JPWO2009104318A1 - 移動型x線装置 - Google Patents

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Abstract

本体部と、この本体部を載せる移動台車と、この移動台車上に立設された支柱と、この支柱に支持されたX線発生部と、X線画像情報が記憶されたイメージングプレートから前記X線画像情報を読み取る画像読み取り装置と、を有する移動型X線装置であって、前記移動台車を制動するブレーキと、前記ブレーキを作動又は解除するブレーキ制御手段と、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキを解除している間は、前記画像読み取り装置の読み取りを禁止する読み取り制御手段と、前記イメージングプレートが収納されたカセッテを前記画像読み取り装置に挿入するカセッテ挿入口と、前記カセッテ挿入口の少なくとも一部を閉じて前記カセッテの挿入を阻止する遮断部材と、前記読み取り制御手段が読み取りを禁止している間は、前記遮断部材を閉じて前記カセッテの挿入を阻止する開閉制御手段と、を備えることを特徴とする移動型X線装置。

Description

本発明は、院内を移動させて病室などでX線撮影を行う移動型X線装置に関する。特に、被検体のX線吸収分布を潜像として蓄積したイメージングプレート(以下「IP」と記載する。)を用いて撮影したX線画像を撮影場所で直ちに確認できる移動型X線装置に関する。
近年、医療現場において、病室からの移動が困難な患者の撮影や手術室での緊急撮影等のニーズが高まっており、病室などに移動させてX線撮影を行う移動型X線装置が広く普及している。最近では、撮影したX線画像を撮影場所で直ちに確認して再撮影の要否をその場で判断できるように、IPからX線画像情報を読み取る画像読み取り装置を搭載した移動型X線装置が実用化されつつある。
例えば、特許文献1には、IPに蓄積されているX線画像情報を読み取る画像情報読取装置を備える回診用X線装置が記載されている。この回診用X線装置は、画像情報読取装置で読み取ったX線画像情報を本体上面に取り付けたCRTディスプレイに送ってX線画像を表示する。
ところで、画像読み取り装置は、IPを副走査方向に搬送させながら、レーザ光を主走査方向(副走査方向と直交する方向)に走査させることにより、IP全面を順次走査し、各点での輝尽性発光光を検出することでX線画像情報の読み取りを行う。正確な画像を得るためには、IPの搬送及びレーザ走査を高精度かつ正確に行うことが重要であり、X線画像情報の読み取りを行っているときに振動や衝撃、傾斜が与えられることは好ましくない。
特開平4−190224号公報
しかし、従来の移動型X線装置は、走行状態であっても、IPが収納されたカセッテを画像読み取り装置に挿入して撮影済みのIPからX線画像情報を読み取ることが可能である。そのため、操作者が移動型X線装置を走行させているときに画像読み取り装置にX線画像情報の読み取りを行わせた場合、読み取ったX線画像情報が走行により生じる振動や衝撃によって破損している可能性があり、正確な画像を得られない虞がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、画像読み取り装置にて読み取り中のX線画像情報が破損するリスクを低減する移動型X線装置を提供することにある。
本発明の移動型X線装置は、走行、停止、X線照射等の移動型X線装置の動作状態や姿勢の状態と、画像読み取り操作や画像の表示操作と、を関連付けて制御する移動型X線装置である。
より詳しくは、本発明の移動型X線装置は、本体部と、この本体部を載せる移動台車と、この移動台車上に立設された支柱と、この支柱に支持されたX線発生部と、X線画像情報が記憶されたイメージングプレートから前記X線画像情報を読み取る画像読み取り装置と、を有する移動型X線装置であって、前記移動台車を制動するブレーキと、前記ブレーキを作動又は解除するブレーキ制御手段と、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキを解除している間は、前記画像読み取り装置の読み取りを禁止する読み取り制御手段と、前記イメージングプレートが収納されたカセッテを前記画像読み取り装置に挿入するカセッテ挿入口と、前記カセッテ挿入口の少なくとも一部を閉じて前記カセッテの挿入を阻止する遮断部材と、前記読み取り制御手段が読み取りを禁止している間は、前記遮断部材を閉じて前記カセッテの挿入を阻止する開閉制御手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、ブレーキが解除されている状態、即ち移動型X線装置の走行中に、画像読み取り装置がX線画像情報の読み取りを実行できないので、読み取ったX線画像情報が振動や衝撃によって破損しているリスクを低減できる。更に、移動型X線装置の走行中にカセッテを画像読み取り装置に挿入できないので、画像読み取り装置の読み取りを確実に禁止できる。
