがCPU、ROM、RAMを備えており、前記イーサーネットカード22を介して接続された構内LANからの指令により、前記ロボット制御とは無関係のロボット動作外処理を行う。このロボット動作外処理とは、例えば、ロボットRを管理するためのデータ作成、メンテナンス情報等の集計、報告等の処理があるが、これらの処理に限定されるものではない。
さて、上記のように構成されたロボット制御システムの作用を以下に説明する。なお、説明の便宜上、安全柵50内には作業者が入っておらず、教示操作装置10は送受信装置40と安全通信を行っていないものとする。
ここで、安全通信とは、緊急の場合に、教示操作装置に設けられた非常停止スイッチ(図示しない)の操作によってロボットRの動作を停止するために行われる通信のことである。仮に、この安全通信に通信異常があった場合においても、この通信異常をロボット制御装置20で検出して自動的にロボットRの動作を停止することが行われる。又、送受信装置40との間で教示操作装置と安全通信を確立した場合、送受信装置40と安全通信を確立した教示操作装置以外の教示操作装置とは、安全通信は確立できないようになっている。なお、安全通信を確立していない他の教示操作装置とは、安全通信以外の通信、例えば、ロボットの操作を伴わない単なるデータ通信等の通信の場合は可能である。
作業者は、図示しない扉を開けて安全柵50内に入ってから、教示操作装置10と送受信装置40とを無線通信で接続し、安全通信を確立する。すなわち、この場合、作業者がキーボード16の操作により教示操作装置10の接続を要求して、教示操作装置10からデータパケット(信号)を無線で送信させる。このデータパケット(信号)は、ロボットRの送受信装置40を経由し、通信ケーブル41で接続されたロボット制御装置20内部のイーサーネットカード22に送られる。
送受信装置40を経由するとき、送受信装置40において、教示操作装置10からの受信データは、送受信装置40のID情報が経由地情報84にセット(付与)されて、イーサーネットカード22に送出される。イーサーネットカード22では、ID確認回路24が前記受信データの経由地情報84を確認し、経由地情報84と予め記憶している送受信装置40のID情報とが一致した場合のみ、その受信データに対して、確認済を示すデータを付与した上で、該受信データをロボット制御部32に送る。
この受信データを受けると、ロボット制御部32は、自身が他の教示操作装置と安全通信をしていないことを確認する。また、ロボット制御部32は、経由地情報84に基づいて、イーサーネットカード22の第1コネクタ26を経由して受信データを受けたか否かを、確認済を示すデータが受信データに存在しているか否かに応じて判定する。
この後、受信データに確認済を示すデータがある場合には、ロボット制御部32は、安全通信許容をイーサーネットカード22及び前記TP情報82を介して教示操作装置10に送る。教示操作装置10が、この安全通信許容を受けると、安全通信が確立される。
なお、作業者は、安全柵50内に入る場合、安全柵50内に入る前に充電機器60に教示操作装置10をセットしてコネクタ62と接続し、ロボット制御装置20と安全通信を確立してもよい。この場合、作業者がキーボード16の操作により教示操作装置10の接続を要求することにより、教示操作装置10からデータパケット(信号)を有線でロボットRの送受信装置40に送信する。該データパケット(信号)は、通信ケーブル41で接続されたロボット制御装置20内部のイーサーネットカード22に送られることになる。
前記のようにロボット制御部32は、安全通信が確立した後、イーサーネットカード22及び送受信装置40を介して、教示操作装置10に「操作許可」を付与する。
このように安全通信が確立した後、作業者は教示操作装置10を充電機器60から取り外して、図示しない扉を開けて安全柵50内に入る。この後、作業者は教示操作装置10のキーボード16を操作して、データパケットを無線通信で送信する。
又、ロボット制御装置20から、イーサーネットカード22の第1コネクタ26を通じて送信される通信データは、全てロボットRの送受信装置40を経て教示操作装置10に届くことになる。一方、送受信装置40は無線、有線接続を問わず、教示操作装置10から受信したデータパケットの中に自らに割り振られているID情報を追加した後で、そのデータをイーサーネットカード22に送ることになる。
そして、イーサーネットカード22の第1コネクタ26から受信したデータであることと、データパケット内の送受信装置40のID情報(すなわち、固有ID)を確認することによって、ロボット制御装置20は受信データが安全柵50内に入っている、または入ろうとする作業者の教示操作装置10から受信したデータであることが判別できる。
