JPWO2009051008A1 - ブレーキ制御装置用ハウジング、及びブレーキ制御装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、より小型で自動二輪車への搭載が容易なポンプハウジングを提供することを目的とする。本発明に係るホンプハウジング1000の正面1001の中央領域には、液圧検知センサ取付用の4つの液圧検知センサ取付孔が形成されている。液圧検知センサ取付孔1111の周囲には、これを取り囲むように4つの弁取付孔1113a、1107、1113b、1109が配置される。液圧検知センサ取付孔1211の周囲には、これを取り囲むように4つの弁取付孔1113b、1207、1213、1209が配置される。液圧検知センサ取付孔1127の周囲には、これを取り囲むように3つの弁取付孔1123a、1109、1123bが配置される。液圧検知センサ取付孔1227の周囲には、これを取り囲むように3つの弁取付孔1123b、1209、1223が配置される。

Description

本発明は、車両のブレーキ制御装置用ハウジングの構造に関し、より詳細には、自動二輪車の液圧回路に用いられる液圧ポンプや電磁弁等の各部品を取り付けるための、ブレーキ制御装置用ハウジング(いわゆる、ポンプハウジング)に関するものである。
従来の車両のブレーキ制御装置に用いるポンプハウジングの構造としては、特許文献1や2に提案されている。特許文献1及び2には、自動車用のブレーキ液圧制御装置に関して、電磁弁、リザーバ、ポンプなどの各部品を取り付けこれらを相互に接続して、液圧回路を構成するためのハウジングが開示されている。
一方、本出願人は、特願2006−325410号として、「自動二輪車のブレーキ制御装置」を特許出願している。この特許出願には、前輪側ブレーキ装置を2チャンネルとし、後輪側ブレーキ装置を1チャンネルとして、制動時に、前輪側ブレーキ装置の一方と、後輪側ブレーキ装置とを連動する前後輪連動ブレーキが提案されている。
特開平5−58260号公報 特開2001−191908号公報
しかし、特許文献1や2は、特願2006−325410号に記載された自動二輪車の前後輪連動ブレーキシステムに用いるポンプハウジングに対して、各部品の配置を最適化したものではなかった。また、特許文献1や2では、液圧回路内のマスタシリンダやホイルシリンダ等の圧力を検知する液圧検知センサをポンプハウジングに取り付けることは想定されていなかった。
さらに、従来の前輪側ブレーキ装置は、前輪側ブレーキ装置が1チャンネル、後輪側ブレーキ装置が1チャンネルであるのに対し、本発明が前提とし、特願2006−325410号に提案されたブレーキ制御装置は、前輪側ブレーキ装置を2チャンネルとし、後輪側ブレーキ装置を1チャンネルとしたことにより、各弁を多く必要とするだけでなく、新たに液圧検知センサーを必要とするため、先行技術のポンプハウジングに形成される取付孔の配置では、ポンプハウジングを大型化したり、管路長が長くなったり、加工が複雑化したりするおそれが生じていた。
加えて、従来は自動車用に設計されたポンプハウジングを、自動二輪車用のものに流用しており、必ずしも取付孔の配置が自動二輪車用のポンプハウジングとしては適切ものではなかった。さらに、自動車用のポンプハウジングは、自動二輪車用のものに比べて、車載スペースに制限が少ないため、比較的大型となっていたが、自動二輪車用のポンプハウジングにおいては、車載スペースが限られるからよりコンパクトなものが求められていた。
本発明は、より小型で自動二輪車への搭載が容易なポンプハウジング及びこのポンプハウジングを備えるブレーキ制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、前後輪連動ブレーキ制御を行う自動二輪車のブレーキ制御装置に対して、液圧回路の液圧検知センサや各弁等の部品を最適に配列でき、これらの部品間の接続距離を短くすることができるポンプハウジング及びこのポンプハウジングを備えるブレーキ制御装置を提供することを目的とする。
本発明のブレーキ制御装置用ハウジングは、上記課題を解決するものであり、第1の発明は、自動二輪車のブレーキ制御装置を構成する各種の部品を保持して、これらを接続するためのブレーキ制御装置用ハウジングであって、前記ブレーキ制御装置用ハウジングに形成される第1の面と、前記部品に含まれる複数の液圧検知センサを前記第1の面に取り付けるために、前記第1の面に形成される複数のセンサ取付孔と、前記部品に含まれる複数の弁を前記第1の面に取り付けるために、前記複数のセンサ取付孔をそれぞれ取り囲むように配置される複数の弁取付孔とを備える、ブレーキ制御装置用ハウジングである。