移動台車を制動するブレーキとしては、例えば電磁ブレーキやディスクブレーキ、バンドブレーキ、ブロックブレーキ、又はハンドブレーキを採用できる。電磁ブレーキは、通電状態でブレーキを解除させ、非通電状態でブレーキを作動させる設計も可能であり、信頼性に優れる。
一般的に、移動型X線装置は、X線発生部と画像読み取り装置との距離が短く、また、病室などで撮影を行う場合にX線の照射量が高く設定されることがある。そのため、画像読み取り装置がX線画像情報の読み取りを行っている間に、X線発生部からX線が照射されると、X線発生部からの漏れX線を画像読み取り装置に挿入されたIPが検出してしまい、IPに記憶されているX線画像情報が破損する可能性がある。
そこで、本発明の装置は、前記画像読み取り装置が読み取りを実行しているか否かを判定する読み取り実行判定手段と、前記読み取り実行判定手段の判定結果が読み取り実行中である間は、前記X線発生部のX線照射を禁止する照射制御手段とを備えてもよい。
この構成によれば、画像読み取り装置がX線画像情報の読み取りを行っている間に、X線発生部からX線が照射されることがないので、読み取り中のIPに記憶されているX線画像情報が破損するリスクを低減できる。
また、病室などで撮影を行う場合、ベッドの配置や周囲環境により移動型X線装置の配置が物理的に制限されることがあり、X線発生部の取り回しが容易であることが望まれる。
そこで、本発明の装置は、前記支柱に昇降自在に取り付けられるとともに、先端部に前記X線発生部を装備したアームと、前記支柱を軸中心に回転自在にする回転機構とを備えることが好ましい。
しかし、画像読み取り装置がX線画像情報の読み取りを行っている間に、支柱が回転したりアームが昇降したりすると、読み取ったX線画像情報がこれら動作により生じる振動や衝撃によって破損している可能性がある。
そこで、上記X線発生部の取り回しを容易にした本発明の装置は、前記アームの昇降を制動する電磁ブレーキ及び前記支柱の回転を制動する電磁ブレーキと、これら電磁ブレーキを作動又は解除する支持機構制御手段とを備えてもよい。そして、前記支持機構制御手段が両電磁ブレーキを解除している間は、前記読み取り制御手段が読み取りを禁止する構成としてもよい。
この構成によれば、アームの昇降操作及び支柱の回転操作を行っている間は、画像読み取り装置がX線画像情報の読み取りを行うことができないので、読み取ったX線画像情報が振動や衝撃によって破損しているリスクを低減できる。
さらに、前記画像読み取り装置が読み取りを実行しているか否かを判定する読み取り実行判定手段を備え、前記読み取り実行判定手段の判定結果が読み取り実行中である間は、前記支持機構制御手段が両電磁ブレーキを作動して前記アームの昇降及び前記支柱の回転を阻止する構成が好ましい。
この構成によれば、画像読み取り装置がX線画像情報の読み取りを行っている間は、アームの昇降操作及び支柱の回転操作を行うことができないので、読み取ったX線画像情報が振動や衝撃によって破損しているリスクをより低減できる。
また、近年、個人情報保護への関心が高まっており、例えば病室から病室へ移動型X線装置を移動させる際に、患者のX線画像がディスプレイ(モニタ)に表示されたままであると、他人に患者の個人情報を知られる危険性があり好ましくない。
そこで、本発明の装置は、前記画像読み取り装置により読み取ったX線画像情報から生成したX線画像を表示するモニタと、前記ブレーキ制御手段がブレーキを解除している間は、前記X線画像を非表示する第一表示制御手段とを備えてもよい。
この構成によれば、移動型X線装置が走行中に、モニタにX線画像が表示されないので、個人情報が漏洩するリスクを低減できる。
さらに、上記X線発生部の取り回しを容易にした本発明の装置は、前記X線発生部が前記移動台車の上方に位置する走行姿勢と前記X線発生部が前記移動台車から張り出した撮影姿勢とを判定する姿勢判定手段と、前記画像読み取り装置により読み取ったX線画像情報から生成したX線画像を表示するモニタと、前記姿勢判定手段の判定結果が走行姿勢である間は、前記X線画像を非表示する第二表示制御手段とを備えてもよい。