さて、本実施形態によれば、以下のような特徴がある。
(1) 本実施形態のロボット制御システムは、送受信装置40(送受信手段)の無線通信可能範囲を無線操作可能領域とし、該無線操作可能領域内にロボットRが位置するように設けられるとともに、ロボット制御装置20が前記無線操作可能領域の外方に配置されている。又、ロボット制御システムは、送受信装置40が受信した受信データに、送受信装置40を経由したことを示す経由地情報84を付与する経由地情報付与部46(第1付与手段)を備える。ロボット制御システムは経由地情報84が付与された受信データに基づき、受信データの発信元である教示操作装置10の位置が無線操作可能領域内、又は、ターミナルである充電機器60の位置であると判定して、その判定結果に基づいて教示操作装置10との安全通信の確立を許可し、教示データによるロボットRの動作を伴う操作を許可するロボット制御部32(判定手段)を備える。
この結果、教示作業を行うロボットRの位置する領域を含む所定領域以外からの操作によって、予期せずにロボットRが動作するのを防止でき、教示作業を行うロボットRの位置する領域を含む所定領域内の作業者の安全を確保することができる。
(2) 本実施形態のロボット制御システムでは、送受信装置40(送受信手段)の無線出力を可変するボリュームスイッチ44(可変手段)を備え、送受信装置40の無線操作可能領域は、ボリュームスイッチ44にて送受信装置40の無線出力を変更可能である。この結果、ボリュームスイッチ44により、無線操作可能領域を調整でき、その領域内の作業者の安全を確保することができる。
(3) 本実施形態のロボット制御システムでは、送受信装置40(送受信手段)がロボットR(可動機械)に設けられていることにより、ロボットRを中心とした領域、すなわち、無線操作可能領域内において、作業者の安全を確保することができる。
(4) 本実施形態のロボット制御システムでは、ロボット制御部32(可動機械制御部)を備えるロボット制御装置20に通信機器としてのイーサーネットカード22(LANカード)が設けられ、イーサーネットカード22には、送受信装置40と、ロボット制御部32(判定手段)を仲介する第1コネクタ26が設けられている。又、イーサーネットカード22には、ロボット制御装置20に設けられて、ロボット制御に無関係のロボット動作外処理を行う動作外処理部34と構内LANとを仲介する第2コネクタ28が設けられている。そして、第1コネクタ26のプラグは、第2コネクタ28のジャックに対して接続不能に構成され、第2コネクタ28のプラグは、第1コネクタ26のジャックに対して接続不能に構成されていることから、誤接続が防止できる。この結果、構内LANからの教示データが送られてくることによるロボットRの誤作動を防止して、教示作業を行うロボットRの位置する領域を含む所定領域内の作業者の安全を確保することができる。
すなわち、第2コネクタ28を介して、構内LANから、誤って教示データが受信データとして入った場合においても、第2コネクタ28に接続される動作外処理部34は、ロボット制御を行うことがないため、ロボットRが誤動作することもない。又、さらに、第2コネクタ28のプラグは、第1コネクタ26のジャックに接続不能に構成されているため、構内LANに誤って入った教示データが第1コネクタ26を介して、可動機械制御部に送信されることもない。この結果、ロボットRの位置する領域を含む所定領域内の作業者の安全を確保することができる。
(5) 本実施形態のロボット制御システムでは、ロボットRが安全柵50により囲まれるとともに、ロボット制御装置20が安全柵50で囲まれた領域外に配置されている。又、ロボットRの無線操作可能領域が、安全柵50で囲まれた領域に含まれている。この結果、安全柵50の外方からの操作によって、予期せずにロボットRが動作するのを防止でき、教示作業を行うロボットRの位置する領域を含む所定領域内の作業者の安全を確保することができる。
(6) 本実施形態のロボット制御システムでは、送受信装置40が有線LANI/F48(有線送受信手段)と、安全柵50に設けられて有線LANI/F48に有線で接続されるとともに教示操作装置10と着脱自在に接続される充電機器60(ターミナル)とを備える。そして、ロボット制御システムは、充電機器60(ターミナル)及び有線LANI/F48(有線送受信手段)を介して受信した受信データに、送受信装置40を経由したことを示す経由地情報84を付与する経由地情報付与部46(第2付与手段)を備える。