第2の発明は、前記ブレーキ制御装置用ハウジングにおいて、前記複数の弁取付孔は、前記複数のセンサ取付孔の周囲で千鳥状又はジグザグ状に配置される、ブレーキ制御装置用ハウジングである。第3の発明は、自動二輪車のブレーキ制御装置を構成する各種の部品を保持して、これらを接続するためのブレーキ制御装置用ハウジングであって、前記ブレーキ制御装置用ハウジングに形成される第1の面と、前記部品に含まれる複数の液圧検知センサを前記第1の面に取り付けるために、前記第1の面に形成される複数のセンサ取付孔と、前記部品に含まれる複数の弁を前記第1の面に取り付けるために、前記複数のセンサ取付孔の周囲で千鳥状又はジグザグ状に配置される複数の弁取付孔とを備える、ブレーキ制御装置用ハウジングである。第4の発明は、前記ブレーキ制御装置用ハウジングにおいて、前記複数の弁取付孔は、前記複数のセンサ取付孔をそれぞれ取り囲むように配置される、ブレーキ制御装置用ハウジングである。
第5の発明は、前記ブレーキ制御装置用ハウジングにおいて、前記センサ取付孔及び前記弁取付孔は、前記第1の面上でそれぞれ線対称に配置される、ブレーキ制御装置用ハウジングである。第6の発明は、前記ブレーキ制御装置用ハウジングにおいて、前記ブレーキ制御装置用ハウジングに形成され、前記第1の面に対向する第2の面と、前記ブレーキ制御装置を作動する液圧を発生させるモータを取り付けるために、前記第2の面に形成されるモータ取付孔とを備える、ブレーキ制御装置用ハウジングである。第7の発明は、前記ブレーキ制御装置用ハウジングにおいて、前記ブレーキ制御装置用のリザーバを取り付けるために、前記第1の面と直交する面に形成されるリザーバ取付孔とを備える、ブレーキ制御装置用ハウジングである。
第8の発明は、前記ブレーキ制御装置用ハウジングを備えるブレーキ制御装置において、前記ブレーキ制御装置は、第1のブレーキ操作装置と、前記第1のブレーキ操作装置によって作動される第1の車輪ブレーキと、前記第1のブレーキ操作装置の操作を前記第1の車輪ブレーキに伝達する第1の車輪液圧回路と、第2のブレーキ操作装置と、前記第2のブレーキ操作装置によって作動される第2の車輪ブレーキと、前記第2のブレーキ操作装置の操作を前記第2の車輪ブレーキに伝達する第2の車輪液圧回路と、前記第1の車輪ブレーキ及び前記第2の車輪ブレーキを連動して作動させる両車輪連動ブレーキ制御を実行する制御部とを備え、前記第1の車輪ブレーキは、前記両車輪連動ブレーキ制御によって作動される第1の車輪連動ブレーキと、前記両車輪連動ブレーキ制御によって作動されない第1の車輪非連動ブレーキとから構成され、前記複数の液圧検知センサは、前記第1のブレーキ操作装置の操作によって発生する液圧を検知する第1のブレーキ操作装置液圧検知センサと、前記第1の車輪連動ブレーキの液圧を検知する第1の車輪連動ブレーキ液圧検知センサと、前記第2のブレーキ操作装置の操作によって発生する液圧を検知する第2のブレーキ操作装置液圧検知センサと、前記第2の車輪ブレーキの液圧を検知する第2の車輪ブレーキ液圧検知センサとの何れかを含む、ブレーキ制御装置である。
第9の発明は、前記ブレーキ制御装置において、前記第1の車輪液圧回路は、前記第1のブレーキ操作装置に接続される第1の車輪側マスタシリンダと、前記第1の車輪側マスタシリンダに接続される第1の車輪側切替弁と、前記第1の車輪側切替弁に一端が接続され前記第1の車輪連動ブレーキに他端が接続される第1の車輪側第1込め弁と、第1の車輪側マスタシリンダに一端が接続され前記第1の車輪非連動ブレーキに他端が接続される第1の車輪側第2込め弁と、前記第1の車輪連動ブレーキに接続され当該第1の車輪連動ブレーキの液圧を弛める第1の車輪側第1弛め弁と、前記第1の車輪非連動ブレーキに接続され当該第1の車輪非連動ブレーキの液圧を弛める第1の車輪側第2弛め弁と、前記第1の車輪側第1弛め弁及び前記第1の車輪側第2弛め弁に接続される第1の車輪側液圧ポンプと、前記第1の車輪側マスタシリンダに一端が接続され前記第1の車輪側液圧ポンプの吸込側に他端が接続される第1の車輪側吸入弁とを備えており、前記複数の弁は、前記第1の車輪側切替弁と、第1の車輪側第1込め弁と、第1の車輪側第2込め弁と、第1の車輪側第1弛め弁と、第1の車輪側吸入弁との何れかを含む、ブレーキ制御装置である。
