JP4983162B2 - 車両用ブレーキ液圧制御ユニット - Google Patents
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Description
この種ブレーキ液圧制御ユニットを採用したブレーキ装置が、例えば、下記特許文献1に開示されている。
、それらのポンプを2系統の液圧回路に分散配置して2個のモータで個々に駆動するブレーキバイワイヤ方式のブレーキ装置が開示されている。
の各車輪に付属したホイールシリンダに供給する複数の回転式のポンプと、マスタシリンダからホイールシリンダに至るブレーキ液通路およびホイールシリンダからリザーバに至るブレーキ液通路を開閉し、かつ、各ホイールシリンダの液圧を個々に制御する複数の電磁弁を有する液圧ブロックと、
各ポンプを駆動する2個のモータと、
前記電磁弁の各々と前記モータの各々に動作指令を出す電子制御ユニットとを有し、
前記2個のモータの各々と、前記液圧ブロックのハウジングの内部に設けて一方のモー
タで駆動する2個のポンプと他方のモータで駆動する2個のポンプをそれぞれ横並びの状
態に配置した車両用ブレーキ液圧制御ユニットにおいて、
前記ポンプと、第1、第2系統のポンプ組み付け部を、モータ軸と平行になる向きに配置し、
一方のモータに駆動される第1系統のポンプの吐出路と、他方のモータに駆動される第
2系統のポンプの吐出路を前記ハウジングの内部に形成してそれぞれの吐出路に脈圧減衰
用の緩衝室を設け、それらの緩衝室のうち、第1系統のポンプの吐出路に設ける緩衝室(
以下では第1系統の緩衝室という)を前記第1系統のポンプ組み付け部の上部と下部に、第2系統のポンプの吐出路に設ける緩衝室(以下では第2系統の緩衝室という)を前記第2系統のポンプ組み付け部の上部と下部にそれぞれモータ軸と平行な向きにして、なおかつ、前記ハウジングをポンプ軸線に対して垂直な線に沿って切った断面上でポンプ組み付け部と並び、さらに、前記ハウジングの内部において第1系統の緩衝室が前記第1系統のポンプ組み付け部を上下方向に延長した領域内に、第2系統の緩衝室が前記第2系統のポンプ組み付け部を上下方向に延長した領域内にそれぞれあるようにした。
(1)液圧ブロックの端面視において、第1、第2系統の各2つの緩衝室を、第1、第2
系統の各ポンプ組み付け部を間に挟んでそれぞれのポンプ組み付け部の斜め上方と斜め下
方にそれぞれ配置したもの。
(2)前記第1系統の2個のポンプと第2系統の2個のポンプをそれぞれモータ軸方向に間隔をあけて同一軸線上に配置し、第1系統の2個のポンプの吐出ポート及び第2系統の2個のポンプの吐出ポートを対応した系統のポンプ組み付け部の上側と下側に相反する向きにして設けたもの。
(3)前記モータとしてブラシレスモータを使用したもの。
(4)各ポンプの吐出路に、吐出液の逆流を阻止する逆止弁を設け、その逆止弁を前記ハ
ウジングに設けた穴(緩衝室と平行配置の穴が好ましい)に組み付け、その穴の奥端側を
空室してその空室を同一吐出路に設けられた緩衝室に連通させたもの。
−1,3−2を除く鎖線枠内の要素をハウジング2aに組み付けて構成されている。ハウジング2aは、図4のマスタシリンダ13への接続ポートP1(図1に第1系統の接続ポートのみを開示)、リザーバ14への接続ポートP2(図1参照)および各ホイールシリンダ20−1〜20−4への接続ポートP3−1〜P3−4(図3参照)を有しており、このハウジング2aの内部に、図4の鎖線枠内のブレーキ液通路が設けられ、また、図4のポンプ21−1〜21−4が並列配置の2組のタンデムポンプとして構成されて組み込まれている。
1−4も同様のタンデムポンプとして構成され、両ポンプの吐出ポート(図示せず)がポ
ンプ組み付け部IIの上側と下側に相反する向きにして設けられている。
24−1につながれている。図には示していないが、緩衝室24−2〜24−4を設けた部分も同様の構成となっている。
2 液圧ブロック
2a ハウジング
3−1,3−2 モータ
4 電子制御ユニット
5 ケース
6 コネクタ部
7 穴
8 空室
9 連絡路
11 ブレーキ操作部材
12 踏力センサ
13 マスタシリンダ
14 リザーバ
15 ストロークシミュレータ
16 ストローク用電磁弁
17−1,17−2 電磁弁(開閉弁)
18−1〜18−4 電磁弁(リニア制御弁)
19−1,19−2 電磁弁(開閉弁)
C コイル部
20−1〜20−4 ホイールシリンダ