この結果、充電機器60に接続された教示操作装置10からの受信データに対して経由地情報付与部46により経由地情報84が付与されるため、充電機器60から通信した教示操作装置10との安全通信の確立を許可し、教示データによるロボットRの動作を伴う操作を許可する。このことから、例えば、充電機器60に接続した教示操作装置10を有する作業者が、これから安全柵50で囲まれた領域に入ろうとする場合にもこの作業者の安全を確保することができる。
第2実施形態
次に、第2実施形態を図1(b)を参照して説明する。なお、前記実施形態と同一又は相当する構成については、同一符号を付し、異なる構成を中心に説明する。
第2実施形態では、図1(b)に示すように、安全柵50内にロボットR1,R2が併設されたときのように複数のロボットが50内に配置されている場合、これらのロボットR1,R2にそれぞれ送受信装置40A,40Bが配置されている。
送受信装置40A,40Bは、それぞれ送受信装置40と同様に無線LANI/F42、ボリュームスイッチ44、経由地情報付与部46、メモリ46a及び有線LANI/F48を備えるが、図1(b)では説明の便宜上、図示していない。
この場合、送受信装置40Aの有線LANI/F48は充電機器60のコネクタ62に接続され、送受信装置40Aの通信ケーブル41は、送受信装置40Bの有線LANI/F48に接続される。又、送受信装置40Bの経由地情報付与部46は、通信ケーブル41を介して、ロボット制御装置20におけるイーサーネットカード22に対して第1コネクタ26を介して接続される。
従って、第2実施形態では、充電機器60に教示操作装置10がセットされた場合、又はロボットR1の送受信装置40Aで教示操作装置10と無線交信された場合、教示操作装置10からの受信データであるデータパケットに、経由地情報84として送受信装置40A,40BのそれぞれのID情報がセットされ、イーサーネットカード22に送信される。又、ロボットR2の送受信装置40Bでのみ教示操作装置10と無線交信された場合、教示操作装置10からの受信データであるデータパケットには、経由地情報84として送受信装置40BのみのID情報がセットされて、イーサーネットカード22に送信されることになる。
なお、図1(b)では、例示としてロボットは2台としているが、2台を越えてロボットを配置しても同様に、教示操作装置から受信した受信データの経由した送受信装置のID情報のみが、経由地情報84にセットされることになる。
第2実施形態では、下記の特徴がある。
(1) 第2実施形態のロボット制御システムは、送受信装置40A,40B(送受信手段)及び経由地情報付与部46(第1付与手段)をそれぞれ有する2台(複数)のロボットR1,R2が配置されている。
又、同システムでは、各送受信装置40A,40Bが互いに直列接続された上で、ロボット制御装置20(可動機械制御装置)に接続され、ロボット制御装置20にロボット制御部32(判定手段)が設けられる。又、同システムでは、各送受信装置40A,40Bが受信した受信データに、各ロボットR1,R2に設けられた経由地情報付与部46(第1付与手段)により、前記経由地情報がそれぞれ付与される。この結果、本実施形態では、複数のロボットR1,R2がある場合においても、教示作業を行うロボットの位置する領域を含む所定領域(すなわち、送受信装置40の無線通信可能領域)内の作業者の安全を確保することができる。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
前記各実施形態では、通信機器としてイーサーネットカード22を使用したが、イーサーネットカードに限定されるものではなく、他の規格のLANボードを使用してもよい。
前記実施形態では、送受信装置40はロボットRの内部に設けられていても良く、外部に取付する形で設けられていても良いとしたが、必ずしも、ロボットRに付設することに限定されるものではなく、ロボットRに近傍に配置してもよい。
前記実施形態で、充電機器60を省略する場合、安全通信を確立するためには、まず、安全柵50内に教示操作装置10を作業者は持ち込むことになる。このため、ロボット制御部32は、イーサーネットカード22から、確認済のデータが付与された前記受信データを受けると、その受信データの発信元である教示操作装置10の位置が前記無線操作可能領域内にあると判定して、「安全通信の確立許可」を付与するようにしてもよい。この場合、ロボット制御部32は、前記「安全通信の確立許可」を送って、教示操作装置10との安全通信が確立した後、ロボットRの動作を伴う操作を許可する「操作許可」を付与する。