第10の発明は、前記ブレーキ制御装置において、前記第2の車輪液圧回路は、前記第2のブレーキ操作装置に接続される第2の車輪側マスタシリンダと、前記第2の車輪側マスタシリンダに接続される第2の車輪側切替弁と、前記第2の車輪側切替弁に一端が接続され前記第2の車輪ブレーキに他端が接続される第2の車輪側込め弁と、前記第2の車輪ブレーキに接続され当該第2の車輪ブレーキの液圧を弛める第2の車輪側弛め弁と、前記第2の車輪側弛め弁に接続される第2の車輪側液圧ポンプと、前記第2の車輪側マスタシリンダに一端が接続され前記第2の車輪側液圧ポンプの吸込側に他端が接続される第2の車輪側吸入弁とを備えており、前記複数の弁は、前記第2の車輪側切替弁と、前記第2の車輪側込め弁と、前記第2の車輪側弛め弁と、第2の車輪側吸入弁との何れかを含む、ブレーキ制御装置である。
本発明の請求項1に係る発明によれば、複数のセンサ取付孔を取り囲むように複数の弁取付孔をそれぞれ形成したため、弁取付孔に取り付けられる弁と液圧検知センサ取付孔に取り付けられる液圧検知センサとの間の接続が容易になる。さらに、弁と液圧検知センサとの間を接続する管路を変更して異なる弁と液圧検知センサとを接続する場合にも、ハウジングの内部において管路のレイアウトを大きく変更せずに、両者を接続する管路を形成できる。
請求項3に係る発明によれば、複数の弁取付孔を千鳥状又はジグザク状に形成したため、第1の面内でコンパクトに複数の弁取付孔を配置することができるため、ハウジングを小型化することができる。
本発明のポンプハウジングの前提となる液圧回路図である。 本発明に係るポンプハウジングの正面図である。 図2のポンプハウジングの側面図である。 図2のポンプハウジングの内部構造を示す正面透視図である。 図2のポンプハウジングの内部構造を示す背面透視図である。
符号の説明
1000 ポンプハウジング(ブレーキ制御装置用ハウジング)
1001 正面(第1の面)
1111、1211、1127、1227 液圧検知センサ取付孔
1113a、1107、1113b、1207、1213、1123a、1109、1123b、1227、1223 弁取付孔
100 前輪液圧回路(第1の車輪液圧回路)
200 後輪液圧回路(第2の車輪液圧回路)
300 DCモータ
101 ブレーキレバー(第1のブレーキ操作装置)
103 前輪側マスタシリンダ(第1の車輪側マスタシリンダ)
107 前輪側切替弁(第1の車輪側切替弁)
109 前輪側吸入弁(第1の車輪側吸込弁)
111 液圧検知センサ(第1のブレーキ操作装置液圧検知センサ)
113a 前輪側第1込め弁(第1の車輪側第1込め弁)
113b 前輪側第2込め弁(第1の車輪側第2込め弁)
115a 前輪側第1キャリパ(第1の車輪側第1キャリパ)
115b 前輪側第2キャリパ(第1の車輪側第2キャリパ)
119 前輪側液圧ポンプ(第1の車輪側液圧ポンプ)
125 前輪側リザーバ
127 液圧検知センサ(第1の車輪連動ブレーキ液圧検知センサ)
201 ブレーキペダル(第2のブレーキ操作装置)
203 後輪側マスタシリンダ(第2の車輪側マスタシリンダ)
207 後輪側切替弁(第2の車輪側切替弁)
209 後輪側吸入弁(第2の車輪側吸込弁)
211 液圧検知センサ(第2のブレーキ操作装置液圧検知センサ)
213 後輪側込め弁(第2の車輪側込め弁)
215 後輪側キャリパ(第2の車輪側キャリパ)
219 前輪側液圧ポンプ(第2の車輪側液圧ポンプ)
225 後輪側リザーバ
227 液圧検知センサ(第2の車輪ブレーキ液圧検知センサ)
本発明のブレーキ制御装置用ハウジング(ポンプハウジング)、及びそのブレーキ制御装置に係る実施形態を、図1〜図5に基づき説明する。
[液圧回路]本発明に係るブレーキ制御装置に係る液圧回路を説明する。図1は、本実施形態に係るポンプハウジングの前提となるブレーキ制御装置の液圧回路を示している。この液圧回路は、前輪液圧回路100と、後輪液圧回路200と、前輪液圧回路100及び後輪液圧回路200の各液圧ポンプを駆動するDCモータ300とから構成される。