この構成によれば、移動型X線装置が走行姿勢を維持している間は、移動型X線装置が走行しているか否かに関わらず、モニタにX線画像が表示されないので、個人情報が漏洩するリスクをより低減できる。例えば、移動中に操作者が移動型X線装置から離れる事態が生じても、他人にX線画像を盗み見られる心配がない。
また、本発明に係る移動型X線装置は、前記支柱に昇降自在に取り付けられたアームであって、該アームの先端部に前記X線発生部を装備したアームと、前記支柱を軸中心に回転自在にする回転機構と、前記X線発生部が前記移動台車の上方に位置する走行姿勢と前記X線発生部が前記移動台車から張り出した撮影姿勢とを判定する姿勢判定手段と、前記画像読み取り装置により読み取ったX線画像情報から生成したX線画像を表示するモニタと、前記姿勢判定手段の判定結果が走行姿勢である間は、前記X線画像を引表示する第二表示制御手段と、を備えてもよい。
この構成によれば、上記X線発生部の取り回しが容易であり、更に移動型X線装置の走行中に、モニタにX線画像が表示されないので、個人情報が漏洩するリスクをより低減することができる。
本発明の移動型X線装置は、走行中に、画像読み取り装置がX線画像情報の読み取りを実行できないので、IPから読み取ったX線画像情報が振動や衝撃によって破損しているリスクを低減できる。また、本発明の移動型X線装置は、X線画像情報の読み取りが行われているIPが、振動や衝撃によって画像読み取り装置内の各種部品と接触して、破損するリスクを低減できる。
本発明の実施の形態について図を用いて説明する。図1は本実施形態に係る移動型X線装置の後方斜視図であり、図2はこの移動型X線装置の機能ブロック図である。
図3(A)は本実施形態に係る移動型X線装置の走行姿勢を説明する模式図であり、(B)は本実施形態に係る移動型X線装置の撮影姿勢を説明する模式図である。
[移動型X線装置の構成]
本発明の移動型X線装置Mは、本体部1、移動台車2、支持機構3、X線発生部4及び画像読み取り装置5を有する(図1)。X線撮影を行う間はIPが収納されたカセッテが用いられる。具体的には、X線発生部とカセッテ(IP)との間に撮影対象が配置され、X線発生部からX線が照射され、撮影対象を透過したX線がIPに記憶されることによりX線撮影が行われる。
本体部1には移動型X線装置Mに装備されている各種機器や装置を操作するための操作パネル11やハンドル12、モニタ14が取り付けられる。また本体部1には、電源が収納されている。さらに、本体部1には、メイン制御部MCが内蔵されている。メイン制御部MCは各種機器や装置と接続されている(図2)。図2中の矢印は信号(データ)の入出力を示しており、各種機器や装置はメイン制御部MCからの信号に応じて動作する。
移動台車2は左右一対の前輪21と後輪22とを備える。前輪21は旋回自在のキャスタであり、後輪22は移動台車2に搭載されたモータ23により駆動する駆動輪である。モータ23は正転・逆転可能であり、出力軸の回転を後輪22に伝達して後輪22を駆動(回転)させる。
また、モータ23の出力軸には電磁ブレーキ24が取り付けられている。電磁ブレーキ24は無励磁作動型の電磁ブレーキである。電磁ブレーキ24は、非通電時に、出力軸に制動力を発生させ、後輪22を制動(停止)させる。これにより、ブレーキが作動する。
移動台車2(移動型X線装置M)を走行させる間は、操作者がハンドル12を握って操作する。ハンドル12にはブレーキ解除スイッチ13が設けられている。スイッチ13が押されている間は電磁ブレーキ24に通電してブレーキが解除される。スイッチ13が離されている間は電磁ブレーキ24への通電が遮断されてブレーキが作動する。そこで、移動台車2を走行させる間は、操作者がブレーキ解除スイッチ13を押すようにハンドル12を握って操作する。
また、ハンドル12の両端部には圧力センサが組み込まれている。ハンドル12が前方に押された場合、モータ23が正転して移動台車2が前進する。ハンドル12が後方に引っ張られた場合、モータ23が逆転して移動台車2が後進する。
移動台車2を制動(停止)させるときは、操作者がハンドル12を中間位置に戻すとともにブレーキ解除スイッチ13を離す。すると、モータ23及び電磁ブレーキ24への通電が遮断され、モータの回転が停止しブレーキが作動する。モータ22の駆動又は停止はメイン制御部MCに格納されたモータ制御手段100により行われ、電磁ブレーキ23の作動又は解除はメイン制御部MCに格納されたブレーキ制御手段101により行われる。