前記経由地情報は、前記実施形態では送受信装置40のID情報としているが、ID情報に限定されるものではなく、受信データが経由した送受信装置40を特定できる情報であればよい。
前記各実施形態では、第1コネクタのプラグは、第2コネクタのジャックに対して接続不能に構成したが、第1コネクタのプラグは、第2コネクタのジャックに接続可能であってもよい。この場合においても、第2コネクタのプラグは、第1コネクタのジャックに対して接続不能に構成されているため、結局のところ、構内LANから誤って送信された教示データが、ロボット制御部32に送信されることはない。
又、第1のコネクタのプラグが第2のコネクタのジャックに接続されたとしても、第2コネクタに接続される動作外処理部34は、可動機械制御を行うことがないため、可動機械が誤動作することもない。
前記各実施形態では、充電機器60にターミナルの機能を持たせたが、充電機能を持たないターミナルに変更してもよい。

Claims (7)

  1. 教示データを無線で送る可搬式の教示操作装置と、前記教示データを受信する送受信手段と、前記送受信手段が受信した教示データに基づいて可動機械を制御する制御装置を備えた可動機械制御システムにおいて、
    前記送受信手段の無線通信可能範囲を無線操作可能領域とし、該無線操作可能領域内に前記可動機械が位置するように設けられるとともに、前記制御装置が前記無線操作可能領域の外方に配置され、
    前記送受信手段が受信した受信データに、該送受信手段を経由したことを示す経由地情報を付与する第1付与手段と、
    前記経由地情報が付与された受信データに基づいて、受信データの発信元である教示操作装置の位置が前記無線操作可能領域内にあるか否かを判定し、その判定結果に基づいて教示操作装置との安全通信の確立を許可し、教示データによる前記可動機械の動作を伴う操作を許可する判定手段を備えたことを特徴とする可動機械制御システム。
  2. 前記送受信手段の無線出力を変更可能な可変手段を備え、
    前記無線操作可能領域は、前記可変手段にて前記送受信手段の無線出力を変更することにより変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の可動機械制御システム。
  3. 前記送受信手段が可動機械に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の可動機械制御システム。
  4. 前記送受信手段及び第1付与手段をそれぞれ有する複数の可動機械が配置され、
    各送受信手段が互いに直列接続された上で、前記制御装置に接続され、
    前記制御装置に前記判定手段が設けられ、
    前記各送受信手段が受信した受信データに、各可動機械に設けられた第1付与手段により、前記経由地情報がそれぞれ付与されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の可動機械制御システム。
  5. 前記可動機械を制御する制御部を備える制御装置に通信機器が設けられ、
    前記通信機器には、前記送受信手段と前記判定手段を仲介する第1コネクタが設けられ、
    さらに、前記通信機器には、前記制御装置に設けられて、可動機械の制御に無関係の動作外処理を行う動作外処理部と構内ネットワークとを仲介する第2コネクタが設けられ、
    第2コネクタのプラグは、第1コネクタのジャックに対して接続不能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の可動機械制御システム。
  6. 前記可動機械が安全柵により囲まれるとともに、前記制御装置が前記安全柵で囲まれた領域外に配置され、
    前記無線操作可能領域が、前記安全柵で囲まれた領域に含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項に記載の可動機械制御システム。
  7. 前記送受信手段が、有線送受信手段を含み、
    前記安全柵に設けられて、前記有線送受信手段に有線で接続されるとともに、教示操作装置と着脱自在に接続されるターミナルと、
    前記ターミナル及び有線送受信手段を介して受信した受信データに該送受信手段を経由したことを示す経由地情報を付与する第2付与手段とを備え、
    前記判定手段は、前記第2付与手段により経由地情報が付与された受信データに基づいて、該受信データの発信元である教示操作装置の位置が前記ターミナルの位置に位置していることを判定することを特徴とする請求項6に記載の可動機械制御システム。
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