初めに、前輪液圧回路100の構成を説明する。前輪液圧回路100は、運転者の右手で操作されるブレーキレバー101と、ブレーキレバー101が操作されると加圧される前輪側マスタシリンダ103と、前輪側マスタシリンダ103に接続される前輪側マスタシリンダ用リザーバ105と、前輪側マスタシリンダ103と管路104を介して接続される前輪側切替弁107と、前輪側マスタシリンダ103と管路104を介して接続される前輪側吸入弁109とを備える。なお、管路104と前輪側切替弁107との接続部、及び管路104と前輪側吸入弁109との接続部には、それぞれフィルターが設けられている。さらに、管路104には液圧検知センサ111が設けられ、液圧検知センサ111は、前輪側マスタシリンダ103と前輪側切替弁107及び前輪側吸入弁109との間の圧力を検知して、電子制御ユニットECU(制御部)に送信する。
また、前輪側第1込め弁(インレットバルブ)113aは、前輪側切替弁107と管路106を介して接続されている。前輪側切替弁107、前輪側第1込め弁113a、のそれぞれと、管路106との接続部にも、フィルターが設けられている。前輪側第1込め弁113aは、管路114aを介して前輪側第1ホイルシリンダ115aに接続されている。
一方、前輪側第2込め弁113bは、管路104に直接接続されている。前輪側第2込め弁113bと、管路104との接続部にも、フィルターが設けられている。前輪側第2込め弁113bは、管路114bを介して前輪側第2ホイルシリンダ115bに接続されている。
本発明のブレーキ制御装置は、前輪液圧回路100によって作動される前輪ブレーキに接続されている。前輪ブレーキは、2チャンネルであり、前輪側第1ホイルシリンダ115a(前輪連動ブレーキ)と、前輪側第2ホイルシリンダ115b(前輪非連動ブレーキ)とから構成される。
そして、前輪側第1ホイルシリンダ115aは、上述のように前輪側第1込め弁113aと管路114aを介して接続されている。また、前輪側第2ホイルシリンダ115bは、上述のように前輪側第2込め弁113bと管路114bを介して接続されている。
一方、管路106には、前輪側液圧ポンプ119の吐出側が絞りを介して接続されている。前輪側液圧ポンプ119の吸込側は、フィルタを介して管路120に接続されている。前輪側液圧ポンプ119は、DCモータ300により駆動される。また、管路120には、前輪側逆止弁(チェックバルブ)121の一端が接続されている。さらに、管路120には、前輪側吸入弁109の吐出ポートが接続されている。また、前輪側逆止弁121の他端は、管路122に接続されている。前輪側逆止弁121は、管路120から管路122への逆流を防止するように配置されている。
前輪側第1ホイルシリンダ115aには、管路114aを介して前輪側第1弛め弁(アウトレットバルブ)123aの流入端が接続されている。前輪側第1弛め弁123aの流出ポートは、管路122に接続されている。また、前輪側第1弛め弁123aの流入ポートと管路114aとの接続部には、フィルタが設けられている。管路114aには、液圧検知センサ127が設けられる。液圧検知センサ127は、管路114a内の圧力を測定して、ECUに圧力信号を送信する。
さらに、前輪側第2ホイルシリンダ115bには、管路114bを介して前輪側第2弛め弁123bの流入ポートに接続されている。前輪側第2弛め弁123bの流出ポートは、管路122に接続されている。また、前輪側第2弛め弁123bの流入ポートと管路114bとの接続部には、フィルタが設けられている。なお、管路114bの圧力は、管路114aの圧力より高くならならず、また管路114aの圧力は液圧検知センサ127で検知されるため、管路114bの圧力を検知していない。
次に、図1を用いて後輪液圧回路200の構成を説明する。後輪液圧回路200は、運転者の右足で操作されるブレーキペダル201と、ブレーキペダル201が操作されると加圧される後輪側マスタシリンダ203と、後輪側マスタシリンダ203に接続される後輪側マスタシリンダ用リザーバ205と、後輪側マスタシリンダ203と管路204を介して接続される後輪側切替弁207と、後輪側マスタシリンダ203と管路204を介して接続される後輪側吸入弁209とを備える。なお、管路204と後輪側切替弁207との接続部、及び管路204と後輪側吸入弁209との接続部には、それぞれフィルターが設けられている。さらに、管路204には液圧検知センサ211が設けられ、液圧検知センサ211は、後輪側マスタシリンダ203と後輪側切替弁207及び後輪側吸入弁209との間の圧力を検知して、ECUに送信する。