支持機構3は、X線発生部4を支持する機構であり、支柱31とアーム32とを備える。支柱31は移動台車2上に立設されており、移動台車2において支柱31が取り付けられた箇所には、支柱31を軸中心に回転自在にする回転機構31rと支柱の回転を制動する電磁ブレーキ33が取り付けられている。アーム32は支柱31に昇降自在に取り付けられている。支柱31においてアーム32が取り付けられた箇所には、アームの昇降を制動する電磁ブレーキ34が取り付けられている。これら電磁ブレーキ33,34はいずれも無励磁作動型の電磁ブレーキであり、非通電時にブレーキが作動して、支柱31の回転角度及びアーム32の昇降位置を固定させる。また、アーム31の先端部にはX線発生部4が取り付けられている。
X線発生部4は、アーム32を介して支柱31に支持されている。X線発生部4は、X線を発生するX線管41を有し、X線照射口にはX線可動絞り装置42が取り付けられている。メイン制御部MCにはX線発生部4のX線照射を許可又は禁止する照射制御手段102が格納される。照射制御手段102がX線照射を禁止している間は、X線発生部4は、X線を照射することができない。
支柱31の回転角度又はアーム32の昇降位置を調整してX線発生部4の位置を調整するときは、操作者がX線発生部4に設けられた取っ手43を握って操作する。取っ手43にはアーム固定解除スイッチ44が設けられている。アーム固定解除スイッチ44が押されている間は各電磁ブレーキ33,34に通電してブレーキが解除され、アーム固定解除スイッチ44が離されている間は各電磁ブレーキ33,34への通電を遮断してブレーキが作動する。そこで、X線発生部4の位置を調整するときは、操作者がアーム固定解除スイッチ44を押すように取っ手43を握って操作する。そして、操作者が支柱31の回転角度及びアーム32の昇降位置を調整してX線発生部4の位置決めをした後にアーム固定解除スイッチ44を離すことで、各電磁ブレーキ33,34が作動して支柱31の回転角度及びアーム32の昇降位置が固定される。各電磁ブレーキ33,34の作動又は解除はメイン制御部MCに格納された支持機構制御手段103により行われる。
また、移動型X線装置Mは、支柱31を軸中心に回転させてアーム32を支柱31の軸中心回りに旋回させることで、走行姿勢(図3(A))と、撮影姿勢(図3(B))とに切り替えられることが可能である。走行姿勢(図3(A))は、X線発生部4が本体部1(移動台車2)の上方に位置する姿勢である。撮影姿勢(図3(B))は、X線発生部4が移動台車2から張り出した姿勢である。支柱31の底部には、支柱の回転角度を検出する姿勢センサ35が取り付けられている。メイン制御部MCに格納された姿勢判定手段104は、走行姿勢か撮影姿勢かを判定する。
画像読み取り装置5はX線画像情報が記憶されたIPからX線画像情報を読み取る。画像読み取り装置5は本体部1に格納されており、本体部1には画像読み取り装置5にカセッテを挿入するためのカセッテ挿入口51が設けられている。カセッテが挿入されと、画像読み取り装置5は、X線画像情報の読み取りを開始する。画像読み取り装置5は、挿入されたカセッテからIPを取り出し、IPからX線画像情報の読み取りを行う。続いて画像読み取り装置5は、読み取りが終了したIPに対して残存するX線画像情報の消去を行う。メイン制御部MCには画像読み取り装置5の読み取りを許可又は禁止する読み取り制御手段105が格納されている。画像読み取り装置5は、読み取り制御手段105が読み取りを禁止している間は、X線画像情報の読み取りを行うことができない。また、画像読み取り装置5にはカセッテが挿入されたことを検出するカセッテ検出センサ53が取り付けられている。メイン制御部MCに格納された読み取り実行判定手段106は画像読み取り装置5が読み取りを実行しているか否かを判定する。
カセッテ挿入口51には開閉する蓋(遮断部材)52が取り付けられている。蓋52は開状態でカセッテの挿入が可能となり、閉状態でカセッテの挿入が不可となる。蓋52の開閉はメイン制御部MCに格納された開閉制御手段107により行われる。本実施形態では、カセッテの挿入を阻止する遮断部材として蓋を用いているが、これに限定されるものではなく、進退自在の突起を用いてもよい。例えば進退自在の突起を用いる場合は、カセッテ挿入口に進出した状態において、挿入口の一部を閉じてカセッテの挿入が不可となり、カセッテ挿入口から後退した状態において、カセッテの挿入が可能となるように設ければよい。