21−1〜21−4 ポンプ
22−1,22−2、23−1〜23−4 圧力センサ
24−1〜24−4 緩衝室
25−1,25−2、26−1〜26−4 ブレーキ液通路
27−1〜27−4 吐出路
28−1〜28−4 逆止弁
A−1 第1系統の液圧回路
A−2 第2系統の液圧回路
I 第1系統のポンプ組み付け部
II 第2系統のポンプ組み付け部
P1〜P3 接続ポート
O1,O2 吐出ポート
Claims (6)
- 各々がブレーキ液を汲み上げて車両の各車輪に付属したホイールシリンダに供給する複
数の回転式のポンプ(21−1〜21−4)と、マスタシリンダからホイールシリンダに至るブレーキ液通路およびホイールシリンダからリザーバに至るブレーキ液通路を開閉し、かつ、各ホイールシリンダの液圧を個々に制御する複数の電磁弁を有する液圧ブロック(2)と、
各ポンプを駆動する2個のモータ(3−1,3−2)と、
前記電磁弁の各々と前記モータ(3−1,3−2)に動作指令を出す電子制御ユニット(4)とを有し、
前記2個のモータ(3−1,3−2)を横並びの状態に配置した車両用ブレーキ液圧制御ユニットにおいて、
前記ポンプ(21−1,21−2,21−3,21−4)と、第1、第2系統のポンプ組み付け部(I,II)を、モータ軸と平行になる向きに配置し、
一方のモータ(3−1)に駆動される第1系統のポンプ(21−1,21−2)の吐出
路(27−1,27−2)と、他方のモータ(3−2)に駆動される第2系統のポンプ(
21−3,21−4)の吐出路(27−3,27−4)を前記ハウジング(2a)の内部に形成してそれぞれの吐出路に脈圧減衰用の緩衝室(24−1〜24−4)を設け、それらの緩衝室のうち、第1系統のポンプの吐出路に設ける緩衝室(24−1,24−2)を前記第1系統のポンプ組み付け部(I)の上部と下部に、第2系統のポンプの吐出路に設ける緩衝室(24−3,24−4)を前記第2系統のポンプ組み付け部(II)の上部と下部にそれぞれモータ軸と平行な向きにして、なおかつ、前記ハウジング(2a)をポンプ軸線に対して垂直な線に沿って切った断面上でポンプ組み付け部(I,II)と並び、さらに、前記ハウジング(2a)の内部において第1系統の緩衝室(24−1,24−2 )が前記第1系統のポンプ組み付け部(I)を上下方向に延長した領域内に、第2系統の緩衝室(24 −3 ,24 −4 )が前記第2系統のポンプ組み付け部(II)を上下方向に延長した領域内にそれぞれあるようにしたことを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御ユニット。 - 液圧ブロック(2)の端面視において、前記緩衝室(24−1,24−2)を第1系統
のポンプ組み付け部(I)を間に挟んでそのポンプ組み付け部(I)の斜め上方と斜め下
方に、前記緩衝室(24−3,24−4)を第2系統のポンプ組み付け部(II)を間に挟んでそのポンプ組み付け部(II)の斜め上方と斜め下方にそれぞれ配置したことを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ液圧制御ユニット。 - 前記モータ(3−1)に駆動される前記ポンプ(21−1,21−2)と前記モータ(3−2)に駆動される前記ポンプ(21−3,21−4)をそれぞれモータ軸方向に間隔をあけて同一軸線上に配置し、ポンプ(21−1,21−3)の吐出ポートとポンプ(21−2,21−4)の吐出ポートを前記ポンプ組み付け部(I,II)の上側と下側に相反する向きにして設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ブレーキ液圧制御ユニット。
- 前記モータ(3−1,3−2)としてブラシレスモータを使用したことを特徴とする請
求項1〜3のいずれかに記載の車両用ブレーキ液圧制御ユニット。 - 各ポンプの吐出路に、吐出液の逆流を阻止する逆止弁(28−1〜28−4)を設け、その逆止弁(28−1〜28−4)を前記ハウジング(2a)に設けた穴(7)に組み付け、その穴(7)の奥端側を空室(8)にしてその空室(8)を同一吐出路に設けられた緩衝室(24)に連通させたことを特徴とする請求項4に記載の車両用ブレーキ液圧制御ユニット。
- 穴(7)を緩衝室(24)と平行配置にしたことを特徴とする請求項5に記載の車両用
ブレーキ液圧制御ユニット。
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