また、後輪側込め弁213は、後輪側切替弁207と管路206を介して接続されている。後輪側切替弁207や後輪側込め弁213と管路206との接続部にも、それぞれフィルターが設けられている。後輪側込め弁213は、管路214を介して後輪側ホイルシリンダ215に接続されている。後輪ブレーキは、後輪側ホイルシリンダ215から構成される。そして、後輪側ホイルシリンダ215は、上述のように後輪側込め弁213と管路214を介して接続されている。
一方、管路206には、後輪側液圧ポンプ219の吐出側が絞りを介して接続されている。後輪側液圧ポンプ219の吸込側は、フィルタを介して管路220に接続されている。後輪側液圧ポンプ219は、DCモータ300により駆動される。また、管路220には、後輪側逆止弁221の一端が接続されている。さらに、管路220には、後輪側吸入弁209の吐出ポートが接続されている。また、後輪側逆止弁221の他端は、管路222に接続されている。後輪側逆止弁221は、管路220から管路222への逆流を防止するように配置されている。
また、管路222には、後輪側弛め弁223の吐出ポートが接続されている。さらに、管路222には、後輪側逆止弁221と後輪側弛め弁223との間に、後輪側リザーバ(アキュムレータ)225が接続されている。
後輪側ホイルシリンダ215は、管路214を介して後輪側弛め弁223の流入ポートに接続されている。後輪側弛め弁223の流出ポートは、管路222に接続されている。また、後輪側弛め弁223の流出ポートと管路214と接続部には、フィルタが設けられている。管路214には、液圧検知センサ227が設けられており、液圧検知センサ227は、管路214内の圧力を測定して、ECUに圧力信号を送信する。
また、ECUは、操作信号、圧力信号、速度信号に基づき、所定の条件に従って、DCモータ300、前輪側切替弁107、前輪側吸入弁109、前輪側第1込め弁113a、前輪側第2込め弁113b、前輪側第1弛め弁123a、前輪側第2弛め弁123bのそれぞれを作動する。さらに、ECUは、操作信号、圧力信号、速度信号に基づき、所定の条件に従って、後輪側切替弁207、後輪側吸入弁209、後輪側込め弁213、後輪側弛め弁223、のそれぞれを作動する。なお、前記各弁はソレノイドを備えた電磁弁であり、ECUによって通電されて開閉状態が切り換えられる。さらに、ブレーキング時に、図示しない前輪速度センサや後輪速度センサからの回転速度信号をECUが受けて車輪のロックを検知した場合に、ECUは、アンチロックブレーキシステム(ABS)を作動させて、各液圧ポンプを作動し、各弁を開閉して、制動力を制御して車輪のロックを防止する。
[ポンプハウジング]図1の液圧回路に適用されるポンプハウジングを以下説明する。本実施形態に係るポンプハウジング1000は、金属製の直方体を切削加工して、前記液圧回路に含まれる弁やセンサ等の部品を取り付ける孔や、各部品を接続する管路を形成したものである。なお、図1の液圧回路の部品と、当該部品の取付孔との関係を明確にするため、図1の各部品の符号を示す数字に、1000を足したものを、その部品の取付孔の符号として説明する。また、ポンプハウジング1000には、図1の管路に相当する通路が形成されており、この通路が図1に示す状態で各構成部品を接続する。
図2に示すように、ホンプハウジング1000の正面(第1の面)1001には、当該正面に対して垂直方向に複数の取付孔が形成されている。正面の中央領域には、液圧検知センサ取付用の4つの孔が形成されている。図2において、中央領域の左上側の液圧検知センサ取付孔1111には、管路104(前輪側マスタシリンダ103)の圧力を検知する液圧検知センサ111が取り付けられ、中央領域の右上側の液圧検知センサ取付孔1211には、管路204(後輪側マスタシリンダ203)の圧力を検知する液圧検知センサ211が取り付けられ、中央領域の右下側の液圧検知センサ取付孔1227には、管路214(後輪側ホイルシリンダ215)の圧力を検知する液圧検知センサ227が取り付けられ、中央領域の左下側の液圧検知センサ取付孔1127には、管路114a(前輪側第1ホイルシリンダ115a)の圧力を検知する液圧検知センサ127が取り付けられる。