画像読み取り装置5により読み取ったX線画像情報は、メイン制御部MCを介して図示しない記憶装置に保存される。また、メイン制御部MCは、画像読み取り装置5が読み取ったX線画像情報からX線画像を生成し、そのX線画像をモニタ14に表示する。その他、モニタ14には、X線発生部4や画像読み取り装置5の設定画面や、RIS(Radiology Information System)から取得した患者情報や検査情報などが表示される。さらに、モニタ14には、タッチパネルが取り付けられている。操作者は、タッチパネルを用いて、X線発生部4や画像読み取り装置5の設定や患者情報などの入力を行うことができる。
メイン制御部MCは、X線画像を表示又は非表示する第一表示制御手段108a及び第二表示制御手段108bを格納する。第一表示制御手段108a或いは第二表示制御手段108bがX線画像を非表示する間は、モニタ14にX線画像が表示されない。
上記移動型X線装置Mを用いた実施例を以下に説明する。なお、移動型X線装置Mは、メイン制御部MCにおいて、ブレーキ制御手段101が電磁ブレーキ24を解除している間は、読み取り制御手段105が画像読み取り装置5の読み取りを禁止する。
(実施例1-1)
本実施例では、操作者が、ハンドル12を操作して移動型X線装置Mを走行させている間に、画像読み取り装置5に読み取り操作を行わせようとするケースを例にあげて説明が行われる。
移動型X線装置Mの走行中は、ブレーキ制御手段101が電磁ブレーキ24を解除している。そのため、移動型X線装置Mの走行中に、画像読み取り装置5にカセッテが挿入されたとしても、読み取り制御手段105が画像読み取り装置5の読み取りを禁止するので、画像読み取り装置5がX線画像情報の読み取りを実行できない。そして、ブレーキ制御手段101が電磁ブレーキ24を作動(移動型X線装置Mが静止)している間は、読み取り制御手段105が画像読み取り装置5の読み取りを許可することで、移動型X線装置Mが停止している間に画像読み取り装置5がX線画像情報の読み取りを行う。
このように、移動型X線装置Mは、走行中にX線画像情報の読み取りを行わせない、換言すれば停止中にX線画像情報の読み取りを行わせることで、IPから読み取り中のX線画像情報が振動や衝撃により破損するリスクを低減できる。また、走行中にX線画像情報の読み取りを行わせないことで、読み取り中のIPが画像読み取り装置内の各種部品と振動や衝撃により接触して破損するリスクを低減できる。
本実施形態で用いた画像読み取り装置5は、カセッテが挿入されることにより、X線画像情報の読み取りを開始する構成であるが、例えばカセッテ挿入後、読み取り開始操作により読み取りを開始する構成の画像読み取り装置を用いても本発明の効果を達成できる。
さらに、画像読み取り装置5は、画像読み取り終了後のIPに対して残存するX線画像情報の消去を行う。そこで、読み取り制御手段105が、X線画像情報の読み取りを禁止するとともに、X線画像情報の消去を禁止することで、振動や衝撃により消去漏れが起こることを抑制できる。このことは、後述する実施例3-1についても同じことが云える。
(実施例1-2)
本実施例は、実施例1-1と同じように、操作者が、移動型X線装置Mを走行させている間に、画像読み取り装置5の読み取り操作を行わせようとするケースを例にあげて説明が行われる。更に、本実施例では、メイン制御部MCにおいて、読み取り制御手段105が画像読み取り装置5の読み取りを禁止している間は、開閉制御手段107が蓋52を閉じてカセッテの挿入を阻止する。
実施例1-1で説明したように、移動型X線装置Mが走行している間は、読み取り制御手段105が画像読み取り装置5の読み取りを禁止している。この読み取りが禁止されている間に、操作者が、画像読み取り装置5にカセッテを挿入しようとしても、開閉制御手段107がカセッテ挿入口51の蓋52を閉じてカセッテの挿入を阻止するので、画像読み取り装置5がX線画像情報の読み取りを実行できない。
一方、ブレーキ制御手段101が電磁ブレーキ24を作動している間は、読み取り制御手段105が画像読み取り装置5の読み取りを許可し、開閉制御手段107が蓋52を開状態とするので、カセッテ挿入口51からカセッテの挿入が可能となる。そのため、移動型X線装置Mが停止している間は、画像読み取り装置5がX線画像情報の読み取りを実行できる。