液圧検知センサ取付孔1111の周囲に配置される取付孔について説明する。液圧検知センサ取付孔1111の左斜め上側には、前輪側第1込め弁113a用の弁取付孔1113aが形成され、液圧検知センサ取付孔1111の直上側には、前輪側吸入弁109用の取付孔1109が形成され、液圧検知センサ取付孔1111の右斜め上側には、前輪側第2込め弁113b用の取付孔1113bが形成され、液圧検知センサ取付孔1111の左下側には、前輪側吸入弁109用の取付孔1109が形成される。このように、液圧検知センサ取付孔1111の周囲には、これを取り囲むように4つの弁取付孔1113a、1107、1113b、1109が配置される。
液圧検知センサ取付孔1211の周囲に配置される取付孔について説明する。液圧検知センサ取付孔1211の左斜め上側には、前輪側第2込め弁1113b用の弁取付孔1113bが形成され、液圧検知センサ取付孔1211の直上側には、後輪側切替弁207用の弁取付孔1207が形成され、液圧検知センサ取付孔1211の右斜め上側には、後輪側込め弁213用の弁取付孔1213が形成され、液圧検知センサ取付孔1211の右下側には、後輪側吸入弁209用の弁取付孔1209が形成される。このように、液圧検知センサ取付孔1211の周囲には、これを取り囲むように4つの弁取付孔1113b、1207、1213、1209が配置される。
液圧検知センサ取付孔1127の周囲に配置される取付孔について説明する。液圧検知センサ取付孔1127の左斜め上側には、前輪側第1弛め弁123a用の弁取付孔1123aが形成され、液圧検知センサ取付孔1127の左上側には、前輪側吸入弁109用の弁取付孔1109が形成され、液圧検知センサ取付孔1127の右斜め上側には、前輪側第2弛め弁123b用の弁取付孔1123bが形成される。このように、液圧検知センサ取付孔1127の周囲には、これを取り囲むように3つの弁取付孔1123a、1109、1123bが配置される。
液圧検知センサ取付孔1227の周囲に配置される取付孔について説明する。液圧検知センサ取付孔1227の左斜め上側には、前輪側第2弛め弁123b用の弁取付孔1123bが形成され、液圧検知センサ取付孔1227の上方右側には、後輪側吸入弁209用の弁取付孔1209が形成され、液圧検知センサ取付孔1127の右斜め上側には、後輪側弛め弁223用の弁取付孔1223が形成される。このように、液圧検知センサ取付孔1227の周囲には、これを取り囲むように3つの弁取付孔1123b、1209、1223が配置される。
このように、正面1001において、各液圧検知センサ取付孔1111、1211、1127、1227の周囲を取り囲むように、複数の弁取付孔がぞれぞれ配置されることとなる。同時に、図2から明らかなように、5つの弁取付孔1113a、1107、1113b、1207、1213の組、及び、5つの弁取付孔1123a、1109、1123b、1209、1223の組は、それぞれ千鳥状又はジグザク状に配置されている。さらに、図1において、弁取付孔1113bと1123bとを上下に結ぶ仮想線(図示せず)を想定すると、この仮想線に対して、センサ取付孔及び弁取付孔は、左右で線対称に配置されていることが分かる。取付孔を線対称に配置することにより、ハウジングに取付孔を切削加工する際に加工性が向上する。また、ポンプハウジング1000の正面1001の四隅には、ECUを取り付けるためのネジ孔1000aがそれぞれ形成される。
図3は、図2のポンプハウジング1000の右面図である。図3において、ポンプハウジング1000の右側面には、前輪側ポンプ119のプランジャを収容するプランジャ収容孔1119が形成される。なお、ポンプハウジング1000の左面は、図示しないが、右面と対称な形状であり、後輪側ポンプ219のプランジャを収容する収容孔1219が形成される。
図4は、ポンプハウジング1000を正面側から見た斜視図であり、その内部構造である管路や取付孔の配置を図示している。ポンプハウジング1000の上面の正面側には、前輪側第1ホイルシリンダ115aに接続する配管を取り付ける配管取付孔1115a、前輪側第2ホイルシリンダ115bに接続する配管を取り付ける配管取付孔1115b、後輪ホイルシリンダ215に接続する配管を取り付ける配管取付孔1215が形成される。また、ポンプハウジング1000の下面(第1の面と直交する面)には、前輪側リザーバ125用の取付孔1125、後輪側リザーバ225用の取付孔1225が形成される。さらに、ポンプハウジング1000の下面の中央には、センターマウント孔1000bが形成され、この孔に固定具を取り付けることにより、ポンプハウジング1000が自動二輪車のフレームに固定される。