特に、実施例1-2によれば、操作者が画像読み取り装置5にカセッテを挿入しようとしても、走行中はカセッテを挿入できないので、走行中に画像読み取り装置5の読み取り操作を行うことを確実に防止できる。また、走行中は画像読み取り装置5にカセッテを挿入できないので、IPが読み取り装置内の各種部品と振動や衝撃により接触して破損することを防止できる。
(実施例2)
本実施例では、画像読み取り装置5がX線画像情報の読み取りを実行している間に、操作者がX線発生部4によるX線の照射操作を行うケースを例にあげて、説明が行われる。実施例2では、メイン制御部MCにおいて、読み取り実行判定手段106の判定結果が読み取り実行中である間は、照射制御手段102がX線照射を禁止する。
画像読み取り装置5にカセッテが挿入されてX線画像情報の読み取りが開始され実行されている間は、読み取り実行判定手段106が読み取り実行中と判定する。この間、X線発生部4からX線を照射しようとしても、照射制御手段102がX線照射を禁止するので、X線照射部4からX線が照射されない。
実施例2によれば、画像読み取り装置5がX線画像情報の読み取りを行っている間は、X線発生部4からX線が照射されないので、読み取り中のIPに記憶されているX線画像情報が漏れX線の影響により破損することを防止できる。
(実施例3-1)
本実施例では、操作者が、X線発生部4の位置を調整するために支柱31の回転操作又はアーム32の昇降操作をしている間に、画像読み取り装置5の読み取り操作を行うケースを例にあげて説明が行われる。
実施例3-1では、メイン制御部MCにおいて、支持機構制御手段103が両電磁ブレーキ33,34を解除している間は、読み取り制御手段105が画像読み取り装置5の読み取りを禁止する。
操作者が支柱31の回転操作又はアーム32の昇降操作を行っている間は、支持機構制御手段103が電磁ブレーキ33,34を解除している。この間、画像読み取り装置5にカセッテが挿入されたとしても、読み取り制御手段105が画像読み取り装置5の読み取りを禁止するので、画像読み取り装置5がX線画像情報の読み取りを実行できない。
実施例3-1によれば、支柱31が回転したりアーム32が昇降したりしている間は、X線画像情報の読み取りが行われないので、IPから読み取り中のX線画像情報が振動や衝撃により破損するリスクを低減できる。
(実施例3-2)
実施例3-2では、実施例3-1で説明した構成に加えて、さらにメイン制御部MCにおいて、読み取り実行判定手段106の判定結果が読み取り実行中である間は、支持機構制御手段103が両電磁ブレーキ33,34を作動してアームの昇降及び支柱の回転を阻止する構成について説明が行われる。
画像読み取り装置5にカセッテが挿入されてX線画像情報の読み取りが開始され実行されている間は、読み取り実行判定手段106が読み取り実行中と判定する。このとき支柱の回転操作又はアームの昇降操作を行おうとしても、支持機構制御手段103が電磁ブレーキ33,34を作動するので、支柱31の回転角度及びアーム32の昇降位置が固定される。
実施例3-2によれば、画像読み取り装置5がX線画像情報の読み取りを行っている間は、支柱31が回転したりアーム32が昇降したりしないので、IPから読み取り中のX線画像情報が振動や衝撃により破損することを防止できる。
また、電磁ブレーキの解除時には大きな突入電流が流れて静電気を発生することがある。特に本体部1の前方(支柱31側)に画像読み取り装置5が格納されている場合、画像読み取り装置5に挿入されたIPに記憶されているX線画像情報が静電気の影響により破損することも考えられる。しかし、実施例3-2によれば、画像読み取り装置5にカセッテが挿入されてX線画像情報の読み取りが開始され実行されている間は、各電磁ブレーキ33,34が解除されることがないので、読み取り中のIPに記憶されているX線画像情報が静電気により破損するリスクを低減できる。
さらに、IPの破損を極力防止するためには、読み取り制御手段105が読み取りを禁止している間は、開閉制御手段107がカセッテ挿入口51の蓋52を閉じてカセッテの挿入を阻止することが好ましい。
(実施例4-1)
本実施例では、操作者が、モニタ14にX線画像を表示させた状態で、移動型X線装置Mを移動(走行)させるケースを例にあげて説明が行われる。実施例4-1では、メイン制御部MCにおいて、ブレーキ制御手段101が電磁ブレーキ24を解除している間は、第一表示制御手段108aがX線画像を非表示する。
移動型X線装置Mを走行させるときは、ブレーキ制御手段101により電磁ブレーキ24が解除される。このとき第一表示制御手段108aによりX線画像が非表示に切り替わり、モニタ14に表示されていたX線画像が表示されなくなる。
実施例4-1によれば、移動型X線装置Mが走行している間は、モニタ14にX線画像が表示されないので、移動中に個人情報が漏洩するリスクを低減できる。
(実施例4-2)
本実施例は、操作者が、移動型X線装置Mを走行姿勢に切り替えた状態で、移動型X線装置Mを移動させるケースを例にあげて説明が行われる。実施例4-2では、メイン制御部MCにおいて、姿勢判定手段104の判定結果が走行姿勢である間は、第二表示制御手段108bがX線画像を非表示する。
撮影終了後、移動型X線装置Mを撮影姿勢から走行姿勢に切り替えることで、X線発生部4が移動台車2の上方に格納された状態となり、移動型X線装置Mの移動が行い易くなる(図3参照)。そして、姿勢判定手段104が走行姿勢と判定している間は、第二表示制御手段108bによりX線画像が非表示に切り替わり、モニタ14に表示されていたX線画像が表示されなくなる。
実施例4-2によれば、移動型X線装置Mが走行姿勢を維持している間は、移動型X線装置Mが走行しているか否かに関わらず、モニタ14にX線画像が表示されない。例えば、移動中に操作者が移動型X線装置Mから離れる事態が生じても、他人にX線画像を盗み見られる心配がなく、移動中に個人情報が漏洩することを確実に防止できる。
また、X線画像を非表示する間は、X線画像のみを非表示としてもよいし、X線画像と同時に表示される患者情報なども非表示としてもよい。また、X線発生部4などの設定画面は表示できるようにして、移動中に次の撮影準備ができるようにすることが好ましい。
実施例4-1,4-2で説明したような、移動型X線装置を移動させるときに、第一表示制御手段或いは第二表示制御手段を用いてモニタにX線画像を表示させない技術思想は、X線発生部からX線照射して撮影対象を透過したX線をX線画像情報として出力するX線画像出力部を備える移動型X線装置全般に適用できる。例えば、本発明のようにIPと画像読み取り装置を用いて撮影したX線画像を表示できる移動型X線装置の他、FPD(Flat Panel Detector)を用いて撮影したX線画像を表示できる移動型X線装置にも転用できる。
以上説明した、本発明の実施例は単なる一例であり、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能である。例えば、移動台車が駆動輪を備えない手動式の移動型X線装置であってもよい。手動式の移動型X線装置に用いるブレーキは、バンドブレーキ(別名:帯ブレーキ)、又はブロックブレーキでもその制動の性能を発揮し得る。また、移動型X線装置の移動時の安全性を確保するために設けられる公知のハンドブレーキを手動式の移動型X線撮影装置に用いるブレーキに用いてもよい。
本発明の移動型X線装置は、回診用の移動型X線装置に好適に利用可能である。
本実施形態に係る移動型X線装置の後方斜視図である。 本実施形態に係る移動型X線装置の機能ブロック図である。 (A)は本実施形態に係る移動型X線装置の走行姿勢を説明する模式図であり、(B)は本実施形態に係る移動型X線装置の撮影姿勢を説明する模式図である。
符号の説明
M 移動型X線装置、1 本体部、11 操作パネル、12 ハンドル、13 ブレーキ解除スイッチ、14 モニタ、2 移動台車、21 前輪、22 後輪、23 モータ、24 電磁ブレーキ、3 支持機構、31 支柱、32 アーム、31r 回転機構、33,34 電磁ブレーキ、35 姿勢センサ、4 X線発生部、41 X線管、42 X線可動絞り装置、43 取っ手、44 アーム固定解除スイッチ、5 画像読み取り装置、51 カセッテ挿入口、52 蓋、53 カセッテ検出センサ、MC メイン制御部、100 モータ制御手段、101 ブレーキ制御手段、102 照射制御手段、103 支持機構制御手段、104 姿勢判定手段、105 読み取り制御手段、106 読み取り実行判定手段、107 開閉制御手段、108a 第一表示制御手段、108b 第二表示制御手段。

Claims (9)

  1. 本体部と、この本体部を載せる移動台車と、この移動台車上に立設された支柱と、この支柱に支持されたX線発生部と、X線画像情報が記憶されたイメージングプレートから前記X線画像情報を読み取る画像読み取り装置と、を有する移動型X線装置であって、