さらに、図4に示すように、前輪側吸入弁109用の弁取付孔1109の直ぐ後方に、前輪側ポンプ119のプランジャ収容孔1119を配置して、弁取付孔1109とプランジャ収容孔1119とを接近して配置することにより、両者の接続管路を短くでき、さらに他の管路に影響を与えることなく、両者の間に比較的太い管路を形成できるので、DCモータ300により前輪側ポンプ119が作動するときに、前輪側吸入弁109の応答性(昇圧性能)を向上することができる。同様に、後輪側吸入弁209用の弁取付孔1209の直ぐ後方に、後輪側ポンプ219のプランジャ収容孔1219を配置して、弁取付孔1209とプランジャ収容孔1219とを接近して配置することにより、両者の接続管路を短くでき、さらに他の管路に影響を与えることなく、両者の間に比較的太い管路を形成できるので、DCモータ300により後輪側ポンプ219が作動するときに、後輪側吸入弁209の応答性を向上することができる。
図5は、ポンプハウジング1000の背面(第2の面)側から見た斜視図であり、図3と同様に内部構造である管路や取付孔の配置を図示している。ポンプハウジング1000の上面の背面側には、後輪側マスタシリンダ203に接続する配管を取り付ける配管取付孔1203、前側マスタシリンダ103に接続する配管を取り付ける配管取付孔1103が形成される。また、ポンプハウジング1000の背面中央には、DCモータ300の駆動軸側が取り付けられるモータ取付孔1300が形成される。ポンプハウジング1000の背面の左右角には、サイドマウント取付孔1000cが形成される。
本発明のポンプハウジングは、上記のように構成したことにより、複数の液圧検知センサや各弁をより小さいハウジングに取り付けることができる。さらに、ハウジングを小型化できたため、重量や材料コストが削減でき、車両への搭載位置の自由度を向上することもできる。また、液圧検知センサ取付孔の周囲に各弁の取付孔を配置したため、各弁近傍の管路の液圧を検知するために、液圧検知センサと前記管路との接続距離を短くすることができると共に、他の管路に邪魔されずに接続する管路を形成できる。

Claims (10)

  1. 自動二輪車のブレーキ制御装置を構成する各種の部品を保持して、これらを接続するためのブレーキ制御装置用ハウジングであって、
    前記ブレーキ制御装置用ハウジングに形成される第1の面と、
    前記部品に含まれる複数の液圧検知センサを前記第1の面に取り付けるために、前記第1の面に形成される複数のセンサ取付孔と、
    前記部品に含まれる複数の弁を前記第1の面に取り付けるために、前記複数のセンサ取付孔をそれぞれ取り囲むように配置される複数の弁取付孔とを備える、ブレーキ制御装置用ハウジング。
  2. 請求項1に記載のブレーキ制御装置用ハウジングにおいて、前記複数の弁取付孔は、前記複数のセンサ取付孔の周囲で千鳥状又はジグザグ状に配置される、ブレーキ制御装置用ハウジング。
  3. 自動二輪車のブレーキ制御装置を構成する各種の部品を保持して、これらを接続するためのブレーキ制御装置用ハウジングであって、
    前記ブレーキ制御装置用ハウジングに形成される第1の面と、
    前記部品に含まれる複数の液圧検知センサを前記第1の面に取り付けるために、前記第1の面に形成される複数のセンサ取付孔と、
    前記部品に含まれる複数の弁を前記第1の面に取り付けるために、前記複数のセンサ取付孔の周囲で千鳥状又はジグザグ状に配置される複数の弁取付孔とを備える、ブレーキ制御装置用ハウジング。
  4. 請求項3に記載のブレーキ制御装置用ハウジングにおいて、前記複数の弁取付孔は、前記複数のセンサ取付孔をそれぞれ取り囲むように配置される、ブレーキ制御装置用ハウジング。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載のブレーキ制御装置用ハウジングにおいて、前記センサ取付孔及び前記弁取付孔は、前記第1の面上でそれぞれ線対称に配置される、ブレーキ制御装置用ハウジング。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載のブレーキ制御装置用ハウジングにおいて、