    前記移動台車を制動するブレーキと、
    前記ブレーキを作動又は解除するブレーキ制御手段と、
    前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキを解除している間は、前記画像読み取り装置の読み取りを禁止する読み取り制御手段と、
    前記イメージングプレートが収納されたカセッテを前記画像読み取り装置に挿入するカセッテ挿入口と、
    前記カセッテ挿入口の少なくとも一部を閉じて前記カセッテの挿入を阻止する遮断部材と、
    前記読み取り制御手段が読み取りを禁止している間は、前記遮断部材を閉じて前記カセッテの挿入を阻止する開閉制御手段と、
    を備えることを特徴とする移動型X線装置。
  2. 前記ブレーキが、電磁ブレーキ、ディスクブレーキ、バンドブレーキ、ブロックブレーキ、又はハンドブレーキであることを特徴とする請求項1に記載の移動型X線装置。
  3. 前記画像読み取り装置が読み取りを実行しているか否かを判定する読み取り実行判定手段と、
    前記読み取り実行判定手段の判定結果が読み取り実行中である間は、前記X線発生部のX線照射を禁止する照射制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の移動型X線装置。
  4. 前記支柱に昇降自在に取り付けられたアームであって、該アームの先端部に前記X線発生部を装備したアームと、
    前記支柱を軸中心に回転自在にする回転機構と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の移動型X線装置。
  5. 前記アームの昇降を制動する電磁ブレーキ及び前記支柱の回転を制動する電磁ブレーキと、これら電磁ブレーキを作動又は解除する支持機構制御手段と、を更に備え、
    前記支持機構制御手段が、前記アームの昇降を制動する電磁ブレーキと前記支柱の回転を制御する電磁ブレーキとを解除している間は、前記読み取り制御手段は、前記画像読み取り装置の読み取りを禁止する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の移動型X線装置。
  6. 前記画像読み取り装置が読み取りを実行しているか否かを判定する読み取り実行判定手段を更に備え、
    前記読み取り実行判定手段の判定結果が読み取り実行中である間は、前記支持機構制御手段が前記アームの昇降を制動する電磁ブレーキと前記支柱の回転を制動する電磁ブレーキとを作動して、前記アームの昇降及び前記支柱の回転を阻止する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の移動型X線装置。
  7. 前記画像読み取り装置により読み取られた前記X線画像情報から生成したX線画像を表示するモニタと、
    前記ブレーキ制御手段がブレーキを解除している間は、前記X線画像を非表示する第一表示制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の移動型X線装置。
  8. 前記X線発生部が前記移動台車の上方に位置する走行姿勢と前記X線発生部が前記移動台車から張り出した撮影姿勢とを判定する姿勢判定手段と、
    前記画像読み取り装置により読み取られた前記X線画像情報から生成したX線画像を表示するモニタと、
    前記姿勢判定手段の判定結果が走行姿勢である間は、前記X線画像を非表示する第二表示制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の移動型X線装置。
  9. 前記支柱に昇降自在に取り付けられたアームであって、該アームの先端部に前記X線発生部を装備したアームと、
    前記支柱を軸中心に回転自在にする回転機構と、
    前記X線発生部が前記移動台車の上方に位置する走行姿勢と前記X線発生部が前記移動台車から張り出した撮影姿勢とを判定する姿勢判定手段と、
    前記画像読み取り装置により読み取られた前記X線画像情報から生成したX線画像を表示するモニタと、
    前記姿勢判定手段の判定結果が走行姿勢である間は、前記X線画像を非表示する第二表示制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の移動型X線装置。
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