    前記ブレーキ制御装置用ハウジングに形成され、前記第1の面に対向する第2の面と、
    前記ブレーキ制御装置を作動する液圧を発生させるモータを取り付けるために、前記第2の面に形成されるモータ取付孔とを備える、ブレーキ制御装置用ハウジング。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載のブレーキ制御装置用ハウジングにおいて、前記ブレーキ制御装置用のリザーバを取り付けるために、前記第1の面と直交する面に形成されるリザーバ取付孔とを備える、ブレーキ制御装置用ハウジング。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載のブレーキ制御装置用ハウジングを備えるブレーキ制御装置において、
    前記ブレーキ制御装置は、第1のブレーキ操作装置と、前記第1のブレーキ操作装置によって作動される第1の車輪ブレーキと、前記第1のブレーキ操作装置の操作を前記第1の車輪ブレーキに伝達する第1の車輪液圧回路と、第2のブレーキ操作装置と、前記第2のブレーキ操作装置によって作動される第2の車輪ブレーキと、前記第2のブレーキ操作装置の操作を前記第2の車輪ブレーキに伝達する第2の車輪液圧回路と、前記第1の車輪ブレーキ及び前記第2の車輪ブレーキを連動して作動させる両車輪連動ブレーキ制御を実行する制御部とを備え、
    前記第1の車輪ブレーキは、前記両車輪連動ブレーキ制御によって作動される第1の車輪連動ブレーキと、前記両車輪連動ブレーキ制御によって作動されない第1の車輪非連動ブレーキとから構成され、
    前記複数の液圧検知センサは、前記第1のブレーキ操作装置の操作によって発生する液圧を検知する第1のブレーキ操作装置液圧検知センサと、前記第1の車輪連動ブレーキの液圧を検知する第1の車輪連動ブレーキ液圧検知センサと、前記第2のブレーキ操作装置の操作によって発生する液圧を検知する第2のブレーキ操作装置液圧検知センサと、前記第2の車輪ブレーキの液圧を検知する第2の車輪ブレーキ液圧検知センサとの何れかを含む、ブレーキ制御装置。
  9. 請求項8に記載のブレーキ制御装置において、
    前記第1の車輪液圧回路は、前記第1のブレーキ操作装置に接続される第1の車輪側マスタシリンダと、前記第1の車輪側マスタシリンダに接続される第1の車輪側切替弁と、前記第1の車輪側切替弁に一端が接続され前記第1の車輪連動ブレーキに他端が接続される第1の車輪側第1込め弁と、第1の車輪側マスタシリンダに一端が接続され前記第1の車輪非連動ブレーキに他端が接続される第1の車輪側第2込め弁と、前記第1の車輪連動ブレーキに接続され当該第1の車輪連動ブレーキの液圧を弛める第1の車輪側第1弛め弁と、前記第1の車輪非連動ブレーキに接続され当該第1の車輪非連動ブレーキの液圧を弛める第1の車輪側第2弛め弁と、前記第1の車輪側第1弛め弁及び前記第1の車輪側第2弛め弁に接続される第1の車輪側液圧ポンプと、前記第1の車輪側マスタシリンダに一端が接続され前記第1の車輪側液圧ポンプの吸込側に他端が接続される第1の車輪側吸入弁とを備えており、
    前記複数の弁は、前記第1の車輪側切替弁と、第1の車輪側第1込め弁と、第1の車輪側第2込め弁と、第1の車輪側第1弛め弁と、第1の車輪側吸入弁との何れかを含む、ブレーキ制御装置。
  10. 請求項8又は9に記載のブレーキ制御装置において、
    前記第2の車輪液圧回路は、前記第2のブレーキ操作装置に接続される第2の車輪側マスタシリンダと、前記第2の車輪側マスタシリンダに接続される第2の車輪側切替弁と、前記第2の車輪側切替弁に一端が接続され前記第2の車輪ブレーキに他端が接続される第2の車輪側込め弁と、前記第2の車輪ブレーキに接続され当該第2の車輪ブレーキの液圧を弛める第2の車輪側弛め弁と、前記第2の車輪側弛め弁に接続される第2の車輪側液圧ポンプと、前記第2の車輪側マスタシリンダに一端が接続され前記第2の車輪側液圧ポンプの吸込側に他端が接続される第2の車輪側吸入弁とを備えており、
    前記複数の弁は、前記第2の車輪側切替弁と、前記第2の車輪側込め弁と、前記第2の車輪側弛め弁と、第2の車輪側吸入弁との何れかを含む、ブレーキ制御装置。
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